NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 20 - 421 - 六 道 仙人
( ハゴロモ ) 弟 アシュラ は お前 に 転生 した のだ 。
( ハゴロモ ) わし の 目 に は はっきり と アシュラ の チャクラ が →
お前 に 寄り添う の が 見える 。
《 ナルト : もし かして …》
あまり 驚か ない ところ を 見る と →
お前 実は アシュラ の 存在 を 自分 の 中 に 感じた こと が →
ある んじゃ ない の か ?
やはり そう か 。
それ なら もう わかって いる はずだ な 。
兄 インドラ の 転生 者 が 誰 な の かも 。
サスケ …。
(( シカマル : サスケ が そんな こと を …。
( シノ ) ああ 信じ られ ない 事態 だ な 。
( 赤 丸 ) クゥ ー ン 。
だから サスケ の こと は 俺 に 任せて ほしい んだ 。
( テンテン ) サスケ を 一 人 で やる !?
そんな ん で 私 たち みんな が 納得 できる わけない でしょ !
テンテン の 言う とおり だ ナルト 。
お前 一 人 の わがままに は つきあって い られ ない 。
なぜなら これ は 里 の 大きな 問題 だ 。
これ は わがままじゃ ねえ んだ 。
( キバ ) 帰って から 詳しく 話す っ つう から よ …。
何 を 言う か と 思えば ! 俺 たち だって 覚悟 して →
サスケ の こと を 殺す って 決めた んだ ぞ !
( シカマル ) おい ナルト お前 まさか 一 人 で やる って 言 っと き ながら →
サスケ を かばう って んじゃ ねえ だろう な 。
ああ サスケ を かばう なんて そんな つもり は ねえ よ 。
( ネジ ) 五 影 会談 で 大 立ち回り を やら かし →
その後 ダンゾウ と 戦って そこ まで 弱って いた サスケ なら →
なんで 一気に 片 を つけ なかった ?
( サクラ ) マダラ も いたし !
そんなに 簡単な 感じ じゃ なかった 。 それ に …。
だから って よ みすみす 逃がす こと は ねえ だ ろ !
おい ナルト オメエ は 強 ぇん だ ぜ 。
ペイン ぶ っ 倒した 英雄 って ヤツ だろう が !
英雄 ? ああ 。
サスケ の 野郎 も あん 時 みて ぇに よ !
そう じゃ ねえ んだ 。 あん ?
そんな ん で 今 の サスケ は 倒せ ねえ 。 それ が わかった ))
《 アイツ の 中 に も …》
そう な んだ ろ ?
( ハゴロモ ) 兄 インドラ は お前 に 転生 した のだ 。
わし の 目 に は はっきり と インドラ の チャクラ が →
お前 に 寄り添う の が 見える 。
あまり 驚か ない ところ を 見る と →
お前 実は インドラ の 存在 を →
自分 の 中 に 感じた こと が ある んじゃ ない の か ?
やはり そう か 。
それ なら もう わかって いる はずだ な 。
弟 アシュラ の 転生 者 が 誰 な の かも 。
( サスケ ) ナルト …。
そう な んだ ろ ?
そう だ やはり 感じて いた な 。
俺 や サスケ の 前 に も →
その なんだ 転生 者 って の が いた らしい けど →
ソイツ ら 結局 どう なった んだ ?
一 世 代 前 の 転生 者 は 千手 柱 間 と うち は マダラ だった 。
柱 間 が アシュラ マダラ が インドラ だ 。
その 2 人 が どう なった か は わかる な ?
