NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 20 - 437 - 封印 さ れ し 力
( シズネ ) 綱 手 様 。 ( 綱 手 ) なんだ ?
今日 は 一 度 も お 食事 を なさって い ませ ん が …。
( 綱 手 ) ああ … もう こんな 時間 か 。
( シズネ ) お 仕事 です か ?
いや 自 来 也 の くだらない 小説 だ 。
ああ あの イチャイチャ と か いう シリ ー ズ の 。
それ が な 今度 の は ちょっと 違う 。
ナルト や サスケ たち ➡
木 ノ 葉 の 若い 世代 の こと を 描いた →
結構 まじめな 内容 で ➡
つい 読みふけって しまった 。
そう でした か 。 ところで ➡
夕食 は どう なさい ます か ?
今 いい ところ な んだ 。
お 食事 こちら に 運び ましょう か ?
そう か 。 そう して くれる と 助かる 。
はい 。 で は 早速 …。
どれ どれ … どこ まで 読んだ っけ な ?
( ネジ ) 貴 様 は なぜ 父上 の こと を 知っている ?
( ネジ ) なぜ 木 ノ 葉 隠れ の 掟 を 変えよう と いう のだ 。
我々 の 無念 さ は 忍 の 世に 共通の もの 。
まずは 五 大里 最大 の 木 ノ 葉 隠れ を 変えれば ➡
いずれ 忍 世界 全体 が 変わる こと に なる 。
貴 様 なら そんな 木 ノ 葉 隠れ の 里 の 掟 を ➡
変え られる と いう の か 。 ああ 。
その ため に 協力 者 が 欲しい のだ 。
《 や つら か 》
お前 だけ でも いい ついてこい 。
わかった 。
( ナルト ) ネジ 行く な !
ここ で 待って いろ 。
話 を 聞く だけ だ 。
ダメ だ 。 行か せ ねえ って ば よ !
くっ …。
体 の 動き を 止める 点 穴 を 突いた な 。
ああ … だが 命 に 危険 は ない 。
しばらく の 間 我慢 して いて くれ 。
やつ の 目論見 を 確かめたら 必ず 戻って くる 。
ネ … ジ …。
♪♪~
気 に する な !
私 と 志 を ひと つ に する 者 。
( 弥彦 ) 報告 して おき たい こと が …。
幼い 兄弟 を 巻き込んだ あの 騒ぎ の こと か ?
ああ 。
木 ノ 葉 の 下 忍 たち と の 戦闘 中 に 起こった ➡
崩落 事故 の こと だ 。
( 長門 ) 一事 は 地下 に 巣くって いた 怪物 に 襲わ れ ➡
あの 子 ら の 命 も 危うい ところ だった 。
( 小南 ) 木 ノ 葉 の 下 忍 たち は 非情に も ➡
一 度 は 任務 を 優先 し 立ち去った 。
《 木 ノ 葉 の 下 忍 ?》
掟 と いう 呪縛 が →
若き 世代 に まで しみ込んで いる と いう のだ な ?
違う んだ 。 ん ?
やつ ら は あの あと 戻って きた 。
何の ゆかり も ない 俺 たち と →
村 の 子供 を 助ける ため に 。
( 長門 ) 彼ら は いい やつ でした 。
( 小南 ) 少なくとも あの 瞬間 は …。
( 弥彦 ) 彼ら は きっと 忍 の 未来 を 揺り動かす 力 に なり える 。
もっとも 木 ノ 葉 隠れ と いう 集団 に なった とき ➡
どう 動く か 更に 確かめる 必要 が ある かも しれ ない が 。
ご 苦労だった 。
引き続き 監視 を 続けろ 。
今 の 話 あれ は 俺 たち の 仲間 の こと か ?
ああ 。
貴 様 の 目的 は 何 だ ?
何 を 確かめよう と して いる んだ ?
お前 も ともに 確かめて み ない か ?
あの 男 が 言った ように ➡
やつ ら が 忍 の 未来 を 揺り動かす 力 に なり える か どう か を 。
クッソ ~!
《 点 穴 だ か 何だか 知 ん ねえ が ➡
身動き ひと つ でき ねえ なんて 情け ねえ !
もし もっと チャクラ が あれば →
きっと こんな 術 なんか … 父ちゃん 》
(( 九 尾 なんか 封印 さ れた おかげ で →
俺 って ば すげ え 大変な んだ ぞ !
