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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン20 - 457 - 相棒

NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 20 - 457 - 相棒

( ヒルコ ) あそこ か 。 ( イタチ ) そうだ 。

( デイダラ ) 暁 だ ?

知る か そんな もん !

オイラ の ア ー ト 鑑賞 を 邪魔 する んじゃ ねえ 。

( ヒルコ ) こんな ガキ を 俺 の 連れ に し なきゃ な ん ねえ の か …。

威勢 は いい が コイツ は 早死に する タイプ だ ぜ 。

( イタチ ) リ ー ダ ー の 命令 だ 。 コイツ の 能力 は 役 に 立つ 。

オイラ の 能力 を 知って ん の か ?

お前 ら いったい …。

( 鬼 鮫 ) 近隣 諸国 で 反 国家 分 子ども に 加担 して →

爆破 テロ を 起こして いる の は あなた です ね ?

抜け 忍 の あなた が 何の 目的 で そんな こと を ?

( デイダラ ) 目的 ? そんな もん ありゃ し ねえ よ 。

オイラ は 依頼 を 受けて 爆発 を 起こす だけ だ 。

オイラ の 作品 で な 。 うん 。

ウザ いな 。

( 鬼 鮫 ) 終わり です か ? さ あな 。

もう いい 。 俺 が やろう 。

言 っと く が オイラ は 芸術 の 追求 は やめ ねえ から な 。

( ペイン ) 好きに しろ 。 だが …。

暁 に 入った 以上 任務 に は 従って もらう 。

うん ?

わかった わかった 。 だけど な …。

そこ の お前 !

二度と お前 の 幻 術 に は かかん ねえ から な ! うん 。

仲間 に なった 以上 お前 に 幻 術 を かける こと も ない だろう 。

オイラ は お前 に 芸術 を 味わわ せて やって も いい んだ ぜ ?

それ くらい に して おけ 。 ( ペイン ) サソリ 。

デイダラ と 組んで 大 蛇 丸 を 殺し に いけ 。

ようやく か 。

誰 だ よ ? その 大 蛇 丸 って ヤツ は 。

道 々 教えて やる 。

( 小南 ) 大 蛇 丸 たち は 風 の 国 へ 逃げ込んだ わ 。

その先 は よく わから ない 。

それ だけ わかれば 十分だ 。 行く ぞ 。

ん っ ! 人使い が 荒い な 暁 って の は !

( ヒルコ ) おい 早く しろ 。

わかった よ 。

イタチ と 鬼 鮫 は 草 隠れ に 行って もらう 。

( 角 都 ) 俺 の 相棒 は ?

もう しばらく 待て 。

( ヒルコ ) カブト に は いく つ か の やり 方 で →

俺 に 情報 を 伝える ように 命じて ある 。

風 の 国 に 向かった の なら ここ だ 。

ん ?

東 の 大 砂丘 …。

なるほど あそこ なら 里 の ヤツ ら も そう そう 行か ねえ な 。

旦那 の ふるさと か ? そこ は 。

その 言い 方 は やめろ 。

だが あそこ なら 好都合だ 。

あれ が ヤツ の アジト だ 。

オイラ の 芸術 で 丸ごと 爆発 して やる よ 。

今 アイツ が いる か どう かも わから ねえ んだ ぞ 。

ん っ !

砂 蛇 ! ( ヒルコ ) 無駄だ !

えっ !?

すでに 気づか れて いる 。

マジ かよ 。 行く ぞ 。

( 大 蛇 丸 ) てっきり イタチ 君 が 来る か と 思って た けど →

あなた たち が 暁 から の 追 手 と いう わけ ね 。

( ヒルコ ) 遠慮 なく ぶち 殺して やる ぜ 裏切り者 野郎 。

あら できる かしら ?

そちら の 坊や は 岩 隠れ の 爆破 部隊 に いた 子 ね 。

オイラ を ガキ 扱い すんじゃ ねえ ぞ !

オメエ は アイツ が 逃げ ねえ ように 空 から 見張って ろ 。

なんだ よ 旦那 ! 自分 の 手 で やり た いって の か ?

ああ 。 オメエ は アイツ に 恨み は ねえ だ ろ ?

援護 が 欲しく なったら いつでも 言って くれよ 。 うん !

ここ で は 俺 に 地 の 利 が ある 。

あれ が 旦那 の 作品 か 。

三 代 目 風 影 の 力 は テメエ も 知って る な 。

ええ 私 いい と 思った もの は 取り入れる 主義 だ から →

少し いただいた の よ 。

ん ? なんだ と !?

あ ? あっ ちの は 何 だ ?

サソリ か 。 キサマ よくも この 俺 を …。

( ヒルコ ) そい つ は 何 だ ? 蛇 野郎 !

