NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 20 - 432 - 落ちこぼれ 忍者
( 綱 手 ) これ は まさか …。 ( ヒルゼン ) 何たる こと じゃ …。
しっかり せい 綱 手 どういう こと じゃ !?
( 自 来 也 ) 新作 が 完成 した ぞ 。
自 来 也 ! まったく 連絡 も せ ず に …。
(( 何 だ ? ( 自 来 也 ) 執筆 中 の 新作 だ 。
また イチャイチャ 何とか って くだらない 。
心外だ のう 。 今度 の 小説 は 今 まで と 違う 新 機軸 だ 。
まだ 途中 だ が 忍 の 未来 を 描く 傑作 に なる はずだ 。
書き 終わったら まず 最初に 読ま せて やろう 。
いら ん いら ん ))
自 来 也忍 法 帳 。
「 昔 妖狐 あり けり 。
その 狐 九 つ の 尾 あり 。
その 尾 一 度 ふら ば 山崩れ 津波 たつ 。
これ に こうじて 人 ども 忍 の や から を 集め けり 。
わずか 一 人 の 忍 の 者 生死 を かけ これ を 封印 せ しめる 」。
( ミナト ) ふ あ ~。
おはよう 。 ( クシナ ) おはよう 。
ゆうべ は 遅かった わ ね 。
ああ 三 代 目 様 と 一緒だった 。
話し合い は どう だった ? えっ ?
何 か 大事な 会議 が ある って 言って た けど ➡
うまく いった の ?
(( もう あなた の 手 を 汚す 必要 は ない よ 。
うち は と 千手 ➡
決して 交わら ぬ はずの この 2 つ が 手 を 組む こと で ➡
木 ノ 葉 隠れ の 里 の 平和 は 守ら れて きた 。
そして それ は ➡
今 宵 以降 も 未来 永 劫 続く だろう ))
ああ まあ ね 。 ナルト は ?
今日 は 重要な 任務 が 下される 日 だ から ➡
遅刻 は でき ない って 言って た のに 。
ナルト ! ナルト !
( ナルト ) う ~ ん 。
え ? え ~ っ こんな 時間 !
おはよう 。
いって き ます !
コラ ! 行儀 悪い わ よ !
だって さ 急が ない と ➡
カカシ 先生 の 呼び出し の 時間 に 遅れ ち まう って ば よ 。
相変わらず だ な 。 甘 すぎる わ よ !
あなた から も きっちり 叱って やって !
はい はい …。
よ ~ し 今日 こそ S 級 任務 だ !
あっ あれ って 例の 九 尾 …。 シ ー ッ 。
腐って も 火影 の 子 よ 迂闊 な こと を 言っちゃ …。
触ら ぬ 神 に 祟 り なし 。 あ ~ 嫌だ 嫌だ …。
よっ しゃ ! おわ っ !?
誰 だ ! びっくり さ せ や が って !
ねえ 。 なんだ ナルト ぼっちゃん でした か 。
おっちゃん この お 面 いくら ? 滅 相 も ございませ ん !
お ぼ っちゃ ま から お 代 を いただいた ん じゃあ ➡
火影 様 から 怒ら れ ち まい ますよ 。
さあ お 持ち ください 。
や っぱ いい や 今日 は お 金 が ない から 。
そう です か ? あり が と ね 。
また 買い に くるって ば よ 。
《 ち っ ! みんな 火影 様 火影 様 って …》
ふん っ 。
おい ! 塩 まい と け !
一応 里 じゃ 暗黙 の 了解 って ことに なって る が ➡
あいつ の 正体 を 知ら ない 人間 は 誰 も い ねえ 。
火影 の 息子 じゃ なきゃ ➡
さっさと 里 から 追い出して やる んだ が な !
や あ 白 おはよう 。 ( 鳴き声 )
( イタチ ) ああ ナルト 君 おはよう 。
おはよう だって ば よ イタチ の 兄ちゃん 。
サスケ いる ? いつも お迎え すまない 。
僕 の 弟 は 素直じゃ ない から 大変だ ろ ?
俺 に 任せ といて よ 。 ちゃん と しつけて やる から さ 。
そう か 仲よく して やって くれ 。
ああ ! ( サスケ ) ふん 誰 が しつける って ?
お前 みたいな ウスラトンカチ に しつけ られる ほど ➡
落ちぶれちゃ い ない 。
遠慮 す んな よ ! 友達 だ ろ ?
いつ 友達 に なった ! わざわざ 迎え など いら ん !
お前 の 顔 を 見る の は 任務 の とき だけ で 十分だ 。
ま ~ た また ! 嬉しい くせ に !
( イロハ ) ハァ ハァ ハァ …。
ん ? どうした ?
あれ は …。
どうした ? 大丈夫 か ? しっかり しろ !
