NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 20 - 450 - 好敵手
( ナルト ) 終わった な 。
サスケ 里 に 戻って きて くれ 。
そして もう 一 度 一 から やり 直して →
友達 に なれ ねえ かな 。
( サスケ ) ああ 木 ノ 葉 に は 戻る 。
だが 勘違い する な 。
えっ ?
お前たち と 手 を 組む つもり は ない 。
俺 は 俺 の やり 方 で 忍 世界 を 変える 。
俺 の 気持 は ずっと 変わ ん ねえ !
(( お前 は いったい 何 な んだ !?
友達 だ !
だから お前 を →
大 蛇 丸 なんか に ゃ やら ねえ って 言って んだ !))
友達 と して お前 を 連れて 帰る って ば よ !
俺 は お前 を ぶ っ 倒す 。
ずっと それ だけ を 考えて きた 。
いく ぞ ナルト !
負け ねえ って ば よ !
う お っ !
く … くっ !
火 遁 豪 火 球 の 術 !
(( 豪 火 球 の 術 !
ハァ ハァ ハァ …。
あの 九 尾 の 事件 以来 我ら うち は 一族 は →
理不尽な 疑い を かけ られて 里 の 隅 に 追いやら れ →
どこ も かしこ も 監視 の 目 だ 。 このまま で は …。
( フガク ) 里 と の 折衝 は 続いて おる 。 根気 よく 議 を 重ね →
きっと いずれ は より よき 答え を 引き出して み せる 約束 する 。
血気 はやる 者 の なか に は →
煮え 切ら ぬ 四 代 目 火影 を いっそ …。
( フガク ) めったな こと を 言う で ない !
火影 …))
♪♪~
お前 と 初めて 会った の は アカデミ ー の 入学 式 だった な 。
ああ それ が どうした !
あの 頃 すでに こう なる こと は 決まって いた !
(( ミナト : うち は の サスケ 君 だ ね 。
よかったら うち の ナルト と 友達 に なって くれ ない か な ?
( フガク ) おお これ は 火影 殿 。 どうも 。
そう です な … 友達 と いう より も →
うち の サスケ は 息子 殿 の いい ライバル と なり ましょう ))
《 この 子 が 火影 の …》
アカデミ ー で 俺 は うち は の 長 の 息子 と して …。
(( イタチ 君 が 入って きた とき を 思い出し ます よ 。
さすが 兄弟 だ ))
優秀な 兄 と も 比較 さ れ …。
重圧 に 押し潰さ れ そうに なり ながら も →
火影 の 息子 である お前 に だけ は 絶対 に 負け まい と 張り合って みた 。
結果 俺 の 成績 は トップ 。 だが お前 は ドベ 。
優越 感 に 浸る より 俺 は 苛立った 。
なんで コイツ が 火影 の 息子 な んだ 。 何 が ライバル だって な !
んな 昔 の こと 言わ れた って 知ら ねえ よ !
だが あの 日 …。
(( 犬 が ! 誰 か ! 誰 か 助けて あげて !
危 ねえ 行っちゃ ダメ だ !
でも …。 助け に いったら →
お前 も 濁流 に 流さ れ ち まう ぞ !
うりゃ ~ っ !
よ ~ し よし よし もう 大丈夫だ から な 。
ハハハ !))
悔しかった 。
俺 は あの 濁流 の 前 に 一 歩 も 動け なかった 。
それなのに お前 は 生きる か 死ぬ か なんて 考え ず に →
ただ 助ける ため だけ に 飛び込んで 。
体 が 勝手に 動 いち まったん だって ば よ 。
んな 大した こと じゃ …。 言う な !
俺 は 動け なかった 。
だが お前 は 動いた 迷い なく 。
それ が … 悔しかった 。
それ から 少し 経った 頃 うち は の 不満 は 頂点 に 達し →
暴動 寸前 に まで 膨れ上がった 。
(( もう あなた の 手 を 汚す 必要 は ない よ 。
うち は と 千 住 決して 交わら ぬ はずの →
この 二 つ が 手 を 組む こと で →
木 ノ 葉 隠れ の 里 の 平和 は 守ら れて きた 。
そして それ は 今 宵 以降 も 未来 永 劫 続く だろう ))
四 代 目 は みごと →
俺 たち うち は の ク ー デタ ー を 話し合い で 防いだ 。
火影 に 対して も お前 に 対して も →
俺 の 見方 は 180 度 変わった 。
サスケ 。
お前 は 単なる 落ちこぼれ じゃ ない 。
俺 に は ない 何 か を 持った 存在 だ 。
本当に ライバル に なる かも しれ ない と …。
だが お前 は ちっとも 変わら ない !
ドベ の まま で ヘラヘラ 笑って !
俺 は お前 を 認め ち まった 。 な のに お前 は !
