NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 20 - 439 - 予言 の 子
( 綱 手 ) 何 だ ? どうした ?
( シズネ ) お 待ち ください 今 取り替え ます から 。
すま ん 。 綱 手 様 は まだ こちら に ?
あぁ もう 少し な 。
お 体 に 障り ます から あまり 根 を お 詰め に なり ませ ん ように 。
あ ? あぁ 。
《 自 来 也様 渾身 の 作品 です もの ね 。
夢中に なる の も 無理 あり ませ ん ね 》
《 自 来 也 :4 本 目 まで …。
まだ ナルト に 九 尾 チャクラ の コントロ ー ル は ➡
無理だった か …》
《 もう 一 度 八 卦 封印 の 鍵 を ➡
閉じる しか ある まい の ぉ 》
ナルト … 少し の 間 おとなしく して いる んだ ぞ 。
《 乱 獅子 髪 の 術 !》
( 吠え 声 )
♪♪~
くっ … あ ばら が 数 本 いって しまった ようじゃ の ぉ 。
口 寄せ 屋台 崩し の 術 !
くっ …。
土 遁 黄泉 沼 !
ナルト 自我 を 取り戻す んだ !
《 ナルト …》
(( フカサク : 自 来 也 ちゃん よ 。
( フカサク ) 大 じじ 様 は お前 の 夢 を 見 られた んじゃ 。
お前 も 知って の とおり これ は 予言 じゃ 。
心して 聞け 。 はい 。
( 大 ガマ 仙人 ) で は 伝える 。
わし の 夢 で は エロ いだけ の お ぬし も ➡
いずれ 立派な 忍 に なる 。
そして 一人前 に 何 人 も の 弟子 を 持つ こと に なる のじゃ が 。
《 エロ いだけ って …。
そういう こと は しっかり 覚えて んだ から 》
( 大 ガマ 仙人 ) その者 は 何 か 強大な 力 を 手 に する 者 。
その者 を お前 が どう 導く か で 忍 社会 の 未来 は 大きく 変わる 。
私 が 導く ?
しかも お前 の その 弟子 が ➡
忍 社会 の 未来 に 大きく 関わる こと に なる ようじゃ 。
私 の 弟子 が … です か ?
うむ … 忍 世界 の 未来 に は ➡
さまざまな 災厄 が 降り注ぐ 。
そして お前 の 弟子 の なか の 1 人 が ➡
その 災厄 を 祓 って いく じゃ ろう 。
じゃ が …。
よき 方向 に 導けば よき 世界 に 変わり ➡
悪 しき 方向 へ 導けば 破滅 を もたらす 。
お ぬし は その 予言 の 子 を よき 方向 に 導く ➡
水 先 案内 人 の 役割 を なさ ねば なら ない …。
予言 の 子 ?))
《 まさか 破滅 を もたらす の は …》
( サスケ ) お前たち 里 の 掟 を 守ら ない つもり か ?
( シカマル ) ああ 。 捕まった 仲間 たち を 見捨てて ➡
里 へ 帰る こと は でき ない 。
それ が 俺 たち 全員 の 意志 だ 。
(( フガク : ハァ … やはり イタチ の 時 の ように は いかん か 。
お前 に は まだ 早 すぎた の かも しれ ん な 。
サスケ よ 。
イタチ は 同じ 年頃 に は 完璧に できて いた ぞ 。
そして 今 は 火影 様 の 直属 の 暗部 に 任命 さ れた 。
里 の 掟 を 守ら ねば なら ない 木 ノ 葉 の 警務 部隊 と して は ➡
イタチ の 抜けた 穴 を 今 すぐ に でも 埋め たかった のだ が な 。
精進 しろ ))
《 兄さん に は 負け ない 。
掟 を 守る ため に は 傀儡 を 突破 する !》
( ヒルコ ) なるほど 目 くらまし か …。
( サクラ ) サスケ 君 !
煙 玉 で 傀儡 使い の 死角 を 作った の か ?
( キバ ) 無 茶 な 真似 を !
火 遁 豪 火 球 の 術 !
《 やはり 簡単に は いか ない か !》
♪♪~
( リ ー ) う お ~!
たとえ 目的 は 違って も ➡
仲間 を 放っておく わけに は いきま せ ん !
チッ ! みんな リ ー に 続け !
( チョウジ ) 肉 弾 戦車 ! ゴロゴロゴロ …。
しゃ ~ んな ろ ~!!
牙 通 牙 !
( ヒナタ ) はっ !
♪♪~
サスケ ! まさか 俺 たち が お前 の こと を ➡
見捨て られ ない の わかって て ➡
単身 傀儡 に 向かった わけじゃ ねえ だろう な ?
フンッ …。
( 小南 ) 全員 で あの 傀儡 たち に …。
( 弥彦 ) 彼ら は 傀儡 を 突破 して 木 ノ 葉 の 里 へ 戻る つもり か ?
仲間 を 助ける こと より 掟 を 守る ほう を 選んだ の か 。
若い や つら でも 掟 の 呪縛 から は 解き放た れ ない の か 。
やはり かご の 鳥 は かご の 鳥 。
自由に 天空 を 飛ぶ こと は かなわ ぬ の か …。
( ネジ ) あなた の 白 眼 は 曇って しまった のです か ?
なに !?
彼ら は 掟 を 守る ため で は なく ➡
仲間 の ため に 動いた んだ 。
掟 に 縛ら れて で は なく 自分 自身 の 意志 で ➡
仲間 を 助ける ため に 戦って いる んだ 。
♪♪~
( ヒルコ ) もう いい だろう これ が やつ ら の 結論 だ 。
わかって た こと じゃ ねえ か 。
忍 に 未来 なんか ねえ 。
ある の は 地獄 。
芸術 的な まで の 永遠の 地獄 を 見せて やる !