( イロハ ) ア アゲハ …。
カカシ 先生 新しい 任務 って 何 な んだ って ば よ ?
( カカシ ) その 前 に 見せて おき たい もの が ある 。
これ を 見ろ 。
ここ に 刻ま れて いる の は 伝説 の 英雄 たち の 名 だ 。
伝説 の 英雄 …。 ハハッ ! 俺 も ここ に ➡
名前 を 刻ま れる ように ぜ って え なる !
彼ら は 任務 中 里 の ため に 殉職 した 者 たち だ よ 。
えっ …。
しかし 里 の ため に 命がけ で 戦い ➡
仲間 の 命 を 救い ながら 英雄 の 墓 は おろか ➡
一般 の 墓 に さえ 入れ ない 者 も いる 。
( サクラ ) どうして この 人 みんな と 一緒に ➡
弔わ れて ない んです か ?
ある 極秘 任務 で 隊長 と して 潜入 し ➡
そこ で 二 択 を 迫ら れた 。
任務 遂行 か 仲間 の 命 か 。
どっち を 選んだ んです か ?
もちろん 仲間 の 命 だ ろ ?
彼 は 仲間 の 命 を 救う ため 任務 を 中断 した 。
ほら な 。
しかし 大 損 を 被った 里 は ➡
彼 の こと を 掟 を 破った と 責め 続け ➡
最後に は 命 を 救わ れた 者 たち まで 彼 を 責める ように なって いった 。
( カカシ ) その 結果 男 は 心 と 体 を 病んで しまい ➡
自ら 命 を 絶って しまった んだ 。 ( サクラ ) えっ そんな !
なんで だ よ !? 掟 を 破った って 言って も ➡
仲間 を 助ける ため だった んだ ろ ? なら …。
アカデミ ー で いちばん 最初に 習った はずだ 。
忍 の 掟 で は 任務 放棄 は ご 法 度 。 でも !
忍 の 世界 で ル ー ル や 掟 を 破る やつ は クズ 呼ばわり さ れる 。
フン 。 そんな …。
けど な 仲間 を 大切に し ない やつ は ➡
それ 以上 の クズ だ 。
まっ それ じゃあ 集合 の 合図 が ある まで ➡
各自 トレ ー ニング で もし といて ね 。
解散 ! ( ナルト / サクラ ) は はい !
ん ?
どうした ?
教えて くれ 。
なぜ 俺 が ナルト なんか と 組ま さ れる んだ ?
不満 かい ? いや 俺 は 問題 ない 。
だが レベル が 違い すぎる 仲間 と 組ま さ れた んじゃ ➡
あいつ が 痛い 目 を 見る こと に なる 。
アカデミ ー で 最も 優秀だった 自分 に ➡
S 級 任務 が 回って こ ない の は ナルト の せい だ 。
そう 言い たい みたいだ けど ?
そんな こと は …。
実は その 逆 かも しれ ない よ 。
ん ?
今日 こそ きっと S 級 任務 が ➡
命じ られる ような 気 が する んだ !
よ ~ し 頑張る ぞ !
った く あんた どうして そう ポジティブ に 生き られる の よ ?
それ は 俺 って ば いずれ 火影 に なる 男 だ から 。
里 の ため に も 落ち込んで なんか い られ ねえ 。
そんな 夢 みたいな こと …。 いや 。
ナルト は 火影 に なる かも な 。
え ? サスケ !
やっ ぱお 前 俺 の 実力 を 認めて くれて た んだ な !
バカ か 。 ん ?
お前 は 四 代 目 の 息子 だ 。
相当な 出来 損ない で も ➡
ひいき で 跡 を 継が せる こと くらい できる って 意味 だ 。
な っ … そんな 口 を きく の は ➡
忍術 で 俺 を 倒して から に しろ って ば よ !
お前 を 倒す のに 忍術 は いら ない 。
獅子 連 弾 !
やめて 同じ 班 どうし で 争う の は 。
この くらい 大丈夫 。
サスケ あの 岩 の 突端 まで どっち が 先 に 着く か 競争 だ 。
位置 に ついて …。 おい !
よ ~ い ドン !
諦め の 悪い やつ だ 。
火影 様 より 集合 の 合図 だ 。
でも ナルト が …。
ナルト が どうかした かい ?
《 クソ 諦める か 。
誰 が なんて った って 諦め ねえ 》
サスケ め 全然 追いつか ねえ じゃ ねえ か 。
ざっと こんな もん さ 。
えっ あぁ …。
わ っ わ ぁ わ ~!
《 クッソ !》
わ っ わ ~!
