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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン19 - 409 - 二人の背中

NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 19 - 409 - 二人 の 背中

( サクラ ) まだ チャクラ が 足りない クッ 。

( チョウジ ) ぬ ぉ ~ ぎ ぃ ~!

( いの ) グッ … 起きろ チョウジ ! チョウジ !

( サヤ ) あなた 何 して くれちゃ う の かしら 。

私 の お 人形 さん は …。

お前 の 人形 なんか じゃ ない !

私 の 仲間 だ !

何 する の よ !

チョウジ の 中 から 出て いけ !

出て いく の は あなた の ほう です わ !

う っ … ま 負け ない 。

山中 一族 が 心 転身 で 負ける わけに は いか ない の よ !

あぁ ~!

ハァ ハァ ハァ …。

( チョウジ ) グ グ グ … フンッ !

いの !

あっ …。 ( サナ ) お 姉 様 !

( マムシ ) お 嬢 !

私 の 術 が …。

私 の 術 が 敗れ …。

敗れて ない … 負けて ない !

負けて ない ! 負けて なんか いない !

( マムシ / サナ ) あぁ ~!

う っ …。 いの ! 勝った の ね !

ハァ ハァ ハァ 。

う っ う ぅ … えっ ?

いの ! サクラ !

( サクラ ) 傀儡 人形 。

( いの ) まさか …。

( マムシ ) ここ だ ! サナ お 嬢 。

( サナ ) マムシ 生きて る ?

あったり め えだ 。 お 姉 様 は ?

お 嬢 ! お 姉 様 ご 無事で ?

( サヤ ) 私 は ね 。 でも ➡

私 の 人形 が 壊さ れて しまった 。

サヤ お 嬢 の 術 が 敗れる と は 。

あ ~? ひ いっ 。

( サヤ ) 私 は 負けて ない 負けて ない 。 負けて ない んだ !

もう 中 忍 試験 なんて どう だって いい 。

復讐 … 復讐 する の よ 。

サヤ お 嬢 でも どう やって ?

あいつ ら を 傀儡 に して 10 年間 便所 掃除 を さ せて やる !

ひ い ~ っ !

さすが です わ お 姉 様 。 なんと え げつ ない こと を 。

ウッフッフ … 木 ノ 葉 の 3 人 の うち ➡

あの 金髪 は 感知 タイプ 。

そい つ を 逆に 利用 して やる わ 。

サナ わかる わ ね ?

ええ お 姉 様 。

ハァ ハァ ハァ 。

ハァ ハァ 。

ハァ ハァ ハァ 。

《 チョウジ も い の も ➡

連戦 で チャクラ を 削って る 。

もう 体力 も 気力 も 限界 。

次に 敵 が 襲って きたら 私 が …》

《 サクラ : あの 頃 の 私 は ➡

サスケ 君 や ナルト に 守ら れて ばかり いた 。

今 の 私 なら ➡

2 人 を 守れる はず 。

あの 時 の サスケ 君 や ➡

ナルト みたいに !》

( 自 来 也 ) さて 今日 は ➡

今 まで の 修業 から 更に ステップアップ さ せる 。

( 自 来 也 ) 少し 実験 的な 試みに なる 。

わし に も 何 が 起こる か わから ん 。

覚悟 は できて おる な ?

( ナルト ) お おう !

とにかく やって みる って ば よ !

うむ 出て 来い ゲロ 寅 !

( ゲロ 寅 ) 嫌な 感じ じゃ のう 。

お前 が わし を 呼ぶ って こと は …。

さよう ほん の 少し だけ ➡

九 尾 の 封印 を 開ける んだ の う 。 えっ ?

( ゲロ 寅 ) 言って おく が わし は 反対じゃ 。

九 尾 は 人間 ごとき に どうこう できる もの で は ない 。

だからこそ 時間 を かけて 見極めて きた 。

《 自 来 也 : 今 まで の 修業 で 尾 が 2 本 に なる まで なら ➡

ナルト が 自我 を 保てる こと は わかって いる 。

それ が どこ まで 可能 か ➡

知って おく 必要 が ある んで のう 》

大丈夫な の か ? 小僧 。

封印 を 開ける と いう こと は ➡

九 尾 の 影響 を もろ に 受ける と いう こと だ 。

のみ込ま れて 暴走 し ない と ➡

本当に 言い切れる の か ?

それ は …。

( 自 来 也 ) クハッハッハッ …。

なあ に いざというとき は ➡

この 伝説 の 三 忍 自 来 也様 が ➡

体 を 張って 止める だけ よ !

