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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン21 - 491 - 闇雲

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 21 - 491 - 闇 雲

( シカマル ) ハァ ハァ …。

( 朧 ) シカマル 殿 大丈夫で ご ざる か ?

うなされて いた ように お 見受け した が …。

この ところ 妙な 夢 ばかり 見 や がる 。

ひょっとして 過去 の 苦い 記憶 で ご ざる か ?

お前 も な の か ?

忘れて しまい たい 記憶 ほど →

こびりついて いる もの で ご ざる 。 歳 の せい で ご ざる かな 。

ハッハッハッ …。 俺 は まだ 19 だ !

( シカマル ) 気づいて たか ?

この 国 に 入って から 風 が ひと つ も 吹いて ねえ 。

( 朧 ) 完全な 凪 の 状態 で ご ざる な 。

( シカマル ) った く 嫌な 予感 しか し ねえ ぜ 。

あいつ 今ごろ ちゃん と 死んで る かな ?

自分 の 術 に 当たって 死ぬ と は こいつ 運 が なかった な 。

入隊 試験 で 自滅 する ような マヌケ じゃ 使い物 に なら ねえ よ 。

( 朧 ) 鏃 なら 心配 ござ らん 。

何で ご ざる か ?

この 里 に 君臨 する ゲンゴ って やつ の 資料 だ 。

暗部 が ひっかき 集めた らしい が … 読んで みる か ?

標的 に ついて 知って おく こと は 重要で ご ざる から な 。

どれ 拝見 。

ん ! これ は … 真っ白で は ご ざら ぬか 。

つまり 何ひとつ わかって ない って こと だ 。

これ 一 枚 で ご ざる か ?

( シカマル ) それ だけ の ため に 10 人 が 命 を 落とした んだ ぜ 。

った く 割り に合わ ねえ よ な 。

貸して みろ 。

あ …。 薪 に した ほう が 役 に 立つ シロモノ だ ぜ 。

( 枝 が 折れる 音 )

お っ 死人 様 の お 帰り だ 。

偽装 は うまく いった ようだ な 。

( 鏃 ) 死んだ ふり なんて 気分 悪い し 。

( 朧 ) あの まま で は この 国 の 忍 に させ られて いた で ご ざる よ 。

もっと 喜べよ 。 これ で 自由に 動ける じゃ ねえ か 。

で 何 か つかめた か ?

ゲンゴ に ついて は さっぱり だし 。

あの 城 の こと は 誰 も 知ら ない し 。

( 朧 ) ゲンゴ と いう 男 めったに 姿 を 現さ ない ようで ご ざる 。

ひと つ だけ わかった の は あの 城 俘囚 城 と 呼ば れて いる そうだ し 。

俘囚 ? 戦 に おける 捕虜 。

中央 が 周辺 の 蛮族 を 呼ぶ 蔑 称 で ご ざる 。

自分 の 城 に そんな 名前 つける なんて →

どん だけ 卑屈な んだ よって 話 だし 。

サイ に ついて は どう だ ? それ も さっぱり だし 。

チッ ゲンゴ は かなり 用心深い 野郎 だ な 。

こいつ は 調べ がい が ある って もんだ 。

よし 腹ごしらえ に 焼き肉 でも 食う か 。

親父 これ の どこ が 焼き肉 だ ! あ ?

文句 あん なら とっとと 帰 んな !

食わ ねえ なんて 言って ねえ だろう が !

どこ も かしこ も 物 不足 で それ でも マシ な ほう だ 。

いろんな 国 の 連中 が いる し 。

カネ の ねえ 野郎 が 依頼 に つられて やってくる んだ ろ 。

ここ で 店 を 開いて 長い で ご ざる か ?

ゲンゴ が やってきた の と 同じだ から 10 年 くらい だ 。

あの 頃 は もっと さびれた 里 だった 。

ゲンゴ って の も よそ者 か ?

いきなり 手下 を 連れて 現れ →

威張りちらして た 大名 を 追い出した の さ 。

大名 が 役立た ず な の は どこ も 一緒だ し 。

( シカマル ) それ で ? 暮らし っぷり は よく なった の か ?

これ が そう 見える か !? 見な よ !

ゲンゴ の 取り巻き だ 。 大勢 いて 威張りちらして や がる 。

大名 を 追い出した まで は よかった が →

その 後釜 に 座り や がった 。

あいつ の 顔 どこ か で …。

拙者 も 同じ こと を 考えて いた で ご ざる 。

間違い ござ らん 。 あれ は 暗部 に いた ミノイチ で ご ざる 。

( シカマル ) てっきり ど っか で の たれ 死んだ と 思って た のに よ 。

( 鏃 ) あんな やつ 見覚え ないし 。

知ら ない の も 無理 は ござ らん 。

なにせ 先 の 大戦 で ご ざる から して 。

あいつ は 同じ 部隊 の 仲間 を 全員 殺して →

行方 を くらまし や がった の さ 。

った く 胸 くそ 悪い 野郎 が 生きて や がった もん だ ぜ 。

そんな やつ が なんで ここ で 偉 そうに して る し ?