( 大 蛇 丸 ) あなた が 殺した 三 代 目 風 影 よ 。

私 が 禁 術 を 使って 蘇ら せた の 。

今度 は 前 の ように は いか ぬ ぞ 。

恨み 節 は そこ まで 。

さて …。

あなた の その 人 傀儡 と 私 の 禁 術 →

どちら が 上 かしら ね ?

テメエ !

砂鉄 時雨 !

うわ っ うわ ~!

傀儡 は 砂 が 中 に 入ったら 動き が 止まる んでしょう 。

テメエ が 傀儡 の 講釈 垂れる んじゃ ねえ !

傀儡 の ほう に ゃ 中 に いろいろ 仕込んで んだ よ 。

次 は テメエ の 番 だ ぜ 。

まだ よ 。

何 だ ?

これ も 1 つ の 永遠の 命 。

死な ない の よ 死んで る けど 。

死な ねえ わけ が ある か !

♪♪~

喝 !

どう だ オイラ の 芸術 は !

なんで 死な ねえ ?

あなた たち も 死んだ あと 同じ ように 蘇ら せて あげる わ 。

もっとも 私 が 本当に 欲しかった の は →

イタチ 君 の 体 な んだ けど 。

旦那 アイツ に 弱点 って ない の か ?

復活 する の は 三 代 目 の 能力 じゃ ない んだ 。 クッ !

永遠に 私 の 手 駒 に なる の よ 。

ふざける な …。

俺 は 三 代 目 風 影 だ ぞ 。

俺 は … 駒 じゃ ねえ 。

おやま ぁ 術 が 完全で なかった の かしら ?

食ら いやがれ !

やった か 。

逃げ ん な !

喝 !

芸術 は 爆発 だ !

( ヒルコ ) おいおい …。

( ヒルコ ) 瓦礫 の 山 を くまなく 捜した が →

野郎 の 死体 は 見つから なかった 。

殺した と は 言い切れ ねえ 。

( デイダラ ) もし 生きて たら ぜ って ぇ オイラ の 手 で 殺して やる 。

だいたい あの デタラメ な 術 は 何 だ ?

( ペイン ) 何 か 知っている か ?

( イタチ ) おそらく 二 代 目 火影 が 開発 した →

穢土 転生 の 術 だ 。

死者 を 蘇ら せ 自分 の 意のままに 操る 。

殺そう に も 殺せ ない 。

だから 封印 術 を 使う か →

力ずく で 動き を 拘束 する しか ない だろう 。

( デイダラ ) 大 蛇 丸 を 殺せば いい んだ ろ 。

( イタチ ) それ でも 穢土 転 生体 は 止まら ない はずだ 。

何 だ よ そり ゃあ 。

( ペイン ) 今後 大 蛇 丸 に 関して 注意 を 払え 。

生きて いれば なんらか の 動き が ある だろう 。

( デイダラ ) 普通 あの 爆発 で →

死んで ねえ は ず が ない んだ が な うん 。

( ヒルコ ) ここ に 来る ヤツ は 皆 普通じゃ ねえ から な 。

( 小南 ) 不死身 と いう こと で は もう 1 人 現れた わ 。

( ペイン ) 湯 の 国 から の 依頼 だ 。

殺人 鬼 が 現れた ので 退治 して ほしい そうだ 。

( 角 都 ) あそこ に も 湯 隠れ の 忍 が いる だろう が 。

( 小南 ) 彼ら で は 殺せ ない そう な の 。

( イタチ ) その 殺人 鬼 が 不死身 と いう わけ か 。

( デイダラ ) じゃあ ソイツ も 大 蛇 丸 の 穢土 なんとか と か か ?

( ペイン ) 今回 は 編成 を かえて メンバ ー を 派遣 する 。

( 飛 段 ) そこ の アンタ 。

ジャシン 教 に 入ら ねえ か ?

( 角 都 ) 金 目当て で も なけりゃ 恨み で も ない 。

単に 殺し たくて 殺した な 。

殺戮 が し たい の なら 別の やり 方 も ある 。

何 か 目的 が あって の こと だろう 。

やはり 俺 を イラッ と さ せ や がる な テメエ は 。

それ で お前 は 俺 が イタチ を 殺さ ない ように →

見張り に 来た の か ?

( 小南 ) 他 に 感知 タイプ が い ない から 。

それ に 他の メンバ ー で は とても オトリ に は なれ ない から 。

オトリ ?

よっ と !

よう そこ の アンタ ! ジャシン 教 に 入ら ねえ か ?

ジャシン 教 ? そうだ ジャシン 教 だ 。

どういう もの な の ?

人 を 殺して も なんら 裁か れる こと は ない 。

それどころか ジャシン 様 は 更に お 喜び に なる んだ よ 。

そう 。

どう だ すばらしい 教え だろう 。 入る 気 に なった か ?