エロ 仙人 …。

それ に わし は ナルト が この 術 を ➡

会得 する と 信じて おる 。

九 尾 を ナルト の 中 に 封印 した ➡

四 代 目 火影 と 同じ ように な 。

おう !

じゃあ いく ぞ 。 ああ 。

そりゃ あ !

う っ 。

( ゲロ 寅 ) あっという間 に 2 本 。

お いっ ! 3 本 目 が 出た ぞ !

そこ だ ナルト !

そこ で チャクラ を 抑えろ 。

くっ … う ぅ !

くっ …。

己 を 抑える んじゃ !

わかって る って ば よ ! くっ 。

《 でも なんだ ?

この イライラ する 感じ …。

憎くて 憎くて ➡

腹 ん 中 が 真っ黒に なって い くみて えだ !》

( 九 喇嘛 ) お前 に 協力 して やろう 。

ん ?

お お前 は …。

( 九 喇嘛 ) 遠慮 する こと は ない 。

力 が 欲しい んだろう ?

やめろ ! うわ っ 。

しかし 哀れ を 通り越して 滑稽だ な 。

お前 が 必死に 取り戻そう と して いる 男 は ➡

自ら 里 を 捨てた 。

とっくに お前 の こと など 忘れて マシ な 相手 と 組んで る だろう に 。

うる せ え ! 引っ込んで ろ !

ゴホッ …。 ( 九 喇嘛 ) バカ が !

引っ込む の は お前 の ほう だ 。

やはり 無謀だった んじゃ !

しかたない のう 。

ゲロ 寅 お前 は 下 が っと れ !

ナルト は わし が 止める !

おお ~ っ !!

ここ は ?

( 自 来 也 ) 起きた か ?

エロ 仙人 ?

う っ … く … これ って 。

決まって おろう 。 暴走 した お前 を 抑えて この ザマ よ 。

肋 やら 何やら や っち まった らしい 。

う っ …。

俺 の せい で 。

お前 の せい で は ない 。 今回 は わし の 判断 ミス だ 。

少し 甘く 見 すぎて いた のう 。

エロ 仙人 俺 …。

詫びる こと は ない 。 修業 に 失敗 は つきもの じゃ 。

でも !

俺 あいつ の 挑発 に 乗 っち まって 。

それ で ? ゲロ 寅 の 言う とおり ➡

やはり 無理だ と 諦める か ?

3 本 目 まで は なんとか 自分 の 意識 を 保てた んだ 。

すげ え 力 が 湧いて きて …。

この 術 が 必要 だって はっきり わかった 。

今 は 無理で も 絶対 に 諦め ねえ 。

俺 を 信じて くれた エロ 仙人 と 四 代 目 の 気持 は 裏切れ ねえ !

フン …。

もともと 一筋縄 で いか ん こと は わかって おった 。

もう 一 度 方法 を 考える ➡

必要 が ある のう 。 う っ …。

《 ナルト は 必ず どこ か で 頑張って 修業 を して る 。

私 も ➡

こんな ところ で 弱音 を 吐く わけに は いか ない !》

砂 嵐 の 術 !

じゃあ お 姉 様 あと は よろしく 。

頼む ぜ サヤ お 嬢 。

呪い の 砂 人形 の 術 !

なん だって いきなり 僕たち の 周り だけ 砂 嵐 が ?

不自然 よ ! 攻撃 を 受けて る と とらえる べきじゃ ない ?

あい つらね ? まだ 懲りて ない なんて !

視界 を 塞いで 襲って くる つもり よ 。

( チョウジ ) やつ ら の ほう が 地 の 利 が ある から ね 。

大丈夫 ! 2 人 に も ➡

私 の とらえた イメ ー ジ を 送る から !

う っ …。 いの !

大丈夫 ? さっき から ずっと 感知 能力 全開 じゃ ない !

この くらい まだ 平気 よ !

呪い の 砂 人形 の 術 まだまだ 増える わ よ 。

あの 感知 タイプ の 金髪 女 私 の 操り の 術 を 抑え 込む のに ➡

相当 の チャクラ を 使って 疲れ切って いる 。

その うえ で の 呪い 人形 …。

( サヤ ) この 数 を 感知 する の は 相当な 負担 の はず 。

ハァ ハァ ハァ …。

う ぅっ ! ( サヤ ) クックック … マムシ 。

て や ~ っ ! サナ お 願い ね 。

はい お 姉 様 。

砂 衣 の 術 !

くっ …。 いの ! これ 以上 無理 し ないで !

でも …。 3 人 で それぞれ の 方向 を ➡

警戒 すれば 何とか なる よ 。 わかった わ 。

心 伝 身 で 3 人 の 視界 を ひと つ に つなぐ 。

それ なら 負担 も 軽く なる から 。

う っ ! ん ?

