NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 19 - 408 - 呪い の 人形
( いの ) ねえ 巻物 は 揃って る し ➡
一直線 に ゴ ー ル しちゃ お うよ 。
( チョウジ ) そう し たい けど ね 。
待ち伏せ を 受ける 可能 性 が 高い と ➡
やっぱり サクラ の 作戦 どおり 迂回 ル ー ト で …。
( チョウジ ) サクラ ? ( いの ) ん ?
( いの ) あっ サクラ !?
( サクラ ) ハァ ハァ ハァ 。
サクラ 。
ハァ ハァ …。
2 つ の … ダム 。
(( 綱 手 : これ から 教える の は ➡
すべて の 器官 組織 を 再生 する 術 。
その 名 も 忍法 創造 再生 。
忍法 創造 再生 ?
これ は 回復 能力 の 術 で は ない 。
初代 火影 が 使って いた の と 同じ ➡
再生 能力 の 術 だ 。
( 綱 手 ) 初代 は 膨大な チャクラ を 持って いた ため ➡
印 を 結ぶ こと なく 発動 して いた 。
そんな 大量の チャクラ 私 に は あり ませ ん 。
そこ で もう 1 つ 教える 術 が ある 。
百 豪 の 術 だ 。
百 豪 の 術 ?
私 に も 初代 ほど の チャクラ は ない 。
そこ で 開発 した の が この 術 だ 。
この 術 を 使えば ➡
大量の チャクラ を ためて おく こと が できる 。
( 綱 手 ) この 2 つ を 併用 する こと に より ➡
体 は 再生 し 続け その 間 死ぬ こと は なく なる 。
( サクラ ) す すごい 。
( 綱 手 ) しかし な ➡
問題 な の は 百 豪 の 術 だ 。
至極 緻密な チャクラコントロ ー ル を 必要 と する うえ ➡
3 年間 一定 の チャクラ を ➡
ため 続け なければ なら ない 。
( サクラ )3 年 も …。
( 綱 手 ) うむ 一定 の チャクラ が 練ら れて いる な 。
その 状態 を 3 年間 維持 する んだ ぞ 。
くっ …。
♪♪~
《 この 状態 で 3 年間 も …》
は ぁ ~!
あぁ …。
( 綱 手 ) サクラ !
ハァ ハァ ハァ …。
百 豪 の 影響 で ふだん 使える ➡
チャクラ の 量 が 極端に 少なく なって いる 。
これ で は 治療 や 戦闘 に 支障 を きたす 。
手術 も 前 に 出て 戦う こと も ➡
許可 する こと は でき ん ぞ 。
百 豪 の 術 と は 別に ➡
チャクラ を ためて おく こと が できる ➡
小さな ダム を もう 1 つ 作る 。
2 つ の ダム の チャクラ を ➡
目的 別 に 使い分ければ ➡
手術 も 前 に 出て 戦う こと も ➡
可能に なる はず ))
あっ !
いの チョウジ ! 敵 ?
( サクラ ) 人形 !?
( サヤ ) ウフフフッ ほんとに いい 子 です わ 。
( サヤ ) 獲物 を 見つけて くれる なんて 。
サクラ 体 の ほう は 大丈夫 ?
うん 休ま せて もらった から 。
( サナ ) お 姉 様 さっさと 殺しちゃ い ましょう よ 。
( マムシ ) そんなに 焦 んな よ 。 サヤ お 嬢 が 怒る ぜ 。
お 姉 様 だって ➡
とっとと 片づけ たい に 決まって る じゃ ない 。
( サナ ) ねぇ お 姉 様 。
ヘヘヘヘッ ! ならば … う お っ 。
サヤ て め え ! ひ いっ 。
サヤ … お 嬢 様 。
私 の お 人形 が 見つけた 獲物 ➡
じっくり 呪って さしあげる こと に し ます わ 。
じゃ じゃあ ど いつ から やる んだ よ !
です か …。 そう ね ➡
ウフフフッ 2 人 と も とって も かわいい のです わ 。
やりがい が あり そう 。 う ~ ん デブ は いら ない 。
デブ ! て め え は 俺 の 獲物 だ !
僕 は … ぽっ ちゃ り 系 だ !
言い 方 変えて も デブ は デブ だ !
グヘヘヘッ !
こいつ … や ばい 。 チョウジ !
じゃあ 私 は 金髪 を 。 あの 子 は 私 の 。
じゃあ おでこ を 。 あれ も 私 の 。
デブ !
