NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 21 - 484 - 起爆 人間
♪♪~
( 雷鳴 )
( カカシ ) で なんで お前 が ここ に いる の ?
( ナルト ) サクラ ちゃん が カカシ 先生 の ところ に →
行く っ つう から つい てきち まった 。
は ぁ …。
サクラ は 何の 用 ?
( サクラ ) 実は 木 ノ 葉 の 忍 が →
行方 不明に なる 事件 が 起きて いる んです 。
行方 不明 ? うん 。
サクラ も 気づいた か 。
じゃあ カカシ 先生 も ? あぁ 。
しかし なんで また そんな 事件 の こと を ?
それ が い の の 実家 の 花屋 の 常連 さん が …。
( 爆発 音 )
( カカシ ) あう ん の 門 の ほうか 。
俺 行って みる って ば よ 。 ( カカシ / サクラ ) あっ 。
ナルト 待ち なさい !
おい 2 人 と も !
は ぁ … 頼む ぞ 。
逃げろ 逃げろ !
警備 班 だ わ 。
防戦 一方 じゃ ねえ か 。
手 を 貸す って ば よ 。 ( いの ) 待って !
いの … シカマル … チョウジ …。
どうした の ?
ウソ でしょ …。
( いの ) タダイチ さん 。 ( サクラ ) え ?
( いの ) タダイチ さん な の !
タダイチ さん って あんた が 言って た 花屋 の 常連 の ?
( シカマル ) 間違い ねえ の か ? いの 。
間違え っこ ない わ !
でも 木 ノ 葉 に 牙 を むく ような 人 じゃ ない 。
どうして …。
だ と したら 幻 術 に かかって る 可能 性 が →
あん の か ?
みんな 行方 不明に なって いた 人 たち かも 。
なん だって !? ( チョウジ ) じゃあ →
木 ノ 葉 の 忍 って こと ?
だから 防戦 を 強い られて ん の か 。
よけ も し なかった 。
痛み も 感じて い ない ?
や べ え … 影 分身 の 術 !
ナルト !? 飛ぶ ぞ 。
( 鼓動 )
まるで 起爆 人間 だって ば よ 。
( いの ) タダイチ さん …。
大丈夫 。
負傷 者 の 手当て を 。
おい 入って きち まった ぞ 。
まさか あいつ ら も ?
でか すぎ だって ば よ 。 チッ 。
チョウジ 倍加 で 羽 出せる か ?
わ わかった 。
う ぉ ~!
う ぉ ~!
加勢 する ぜ 。 いく ぞ 九 喇嘛 !
う ぉ ~!
ハァ ハァ … なんとか なった の か な ?
さすが だ ぜ 。
いや 終わって ねえ みて え だって ば よ 。
( シカマル ) まだ いやがった の か 。
ナルト 。
あいつ ら が 爆発 する きっかけ は たぶん 傷 よ 。
傷口 から 奇妙な チャクラ が 放出 さ れて →
体 の 変形 が 始まって いた わ 。
そう なる と うかつに は 手 を 出せ ねえ ぞ 。
( ヒナタ ) ナルト 君 ! ヒナタ 。
何 が 起きて る の ?
みんな 幻 術 かけ られて る みて え なんだ 。
ど っか に 操って る や つい ねえ か ?
わかった 調べて みる 。
白 眼 !
い ない みたい 。 い ない の ?
だったら どう やって 操って る の ?
( ヒナタ ) あの 人 たち の 体 の 中 に 特殊な チャクラ が 巡って る 。
それ が 操って る の かも 。
じゃあ その チャクラ を 取 っち まえば いい の か 。
チャクラ は 体 の 一部 みたいに 巡って る 。
体 内 で 融合 して る かも しれ ない 。
つまり 簡単に 引き 剥がす こと は でき ねえ って こと か 。
ひとまず 相手 を 捕獲 する ところ から 始め ねえ と な 。
でも シカマル ケガ を さ せ ず に 捕獲 する の は 難しい わ よ 。
いい 案 思いついた って ば よ !
う ぁ ~!
そんじゃ いく ぜ !
< まずは 俺 が 影 分身 で 起爆 人間 の 足 を 止める >
影 真似 の 術 !
< そんで シカマル が 影 真似 の 術 で 捕獲 >
ヒナタ ! はい !
< 最後 は ヒナタ が 急 止 の 点 穴 を 突いて 動け なく する >
一 日 は 動け ない はず よ 。
大丈夫 か ヒナタ 。
うん 一緒に 戦う よ 。
ダメ です 。 私 の 幻 術 返し じゃ →
体 の 中 を 巡る 特殊な チャクラ は どう する こと も …。
まっ そう 落ち込む な 。
誰 が やった に しろ 未知の 幻 術 が 使わ れて いる 。
相当な 腕 を 持つ 幻 術 使い の 仕業 だろう 。
優れた 瞳 術 を 持つ 者 が 対応 す べきだ ね 。
( サイ ) 瞳 術 ?
ご 明 察 !
私 まだ 何も 言って ませ ん !
え ? 何 を 言って ない んだ って ば よ 。
聞く な ! ナルト 君 !