そい つ は 本人 に 聞いて み ねえ と な 。

( ミノイチ ) だ … 誰 だ !? て め えら !

( シカマル ) もう 逃げ られ やし ねえ ぜ ミノイチ さん 。

( ミノイチ ) そ … そんな 名前 は 知ら ん !

とぼけ ん な !

か … 影 縛り の 術 !

しっかり 覚えて る じゃ ねえ か 。

あんた も 木 ノ 葉 出身 なら この 術 で 何 が できる か 知って る よ な ?

よ … よせ !

仲間 を 手 に かけて ずいぶん いい 身分 だ な 。

忍 の 掟 を 破って ただ で 済む か よ !

俺 は もう 忍 で は ない 。 俺 は 革 者 だ !

革 者 ?

古くさい 忍 の 世界 で 生きて いる お前 ら に →

俺 たち の 崇高な 志 など わかる もの か !

屁理屈 並べて んじゃ ねえ !

このまま くび り 殺し ち まって も いい んだ ぜ 。

や … やめろ !!

さ ぁ 答えろ !

ゲンゴ って やつ の こと も 洗いざらい な 。

答えろ って んだ よ !!

シカマル 殿 !

( 咳き込む 声 )

か … 革 者 と は ゲンゴ 様 の 崇高な 志 に 賛同 し →

目 を 開か せて もらった 者 に 与え られる 称号 …。

ずいぶん たいそうな 話 だ ぜ 。

この 国 に 大名 など と いう 下 賎 な 者 は 必要 ない 。

我ら は 忍 の ため の 理想郷 を つくる 。

それ こそ が ゲンゴ 様 が 目指す 真 の 革命 !

木 ノ 葉 の サイ 殿 が 囚 われて いる はずで ご ざる 。

どこ に いる か 知り 申さ ぬ か ?

お前 は たしか … 朧 !

う ぅ …。

忍 の 掟 が なんだ !

俺 は 大名 の ため に 死ぬ なん ざ まっぴら だ ぜ !

身 を 守る ため なら どんな こと だって やって やる !

チッ ! やっと 本音 が 出た な 。

卑怯 者 の お前 なら 俺 の 気持 が わかる よ な ? 朧 …。

は … 放せ !

何の 話 だ !?

知ら ない の か ? こいつ の した こと を よ !

アハハ … アハハハハ !

( 鏃 ) 全身 を 麻痺 さ せる ツボ を 突いた から →

当分 起き られ ない し 。

朧 ! しっかり しろ 朧 !

朧 !!

( カラス の 鳴き声 )

うわ ~!

気 が ついた か ?

心配 した し 。

夢 を … 見た で ご ざる 。

話し たく なけりゃ 別に いい んだ ぜ 。

ま っこ と 忘れて しまい たい 記憶 ほど →

こびりついて いる もの で ご ざる な 。

あれ は まだ 下 忍 の 頃 の 話 で ご ざる 。

拙者 の 部隊 は 敵 の 待ち伏せ に あい 全滅 した で ご ざる 。

( カラス の 鳴き声 )

ただ 一 人 生き残った 拙者 は 仲間 たち の 屍 の 中 で →

何 日 も 何 日 も チャクラ を 抑えて 死んだ ふり を し 続けた で ご ざる 。

その とき に 身 に 着けた 術 の おかげ で →

こうして 暗部 に 拾わ れ もう した が →

この 術 は 仲間 を 見殺し に して 得た 呪わ れた 力 に ご ざる 。

俺 だって 同じ こと を した よ 。

広場 の ほう へ 革 者 たち が 集まって る し 。

何 か 始める 気 だ な 。

行って みる で ご ざる 。

けど この 格好だ と なにかと 面倒だ な 。

もう 2 着 必要だ し 。

朧 チャクラ の 偽装 は して ある んだ よ な ?

服 の 持ち主 の チャクラ を トレ ー ス 済み で ご ざる 。

鏃 いざ と なったら 頼む ぞ 。

鏃 聞いて ん の か ?

おい き さま !

襟 が 乱れて いる ぞ !

ゲンゴ 様 の 演説 が 行わ れる と いう の に もっと 気 を 引き締め ん か !

申し訳 あり ませ ん 。

手 が 空いて いる の なら 準備 を 手伝え 。 いい な ?

実に ナイスタイミング で ご ざる な 。

でき すぎ な 気 も し ねえ でも ねえ が 。

ゲンゴ が 人前 に 現れる チャンス を みすみす 逃す 手 は ねえ 。

ここ なら ゲンゴ が どこ に 隠れて も 狙える な ?

鏃 さっき から ぼんやり して んじゃ ねえ ぞ 。

ミノイチ が 言って た こと 。 は あ ?

