NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 20 - 448 - 仲間
♪♪~
( サクラ ) うん 。 ギリギリ 急所 を 避けて る 。
この 分 なら 大丈夫 かも しれ ない 。
( シカマル ) ナルト …。
( ナルト ) クッソ ~!
あぁ ~ っ !
お ぉ ~ っ !
よくも … よくも よくも 。
よくも 許さ ねえ って ば 。 ぜ って ぇ アイツ を …。
化け 狐 もっと 貸せ お前 の 力 を !
こんな 岩 の 塊 ぶち 破って やる って ば よ !
( 九 喇嘛 ) この 封印 は けた違いの 強 さ だ 。
わし の 力 を もって して も 破れ ん 。
そもそも 今 の お前 で は →
わし の 力 を うまく コントロ ー ル する こと は でき ん 。
自分 の 怒り に 飲み込ま れ すぎ だ な 。
ふざける な !
♪♪~
( ヒルゼン ) 気 を 抜く で ない ぞ 皆 の 者 !
《 綱 手 : しかし 完全に 圧縮 を 止める こと は →
恐らく 無理だ 。 いずれ は …》
《 ミナト : 今 は 彼ら に 託して みよう と 思い ます 》
《 彼ら ?》
《 クシナ : 何 ? 私 の 中 で …》
《 どうした ? クシナ 》
《 九 尾 が …。
いつも は うまく 安定 さ せて る んだ けど →
イライラ と ざ わ ついて …》
《 四 赤 陽陣 に キミ の チャクラ を 使い すぎて いる から …》
《 違う って ばね 。 私 も 感じる 。
もう 1 つ の 九 尾 に 何 か が 起きて る 》
《 ナルト … いの 外 に いる 者 たち に 連絡 を 。
そっち の 様子 を 知り たい 》
( いの ) はい 四 代 目 。
《 シカマル 聞こえる ?》
《 シカマル : い の か 。 そっち は どう なって る ?》
《 や ばい けど 今 は なんとか …。
それ より そっち の 状況 を 教えて 》
《 あぁ こっち は ナルト が 弥彦 …。
敵 の 術 で 里 と 同じ ように 月 みたいに なって →
封印 さ れ ち まって る 》
《 ナルト が ? ナルト が 封印 さ れた …》
《 は はい 。
ナルト の ヤツ 九 尾 化 しち まって 暴走 し かけて →
それ を 敵 が →
大地 の 岩 で 固めて 閉じ込め ち まったん です 》
《 九 尾 化 して も 封印 さ れて る …》
《 クシナ …》
《 まだ 力 が … チャクラ が 足りない の ね 》
《 まさか … いや ダメ だ 。
そんな こと したら クシナ キミ が …》
《 ナルト は 私 の 息子 。
そして 私 は 母親 よ 。
それ と あなた を 里 の 人 たち の 命 を …。
その ため に も …》
《 でも それ じゃ 俺 は …。
わかった 。
一 度 言い出したら キミ は きか ない から ね 》
《 ごめん ミナト 。
でも ナルト を 助ける こと が できる の は →
私 しか い ない の 》
力 を … 力 を よこし や がれ !
こう やって お前 を 見て いる と →
どっち が 檻 の 中 に いる の か わから ん な 。
なんで そんなに 冷静で い られる んだ 。
このまま じゃ 俺 たち …。
いや そんな こと より アイツ を …。
アイツ を ぶ っ 倒して ぇん だ よ !
えっ !?
えっ 母ちゃん !? えっ どうして ?
何 を そんなに 怒って る の ?
何 って …。
だって 母ちゃん や 父ちゃん 里 の みんな が …。
あの 村 を 吹っ飛ば した アイツ が …。
そう だ ヒナタ まで …。
俺 ぜ って ぇ アイツ を 許さ ねえ !
そんなに 怒って いちゃ どんなに 力 が あって も →
それ を 正しく 使う こと は でき ない わ 。
落ち着いて みんな の 状況 を 確認 して ごらん なさい 。
今 の あなた なら 感じ られる はず よ 。
えっ ?
( クシナ ) 里 の 人 たち も みんな 中 で 戦って る 。
ヒナタ !
( ヒナタ ) う ぅ …。
よかった 生きて る 。
うん これ で ひと つ 怒り が 消えた ?
優しい 母ちゃん だ と 調子 狂う って ば 。
怒って いて は 九 尾 の 力 は 扱え ない って ばね 。
ん ?
か … 母ちゃん ! 九 尾 が !
えっ ? どういう こと だって ば よ 。
昔 九 尾 が 里 を 襲って きた とき →
ミナト は 九 尾 の 半分 を 私 に →
半分 を 生まれた ばかりの あなた に 封印 した 。
いずれ この 力 が あなた の 助け に なる と 思って ね 。
けど この 化け 狐 の せい で →
俺 が どん だけ みんな から う とまれた か …。
ごめん 。 でも あなた に は →
この 大きな 力 を いつか 正しく 扱える とき が くる と →
ミナト も 私 も 信じて いた から 。
で どう やったら いい んだ ?
