NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 21 - 481 - SASUKE ・SAKURA
( サスケ ) ねえ ねえ 兄さん 手 裏 剣 を 投げる コツ 教えて よ 。
( イタチ ) 俺 は 忙しい 。
手 裏 剣 なら 父上 に 習えば いい だ ろ 。
そう さ 。
いつも いつも 忙しい 忙し いって さ 。
兄さん は 俺 の こと 嫌いな んだ よ 。
そう だ よ きっと 嫌いな んだ 。
まあ そう 言う な サスケ 。
本当に 今日 は 時間 が ない んだ 。
今日 は 今日 は 。
あ ~ あ 明日 は いったい いつ 来る んだ か 。
許せ サスケ 。
あ そうだ 。
今度 父上 たち が 泊まり で 出かける とき →
休み が とれる かも しれ ない 。
え 本当 ? いつ いつ ?
父上 に 聞いて おけ じゃ あな 。
うん 。
( フガク ) これ は 何て 魚 だ なかなか うまい 。
( ミコト ) そう ? 今日 も 安売り して た の よ 。
旬 の もの は 何でも 安くて うまい の さ 。
( フガク ) 言う なあ サスケ ハハハ 。
母さん おかわり 。 ( ミコト ) は いはい 。
兄さん から 聞いた けど →
父さん たち が 出かける の って いつ ?
( フガク ) ああ 母さん の 家 に 泊まり で 行く んだ 。
ふ ~ ん 。
( フガク ) あいつ が そんな こと を お前 に 。
次の 休み の 日 に 行こう と 思う が 。
お前 も 来る か ?
俺 は 兄さん に いろいろ 教えて もらう んだ 。
あいつ が お前 に ?
うん 約束 した んだ 。
( ミコト ) イタチ が ねえ 。 珍しい わ ね 。
はい ご飯 。
クナイ なら 私 が お 稽古 して あげる のに 。
お 稽古 じゃ ない 修業 な んだ 。
あ ~ すまない お茶 もらえる か 。 はい 。
熱 めで 頼む 。 は いはい 。
( 物音 )
( イタチ ) お前 も 今 と 同じ ように 。
えい 。
サスケ 腕 を 上げた な 。 ヘヘ 。
もう 母さん より 曲げ られる 。
じゃあ こいつ は どう かな ?
えっ …。
やっぱり 兄さん は すごい よ 。
それ って どう やる の ?
お前 なら すぐ 投げ られる さ 。
お前 は 俺 と よく 似て る 。
ヘヘ 。
兄さん また 今日 みたいに 教えて よ 。
そう だ な 時間 が 合ったら な 。
約束 だ よ 。 ああ 。
お前 うち は 一族 の 成り立ち の こと は 知って る か ?
えっ まだ ちゃん と 習って ない けど 。
うち は の 家紋 は 誇り 高い 一族 の 証し なんだ 。
あの うちわ の 絵 が 誇り ?
火 を おこす に は 風 が いる だ ろ ?
うちわ で 風 を 起こす んだ 。
それ って すごい の ?
アハハ ま ぁ その うち わかる とき が くる 。
兄さん は 一族 の ため に 戦う ?
どうか な ?
それ は 俺 に も まだ わから ない んだ 。
( お腹 が 鳴る 音 )
アハハハ 。
よし 今夜 は 俺 が 腕 を 振るう ぞ 。
アチチ !
これ って 兄さん って …。
うん ちょっと 頑張り すぎた かな ?
ちょっと ね 。
苦しい 。
おい サスケ 今夜 は 外 で 寝 ない か ?
えっ いい の ? そんな こと して 。
おいおい そんな 慌て なくて も …。 ( 物音 )
痛 ぇ 。
寒く ない か ?
う うん 気持 いい 。
俺 兄さん みたいな 優秀な 忍 に なって →
父さん に 認めて ほしい んだ 。
フフッ 俺 みたい だって ?
お前 は 俺 を 超えろ 。
無理 無理 。
だって 兄さん は 天才 だ もん 。
みんな そう 言って る し 。
アハハ お前 は 俺 に 似て る 。
可能 性 は ある さ 。
じゃあ 超えて やる 。
( イタチ ) サスケ … サスケ …。
( フガク ) おい サスケ 。
お前 こんな とこ で 何 して る ?
何で すか ? 父さん …。
えっ … ここ は ? なんで ?