俺 たち に は 見え ない こと も →
写 輪 眼 と 輪廻 眼 を 持つ あいつ の 目 に は →
映る かも しれ ない 。 えっ !? って こと は …。
サスケ を 呼び戻す 。
頼める かな 。 はい 。
サスケ が 帰って くる 。
(( サスケ : 俺 は 1 人 だ 。
もう すべて の 憎しみ を 1 人 だけ で 背負う こと が できる 。
お前 は イタチ の 生き ざま も わかっちゃ い ねえ !))
(( そんなに なって まで なぜ 俺 の 邪魔 を し た がる ?
友達 だ から だ 。
それ は かつて 聞いた 。
お前 に とって の それ は いったい な んな んだ ?
正直 俺 も よく わから ねえ よ 。
ただ お前 の そういう →
背負って ゴチャゴチャ して る とこ 見て っと →
なんで か →
俺 が 痛 ぇん だ ))
( 鳴き声 )
( 物音 )
( 鳴き声 )
「 木 ノ 葉 に 戻れ 」 か …。
( 爆発 音 )
( イオウ ) あ … うわ ~!
( イオウ ) 人間 が 爆発 し よった !
チクショウ ! よせ !
♪♪~
まさか … 今 の が 木 ノ 葉 を 襲った と いう 起爆 人間 !?
なぜ こんな 村 に …。
( チノ ) イオウ の じいちゃん !
あ … あぁ …。
( ノワキ ) チノ ! 足止め を 。 ( チノ ) 任せて ! ノワキ 。
水 遁 水 陣 壁 の 術 !
忍 ?
これ は いったい 何の 騒ぎ だ ?
な … な んじゃ !? お前 も あいつ ら の 仲間 か ?
人違い だ 。
黙れ ! やつ に 頼ま れて 仕返し を 見届け に きたん じゃ ろう が !!
仕返し ?
若 造 ども ! 何 を し とる !?
った く もう …。
ごめん ! 何の 恨み も ない けど …。
水 遁 !
雨 あられ !
火 遁 豪 火 球 の 術 !
え ~ っ ! 水 遁 が 火 遁 に 押し 負ける こと って ある の !?
下がって いろ 。
風 の 性質 変化 か 。
か は っ !? え ~ い ! さっさと 殺さ ん かい !!
え ~ っ ! あんなに 強い って 聞いて ないし 。
え ~ い ! この 根性 なし ども が !!
ヒ … ヒィ ー ッ !
俺 を 誰 か と 勘違い した 理由 あと で 聞か せて もらう ぞ 。
あの 目 …。
写 輪 眼 …。
うち は …。
村人 たち が こう なって しまった 理由 は ?
わし が 知る か !
俺 と 勘違い した 誰 か が 関わって いる んだ な ?
言い とう ない わ !
ご ごめん 私ら も 何 が なんだか …。
見た ところ この 村 の 人間 じゃ な さ そうだ な 。
うん 。 私 たち は 忍 くずれ の 旅 芸人 で ね 。
この先 に ある 湯 隠れ の 温泉 街 で ひと 儲け して きた んだ よ 。
あそこ じゃ 娯楽 は 金 に なる から ね 。
( チノ ) んで また 違う 土地 に 行こう かって んで →
食料 調達 に この 竹 ノ 村 を 通りかかった んだ けど さ 。
いや ~ イオウ の じいちゃん の 娘 さん が →
できた 人 で さあ ! フン !
おいしい ごはん は ご馳走 して くれる し …。
そう じゃ 娘 は … アミノ は 無事 か ?
アミノ ~!
そう そう 女 子供 は 避難 さ せて た んだ よ 。
お ~ い 。
こいつ ら に 直接 聞いて みる しか ない ようだ な 。
( 女 子供 たち ) キャ ー !
ああ アミノ 。
起爆 人間 !?
イオウ さん 近寄る と 危ない 。
って 誰 が 危ない もんか ! あれ は な わし の 娘 じゃ !
離せ 離さん か ~!
ああ っ アミノ ~!
許さ ん …。
許さ ん ぞ 風 心 。
許さ ん ぞ ~ 風 心 め ~!
風 心 と は 誰 だ ?
雷 光 団 の 頭 です 。
雷 光 団 ?
雷 光 団 は →
あくどい 連中 から 巻き上げた 金品 を →
我ら の ような 貧しい もん に 配って くれた 義 賊 です 。
その 頭 が どうして 仕返し を ?
き 聞いた 話 です 。
雷 光 団 は 霧 隠れ の 裏切り にあった そうです 。
風 心 たち は 命からがら →
この 村 まで 逃げて 来た そうです 。
(( 風 心 : いっ とき で いい 休ま せて くれ !
( イオウ ) よそ に 行って くれ 。 え ?
お前たち を 匿 ったら わし ら まで 被害 を 被る かも しれ ん 。
む 村 に 迷惑 を かける つもり は ない すぐに 出て いく !
他人 から 巻き上げた 金 を 配った だけ で →
よく ぬけぬけ と そんな こと が 言える な ))
村 は 雷 光 団 を 捨てた んです 。
どう する の ?
起爆 人間 の 記憶 を 覗く 。 え ?
う お ~!
大丈夫 ?
あの 赤 眼 。
間違い ない 。
血 継 限界 だ 。