いける ! い の こい つら 結構 もろい よ !

そう ね これ なら !

だ ぁ ~!

いくら でも 来い ! 全部 蹴散らして やる !

えっ !?

う っ うわ ぁ ~! チョウジ !

( いの ) サクラ ! う ぅっ !

いの ! う ぉ ~!

( マムシ ) まあ いい すぐに 毒 が まわる 。

お前たち は すぐに 動け なく なる ハッハッハ …。

チョウジ ! いの !

この くらい 何て こと は ない わ 。

うん 毒 が 全身 に まわる 前 に あいつ ら 全部 叩き 潰す !

《 サクラ : また 私 は 守ら れて る …》

《 これ じゃ いけない 。

私 は 変わった んだ から !》

《 早く チャクラ を … あの とき の ように !》

(( 早く 治療 し なければ この 人 は 死んで しまい ます !

( サクラ ) 急いで 綱 手 様 を 呼び に 行か なくて は 。

う ぅ ~!

とにかく 集中 治療 室 へ 。 はい 。

あ …。

( 綱 手 ) 手術 も 前 に 出て 戦う こと も 許可 する こと は でき ん ぞ !

でも 綱 手 様 を 待って いたら 患者 が 死ぬ 。

私 が やる しか ない ))

これ は …。

心 伝 身 の 術 で サクラ の 心 が 入って きて いる !?

(( う ぅ ~!

《 私 しか い ない んだ … 私 が !

今 こそ チャクラ の コントロ ー ル を 。

ダメ だ ! チャクラ が 足りない !

サスケ 君 … ナルト !

私 こんな とき まで 2 人 に 頼って …》

うわ ぁ ~! う ぅ …。

《 でき ない なんて 言え ない 。

私 が でき なければ この 人 が 死ぬ !

もっと チャクラ を !

もっと !

私 が … 私 の 力 で 私 の 意志 で …》

《 少し だ けど チャクラ が 回復 した 。

やれる ! 必ず この 人 を 助ける !》

( 綱 手 ) 中 忍 試験 に 出る だ と ?

本気 か ? お 願い し ます 。

許可 は でき ん と 言った はずだ 。

百 豪 の チャクラ を 溜 め る ダム と 日常 に 使う チャクラ を 溜 め る ダム …。

2 つ の チャクラ を コントロ ー ル する こと で 手術 に も 成功 し ました 。

どこ まで できる か 試験 に 参加 する こと で ➡

自分 を 追い込んで み たい んです 。

私 は まだまだ 未熟です 。 でも こんな 私 を ➡

いの と チョウジ が 誘って くれ ました 。

一緒に 中 忍 試験 に 出よう って 。

私 を 信頼 して くれた 2 人 に も 応え たい んです !

お 願い し ます !

( 綱 手 ) 持っていけ 。

ありがとう ございます ! ただし ➡

中 忍 試験 で 起こる こと は すべて 自己 責任 だ 。

( 綱 手 ) いい な ? はい !))

そう か …。

サクラ は そんな 事情 を おして 僕たち の ため に …。

知ら なかった …。

私 が 無理に 誘った ばっかりに …。

違う の ! これ は 誰 の ため で も ない !

私 自身 ! 私 の ため な の …。

《 いつも ナルト や サスケ 君 の 背中 ばかり 追って きた ➡

私 自身 に 対する 挑戦 !

いの … チョウジ …。

私 を 信じて くれて ありがとう 。

私 を 誘って くれて 本当に … 本当に …。

ありがとう 》

デブ と 金髪 は もう 動け ませ ん わ お 姉 様 。

おでこ も すぐに …。

おでこ の チャクラ が 急激に 上がって ます わ !

《 チャクラ が 溜まった !!

チョウジ とい の は 私 が 絶対 に 守る ! 一気に …》

終わら せる !

しゃ ~ んな ろ ~!!

(3 人 ) うわ ~!!

私 は 負けて ない ! 負けて ない !

負けて ない んだ ~! ( サナ ) お 姉 様 !!

負けて る ! これ 絶対 負けて る って !

( サヤ ) マムシ ! お前 100 年 便所 掃除 !! い ~ や ~!!

ん …。 大丈夫 ? 毒 は 抜いた から ➡

じき 痺れ も とれる わ 。 あ … ありがとう 。

う うん 。 私 2 人 に 謝ら ない と 。

え ? 心 伝 身 で 見た でしょ ?

2 人 を 私 の 挑戦 に つきあわせて しまった …。

まったく よ ね !

