NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 6 - 136 - 万華鏡 写 輪 眼 の 光 と 闇
<5 年 以下 の 懲役 または ➡
50万 円 以下 の 罰金 に 処せ られ ます >
< 後悔 して も 元 に は 戻せ ない >
不正 視聴 !?
(( イタチ : 強く なった な 。))
前 と まったく 同じ セリフ に カラス 。
お 得意の 幻 術 で 茶 番 か ?
何 が 知り たい ?
最後 で は ない が 聞いて やる 。
もう 一 度 言う 。
一族 を 皆殺し に した あの タイミング で ➡
アンタ は もう 1 人 の 存在 を 口 に した 。
アンタ が 殺さ なかった うち は 。
ソイツ は つまり 協力 者 だった って こと だ 。
いくら アンタ でも 警務 部隊 を 1 人 で やれる はず が ない 。
ちゃんと 気づいた か 。
誰 だ ?
うち は マダラ だ 。
(( その 瞳 力 と わし 以上 に ま がま が しい チャクラ 。
かつて の うち は マダラ と 同じだ な 。
知る か よ そんな ヤツ ))
うち は マダラ ?
木 ノ 葉 隠れ 創始 者 の 1 人 。
万華鏡 写 輪 眼 を 最初に 開眼 した 男 だ 。
創始 者 ?
マダラ なら とっくに 死んで いる はずだ 。
オレ を お ちょ くって ん の か ?
マダラ は 生きて いる 。
信じる 信じ ない は お前 次第 だ 。
戯れ 言 は やめろ !
人 は 誰 も が 己 の 知識 や 認識 に 頼り ➡
縛ら れ 生きて いる 。 それ を 現実 と いう 名 で 呼んで な 。
しかし 知識 や 認識 と は 曖昧な もの だ 。
その 現実 は 幻 かも しれ ない 。
人 は 皆 思い込み の なか で 生きて いる 。
そう は 考え られ ない か ?
いったい 何 が 言い たい ?
マダラ が 死んで いる と いう の は お前 の 勝手な 思い込み だ 。
かつて お前 が オレ を 優しい 兄 だ と 思い込んで いた ように な 。
お前 が 望む ような 兄 を 演じ 続けて きた の は ➡
お前 の 器 を 確かめる ため だ 。
あの 夜 の 出来事 … 幼かった オレ に は ➡
幻 に しか 思え なかった 。
ひどい 幻 術 の 中 に いる のだ と そう 思い たかった !
だが あれ は … まぎれ も ない 現実 だった !
今 の オレ の 眼 は 昔 と は 違う !
オレ の 写 輪 眼 は 幻 術 を 見抜く !
フッ …。 あいかわらず 強気な 物言い だ な 。
その 言葉 … とりあえず 受け取って おこう 。
小 芝居 に つきあう の は この へんで いい だろう 。
強気 は いい が …。 サスケ お前 は まだ ➡
オレ と 同じ 眼 を 持って は い ない ようだ な 。
(( そして いつか オレ と 同じ 眼 を 持って ➡
オレ の 前 に 来い !))
お前 の 大事な もの を 殺し きれ なかった か 。
そんな 甘い 思い で オレ の 前 に やってきた と いう の か ?
なら さっさと 万華鏡 写 輪 眼 を 使って オレ を 殺 って みろ 。
それとも 今 の オレ で は 己 の 器 を 量り かねる か ?
は ぁ …。
たいした 自信 だ 。
( 白 ゼツ )2 人 と も さっき から 全然 動か ない ね 。
( 黒 ゼツ ) 幻 術 を かけあって いる だけ だ 。
万華鏡 写 輪 眼 … この 眼 は 特別 。
開眼 した とき から その 眼 は 闇 へ と 向かう 。
使えば 使う ほど 封印 さ れて いく 。
どういう こと だ ?
