NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 20 - 470 - 繋がる 想い
( サスケ ) 今度 は 俺 の 作戦 で いく 。 協力 しろ 。
( ゼツ ) 母さん こいつ ら やっかいだ ね 。
もう さ こい つら 分 けち まえば ?
そして 1 匹 ずつ …。
う っ ! ( ナルト ) サスケ !
( ゼツ ) これ で もう 母さん を 封印 でき ない 。
まずは お前 の チャクラ を すべて 吸い 尽くす 。
クソッ !
( オビト ) 信じ られ ん が →
とにかく その カグヤ って の を 封印 する に は →
ナルト と サスケ の 2 人 の 力 が 必要 って こと だ な 。
あぁ でも さっき も 言った けど サスケ が 感知 でき ねえ んだ 。
( カカシ ) 氷 が 動いて る な 。
あそこ だ !
くっ …。
《 自然 と 一体 化して や がる !》
か は っ !
( サクラ ) ナルト !
やっと 出て きや がった な 。
サスケ は 急に 感知 でき なく なった と 言った な 。
あぁ 。
なら 別 空間 へ 飛ばさ れた と 想像 できる 。
もう 一 度 やつ が 空間 を つなげ →
開いた と 同時 俺 の 神 威 と 共鳴 さ せれば →
まず 間違い なく 入り 込める 。
そこ に サスケ が いれば →
こっち に 連れて 帰って くる こと は できる 。
ただ … それ に は 膨大な チャクラ が いる 。
俺 の 時 空間 じゃ ない から な 。
向こう で チャクラ が 切れたら 終わり だ 。
なら 俺 も 行く 。
本体 も すぐに やられたり は し ねえ 。
俺 は 強 え から 。
分身 の お前 の チャクラ でも 足りない 。
( サクラ ) 私 の 百 豪 の チャクラ が あって も →
足り ませ ん か ?
それ で 限度 いっぱい だ 。
2 人 と も 俺 と 来い 。 はい 。
( オビト ) 時間 の ない 俺 が →
今更 詭弁 を たれる つもり は ない 。
ただ せめて お前たち の 前 を 歩いて …。
死な せて くれ 。
《 やっぱり そう だ 。
この 人 もう 助から ない んだ 。
だから 死ぬ 気 で …》
サスケ が その 空間 に いる か どう かも わから ない 。
だが まずは やつ の 懐 に 入り →
サスケ は 必ず 俺 が 見つけ お 前 の 本体 まで 届ける 。
オビト 俺 の こと を 助けて くれて ありがとう 。
そして サスケ まで …。
こんな 俺 に 礼 など 言う な 。
敵 を 見て ろ 。
もう 面 は ねえ んだ な 。
俺 は カカシ の 友 であり →
お前 の 父 の 部下 であり →
サスケ と 同じ うち は であり そして …。
(( 火影 って の は 痛 え の を 我慢 して →
みんな の 前 を 歩いて る やつ の こと だ 。
そして あいつ の そういう 歩き 方 が 仲間 を 引き寄せる 。
つまずき そう なら 助け たく なる ))
俺 は … お前 と 同じ 夢 を 見た 先輩 だった 。
ナルト そして サクラ と 言った な 。
俺 の 体 に 触れて おけ 。
いつでも 別 空間 へ 飛べる ように 。
( サクラ ) はい 。
俺 たち の こと バレ てる な や っぱ 。
神 威 で やつ の 空間 へ 飛んだ と して も →
感知 さ れる こと を 考慮 して おか ない と な 。
《 こちら は 気 に もとめ ない って こと か 》
《 そう こっち へ 来い 。
お前 の 狙い は 俺 の チャクラ だ ろ 。
バカ で け え 術 して も 吸収 さ れちゃ 意味 ねえ 。
や っぱ こいつ に も いちばん 効く の は 陽動 と 体 術 だ 。
出 オチ の お いろけ 系 は もう 陽動 に は 使え ねえ 。
俺 の 基本 に 立ち返って やる んだ 。
それ で 追い込む 。
こいつ が また あの 変な 扉 から 逃げよう と した とき に →
一緒に 入る 。
そこ で サスケ を 捜す 。
今 でも サスケ の チャクラ は はっきり 感じて んだ !》
( カグヤ ) ここ は わらわ の 空間 だ 。
お前 は 何も でき ぬ 。
( 穆 王 ) 準備 は できた な ナルト 。 おう !
一気に チャクラ を 沸点 まで もっていく ぞ 。
怪力 無 双 !
う ぉ ~!
よっ しゃ ! す すごい 。
( 九 喇嘛 ) チャクラ は 練って おいて やった ぞ ナルト 。
サンキュ ー 九 喇嘛 。
多重 影 分身 の 術 。
今 ここ は 俺 の 空間 だって ば よ !
う っ ! ず っ !
まっ ! きっ !
ナルト 一帯 連 弾 !
《 開いた な 。
本体 の 俺 が 行く 》
ん !? 入り 込めた の か ?
バカ な !
《 ん !? 消えた ?》
( ゼツ ) 何 匹 か 入り込んで しまった ようだ な …。
他の 2 匹 は 力尽きて 消えた か 。
分身 で は チャクラ が もた なかった ようだ な 。
お前 が オリジナル か ?
なら どう だって んだ !?
