NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 20 - 415 - 二 つ の 万華鏡
( マダラ ) ゼツ … いつまで オビト に へばりついて いる ?
( ゼツ ) すみません です が コイツ ら から 九 尾 の 半身 も 奪って おき ました 。
( マダラ ) よし ! 左 目 と あわせて 持ってこい 。
《 ミナト : 仙人 の 力 を 感じる これ は オビト の とき より も 更に …》
( 我 愛 羅 ) やはり 四 代 目 の 九 尾 は あの 黒い ヤツ の 中 か …。
( カカシ ) マダラ どう やって 六 道 の 力 を ?
♪♪~
マダラ 様 が いる かぎり コイツ から 離れて も →
お前 ら は 俺 に なんにも でき は し ない 。
う っ !?
いく ぞ カカシ !
う っ ! う ぅ …。
( オビト ) ハァ ハァ ハァ …。
キサマ まだ …。
まだ だ … アンタ に 話 が ある 。 マダラ 。
ナルト に は ヤツ の 中 の 九 尾 が 必要だ 。
失敗 は でき ない 。
ここ ぞ と いう とき で なければ ダメ だ 。
アンタ に とって 俺 は なんだ ?
( マダラ ) フフフ …。
冗談 は よせ 。
今更 くだらない こと を 聞く な 。
お前 は 俺 に とって 他 で も ない →
マダラ だ 。
《 マダラ : さあ 動け 俺 が 復活 する まで の 間 →
お前 が うち は マダラ だ 》
この 世界 を 否定 する 存在 が マダラ だ 。
その 思想 を 胸 に 行動 し →
無限 月 読 の 計画 を 狙う 者 は →
すべて マダラ で しか ない 。
それ は …。
それ は 俺 の 道 で も あった 。
俺 が 眠り に つき 帰る まで の 間 →
お前 に すべて を 任せ →
俺 の 先 を 歩か せて やった のだ 。
それ は 俺 が 示して やった 道 だ 。
お前 は 目的 達成 の ため に →
マダラ と して 天寿 を 全うする はずだった 。
この 世界 を 救った 救世 主として な 。
六 道 仙人 が 示した この 世界 は →
失敗 した 。
いい か 。
六 道 の 広めた チャクラ と は →
本来 繋ぐ 力 の こと だ 。
人 と 人 の 精神 エネルギ ー を 繋ぎ →
言葉 なく と も 互い の 心 を 理解 し 合い →
人々 の 安定 を 願う もの 。
その 力 を 忍 宗 と して 説き →
人々 に 伝え 導こう と した の が 六 道 仙人 だ 。
だが 人々 は いつしか 互い の 心 を 繋げる ため で は なく →
己 の 中 の 精神 エネルギ ー と →
身体 エネルギ ー を 繋ぐ ため に チャクラ を 使った 。
己 の チャクラ を 大きく 練り上げ 増幅 する 方法 で 。
武力 と なる 忍術 へ と チャクラ を 変換 する ため に な 。
皮肉に も 六 道 の 母 カグヤ が →
武力 と して チャクラ を 使用 した 道 に 戻った わけだ 。
( サクラ ) いったい 何の 話 を して る の ? コイツ 。
我 愛 羅 。 わかって いる 。
六 道 仙人 の 行い は 人 の 矛盾 を 助長 した に すぎ ん 。
そして たとえ 心 と 心 を 繋げた ところ で →
わかり 合え ない の が わかる だけ だった のだ 。
どちら に しろ チャクラ は 争い を 生み →
まやかし の 希望 を 生む だけ だった 。
俺 も お前たち も 平和 を 追い求める の と 同時に →
争い を 求めて きた 現実 が ある 。
この 現実 は チャクラ と いう 力 に よって →
無限の 苦し み を 強い られて いる 。
力 が ある から 争い を 望み →
力 が ない から すべて を 失う 。
俺 は それ を 乗り越えた 新たな 世界 を つくる 。
無限 月 読 に より →
いまわしき チャクラ なき 夢 の 世界 を つくる のだ 。
最後に して 最強の チャクラ を 持つ この 俺 が 導く 。
そして お前 は 俺 そのもの だ 。 オビト で は ない 。
( マダラ ) うち は オビト は うち は の チャクラ が ある が ゆえ に →
はたけ カカシ に 挑戦 し 火影 を 望み →
のはら リン を 望んだ 。
だが その 力 が まやかし だった が ため に →
その すべて を 失った のだ 。
ここ は 地獄 だ 。 忘れた の か !?
こっち へ 来い 。
来い 。 そう マダラ よ 。
今日 から お前 が 救世 主だ 。
今 でも お前 は 救世 主 の はずだ 。
砂漠 波 !