どう 使ったら 正しく 使える んだ って ば よ !
だから 怒っちゃ ダメ 。
それ から 人 の 話 を よく 聞く 。 それ で ね 考える の 。
この 力 を どう 使う の が いい の か と 。
大きな 力 に はね 大きな 意志 を 持た ない と いけない 。
大きな … 意志 ?
だから 私 も 大きな 意志 でも って 九 尾 の チャクラ を 使う 。
母ちゃん …。
私 の 九 尾 の チャクラ を あなた に 与える 。 陰 と 陽 。
2 つ の チャクラ が 1 つ に なれば きっと ここ から 出 られる 。
な … 何 言って る んだ よ 。
だって 母ちゃん も 人 柱 力 な んだ ぞ ?
母ちゃん の 中 から 九 尾 が い なく なったら →
そし たら … 死んじゃ うんだ ぞ 。
違う 。 生かす の 。 私 の 力 を 。 私 の 意志 を 。
言って る 意味 が わかん ねえ って ば よ …。
だから 考えて って 言った でしょ 。 自 来 也様 が 言って た 。
あなた は ね 忍 の 未来 を 救う 予言 の 子 かも しれ ない って 。
予言 の 子 …。
ナルト の 意志 が 里 を 救う の 。
母ちゃん …。
あなた は ね 私 と ミナト の 大事な 息子 。
ごめん … これ しか ない の 。
( 九 喇嘛 ) 半分 で いい 。 半分 も あれば 十分だろう 。
だいぶ そっち は 居心地 が よ さ そうだ から →
邪魔 して も いい んだ が な 。
フン また の 機会 も ある だろう 。
九 尾 … じゃあ …。
♪♪~
母ちゃん 。
頼んだ わ よ 里 を 。
《 クシナ 無事 か !?》
ナルト 行って !
♪♪~
( ペイン ) 何 !?
神 羅 天 征 !
♪♪~
この 体 に お前 は いね えん だ ろ 。
本当の お前 に 用 が ある 。 直接 目 を 見て 話し たい 。
お前 ら の 言い分 を 聞き たい んだ って ば よ 。
いる んだ ろ 。 ここ じゃ ねえ 近く の どこ か に !
♪♪~
そこ か 。
( 長門 ) 小南 下がれ 。
( 小南 ) 長門 。 ( 長門 ) いい んだ 。
後ろ の お前 が 本体 か ?
( 長門 ) 強き もの が 弱き もの を 懲らし めに やってきた か ?
さっき の ペイン と か いう 連中 を 操って いた の は お前 な んだ な 。
キサマ が 最後に 倒した ペイン は 弥彦 だ 。
弥彦 …。
アイツ は もう この世 に は い ない 。
3 年 前 あの 村 で 死んだ 。 お前たち に 殺さ れて …。
ヤツ が …。
そう か 。
でも 村 を 爆破 した の は 俺 たち じゃ ねえ 。
お前たち 木 ノ 葉 は あの とき の こと を 不祥事 と 考え →
すべて を 隠蔽 する ため に あの 村 を 焼き払った 。
それ は 大国 ゆえ の 面子 。
他 里 へ 侮ら れ ぬ ため の 当然の 処置 な のだろう 。
違う んだ ! 俺 だって 今 の 今 まで →
あれ は お前たち が やった って そう 思って た んだ 。 だ から …。
今 と なって は 互い が どう 思って いよう と →
どうでも いい ! あの 事件 で →
俺 の 仲間 の 弥彦 が 死んだ 事実 は 変わら ない 。
仲間 …。
確かに … 仲間 を 失う の は 辛い よ な 。
俺 の 仲間 も 今 大 蛇 丸 の 器 に さ れ そうで →
や ば いん だって ば よ 。
ガキ の 頃 から 競い合って 互いに 修業 して きた →
俺 に とって は 大切な 友達 な んだ 。
弥彦 も 私 たち に とって 大事な 仲間 だった 。
サスケ の ヤツ … 今 は グレ ち まって →
自分 から 大 蛇 丸 の ところ へ 向か っち まったん だ 。
拳 と 拳 を まじえれば わかり あえる と 思って た 。
同じ 仲間 同士 もう 一 回 チャンス さえ あれば …。
お前 は さっき から 何 を ?
そう な んだ 仲間 同士 な んだ から わかり あえる はずな んだ 。
だから 俺 は ぜ って ぇ 諦め ねえ !
(( 弥彦 : 俺 は 諦め ない 。
大国 に 振り回さ れて いる この 状況 を 。
( 弥彦 ) 俺 たち の ように 苦しんで いる 人 たち を 助けて →
仲間 に して …。
そう だ そうだ よ !