やはり あなた が 連続 殺人 鬼 と いう わけ ね 。

殺人 鬼 ? そりゃ ねえ ぜ 。

俺 は ジャシン 様 に 祈り を 捧げて る だけ だ 。

お前 も ジャシン 様 に 捧げる しか ねえ ようだ な 。

どう ? 穢土 転生 で は ない ようだ 。

なら どういう 不死身 か 俺 が 試して やる 。

なんだ お前 ら そろい の 服 着て 楽団 か ?

音楽 ユニット か ? そこ の うっとうし そうな の が ベ ー ス で →

姉ちゃん が ボ ー カル 兼 キ ー ボ ー ド 。

いや ボ ー カル は そっち の 兄ちゃん か ?

そんな ん じゃ ねえ 。

こりゃ あ ジャシン 様 も 喜び そうな 生 贄 だ 。

( 飛 段 ) ハッハッハッ ! どうした 逃げて ばっかり か ?

逃がす かよ !

フッ 。

グホッ !

なんだ よ もう 終わり か 。

痛 え …。

痛 え じゃ ねえ かよ ~!

ほお …。

神 の 裁き を くだして やる ぜ !

ぐ っ …。

もう いら ねえ んだ よ !

不死身の 噂 は 本当 らしい な 。

さあ 儀式 の 始まり だ ぜ 。

すべて の 準備 は 整った 。

死ね ~!

う っ …。

心 の 臓 を ひと 突きだ 。

テッ テメエ !

きっ 気持 いい 。

ジャシン 様 に 栄光 を !

ぐ っ …。

う っ …。

テメエ よくも やって くれた な 。

( 飛 段 ) おいおい なんで 死な ねえ んだ よ 。

ぶち 殺す 。 でき ねえ よ 。

何 か わかった ?

ヤツ は 角 都 の 血 を 舐め 儀式 と 言った が →

あれ も 何らか の 術 だろう 。

自分 の 受けた ダメ ー ジ を 血 を 舐めた 相手 に も 与える んだ 。

だが 不死身の わけ は わから ない 。

( 小南 )2 人 を 分けて くれる ?

( イタチ ) 退治 する んじゃ ない の か ? ( 小南 ) ええ 。

( カラス の 鳴き声 )

な っ な んだ !?

( カラス の 鳴き声 )

( 角 都 ) イタチ 何の 真似 だ ?

仲間 に 誘う そうだ 。

あんな ヤツ を か 。

( 飛 段 ) 冗談 だろう 。 断る 。 暁 だ か 何だか 知ら ねえ が →

俺 に は ジャシン 教 の 布教 と いう 使命 が ある 。

( 小南 ) あなた の その 使命 の ため に も →

暁 に 入った ほう が いい わ 。 なんだ よ 。

暁 は 暗殺 戦争 何でも やる 殺戮 集団 だ から 。

ジャシン 教 の 布教 は これ まで どおり やら せて もらう ぜ 。

好きに しろ 。

( ペイン ) ツ ー マンセル も 定まった 。 それぞれ に 任務 を 遂行 しろ 。

( 角 都 ) まさか お前 が 俺 の 相棒 と は な 。

それ は こっち の セリフ な んだ よ 。

俺 を イラ つか せる な 。 殺す ぞ 。

( 飛 段 ) だ から 殺して みろ って んだ 。

( 角 都 ) お前 の 心臓 は 欲しく ない 。

( デイダラ ) 芸術 は …。

爆発 だ ~!

うん ? ア ー ト だ 。

オメエ の 芸術 は いまいち わかん ねえ 。

( デイダラ ) 一瞬にして 儚く 散る 美学 って のに →

旦那 も そろそろ 目覚める んだ な 。 うん 。

( ヒルコ ) ん … リ ー ダ ー だ 。 ん ?

( ペイン ) 音 隠れ と いう 忍 の 里 が 最近 誕生 した 。

この 里 の 成り立ち に 大 蛇 丸 が 関わって いる 可能 性 が ある 。

あの 野郎 が !

《 ペイン : お前たち で 密かに 調査 しろ 》

ケッ 裏 で コソコソ やる の が 得意な 野郎 だ から な 。

いっち ょ 見せつけて やる か ドカン と な !

