NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 20 - 436 - 仮面 の 男
< 綱 手 : ネジ と ナルト が 顔 を 上げる と ➡
そこ に は 今 まで と 異なる 空間 が あった >
( ネジ ) 貴 様 が 今度 の 事件 の 仕掛け 人 か 。
( ナルト ) おい こら !
カカシ 先生 と か 木 ノ 葉 の 人 たち と か 返し や がれ !
さも ねえ と ひで え 目 に 遭わ す ぞ !
ナルト その 男 から 離れろ 。 邪魔 す ん なって ば よ !
今 こいつ と 話 を つけて る ところ な んだ から よ 。
そい つ の 眼 を 見ろ 。 え ?
白 眼 !
お前 の 手 に 負 える 相手 じゃ ない 。 くっ …。
貴 様 は 何者 だ 。
なぜ 白 眼 を 持つ ?
まさか … 日向 に 縁 ある 者 な の か ?
あの 土煙 を 見る が いい 。
お前たち の 仲間 が この 里 で 行った 所業 の 結果 だ 。
何 が あった 。
この 里 の 童 たち の 命 より 自分 たち の 掟 を 優先 する …。
相変わらず 木 ノ 葉 隠れ の 里 は ➡
昔 から 何一つ 変わって い ない んだ な 。
貴 様 に 木 ノ 葉 の 何 が わかる 。
ああ わかる さ 。
少なくとも ここ に いる 誰 より も な 。
俺 に ついてくる が いい 。
日向 ネジ 。
木 ノ 葉 隠れ の 里 が ひた隠し に して きた 真実 を ➡
知り たかったら な 。
《 何 な んだ ? 何 言って んだ よ あいつ 》
( アシタバ ) コミチ ~!
( シカマル ) 影 首 縛り の 術 成功 !
( 弥彦 ) お前 ら …。
( 長門 ) 来て くれた の か 。
早く あの 子 を !
( いの ) えっ !?
クッソ !
う っ !
コミチ ~!
いの !
忍法 心 転身 の 術 !
や だ ~!
いの !
長門 ! 捜せ !
早く あの 化け物 を 見つけ出せ ! ( シカマル ) 任せろ !
こいつ の 精神 が あの 子 の 体 に 入った 。
そんな こと が …。
いの の やつ 中 で 踊って や がる ぜ 。
小南 !
今 だ !
いや ~ っ !
( 咆哮 )
う っ 。
いの 。
( アシタバ ) コミチ ! ( コミチ ) お 兄ちゃん !
( 泣き声 )
チョウジ !
( チョウジ ) ブハ ~!
ハァ …。
うわ ~ っ ! (2 人 ) あっ !
うわ っ !
ぶ へ ~ っ 。
もう ! 危うく バラバラ に なる ところ だった じゃ ない か !
《 なんだ ? あいつ の 眼 は 》
(2 人 ) お 母 ちゃ ~ ん !
( カヤ ) アシタバ コミチ !
もう あんた たち は 。 ごめん よ ごめん ね 。
マシマ 様 が お 守り くださった んだ ね 。 あんた たち を 。
う うん 違う よ 。
あの お 兄ちゃん と お 姉ちゃん たち が 。
聞か せろ よ 。
最初 から 本気で 命 を 取り合おう ➡
って 気配 じゃ なかった 。
何 か を さ せよう と した んだ ろ ?
( 弥彦 ) お前 は 残念な 野郎 だった 。
木 ノ 葉 の 命令 に は 逆らえ ない 。
木 ノ 葉 の 掟 の 中 で しか 生き られ ない 。
そんな 野郎 だ と 俺 は 見定めた 。
だが 思い違い だった ようだ 。
お前たち は 自 来 也様 が 俺 たち に して くれた ように ➡
木 ノ 葉 の 里 以外 の 者 でも 力 に なって やる 助けて やる と ➡
行動 で 示して くれた 。
( 長門 ) 嬉しかった んだ 。 あの 時 来て くれて 。
( 小南 ) あなた たち の おかげ で 私 たち も 助かった 。
ん … 冗談 だ ろ ?
( 弥彦 ) お前たち だけ でも 一緒に やら ない か ?
どういう こと ?
こいつ ら が アスマ 先生 を さらった んじゃ ない の ?
あぁ 。
仲間 に なれ と は 言わ ない 。
木 ノ 葉 に いて も かまわ ない 。
だが 自 来 也様 の ように 国 から 国 へ 渡り ➡
くだらない 境界 線 を またいで ➡
俺 たち は 自由 だって こと を 世界 に 見せつけて やろう ぜ 。
どういう 意味 ?
そう だ ね いまいち 意味 不明だ けど …。
つまり チ ー ム ・ ジライヤ って こと だ ろ ?