大名 たち を 追い出して 忍 の 理想郷 を つくる 。

それ は 別に おかしな 考え じゃ ない し 。

何 を 言い出す で ご ざる か ?

私 は ただ 無能な 大名 が 上 に 立つ →

今 の 仕組み に 納得 いか ない だけ だし 。

朧 だって 考えた こと が ない と は 言わ せ ない し !

お前 の 言 いて え こと は わかる 。

だが 今 は 任務 に 集中 しろ 。

心 が 乱れれば 失敗 に つながる ぞ 。

そんな の わかって る し 。

( 朧 ) ずいぶん 無防備な ステ ー ジ で ご ざる な 。

ゲンゴ って やつ は よっぽど の 自信 家 か →

底抜け の バカ か だ な 。

( 歓声 )

いよいよ お出まし で ご ざる な 。

化けの皮 剥がして やる ぜ 。

( ゲンゴ ) まずは →

ここ に 集まって くれた すべて の 者 に 感謝 する 。

諸君 真 の 革命 の 日 は 近づき つつ ある 。

( 歓声 )

影 縫い で ゲンゴ を 捕らえる に は 間合い を 詰めた ほう が 確実だ 。

ついてこい 。

今 宵 は 特別な 趣向 を 用意 した 。

我ら の 真 の 革命 を 妨害 せんと する 不 埒 な 輩 を ご 紹介 しよう 。

( みんな ) おお ~!

サイ !

( ゲンゴ ) 諸君 この 者 を どう し たい ?

死 だ ! 革命 に 捧げる 死 を !

( みんな ) 死 だ !

諸君 ら の 思い は 十分に 伝わった 。

この 者 の 赤き 血 に よって →

真 の 革命 は また 一 歩 誠に 近づく であろう 。

( 歓声 )

サイ 殿 を 放っておく で ご ざる か ?

あの 人数 が 相手 じゃ どうにも なら ねえ 。

こいつ を 使う ぞ 。

陽道 作戦 で ご ざる な ?

私 が この 地 に 立ち て早 10 年 。

今では 多く の 同志 を 得 この 国 も 栄え 始めた 。

しかし ! まだ 我々 の 思い は →

何ひとつ 満たさ れて も 叶え られて も おら ぬ 。

黙 の 国 に 住まう 民 に 問い たい 。

大名 ども が 支配 して いた 頃 と 今 の この 国 →

どちら が 住み よい 世界 であろう か ?

力 も 知恵 も 忍 出身 の 我ら に 及ば ぬ 大名 ども に 支配 さ れて おった →

暗黒の 時代 は すでに 過去 。

この 国 を 守る の は 我ら 革 者 だ !

この 国 を 豊かに する ため に →

ひたすら まい進 する こと こそ が 我ら 革 者 の 望み だ 。

くそ っ ! この 国 を 治める べき は →

大名 など で は なく 忍 の 力 を 持った 我々 だ 。

おい 朧 ! ぼんやり して る 場合 じゃ ねえ ぞ 。

しっかり しろ !

シカマル 殿 拙者 は …。

俺 は サイ の 救出 に 向かう 。

裏 に 回った の が 見えたら ド 派手 に やって くれ 。

頼んだ ぞ 。 しょ … 承知 した で ご ざる 。

なぜ 忍 が 差別 さ れ なければ なら ない ?

なぜ 虐げ られ なければ なら ない ?

チクショウ ! 妙な まやかし 使 いやがって 。

差別 と 支配 に 甘んじる →

旧態依然と した 忍 ども に よって 滅ぼさ れた のだ 。

聞け ! 黙 の 闇 に 朝日 を 待つ 者 たち よ 。

新たな 時代 の 陽光 は →

この 黙 の 国 より 照る !

( 歓声 )

現れた な ネズミ め 。

演説 は 中止 だ ! ゲンゴ 様 を お守り しろ !

ゲンゴ 様 隠れて ください 。 お 体 を 低く 。

サイ 助け に 来た ぞ 。

まさか 逝 っち まった わけ ねえ よ な ?

やめろ サイ ! お前 を 救う ため に 来た んだ 。

( サイ ) 僕 は 目覚めた 。

シカマル も すぐに わかる よ 。

あ … サイ お前 !?

( シカマル ) ゲンゴ て め え の 仕業 だ な 。

なぜ キミ ほど の 忍 が →

旧態依然と した 掟 に 縛ら れる の か 。

理解 に 苦しむ ねぇ 。

あ … 黙れ 黙れ !

なぜ 記憶 に 蓋 を する ?

向き合う の が 怖い の か ?

誰 が て め え の 御 託 に つきあう かよ !

( 指 笛 )

鏃 やれ !

残念 。 俺 の 仲間 に 手 を 出す な !

手 を 出す なんて とんでもない 。

私 は 才能 の ある 忍 が 好きで ね 。

ぐ わ っ !

もちろん キミ の こと も 買って いる のだ よ 。

木 ノ 葉 隠れ の 俊英 奈良 シカマル 君 。

う … ぐ わ っ !

