NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 20 - 442 - 互い の 道
《 サスケ : 千鳥 の 破壊 力 は そろそろ 限界 だ 。
うまく 進化 さ せる こと が できれば …。
だが どう やって …。
父さん …》
《 相談 くらい でき なくて どう する ?
俺 は あいつ を 凌 駕 する と 決めた んだ 》
父さん 今 いい かな ?
( フガク ) 立て込んで いる あと に しろ 。
兄さん 。
( イタチ ) お前 も 入れ 大事な 話 だ 。
( フガク ) それ で お前 は 結論 を 出した んだ な ?
( イタチ ) はい 父さん 。
しばらく 四 代 目 の 近く で 仕事 を して みた 結論 だ 。
どうやら 四 代 目 は ➡
本気で うち は の 扱い を 変える 気 の ようだ 。
俺 は 信じて み たい と 思う 。
そう か 。 ( イタチ ) だが その ため に は ➡
俺 たち も 変わら ない と いけない 。
俺 たち は あまりに も ➡
他者 と の 距離 を 置き すぎて しまった 。
それ が 解決 へ の 足かせ と なって いる 。
で お前 は どう 考える ?
示す 必要 が ある と 思う 俺 たち に 他意 は ない と 。
ともに 里 に 暮らす 一員 と して この 里 に 四 代 目 に 忠誠 を 誓い ➡
積極 的に 協力 して いく 姿勢 を …。
それ は 条件 を のむ 代わり に 従う 態度 を 見せる と いう こと か ?
そういう こと じゃ ない 。
俺 が 個人 的に 思った こと だ 。
そんな 便利 屋 みたいな …。
黙って いろ サスケ 。
他なら ぬ イタチ の 言葉 だ 。
考えた うえ で の 判断 だろう 。 でも !
それ に 政 へ の 参加 は 長年 に わたる 我々 の 願い だ 。
もともと 俺 たち の 祖先 は ➡
血 で 血 を 洗う 争い の 末 ここ で 生きる こと を 選んだ 。
妥協 点 は 探る べきだろう 。
ありがとう 。
《 父さん は いつ だって …》
( イタチ ) それ で 早速 だ けど ➡
火影 から の 依頼 を 預かって きて いる んだ 。
フンッ 抜け目 の ない こと だ 。
俺 が この 話 を のむ と 見越して いた わけ か 。
大名 府 で の 要人 護衛 任務 。
( イタチ ) 大名 じきじき の 依頼 で ➡
木 ノ 葉 から 護衛 隊 を 派遣 する こと に なった 。
長期 の 任務 に なる と 思う 。
( フガク ) うん 我々 が 請け負う 以上 失敗 は 許さ れ ん 。
早速 人選 に 入ろう 。
《 いつ だって そう だ 。
父さん が 見て いる の は 兄さん だけ 。
どれ だけ 頑張って も 》
(( ハァ … やはり イタチ の とき の ように は いかん か 。
お前 の 兄 なら もっと うまく 立ち回ったろう に 。
他なら ぬ イタチ の 言葉 だ 。 考えた うえ で の 判断 だろう ))
《 いつ だって 絶対 に 俺 を 認め は し ない 》
( サクラ ) ねっ 言った でしょ ナルト 。
サスケ 君 千鳥 を マスタ ー したって 。
( ナルト ) ほんとだ … 自分 で 言いだした のに ➡
先 越さ れた って ば よ 。 サスケ く ~ ん !
差し入れ 持ってきた から 一緒に 食べよ !
邪魔だ 。 うん ?
( サクラ ) サスケ 君 ?
いきなり 何 す ん だって ば よ ! サクラ ちゃん に 謝れ !
俺 に 命令 する な 。 万 年 ドベ が 偉 そうに 。
命令 じゃ ねえ だ ろ 。 それ に 俺 は ドベ じゃ ねえ 。
とっくに お前 に 追いついて る 。 認め ねえ の は お前 だけ だ ろ 。
貴 様 …。
思い上がる な 。
この 俺 が お前 と 対等に なる など あり え ない 。
なら 試して みる か よ 今 すぐに 。 いい だろう 。
( サクラ ) ねぇ 2 人 と も やめて 。
♪♪~
う お ~! う お ~!