志 を 1 つ に し たい んだ お前たち と 。
まだ アスマ たち の 行方 を ➡
聞か せて もらって ない この 現状 で ➡
そこ まで 無邪気に は なれ ねえ な 。
まず アスマ 先生 を 救い出す の に 協力 して くれ なきゃ 。
あぁ そう だ ね 。
その こと に 関して は 力 に なれ ない 。
お前たち 以外 に うごめいて いる 者 が いる んだ ろ ?
この 面接 試験 だって ➡
お前 ら が 段 取った もの じゃ ねえ ようだ しな 。
すまない 僕たち も 詳しく は 聞か さ れて ない んだ 。
フッ 詳しく は 知ら ない が ➡
知って る こと も ある って わけだ 。
めん どくせ えが や っぱ 俺 たち ➡
やり合わ なくちゃ なら ねえ か ?
互い の 思い が 違う のであれば それ も しかたない な 。
( 赤 丸 の 鳴き声 )
仲間 だ な 。
あぁ 3 人 に 1 匹 。
強 え ぞ あいつ ら 。
俺 たち が 劣勢に なる と でも …。
( あくび )
( 赤 丸 ) ワン ! ワン ! ( キバ ) シカマル ! チョウジ ! いの !
よ ぉ ! 待って たわ よ 。
遅かった じゃ ねえ か 。 ( キバ ) あぁ ちょっと あって な 。
誰 か い なかった か ? いい や 。
うん 。 ずっと 私 たち だけ 。
おかしい な 。 別の やつ の におい が いく つかして た んだ けど な 。
( シカマル ) そう か ?
( シノ ) それ より これ から どう する ? シカマル 。
そう だ !
その ため に まずは ここ に す っ 飛んで 来た んじゃ ねえ か 。
( ヒナタ ) うん シカマル 君 を リ ー ダ ー に って 。
まず 木 ノ 葉 隠れ へ の 現状 報告 を 優先 し なきゃ なら ねえ 。
四 代 目 の 指示 を 仰が ねえ と な 。
だが 当然 同時に アスマ たち を 取り戻す 手 も 打つ 。
役割 分担 の ため に 急いで カカシ 班 ガイ 班 と 合流 する 。
めん どくせ え が ちゃ っちゃ と や っち まおう ぜ 。
( サスケ ) こう なったら もう グズグズ して られ ない 。
急いで 里 に 戻って 現状 を 伝える ぞ 。
これ 以上 犠牲 者 を 増やす の は まずい から な 。
( リ ー ) 何 を 言って る んです か !
ガイ 先生 は おろか ネジ まで い なく なって しまった んです よ !?
キミ たち の 班 だって ナルト 君 が !
あいつ が 先走った から こんな こと に なった んだ 。
あれほど 動く な と 言った のに 。
僕ら は 1 個 上 だ から 彼 の こと は よく 知り ませ ん が ➡
でも キミ たち 第 七 班 に とって 大事な 仲間 な んじゃ ない です か ?
( サクラ ) 仲間 ?
( リ ー ) それ に 彼 は 四 代 目 火影 様 の 大事な 息子 で も ある 。
知る か そんな こと 。
任務 に は 関係ない こと だ 。
な … なんて 冷たい 人 たち だ !
でも 僕 に とって ガイ 先生 は 大切な 師 であり ➡
ネジ は 大事な 仲間 な んです !
このまま 放っておく こと なんて でき ませ ん !
( テンテン ) リ ー 落ち着いて !
とにかく ! 僕 は ガイ 先生 や ネジ たち を 捜し ます !
恐らく この 近く に いる の は 間違い あり ませ ん から ね …。
なのに ! それ を 放って 里 に 戻る こと なんて ➡
あり え ませ ん から ! ダメ だ 。
敵 の 出方 が わから ない 以上 ➡
戦力 を 分散 さ せる こと は でき ない 。
一緒に 行動 して もらう 。 う お ~!
( リ ー ) ネジ ! ガイ 先生 ! 今 助け に いき ます !
( テンテン ) キャア !
ちょっと リ ー わかった から ! 私 も 協力 する から !
( リ ー ) う お ~! バカ ばかり か 。
( サクラ ) でも …。 お前 は どう する んだ ?
♪♪~
うまい こと 二 班 が 合流 して た ようだ 。
でも 今 は それぞれ 逆 方向 へ 移動 し つつ ある 。
何 か あった な …。
詳しい 状況 は わかる か ? ああ 。
1 つ は 村 から 離れよう と して いる 。
もう 1 つ は 村 を メチャクチャ に 走り回って る ぜ 。
リ ー だ な …。
じゃあ 離れよう と して る の は カカシ 班 ?
木 ノ 葉 へ 連絡 に 向かった の か な ?