( チョウジ ) ぽっ ちゃ り 系 だって ~ の !
部分 倍 化 の 術 !
グヘヘッ 危なかった ぜ 。
チョウジ !
あいつ … 傀儡 使い !
あなた は 呪わ れた 。
もう この 子 から 逃げ られ ない 。
《 相手 が 傀儡 使い なら 術 者 さえ やれば …》
サクラ 私 の 体 を 。
任せて 。
心 転身 の …。
傀儡 も どき の 術 。
いの ?
いの !?
( チョウジ ) うわ ぁ ! チョウジ !
《 私 が やる しか ない … でも 》
いの ! サクラ !
仲間 を 心配 して る 場合 じゃ ねえ ぞ 。
あなた も 大 ピンチ な の よ 。 フフフフッ 。
超 倍 化 の 術 !
食べちゃ う ぞ ~。
いの !
な 何 な の ?
傀儡 も どき の 術 。
術 に かけ られて わかった わ 。
呪い と か いう の は 傀儡 の 術 なんか じゃ ない 。
心 転身 の 術 に 近い もの よ 。
ああ ~! 山中 一族 の 面目 丸つぶれ !
( サナ ) お 姉 様 助かり ました わ !
( マムシ ) サヤ お 嬢 あいつ ら を 叩きのめして くれ !
言わ れる まで も ない 。 容赦 し ませ ん わ 。
この 人形 は 私 の もの 。
さ ぁ お いき !
生意気な お 友達 に お 仕置 き を して お あげ !
( サクラ ) い … いの こっち 来る わ よ 。
( いの ) こう なったら やっぱり 術 者 を …。
いの ?
山中 一族 が 心 転身 で 負ける わけに は いか ない の よ !
心 転身 の 術 !
( いの ) チョウジ ! あら ?
ダメ じゃ ない 私 の お 人形 さん の 中 に ➡
勝手に 入って きちゃ 。
出て って 。
チョウジ は 私 たち の 仲間 よ !
あんた こそ 出て って ! フン …。
(( これ で は 手術 も 前 に 出て 戦う こと も ➡
許可 する こと は でき ん ぞ !))
くっ …。
《 サクラ : まだ だ … まだ チャクラ が …》
《 サクラ : まだ だ … まだ チャクラ が …》
《 あの 頃 の 私 は ただ いつも 2 人 に 守ら れて ➡
その 後ろ姿 を 見て いた だけ 。
でも もう あの 時 と は 違う 。
チャクラ さえ あれば 戦える !》
( 大 蛇 丸 ) 見事な もの ね 。
順調に 仕上がって いる と いう こと かしら 。
( サスケ ) まだ だ 。 イタチ を 倒す に は もっと 力 が いる 。
( カブト ) 大 蛇 丸 様 。
先ほど 例 の 試薬 が 完成 し ました 。
( 大 蛇 丸 ) そう 水 月 に 使う やつ ね ?
実験 担当 は ? ( カブト ) 香 燐 に やら せ ます 。
2 人 は 今 東 アジト だった かしら ?
ええ すぐに 部下 に 運ば せ ます 。
俺 が 運んで やる 。
あら どういう 風 の 吹き 回し ?
フン … ただ の 暇つぶし だ 。
( 香 燐 ) 珍しい こと も ある もん だ な 。 お前 が 来る なんて 。
気 に する な 。
用 が 済んだら すぐ 帰る 。
べ べ 別に 気 に して ないし !
って か クスリ 届く の 遅 すぎ だ ろ 。
( 水 月 ) あ ~ あ キミ が 大 蛇 丸 の パシリ だ なんて がっかり だ よ 。
( 水 月 ) まさか こいつ みたいに ➡
大 蛇 丸 の ペット に なり下がる 気 じゃ ない だろう ね 。
誰 が ペット だ こら !
うち は 実験 の 準備 に かかる 。
サスケ お前 も こんな やつ 相手 に する な 。
( 水 月 ) サスケ マジ で 助けて くん ない ?
こんな 場所 もう うんざり だ 。
それ は お前 の 力 次第 だ 。
( 水 月 ) チェッ 。
おい 。 えっ 。
あ …。
やれやれ どんな えぐ い 実験 が 始まる の やら …。
あ ~。
おい お前 !
バカ ! 何 やって んだ ! ラッキ ー !
( 香 燐 ) 水 月 を 逃がした だ と !?