神 威 !
仙術 !
螺旋 丸 !
う お っ …。
そ … そんな 3 人 の 攻撃 が 。
さあ …。
♪♪~
キサマ …。
何の マネ だ !?
(( オビト : いや … 俺 の やって いる こと は →
火影 と 何ら 変わら ない 。 それ 以上 だ 。
平和 を 実現 できる のだ から な 。
険しい 道 だ と わかって いて 歩く こと は ない 。
仲間 の 死体 を またぐ だけ だ 。
それ は 俺 が 示して やった 道 だ 。
( ナルト ) 俺 が 知り て え の は 楽な 道のり じゃ ねえ 。
お前 に すべて を 任せ 俺 の 先 を 歩か せて やった のだ 。
火影 って の は 痛 ぇの ガマン して →
みんな の 前 を 歩いて いる ヤツ の こと だ ))
人 を 導く 者 は 己 の 死体 を またが れる こと が あって も →
仲間 の 死体 を またいだり は し ない らしい 。
なら それ を 確かめる ため に まず お前 が 死体 に なら ねば な 。
( オビト ) 俺 は もう アンタ に またが れる こと も ない 。
己 の 名 を 騙 ら せ 他人 に すべて を 任せる こと は →
仲間 に 託す こと と は 違う と 今 なら わかる 。
( オビト ) 俺 は アンタ じゃ ない 。
(( リン : 頑張れ オビト 。
火影 に なって かっこよく 世界 を 救う とこ 見せて ね !
それ も 約束 だ よ !))
今 の 俺 は 火影 を 語り たかった うち は オビト だ !
オビト …。
《 オビト … お前 やっと 自分 を …》
すり抜ける 。 お前 本来 の 右 目 の 力 か 。
♪♪~
俺 から 尾 獣 を 奪い 弱体 化 を 狙って いる の か ?
俺 と 取り合って 勝てる と 思って いる と は な 。
弱い な 。 一 尾 と 八尾 を ほんの 少し 引きちぎった 程度 と は 。
カカシ ! ナルト を 時空 間 へ 運べ !
《 オビト は あ っち で 九 尾 を 渡す つもりな の か ?
神 威 !》
( サクラ ) うわ っ ! 《 神 威 !》
《 自ら 飛ぶ とき に 体 が 実体 化 する の は 知っている 》
《 うかつに 時空 間 に 飛ぼう と すれば →
その 隙 を 狙わ れる 。 空間 移動 スピ ー ド が 遅 すぎる 》
一 度 仙人 化 した だけ は ある 。
ほんの 少し だ が 俺 から その 力 まで 吸い取った か 。
《 マダラ … アイツ は いつでも 私 を 殺せた 。
あまり の 恐怖 で 息 を する の も 忘れて た 。
アイツ は … アイツ だけ は 次元 が 違う 》
( カカシ ) ナルト は 運んだ 。
あと は お前 が 向こう へ 飛べば ナルト は 助かる って こと だ な ?
( カカシ ) オビト 。 フン … まったく 。
お前 は いつも 上 から 目線 で →
偉 そうな こと ばかり 言って や がる 。
昔 から そう だ 。
(( オビト 。
リン ちゃん が 迎え に きた ぞ よ 。 ( オビト ) ごめん ごめん リン !
早く ひ孫 の 顔 が 見 たいのう オビト よ 。
( オビト ) ばあちゃん 俺 まだ 5 つ だ ぞ ?
早く 早く ! 始まっちゃ うよ !
お ~ っ ! これ が 賞品 の クナイ か !
かっこいい ね ! ( 拍手 )
はい どうも ありがとう ございました 。
さて 次 は どんな 忍術 かな ?
ヘヘッ この メンツ なら 優勝 いただき だ ぜ 。
7 番 うち は オビト 君 !
俺 だ ! ( 拍手 )
頑張れ オビト !
オビト 君 は 何 を やって くれる の か な ?
俺 は 火 遁 豪 火 球 の 術 を やる ぜ 。 おお すごい ね !
それ じゃ よろしく 。 いく ぜ !!
火 遁 豪 火 球 の 術 !
6 点 7 点 7 点 。 お ~ っ いい 数字 が 出 ました 。
うち は オビト 君 が ここ まで の トップ です !
( 拍手 )
すごい ね オビト !
ヘヘッ 今日 は ちょっと 調子 悪かった けど →
これ なら 俺 の 優勝 は 間違い ねえ ぜ !
それ じゃ 最後 の 挑戦 者 は たけ カカシ 君 !