ナルト ! サスケ !
ダメ ~!
父ちゃん …。
( ミナト ) 悪い けど 里 内 で の 戦闘 は 禁止 だ よ 。
四 代 目 様 ありがとう ございます 。
ごめん ね サクラ あっ 。
《 あいつ は …》
いって え 。
サスケ 君 !
《 何 なんだ あの 力 は 。
どうして あいつ は …》
《 俺 は 絶対 に お前 を 認め ない 》
《 誇り に かけて 必ず お前 を ねじ伏せて やる 》
俺 が 螺旋 丸 を 編み出した の は 仲間 を 傷つける ため じゃ ない 。
なぜ あんな こと を 。
悔しかった ん だって ば よ 。
俺 は ずっと あいつ を 追いかけて きた んだ 。
なのに あいつ は 全然 俺 の こと を 認め ねえ 。
は ぁ … 人 の 心 は 簡単じゃ ない から ね 。
でも … でも 俺 は 諦め ねえ 。
今 は 無理で も もっと 強く なって ➡
いつか 必ず 認め させて やる !
お前 は 先日 の 話 を 聞いて いた と 思った のだ が 。
また 事情 も 聞か ず 俺 だけ を 責める の か 。
どういう つもり だ !
なんでもない 。
ただ あんた に 期待 する の は やめた って だけ だ 。
だから 俺 は 俺 の 道 を 行く こと に した 。
お前 の 道 ?
あぁ そう だ 。 だ から 今 は 力 が 欲しい 。
ひと つ あんた に 頼み が ある 。
よ ~ し ! 今日 も バリバリ 修業 だ !
( 自 来 也 ) まったく 朝 から 騒がしい の ぉ 。
( あくび )
さ ぁ いく ぞ !
( サクラ ) ナルト ! え ?
サクラ ちゃん ?
どうした ん だって ば よ ?
( サクラ ) 大変な の サスケ 君 が !
本当な の か ? 父ちゃん サスケ が 俺 たち の 班 から 抜ける って 。
本当だ よ 。 さっき フガク さん が 伝えて きた 。
サスケ 君 は 本日 を もって 木 ノ 葉 警務 部隊 の 所属 と なった 。
なんで 急に そんな こと !?
私 たち の チ ー ム は … 第 七 班 は どう なっちゃ う んです か ?
それ は …。 俺 直接 聞いて くるって ば よ !
待て ! 待て の ぉ 。
ぐ えっ !
何 する んだ って ば よ ! ( 咳払い )
サスケ 君 は もう 大名 府 へ 旅立った 。
うち は 一族 に 請け負って もらった 長期 護衛 任務 に 就く ため に ね 。
向かった の は うち は の 精鋭 部隊 だ 。
その 諸 先輩 たち に ついて 学び たい と ➡
サスケ 君 が 強く 志願 した らしい 。 ( サクラ ) サスケ 君 が 。
そんな … 急 すぎ だって ば よ 。
俺 ら まだ 仲直り も して ねえ のに 。
は ぁ ~ お前 って やつ は 本当に バカ だ の ぉ 。
ここ は 少し 喜ぶ ところ だろう が 。
えっ ? なんで そう なる んだ ?
この 任務 に 志願 した の は おのれ を 磨く ため 。
これほど 急に 決めた の は お前 と やりあって ➡
あの 小僧 なり に 思う ところ が あった と いう こと だ 。
じゃあ あいつ も ? ああ 。
お前 と 同じく 負け たく ない 。
まあ 意識 くらい は さ れて る って こと だ 。
そ っか 。
安心 し とる 場合 か 。
サスケ は ムチャクチャ 強く なって ➡
今度 こそ お前 を 叩き 潰し に くるって こと だ ぞ 。
それ ダメ ! 俺 だって 修業 する って え の !
早く 今 すぐ やる ぞ !
よし その 意気 だ 。
わし も 遠く の 空 から 応援 して やる から な 。
うん !
ちょ ちょ ちょ ちょ ちょ … ちょっと 待て って ば よ !