知ら ねえ って ば よ 。
俺 だって 何とか しよう って 一生懸命 やって 。
俺 は お前 と ともに 強く なり たかった 。
競い ながら 互い を 高め 合って そう 思って いた 。
だが お前 は 突然に !
多重 影 分身 の 術 !
ナルト …。
いく ぞ !
螺旋 丸 !
う お ~ っ !
うわ ~ っ !
ナルト お前 は 俺 を 置いて 1 人 で →
先 へ 進んで いっち ま いやがった んだ 。
だから 俺 は 必死に 食らいついた 。
(( 千鳥 流し !))
大 蛇 丸 から 力 を 得て ヤツ を も 凌 駕 した 。
それ でも お前 は 更に 更に 更に どんどん 先 へ いっち ま いやがる 。
追いかける の は もう やめ だ 。
だから ここ で お前 を ぶ っ 倒す !
二度と 先 へ いかせ ない 。
俺 が 上 だ と いう こと を ここ で わから せる !
どう だ !
まだまだ 。 影 分身 は まだ ある って ば よ !
それ は …。 フッ 仙人 モ ー ド だ 。
仙法 大玉 螺旋 丸 !
♪♪~
まだまだ !
影 分身 の 術 。
仙法 螺旋 手 裏 剣 !
う お ~!
う お ~!
う お ~!
ぐ あっ !
♪♪~
くっ … まだまだ 。
まだまだ だって ば よ !
俺 が 頑張って こ れた の は お前 が いた から だ 。
お前 を ライバル だ と 思って いた から こそ ここ まで …。
う ぜ ぇん だ よ !
これ しき で なめる な よ うち は を 。 いや 俺 を 。
俺 は お前 を こえる !
ぐ っ …。
( 九 喇嘛 ) ヤツ は 本気で お前 を ぶ っ 潰す つもり の ようだ 。
力 を 貸して くれ ねえ か 。
アイツ の サスケ の 力 が すげ え んだ 。
( 九 喇嘛 ) わかった 。 わし の 力 を 使え 。
化け 狐 … あっ いや 。
お前 の 名前 は ?
わし の 本当の 名前 は 九 喇嘛 だ 。
九 喇嘛 ありがとう 。
や ばい 。 あの 黒い 炎 は …。
( 九 喇嘛 ) ナルト 尾 獣 玉 を 使え 。
えっ 何 だって ば よ ? それ 。
( 九 喇嘛 ) コツ は 螺旋 丸 と 同じだ 。
終わら せる 俺 たち の 因縁 を 。
ナルト お前 を 倒す !
来 いよ サスケ 。 友達 と して お前 を 受け止める !
♪♪~
ナルト !
サスケ !
♪♪~
(2 人 ) う お ~!
う っ …。
お前 は 昔 も 今 も これ から も →
友達 だ 。
友達 なん だって ば よ 。
痛 ぇよ バカ !
ヘヘッ ! 友達 の 拳 は 痛 ぇも んだ 。
俺 は いつでも どこ でも 飛び込んで いける →
お前 が まぶしかった 。
サスケ …。
うらやましかった んだ 。
♪♪~
それ だけ の こと だった んだ 。
だったら それ が 友達 だ 。
< 自 来 也 : かくして 予言 の 子 うずまき ナルト は →
火影 と なり て 忍 の 未来 を 仲間 たち と ともに →
疾風 怒 濤 に 駆け抜けて いく のであった 。
これ にて 自 来 也忍 法 帳 ナルト 豪傑 伝 一 巻 の 終わり であり ま する >
( 綱 手 ) ナルト が 火影 だ と ?
弟子 び いき も いいかげんに …。
けど ヤツ ら なら …。
( 自 来 也 ) じゃ ろう ? 悪く ない ラスト だ ろ ?
まあ な そう と も 言える が …。
( 自 来 也 ) 綱 手 綱 手 !
うるさい な だ から ちゃんと 読んだ で は ない か 。
う ぇっ じ 自 来 也 !?
( ダン ) 綱 手 。 え ダン ?
何 を 読んで いた ん だい ?
え 自 来 也 の 本 は ? さあ ?
私 は ヤツ の 小説 を 読んで …。
まだ 寝ぼけて いる の ? え ダン ?
( ダン ) 五 影 会議 へ の 出発 時間 に は まだ 間 が ある から →
もう 少し ここ で 寝る か ?
夢 は もう 見 飽きた 。
( 自 来 也 ) 縄 樹 いい もの を やろう か ?
姉ちゃん に は 秘密だ ぞ ?
こら ぁ !
自 来 也 …。
♪♪~
『 木曜 8 時 の コンサ ー ト 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』 を →
ご覧 の 皆さん …。 (2 人 ) こんばん は 。
ここ で 突然です が 番組 から 重大 発表 が ございます 。
平成 23 年 の 10 月 から スタ ー ト して 以来 およそ 4 年 半 …。
その モクハチ が …。
その 引越 し 先 は …。