NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 20 - 478 - 和解 の 印
《 サスケ : ナルト 今度 こそ 消え去れ !
俺 と の つながり と ともに !》
(( イルカ : サスケ の 勝利 。
では 互いに 和解 の 印 を 。
フン ! や ん の か ? 落ちこぼれ が ))
これ は ?
(( サスケ お前 と 俺 が 戦えば →
2 人 と も 死ぬ ))
死んだ ?
この 感覚 って ば …。
そういう こと な んだろう な 。
たぶん 。
惨めだ な 。 うん ?
お前 は 九 尾 。
俺 は うち は の 名 に よって 里 から 疎 まれ →
除け者 に さ れて いた 。
そして 俺 たち は 里 を …。
里 の 連中 を 怨 んだ … だ ろ ?
(( 違う と は 言わ せ ねえ ))
お前 は 俺 を 兄弟 と 呼んだ が →
そういう 意味 じゃ 確かに そう かも な 。
全然 違えよ 。
… と オメエ わかって ねえ んだ な !
悪い 綱 手 の ばあちゃん 。
絶対 死な ねえ って 約束 して た のに 。
火影 に なる まで 。
あっ そう だ ! 無限 月 読 。
や べ え じゃ ん 俺 ら が い なきゃ 解 術 で きね えんじゃ ねえ か 。
死んで も まだ 世界 の 行く末 が 気 に なる って いう の か ?
あたり め えだ ろ あの まま で いいわけ ねえ だろう が 。
サクラ と カカシ が まだ 残って る 。
なんとか する だ ろ 。
だ と いい けど …。
う っ …。 ナルト ?
火影 か …。
(( 兄さん も もう すぐ したら →
あそこ に 顔 岩 作って もらえる かも ね 。
兄さん ?
( イタチ ) 許せ サスケ 。
これ で 最後 だ 。
お前 が これ から どう なろう と →
俺 は お前 を ずっと 愛して いる ))
《 兄さん もう すぐ 会える 》
やっと 戻って きた か よ 。
う っ …。
見て の とおり だ 。
お前 も 俺 も あまり 動く と 血 出 すぎ で 死ぬ ぞ 。
そんなに なって まで なぜ 俺 の 邪魔 を し た がる ?
俺 は 闇 に 入り →
すべて を 切る ため の 力 を 得た 。
どんな やつ でも 当然 →
そんな 俺 と の つながり を 一 度 は 皆 切ろう と した 。
だが お前 は →
俺 を 決して 切ろう と は し なかった 。
(( お前 の 憎しみ を 受けて やれ ん の は →
俺 しかい ねえ !))
なぜ そこ まで して 俺 に かかわろう と する ?
もう わかって んだ ろ ?
体 が 動か ねえ から って やけに 口 が よく 動く じゃ …。
いい から 答えろ !
友達 だ から だ 。
(( お前 は いったい 何 な んだ ?
友達 だ 。
テメエ は いったい 何 が して え んだ よ ?
なんで 俺 に そこ まで こだわる ?
友達 だ から だ ))
それ は かつて 聞いた 。
お前 に とって の それ は →
いったい 何 な んだ ?
それ を 説明 しろ って 言わ れて も →
正直 俺 も よく わから ねえ よ 。
ただ … お前 の そういう →
背負って ゴチャゴチャ して る とこ 見て っと →
なんで か … 俺 が 痛 えん だ 。
す っげ え 痛くて →
とても じゃ ねえ けど →
そのまま ほっとけ ね えん だって ば よ 。
今 は さすが に あちこち 痛くて どうにも なら ねえ けど な 。
イテテ …。
《 ナルト お前 が 昔 常に 一 人 で いる の は 知っていた 。
生き残った うち は の 俺 と 同じで →
里 で 皆 に 阻害 さ れて いた な 。
バカ な こと を して は わざと 叱ら れよう と して いた 。
他人 と 関わる ため だろう 。
最初 は そんな お前 を 見て くだらない やつ だ と 思った 。
じゃれ たい だけ の 弱い やつ だ と 。
だが 何度 も 叱ら れて いる お前 を ずっと 見て いる と →
なぜ だ か 気 に なる ように なった 。
その とき 思った 。
お前 の 弱 さ が だんだん 俺 に 染まって きた んだ と 。
それ から の お前 を 見る たび に →
どんどん 気 に なる ように なって いった 。
他人 と つながろう と 必死な お前 を 見て いる と →
俺 の 家族 を 思い出す ように なった 。
そして なぜ だ か 安心 した んだ 。
だが それ は 同時に 弱 さ だ と 思った 。
俺 は その 弱 さ から 逃げる ように 修業 した 。
兄 へ の 復讐 の ため に 兄 より 強く なる ため に 。
なのに お前 と 同じ 班 に な っち まった 。
そして また 家族 が チラ つく 。
火影 に なり たい とほ ざ く お前 と 一緒に 任務 を こなし →
互いに 強く なって いく の を 実感 した 俺 は →
いつしか お前 と も 闘い たい そう 思う ように も なった 。
そして 俺 は 七 班 に 己 の 家族 の 影 を 見る ように なった 。
だから お前 の 苦しむ 姿 を 見る たび →
そう 俺 も …。
俺 が 痛く なった んだ 。
お前 の 痛 み が わかった とき 初めて 仲間 と 思えた 。
そして その 反面 →
急速に 強く なって いく お前 を ほって おけ なく なった 。
どんどん 強く なって いく お前 を 見て →
俺 は …》
(( 俺 だって いつも お前 が 一 人 な の は 知って た 。
すぐ に でも 話しかけ たかった 。
なんか 嬉しく って よ 。
けど そりゃ やめた 。
なんでも できる お前 が うらやましく って 。
俺 は 勝手に お前 を 俺 の ライバル に 決めた 。
お前 は 俺 の … 目標 に なった 。
何にも なかった 俺 が つながり を 持てた 。
お前 み たく 強く かっこよく なり たくて →
ずっと お前 の 後 を 追いかけて た ))
《 逆だ 。
本当 は 俺 が うらやましかった んだ 。
俺 に は ない 強 さ が あった から 。
お前 は いつも 俺 の 前 を 歩いて や がった 。
まるで かつて の 兄さん の ように 。
そして 今日 も …》
(( サスケ は お前 に 任せる ))
(( 端 っ から その つもり だ 。
やはり お前 に 託して 正解 だった ))
《 これ は … ナルト の 記憶 》
(( 将来 の 夢 は … 火影 を 超す !
