NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 20 - 422 - 受け継が れる もの
( 鼻歌 )
( 木 ノ 葉 丸 ) は ぁ ~ これ で よし !
あっ ち も こっち も ピカピカ だ コレ !
( サクラ ) へ ぇ ~ ナルト の 部屋 の 掃除 を …。
( モエギ ) そ っか ナルト 兄ちゃん 3 年 も 留守 に して た んだ もん ね 。
ピカピカ に した し 迎え撃つ 準備 は 万端 だ コレ !
( サクラ ) ナルト ナルト な の ?
( ナルト ) 久しぶり サクラ ちゃん !
( 木 ノ 葉 丸 ) ナルト 兄ちゃん !
お 色気 の 術 。
( 自 来 也 ) お ~ っ ! な っ !
どう だ コレ ! かなり の ボン キュ ボン だ ろ !
フッ 木 ノ 葉 丸 … 俺 って ば もう ガキ じゃ ねえ んだ 。
お前 も そんな 術 やって る ようじゃ …。
そんな 術 で は 生ぬるい って ば よ !
見よ 新 開発 した 俺 の 新 エロ 忍術 !
って バカ !
( 木 ノ 葉 丸 たち ) ヒィ ー ッ !
中身 は まったく 成長 し とら ん の か おのれ は ! ああ !
( 木 ノ 葉 丸 ) チェッ ちょっと は →
ビックリ する か と 思った のに 。
ヘヘッ 俺 って ば もっと すげ ぇ 術 を 修業 して きた んだ から な 。
それ こそ 俺 が 見込んだ 男 !
まさに 計画 どおり だ コレ !
計画 ?
お ~ っ !
な 何 だ ?
見て の とおり 俺 が ピカピカ に 磨いた んだ コレ 。
木 ノ 葉 丸 お前 って ヤツ は …。
あっ 別に 新しい 術 を →
教えて もらい たい と か じゃ ない ぞ コレ 。
下心 と か 全然 ない から !
って だ だ 漏れ じゃ ねえ か 。
ま ぁ この 機会 に す ん げ ぇ 術 教えて やる か 。
やった ~!
そう と 決まれば 荷物 を 片づけて …。
ん ? それ って 兄ちゃん が 着て た 服 ?
さすが に もう 着 れ ねえ んだ けど な 。
捨て ん の が 忍びない っ つうか …。
つまり 兄ちゃん の 宝物 だ な 。
そう 言わ れる と 照れる けど …。
これ から お前 に 教える 術 は →
そん じょ そこら の 術 と は レベル が 違う んだ って ば よ 。
《 どんな すごい エロ 忍術 な んだろう …》
いい から 早く 教えて くれよ 。
まずは 回転 だ 。
お ~ っ ! 動き を 加える の か コレ ?
そして その 次 が 威力 。
きわどい 系 で 攻める って こと か コレ !
そして そして … 更に その 次 が !
まだ この 次 が ある の か コレ !?
とどめる ! いちばん の エロポイント で →
決め ポ ー ズ だ コレ 。
何 を 言って いる んだ ? お前 。
だって エロ 忍術 だ ろ ?
いい や もっと すげ ぇ 。
これ から 教える 術 は 会得 難易 度 A ランク 。
チャクラ の 回転 威力 とどめる を 極めた →
超 高等 忍術 。
螺旋 丸 だ !
お ~ っ !
すげ ぇ !
でも どう なって る の か 全然 わかん ねえ !
フフフ … 大丈夫 だって ば よ 。
その ため に 俺 が 教える んだ 。
それ に この 術 は バカ でも オッケ ー !
そ っか ! ん ? バカ ?
この 修業 は 全部 で 3 段 構成 に なって る 。
まず 最初 は この 水 風船 を …。
水 風船 を ?
ガ ー ッ と やって バ ー ン と 割る !
お ~ っ !
って 今 の どう やった の ?
だから 説明 した ろ 。
ガ ー ッ と やって バ ー ン と 割った んだ って ば よ 。
ん ?
だから … ガ ー ッ と やって バ ー ン !
簡単だ ろ ? え …。
んじゃ あと は 頑張れよ 木 ノ 葉 丸 。
って 今 の で 終わり ?
しかも もう 行っちゃ う の かよ コレ !
だって 俺 これ から サクラ ちゃん と 修業 。
でも …。
甘える なって ば よ 木 ノ 葉 丸 。 え ?
どの 道 体 で 覚える しか ねえ んだ 。
それ に な お前 なら →
きっと やれる って 信じて る って ば よ 。
ナルト 兄ちゃん …。
よ ~ し バリバリ や ん ぞ コレ !