ムダ だ よ 。 シカマル キミ も 目覚める んだ 。

冗談 じゃ ねえ ! 俺 は な →

気持 よく 寝て る とこ を 起こさ れる の が →

大嫌いな んだ よ !

あば よ 。


NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 21 - 491 - 闇 雲 naruto||しっぷう|つたい|しーずん|やみ|くも Naruto Shippuden - Season 21 - 491 - Dark Clouds

( シカマル ) ハァ ハァ …。

( 朧 ) シカマル 殿 大丈夫で ご ざる か ? おぼろ||しんがり|だいじょうぶで|||

うなされて いた ように お 見受け した が …。 ||よう に||みうけ||

この ところ 妙な 夢 ばかり 見 や がる 。 ||みょうな|ゆめ||み||

ひょっとして 過去 の 苦い 記憶 で ご ざる か ? |かこ||にがい|きおく||||

お前 も な の か ? おまえ||||

忘れて しまい たい 記憶 ほど → わすれて|||きおく|

こびりついて いる もの で ご ざる 。 歳 の せい で ご ざる かな 。 ||||||さい||||||

ハッハッハッ …。 俺 は まだ 19 だ ! |おれ|||

( シカマル ) 気づいて たか ? |きづいて|

この 国 に 入って から 風 が ひと つ も 吹いて ねえ 。 |くに||はいって||かぜ|||||ふいて|

( 朧 ) 完全な 凪 の 状態 で ご ざる な 。 おぼろ|かんぜんな|なぎ||じょうたい||||

( シカマル ) った く 嫌な 予感 しか し ねえ ぜ 。 |||いやな|よかん||||

あいつ 今ごろ ちゃん と 死んで る かな ? |いまごろ|||しんで||

自分 の 術 に 当たって 死ぬ と は こいつ 運 が なかった な 。 じぶん||じゅつ||あたって|しぬ||||うん|||

入隊 試験 で 自滅 する ような マヌケ じゃ 使い物 に なら ねえ よ 。 にゅうたい|しけん||じめつ|||||つかいもの||||

( 朧 ) 鏃 なら 心配 ござ らん 。 おぼろ|やじり||しんぱい||

何で ご ざる か ? なんで|||

この 里 に 君臨 する ゲンゴ って やつ の 資料 だ 。 |さと||くんりん||||||しりょう|

暗部 が ひっかき 集めた らしい が … 読んで みる か ? あんぶ|||あつめた|||よんで||

標的 に ついて 知って おく こと は 重要で ご ざる から な 。 ひょうてき|||しって||||じゅうようで||||

どれ 拝見 。 |はいけん

ん ! これ は … 真っ白で は ご ざら ぬか 。 |||まっしろで||||

つまり 何ひとつ わかって ない って こと だ 。 |なにひとつ|||||

これ 一 枚 で ご ざる か ? |ひと|まい||||

( シカマル ) それ だけ の ため に 10 人 が 命 を 落とした んだ ぜ 。 ||||||じん||いのち||おとした||

った く 割り に合わ ねえ よ な 。 ||わり|にあわ|||

貸して みろ 。 かして|

あ …。 薪 に した ほう が 役 に 立つ シロモノ だ ぜ 。 |まき|||||やく||たつ|||

( 枝 が 折れる 音 ) えだ||おれる|おと

お っ 死人 様 の お 帰り だ 。 ||しにん|さま|||かえり|

偽装 は うまく いった ようだ な 。 ぎそう|||||

( 鏃 ) 死んだ ふり なんて 気分 悪い し 。 やじり|しんだ|||きぶん|わるい|

( 朧 ) あの まま で は この 国 の 忍 に させ られて いた で ご ざる よ 。 おぼろ||||||くに||おし||さ せ||||||

もっと 喜べよ 。 これ で 自由に 動ける じゃ ねえ か 。 |よろこべよ|||じゆうに|うごける|||

で 何 か つかめた か ? |なん||| Hast du etwas gefangen?

ゲンゴ に ついて は さっぱり だし 。

あの 城 の こと は 誰 も 知ら ない し 。 |しろ||||だれ||しら||

( 朧 ) ゲンゴ と いう 男 めったに 姿 を 現さ ない ようで ご ざる 。 おぼろ||||おとこ||すがた||あらわさ|||| Es scheint, dass der Mann namens (Oboro) Gengo selten auftaucht.

ひと つ だけ わかった の は あの 城 俘囚 城 と 呼ば れて いる そうだ し 。 |||||||しろ|ふしゅう|しろ||よば|||そう だ|

俘囚 ? 戦 に おける 捕虜 。 ふしゅう|いくさ|||ほりょ Häftling? Ein Kriegsgefangener.

中央 が 周辺 の 蛮族 を 呼ぶ 蔑 称 で ご ざる 。 ちゅうおう||しゅうへん||ばんぞく||よぶ|さげす|そや||| Es ist eine abfällige Bezeichnung für die Barbarenstämme im Zentrum.