しまった ! 予備 の 傀儡 も 持って や がった の か !
( ナルト ) ぐ っ … う ぅ …。
(( 修業 は 第 三 段階 まで あんだ ろ ? 父ちゃん 。
まだ 第 二 段階 まで しか 教えて もらって ねえ って ば よ 。
( ミナト ) そう だった ね 。
さあ 。 えっ これ って ば ただ の 風船 だ ろ 。
( ミナト ) 第 一 段階 は 回転 第 二 段階 は 威力 。
そこ まで は できた って ば 。
そして 第 三 段階 は ➡
左 の 手のひら に のって いる の は 普通の 風船 に 見える よ ね ?
えっ うん 。
その 風船 の 中身 を 右手 で 再現 する と …。
す っげ え ! チャクラ が 乱 回転 して どんどん 速く なって る のに ➡
風船 は きれいに まん 丸 の まま だ 。
つまり 第 二 段階 で 威力 を 高めた チャクラ を ➡
風船 の 中 に とどめる 。
えっ とどめる ?
威力 を 高め ながら 圧縮 して とどめる んだ 。
え ~!? ただ で さえ 両手 を 使って ➡
回転 と 威力 で 精一杯 な のに ➡
これ 以上 まだ 増え ん の か よ ~。
アッハハハ ! 猫 の 手 も 借り たい ところ かな ?
でも これ が できれば …。
うわ … す っげ え 。
超 高等 忍術 の 螺旋 丸 だ よ 。
これ が できる の は 僕 と 自 来 也 先生 だけ なんだ 。
あの さ 俺 に も できる ように な ん の か な ?
ああ キミ なら きっと ね ))
《 そう か 猫 の 手 …》
クソ !
どう なって る の ? これ 。 きり が あり ませ ん 。
クッ …。 《 サクラ ちゃん !》
《 待って て 今 助け に 行く って ば よ !》
ナルト !?
う ぉ ~!
う っ う ぅ …。
エロ 仙人 ?
お ぉ 戻って きた か 。
その ケガ どうした ん だって ば よ !?
心配 する な 。
だが わし は 動け ぬ から いったん 戻る 。
だから お前 は 早く 皆 の もと へ 行って やれ のう 。
逆 口 寄せ の 術 !
う … ん ?
えっ えっ えっ … あぁ !
イテテ …。
あっ 。
まずい このまま じゃ あいつ ら が 。
( 長門 ) 待て 。 しかし 。
このまま で は 木 ノ 葉 の 忍 たち が 危ない 。
いや 何 か 大きな チャクラ を 感じる 。
なんで こんな めん どくせ え こと に 。
バカ だ ぜ 俺 は 。
多重 影 分身 の 術 !
回転 威力 もう 一 人 が 猫 の 手 だ 。
これ で 留める !
( いの ) 何 な の ? あれ 。 なんて チャクラ だ 。
あの 術 … 螺旋 丸 だ 。
( シノ ) あり え ない … なぜなら あの 術 は …。
( ヒナタ ) すごい ナルト 君 。
ナルト …。
いく ぞ ~!
螺旋 丸 !
う お ~!
て や ~!
なに …。
次 ! いく ぞ ! おう !
う お ~! いく ぜ !
多重 影 分身 の 術 !
ナルト !?
貴 様 俺 の 芸術 を 台なしに しや が って 。
お前 が 傀儡 使い か 。
チッ 。
うわ っ !
あっ しまった 。
逃げ られ ち まった って ば よ 。
すごい ナルト !
あれ だけ の 傀儡 を 1 人 で 倒し ち まう なんて 。
今 まで ナルト 君 の こと を 見誤って いた かも しれ ませ ん 。
( テンテン ) え ぇ すごい 力 隠して た の ね 。
その 実力 は 認め ざる を 得 ない 。
なぜなら 皆 が 苦戦 して いた 敵 を ➡
1 人 で 倒して しまった の は 事実 だ から だ 。
うん さすが ナルト 君 。
ほんと ビックリ しちゃ った 。
能 ある 鷹 は 爪 を 隠す って 言う けど 。
悔しい が 今日 ばっ か は 認め ねえ わけに は いか ねえ な 。
( 赤 丸 ) アン アン !
ところで ナルト 俺 たち は 仲間 を 助ける 。
里 の 掟 に 逆らう こと に は なる が それ が 俺 たち みんな の 意見 だ 。
あぁ もちろん 俺 も みんな と 同じ 気持 だって ば よ 。
どう する ? サスケ 。
これ だけ の 戦力 が あれば ➡
仲間 の 救出 作戦 も 無謀だ と は 言え ない はずだ 。
サスケ 一緒に 来て くれ って ば よ 。
勝手に しろ 。 よし これ で 決まった !
みんな 聞いた な ?
俺 たち は 一致 団結 し アスマ たち を ➡
仲間 たち を 見つけて 助け出す !
( ナルト たち ) よし !
あなた の 言う 実験 の 結果 は 出 ました か ?
彼ら は 里 の 掟 より ➡
仲間 どうし の 絆 を 大事に する こと を ➡
証明 して くれた はずです 。
もう 実験 を する 必要 は ない でしょう 。
今 まで さらった 木 ノ 葉 の 忍 たち 全員 を ➡
返して ください ます ね ?
父上 。
< 旬 の 小 鉢 が 大好きな 豆 助 > ♪~
≫ 豆 助
きょう は 今 が 旬 の アレ を 使った 小 鉢 よ
< その 小 鉢 と は …?> < それ は …>