あり える こと だ 。 なぜなら ➡
カカシ 班 に は 超 ク ー ル な 思考 を 持つ サスケ が いる から だ 。
とにかく 近場 から 合流 して いこう 。
だ と すれば 村 の 中 だ な 。
ああ 。 アスマ たち を 奪還 する に して も ➡
旗 振って 走り回ら れて ちゃ 目立って しようがない 。
( シカマル ) まずは リ ー を なだめる か 。
さあ ついてくる が いい 。
木 ノ 葉 隠れ の 本質 を 知り たければ な 。
えっ !?
なんだ !? なんだ これ は 。
三 代 目 の じい ちゃん それ に ➡
この 人 たち は 何 な んだ って ば よ !
なあ なあ ネジ って ば よ 。 静かに しろ !
いくら 騒いで も かまわ ん 。
すべて は かつて 木 ノ 葉 隠れ の 里 で 起こった ➡
過去 の 事象 だ 。
(( ヒアシ : しかた あり ませ ん 。 私 ひと り の 命 で 里 が 救える の なら 。
ヒアシ よ そう 早まる で ない 。
日向 の 血 継 限界 は この 里 に とって 重要な 切り札 じゃ 。
永 劫 それ を 守り 続ける の が 宗 家 の お 役目 じゃ ろう 。
しかし その 役目 の 前 に ➡
里 を 絶望 的な 戦争 に 巻き込んで しまって は …。
わかって おる 。 だ から その ため に ➡
分家 が おる ので は ない か 。
よって ヒザシ の 死体 を お前 の 影 武者 と して ➡
引き渡す しか ない ))
父上 …。 あの 人 誰 だって ば よ ?
なぁ ? 知って っか ? 日向 ヒザシ 。
俺 の 父親 だ 。 な っ !?
《 ヒアシ 様 に うかがった 話 の まま だ 》
(( ヒザシ : いつも 強気な ヒアシ 様 は ➡
どこ へ いった のです ? これ は 今 まで と は ➡
事 の 大き さ が 違う 。 そう 簡単に は …。
う っ ! う ぅ …。
くっ … ヒザシ お前 …。
( ヒザシ ) 私 に 行か せて ください 。
お … お前 に は … ネジ だって いる 。
( ヒアシ ) なぜ 宗 家 の ため に 死 を 選ぶ …。
それ は 違い ます 。
私 は 宗 家 を 恨んで き ました 。
正直 今 で も 憎い 。
だからこそ あなた を 宗 家 と して で は なく ➡
私 の 兄 と して 守って 死に たい のです 。
そう なる こと が 私 に とって ➡
初めて の 選ぶ こと が できる 自由な のです 。
ネジ に は 私 の 醜い 姿 ばかり を 見せて き ました 。
だから ネジ に は こう 伝えて ください 。
私 は 宗 家 を 守る ため に 殺さ れる ので は なく ➡
ネジ や 兄弟 家族 ➡
そして 里 を 守る ため に ➡
自ら の 意志 で 死 を 選んだ のだ と 。
自ら … 死 を 選ぶ こと が ➡
自由だ と いう の か ?
兄さん 私 は 一 度 で いい 。
日向 の 運命 に 逆らって み たく なった 。
ただ それ だけ だ よ ))
わかる か ? あの とき そう 言わ ざる を え なかった ➡
あの 男 の 気持 が 。
木 ノ 葉 隠れ に おいて 彼 が 死な ねば なら ない ➡
運命 を 変える こと は でき ない 。
かろうじて 最後に 残さ れた 自由 は ➡
自分 は 愛する 者 を 守る ため に 死んだ と ➡
自分 自身 に 言い訳 する こと だけ 。
違う ! 木 ノ 葉 は そんな ふうじゃ ねえ って ば よ !
私 も それ を 期待 して いる 。 え ?
今 は 若い 忍 の 世代 に なり ➡
何 か が 変わって いる ので は ない か と 。
あっ ああ …。
しかし お前たち は すでに ➡
木 ノ 葉 隠れ の 掟 に がんじがらめ に なって いた 。
若い 忍 に も 里 の 未来 に も 。
里 の 未来 を 変える 選択 の 余地 など ない こと が わかった 。
そんな こと は ねえ って ば …。
それ が わかった と して どう する つもりだ ?
里 の 内側 から 変え られ ない の なら ➡
外 から 力ずく で 変える しか ない 。
どう だ ? 私 に ついてくる 気 は ない か ?
ネジ … まさか !
( 自 来 也 ) こんな ところ に 隠れて おる と は のう 。
ハッ 久しぶりだ のう 大 蛇 丸 。
皆様 お 変わり ございませ ん か ?
美 空 ひばり です 。
今日 も 皆さん に 喜んで いただける 歌 を ➡
選んだ つもりです 。
どうぞ 最後 まで ご ゆっくり ご 覧 ください 。
今回 の オ ー プニング は 男 ・ 女 うた 世界 を テ ー マ に ➡