自分 の 城 に そんな 名前 つける なんて → じぶん||しろ|||なまえ||

どん だけ 卑屈な んだ よって 話 だし 。 ||ひくつな|||はなし| Es kommt nur darauf an, wie unterwürfig Sie sind.

サイ に ついて は どう だ ? それ も さっぱり だし 。

チッ ゲンゴ は かなり 用心深い 野郎 だ な 。 ||||ようじんぶかい|やろう||

こいつ は 調べ がい が ある って もんだ 。 ||しらべ|||||

よし 腹ごしらえ に 焼き肉 でも 食う か 。 |はらごしらえ||やきにく||くう|

親父 これ の どこ が 焼き肉 だ ! あ ? おやじ|||||やきにく||

文句 あん なら とっとと 帰 んな ! もんく||||かえ|

食わ ねえ なんて 言って ねえ だろう が ! くわ|||いって|||

どこ も かしこ も 物 不足 で それ でも マシ な ほう だ 。 ||||ぶつ|ふそく||||||| Es gibt überall Engpässe, aber das ist okay.

いろんな 国 の 連中 が いる し 。 |くに||れんちゅう||| Es gibt Jungs aus vielen verschiedenen Ländern.

カネ の ねえ 野郎 が 依頼 に つられて やってくる んだ ろ 。 |||やろう||いらい|||||

ここ で 店 を 開いて 長い で ご ざる か ? ||てん||あいて|ながい||||

ゲンゴ が やってきた の と 同じだ から 10 年 くらい だ 。 |||||おなじだ||とし|| Es ist ungefähr 10 Jahre her, seit es dasselbe war wie Gengos Ankunft.

あの 頃 は もっと さびれた 里 だった 。 |ころ||||さと|

ゲンゴ って の も よそ者 か ? ||||よそもの|

いきなり 手下 を 連れて 現れ → |てした||つれて|あらわれ

威張りちらして た 大名 を 追い出した の さ 。 いばりちらして||だいみょう||おいだした||

大名 が 役立た ず な の は どこ も 一緒だ し 。 だいみょう||やくだた|||||||いっしょだ|

( シカマル ) それ で ? 暮らし っぷり は よく なった の か ? |||くらし||||||

これ が そう 見える か !? 見な よ ! |||みえる||みな|

ゲンゴ の 取り巻き だ 。 大勢 いて 威張りちらして や がる 。 ||とりまき||おおぜい||いばりちらして||

大名 を 追い出した まで は よかった が → だいみょう||おいだした||||

その 後釜 に 座り や がった 。 |あとがま||すわり||

あいつ の 顔 どこ か で …。 ||かお|||

拙者 も 同じ こと を 考えて いた で ご ざる 。 せっしゃ||おなじ|||かんがえて||||

間違い ござ らん 。 あれ は 暗部 に いた ミノイチ で ご ざる 。 まちがい|||||あんぶ||||||

( シカマル ) てっきり ど っか で の たれ 死んだ と 思って た のに よ 。 |||||||しんだ||おもって|||

( 鏃 ) あんな やつ 見覚え ないし 。 やじり|||みおぼえ|

知ら ない の も 無理 は ござ らん 。 しら||||むり|||

なにせ 先 の 大戦 で ご ざる から して 。 |さき||たいせん|||||

あいつ は 同じ 部隊 の 仲間 を 全員 殺して → ||おなじ|ぶたい||なかま||ぜんいん|ころして

行方 を くらまし や がった の さ 。 ゆくえ||||||

った く 胸 くそ 悪い 野郎 が 生きて や がった もん だ ぜ 。 ||むね||わるい|やろう||いきて|||||

そんな やつ が なんで ここ で 偉 そうに して る し ? ||||||えら|そう に|||

そい つ は 本人 に 聞いて み ねえ と な 。 |||ほんにん||きいて||||

( ミノイチ ) だ … 誰 だ !? て め えら ! ||だれ||||

( シカマル ) もう 逃げ られ やし ねえ ぜ ミノイチ さん 。 ||にげ||||||

( ミノイチ ) そ … そんな 名前 は 知ら ん ! |||なまえ||しら|

とぼけ ん な !

か … 影 縛り の 術 ! |かげ|しばり||じゅつ

しっかり 覚えて る じゃ ねえ か 。 |おぼえて||||

あんた も 木 ノ 葉 出身 なら この 術 で 何 が できる か 知って る よ な ? ||き||は|しゅっしん|||じゅつ||なん||||しって|||

よ … よせ !