な ~ ん て ね 。

やっぱり あんた を 誘って よかった わ 。 いの …。

うん ! 誘って よかった よ 。

この 3 人 なら どんな やつ ら に だって ➡

勝てる 気 が する よ 。

2 人 と も …。

あ … えっ と …。

プッハハハハ ! アハハハハ !

( サクラ ) もう 何 よ ぉ 2 人 と も !

さあ 中央 塔 へ 向かう よ !

二 次 試験 突破 まで あと 少し !!

♪♪~

チョウジ … いの … ほんとに ありがとう 。

オ ー プニング は 美 空 ひばり さん の 名曲 から スタ ー ト し ましょう 。

皆さん も ご 一緒に 歌って ください 。

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NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 19 - 409 - 二人 の 背中 ||しっぷう|つたい|しーずん|ふた り||せなか Naruto Shippuden - Season 19 - 409 - Two Backs

( サクラ ) まだ チャクラ が 足りない クッ 。 ||||たりない|

( チョウジ ) ぬ ぉ ~ ぎ ぃ ~!

( いの ) グッ … 起きろ チョウジ ! チョウジ ! ||おきろ||

( サヤ ) あなた 何 して くれちゃ う の かしら 。 ||なん|||||

私 の お 人形 さん は …。 わたくし|||にんぎょう||

お前 の 人形 なんか じゃ ない ! おまえ||にんぎょう|||

私 の 仲間 だ ! わたくし||なかま|

何 する の よ ! なん|||

チョウジ の 中 から 出て いけ ! ||なか||でて|

出て いく の は あなた の ほう です わ ! でて||||||||

う っ … ま 負け ない 。 |||まけ|

山中 一族 が 心 転身 で 負ける わけに は いか ない の よ ! さんちゅう|いちぞく||こころ|てんしん||まける||||||

あぁ ~!

ハァ ハァ ハァ …。

( チョウジ ) グ グ グ … フンッ !

いの !

あっ …。 ( サナ ) お 姉 様 ! |||あね|さま

( マムシ ) お 嬢 ! ||じょう

私 の 術 が …。 わたくし||じゅつ|

私 の 術 が 敗れ …。 わたくし||じゅつ||やぶれ

敗れて ない … 負けて ない ! やぶれて||まけて|

負けて ない ! 負けて なんか いない ! まけて||まけて||

( マムシ / サナ ) あぁ ~!

う っ …。 いの ! 勝った の ね ! |||かった||

ハァ ハァ ハァ 。

う っ う ぅ … えっ ?

いの ! サクラ !

( サクラ ) 傀儡 人形 。 |かいらい|にんぎょう

( いの ) まさか …。

( マムシ ) ここ だ ! サナ お 嬢 。 |||||じょう

( サナ ) マムシ 生きて る ? ||いきて|

あったり め えだ 。 お 姉 様 は ? ||||あね|さま|

お 嬢 ! お 姉 様 ご 無事で ? |じょう||あね|さま||ぶじで

( サヤ ) 私 は ね 。 でも ➡ |わたくし|||

私 の 人形 が 壊さ れて しまった 。 わたくし||にんぎょう||こわさ||

サヤ お 嬢 の 術 が 敗れる と は 。 ||じょう||じゅつ||やぶれる||

あ ~? ひ いっ 。

( サヤ ) 私 は 負けて ない 負けて ない 。 負けて ない んだ ! |わたくし||まけて||まけて||まけて||

もう 中 忍 試験 なんて どう だって いい 。 |なか|おし|しけん||||

復讐 … 復讐 する の よ 。 ふくしゅう|ふくしゅう|||

サヤ お 嬢 でも どう やって ? ||じょう|||

あいつ ら を 傀儡 に して 10 年間 便所 掃除 を さ せて やる ! |||かいらい|||ねんかん|べんじょ|そうじ||||

ひ い ~ っ !

さすが です わ お 姉 様 。 なんと え げつ ない こと を 。 ||||あね|さま||||||

ウッフッフ … 木 ノ 葉 の 3 人 の うち ➡ |き||は||じん||

あの 金髪 は 感知 タイプ 。 |きんぱつ||かんち|

そい つ を 逆に 利用 して やる わ 。 |||ぎゃくに|りよう|||

サナ わかる わ ね ?

