NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 7 - 146 - 継承 者 の 想い
( ホタル ) ナルト さん …。
あの …。
( ナルト ) 大丈夫 。
ありがとう …。
♪♪~
( ヤマト ) どうした ? ナルト 。
ヤマト 隊長 … 悪い けど 先 に 行って て くれ ねえ か ?
オレ は あの 里 に 戻る 。
( サイ ) 戻る ?
どうしても … 気 に なる んだ 。
《 村人 たち の あの 視線 …》
おい ! 待つ んだ !
♪♪~
《 クソッ ! 何 か 嫌な 感じ が する !》
遠路 はるばる 疲れた だろう ? ホタル 。
さ ぁ …。
あの …。
ついてき なさい 。
頭領 の ヤツ どういう つもり だ !
本当に ここ で かくまう の か ?
冗談 だ ろ ! もし 何 か あったら オレ たち まで …。
シッ ! 言いすぎ だ よ !
私 … 戻って きて は いけなかった んでしょう か ?
そんな こと ない 。
せっかく 帰って きた んだ 。 ゆっくり 休み なさい 。
ありがとう ございます 。
うむ で は 。
やっと 会えた な 。
役行者 の 孫娘 。
何者 です !?
♪♪~
( アカボシ ) お前 が この 里 を 頼る の は わかって いた から な 。
あなた たち 砦 を 襲った …!?
助けて ください ! 賊 です !
おじさん ! ここ を 開けて ください !!
おじさん ! 誰 か ~!!
ムダ だ !
さ ぁ 禁 術 を 渡して もらおう か 。
イヤ です !
♪♪~
( ナンゴウ ) 手間 とら せる な !
( ベンテン ) おいおい … 女性 は もう 少し 優しく 扱え 。
( チュウシン ) ヘヘヘヘ ! テメエ の 吐く 言葉 じゃ ねえ だ ろ 。
兄貴 !
これ が 例の 秘術 か …。
♪♪~
ゴホッ ゴホッ !
ウヘヘヘ ! 仕込み か よ 。
チッ ! ナマイキ な !
追え ! 娘 を 逃がす な !
《 まさか 土 蜘蛛 の 里 に まで 手 が 回って いた なんて …。
とにかく この 場 を 離れ ない と …》
森 に 逃げた か …。
♪♪~
ヘヘヘヘ ! 見つけた ぜ お 嬢ちゃん 。
水 遁 水 乱 波 !
ハッ ! そんな チンケ な 術 に やられて んな よ チュウシン 。
うる せ え ! ちょっと 驚いた だけ だ !
さて 忍者 ごっこ は ここ まで だ 。
教えろ 。 禁 術 は どこ に ある ?
う ぜ え な 。 ヘヘ 。
今 の うち に 吐いた ほう が いい ぜ 。
その ベンテン … ツラ は 女 みて えだ が よ 切れる と 怖い ぜ 。
言え ませ ん ! あれ は 私 たち の 最後 の 希望 な んです !
あ ~ もう めん どくせ え や !
どうしても 言い たく ねえ なら ➡
しゃべり たく なる ように 手伝って やる よ 。
殺す な よ 。 ヘヘ …。
ソイツ は この 小 娘 次第 だ 。
なに !?
( ウタカタ ) 騒がしい なぁ 。 これ じゃ 居眠り も でき やし ねえ 。
ウタカタ 様 !
キサマ 生きて や がった の か 。
あの とき 確かに …。
フフ … ご 期待 に そえ ず 悪かった な 。
別に アンタ ら と やりあい たい わけじゃ ない が ➡
コイツ に は オレ も 用 が あって ね 。
え ? あの 子がい なくなった ? どういう こと だって ば よ !
私 ども に も よく わから ん のです 。
ここ に ホタル を かくまって いた んです が ➡
突然 大きな 音 が して ➡
駆けつけた とき に は もう 。
わかった 。 オレ も 捜す 。
捜索 が 終わった ところ を 教えて くれ 。
あぁ いや … その …。
捜索 を する の は 実は これ から でして 。
えっ …。
なんで すぐ 捜さ ねえ んだ ?
建物 が こんなん なって 何 か あった に 決まって ん のに !
ええ … ですが …。
何 考えて んだ !
あの 子 は 里 の 仲間 じゃ ねえ の かよ !
( ヤマト ) よさ ない か ナルト 。
ここ で もめて も しかたがない だろう 。
ヤマト 隊長 … どうして ?