仲間 を 手 に かけて ずいぶん いい 身分 だ な 。 なかま||て|||||みぶん||

忍 の 掟 を 破って ただ で 済む か よ ! おし||おきて||やぶって|||すむ||

俺 は もう 忍 で は ない 。 俺 は 革 者 だ ! おれ|||おし||||おれ||かわ|もの|

革 者 ? かわ|もの

古くさい 忍 の 世界 で 生きて いる お前 ら に → ふるくさい|おし||せかい||いきて||おまえ||

俺 たち の 崇高な 志 など わかる もの か ! おれ|||すうこうな|こころざし||||

屁理屈 並べて んじゃ ねえ ! へりくつ|ならべて||

このまま くび り 殺し ち まって も いい んだ ぜ 。 |||ころし||||||

や … やめろ !!

さ ぁ 答えろ ! ||こたえろ

ゲンゴ って やつ の こと も 洗いざらい な 。 ||||||あらいざらい|

答えろ って んだ よ !! こたえろ|||

シカマル 殿 ! |しんがり

( 咳き込む 声 ) せきこむ|こえ

か … 革 者 と は ゲンゴ 様 の 崇高な 志 に 賛同 し → |かわ|もの||||さま||すうこうな|こころざし||さんどう|

目 を 開か せて もらった 者 に 与え られる 称号 …。 め||あか|||もの||あたえ||しょうごう

ずいぶん たいそうな 話 だ ぜ 。 ||はなし||

この 国 に 大名 など と いう 下 賎 な 者 は 必要 ない 。 |くに||だいみょう||||した|せん||もの||ひつよう|

我ら は 忍 の ため の 理想郷 を つくる 。 われら||おし||||りそうきょう||

それ こそ が ゲンゴ 様 が 目指す 真 の 革命 ! ||||さま||めざす|まこと||かくめい

木 ノ 葉 の サイ 殿 が 囚 われて いる はずで ご ざる 。 き||は|||しんがり||しゅう|||||

どこ に いる か 知り 申さ ぬ か ? ||||しり|もうさ||

お前 は たしか … 朧 ! おまえ|||おぼろ

う ぅ …。

忍 の 掟 が なんだ ! おし||おきて||

俺 は 大名 の ため に 死ぬ なん ざ まっぴら だ ぜ ! おれ||だいみょう||||しぬ|||||

身 を 守る ため なら どんな こと だって やって やる ! み||まもる|||||||

チッ ! やっと 本音 が 出た な 。 ||ほんね||でた|

卑怯 者 の お前 なら 俺 の 気持 が わかる よ な ? 朧 …。 ひきょう|もの||おまえ||おれ||きもち|||||おぼろ

は … 放せ ! |はなせ

何の 話 だ !? なんの|はなし|

知ら ない の か ? こいつ の した こと を よ ! しら|||||||||

アハハ … アハハハハ !

( 鏃 ) 全身 を 麻痺 さ せる ツボ を 突いた から → やじり|ぜんしん||まひ|||||ついた|

当分 起き られ ない し 。 とうぶん|おき|||

朧 ! しっかり しろ 朧 ! おぼろ|||おぼろ

朧 !! おぼろ

( カラス の 鳴き声 ) ||なきごえ

うわ ~!

気 が ついた か ? き|||

心配 した し 。 しんぱい||

夢 を … 見た で ご ざる 。 ゆめ||みた|||

話し たく なけりゃ 別に いい んだ ぜ 。 はなし|||べつに|||

ま っこ と 忘れて しまい たい 記憶 ほど → |||わすれて|||きおく|

こびりついて いる もの で ご ざる な 。

あれ は まだ 下 忍 の 頃 の 話 で ご ざる 。 |||した|おし||ころ||はなし|||

拙者 の 部隊 は 敵 の 待ち伏せ に あい 全滅 した で ご ざる 。 せっしゃ||ぶたい||てき||まちぶせ|||ぜんめつ||||

( カラス の 鳴き声 ) ||なきごえ

ただ 一 人 生き残った 拙者 は 仲間 たち の 屍 の 中 で → |ひと|じん|いきのこった|せっしゃ||なかま|||しかばね||なか|

何 日 も 何 日 も チャクラ を 抑えて 死んだ ふり を し 続けた で ご ざる 。 なん|ひ||なん|ひ||||おさえて|しんだ||||つづけた|||

その とき に 身 に 着けた 術 の おかげ で → |||み||つけた|じゅつ|||

こうして 暗部 に 拾わ れ もう した が → |あんぶ||ひろわ||||

この 術 は 仲間 を 見殺し に して 得た 呪わ れた 力 に ご ざる 。 |じゅつ||なかま||みごろし|||えた|のろわ||ちから|||

俺 だって 同じ こと を した よ 。 おれ||おなじ||||

広場 の ほう へ 革 者 たち が 集まって る し 。 ひろば||||かわ|もの|||あつまって||

何 か 始める 気 だ な 。 なん||はじめる|き||

行って みる で ご ざる 。 おこなって||||

けど この 格好だ と なにかと 面倒だ な 。 ||かっこうだ|||めんどうだ|

もう 2 着 必要だ し 。 |ちゃく|ひつようだ|

朧 チャクラ の 偽装 は して ある んだ よ な ? おぼろ|||ぎそう||||||

服 の 持ち主 の チャクラ を トレ ー ス 済み で ご ざる 。 ふく||もちぬし|||||||すみ|||

鏃 いざ と なったら 頼む ぞ 。 やじり||||たのむ|

鏃 聞いて ん の か ? やじり|きいて|||

おい き さま !