( ミナト ) ナルト いつか 話した こと が ある ね 。
( ミナト ) 九 尾 を 2 つ に 分けて その 半分 を 母さん に 残し ➡
残り 半分 を お前 に 封印 した 理由 を 。
うん 人 柱 力 の 母さん の 命 を 救う ため だって 。
ああ 。
でも それ だけ じゃ なかった んだ 。
えっ ?
九 尾 の 半分 を 封印 した の は ➡
キミ なら その 力 を 使いこなせる と 信じて いた から な んだ 。
あ …。
九 尾 の チャクラ は お前 に とって おおいなる 力 に なって くれる 。
コントロ ー ル さえ できれば ね 。
でも そんな 力 何の ため に ?
いつか 必ず その 力 が 必要に なる 。
本当に 守り たい 大切な 何 か を 見つけ られたら きっと ね ))
《 その 力 を 使い 俺 が 守り たい 大切な もの …。
こら アホギツネ !
また チャクラ を 貸し や がれ !
お前 の チャクラ を 使って 点 穴 を 元 に 戻して くれ !》
どうした ?
なんで 答えて くん ねえ んだ !? 九 尾 !
( サスケ ) ここ で アスマ 班 紅 班 と 合流 しよう 。
ここ なら 感知 し やすい はずだ 。
( サクラ ) でも …。 時間 的に 見て ➡
紅 班 と アスマ 班 は もう 合流 して いる 頃 。
次 は 俺 たち を 捜す はずだ 。
私 たち 2 人 だけ でも 里 へ 向かった ほう が よく ない ?
四 代 目 が この 任務 に 俺 たち を 選んだ の は ➡
戦闘 能力 が ある と 判断 して じゃ ない 。
若い ほう が 今度 の 敵 が 使う 術 に かかり にくい から に すぎ ない 。
だから 状況 が わかり しだい ➡
戦わ ず すぐに 里 へ 戻る ように 命令 した んだ 。
うん 。
敵 の 正体 人数 が わから ない 以上 ➡
俺 たち が 戦力 を 分散 さ せる の は まずい 。
じゃあ 仲間 を 助けよう と して 行って しまった みんな は ?
忍 が 優先 す べき は 掟 。
そして 掟 に 基づく 命令 。
情 に 流さ れて 動いて は ダメ な んだ 。
( リ ー ) ガイ 先生 ! ネジ !
( テンテン ) ちょっと 待ち なさい よ リ ー !
何 を 言って る んです ? ガイ 先生 を 見つける んです 。
だから そんな 闇 雲 に 捜した って …。
闇 だろう と 雲 だろう と ガイ 先生 を 見つけて みせ ます 。
大丈夫 ?
ガハッ 。
しっかり して 。
くっ …。
え …。 う ぅ 。
動いて ない と 不安で 怖くて ➡
恐ろしい こと ばかり 考えて しまう んです 。
う ぅ …。 お 落ち着いて 。
リ ー の 努力 きっと 実る わ 。
う っ そうです よ ね !
いい んです よ ね ! 努力 ある のみ です よ ね !
う ぉ ~ ガイ 先生 ネジ !
( チョウジ ) どう な の ? キバ 。
( いの ) みんな と 合流 でき そう ?
( 赤 丸 ) ク ~ ン 。
( キバ ) リ ー の やつ が また 走り出し や がった 。
テンテン も 一緒 か な ?
ああ リ ー の 後ろ を 追いかけて る 。
( シカマル ) 同じ 班 と は いえ →
リ ー に 振り回さ れて あいつ も 災難 だ な 。
アハハ そう だ ね 。
( シノ ) ネジ は どう して る ? ネジ が いる なら ➡
リ ー も そう そう 勝手な 振る舞い も でき ない はずだ が 。
なぜなら …。 それ が よ ➡
ネジ の ニオイ が しね え んだ 。
( ヒナタ ) いえ ネジ 兄さん は いる 。
サスケ 君 と サクラ さん の 近く に 。
ネジ は 1 人 か ? ナルト は ?
ナルト 君 の 姿 は 見当たら ない けど ➡
なんだろう … ネジ 兄さん は モヤモヤ した 中 に いる 感じ 。
しかも 隣 に は 誰 か もう 1 人 。
他 に は 誰 かい ねえ か ?
サスケ 君 と サクラ さん の 陰 に もう 1 人 潜んで る !