密かに と 言わ れたろう が 。

♪♪~

《 ペイン : 木 ノ 葉 隠れ の 里 で 事件 が 起きた 。

大 蛇 丸 の 仕業 だ 。

大 蛇 丸 は 音 隠れ と 砂 隠れ の 忍 を 使い →

木 ノ 葉 に 戦争 を 仕掛けた が 木 ノ 葉 崩し に は 失敗 した ようだ 》

ヘッ ざ まあ ねえ や 。

《 ペイン : この 戦争 で 三 代 目 火影 が 死んだ 。

引いた 大 蛇 丸 だ が 行方 は わから ない 。

誰 か に 調査 に 行って もらう が …》

俺 が 行こう 。

《 ペイン : で は お前たち に 任せる 。 木 ノ 葉 の 人 柱 力 の 件 も な 》

( 鬼 鮫 ) とりあえず 壊滅 は 免れた もの の →

被害 は 甚大 の ようです ね 。

栄華 を 極めた あの 里 が … 哀れだ な 。

柄 に も ない 。

故郷 は やはり 未練 が あり ます か ? あなた でも 。

いい や 。

まるで ない よ 。

《 サスケ … お前 は 無事で いる の か ?》


NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 20 - 457 - 相棒 ||しっぷう|つたい|しーずん|あいぼう Naruto Shippuden - Season 20 - 457 - Partners

( ヒルコ ) あそこ か 。 ( イタチ ) そうだ 。 ||||そう だ

( デイダラ ) 暁 だ ? |あかつき|

知る か そんな もん ! しる|||

オイラ の ア ー ト 鑑賞 を 邪魔 する んじゃ ねえ 。 |||||かんしょう||じゃま|||

( ヒルコ ) こんな ガキ を 俺 の 連れ に し なきゃ な ん ねえ の か …。 ||||おれ||つれ||||||||

威勢 は いい が コイツ は 早死に する タイプ だ ぜ 。 いせい||||||はやじに||||

( イタチ ) リ ー ダ ー の 命令 だ 。 コイツ の 能力 は 役 に 立つ 。 ||||||めいれい||||のうりょく||やく||たつ

オイラ の 能力 を 知って ん の か ? ||のうりょく||しって|||

お前 ら いったい …。 おまえ||

( 鬼 鮫 ) 近隣 諸国 で 反 国家 分 子ども に 加担 して → おに|さめ|きんりん|しょこく||はん|こっか|ぶん|こども||かたん|

爆破 テロ を 起こして いる の は あなた です ね ? ばくは|||おこして||||||

抜け 忍 の あなた が 何の 目的 で そんな こと を ? ぬけ|おし||||なんの|もくてき||||

( デイダラ ) 目的 ? そんな もん ありゃ し ねえ よ 。 |もくてき||||||

オイラ は 依頼 を 受けて 爆発 を 起こす だけ だ 。 ||いらい||うけて|ばくはつ||おこす||

オイラ の 作品 で な 。 うん 。 ||さくひん|||

ウザ いな 。

( 鬼 鮫 ) 終わり です か ? さ あな 。 おに|さめ|おわり||||

もう いい 。 俺 が やろう 。 ||おれ||

言 っと く が オイラ は 芸術 の 追求 は やめ ねえ から な 。 げん||||||げいじゅつ||ついきゅう|||||

( ペイン ) 好きに しろ 。 だが …。 |すきに||

暁 に 入った 以上 任務 に は 従って もらう 。 あかつき||はいった|いじょう|にんむ|||したがって|

うん ?

わかった わかった 。 だけど な …。

そこ の お前 ! ||おまえ

二度と お前 の 幻 術 に は かかん ねえ から な ! うん 。 にどと|おまえ||まぼろし|じゅつ|||||||

仲間 に なった 以上 お前 に 幻 術 を かける こと も ない だろう 。 なかま|||いじょう|おまえ||まぼろし|じゅつ||||||

オイラ は お前 に 芸術 を 味わわ せて やって も いい んだ ぜ ? ||おまえ||げいじゅつ||あじわわ||||||

それ くらい に して おけ 。 ( ペイン ) サソリ 。

デイダラ と 組んで 大 蛇 丸 を 殺し に いけ 。 ||くんで|だい|へび|まる||ころし||

ようやく か 。

誰 だ よ ? その 大 蛇 丸 って ヤツ は 。 だれ||||だい|へび|まる|||

道 々 教えて やる 。 どう||おしえて|

( 小南 ) 大 蛇 丸 たち は 風 の 国 へ 逃げ込んだ わ 。 こみなみ|だい|へび|まる|||かぜ||くに||にげこんだ|

その先 は よく わから ない 。 そのさき||||

それ だけ わかれば 十分だ 。 行く ぞ 。 |||じゅうぶんだ|いく|

ん っ ! 人使い が 荒い な 暁 って の は ! ||ひとづかい||あらい||あかつき|||

( ヒルコ ) おい 早く しろ 。 ||はやく|

わかった よ 。

イタチ と 鬼 鮫 は 草 隠れ に 行って もらう 。 ||おに|さめ||くさ|かくれ||おこなって|

( 角 都 ) 俺 の 相棒 は ? かど|と|おれ||あいぼう|

もう しばらく 待て 。 ||まて

( ヒルコ ) カブト に は いく つ か の やり 方 で → |||||||||かた|

俺 に 情報 を 伝える ように 命じて ある 。 おれ||じょうほう||つたえる|よう に|めいじて|

風 の 国 に 向かった の なら ここ だ 。 かぜ||くに||むかった||||

ん ?