襟 が 乱れて いる ぞ ! えり||みだれて||

ゲンゴ 様 の 演説 が 行わ れる と いう の に もっと 気 を 引き締め ん か ! |さま||えんぜつ||おこなわ|||||||き||ひきしめ||

申し訳 あり ませ ん 。 もうしわけ|||

手 が 空いて いる の なら 準備 を 手伝え 。 いい な ? て||あいて||||じゅんび||てつだえ||

実に ナイスタイミング で ご ざる な 。 じつに|||||

でき すぎ な 気 も し ねえ でも ねえ が 。 |||き||||||

ゲンゴ が 人前 に 現れる チャンス を みすみす 逃す 手 は ねえ 。 ||ひとまえ||あらわれる||||のがす|て||

ここ なら ゲンゴ が どこ に 隠れて も 狙える な ? ||||||かくれて||ねらえる|

鏃 さっき から ぼんやり して んじゃ ねえ ぞ 。 やじり|||||||

ミノイチ が 言って た こと 。 は あ ? ||いって||||

大名 たち を 追い出して 忍 の 理想郷 を つくる 。 だいみょう|||おいだして|おし||りそうきょう||

それ は 別に おかしな 考え じゃ ない し 。 ||べつに||かんがえ|||

何 を 言い出す で ご ざる か ? なん||いいだす||||

私 は ただ 無能な 大名 が 上 に 立つ → わたくし|||むのうな|だいみょう||うえ||たつ

今 の 仕組み に 納得 いか ない だけ だし 。 いま||しくみ||なっとく||||

朧 だって 考えた こと が ない と は 言わ せ ない し ! おぼろ||かんがえた||||||いわ|||

お前 の 言 いて え こと は わかる 。 おまえ||げん|||||

だが 今 は 任務 に 集中 しろ 。 |いま||にんむ||しゅうちゅう|

心 が 乱れれば 失敗 に つながる ぞ 。 こころ||みだれれば|しっぱい|||

そんな の わかって る し 。

( 朧 ) ずいぶん 無防備な ステ ー ジ で ご ざる な 。 おぼろ||むぼうびな|||||||

ゲンゴ って やつ は よっぽど の 自信 家 か → ||||||じしん|いえ|

底抜け の バカ か だ な 。 そこぬけ|||||

( 歓声 ) かんせい

いよいよ お出まし で ご ざる な 。 |おでまし||||

化けの皮 剥がして やる ぜ 。 ばけのかわ|はがして||

( ゲンゴ ) まずは →

ここ に 集まって くれた すべて の 者 に 感謝 する 。 ||あつまって||||もの||かんしゃ|

諸君 真 の 革命 の 日 は 近づき つつ ある 。 しょくん|まこと||かくめい||ひ||ちかづき||

( 歓声 ) かんせい

影 縫い で ゲンゴ を 捕らえる に は 間合い を 詰めた ほう が 確実だ 。 かげ|ぬい||||とらえる|||まあい||つめた|||かくじつだ

ついてこい 。

今 宵 は 特別な 趣向 を 用意 した 。 いま|よい||とくべつな|しゅこう||ようい|

我ら の 真 の 革命 を 妨害 せんと する 不 埒 な 輩 を ご 紹介 しよう 。 われら||まこと||かくめい||ぼうがい|||ふ|らち||やから|||しょうかい|

( みんな ) おお ~!

サイ !

( ゲンゴ ) 諸君 この 者 を どう し たい ? |しょくん||もの||||

死 だ ! 革命 に 捧げる 死 を ! し||かくめい||ささげる|し|

( みんな ) 死 だ ! |し|

諸君 ら の 思い は 十分に 伝わった 。 しょくん|||おもい||じゅうぶんに|つたわった

この 者 の 赤き 血 に よって → |もの||あかき|ち||

真 の 革命 は また 一 歩 誠に 近づく であろう 。 まこと||かくめい|||ひと|ふ|まことに|ちかづく|

( 歓声 ) かんせい

サイ 殿 を 放っておく で ご ざる か ? |しんがり||ほうっておく||||

あの 人数 が 相手 じゃ どうにも なら ねえ 。 |にんずう||あいて||||

こいつ を 使う ぞ 。 ||つかう|

陽道 作戦 で ご ざる な ? ようみち|さくせん||||

私 が この 地 に 立ち て早 10 年 。 わたくし|||ち||たち|てばや|とし

今では 多く の 同志 を 得 この 国 も 栄え 始めた 。 いまでは|おおく||どうし||とく||くに||はえ|はじめた

しかし ! まだ 我々 の 思い は → ||われわれ||おもい|

何ひとつ 満たさ れて も 叶え られて も おら ぬ 。 なにひとつ|みたさ|||かなえ||||

黙 の 国 に 住まう 民 に 問い たい 。 もく||くに||すまう|たみ||とい|

大名 ども が 支配 して いた 頃 と 今 の この 国 → だいみょう|||しはい|||ころ||いま|||くに

どちら が 住み よい 世界 であろう か ? ||すみ||せかい||

力 も 知恵 も 忍 出身 の 我ら に 及ば ぬ 大名 ども に 支配 さ れて おった → ちから||ちえ||おし|しゅっしん||われら||およば||だいみょう|||しはい|||