ボク ら も 気 に なって ね 。 追いかけて きた んだ が ➡
正解 だった ようだ 。
最後に 彼女 を 見た の は いつ です ?
あぁ … 少し 前 です 。
あなた 方 が ホタル を 連れて きて から すぐ ここ に 案内 して …。
だ と する と まだ そう 時間 は 経って い ない な 。
急ごう 。 ナルト 。 けど !
今 は 彼女 の 保護 が 優先 だ よ 。
ウタカタ 様 助け に 来て くれた んです ね 。
そう いう わけじゃ ない んだ が ➡
とりあえず この 場 を なんとか し ない と な 。
なんだ コイツ …。
あん 時 オレ ら の 術 を くらった はずな のに …。
性懲り も なく お 宝 を かすめ 取ろう って 魂胆 かよ 。
さ せる か 。
酸 藤 花 !
ナンゴウ 戻れ !
ありゃ 外した か 。
この !
囲め ! 今度 こそ ヤツ を しとめる !
陣 の 外 に !
あば よ 。 さ せる か 。
ウタカタ 様 !
逃げ足 が 速い な 。
連中 まだ 遠く へ は 行って ねえ はずだ 。
すぐに 追いかけて 。 やめて おけ 。
頭 。 なぜ です ?
お 宝 を みすみす 逃す 気 です か 。
これ は 霧 の ビンゴ ・ ブック 。
なかなか おもしろい ヤツ が 絡んで きた もん だ ぜ 。
って こと は アイツ これ に のる ような 賞金 首 って こと か 。
すげ え 5,000万 両 。
こりゃ ついて る 。
小 娘 の 術 だけ でも すげ え の に 唸る ほど の カネ が 入って くる ぜ 。
でも こん だけ の 値 が ついて る って こと は ➡
アイツ 相当な やり手 な んじゃ …。
ハッ ! 怖気づいて んじゃ ねえ 。
せっかく の チャンス だって のに よ 。 なんだ と … オレ は ただ 。
おい ! 少し 黙ら ない か 。 それ で どう し ます ? 頭 。
そう だ な 。
《 オレ の せい だ … あの 時 …》
《 オレ が すぐに 戻って れば …》
1 つ 聞いて も いい です か ?
ボク たち の 任務 は ➡
彼女 を 土 蜘蛛 の 里 まで 警護 する こと でした よ ね 。
その つもり だった んだ けど ね 。
でも 正確に いえば ➡
きちんと 彼女 の 身 の 安全 が 確保 でき なければ ➡
意味 が ない んだ よ 。
この 任務 は もともと 3 代 目 火影 と ➡
土 蜘蛛 一族 の 役行者 の 間 で 結ばれた ➡
ある 盟約 に よる もの だ 。
だから もし 今 の 土 蜘蛛 一族 に 彼女 を 護 る 力 が ない の なら ➡
こちら で 保護 する しか ない 。
サイ この 辺り で 広域 探索 を かけて くれる か 。
わかり ました 。
忍法 超 獣 偽 画 。
《 待って ろ 必ず 見つけて やる 》
ウタカタ 様 … ここ は ?
うわ ~!
高い !
♪♪~
この 辺 で いい か 。
もう ダメ か と 思い ました 。
やっぱり ウタカタ 様 は すごい です 。 勘違い する な 。
オレ は 別に お前 を 助けた わけじゃ ない 。
では なぜ 来て くれた のです ? そりゃ ➡
ヤツ ら が しつこく 欲しがる その 禁 術 って のに ➡
興味 が 出て きた から さ 。
ウソ です ウタカタ 様 は そんな 方 じゃ あり ませ ん 。
わから ない ぜ 。
カネ の 匂い が 嫌いな ヤツ は い ない から な 。
今更 悪 ぶって も ムダ です 。
は ぁ …。
どうも お前 と いる と 調子 が 狂う な 。
しかし これ から どう する 気 だ ?
その 術 を 狙う の は 連中 だけ じゃ ない 。
この先 も きっと わんさ か 現れる ぞ 。
そう です ね 。
その ため に も もっと 強く なら なくっちゃ 。
だから 私 を 弟子 に …。 おっと 。
その 話 なら ごめん だ 。
だいたい ジイ さん の 形見 だ か 何だか 知ら ねえ が なぁ ➡
何で そう まで して 守ろう と する 。
それ は …。
師匠 の 思い に こたえる ため です 。
お じい 様 は 私 の 最初の 師匠 で も あり ました 。
師匠 と 弟子 は 互いに 思い 合う もの 。
だから お じい 様 が 果たせ なかった 夢 ➡
土 蜘蛛 一族 を 復興 さ せる ため に ➡
私 は この 術 を 失う わけに は いか ない んです 。
ふ っ 思い 合う か 。
くだら ねえ 妄想 だ な 。
あの どちら へ 。
これ 以上 お前 に 付き合う 義理 は ない から な 。
師弟 ごっこ なら よそ で やって くれ 。
ごっこ じゃ あり ませ ん 。
私 本気 で あなた を 思って ます !