(( お前 に 与え られた 力 が 本当に お前 の ため の もの か ➡
見物 だ な 。
死に たく なかったら 自分 で なんとか しろ の う ))
《 諦め ねえ 諦め ねえ 。
諦めて たまる か !》
( うめき声 )
苦しくて 恨めしくて 悲しげな 声 。
( うめき声 )
♪♪~
で で っけ え …。
お お め え は …。
( 九 喇嘛 ) 貴 様 の ほう から 来る と は な 。
お前 の 両親 から 何 か 聞いて い ない の か ?
ああ 九 尾 だ な 。
だったら 話 が 早い 。
この 俺 に 何の 用 が あって 来た ?
俺 の 体 に 住まわ せて やって る んだ !
ち っと は 家賃 を 払 いやがれ ! なに !?
お前 の チャクラ を 貸せ って 言って んだ よ !
( 九 喇嘛 ) ハハハハハ … わし に 命令 する と は …。
とんだ 勘違い 野郎 だ が …。
ま お前 が 死ねば わし も 死ぬ って わけ か 。
♪♪~
うわ ぁ !
♪♪~
(( まず わし が やって み せる から のう 。
( 自 来 也 ) よく 見 とけ 。
口 寄せ の 術 !))
《 あれ が できれば …》
口 寄せ の 術 !
♪♪~
ふ ~ っ … 助かった 。
ナルト は あの 岩 目指し 飛び出して いっちゃ った の かい 。
え ぇ … サスケ 君 と 競争 だって 言って 。
俺 は 相手 に なんか し なかった が な 。
ふ ~ ん …。
どうやら ここ を ➡
飛び越して いっちゃ った みたいだ ねぇ 。
え ぇ !? ここ から 落ちた の ?
フン … あの バカ 。
おい 何 して んだ !
急いで 行か ねえ と 父ちゃん に 怒ら れる って ば よ !
《 自 来 也 先生 …》
(( ヒルゼン : あっ ちか !
( うなり 声 )
ハァ ハァ … すぐに 結 界 を 張ら ない と …。
《 チャクラ が もう …》
私 は まだ やれる わ … ミナト 。
クシナ ! ( 咳き込む 声 )
( 泣き声 )
ハァ ハァ … 起こしちゃ った わ ね 。
ごめん ね … ナルト …。
クシナ …。
このまま 九 尾 を 引きずり込んで … 死ぬ わ 。
そう すれば この先 …。
クシナ … キミ が 九 尾 と 心中 する 必要 は ない よ 。
( ミナト ) 今 の キミ で は ➡
九 尾 の チャクラ は 物理 的に 封印 し きれ ない …。
でも 半分 なら 可能な はず …。
( クシナ ) 残り の 半分 は …。
( ミナト ) ナルト に 封印 する ! 八 卦 封印 で ね 。
あっ …。 キミ の 言い たい こと は わかる 。
しかし いずれ 九 尾 の チャクラ が ➡
人 柱 力 と して の ナルト の 未来 を 切り開く 力 と なって くれる はずだ 。
もし ナルト が 危機 に 陥る ような こと が あったら ➡
きっと 役 に 立つ と 思った のです が ➡
どうも 今 の ところ 逆 効果 だった ようで 。
なあ に まだ 九 尾 の 強大な 力 を 持て余して おる が ➡
今に きっと コントロ ー ル できる ように なる だろう 。
ナルト が 本当に 予言 の 子 なら のう ))
《 しかし 九 尾 を うまく コントロ ー ル でき なければ …。
この 任務 は キミ に は まだ 早 すぎた か 。
いや 遅かれ早かれ キミ は ➡
その 試練 を 乗り越え なければ なら ない 》
( いの ) 今度 の 任務 同期 の みんな 勢ぞろい って と こね 。
( シカマル ) ああ 。
( チョウジ ) 恐れて いた とおり に なっちゃ った ね 。
えっ ? ( シカマル ) まっ なるたけ あいつ と は ➡
関わら ず に 任務 遂行 し たい もん だ ぜ 。
( アスマ ) 各 班 それぞれ 別 ル ー ト を たどり 目的 地 に 向かう 。
目的 地 に 着いたら 消息 不明 の 忍 たち の 探索 を 行う 。
発見 次第 連絡 を 取り合う 。
勝手に 救出 し よう など と 思い 先走る な 。 いい な ?
繰り返さ なくて も わかって る っ つう のに 。
みんな を 助け出して やる って ば よ !
わかって ない の も いる けど ね 。
や っぱ めん どくせ え こと に なり そうだ ぜ 。
散 !
よ ~ し やる ぞ !
< 日本 の 歌謡 史 に は 数多く の 名曲 が 誕生 し ➡
人々 に 生きる 勇気 と 希望 を 与えて くれ ました 。
今夜 は そんな 名曲 の 数々 を →
< 更に …>
< あの 俳優 の あの 歌手 の →