ええ お 姉 様 。 ||あね|さま

ハァ ハァ ハァ 。

ハァ ハァ 。

ハァ ハァ ハァ 。

《 チョウジ も い の も ➡

連戦 で チャクラ を 削って る 。 れんせん||||けずって|

もう 体力 も 気力 も 限界 。 |たいりょく||きりょく||げんかい

次に 敵 が 襲って きたら 私 が …》 つぎに|てき||おそって||わたくし|

《 サクラ : あの 頃 の 私 は ➡ ||ころ||わたくし|

サスケ 君 や ナルト に 守ら れて ばかり いた 。 |きみ||||まもら|||

今 の 私 なら ➡ いま||わたくし|

2 人 を 守れる はず 。 じん||まもれる|

あの 時 の サスケ 君 や ➡ |じ|||きみ|

ナルト みたいに !》

( 自 来 也 ) さて 今日 は ➡ じ|らい|や||きょう|

今 まで の 修業 から 更に ステップアップ さ せる 。 いま|||しゅぎょう||さらに|||

( 自 来 也 ) 少し 実験 的な 試みに なる 。 じ|らい|や|すこし|じっけん|てきな|こころみに|

わし に も 何 が 起こる か わから ん 。 |||なん||おこる|||

覚悟 は できて おる な ? かくご||||

( ナルト ) お おう !

とにかく やって みる って ば よ !

うむ 出て 来い ゲロ 寅 ! |でて|こい||とら

( ゲロ 寅 ) 嫌な 感じ じゃ のう 。 |とら|いやな|かんじ||

お前 が わし を 呼ぶ って こと は …。 おまえ||||よぶ|||

さよう ほん の 少し だけ ➡ |||すこし|

九 尾 の 封印 を 開ける んだ の う 。 えっ ? ここの|お||ふういん||あける||||

( ゲロ 寅 ) 言って おく が わし は 反対じゃ 。 |とら|いって|||||はんたいじゃ

九 尾 は 人間 ごとき に どうこう できる もの で は ない 。 ここの|お||にんげん||||||||

だからこそ 時間 を かけて 見極めて きた 。 |じかん|||みきわめて|

《 自 来 也 : 今 まで の 修業 で 尾 が 2 本 に なる まで なら ➡ じ|らい|や|いま|||しゅぎょう||お||ほん||||

ナルト が 自我 を 保てる こと は わかって いる 。 ||じが||たもてる||||

それ が どこ まで 可能 か ➡ ||||かのう|

知って おく 必要 が ある んで のう 》 しって||ひつよう||||

大丈夫な の か ? 小僧 。 だいじょうぶな|||こぞう

封印 を 開ける と いう こと は ➡ ふういん||あける||||

九 尾 の 影響 を もろ に 受ける と いう こと だ 。 ここの|お||えいきょう||||うける||||

のみ込ま れて 暴走 し ない と ➡ のみこま||ぼうそう|||

本当に 言い切れる の か ? ほんとうに|いいきれる||

それ は …。

( 自 来 也 ) クハッハッハッ …。 じ|らい|や|

なあ に いざというとき は ➡

この 伝説 の 三 忍 自 来 也様 が ➡ |でんせつ||みっ|おし|じ|らい|やさま|

体 を 張って 止める だけ よ ! からだ||はって|とどめる||

エロ 仙人 …。 |せんにん

それ に わし は ナルト が この 術 を ➡ |||||||じゅつ|

会得 する と 信じて おる 。 えとく|||しんじて|

九 尾 を ナルト の 中 に 封印 した ➡ ここの|お||||なか||ふういん|

四 代 目 火影 と 同じ ように な 。 よっ|だい|め|ほかげ||おなじ|よう に|

おう !

じゃあ いく ぞ 。 ああ 。

そりゃ あ !

う っ 。

( ゲロ 寅 ) あっという間 に 2 本 。 |とら|あっというま||ほん

お いっ ! 3 本 目 が 出た ぞ ! ||ほん|め||でた|

そこ だ ナルト !

そこ で チャクラ を 抑えろ 。 ||||おさえろ

くっ … う ぅ !

くっ …。

己 を 抑える んじゃ ! おのれ||おさえる|

わかって る って ば よ ! くっ 。

《 でも なんだ ?

この イライラ する 感じ …。 |||かんじ

憎くて 憎くて ➡ にくくて|にくくて

腹 ん 中 が 真っ黒に なって い くみて えだ !》 はら||なか||まっくろに||||

( 九 喇嘛 ) お前 に 協力 して やろう 。 ここの|らつま|おまえ||きょうりょく||

ん ?