♪♪~
サスケ も サクラ も 俺 たち 木 ノ 葉 隠れ の 里 の 仲間 だ 。
その 本性 見定める が よい 。
サスケ 君 ?
黙って ろ 。
( 物音 )
《 もし かして キバ たち ?》
《 火 遁 鳳仙 火 の 術 !》
♪♪~
( ヒルコ ) どうにも じっと して い られ ない ➡
目立ち た がり の ガキ と 見た が ➡
ま ぁ 俺 は 待つ の が 嫌いだ から な 。
もう お っぱ じ め て も いい か 。
貴 様 何者 だ !
門番 って と こか 。
貴 様 ら を これ 以上 外 へ 出さ ない ため の な 。
( 赤 丸 の 吠え 声 )
そう だ な 俺 たち に は ネジ の ニオイ は 感じ らん ねえ けど ➡
サスケ の 近く に もう 1 人 いる の は 間違い ねえ 。
( 赤 丸 の 吠え 声 )
ニオイ は 感じ られ ない が 白 眼 で 見えて る と は ➡
どういう こと だ ? 理由 は わから ねえ が ➡
ネジ は まだ その 敵 に 捕らえ られて る って こと だろう 。
確かに ネジ 兄さん は ➡
その モヤモヤ の 中 から 動こう と は して い ない 。
なら ここ に いて も しようがない んじゃ ない ?
ヒナタ 案内 して 。 ( ヒナタ ) 任せて 。
行く ぞ 。
う っと おしい ハエ だ な 。
俺 の ハエ 叩き で ぶ っ 叩いて や ろうか 。
尻尾 の 先端 !
もし かして 毒 かも しれ ない 。
フフフフ …。
ガイ 先生 ! ネジ !
ナルト 君 と 班長 の 皆 さ ~ ん !
どうした の ?
テンテン !
逃げる の よ !
や ばい !
うわ っ 何 です !? うわ ~ っ !
ガイ 先生 たち を さらった や つら に 違い あり ませ ん 。
何と して も 捕まえて やり ましょう 。
今 は なんとか 逃げて ➡
近距離 戦闘 に 適した 場所 に 出る しか ない わ !
クッ !
ワン ! ワン ! あぁ 変だ な 。
リ ー たち の 動き が 普通じゃ ねえ 。
どういう こと だ ?
偶然 かも しれ ない 。
けど リ ー さん たち は →
サスケ 君 たち の 戦闘 現場 に 向かって る 。
そりゃ 好都合だ 。
このまま 突っ走る ぞ !
( ヒナタ ) はい !
♪♪~
なめる な よ クナイ が ダメ なら …。
火 遁 豪 火 球 の 術 !
♪♪~
何 なんだ こいつ は …。
人間 な の ?
人間 ?
フフフフ … そんな つま ん ねえ もんじゃ ねえ よ 。
俺 の 芸術 だ 。
サスケ 君 !
これ って 毒 が !
う っ …。
サスケ 君 !
《 思わず や っち まった 。
が 1 人 殺した くらい どう と でも なる 》
《 この アホギツネ !
どうして なんにも 答えて くん ねえ んだ よ !》
《 九 喇嘛 : うる せ え 》 《 九 尾 》
今 の お前 に ゃ 無理な 相談 だ から だ 。
何 が だ よ !
動き を 止める 点 穴 に 施さ れた 術 を 解き放つ に は ➡
俺 の チャクラ を 大量に コントロ ー ル する 必要 が ある 。
でも 今 の お前 に そんな 芸当 で きや し ない だろう 。
なに ~ やって み なくちゃ わかん ねえ だ ろ !
ほう 悔しかったら まずは 八 卦 封印 の 鍵 を 開けて ➡
俺 を 自由に して みろ 。
そ したら 考えて やる さ 。
《 父ちゃん の 八 卦 封印 を ?
そんな こと 今 の 俺 に は でき ねえ 》
( 自 来 也 ) 口 寄せ 蝦蟇口 縛り 。
エロ 仙人 !?
皆様 お 変わり ございませ ん か ?
美 空 ひばり です 。
今日 も 皆さん に 喜んで いただける 歌 を ➡
選んだ つもりです 。
どうぞ 最後 まで ご ゆっくり ご 覧 ください 。
< オ ー プニング を 飾る の は ➡
おおらかな 気持 に して くれる 名曲 です >