自分 が 気 が ついた とき に は この ありさま で …。
クソ ! こんな こと が バレ たら ➡
大 蛇 丸 様 に むちゃくちゃ 怒ら れる !
すぐに 追う ぞ ! みんな を 集めて こい !
はっ ! それ で 何とか なる 相手 な の か ?
サスケ お前 まだ いた の か ?
実験 を 見て いく の も 悪く ない か と 思って な 。
それ より どう する ? どう する って …。
ついで だ お前 に 手 を 貸して やる 。
あっ ち だ !
1 時 の 方向 ! 感知 能力 か 。
ああ 知って る 相手 なら 離れて いて も チャクラ を 追 える 。
便利だ な だ が 腑 に 落ち ない 。
それほど の 力 が あれば ➡
大 蛇 丸 から 逃げ られ そうな もの だ が 。
なぜ って …。
(( あぁ ~! 助けて !
この 赤い 髪 うずしお の 生き残り に 間違い な さ そうだ 。
小遣い 稼ぎ に 寄って 正解 だった な 。
離して ! 離して よ !
往生 際 の 悪い ガキ だ ぜ 。
お前 ら 珍しい 力 を 持って る ん だって な 。
そういう 忍 は 地下 で 高く 売れる んだ よ 。
ヘヘヘ …。
( 大 蛇 丸 ) 故郷 を なくした 忍 って いう の は ➡
哀れな もの ね 。 どこ か の 里 に 身 を よせた ところ で ➡
しょせん 異端 者 扱い 。
おまけに 特殊 体質 と も なれば どこ へ 行って も 狙わ れる 。
生きて る 限り ずっと 。
まあ そういう 私 も 狙う 側 な んだ けど フフフ …。
でも ね どうせ なら 自分 で 決め なさい 。
私 の もと に 来れば もう 誰 も あなた に 手 は 出せ ない わ ))
どうせ 従う なら 力 の ある やつ が いい 。
つまり 大 蛇 丸 より 俺 が 強ければ ➡
乗りかえる 気 は ある って こと か 。
( 香 燐 ) チッ ! 川 か やっかいだ な 。
気 を つけろ よ サスケ 。
姿 は ない が やつ は ここ に いる 。
ああ 。
やっぱり 騙し 討ち に は やられ ない か 。
でも キミ まで 追いかけて 来る と は ね 。
サスケ は 大 蛇 丸 様 の もと に いる んだ 。
当然だ ろ 。 キミ は 黙って よ 。
ねえ サスケ どうせ なら ➡
あの 女 じゃ なくて 僕 に つか ない ?
は あ !? 何 言って んだ よ お前 !
キミ と やり合う 理由 は ない んだ しさ 。
無視 す んな !
その 答え なら もう 伝えた はずだ 。
そう いえば 僕 の 力 次第 って 言って た っけ ?
水 分身 !
♪♪~
そい つ に 物理 攻撃 は 効か ない ! 雷 遁 を !
印 なんか 結ば せ ない よっ !
( 香 燐 ) サスケ !
ごめん ね サスケ 君 。
なん ちゃ って 。 へえ ~ いい 刀 だ ね 。
さ ~ て 次 は キミ の 番 だ よ 。
おとなしく 一緒に 戻れ 。
じゃ ない と 後悔 する こと に なる 。
何 それ 。 脅し の つもり ?
♪♪~
なんだ よ 今 の …。
さすが に お前 に も 効いた だ ろ …。
《 この 鎖 は チャクラ の 塊 だって 縛 れる って ➡
大 蛇 丸 様 は 言って た けど …。
まだ 自在に 使う とこ まで は …》
もう いい 。 香 燐 それ を しまえ 。
あれ ? サスケ …。
しまう んだ 。
♪♪~
《 この 2 人 いずれ は 俺 の 仲間 に する 。
それ だけ の 力 を 持って いる 》
( 足音 )
《 い の の 心 転身 が 負けた !?》
《 まだ … チャクラ が !》
皆さん こんばん は 。 前川 清 です 。
今 私 たち は 東京 の 有楽 町 に 来て おり ます 。
夜 に なり ます と この 有楽 町 家路 に 急ぐ 方 ➡
あるいは 一 杯 飲み に 行く 方 いらっしゃい ます よ ね 。
いろんな 思い の 方 が たくさん いらっしゃる んでしょう ね 。
今回 の 「 モクハチ 」 は 有楽 町 に あり ます ➡
東京 国際 フォ ー ラム より 2 時間 スペシャル を お 送り いたし ます 。