暗黒の 時代 は すでに 過去 。 あんこくの|じだい|||かこ

この 国 を 守る の は 我ら 革 者 だ ! |くに||まもる|||われら|かわ|もの|

この 国 を 豊かに する ため に → |くに||ゆたかに|||

ひたすら まい進 する こと こそ が 我ら 革 者 の 望み だ 。 |まいしん|||||われら|かわ|もの||のぞみ|

くそ っ ! この 国 を 治める べき は → |||くに||おさめる||

大名 など で は なく 忍 の 力 を 持った 我々 だ 。 だいみょう|||||おし||ちから||もった|われわれ|

おい 朧 ! ぼんやり して る 場合 じゃ ねえ ぞ 。 |おぼろ||||ばあい|||

しっかり しろ !

シカマル 殿 拙者 は …。 |しんがり|せっしゃ|

俺 は サイ の 救出 に 向かう 。 おれ||||きゅうしゅつ||むかう

裏 に 回った の が 見えたら ド 派手 に やって くれ 。 うら||まわった|||みえたら||はで|||

頼んだ ぞ 。 しょ … 承知 した で ご ざる 。 たのんだ|||しょうち||||

なぜ 忍 が 差別 さ れ なければ なら ない ? |おし||さべつ|||||

なぜ 虐げ られ なければ なら ない ? |しいたげ||||

チクショウ ! 妙な まやかし 使 いやがって 。 |みょうな||つか|

差別 と 支配 に 甘んじる → さべつ||しはい||あまんじる

旧態依然と した 忍 ども に よって 滅ぼさ れた のだ 。 きゅうたいいぜんと||おし||||ほろぼさ||

聞け ! 黙 の 闇 に 朝日 を 待つ 者 たち よ 。 きけ|もく||やみ||あさひ||まつ|もの||

新たな 時代 の 陽光 は → あらたな|じだい||ようこう|

この 黙 の 国 より 照る ! |もく||くに||てる

( 歓声 ) かんせい

現れた な ネズミ め 。 あらわれた|||

演説 は 中止 だ ! ゲンゴ 様 を お守り しろ ! えんぜつ||ちゅうし|||さま||おもり|

ゲンゴ 様 隠れて ください 。 お 体 を 低く 。 |さま|かくれて|||からだ||ひくく

サイ 助け に 来た ぞ 。 |たすけ||きた|

まさか 逝 っち まった わけ ねえ よ な ? |い||||||

やめろ サイ ! お前 を 救う ため に 来た んだ 。 ||おまえ||すくう|||きた|

( サイ ) 僕 は 目覚めた 。 |ぼく||めざめた

シカマル も すぐに わかる よ 。

あ … サイ お前 !? ||おまえ

( シカマル ) ゲンゴ て め え の 仕業 だ な 。 ||||||しわざ||

なぜ キミ ほど の 忍 が → ||||おし|

旧態依然と した 掟 に 縛ら れる の か 。 きゅうたいいぜんと||おきて||しばら|||

理解 に 苦しむ ねぇ 。 りかい||くるしむ|

あ … 黙れ 黙れ ! |だまれ|だまれ

なぜ 記憶 に 蓋 を する ? |きおく||ふた||

向き合う の が 怖い の か ? むきあう|||こわい||

誰 が て め え の 御 託 に つきあう かよ ! だれ||||||ご|たく|||

( 指 笛 ) ゆび|ふえ

鏃 やれ ! やじり|

残念 。 俺 の 仲間 に 手 を 出す な ! ざんねん|おれ||なかま||て||だす|

手 を 出す なんて とんでもない 。 て||だす||

私 は 才能 の ある 忍 が 好きで ね 。 わたくし||さいのう|||おし||すきで|

ぐ わ っ !

もちろん キミ の こと も 買って いる のだ よ 。 |||||かって|||

木 ノ 葉 隠れ の 俊英 奈良 シカマル 君 。 き||は|かくれ||としえ|なら||きみ

う … ぐ わ っ !

ムダ だ よ 。 シカマル キミ も 目覚める んだ 。 ||||||めざめる|

冗談 じゃ ねえ ! 俺 は な → じょうだん|||おれ||

気持 よく 寝て る とこ を 起こさ れる の が → きもち||ねて||||おこさ|||

大嫌いな んだ よ ! だいきらいな||

あば よ 。