《 ゼツ : 母さん …。
こいつ この 始 球 空間 まで 入り込んで きて る 。
他の 5 つ の 空間 へ 直接 つながる ここ に →
こいつ が いる の は まずい よ 。
陰 陽 の 力 の 共鳴 で サスケ の ところ へ 行か れ かね ない 。
さっき の 変な 術 に しろ →
この ナルト と いう 忍 昔 から 何 を する か わから ない 。
こいつ は ここ で きっちり 殺して おく べきだ 》
それ は ダメ よ 。
あの 子 たち の チャクラ は 吸収 し なくて は 。
《 母さん が 世界 の 空間 を 変換 する とき →
多く の チャクラ を 使う 。
今 の チャクラ は もしも の とき に 備えて おく 必要 も ある 。
これ 以上 こいつ と の やりとり を のばさ ない ほう が いい 。
もし 封印 さ れれば 元 も 子 も ない 。
確かに 多く の チャクラ を 失う こと に なる が →
こいつ の 分 は もう いら ない 。
この 長年 の 計画 が 水 の 泡 に なる より は ましだ 》
( カグヤ ) そう ね 。
《 ゼツ : これ で 殺せる 。 共 殺し の 灰 骨 》
( ゼツ ) 死ね !
( ゼツ ) これ で 氷 世界 の 分身 も すべて 消えた はずだ 。
( オビト ) ナルト の おかげ で うまく 俺 の 時 空間 へ 隠れ られた が →
分身 でも もう ナルト は い ない 。
お前 だけ が 頼り だ サクラ 。
( サクラ ) わかって ます 。
私 だって 先頭 を 走って る つもりで いる んです 。
こう なったら ナルト 以上 に 結果 を 出し ます よ 。
(( 私 なんか を 好きに なって くれた バカ だ から 。
ナルト を いちばん 苦しめて た の は 私 だった 。
私 は いつも 間違って ばかり 。 失敗 ばかり 。
もう 間違い たく ない 。 もう 失敗 し たく ない 。
だから もう 引か ない !))
(( 俺 に 任せて くれ サクラ ちゃん 。
いずれ 火影 の 名 を 名乗る 超 エリ ー ト 忍者 うずまき ナルト と いう !
覚え とけ !
俺 って ば 火影 に なって →
どの 先代 も 超えて やる んだ って ば よ !))
(( かつて の あんた の バカ げた 夢 は 今 は もう …。
いかせ ない … いかせて たまる か !
絶対 に 死な せる わけに は いか ない の よ ))
こっち が うまく 入れた ようだ ね オビト 。
《 飛んだ 先 で いきなり やられる なんて こと は →
勘弁 して くれよ 》
( ゼツ ) オリジナル は 殺した なぜ 消えて い ない ?
《 本体 の 俺 が いく 》
クソッ ! 大丈夫だ ナルト 。
これ の どこ が 大丈夫な んだ って ば よ 。
いい から お前 は カグヤ が 戻って きた とき に 備えて いろ !
神 威 は うまく いった 。
気づか れた 。
俺 が やつ の 注意 を 引きつける から →
その 間 に 2 人 は すぐ 隠れて くれ 。
この 場所 は マ ー キング できた 。
いったん 俺 の 時 空間 へ 身 を 隠す 。
サクラ お前 も だ 。 えっ ? あっ …。
他の 2 匹 は 力尽きて 消えた か 。
分身 で は チャクラ が もた なかった ようだ な 。
お前 が オリジナル か 。
なら どう だって んだ ?
向こう は すべて ただ の 分身 だった か 騙さ れた 。
ヘヘ バレ ち まった か 。
本当 は 俺 が オリジナル だ 。
《 こいつ が 向こう に 行か ねえ ように →
うまく 戦わ ねえ と 》
この 空間 から 他の 空間 に つながる はずだ 。
一つひとつ 開いて サスケ を 捜し出す 。
はい 。
ハ ー ッ !
《 ありったけ の チャクラ を この 人 に 》
とんでもなく 遠い 空間 だ 。
《 これ を 一瞬 で つなげる カグヤ と は →
いったい 何者 だ ?》
( サクラ ) これ って 前 に いた 場所 。
ここ は サスケ を 感知 でき ない 。
ハァ ハァ …。 大丈夫です か ?
次 だ 。
はい 。
この 辺り だ と 思った が な 。
ここ 何 ?
ここ でも ない 。
う っ …。
少し 休んだ ほう が 。
チャクラ は ?
蓄え は まだ あり ます 。
戻る 分 は 残して おけよ 。
最悪 サスケ が 見つから なかった 場合 は 。
見つけ ます !
次 だ 。
うわ ~。
うかつに 入り口 を 作ら ない ほう が いい よ 母さん 。
ナルト が サスケ に 近づく 。
それ に 1 つ わかった んだ けど ナルト の オリジナル に は →
求 道 玉 が ついて る 。
あ !
酸 の 海 か 。
大丈夫 か !? 大丈夫です この くらい …。
お前 は 医療 忍者 だ ろ ? 傷 を 治す まで 待つ 。
さっき の ところ も 違った な 。
少し 休んで から …。
そんな の いい です 。
チャクラ は 限ら れて いる でしょ 。
なぜ 傷 を 治さ ない ? 少し でも …。
ナルト が くれた チャンス を 潰す わけに は いか ない もの !
つまずき そう なら 助け たく なる … か 。
え ? いや 。
さあ 次 だ 。 はい !
ここ か ! サスケ 君 !
サスケ 君 こっち !
早く …。
《 くっ まずい …》
《 サスケ 君 》 う お ~!
しゃ ~ んな ろ ~!
う う !
サスケ 君 !
う う ! ハア ハア …。
《 そんな …》
どう やって ?
これ が 俺 の 能力 だ 。
俺 と 離れた 空間 を 一瞬 で 入れ替える 。
その 距離 は 一定 で 決まって いる が 。
おかげ で 届いた 。