NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 20 - 457 - 相棒
( ヒルコ ) あそこ か 。 ( イタチ ) そうだ 。
( デイダラ ) 暁 だ ?
知る か そんな もん !
オイラ の ア ー ト 鑑賞 を 邪魔 する んじゃ ねえ 。
( ヒルコ ) こんな ガキ を 俺 の 連れ に し なきゃ な ん ねえ の か …。
威勢 は いい が コイツ は 早死に する タイプ だ ぜ 。
( イタチ ) リ ー ダ ー の 命令 だ 。 コイツ の 能力 は 役 に 立つ 。
オイラ の 能力 を 知って ん の か ?
お前 ら いったい …。
( 鬼 鮫 ) 近隣 諸国 で 反 国家 分 子ども に 加担 して →
爆破 テロ を 起こして いる の は あなた です ね ?
抜け 忍 の あなた が 何の 目的 で そんな こと を ?
( デイダラ ) 目的 ? そんな もん ありゃ し ねえ よ 。
オイラ は 依頼 を 受けて 爆発 を 起こす だけ だ 。
オイラ の 作品 で な 。 うん 。
ウザ いな 。
( 鬼 鮫 ) 終わり です か ? さ あな 。
もう いい 。 俺 が やろう 。
言 っと く が オイラ は 芸術 の 追求 は やめ ねえ から な 。
( ペイン ) 好きに しろ 。 だが …。
暁 に 入った 以上 任務 に は 従って もらう 。
うん ?
わかった わかった 。 だけど な …。
そこ の お前 !
二度と お前 の 幻 術 に は かかん ねえ から な ! うん 。
仲間 に なった 以上 お前 に 幻 術 を かける こと も ない だろう 。
オイラ は お前 に 芸術 を 味わわ せて やって も いい んだ ぜ ?
それ くらい に して おけ 。 ( ペイン ) サソリ 。
デイダラ と 組んで 大 蛇 丸 を 殺し に いけ 。
ようやく か 。
誰 だ よ ? その 大 蛇 丸 って ヤツ は 。
道 々 教えて やる 。
( 小南 ) 大 蛇 丸 たち は 風 の 国 へ 逃げ込んだ わ 。
その先 は よく わから ない 。
それ だけ わかれば 十分だ 。 行く ぞ 。
ん っ ! 人使い が 荒い な 暁 って の は !
( ヒルコ ) おい 早く しろ 。
わかった よ 。
イタチ と 鬼 鮫 は 草 隠れ に 行って もらう 。
( 角 都 ) 俺 の 相棒 は ?
もう しばらく 待て 。
( ヒルコ ) カブト に は いく つ か の やり 方 で →
俺 に 情報 を 伝える ように 命じて ある 。
風 の 国 に 向かった の なら ここ だ 。
ん ?
東 の 大 砂丘 …。
なるほど あそこ なら 里 の ヤツ ら も そう そう 行か ねえ な 。
旦那 の ふるさと か ? そこ は 。
その 言い 方 は やめろ 。
だが あそこ なら 好都合だ 。
あれ が ヤツ の アジト だ 。
オイラ の 芸術 で 丸ごと 爆発 して やる よ 。
今 アイツ が いる か どう かも わから ねえ んだ ぞ 。
ん っ !
砂 蛇 ! ( ヒルコ ) 無駄だ !
えっ !?
すでに 気づか れて いる 。
マジ かよ 。 行く ぞ 。
( 大 蛇 丸 ) てっきり イタチ 君 が 来る か と 思って た けど →
あなた たち が 暁 から の 追 手 と いう わけ ね 。
( ヒルコ ) 遠慮 なく ぶち 殺して やる ぜ 裏切り者 野郎 。
あら できる かしら ?
そちら の 坊や は 岩 隠れ の 爆破 部隊 に いた 子 ね 。
オイラ を ガキ 扱い すんじゃ ねえ ぞ !
オメエ は アイツ が 逃げ ねえ ように 空 から 見張って ろ 。
なんだ よ 旦那 ! 自分 の 手 で やり た いって の か ?
ああ 。 オメエ は アイツ に 恨み は ねえ だ ろ ?
援護 が 欲しく なったら いつでも 言って くれよ 。 うん !
ここ で は 俺 に 地 の 利 が ある 。
あれ が 旦那 の 作品 か 。
三 代 目 風 影 の 力 は テメエ も 知って る な 。
ええ 私 いい と 思った もの は 取り入れる 主義 だ から →
少し いただいた の よ 。
ん ? なんだ と !?
あ ? あっ ちの は 何 だ ?
サソリ か 。 キサマ よくも この 俺 を …。
( ヒルコ ) そい つ は 何 だ ? 蛇 野郎 !
( 大 蛇 丸 ) あなた が 殺した 三 代 目 風 影 よ 。
私 が 禁 術 を 使って 蘇ら せた の 。
今度 は 前 の ように は いか ぬ ぞ 。
恨み 節 は そこ まで 。
さて …。
あなた の その 人 傀儡 と 私 の 禁 術 →
どちら が 上 かしら ね ?
