NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 21 - 480 - NARUTO ・HINATA
♪♪~
( ナルト ) よっ と 。
ほんと らしい わ よ 。
あの 子 が ね 。
ほら あの 子 でしょう 気味 が 悪い 。
おい あいつ と は 遊ぶ んじゃ ない ぞ 。
何 さ れる か わかん ねえ から な 。
そう な の ? ん ?
( イルカ ) お ~ うま そう 。
おっちゃん チャ ー ハン と ギョ ー ザ も ちょうだい !
( テウチ ) へ い わ っか り や した 。
俺 ギョ ー ザ 。 は いよ 。
ハァ …。
( お腹 が 鳴る 音 )
( サスケ ) 変な やつ 。
あの 子 だ よ 。
あいつ の せい で 四 代 目 が 死んだ って 噂 知って る か ?
へ ぇ ~。
ただいま 。
( お腹 が 鳴る 音 )
♪♪~
フンッ !
フゥ … うわ ~!
イタタ …。
ん ? あっ !
お ~ っ !
うわ ~ っ !
ヒヒッ ハハハハハハハ !
えい っ 。
ハフハフ …。
( ヒルゼン ) ん ? うわ っ !
だ … 誰 だって ば よ ?
な ~ に ただ の 通りすがり の じいさん じゃ よ 。
あ …。
( ヒルゼン の お腹 が 鳴る 音 )
ハッ … ハハハハハ 。
(2 人 ) ハハハハハハハ 。
よっ と … じっち ゃん これ 食い な 。
お ~ そうかい あり が と な 。
いや ~ こりゃ 本当に うま そうじゃ の 。
うん 俺 が 釣った 魚 だ もん 。
うまい に 決まって る って ば よ 。
ハハッ そうかい 。
アチッ アチッ …。
見て みろ あの 星 たち を 。
あの 星 の 一つひとつ が →
わし ら の 世界 の 太陽 と 同じな んじゃ 。
どう だい ? すごい 数 じゃ ろ 。
太陽 って あの 昼間 出て る で っけ え やつ ?
そう さ この 世界 は 果てしなく 広い 。
へ ぇ ~ じっち ゃん →
すげ え 物知り だって ば よ 。
世界 の 広大 さ の 前 ではな →
人間 の 存在 なん ちゅうもん は わずかな もん じゃ 。
そんな ちっぽけな 人間 の クヨクヨ した 思い な ん ぞ は →
本当に ちっぽけな もん じゃ 。
そ っか … そ っか 世界 は 広い んだ 。
どこまでも どこまでも 。
( お腹 が 鳴る 音 )
(2 人 ) フフッ … ハハハハハハハハッ !
キノコ 汁 だ けど じっち ゃん も 食う か ?
わし も もらって いい の かい ?
うん ! じっち ゃん の 話 すげ え おもしろかった 。
ハハハッ そうかい 。 じゃ が この キノコ 大丈夫 かい な ?
食って み なきゃ わかん ねえ って ば よ 。
そりゃ そう だ な 。
そう さ 俺 なんて この 世界 と 比べたら …。
ちっぽけな 俺 が な に したって …。
俺 は 俺 なん だって ば よ !
( ヒザシ ) よし 今日 は もう これ くらい に しよう 。
( ネジ ) ハァ ハァ …。
いえ 父上 …。
私 は まだまだ やれ ます 。
わ ~ っ ! ネジ 無理 は いか ん 。
しかし その 歳 で … 強く なった な 。
父上 お手 合わせ ありがとう ございました 。
ねぇ 父上 。
父上 の 兄 さま に も →
私 と 同じ ような 子供 が いる と 聞き ました 。
ああ お前 より 1 つ 年 下 の 女の子 だ 。
女の子 。
明日 3 歳 の 誕生 を 祝い に 行く 。
どんな 子 かな …。
あっ !
父上 雪 です 。
初雪 か …。
これ は 積もる な 。
わ ぁ …。
あら … すごい 雪 。
( ヒザシ ) で は いって くる 。
あなた …。
ネジ を … ネジ を よろしく お 願い し ます 。
( ヒザシ ) あいつ は 一族 の なか で →
誰 より も 日向 の 才 に 愛さ れた 者 。
私 が あいつ を 守る 。
ヒナタ 様 3 歳 の 祝い の 日 おめでとう ございます 。
ヒナタ 様 … かわいい 子 です ね 。
ネジ …。
あの 方 を お守り して →
日向 の 血 を 守る の が お前 の さだめ だ 。
日向 の … 血 ?
あ …。
父上 !
( かけ声 )
( ヒナタ ) あぁ っ !
( ヒアシ ) ネジ 君 は 強い な 。 私 たち も 幼い 頃 は …。
ネジ は ヒナタ 様 の ため に 生きる 。
それ が 日向 の さだめ …。
( ヒナタ ) あぁ っ !
よし 。 今日 は そこ まで だ 。
( ヒアシ ) ネジ 君 は 強い ね 。 ヒナタ は まだまだ だ な 。
( ネジ ) いえ 父上 の 毎日 の 稽古 が …。
( ヒナタ ) 私 … 体 術 の 稽古 好きじゃ ない 。
何 を 言って る んです か !
あなた は 日向 を 継ぐ 大切な 方 な んです よ 。
もっと 前向きに 自信 を 持た なきゃ 。
ネジ 兄さん に 代わって ほしい 。
ネジ 兄さん は とても 強い もん 。
ダメ です よ そんな こと を 言って は 。
私 が あなた を 強く し ます 。
危ない とき に は 命 を かけて 守り ます 。
ネジ 兄さん …。
( ネジ ) あ ~! ヒナタ 様 雪 です !!
今朝 私 は 父上 と 雪合戦 を して 2 発 も 当てた んです よ 。
わ ぁ ~!
( 読経 )
ヒザシ …。 まだ 4 歳 でしょ ?
本当 … 不憫 ね 。
( ヒナタ ) ネジ 兄さん …。
あ !
お前 何 して る ん だって ば よ ?
こんな とこ で どう した んだ ?
泣いて ちゃ わかん ねえ って ば よ 。
私 … 私 …。
お前 家 は どこ だ ?
仕方 ねえ な ほら いく ぞ 。 えっ …。
お前 さ ぁ …。
こんな で っ かい 家 が ある の に なんで 泣いて る んだ ?
俺 なんて 誰 も い ない けど 泣いたり なんて …。
泣いたり なんて し ない って ば よ 。
ヒヒッ !
じゃあ !
( ヒアシ ) ヒナタ !
宗 家 の 大事な 跡継ぎ の お前 が 何 勝手な こと を して いる のだ ?
私 …。
お前 の … 宗 家 の ため に →
何 人 の 人間 が 自分 を 犠牲 に して いる の か →
お前 も そろそろ →
そういう こと も 知ら なければ なら ない …。
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