お お前 は …。 |おまえ|

( 九 喇嘛 ) 遠慮 する こと は ない 。 ここの|らつま|えんりょ||||

力 が 欲しい んだろう ? ちから||ほしい|

やめろ ! うわ っ 。

しかし 哀れ を 通り越して 滑稽だ な 。 |あわれ||とおりこして|こっけいだ|

お前 が 必死に 取り戻そう と して いる 男 は ➡ おまえ||ひっしに|とりもどそう||||おとこ|

自ら 里 を 捨てた 。 おのずから|さと||すてた

とっくに お前 の こと など 忘れて マシ な 相手 と 組んで る だろう に 。 |おまえ||||わすれて|||あいて||くんで|||

うる せ え ! 引っ込んで ろ ! |||ひっこんで|

ゴホッ …。 ( 九 喇嘛 ) バカ が ! |ここの|らつま||

引っ込む の は お前 の ほう だ 。 ひっこむ|||おまえ|||

やはり 無謀だった んじゃ ! |むぼうだった|

しかたない のう 。

ゲロ 寅 お前 は 下 が っと れ ! |とら|おまえ||した|||

ナルト は わし が 止める ! ||||とどめる

おお ~ っ !!

ここ は ?

( 自 来 也 ) 起きた か ? じ|らい|や|おきた|

エロ 仙人 ? |せんにん

う っ … く … これ って 。

決まって おろう 。 暴走 した お前 を 抑えて この ザマ よ 。 きまって||ぼうそう||おまえ||おさえて|||

肋 やら 何やら や っち まった らしい 。 ろく||なにやら||||

う っ …。

俺 の せい で 。 おれ|||

お前 の せい で は ない 。 今回 は わし の 判断 ミス だ 。 おまえ||||||こんかい||||はんだん||

少し 甘く 見 すぎて いた のう 。 すこし|あまく|み|||

エロ 仙人 俺 …。 |せんにん|おれ

詫びる こと は ない 。 修業 に 失敗 は つきもの じゃ 。 わびる||||しゅぎょう||しっぱい|||

でも !

俺 あいつ の 挑発 に 乗 っち まって 。 おれ|||ちょうはつ||じょう||

それ で ? ゲロ 寅 の 言う とおり ➡ |||とら||いう|

やはり 無理だ と 諦める か ? |むりだ||あきらめる|

3 本 目 まで は なんとか 自分 の 意識 を 保てた んだ 。 ほん|め||||じぶん||いしき||たもてた|

すげ え 力 が 湧いて きて …。 ||ちから||わいて|

この 術 が 必要 だって はっきり わかった 。 |じゅつ||ひつよう|||

今 は 無理で も 絶対 に 諦め ねえ 。 いま||むりで||ぜったい||あきらめ|

俺 を 信じて くれた エロ 仙人 と 四 代 目 の 気持 は 裏切れ ねえ ! おれ||しんじて|||せんにん||よっ|だい|め||きもち||うらぎれ|

フン …。

もともと 一筋縄 で いか ん こと は わかって おった 。 |ひとすじなわ|||||||

もう 一 度 方法 を 考える ➡ |ひと|たび|ほうほう||かんがえる

必要 が ある のう 。 う っ …。 ひつよう|||||

《 ナルト は 必ず どこ か で 頑張って 修業 を して る 。 ||かならず||||がんばって|しゅぎょう|||

私 も ➡ わたくし|

こんな ところ で 弱音 を 吐く わけに は いか ない !》 |||よわね||はく||||

砂 嵐 の 術 ! すな|あらし||じゅつ

じゃあ お 姉 様 あと は よろしく 。 ||あね|さま|||

頼む ぜ サヤ お 嬢 。 たのむ||||じょう

呪い の 砂 人形 の 術 ! まじない||すな|にんぎょう||じゅつ

なん だって いきなり 僕たち の 周り だけ 砂 嵐 が ? |||ぼくたち||まわり||すな|あらし|

不自然 よ ! 攻撃 を 受けて る と とらえる べきじゃ ない ? ふしぜん||こうげき||うけて|||||

あい つらね ? まだ 懲りて ない なんて ! |||こりて||

視界 を 塞いで 襲って くる つもり よ 。 しかい||ふさいで|おそって|||

( チョウジ ) やつ ら の ほう が 地 の 利 が ある から ね 。 ||||||ち||り||||

大丈夫 ! 2 人 に も ➡ だいじょうぶ|じん||

私 の とらえた イメ ー ジ を 送る から ! わたくし|||||||おくる|

う っ …。 いの !