東 の 大 砂丘 …。 ひがし||だい|さきゅう

なるほど あそこ なら 里 の ヤツ ら も そう そう 行か ねえ な 。 |||さと|||||||いか||

旦那 の ふるさと か ? そこ は 。 だんな|||||

その 言い 方 は やめろ 。 |いい|かた||

だが あそこ なら 好都合だ 。 |||こうつごうだ

あれ が ヤツ の アジト だ 。

オイラ の 芸術 で 丸ごと 爆発 して やる よ 。 ||げいじゅつ||まるごと|ばくはつ|||

今 アイツ が いる か どう かも わから ねえ んだ ぞ 。 いま||||||||||

ん っ !

砂 蛇 ! ( ヒルコ ) 無駄だ ! すな|へび||むだだ

えっ !?

すでに 気づか れて いる 。 |きづか||

マジ かよ 。 行く ぞ 。 ||いく|

( 大 蛇 丸 ) てっきり イタチ 君 が 来る か と 思って た けど → だい|へび|まる|||きみ||くる|||おもって||

あなた たち が 暁 から の 追 手 と いう わけ ね 。 |||あかつき|||つい|て||||

( ヒルコ ) 遠慮 なく ぶち 殺して やる ぜ 裏切り者 野郎 。 |えんりょ|||ころして|||うらぎりもの|やろう

あら できる かしら ?

そちら の 坊や は 岩 隠れ の 爆破 部隊 に いた 子 ね 。 ||ぼうや||いわ|かくれ||ばくは|ぶたい|||こ|

オイラ を ガキ 扱い すんじゃ ねえ ぞ ! |||あつかい|||

オメエ は アイツ が 逃げ ねえ ように 空 から 見張って ろ 。 ||||にげ||よう に|から||みはって|

なんだ よ 旦那 ! 自分 の 手 で やり た いって の か ? ||だんな|じぶん||て||||||

ああ 。 オメエ は アイツ に 恨み は ねえ だ ろ ? |||||うらみ||||

援護 が 欲しく なったら いつでも 言って くれよ 。 うん ! えんご||ほしく|||いって||

ここ で は 俺 に 地 の 利 が ある 。 |||おれ||ち||り||

あれ が 旦那 の 作品 か 。 ||だんな||さくひん|

三 代 目 風 影 の 力 は テメエ も 知って る な 。 みっ|だい|め|かぜ|かげ||ちから||||しって||

ええ 私 いい と 思った もの は 取り入れる 主義 だ から → |わたくし|||おもった|||とりいれる|しゅぎ||

少し いただいた の よ 。 すこし|||

ん ? なんだ と !?

あ ? あっ ちの は 何 だ ? ||||なん|

サソリ か 。 キサマ よくも この 俺 を …。 |||||おれ|

( ヒルコ ) そい つ は 何 だ ? 蛇 野郎 ! ||||なん||へび|やろう

( 大 蛇 丸 ) あなた が 殺した 三 代 目 風 影 よ 。 だい|へび|まる|||ころした|みっ|だい|め|かぜ|かげ|

私 が 禁 術 を 使って 蘇ら せた の 。 わたくし||きん|じゅつ||つかって|よみがえら||

今度 は 前 の ように は いか ぬ ぞ 。 こんど||ぜん||よう に||||

恨み 節 は そこ まで 。 うらみ|せつ|||

さて …。

あなた の その 人 傀儡 と 私 の 禁 術 → |||じん|かいらい||わたくし||きん|じゅつ

どちら が 上 かしら ね ? ||うえ||

テメエ !

砂鉄 時雨 ! さてつ|しぐれ

うわ っ うわ ~!