次 会う まで に クリア して 驚かせちゃ う かんな !
ガ ー ッ と やって バ ー ン !
大変です ! 五 代 目 !
( 綱 手 ) 何 だ 騒々しい 。
砂 隠れ の 風 影 が 暁 と いう 組織 の 者 に 連れ 去ら れた と →
たった今 連絡 が あり ました 。
《 我 愛 羅 が …》
( 綱 手 ) カカシ 班 に 改めて 任務 を 言い渡す 。
直ちに 砂 隠れ の 里 へ 行き 状況 を 把握 し 木 ノ 葉 へ 伝達 。
その後 砂 隠れ の 命 に 従い 彼ら を バックアップ しろ 。
おう !
ガ ー ッ と やって バ ー ン !
中身 は 回って る んだ けど なぁ …。
( モエギ ) あっ いた いた 木 ノ 葉 丸 ちゃん !
ん ? 何 か あった の か コレ ?
( モエギ ) 大変 よ 砂 隠れ の 風 影 が →
暁 って ヤツ ら に さらわ れた ん だって !
風 影 って 兄ちゃん の 友達 の ?
うん それ で 木 ノ 葉 の 増 援 と して ナルト 兄ちゃん が 向かった って 。
え !? すごい よ ね 。
帰郷 早々 こんな S 級 任務 に 選ば れちゃ うんだ もん 。
( ウドン ) 一応 僕たち と 同じ 下 忍 な のに ね 。
あ ~! や っぱ ガ ー ッ と か バ ー ン じゃ わかん ねえ よ !
( ウドン ) ねえ 何 して ん の ? 木 ノ 葉 丸 君 。
お前たち いつ から ? (2 人 ) エヘヘ …。
それ で 変な 雄 たけ び あげて た の ね 。
変って 言う な ! 俺 だって ちょっと 恥ずかしかった んだ ぞ 。
大体 ガ ー ッ て バ ー ン て 何 だ コレ 。
なら ちょっと そこ から 離れて みれば ?
え ? どういう こと だ コレ ? だって ナルト 兄ちゃん →
感覚 の 人 だ し そんな の みんな 違う でしょ ?
うん 。 ねえ 他 に 何 か ない の ?
あと は 第 1 段階 は 回転 。 体 で 覚える しか ない って …。
それ だ ! 木 ノ 葉 丸 君 。
まずは それ を 実践 して みよう か 。
お … おう 。
( ウドン ) と いう わけで よろしく お 願い し ます !
( キバ ) 何 が どういう わけ な の か よく わかん ねえ が →
本当に いい の か ?
お 願い だ コレ 新 術 の ため に どうしても 必要な んだ !
ハッ よし わかった 。 その 心意気 を 買って やる !
来い !
( 木 ノ 葉 丸 ) う お ~!
お !? ( キバ ) 牙 通 牙 !
だ ~!
どう ? 木 ノ 葉 丸 君 。
いや どうも こう も …。
よし それ じゃ 次 行こう !
( ウドン ) お 願い し ます ! ( チョウジ ) そういう こと なら 。
う お ~! ( チョウジ ) バッチ こい !
肉 弾 戦車 !
へ あ ~。
よし 次 !
さあ 木 ノ 葉 丸 君 い っけ ~! あっ あぁ …。
( ヒナタ ) ちょっと 待って ! ほえ ?
ヒナタ 姉ちゃん これ は 木 ノ 葉 丸 君 の ため な んです !
そう じゃ なくて 私 回転 は 使え ない の 。
へ ? なら …。
うん 。
わかり ました 。 わかり ました って 何 を !?
八 卦空 掌 !
意味 ない ぞ コレ !
アホ ー アホ ー 。
次 は …。 ちょっと 待て !
これ じゃあ 体 が もた ない ぞ コレ !
だ よ ね 。 それ で 何 か 掴めた ?
あ … いや さっぱり 。
ナルト 兄ちゃん 他 に は 何て ?
必要な こと は 教えて ある って 。
でも 教わった こと と いえば お 色気 の 術 しか …。
いや 待てよ 。 ( ウドン ) どうした の ?
俺 の お 色気 の 術 は 生ぬるい って ダメ 出し さ れた んだ コレ !
って こと は 更 なる エロス を 極めれば クリア に つながる かも !
きっと そう だ よ ! 木 ノ 葉 丸 君 !
そう かな …。
でも 問題 は どう やって その 更 なる エロス に たどりつけば …。
きっと カギ は あの 男 だ コレ 。
父ちゃん の だっせ ぇ 時代 と は 違う んだ よ !