ただ マダラ は 転生 者 を 終える 前 に ある 問題 を 作って しまった 。
力 に とりつか れ すぎた マダラ は 柱 間 の 力 を 奪った 。
つまり それ は 弟 アシュラ の 一部 と →
兄 インドラ の チャクラ を 一 つ に 融合 して しまう こと と なり →
わし 自身 の チャクラ を 導き 出して しまう 結果 と なった 。
そう 輪廻 眼 を 開眼 した のだ 。
( ハゴロモ ) インドラ … そして インドラ の 転生 側 に →
そういう 輩 が いずれ は 出現 する と 思って いた 。
だから わし は 石碑 を 残し →
考え を 改める 導き を 書き残した 。
意味 を なさ なかった ようだ が 。
じゃあ 仙人 の 大 じいちゃん は →
ずっと 自分 の 子供 の 兄弟 ゲンカ を 見て きた って こと か 。
まあ そう なる な 。
そう か …。
忍 宗 に おいて チャクラ は 個々 を 繋げる 力 と 説いた 。
わし は チャクラ を 個 一 つ だけ の 力 を →
増幅 する もの であって は なら ない と 信じて おる 。
母 である カグヤ は 乱世 を 終わら せた 後 も →
一 人 だけ で 世界 を 束ねた 。
が やがて 母 の 力 は うぬぼれ を 生み →
人々 は その 力 の 存在 を 恐れる ように なって いった 。
うさぎ の 女神 と 呼ば れて いた 母 が →
いつしか 鬼 と 恐れ られる ように なった の も この ため だ 。
力 が 一 人 に 集中 すれば それ は 暴走 し →
やがて 力 に 取りつか れて しまう 。
今 の マダラ が まさに それ だ 。 まるで 母 カグヤ の ようだ 。
インドラ の 転生 者 を 終えた 今 は 十 尾 の 力 を 得て わし に 近づき →
母 カグヤ の 力 に さえ 近づこう と して いる 。
無限 月 読と は 幻 術 に かける だけ で は ない 。
幻 術 の 夢 を 見せ 続け 生かした まま 個々 の 力 を 利用 する ため に →
皆 を 神 樹 の 根 に 繋げて 生きた 奴隷 と する 幻 術 だ 。
母 は 白 眼 以外 に 写 輪 眼 を も 有して いた 。
瞳 力 を 使い その 術 を 民 へ と 向けた こと も ある 。
凄 惨 な 術 であった 。
チャクラ が 一 つ に なって しまえば また 新たな チャクラ の 実 が 出現 する 。
それ だけ は なんと して も 止め なければ 世界 は 終わる 。
わし は お前 に マダラ を 止めて ほしい と 思って いる 。
今 まで の 転生 者 と 違い 少々 バカ っぽい 。
その 意外 性 そこ に 可能 性 が ある かも しれ ん 。
死んで さえ ずっと 長 え こと 見守ろう と して きた 世界 が →
こんなに なって ん の に まだ 俺 たち の こと を →
信じて くれて ありがとう 。
礼 を 言う な 。 わし に は そんな 資格 は ない 。
今 の 世 が インドラ …。
いや 母 の やり 方 を 本当 は 望んで いて →
それ が 自然の 流れだ と したら →
わし は 自分 の わがままで 止めよう と して いる こと に なる 。
尾 獣 の 使わ れ 方 に して みて も →
世 の 均衡 と 平和で は なく 兵器 と して のみ 使わ れる 。
わし の 考え は 甘い の かも しれ ん な 。
いや 。
大 じいちゃん は 間違って ねえ よ 。
その とおり だ ぜ じ じい !
あっ … 我 愛 羅 ん と この … なんで 俺 の 中 に ?
オビト の ヤツ が な …。
八 っつ ぁん !?
守 鶴 と 俺 の チャクラ の 一部 を マダラ から 引き抜いた んだ 。
オメエ に 足りて ねえ 尾 獣 の 力 を →
ちゃんと わかって や がった ぜ アイツ 。
オビト が …。 ( 九 喇嘛 ) いろいろ あって な 。
わし も お前 の 中 へ 入れた 。
( 九 喇嘛 ) これ で すべて の 尾 獣 の チャクラ が →
お前 の 中 へ 入った ぞ ナルト 。
九 喇嘛 の もう 片方 の ヤツ まで …。
これ で やっと 約束 の 時 が きた ぜ 。 六 道 の じじ いよ 。
そう だ な 九 喇嘛 よ 。 ガマ 丸 の 予言 どおり →
9 匹 の 獣 の 名 を 呼び 戯れる 碧 眼 の 少年 。
予言 って 大 ガマ 仙人 が エロ 仙人 に 伝えた 予言 の こと ?
ガマ 丸 って の が 本当の 名前 …。
そこ まで 知って る 大 じいちゃん てば →
や っぱ すげ ぇな !
おい ナルト 。 えっ ?
フフフフフ … お前 は やはり 皆 の 協力 を 得る 魅力 が ある ようだ 。
わし の 魂 を こうして 呼べ アシュラ が 転生 した の も うなずける 。
ハハハ 。
( ハゴロモ ) 守 鶴 又 旅 。
磯 撫 孫悟空 穆 王 。
犀 犬 重明 。
牛 鬼 九 喇嘛 。
予言 の 子 が 世界 を 変える とき が きた ようだ 。
( ハゴロモ ) ナルト よ 。
お前 は 何 が し たい ?
この 戦い の 果て に 何 を 望む ?
お前 の 正直な 考え を 聞き たい 。
確かに 俺 って ば その アシュラ って ヤツ に 似て っか も な 。
ただ ソイツ と 違って バカ で ガキ で →
いろんな こと よく わかん ねえ かも しん ねえ けど →
仲間 が どういう もんか は 知って る よ 。
俺 は それ を 守り て ぇ 。 そん だけ だ 。
それ が お前 の 答え か …。
ああ 。
かつて は 弟 アシュラ に すべて を 託し →
兄 インドラ に 目 を 向けて やる こと が でき なかった 。
それ が 災い の もと と なった 。
利き腕 を 出せ 。
此度 は 兄 インドラ の 転生 者 である お前 に も →
わし の 力 を 託す こと に した 。
そして これ から 先 ナルト と サスケ →
お前たち が どう する か どう なる か は お前たち 次第 だ 。
俺 と ナルト は …。
俺 と サスケ は 本当の 兄弟 じゃ ねえ けど →
仲直り は できる と 思う んだ 。
俺 たち かなり の 友達 だ から 。
さあ 。
( 香 燐 ) おい カブト ! サスケ は ? サスケ は 大丈夫な んだろう な !?