傀儡 は 砂 が 中 に 入ったら 動き が 止まる んでしょう 。 かいらい||すな||なか||はいったら|うごき||とまる|

テメエ が 傀儡 の 講釈 垂れる んじゃ ねえ ! ||かいらい||こうしゃく|しだれる||

傀儡 の ほう に ゃ 中 に いろいろ 仕込んで んだ よ 。 かいらい|||||なか|||しこんで||

次 は テメエ の 番 だ ぜ 。 つぎ||||ばん||

まだ よ 。

何 だ ? なん|

これ も 1 つ の 永遠の 命 。 ||||えいえんの|いのち

死な ない の よ 死んで る けど 。 しな||||しんで||

死な ねえ わけ が ある か ! しな|||||

♪♪~

喝 ! かつ

どう だ オイラ の 芸術 は ! ||||げいじゅつ|

なんで 死な ねえ ? |しな|

あなた たち も 死んだ あと 同じ ように 蘇ら せて あげる わ 。 |||しんだ||おなじ|よう に|よみがえら|||

もっとも 私 が 本当に 欲しかった の は → |わたくし||ほんとうに|ほしかった||

イタチ 君 の 体 な んだ けど 。 |きみ||からだ|||

旦那 アイツ に 弱点 って ない の か ? だんな|||じゃくてん||||

復活 する の は 三 代 目 の 能力 じゃ ない んだ 。 クッ ! ふっかつ||||みっ|だい|め||のうりょく||||

永遠に 私 の 手 駒 に なる の よ 。 えいえんに|わたくし||て|こま||||

ふざける な …。

俺 は 三 代 目 風 影 だ ぞ 。 おれ||みっ|だい|め|かぜ|かげ||

俺 は … 駒 じゃ ねえ 。 おれ||こま||

おやま ぁ 術 が 完全で なかった の かしら ? ||じゅつ||かんぜんで|||

食ら いやがれ ! くら|

やった か 。

逃げ ん な ! にげ||

喝 ! かつ

芸術 は 爆発 だ ! げいじゅつ||ばくはつ|

( ヒルコ ) おいおい …。

( ヒルコ ) 瓦礫 の 山 を くまなく 捜した が → |がれき||やま|||さがした|

野郎 の 死体 は 見つから なかった 。 やろう||したい||みつから|

殺した と は 言い切れ ねえ 。 ころした|||いいきれ|

( デイダラ ) もし 生きて たら ぜ って ぇ オイラ の 手 で 殺して やる 。 ||いきて|||||||て||ころして|

だいたい あの デタラメ な 術 は 何 だ ? ||||じゅつ||なん|

( ペイン ) 何 か 知っている か ? |なん||しっている|

( イタチ ) おそらく 二 代 目 火影 が 開発 した → ||ふた|だい|め|ほかげ||かいはつ|

穢土 転生 の 術 だ 。 えど|てんせい||じゅつ|

死者 を 蘇ら せ 自分 の 意のままに 操る 。 ししゃ||よみがえら||じぶん||いのままに|あやつる

殺そう に も 殺せ ない 。 ころそう|||ころせ|

だから 封印 術 を 使う か → |ふういん|じゅつ||つかう|

力ずく で 動き を 拘束 する しか ない だろう 。 ちからずく||うごき||こうそく||||

( デイダラ ) 大 蛇 丸 を 殺せば いい んだ ろ 。 |だい|へび|まる||ころせば|||

( イタチ ) それ でも 穢土 転 生体 は 止まら ない はずだ 。 |||えど|てん|せいたい||とまら||

何 だ よ そり ゃあ 。 なん||||

( ペイン ) 今後 大 蛇 丸 に 関して 注意 を 払え 。 |こんご|だい|へび|まる||かんして|ちゅうい||はらえ

生きて いれば なんらか の 動き が ある だろう 。 いきて||||うごき|||

( デイダラ ) 普通 あの 爆発 で → |ふつう||ばくはつ|

死んで ねえ は ず が ない んだ が な うん 。 しんで|||||||||

( ヒルコ ) ここ に 来る ヤツ は 皆 普通じゃ ねえ から な 。 |||くる|||みな|ふつうじゃ|||

( 小南 ) 不死身 と いう こと で は もう 1 人 現れた わ 。 こみなみ|ふじみ|||||||じん|あらわれた|

( ペイン ) 湯 の 国 から の 依頼 だ 。 |ゆ||くに|||いらい|

殺人 鬼 が 現れた ので 退治 して ほしい そうだ 。 さつじん|おに||あらわれた||たいじ|||そう だ

( 角 都 ) あそこ に も 湯 隠れ の 忍 が いる だろう が 。 かど|と||||ゆ|かくれ||おし||||

( 小南 ) 彼ら で は 殺せ ない そう な の 。 こみなみ|かれら|||ころせ||||

( イタチ ) その 殺人 鬼 が 不死身 と いう わけ か 。 ||さつじん|おに||ふじみ||||

( デイダラ ) じゃあ ソイツ も 大 蛇 丸 の 穢土 なんとか と か か ? ||||だい|へび|まる||えど||||

( ペイン ) 今回 は 編成 を かえて メンバ ー を 派遣 する 。 |こんかい||へんせい||||||はけん|

( 飛 段 ) そこ の アンタ 。 と|だん|||

ジャシン 教 に 入ら ねえ か ? |きょう||はいら||

( 角 都 ) 金 目当て で も なけりゃ 恨み で も ない 。 かど|と|きむ|めあて||||うらみ|||

単に 殺し たくて 殺した な 。 たんに|ころし||ころした|

殺戮 が し たい の なら 別の やり 方 も ある 。 さつりく||||||べつの||かた||

何 か 目的 が あって の こと だろう 。 なん||もくてき|||||

やはり 俺 を イラッ と さ せ や がる な テメエ は 。 |おれ||||||||||

それ で お前 は 俺 が イタチ を 殺さ ない ように → ||おまえ||おれ||||ころさ||よう に

見張り に 来た の か ? みはり||きた||

( 小南 ) 他 に 感知 タイプ が い ない から 。 こみなみ|た||かんち|||||

それ に 他の メンバ ー で は とても オトリ に は なれ ない から 。 ||たの|||||||||||

オトリ ?