< 今 作 は シリ ー ズ 最高 傑作 の 声 も >
クソ 親父 が …。
< 公開 を 前 に 番組 の 後半 で →
その 魅力 に 迫る >
( 木 ノ 葉 丸 ) てこ と なんだ コレ 。
( エビス ) そう です か 。 新しい 術 の 習得 を 。
でも 壁 に ぶつかって て …。
超える に は どうしても 先生 の 力 が 必要な んだ コレ !
( エビス ) ジ ー ン …。
《 あの 木 ノ 葉 丸 君 が これほど 必死に …。
ならば 私 も 全力 で 応える しか あり ませ ん ね 》
喜んで 協力 し ましょう 。 それ で 何 が 知り たい のです ?
エロス だ コレ !
俺 に 更 なる エロス を 教えて ほしい んだ コレ !
そう です か 更 なる エロス …。
エ … エ … エ … エロス です と !?
ナルト 兄ちゃん が 言って た 。
ガハッ ! ハハハ !
( 木 ノ 葉 丸 ) 自 来 也 の じいちゃん が オ ー プンスケベ なら →
エビス 先生 こそ ムッツリスケベ だって 。
ナルト 君 余計な こと を …。
先生 だけ が 頼り なんだ コレ 。
先生 の ムッツリ が 必要な んだ コレ !
ぐ っ … しかし …。
( ウドン ) あった よ 木 ノ 葉 丸 君 。
ムッツリ の 教科 書 だ 。
ノ ー ッ !!
ここ に も ある ! イヤ ー ッ !!
( ウドン ) ここ に も 。 あっ こっち に も あった 。
( モエギ ) うわ ~ っ 引く わ …。
( 木 ノ 葉 丸 ) すごい ぞ ! さすが ムッツリ の 砦 !
( ウドン ) ゴホッ ゴホッ … 天井 裏 に 教科 書 の 山 が !
( 木 ノ 葉 丸 ) 床下 も 探す んだ コレ !
(3 人 ) ありがとう エビス 先生 !
いや 予想 以上 の 収穫 だ コレ 。
( ウドン ) これ で 修業 続け られる ね 。
( エビス ) はう っ …。
《 エビス : あの 目 …。
無垢なる 少女 の 瞳 に 宿った 感情 。
その 感情 の 名 は …。
軽蔑 …》
( ウドン ) すごい ! こんなに 種類 が ある んだ 。
ムッツリ って 奥 が 深い んだ な コレ 。
なんか 先生 を 見る 目 変わっちゃ い そう …。
とはいえ 候補 が あり すぎる の も 問題 だ よ ね 。
ん ! これ なんか どう だ ?
( 木 ノ 葉 丸 ) ヘヘン !
回転 な 感じ は 出て る けど …。
よ ~ し いく ぞ !
ホ ー ッ !
あっ …。 下手 ねぇ 。
ほ … 本当の 術 は これ から だ コレ !
せ ~ の !
ち … 違う !
今度 こそ …。
アホ ー アホ ー 。
ヘヘッ ! どう だ !
これ から が 本当の 本当だ コレ ! ( ウドン ) あっ 。
今 なんか ボコッ て なった 。
うん ! 今 まで と 違って た !
そう いえば ナルト 兄ちゃん が 割った とき も …。
(( あっ !!))
さっき みたいに 表面 が ボコッ て なって た 。
じゃあ もっと 上手に メリハリ つけて いけば …。
よ ~ し !
やって やる ぞ コレ !
( 木 ノ 葉 丸 ) ぬ お ~ っ ! とう っ !
( 木 ノ 葉 丸 ) どう だ これ !
お ~ っ ! やった な 木 ノ 葉 丸 。
なんか … ちょっと 変わって る けど …。
じゃあ 第 2 段階 に 進める んだ な ?
ク ー ッ ! 兄ちゃん が 砂 に 行って いる 間 →
頑張った かい が あった ぞ コレ !
よし じゃあ 次の 修業 だ 。
第 2 段階 で は これ を 使う 。
ゴムボ ー ル …。
その とおり 。 んで これ を …。
グ ー ッ と やって ド ー ン と 割る 。
以上 。 また それ か !?
予想 して た けど … 第 2 段階 も そん だけ か コレ ?
そう は 言って も 木 ノ 葉 丸 この 術 は …。
体 で 覚える っき ゃね え なんだ ろ ?
よく わかって んじゃ ん 。
本当 は 少し くらい 見て やれりゃ いい んだ けど な 。
えっ ? 帰った ばっ か な のに また 任務 な の か ?