カカシ 君 は 何 を やって くれる の か な ?
( カカシ ) じゃあ 土 遁 の 土 波 を 。
お ぉ ~ その 術 は かなり チャクラ が いる けど 大丈夫 ?
フン ! 俺 たち の 歳 で 土 波 なんて …。
土 遁 土 波 の 術 !
う ~ あぁ ~!
( どよめき )
文句なしの 満点 だ !
優勝 は はたけ カカシ 君 !
おめでとう !
ん ~! 残念だった ね オビト 。
はたけ … カカシ 。
遅い よ オビト ! みんな 待って る よ !
( オビト ) ごめん ごめん ! 途中 で お じいちゃん が …。
《 あっ … カカシ !》
カカシ も 今日 から 仲間 に 入る って !
今日 は 缶 蹴り やろう ぜ !
おお ! やろう ぜ !
ハァ … ハァ …。
あと は カカシ だけ か 。
オビト は 足 が 速い から な 。
助けて くれよ カカシ !
すぐ 捕まえて やる !
( みんな ) お ぉ !
な っ !? 仲間 は 絶対 に 助ける 。
それ が 俺 の 流儀 だ !
( みんな ) わ ぁ ~!
ハァハァ …。
ひえ ~!
ハァ …。
ダハ ー !
( カカシ ) なんなら 鬼 を かわろう か ?
( オビト ) 誰 が !
ずっと オビト が 鬼 だった ね 。
でも 1 回 も 捕まら ない なんて 。
カカシ す っげ え な ! あ 母さん !
オビト 私 帰る ね 。
俺 も 。 母ちゃん !
また 俺 の 勝ち だ な 。
でも ひと つ だけ 褒めて やる よ 。
今 まで 俺 に 音 を あげ なかった の は お前 だけ だ 。
フン 偉 そうに 。
せっかく 褒めて やって る のに 。
あ 父さん だ 。 じゃあ な 。
ああ またな 。
なぁ ばあちゃん 俺 は 父ちゃん 似 かな 母ちゃん 似 かな 。
そう だ のう 両方 か の 。
お前 は 両親 の 命 を もらって 生き とる んじゃ 。
そのぶん も 他の 人 の ため に 役立た ねば のう 。
うん 。
や べ え や べ え や べ え ! 今日 だけ は →
遅刻 する わけに は いか ねえ んだ 。
ハァ ー 。
入学 式 から 遅刻 か 。
そんな ヤツ に アカデミ ー に 入る 資格 は ない 。
無理だ な 。 大丈夫 よ 。
これ ちゃん と もらって おいた から 。
お 俺 の ? ええ 。
この 書類 を 出せば 問題 なく 入学 できる って 。
助かった 恩 に きる ぜ !
チッ ! 甘やかして っと コイツ の 遅刻 癖 直 ん ねえ ぞ 。
うる せ ぇ ! やる か この !
なに を ! なんだ よ !
お前 が 悪い んだ から な 。 なんだ と … カカシ !
はたけ カカシ 。 アイツ を 必ず ブッ 倒して →
俺 は 火影 に なる !
フフフッ その 意気 よ 。
( みんな ) ハハハハハッ !
( みんな ) おお ~!
すごい !
ヘヘヘッ !
やっぱり カカシ は 私 たち と は 違う ね 。
バカ な ヤツ ! また カカシ に 挑んで 痛めつけ られた ん だって 。
落ちこぼれ が トップ に 勝てる わけ ねえ のに 。
( オビト ) リン !
《 俺 だって いつか 写 輪 眼 が 開眼 したら →
アイツ に なんて 負け ねえ のに …》
( オビト ) カカシ の ヤツ 最近 ずっと 休み だ な 。
( リン ) なんか お 父さん に 不幸 が あった んです って 。
えっ …。 きっと 大変な んだ と 思う ))
( オビト ) その後 お前 は 飛び級 で さっさと アカデミ ー を 去 っち まった 。
あの とき 俺 が お前 の 心 に あいた むなし さ に 気づいて いたら →
今 の 運命 も 少し は 違って いた の かも しれ ない 。
俺 は 知ら なかった 。
お前 の 父 サクモ さん の 死 が →
どれ だけ お前 を 変えて しまった の か を …。
さあ 皆さん お 待ちかね で ございます 。
ざっと 並んだ この メンバ ー で です な →
なんと 俺 の 歌 歌って くれる ん だって さ 。
一緒に 歌い たい 。 皆さん も 知って たら 歌って ちょうだい 。
いって みよう !
( 宮本 )6 月 5 日 は 北島 三郎 さん が デビュ ー した 記念 の 日 です 。