よっ と !

よう そこ の アンタ ! ジャシン 教 に 入ら ねえ か ? |||||きょう||はいら||

ジャシン 教 ? そうだ ジャシン 教 だ 。 |きょう|そう だ||きょう|

どういう もの な の ?

人 を 殺して も なんら 裁か れる こと は ない 。 じん||ころして|||さばか||||

それどころか ジャシン 様 は 更に お 喜び に なる んだ よ 。 ||さま||さらに||よろこび||||

そう 。

どう だ すばらしい 教え だろう 。 入る 気 に なった か ? |||おしえ||はいる|き|||

やはり あなた が 連続 殺人 鬼 と いう わけ ね 。 |||れんぞく|さつじん|おに||||

殺人 鬼 ? そりゃ ねえ ぜ 。 さつじん|おに|||

俺 は ジャシン 様 に 祈り を 捧げて る だけ だ 。 おれ|||さま||いのり||ささげて|||

お前 も ジャシン 様 に 捧げる しか ねえ ようだ な 。 おまえ|||さま||ささげる||||

どう ? 穢土 転生 で は ない ようだ 。 |えど|てんせい||||

なら どういう 不死身 か 俺 が 試して やる 。 ||ふじみ||おれ||ためして|

なんだ お前 ら そろい の 服 着て 楽団 か ? |おまえ||||ふく|きて|がくだん|

音楽 ユニット か ? そこ の うっとうし そうな の が ベ ー ス で → おんがく||||||そう な||||||

姉ちゃん が ボ ー カル 兼 キ ー ボ ー ド 。 ねえちゃん|||||けん|||||

いや ボ ー カル は そっち の 兄ちゃん か ? |||||||にいちゃん|

そんな ん じゃ ねえ 。

こりゃ あ ジャシン 様 も 喜び そうな 生 贄 だ 。 |||さま||よろこび|そう な|せい|にえ|

( 飛 段 ) ハッハッハッ ! どうした 逃げて ばっかり か ? と|だん|||にげて||

逃がす かよ ! にがす|

フッ 。

グホッ !

なんだ よ もう 終わり か 。 |||おわり|

痛 え …。 つう|

痛 え じゃ ねえ かよ ~! つう||||

ほお …。

神 の 裁き を くだして やる ぜ ! かみ||さばき||||

ぐ っ …。

もう いら ねえ んだ よ !

不死身の 噂 は 本当 らしい な 。 ふじみの|うわさ||ほんとう||

さあ 儀式 の 始まり だ ぜ 。 |ぎしき||はじまり||

すべて の 準備 は 整った 。 ||じゅんび||ととのった

死ね ~! しね

う っ …。

心 の 臓 を ひと 突きだ 。 こころ||ぞう|||つきだ

テッ テメエ !

きっ 気持 いい 。 |きもち|

ジャシン 様 に 栄光 を ! |さま||えいこう|

ぐ っ …。

う っ …。

テメエ よくも やって くれた な 。

( 飛 段 ) おいおい なんで 死な ねえ んだ よ 。 と|だん|||しな|||

ぶち 殺す 。 でき ねえ よ 。 |ころす|||

何 か わかった ? なん||

ヤツ は 角 都 の 血 を 舐め 儀式 と 言った が → ||かど|と||ち||なめ|ぎしき||いった|

あれ も 何らか の 術 だろう 。 ||なんらか||じゅつ|

自分 の 受けた ダメ ー ジ を 血 を 舐めた 相手 に も 与える んだ 。 じぶん||うけた|||||ち||なめた|あいて|||あたえる|

だが 不死身の わけ は わから ない 。 |ふじみの||||

( 小南 )2 人 を 分けて くれる ? こみなみ|じん||わけて|

( イタチ ) 退治 する んじゃ ない の か ? ( 小南 ) ええ 。 |たいじ||||||こみなみ|

( カラス の 鳴き声 ) ||なきごえ

な っ な んだ !?