テメエ !
砂鉄 時雨 !
うわ っ うわ ~!
傀儡 は 砂 が 中 に 入ったら 動き が 止まる んでしょう 。
テメエ が 傀儡 の 講釈 垂れる んじゃ ねえ !
傀儡 の ほう に ゃ 中 に いろいろ 仕込んで んだ よ 。
次 は テメエ の 番 だ ぜ 。
まだ よ 。
何 だ ?
これ も 1 つ の 永遠の 命 。
死な ない の よ 死んで る けど 。
死な ねえ わけ が ある か !
♪♪~
喝 !
どう だ オイラ の 芸術 は !
なんで 死な ねえ ?
あなた たち も 死んだ あと 同じ ように 蘇ら せて あげる わ 。
もっとも 私 が 本当に 欲しかった の は →
イタチ 君 の 体 な んだ けど 。
旦那 アイツ に 弱点 って ない の か ?
復活 する の は 三 代 目 の 能力 じゃ ない んだ 。 クッ !
永遠に 私 の 手 駒 に なる の よ 。
ふざける な …。
俺 は 三 代 目 風 影 だ ぞ 。
俺 は … 駒 じゃ ねえ 。
おやま ぁ 術 が 完全で なかった の かしら ?
食ら いやがれ !
やった か 。
逃げ ん な !
喝 !
芸術 は 爆発 だ !
( ヒルコ ) おいおい …。
( ヒルコ ) 瓦礫 の 山 を くまなく 捜した が →
野郎 の 死体 は 見つから なかった 。
殺した と は 言い切れ ねえ 。
( デイダラ ) もし 生きて たら ぜ って ぇ オイラ の 手 で 殺して やる 。
だいたい あの デタラメ な 術 は 何 だ ?
( ペイン ) 何 か 知っている か ?
( イタチ ) おそらく 二 代 目 火影 が 開発 した →
穢土 転生 の 術 だ 。
死者 を 蘇ら せ 自分 の 意のままに 操る 。
殺そう に も 殺せ ない 。
だから 封印 術 を 使う か →
力ずく で 動き を 拘束 する しか ない だろう 。
( デイダラ ) 大 蛇 丸 を 殺せば いい んだ ろ 。
( イタチ ) それ でも 穢土 転 生体 は 止まら ない はずだ 。
何 だ よ そり ゃあ 。
( ペイン ) 今後 大 蛇 丸 に 関して 注意 を 払え 。
生きて いれば なんらか の 動き が ある だろう 。
( デイダラ ) 普通 あの 爆発 で →
死んで ねえ は ず が ない んだ が な うん 。
( ヒルコ ) ここ に 来る ヤツ は 皆 普通じゃ ねえ から な 。
( 小南 ) 不死身 と いう こと で は もう 1 人 現れた わ 。
( ペイン ) 湯 の 国 から の 依頼 だ 。
殺人 鬼 が 現れた ので 退治 して ほしい そうだ 。
( 角 都 ) あそこ に も 湯 隠れ の 忍 が いる だろう が 。
( 小南 ) 彼ら で は 殺せ ない そう な の 。
( イタチ ) その 殺人 鬼 が 不死身 と いう わけ か 。
( デイダラ ) じゃあ ソイツ も 大 蛇 丸 の 穢土 なんとか と か か ?
( ペイン ) 今回 は 編成 を かえて メンバ ー を 派遣 する 。
( 飛 段 ) そこ の アンタ 。
ジャシン 教 に 入ら ねえ か ?
( 角 都 ) 金 目当て で も なけりゃ 恨み で も ない 。
単に 殺し たくて 殺した な 。
殺戮 が し たい の なら 別の やり 方 も ある 。
何 か 目的 が あって の こと だろう 。
やはり 俺 を イラッ と さ せ や がる な テメエ は 。
それ で お前 は 俺 が イタチ を 殺さ ない ように →
見張り に 来た の か ?
( 小南 ) 他 に 感知 タイプ が い ない から 。
それ に 他の メンバ ー で は とても オトリ に は なれ ない から 。
オトリ ?
よっ と !
よう そこ の アンタ ! ジャシン 教 に 入ら ねえ か ?
ジャシン 教 ? そうだ ジャシン 教 だ 。
どういう もの な の ?
人 を 殺して も なんら 裁か れる こと は ない 。
それどころか ジャシン 様 は 更に お 喜び に なる んだ よ 。
そう 。
どう だ すばらしい 教え だろう 。 入る 気 に なった か ?
やはり あなた が 連続 殺人 鬼 と いう わけ ね 。
殺人 鬼 ? そりゃ ねえ ぜ 。
俺 は ジャシン 様 に 祈り を 捧げて る だけ だ 。
お前 も ジャシン 様 に 捧げる しか ねえ ようだ な 。
どう ? 穢土 転生 で は ない ようだ 。
なら どういう 不死身 か 俺 が 試して やる 。
なんだ お前 ら そろい の 服 着て 楽団 か ?