その 口 っぷり 修業 見て くれる 気 ねえ の かよ !
なあ エロ 仙人 !
もう 傷 も すっかり 癒えた し の ぉ 。
そろそろ 大 蛇 丸 の やつ を 捜し に 行く つもりだ 。
そんな ~。 ハハハハハッ !
まあ そう 落ち込ま ないで 。
修業 なら 僕 が 合間 を 見て …。
でも 父ちゃん って ば いつも 忙しい じゃ ん 。
なら 俺 も 連れて けって ば よ ! なんと ?
一緒に 旅立つ って いう の かい ?
名案 だ ろ !
これ なら 道中 ガッツリ 修業 も できる し 。
え ~ と 自 来 也 先生 。 ふ ~ む 。
まあ わし は かまわ ん が クシナ の やつ が なんと言う か の ぉ 。
あいつ は 忍 の 三 禁 だ のな んだ の うるさい から の ぉ 。
そんな の … 説得 ある のみ だって ば よ !
さっ 行こう ぜ ! な ~ に 勝手な やつ だ …。
( サクラ ) あ あの …。
つまり … ナルト も 出て っちゃ うって こと です よ ね 。
申し訳ない 。
すぐに キミ の 編入 先 を 考える から …。
いえ …。
あの … 私 なら 臨時 扱い で いい です 。
でも …。
だって ナルト が 帰って くれば また 同じ 班 に 戻る し 。
それ に サスケ 君 の 気 だって 変わる かも しれ ませ ん から 。
そう か 。
それ と 2 人 が い ない 間 に ➡
私 も やり たい こと が ある んです 。
ちょうど いい 機会 だ と 思い ます から 。
お 願い です 前 に おっしゃって いた あの 術 に ➡
挑戦 さ せて ください 。
《 同じ 班 で ➡
私 だけ 遅れ を とる わけに は いか ない もの …》
《 綱 手 : フン … いい 顔 に なった じゃ ない か 》
( 綱 手 ) いい だろう 。 その代わり 私 は 甘く ない よ !
( サクラ ) は … はい !
( シスイ ) 本当に いい の か ?
フガク 隊長 に 言わ れて お前 を 預かった が 。
同行 の 者 は 皆 お前 より も 格 上 。
大名 府 で の 日々 は 相当 厳しい もの に なる 。
望む ところ だ 。
父さん と 兄さん を 除けば ➡
あんた は うち は 一 の 手 だれ だ 。
兄さん が 火影 に ついて いる 以上 ➡
隊長 に 任じ られる の は あんた だ と 踏んで いた 。
だからこそ 志願 した と …。
俺 に は 果たす べき 目的 が ある 。 その ため なら …。
そう か 。 ならば 結構 。 いく ぞ 。
なあ 前 から 思って た んだ けど さ 。
大 蛇 丸 って ば 悪い やつ なんだ ろ ?
なんで わざわざ 追っかける んだ って ば よ ?
あれ でも わし の 友 だった から の ぉ …。
( 自 来 也 ) だが ある 時 道 を 踏み外した 。
引き戻す べきだった んだ が わし は 止め きれ なかった …。
そ っか …。
どうしても 考えて しまう 。
あの 時 手 を 離さ なければ ➡
あいつ は まだ ここ に いた かも しれ ん と な 。
お前 は こんな 後悔 を 抱える な よ 。
うん 。
とはいえ わし とて 諦め ん !
いつか 連れ戻して やる から の ぉ !
おう !
見送り なんて わざわざ いい のに 。
( クシナ ) そう は いか ない って ばね !
( クシナ ) いい ? ナルト 忍 の 三 禁 は 必ず 守って !
自 来 也 先生 は ちょっと 自由 すぎる から ➡
悪い ところ は 真似 しちゃ ダメ だ から ね !
すみません 見送り に くるって 聞か なくて …。
当たり前 だって ばね !
もし ナルト が 先生 の 情報 収集 ついでに ➡
いけない 遊び と か 覚えちゃ ったら どう する の !
もともと この 子 は やんちゃ で ➡
無 茶 ばっかり する から 心配な のに ~!