万華鏡 は … いずれ 光 を 失う 。
失明 …。 それ が 九 尾 を コントロ ー ル する 力 を 得る 代償 か 。
フッ …。
オレ の 言った とおり 集会 場 の 石 版 を 読んだ ようだ な 。
マダラ … いったい 何者 だ 。
その 眼 で 九 尾 を 手懐けた 最初の 男 。
オレ の 相棒 であり 師 であり 不滅の 男 。
そして 万華鏡 写 輪 眼 の もう 1 つ の 秘密 を 暴いた ➡
唯一 の 男 。
それ が うち は マダラ だ 。
万華鏡 写 輪 眼 の もう 1 つ の 秘密だ と !?
九 尾 を 手懐ける 瞳 力 …。
それ 以外 に も 何 か ある って いう の か !?
そう だ 。 もう 1 つ の 秘密 …。
それ が 最も 重要な 秘密だ 。
重要な 秘密 ?
なんだ !?
なんだ !? 答えろ !
少し 昔話 を して やろう 。
うち は の 歴史 に まつわる 話 だ 。
かつて マダラ に も 兄弟 が いた 。
弟 だ 。
( イタチ ) うち は マダラ と 弟 …。
幼き 頃 より 2 人 は 互い の 力 を 高め あい 競いあった 。
2 人 は 写 輪 眼 を 開眼 し 兄弟 の 名 は いつしか 一族 の 中 でも ➡
特別な もの に なって いった 。
2 人 は さらなる 瞳 力 の 成長 を 求め 競いあい …。
兄弟 は それぞれ の 大事な 者 たち を 手 に かけ ➡
ついに 万華鏡 写 輪 眼 を 開眼 した のだ 。
それ は うち は 一族 始まって 以来 の こと だった 。
2 人 は その 瞳 力 を もって うち は を 束ね ➡
兄 の マダラ は リ ー ダ ー と なった 。
しかし 順調だった マダラ の 身 に ある 異変 が 生じ 始める 。
さっき 話した な 。 この 眼 は 特別だ と 。
使えば 使う ほど 封印 さ れ 行き着く 先 は まったく の 闇 。
これ が 万華鏡 写 輪 眼 の 末路 だ 。
大きな 瞳 力 … 力 を 得る かわり に その 力 は 自ら 閉じ 光 を 失う 。
マダラ は 光 を 取り戻す ため あらゆる 手 を 尽くす が ➡
何一つ 効果 を 得 られる もの は なかった 。
絶望 した 。 そして 万華鏡 に とりつか れた マダラ は 光 を 求め …。
(( マダラ : 許せ ))
( 悲鳴 )
( イタチ ) 自ら 弟 の 両眼 を 奪い取った のだ 。
マダラ は 新たな 光 を 手 に 入れた 。
そして もう 二度と その 眼 の 光 は 閉じる こと が なかった 。
永遠の 万華鏡 写 輪 眼 。
弟 の 眼 は 新しい 宿主 を 得る こと で 永遠の 光 を 手 に 入れた と いう 。
そればかりか 変化 を 起こした 。
特有の 新しい 瞳 術 が その 眼 に 生まれた のだ 。
ただし 瞳 の やりとり は 一族 間 で しか 行え ない 。
この 方法 で 誰 も が 新しい 力 を 手 に できる わけで は ない 。
これ は その後 多く の 犠牲 の 上 に 築か れた 歴史 上 の 事実 。
それ が この 眼 の もう 1 つ の 秘密だ 。
マダラ は その 力 を 使い あらゆる 忍 一族 を ➡
次々 に 束ねて いった 。
そして 忍 最強 と 謳われて いた 森 の 千手 一族 と 手 を 組み ➡
新たな 組織 を 設立 した のだ 。
その後 マダラ は 千手 の リ ー ダ ー であった 後 の 初代 火影 と ➡
里 の 方針 を 巡って 対立 。
主導 権 争い に 敗れ は した が マダラ は 今 も その 瞳 力 と ともに ➡
あり 続けて いる 。
新たに 暁 を 組織 し その 陰 に 姿 を 隠して な 。
16 年 前 九 尾 が 木 ノ 葉 を 襲った 事件 は ➡
マダラ が 起こした もの だ 。
だが それ も 四 代 目 に 阻止 さ れて しまった 。
つまり …。
今 の マダラ は 負け 犬 だ 。
うち は の 本当の 高み を 手 に する の は ヤツ じゃ ない 。
あの 男 … マダラ を 超え ➡
本当の 高み へ と 近づく の は この オレ だ 。
そして 今 オレ は マダラ を 超える 力 を ようやく 手 に できる !