あ ~ 昨日 兄さん が 外 で って 。
( ミコト ) イタチ が ? フフフフ …。
兄さん は どこ ? もう 出た みたいだ な 。
俺 に は あいつ の 考えて いる こと が よく わから ん 。
兄さん 。
♪♪~
( サクラ ) ただいま 。
( 鼻歌 )
ん ~。
ヘヘッ 。
うん よし !
( サクラ ) ハハハ 。 ( 鳥 の 鳴き声 )
( 鳥 の 鳴き声 )
ん ~。
ふ ぅ 。
あ ~ あ ~ っ !
あ ~。
( キザシ ) おい サクラ お前 →
前髪 うっとうしく ない の か ?
切っちゃ えば いい のに 。
( メブキ ) もう お 父さん ったら …。
女の子 は ね いろいろ ある の 。
そんな こと 言う と サクラ に 嫌わ れちゃ うわ よ 。
ハハハッ ハハハッ 。
( 足音 )
( いの ) へ ぇ あんた お 花 が 好きな んだ ?
えっ 誰 ?
あっ いの ちゃん 。
( いの ) コスモス が 好きな んだ 。
( サクラ ) あ いや … えっ と … うん 。
ほら これ 見な よ 。 ジャ ー ン !
わ ぁ ~ きれい 。 でしょ 。
これ で あんた の 髪 結って あげる 。
え ? 私 の 髪 ?
サクラ は かわいい 顔 してん だ から …。
よしっ と 。
こっち の ほう が 断然 いい よ 。
でも … 私 おでこ が 。
デコリ ー ン 。
それ って さ 隠して る から からかわ れる んだ よ 。
堂々と して れば いい の 。 そう すれば 周り が 変わる 。
いの ちゃん は 強い から …。
う ~ ん 絶対 こっち の ほう が かわいい と 思う けど な 。
だって さ サクラ は スタイル だって いい んだ し →
もっと 自信 持って いい と 思う んだ よ ね 。
( サクラ ) あの ね 私 友達 が できた んだ 。
山中 いの ちゃん って いって すごく かわいくて →
強くて おしゃれで 優しくて …。
そ っか サクラ に 友達 か …。
そんなに かわいい なら お 父さん も 会い たい な 。
( メブキ ) もう お 父さん ったら 。
な に 言って んだ か 。
サクラ よかった ね 。 お 友達 は 大切に する んだ よ 。
友達 は ね 大切な 人生 の 財産 だ から ね 。
うん 。
この リボン いの ちゃん が くれた の 。
( キザシ ) す っ ごく 似合って る ぞ !
母さん の 若い 頃 み たい に かわいい ぞ !
ま ぁ … お 父さん ったら かわいい だ なんて !
ハハハ ! サクラ ついでに 彼 氏 も できたり して な 。
( サクラ ) お 父さん の バカ !
( キザシ ) アハハハハハ !
( いの ) へ ぇ ~! すごい ね 。 これ 全部 サクラ が 1 人 で やった の ?
( サクラ ) 全然 すごく ない よ !
私 いの ちゃん みたいに センス よく ない し 。
う ~ ん この コスモス …。
( いの ) コスモス を 活 かす なら 周り を それ に 合わせる の よ 。
お互い が ぶつから ない ように ね 。
よ ~ し !
ちょっと 生けて みる ね 。
えっ と … こんな 感じ に ここ を こうして …。
あの ね …。
私 … 好きな 人 が できた んだ 。
へ ぇ ~! 知ら なかった 。 ん ~ 誰 かな ?
最近 サクラ が 明るく なった の は その せい かな ?
よし ! 完成 。
いや そういう わけ じゃ ない んだ けど 。
サスケ 君 が …。
そう な んだ … サスケ 君 ね 。
サスケ 君 長い 髪 の 人 が 好きな ん だって 。
だから ね 私 も …。 あ ~! ごめん 。
私 用事 思い出しちゃ った 。 また 来る ね 。
えっ ? いの ちゃん !
あ … 今日 は ありがとう !
ねぇ ねぇ ! 最近 さ サクラ 明るく なった よね 。
そう かな 。
あれ … いのって サクラ と 仲 よかった んじゃ ない の ?
別に 。
ふ ~ ん 。
( 終業 チャイム )
( サクラ ) サスケ 君 。
私 あなた の こと が …。
なんだ ?
お前 … 誰 ?
うわ … うわ ぁ うわ ~ っ !
( ナルト ) どうした の かな ? あの 子 。
廊下 は 走っちゃ いけ ない んだ って ば よ 。
♪♪~
は ぁ ~!
♪♪~
しゃ ~ んな ろ ~!
うわ ~ っ !
す … すげ ぇ 女の子 だって ば よ 。
♪♪~