大丈夫 ? さっき から ずっと 感知 能力 全開 じゃ ない ! だいじょうぶ||||かんち|のうりょく|ぜんかい||

この くらい まだ 平気 よ ! |||へいき|

呪い の 砂 人形 の 術 まだまだ 増える わ よ 。 まじない||すな|にんぎょう||じゅつ||ふえる||

あの 感知 タイプ の 金髪 女 私 の 操り の 術 を 抑え 込む のに ➡ |かんち|||きんぱつ|おんな|わたくし||あやつり||じゅつ||おさえ|こむ|

相当 の チャクラ を 使って 疲れ切って いる 。 そうとう||||つかって|つかれきって|

その うえ で の 呪い 人形 …。 ||||まじない|にんぎょう

( サヤ ) この 数 を 感知 する の は 相当な 負担 の はず 。 ||すう||かんち||||そうとうな|ふたん||

ハァ ハァ ハァ …。

う ぅっ ! ( サヤ ) クックック … マムシ 。

て や ~ っ ! サナ お 願い ね 。 |||||ねがい|

はい お 姉 様 。 ||あね|さま

砂 衣 の 術 ! すな|ころも||じゅつ

くっ …。 いの ! これ 以上 無理 し ないで ! |||いじょう|むり||

でも …。 3 人 で それぞれ の 方向 を ➡ |じん||||ほうこう|

警戒 すれば 何とか なる よ 。 わかった わ 。 けいかい||なんとか||||

心 伝 身 で 3 人 の 視界 を ひと つ に つなぐ 。 こころ|つたい|み||じん||しかい|||||

それ なら 負担 も 軽く なる から 。 ||ふたん||かるく||

う っ ! ん ?

いける ! い の こい つら 結構 もろい よ ! |||||けっこう||

そう ね これ なら !

だ ぁ ~!

いくら でも 来い ! 全部 蹴散らして やる ! ||こい|ぜんぶ|けちらして|

えっ !?

う っ うわ ぁ ~! チョウジ !

( いの ) サクラ ! う ぅっ !

いの ! う ぉ ~!

( マムシ ) まあ いい すぐに 毒 が まわる 。 ||||どく||

お前たち は すぐに 動け なく なる ハッハッハ …。 おまえたち|||うごけ|||

チョウジ ! いの !

この くらい 何て こと は ない わ 。 ||なんて||||

うん 毒 が 全身 に まわる 前 に あいつ ら 全部 叩き 潰す ! |どく||ぜんしん|||ぜん||||ぜんぶ|たたき|つぶす

《 サクラ : また 私 は 守ら れて る …》 ||わたくし||まもら||

《 これ じゃ いけない 。

私 は 変わった んだ から !》 わたくし||かわった||

《 早く チャクラ を … あの とき の ように !》 はやく||||||よう に

(( 早く 治療 し なければ この 人 は 死んで しまい ます ! はやく|ちりょう||||じん||しんで||

( サクラ ) 急いで 綱 手 様 を 呼び に 行か なくて は 。 |いそいで|つな|て|さま||よび||いか||

う ぅ ~!

とにかく 集中 治療 室 へ 。 はい 。 |しゅうちゅう|ちりょう|しつ||

あ …。

( 綱 手 ) 手術 も 前 に 出て 戦う こと も 許可 する こと は でき ん ぞ ! つな|て|しゅじゅつ||ぜん||でて|たたかう|||きょか||||||

でも 綱 手 様 を 待って いたら 患者 が 死ぬ 。 |つな|て|さま||まって||かんじゃ||しぬ

私 が やる しか ない )) わたくし||||

これ は …。

心 伝 身 の 術 で サクラ の 心 が 入って きて いる !? こころ|つたい|み||じゅつ||||こころ||はいって||

(( う ぅ ~!

《 私 しか い ない んだ … 私 が ! わたくし|||||わたくし|

今 こそ チャクラ の コントロ ー ル を 。 いま|||||||

ダメ だ ! チャクラ が 足りない ! ||||たりない

サスケ 君 … ナルト ! |きみ|

私 こんな とき まで 2 人 に 頼って …》 わたくし||||じん||たよって

うわ ぁ ~! う ぅ …。

《 でき ない なんて 言え ない 。 |||いえ|

私 が でき なければ この 人 が 死ぬ ! わたくし|||||じん||しぬ

もっと チャクラ を !

もっと !