サスケ ! お前 は オレ に とって の 新たな 光 だ !
お前 は オレ の スペア だ !
元来 うち は 一族 は 万華鏡 写 輪 眼 の ため に ➡
友 と 殺し 合い 永遠の 瞳 力 を 得る ため に ➡
親 兄弟 で 殺し 合い そうして 力 を 誇示 し 続けて きた ➡
汚れた 一族 な のだ !
その 一族 の 中 に 生まれ落ちた とき から ➡
お前 も この 血 塗ら れた 運命 に 巻き込ま れて いる !
さあ こい ! 弟 よ !
オレ は お前 を 殺して 一族 の 宿命 から 解放 さ れ ➡
本当の 変化 を 手 に する !
制約 を 抜け 己 の 器 から 己 を 解き放つ !
(( ただ お前 と オレ は 唯一無二 の 兄弟 だ 。
お前 の 越える べき 壁 と して ➡
オレ は お前 と ともに あり 続ける さ ))
オレ たち は 互い の スペア だ !
(( お前 は オレ を うと ま しく 思い 憎んで いた 。
この オレ を 超える こと を 望み 続けて いた 。
だからこそ 生かして やる 。 オレ の ため に ))
( イタチ ) それ こそ が うち は 兄弟 の 絆 な のだ !
《 どうやら 心 の 中 の オレ が ちゃんと 見えた ようだ な 》
すべて は この ため か …。
(( 名 は うち は サスケ 。 嫌いな もの なら たくさん ある が ➡
好きな もの は 別に ない 。
それ から 夢 なんて 言葉 で 終わら す 気 は ない が 野望 は ある 。
一族 の 復興 と ➡
ある 男 を 必ず … 殺す こと だ ))
やっと … 辿り着いた 。
目的 を 果たす とき が きた !
お前 に は オレ の 死 に ざま が 見えて いる らしい な 。
万華鏡 写 輪 眼 を 持つ オレ に 勝て は し ない 。
お前 の 目的 は 残念だ が 幻 に 終わる 。
なぜなら お前 は 万華鏡 を 持って は い ない 。
(( お前 は 弱い 。 なぜ 弱い か …。
足りない から だ 。 憎しみ が …))
アンタ が その 眼 を いくら 使おう が ➡
この オレ の 憎しみ で 幻 は 現実 に なる 。
アンタ の 現実 は … 死 だ 。
《 撃ち 合い の なか で 影 分身 の 印 まで !》
千鳥 を !
ぐ っ !
ぐ っ … う っ …。
う っ !? ゲホッ ゲホッ ゲホッ !
許せ サスケ …。
これ が オレ の 現実 だ 。 光 を もらう 。
ぐ あぁ ~!!
《 ヤマト : そう そう ナルト は 寝相 が 悪い から 離れて 寝 なきゃ 》
なに !?
誰 だ !?
( キバ ) 赤 丸 だって ちゃんと 踊れる んだ …。
今度 は キミ か …。 ( キバ ) 通 牙 !
寝ぼけて る のに なんという 威力 。
サクラ ちゃん の カタキ だ よ !
う ぅ … この 声 は !
サクラ ちゃん … やっぱり 男 だった んだ 。
ん ?
通 牙 !
螺旋 丸 ! うわ っ !? うわ ぁ ~!
まったく どんな 寝相 して る んだ よ …。
( シノ ) 同感 だ 。 えっ ?
( シノ ) いいかげん おとなしく 寝て もらおう か 。
ぎょ っ !? ギャ ー !! って ば よ !
( ラハ ー ル ) アクノロギア …。
ゼレフ が 本当に … そう 言った の か ?
( ドランバルト ) すま ねえ … 動く こと すら でき なかった 。
そんな こと は いい 。 本当に ゼレフ が 「 アクノロギア 」 と …。
て … 撤退 ! 全 部隊 撤退 !
天 狼 島 の 調査 を これ にて すべて 打ち切る !