( カラス の 鳴き声 ) ||なきごえ

( 角 都 ) イタチ 何の 真似 だ ? かど|と||なんの|まね|

仲間 に 誘う そうだ 。 なかま||さそう|そう だ

あんな ヤツ を か 。

( 飛 段 ) 冗談 だろう 。 断る 。 暁 だ か 何だか 知ら ねえ が → と|だん|じょうだん||ことわる|あかつき|||なんだか|しら||

俺 に は ジャシン 教 の 布教 と いう 使命 が ある 。 おれ||||きょう||ふきょう|||しめい||

( 小南 ) あなた の その 使命 の ため に も → こみなみ||||しめい||||

暁 に 入った ほう が いい わ 。 なんだ よ 。 あかつき||はいった||||||

暁 は 暗殺 戦争 何でも やる 殺戮 集団 だ から 。 あかつき||あんさつ|せんそう|なんでも||さつりく|しゅうだん||

ジャシン 教 の 布教 は これ まで どおり やら せて もらう ぜ 。 |きょう||ふきょう||||||||

好きに しろ 。 すきに|

( ペイン ) ツ ー マンセル も 定まった 。 それぞれ に 任務 を 遂行 しろ 。 |||||さだまった|||にんむ||すいこう|

( 角 都 ) まさか お前 が 俺 の 相棒 と は な 。 かど|と||おまえ||おれ||あいぼう|||

それ は こっち の セリフ な んだ よ 。

俺 を イラ つか せる な 。 殺す ぞ 。 おれ||||||ころす|

( 飛 段 ) だ から 殺して みろ って んだ 。 と|だん|||ころして|||

( 角 都 ) お前 の 心臓 は 欲しく ない 。 かど|と|おまえ||しんぞう||ほしく|

( デイダラ ) 芸術 は …。 |げいじゅつ|

爆発 だ ~! ばくはつ|

うん ? ア ー ト だ 。

オメエ の 芸術 は いまいち わかん ねえ 。 ||げいじゅつ||||

( デイダラ ) 一瞬にして 儚く 散る 美学 って のに → |いっしゅんにして|はかなく|ちる|びがく||

旦那 も そろそろ 目覚める んだ な 。 うん 。 だんな|||めざめる|||

( ヒルコ ) ん … リ ー ダ ー だ 。 ん ?

( ペイン ) 音 隠れ と いう 忍 の 里 が 最近 誕生 した 。 |おと|かくれ|||おし||さと||さいきん|たんじょう|

この 里 の 成り立ち に 大 蛇 丸 が 関わって いる 可能 性 が ある 。 |さと||なりたち||だい|へび|まる||かかわって||かのう|せい||

あの 野郎 が ! |やろう|

《 ペイン : お前たち で 密かに 調査 しろ 》 |おまえたち||ひそかに|ちょうさ|

ケッ 裏 で コソコソ やる の が 得意な 野郎 だ から な 。 |うら||||||とくいな|やろう|||

いっち ょ 見せつけて やる か ドカン と な ! ||みせつけて|||||

密かに と 言わ れたろう が 。 ひそかに||いわ||

♪♪~

《 ペイン : 木 ノ 葉 隠れ の 里 で 事件 が 起きた 。 |き||は|かくれ||さと||じけん||おきた

大 蛇 丸 の 仕業 だ 。 だい|へび|まる||しわざ|

大 蛇 丸 は 音 隠れ と 砂 隠れ の 忍 を 使い → だい|へび|まる||おと|かくれ||すな|かくれ||おし||つかい

木 ノ 葉 に 戦争 を 仕掛けた が 木 ノ 葉 崩し に は 失敗 した ようだ 》 き||は||せんそう||しかけた||き||は|くずし|||しっぱい||

ヘッ ざ まあ ねえ や 。

《 ペイン : この 戦争 で 三 代 目 火影 が 死んだ 。 ||せんそう||みっ|だい|め|ほかげ||しんだ

引いた 大 蛇 丸 だ が 行方 は わから ない 。 ひいた|だい|へび|まる|||ゆくえ|||

誰 か に 調査 に 行って もらう が …》 だれ|||ちょうさ||おこなって||

俺 が 行こう 。 おれ||いこう

《 ペイン : で は お前たち に 任せる 。 木 ノ 葉 の 人 柱 力 の 件 も な 》 |||おまえたち||まかせる|き||は||じん|ちゅう|ちから||けん||

( 鬼 鮫 ) とりあえず 壊滅 は 免れた もの の → おに|さめ||かいめつ||まぬがれた||

被害 は 甚大 の ようです ね 。 ひがい||じんだい||よう です|

栄華 を 極めた あの 里 が … 哀れだ な 。 えいが||きわめた||さと||あわれだ|

柄 に も ない 。 え|||

故郷 は やはり 未練 が あり ます か ? あなた でも 。 こきょう|||みれん||||||

いい や 。

まるで ない よ 。

《 サスケ … お前 は 無事で いる の か ?》 |おまえ||ぶじで|||