ん でも って 里 の やつ ら 全員 に 俺 の 存在 を 認め させて やる んだ !
や っぱ 覚悟 し と か なきゃ な 。
みんな が みんな 認めて くれる 火影 って すげ え 名前 語る のに よ →
ぜ って え 近道 なんか ねえ って こと は よ 。
な め んじゃ ねえ 俺 は 逃げ ねえ ぞ !
受けて やる ! もし 一生 下 忍 に なった って →
意地でも 火影 に なって やる から べつに いい って ば よ !
まっすぐ 自分 の 言葉 は 曲げ ねえ 。
俺 の 忍 道 だ !
俺 って ば お前 と 違って 絶対 火影 の 名前 を 受け継ぐ んだ 。
火影 は 俺 の 夢 だ から !
俺 は 火影 に なる まで ぜ って え 死な ねえ から よ !
俺 は どの 先代 を も 超える 火影 に なる !
それ が 俺 の 夢 だ バカ 野郎 !
火影 って の は 痛 え の を 我慢 して →
みんな の 前 を 歩いて いる やつ の こと だ 。
だから 仲間 の 死体 を またぐ ような こと は →
決して ねえ !
火影 に なる やつ に 近道 は ねえ し →
なった やつ に 逃げ道 は ねえ んだ よ 。
仲間 一 人 救え ねえ やつ が 火影 に なんて なれる か よ 。
そう だ ろ サスケ ))
《 ナルト …。
お前 は これほど まで に …》
(( イタチ : どんなに 強く なろう と も →
すべて を 背負おう と する な 。
お前 の 夢 は 確か 父 と 同じだった な 。
なら 覚えて おけ 。
火影 に なった 者 が 皆 に 認め られる んじゃ ない 。
皆 から 認め られた 者 が 火影 に なる んだ 。
仲間 を 忘れる な ))
《 兄さん …》
♪♪~
そう か …。
それ なら 見せて くれ 。
どこ だ ? ここ …。
まさか 今度 こそ マジ で 天国 な んじゃ …。
どうやら 俺 たち は 朝 まで 寝 ち まった ようだ な 。
また 死 に 損なった ようだ 。
う ぅ …。
クソ … まだ 体 が 動か ねえ や 。
お前 ぶん 殴って 今 こそ 本当に →
目 覚まさ せて やろう と 思った のに 。
フフフ … ハハハハハ !
な … なんだ よ ?
こんなに なって まだ やる 気 かよ ?
当たり め えだ ! 何度 だって …。
認めて やる よ 。
俺 の …。
負け だ 。
バカ 野郎 !
この 戦い は 勝ち と か 負け と か そんな ん じゃ ねえ !
ダチ が すねて っ から 1 発 ぶん 殴って →
目 覚まして やろう って 話 だ 。
俺 の やりて ぇ 勝負 は その あと だって ば よ !
なぁ ナルト 。 あぁ !?
俺 は お前 を 認め ち まった 。
ここ で 俺 が 死ねば →
六 道 仙人 の 言う 長き 因縁 も 終わる だろう 。
これ も ひと つ の 革命 だ 。
無限 月 読 の 解 術 は →
俺 の 死後 左 目 を カカシ に でも 移植 して やれば いい 。
俺 は 俺 自身 で 己 に 決着 を つける 。
死んで … 死んで 決着 つく なんて 思う な よ 。
死ぬ くらい なら 生きて 俺 に 協力 しろ 。
俺 の やり たい こと は 全 忍 の 協力 だ 。
もちろん お前 も 含めて だ ぞ 。
お前 が それ で よくて も 他の 者 は 納得 し ない 。
った く … それ 以上 すねて グチグチ 言って みろ 。
また ぶ っと ば す ぞ !
俺 が また お前 に たてつく かも わから ん ぞ 。
そ したら また 止める !
つうか もう お前 は そんな こと し ねえ よ 。
なぜ そう 言いきれる ?
これ 以上 同じ こと を 言わ せ ん な 。
お前 の ほう は まだ わかって ねえ の かよ …。
そう いや お前 も 意外に バカ だった もん な 。
うる せ ぇよ … ウスラトンカチ 。
ハハハッ !