ウタカタ 様 を 師匠 と 呼び たい んです !
お前 に は 止め られ ない ぜ 。
わかって い ます でも 私 の 気持 は 変わり ませ ん 。
だから …。
え …。
バッ バカ ! お前 いきなり 何 を !?
ウタカタ 様 に 見て いただき たい のです 。
私 の すべて を …。
♪♪~
ホタル お前 …。
なんて こと を !
この こと は 誰 も 知り ませ ん 。
でも ウタカタ 様 に は 隠し たく なかった 。
お 願い です ウタカタ 様 。 私 …。
言う な !
( ウタカタ ) チクショウ …。
秘術 切 雨 。
♪♪~
しまった !
この 雨 やはり 切 雨 か 。
ウタカタ 。
もはや お前 に 逃げ道 は ない 。
何で すか !?
これ 以上 里 を 待た せる わけに は いか ない 。
アンタ ら も ホント に しつこい な 。 下がれ ホタル 。
水 遁 水流 鞭 !
キャ ! ホタル !
もう 一 度 言う 。 抵抗 を やめて 我々 と 来い 。
おかしな マネ を すれば この 娘 の 命 は ない ぞ 。
ウタカタ 様 …。
いっと く が ソイツ は 関係ない 赤 の 他人 だ 。
どう なろう と オレ の 知った こっちゃ ない 。
そう か なら 試して みよう 。
効果 は それなり に ある ようだ な 。
我ら と ともに 里 に 戻れ 。
何 回 聞いて も 答え は 同じだ 。
では しかたがない 。
雷 遁 地 走り 。
ぐ わ っ !!
ウタカタ 様 ! 悪く 思う な 。
我々 は どうしても ヤツ を 連れ帰ら ねば なら ん のだ 。
こんな ひどい こと やめて ください !
どうせ この 程度 で 死に は し ない 。
少し 力 を そいで おく だけ だ 。
もう やめて ! いったい ウタカタ 様 が ➡
何 を したって 言う んです か !
ヤツ は 師匠 殺し の ウタカタ 。
里 を 抜けた 大 罪人 だ 。
これ より ヤツ を 拘束 する 。 準備 に かかれ !
はっ !
螺旋 丸 !
なに っ !?
《 何 だ ?》
人質 とる なんて 汚 ねえ ヤツ ら だ !
ナルト さん !
待た せて 悪かった って ば よ 。
プハ ー ! 食った 食った !
( キバ ) や っぱ 冬 は 鍋 だ よ な 。 ( シノ ) 白菜 が うまかった 。
んじゃ そろそろ シメ の ラ ー メン と いく か 。
あっ ゴキブリ ! そこ だ !!
な に すんだ よ 。 一 寸 の 蟲 に も 五 分 の 魂 。
むやみに 殺生 を する な 。
それ に あれ が 出る の は ➡
この 部屋 を 不潔に した 住人 の せい だ と いえる 。
でも 放っとく の は ごめん だ ぜ 。
だ な 。 1 匹 見つける と ➡
仲間 が 100 匹 いる って 言う し 。
わかった 。 オレ が ひと 肌 脱ごう 。
今 から 蟲寄 せ の 秘術 を 行い ➡
彼ら を 正しく 森 に 帰す 。
ああ 。 んじゃ ひと つ よろしく 。
いい だろう 。
秘術 蟲寄 せ !
( ミッシェル ) ル ー シィ 姉さん どう ? 古代 文字 見つかった ?
( ル ー シィ ) う うん 全然 駄目 。
( エルザ ) ル ー シィ 仕事 だ 。
( グレイ ) 金塊 を 奪った や つら を 捕まえ に 行く んだ って よ 。
もし かして また ケツプリ 団 ? さあ な 行きゃ わかん だ ろ 。
ごめん 今回 は パス 。
鉄 の 棒 から 浮かび上がった 文字 の 解読 が 進ま ない の 。