音楽 ユニット か ? そこ の うっとうし そうな の が ベ ー ス で →
姉ちゃん が ボ ー カル 兼 キ ー ボ ー ド 。
いや ボ ー カル は そっち の 兄ちゃん か ?
そんな ん じゃ ねえ 。
こりゃ あ ジャシン 様 も 喜び そうな 生 贄 だ 。
( 飛 段 ) ハッハッハッ ! どうした 逃げて ばっかり か ?
逃がす かよ !
フッ 。
グホッ !
なんだ よ もう 終わり か 。
痛 え …。
痛 え じゃ ねえ かよ ~!
ほお …。
神 の 裁き を くだして やる ぜ !
ぐ っ …。
もう いら ねえ んだ よ !
不死身の 噂 は 本当 らしい な 。
さあ 儀式 の 始まり だ ぜ 。
すべて の 準備 は 整った 。
死ね ~!
う っ …。
心 の 臓 を ひと 突きだ 。
テッ テメエ !
きっ 気持 いい 。
ジャシン 様 に 栄光 を !
ぐ っ …。
う っ …。
テメエ よくも やって くれた な 。
( 飛 段 ) おいおい なんで 死な ねえ んだ よ 。
ぶち 殺す 。 でき ねえ よ 。
何 か わかった ?
ヤツ は 角 都 の 血 を 舐め 儀式 と 言った が →
あれ も 何らか の 術 だろう 。
自分 の 受けた ダメ ー ジ を 血 を 舐めた 相手 に も 与える んだ 。
だが 不死身の わけ は わから ない 。
( 小南 )2 人 を 分けて くれる ?
( イタチ ) 退治 する んじゃ ない の か ? ( 小南 ) ええ 。
( カラス の 鳴き声 )
な っ な んだ !?
( カラス の 鳴き声 )
( 角 都 ) イタチ 何の 真似 だ ?
仲間 に 誘う そうだ 。
あんな ヤツ を か 。
( 飛 段 ) 冗談 だろう 。 断る 。 暁 だ か 何だか 知ら ねえ が →
俺 に は ジャシン 教 の 布教 と いう 使命 が ある 。
( 小南 ) あなた の その 使命 の ため に も →
暁 に 入った ほう が いい わ 。 なんだ よ 。
暁 は 暗殺 戦争 何でも やる 殺戮 集団 だ から 。
ジャシン 教 の 布教 は これ まで どおり やら せて もらう ぜ 。
好きに しろ 。
( ペイン ) ツ ー マンセル も 定まった 。 それぞれ に 任務 を 遂行 しろ 。
( 角 都 ) まさか お前 が 俺 の 相棒 と は な 。
それ は こっち の セリフ な んだ よ 。
俺 を イラ つか せる な 。 殺す ぞ 。
( 飛 段 ) だ から 殺して みろ って んだ 。
( 角 都 ) お前 の 心臓 は 欲しく ない 。
( デイダラ ) 芸術 は …。
爆発 だ ~!
うん ? ア ー ト だ 。
オメエ の 芸術 は いまいち わかん ねえ 。
( デイダラ ) 一瞬にして 儚く 散る 美学 って のに →
旦那 も そろそろ 目覚める んだ な 。 うん 。
( ヒルコ ) ん … リ ー ダ ー だ 。 ん ?
( ペイン ) 音 隠れ と いう 忍 の 里 が 最近 誕生 した 。
この 里 の 成り立ち に 大 蛇 丸 が 関わって いる 可能 性 が ある 。
あの 野郎 が !
《 ペイン : お前たち で 密かに 調査 しろ 》
ケッ 裏 で コソコソ やる の が 得意な 野郎 だ から な 。
いっち ょ 見せつけて やる か ドカン と な !
密かに と 言わ れたろう が 。
♪♪~
《 ペイン : 木 ノ 葉 隠れ の 里 で 事件 が 起きた 。
大 蛇 丸 の 仕業 だ 。
大 蛇 丸 は 音 隠れ と 砂 隠れ の 忍 を 使い →
木 ノ 葉 に 戦争 を 仕掛けた が 木 ノ 葉 崩し に は 失敗 した ようだ 》
ヘッ ざ まあ ねえ や 。
《 ペイン : この 戦争 で 三 代 目 火影 が 死んだ 。
引いた 大 蛇 丸 だ が 行方 は わから ない 。
誰 か に 調査 に 行って もらう が …》
俺 が 行こう 。
《 ペイン : で は お前たち に 任せる 。 木 ノ 葉 の 人 柱 力 の 件 も な 》
( 鬼 鮫 ) とりあえず 壊滅 は 免れた もの の →
被害 は 甚大 の ようです ね 。
栄華 を 極めた あの 里 が … 哀れだ な 。
柄 に も ない 。
故郷 は やはり 未練 が あり ます か ? あなた でも 。
いい や 。
まるで ない よ 。
《 サスケ … お前 は 無事で いる の か ?》