私 が … 私 の 力 で 私 の 意志 で …》 わたくし||わたくし||ちから||わたくし||いし|

《 少し だ けど チャクラ が 回復 した 。 すこし|||||かいふく|

やれる ! 必ず この 人 を 助ける !》 |かならず||じん||たすける

( 綱 手 ) 中 忍 試験 に 出る だ と ? つな|て|なか|おし|しけん||でる||

本気 か ? お 願い し ます 。 ほんき|||ねがい||

許可 は でき ん と 言った はずだ 。 きょか|||||いった|

百 豪 の チャクラ を 溜 め る ダム と 日常 に 使う チャクラ を 溜 め る ダム …。 ひゃく|たけし||||たま|||||にちじょう||つかう|||たま|||

2 つ の チャクラ を コントロ ー ル する こと で 手術 に も 成功 し ました 。 ||||||||||しゅじゅつ|||せいこう||

どこ まで できる か 試験 に 参加 する こと で ➡ ||||しけん||さんか|||

自分 を 追い込んで み たい んです 。 じぶん||おいこんで|||ん です

私 は まだまだ 未熟です 。 でも こんな 私 を ➡ わたくし|||みじゅく です|||わたくし|

いの と チョウジ が 誘って くれ ました 。 ||||さそって||

一緒に 中 忍 試験 に 出よう って 。 いっしょに|なか|おし|しけん||でよう|

私 を 信頼 して くれた 2 人 に も 応え たい んです ! わたくし||しんらい|||じん|||こたえ||ん です

お 願い し ます ! |ねがい||

( 綱 手 ) 持っていけ 。 つな|て|もっていけ

ありがとう ございます ! ただし ➡

中 忍 試験 で 起こる こと は すべて 自己 責任 だ 。 なか|おし|しけん||おこる||||じこ|せきにん|

( 綱 手 ) いい な ? はい !)) つな|て|||

そう か …。

サクラ は そんな 事情 を おして 僕たち の ため に …。 |||じじょう|||ぼくたち|||

知ら なかった …。 しら|

私 が 無理に 誘った ばっかりに …。 わたくし||むりに|さそった|

違う の ! これ は 誰 の ため で も ない ! ちがう||||だれ|||||

私 自身 ! 私 の ため な の …。 わたくし|じしん|わたくし||||

《 いつも ナルト や サスケ 君 の 背中 ばかり 追って きた ➡ ||||きみ||せなか||おって|

私 自身 に 対する 挑戦 ! わたくし|じしん||たいする|ちょうせん

いの … チョウジ …。

私 を 信じて くれて ありがとう 。 わたくし||しんじて||

私 を 誘って くれて 本当に … 本当に …。 わたくし||さそって||ほんとうに|ほんとうに

ありがとう 》

デブ と 金髪 は もう 動け ませ ん わ お 姉 様 。 ||きんぱつ|||うごけ|||||あね|さま

おでこ も すぐに …。

おでこ の チャクラ が 急激に 上がって ます わ ! ||||きゅうげきに|あがって||

《 チャクラ が 溜まった !! ||たまった

チョウジ とい の は 私 が 絶対 に 守る ! 一気に …》 ||||わたくし||ぜったい||まもる|いっきに

終わら せる ! おわら|

しゃ ~ んな ろ ~!!

(3 人 ) うわ ~!! じん|

私 は 負けて ない ! 負けて ない ! わたくし||まけて||まけて|

負けて ない んだ ~! ( サナ ) お 姉 様 !! まけて|||||あね|さま

負けて る ! これ 絶対 負けて る って ! まけて|||ぜったい|まけて||

( サヤ ) マムシ ! お前 100 年 便所 掃除 !! い ~ や ~!! ||おまえ|とし|べんじょ|そうじ||

ん …。 大丈夫 ? 毒 は 抜いた から ➡ |だいじょうぶ|どく||ぬいた|

じき 痺れ も とれる わ 。 あ … ありがとう 。 |しびれ|||||

う うん 。 私 2 人 に 謝ら ない と 。 ||わたくし|じん||あやまら||

え ? 心 伝 身 で 見た でしょ ? |こころ|つたい|み||みた|

2 人 を 私 の 挑戦 に つきあわせて しまった …。 じん||わたくし||ちょうせん|||

まったく よ ね !

な ~ ん て ね 。

やっぱり あんた を 誘って よかった わ 。 いの …。 |||さそって|||

うん ! 誘って よかった よ 。 |さそって||

この 3 人 なら どんな やつ ら に だって ➡ |じん||||||

勝てる 気 が する よ 。 かてる|き|||

2 人 と も …。 じん||

あ … えっ と …。

プッハハハハ ! アハハハハ !

( サクラ ) もう 何 よ ぉ 2 人 と も ! ||なん|||じん||

さあ 中央 塔 へ 向かう よ ! |ちゅうおう|とう||むかう|

二 次 試験 突破 まで あと 少し !! ふた|つぎ|しけん|とっぱ|||すこし

♪♪~

チョウジ … いの … ほんとに ありがとう 。

オ ー プニング は 美 空 ひばり さん の 名曲 から スタ ー ト し ましょう 。 ||||び|から||||めいきょく||||||

皆さん も ご 一緒に 歌って ください 。 みなさん|||いっしょに|うたって|