みんな 仲間 に な っち まえば いい んだ 。
そう すれば 戦う こと なんか し なくて も →
話し合う こと で わかり 合える 。
争い なんか し なくて 済む 。
だから もっと … もっと チ ー ム ・ ジライヤ を →
俺 たち の 手 で 広めりゃ いい んだ よ ))
長門 ?
諦め ち まったら →
火影 に なんか ぜ って え なれ ねえ から な 。
火影 に なって いろんな ところ の 忍 も 仲間 に して …。
いや 忍 だけ じゃ ねえ 。
ガキ ん ちょ と か … とにかく 仲間 同士 に なれば →
こんな いざこざ なんて 起こら ねえ で 済む !
( 長門 ) そんな これ は 偶然 か ?
(( みんな 仲間 に な っち まえば いい んだ 。
そう すれば 戦う こと なんか し なくて も →
話し合う こと で わかり 合える ))
お前たち と だって 戦わ なくて 済む はずだ !
だから よ 仲間 に なれ と は 言わ ねえ 。
まずは 俺 を チ ー ム ・ ジライヤ に 入れて くれ ねえ か ?
っつ か 俺 も そもそも エロ 仙人 の 弟子 だ しな 。
(( 仲間 に なれ と は 言わ ない 。
木 ノ 葉 に いて も 構わ ない 。
志 を 1 つ に し たい んだ お前たち と ))
なん なんだ お前 は …。
長門 …。
だから チ ー ム ・ エロ 仙人 に 入って …。
って その 前 に サスケ を 助けて →
そして 里 の 仲間 を 助け ねえ と な 。
エロ 仙人 の 想い を 俺 も 受け継ぐ !
チ ー ム ・ ジライヤ だ 。
不思議な ヤツ だ 本当に そっくりだ な 。
え ぇ そう ね 。
解 。
な 何 を した んだ ?
術 は 解いた 。
♪♪~
本当に 不思議な ヤツ だ 。
お前 の 言葉 と いい →
誰 か が すべて 仕組んだ こと の ように 思える 。
いや もしかしたら 本当に 先生 が …。
フッ … とにかく お前 が チ ー ム ・ ジライヤ の メンバ ー に ふさわしい か どう か …。
お前 が その 仲間 を 助け られる か どう か だ 。
仲間 を 誰 より も 思って いた 弥彦 の ように …。
それ が できた なら きっと 俺 たち は … 仲間 だ 。
ああ ぜ って ぇ 助けて みせる って ば よ !
( ミナト ) うち は 警務 部隊 の 陣頭 指揮 みごとでした 。
あなた の おかげ で 被害 者 も 出 ず 本当に 感謝 して い ます 。
( フガク ) いえ … 非常 事態 ゆえ →
木 ノ 葉 の 忍 と して 当然の 行動 を とった まで の こと です 。
それ より も ご 子息 の 成長 は すばらしかった 。
( フガク ) それ に 比べて 私 は 親 と して 失格 です 。
お 二 人 の 捜索 は 続けて い ます 。
残念 ながら まだ 有力な 手がかり は つかめて い ませ ん が …。
イタチ と サスケ の ため →
四 代 目 や 里 の 皆 の 尽力 痛み 入り ます 。
すべて は 身 から 出た サビ 。
私 は イタチ の こと ばかり 考えて いた の かも しれ ない 。
非凡な 才能 を 持つ 兄 と 比べ られ サスケ も 苦しんだ に 違いない 。
フガク さん …。
まぶた に 映る 2 人 の 仲 よき 姿 。
( フガク ) この 命 が ある 間 に 今 一 度 しか と この 目 で 。
( ミナト ) はい 。
《 大 蛇 丸 : この チャクラ 性質 は …。
だが こんな 形態 変化 は 見た こと が ない 》
誰 な の !?
♪♪~
( サスケ ) 毒 か …。
お前 は あの とき の …。
イタチ と は 兄 か ?
我ら 暁 は お前 が 大 蛇 丸 の もと に →
身 を 寄せた 頃 より 目 を つけて いた 。
だから 助けた と いう のに →
感謝 の ひと つ も 言って もらい たい もん だ な 。
兄 を 殺した か ?
キサマ …。
うわごと で 何度 も 叫んで いれば 大概 の こと は わかる 。
失 せろ 。
なぜ 兄 は 死な ねば なら なかった ?
死 す べき 者 が 死 す こと も なく 。
ナルト …。
許す の か ?
(( イタチ : 許せ サスケ …))
この 皮肉 を この 矛盾 を 正せば いい じゃ ない か 。
暁 が 力 を 貸して やる 。
さあ 言って くれ 。 何 が し たい ?
俺 の 目的 は ただ 1 つ 。
うち は に よる 支配 。
木 ノ 葉 を 潰す 。
< 旬 の 小 鉢 が 大好きな 豆 助 > ≫ 豆 助
きょう は 今 が 旬 の あれ を 使った 小 鉢 よ
< その 小 鉢 と は ?> < それ は …>