( 香 燐 ) おい ! なんとか 言えよ ! この !
あっ !
オビト ! ナルト は … ナルト は 大丈夫な の ?
( オビト ) 人 柱 力 の ナルト は 尾 獣 を 抜か れたら 死ぬ 。
だが 尾 獣 は 入れた 。 これ で なんとか なる はずだ 。
う …。 あっ !
サスケ !
ナルト …。
( ナルト / サスケ ) いく か 。
( マダラ ) 柱 間 以来 だ この ワクワク は 。
まだ 踊れる だ ろ 。 更に 別の 技 は ない の か ?
もっと 楽しま せて くれ 。
《 ガイ : コイツ 連続 の 夕 象 を …》
( リ ー ) ガイ 先生 !
( 我 愛 羅 ) あれ でも ダメ な の か …。
( カカシ ) ハァ ハァ …。
ハァ ハァ …。
《 夕 象 で は ダメ か …》
ハハハッ いい ぞ もっと 踊れ 。
《 もう 夜 ガイ しか ない …》
♪♪~
心臓 の 点 穴 から みて も 次 が 最後 の 攻撃 と なる な 。
積 !
あの 構え 夕 象 じゃ ない !
まさか あれ 以上 の 技 が ある と いう の か …。
ガイ …。
(( ほら 父さん 急いで 。
( サクモ ) 慌て なくて も アカデミ ー は 逃げ やしない だろう ?
入学 手続き の 時間 は 決まって る んだ よ 。
あっ はじめ まして 。
うち の 子 が これ から アカデミ - で お 世話に なり ます 。
父さん !
仲よく して やって ください ね 。
( ダイ ) いや それ は 無理です な 。
えっ えっ ? そんな …。
まさか モンスタ ー ペアレント ?
いや 父さん 違う んだ よ 。
今回 コイツ は アカデミ ー 試験 に 落ちた の 。
あっ … そ それ は 失礼 し ました 。
アカデミ ー の 前 だった ので つい …。
ハハハハハッ ! そういう わけ な んです よ 。
そこ 笑う とこ な の ?
こら っ カカシ ! 失礼だ ぞ 。
父さん の ほう が もう 失礼 か ましちゃ って る でしょ 。
だいたい コイツ は 忍者 アカデミ ー に 入ろう と して ん のに →
忍術 使え ない みたいだ し どう 考えた って …。
っと … そろそろ 行か ない と 時間 に 遅れちゃ うよ 父さん 。
あ ああ 。
では …。
はたけ カカシ だった な ?
ん ?
応援 ありがとう !
は ?
カカシ 。
アカデミ ー 入学 が 決まった から って →
うかうか して られ ない よ 。 え ?
このまま いく と あの 子 は お前 より 強く なる 。
アイツ が ?
補欠 の 発表 は まだ だろう ?
アカデミ ー も バカ じゃ ない 。
彼 の 名前 を 聞いて 覚えて おく と いい 。
え ~!
いい ライバル に なる よ 。
おい お前 !
名前 は ?
マイト ・ ガイ !
これ から 誰 より も 強く なる 男 だ !))
(( 今回 ばかり は いい とき に 来て くれた よ 。
大丈夫 か ? カカシ ))
《 本当に 父さん の 言った とおり だった よ …。
ガイ !》
この チャクラ 認めて やろう 。
体 術 に おいて 俺 の 戦った 者 で →
お前 の 右 に 出る 者 は 1 人 と して おら ん 。
この マダラ が お前 を 最強 と 呼んで やる !
流 !
《 速い !
なに 空間 が ねじ曲がった だ と !?》
夜 ガイ !
♪♪~
うわ っ ! うわ っ !
♪♪~
ガイ 先生 …。
《 これ が ガイ の 最後 の 技 。
どう なった ?》
ハァ ハァ …。
ハハハッ 死ぬ ところ だった ぜ こや つめ 。
風前 の 灯火 だ が 楽しま せて くれた 礼 だ 。
灰 に なる 前 に →
俺 が 殺して やる !
《 求 道 玉 を 蹴る だ と !?》
ゲキマユ 先生 …。
( 鼓動 )
( マダラ ) ナルト …。
いや なんとなく 前 と は 違う な 。
《 オビト の ヤツ が …》
あぁ 。
自分 でも 不思議に 思う って ば よ 。
今 なら 全部 を 変え られ そうだ !
オ ー プニング は にぎやかに →
夏 の お祭り 気分 と まいり ましょう 。
『 大 東京 音頭 』。
皆さん お 手拍子 お 願い し ます 。