安心 せい 。
こいつ が 邪魔に なったら 妙 木山 に でも 放り込む わ い 。
妙 木山 ?
どんな 料理 が 出て も 頑張る んだ よ …。
え ? うん 。 ( シカマル ) おい 。
( シカマル ) 道中 は 気 を つけろ よ 。 みんな !
( チョウジ ) 程々に して おいて よ 。
ナルト が 頑張り すぎる と 僕たち が サボ って る みたいだ し 。
( いの ) 何 言って ん の ! 私 たち も 頑張る の !
万 年 下 忍 と か 絶対 ごめん な んだ から !
言 っと く けど 私 は 上 に あがる 気 満々 よ 。
もう 修業 先 も 確保 した し 。
えっ いつの間に !?
ナルト に は 負けて られ ない もん 。
そ っか 。
おい そろそろ 行く ぞ 。
おう ! 了解 だって ば よ !
じゃあ 行って くる って ば よ !
( ダンゾウ ) お前 ほど の 忍 が しくじる と は な 。
あの 計画 が 成功 して いれば ➡
四 代 目 を 支持 する 穏健 派 の 上 忍 ども を 一掃 し ➡
こちら の 勢力 を 広げ られた もの を 。
( 大 蛇 丸 ) そう 押し付け られて も ね 。
失敗 の 原因 は ヒザシ が 集めた 寄せ集め の 忍 たち の せい 。
ひいては 計画 の 中心 に ヒザシ を 据えた ➡
そちら の 落ち度 も ある でしょう 。 ( ダンゾウ ) フン …。
私 は やる べき こと は やった 。 だ から 契約 は 果たして もらう わ 。
わかった 。 次の 器 に 希望 は ある か ?
そう ね 。
本当 は イタチ 君 が よかった んだ けど 今回 は 間に合わ なかった 。
次の 時機 に は もう 薹 が 立って しまう わ ね 。
そう か …。
イタチ と 同等 以上 の 素質 を 持ち ➡
3 年 後 に 肉体 の 全 盛期 を 迎える 適当な 者 を 選んで おこう 。
ええ お 願い する わ 。
若くて 美しくて 強い 最高の 肉体 を ね 。
は ぁっ !
う お ~ っ ! う お ~ っ !
まだまだ !
イテ ~!
千鳥 流し !
♪♪~
( 綱 手 ) よし なかなか いい ぞ 。
( シスイ ) 交代 が 到着 し 次第 木 ノ 葉 に 戻る そうだ な 。
ああ 。 ここ で 学ぶ べき こと は すべて 学んだ 。
それ に 俺 に は 果たす べき 目的 が ある 。
( シスイ ) 余計な こと かも しれ ない が ➡
目的 を 持つ の は いい こと だ が ➡
強 すぎる 執着 は 人 を あるべき 道 から ➡
外れ させる こと も ある 。
それ を 心 に とめて おけ 。
俺 に 干渉 は 不要だ 。 3 年間 世話に なった 。
《 できれば 見届け たい が 留まる 俺 に は 無理な 話 か 》
( フガク ) 戻った か 。 報告 は 聞いて いる 。
あの 地 に は 精鋭 を 集めた が ➡
今や シスイ に 次ぐ 力 を 身 に つけた そうだ な 。
たいした こと じゃ ない 。
俺 は 近い うち に イタチ を も 超える 。
フンッ 言う ように なった もの だ な 。
これ は …。
木 ノ 葉 警務 部隊 副 隊長 の 腕章 だ 。
偉 そうな 口 なら 誰 に でも きける 。
実際 に 任務 に ついて お前 の 力 を 示して みろ 。
フンッ 望む ところ だ 。
《 俺 は 戻った あの 日 の 屈辱 を 晴らす ため に 。
そして 次 こそ は お前 を 倒し 俺 の 強 さ を 証明 して やる !》
< 旬 の 小 鉢 が 大好きな 豆 助 > ≫ 豆 助
きょう は 今 が 旬 の アレ を 使った 小 鉢 よ
< その 小 鉢 と は ?> < それ は この 時期 もっとも 脂 が のって いる 旬 の 食 材 >