今回 の 任務 で サソリ の スパイ が →
大 蛇 丸 の ところ に いる こと が わかった んだ 。
大 蛇 丸 !? てこ と は …。
うまく すれば サスケ の 手がかり を つかめる かも しれ ねえ 。
スパイ を おびき出し と っつ かまえて やる 。
《 サラッ と 言って る けど きっと この 任務 も A ランク か それ 以上 だ 。
や っぱ 兄ちゃん は すげ ぇな 》
うん ?
俺 は 優秀だ し 兄ちゃん の 助け なんか いら ねえ 。
だから 頑張れよ 。
ヘッ ! おう !!
《 俺 だって 先 に 進む んだ 。
やって やる ぞ コレ 》
でも やっぱり 難しい よ ね 。
間違い ない の は 威力 って こと だけ か 。
ハア … ゴム の ほう が はるかに かて ぇし →
水 が ない から 感覚 も つかめ ねえ 。
じゃあ 次 は どれ を 参考 に すれば …。
( モエギ ) 絶対 こっち の ほう が いい と 思う !
( 木 ノ 葉 丸 ) いい や ! 断然 こっち だ コレ 。
だって 男 は こういう ギャップ に 弱い って ママ が 言って た もん !
威力 だったら これ しか ねえ って !
僕 は この 人 が 強そうだ と 思う 。
3 人 と も 別々だ な コレ 。
( イルカ ) なるほど 。 ある こと を きっかけ に →
師 と して の 尊厳 を 失った と ?
( エビス ) ええ … 私 は この先 どう すれば …。
まあまあ 失敗 なんか 誰 に だって あり ます 。
取り戻す 機会 は 必ず き ます よ 。
イルカ 先生 …。
それ より 今 は 素直に 木 ノ 葉 丸 の 成長 を 応援 し ましょう 。
( 木 ノ 葉 丸 ) ここ に いた の か ! 捜した ぞ コレ !
ちょうど いい 。
今 お前たち の こと を 話して いた んだ 。
俺 たち エビス 先生 に どうしても 教えて ほしい こと が ある んだ コレ !
私 に ? よかった で すね エビス 先生 。
信頼 を 取り戻す チャンス です よ 。
キミ たち …。
まさか !? な っ !
う っふ ~ ん 。 ほ わ ほ わ ~。
バッキバキ の ビシバシ ~ ン 。
(2 人 ) う お っ !
どの 子 が …。 一 番 か …。
教えて ほしい ぞ コレ 。
う っふ ~ ん …。
あぁ ~!
な っ … ど わ ぁ !
こ … こんな 公共 の 場所 で ハレンチ な 行為 は →
この 私 が 許し ませ ん ぞ !
だっ !
( イルカ ) 何 を 考えて いる んだ ! バカ 者 が !
だって …。 新 術 の 習得 に は →
更 なる エロス が 必要だった から !
そう な んです か ? エビス 先生 。 わかり かね ます 。
ですが 術 と は いわば 忍者 の 隠し 玉 。
( エビス ) お 色気 の 術 と は いえ →
むやみに 発動 する もの で は あり ませ ん !
ギリギリ まで 秘めて おいて いざというとき に 放つ から こそ →
最大 の 効果 が 見込める のです !
ギリギリ まで 秘めて いざというとき に 放つ …。
ん ? エビス 先生 !
どうかし ました か ? それ って こういう こと だ よ な !
(2 人 ) えっ ?
グ ー ッ と 秘めて …。
(2 人 ) ぐ わ ぁ ~!
確かに 威力 は ある みたい 。 す っご い 。
さすが ムッツリ の エビス 先生 だ コレ !
( 木 ノ 葉 丸 ) やる ぞ ! グ ー ッ と 秘めて …。
は ぁ ~! バ ー ン !
( ウドン ) あっ ! 今 一瞬 膨らんだ よ !
手応え あり ね !
でも まだ 割れ ねえ !
《 ナルト 兄ちゃん は 俺 の 遥か 先 に いる 。
今 この とき も どんどん 先 に 行こう と して いる 。
だから 俺 も …》
( 木 ノ 葉 丸 ) イテッ !
( モエギ ) 大丈夫 ? 木 ノ 葉 丸 ちゃん !
ひどい … 圧縮 した チャクラ で 手 が ボロボロ に なって る 。
今 手当て する から 。
ガタ だって くる よ ね 。 もう 何 日 も ぶっ続け だ もん 。
くっ …。
( 木 ノ 葉 丸 ) クソッ …。