NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 9 - 179 - 担当 上 忍 はたけ カカシ
( ホムラ ) 暁 の 対処 は 我々 と 同盟 国 と で →
これ から も 続けて いく つもりだ 。
里 が ああ なって は な …。
我々 火 ノ 国 と して も 里 の 復興 を 全力 で 支援 する 。
うむ 。 まずは 予算 を 組んで →
それ から 他国 と の 緊張 を …。 ( ダンゾウ ) それ より →
先 に やる こと が ある 。
( ダンゾウ ) 新たな 火影 を 誰 に する か だ 。
《 シカク : やはり な そう きた か 》
綱 手 の 体調 が 戻る まで 待てば よい で は ない か え ?
( コハル ) 大名 様 綱 手 は 昏睡 状態 が 続いて おり ます 。
ふむ …。 里 が この 状態 で →
綱 手 が いつ 目 を 覚ます や も わから ぬ ので は →
我ら の 方針 も 上手く 決め かね ます ので な 。
ふむ 。 それ に →
木 ノ 葉 を 壊滅 さ せた 責任 も ある 。
今度 こそ 自 来 也 だ と 思った が の ぅ …。
余 は あや つ が 好きじゃ った が 今 は もう おら ん 。
で 他 に 誰 が おる の か え ?
それ ならば この …。 はたけ カカシ を 推薦 する 。
ほ ほう あの 白い 牙 の 息子 かえ 。
うむ ええ じゃ ない か え 。 の ぅ 皆 は どう じゃ ?
名声 も 力 も 徳 も ある 。 確かに …。
しかし まだ 若 すぎる ので は ない か ?
四 代 目 の ミナト の とき は もっと 若かった ように 思う が 。
はたけ カカシ は 誰 の 弟子 だった か の ?
四 代 目 火影 だ 。
ほう そう かえ 。 たしか 四 代 目 は →
自 来 也 の 弟子 で 自 来 也 は →
三 代 目 の 弟子 であった の 。
問題 ない で は ない か え ?
よし で は …。 ( ダンゾウ ) 三 代 目 の その 教え が →
里 を 壊滅 さ せた も 同然な のです ぞ 。
里 を 潰した 暁 の リーダー は →
かつて 自 来 也 の 弟子 だった 男 だ 。
他国 の 人間 に 同情 し 忍術 を 教えた 結果 が これ だ 。
甘い のだ ! 何もかも が 。
代々 続く その 甘 さ が 同盟 国 の 砂 の 裏切り →
そして 大 蛇 丸 の 木 ノ 葉 崩し を 許し …。
暁 の 台頭 更に は うち は の 残党 サスケ が 抜け 忍 と なり →
暗躍 する こと に なった 。
今 こそ 必要な 火影 と は →
この 最悪の 事態 の 後始末 を し →
忍 の 世界 に 変革 を 成し 忍 に 掟 を 徹底 さ せる 。
希 代 の 火影 この わし だ !
大名 様 この際 ダンゾウ に 任せて みて は いかがでしょう ?
ふむ …。
合理 性 だけ に 凝り固まった 一方 的な やり 方 で は …。
うむ 決めた 。 ダンゾウ お前 を 六 代 目 火影 に 任命 する 。
( サクラ ) 里 を 守る ため に カツユ 様 の 術 を 使った の 。
それ から 気 を 失って ずっと このまま 。
( サクラ ) 正直 いつ 目 が 覚める の かも わから ない 。
( ナルト ) ばあちゃん 。
サクラ ちゃん … おっと 。
水汲み なら 俺 が 行く って ば よ 。
じゃあ 一緒に 行こう か 。 サクラ ちゃん 。
勘違い し ないで よ ね 。 あんた に だけ 任し といたら →
どこ の 水汲 んで くる か わかりゃ し ない でしょ 。
は ぁ もう ちょっと 信用 して くれて も いい んじゃ ねえ 。
《 カカシ : ナルト あの お前 が ねぇ 》
2 人 と も 集合 時間 に 遅れちゃ う よ 。
覚え とけ ! ( サスケ ) フンッ 。
( 鈴 の 音 )
( ヒルゼン ) 第 7 班 の 下 忍 は 春野 サクラ うち は サスケ →
そして うずまき ナルト 。
《 サスケ と ナルト あの 2 人 を 同じ 班 に …》
( ヒルゼン ) この 班 の 担当 は はたけ カカシ に 任せる 。
《 イルカ : カカシ さん に !》
( ゲンマ ) カカシ さん は 担当 した 下 忍 を →
合格 に した こと が ない と いわ れて いる が 。
( コテツ ) 三 代 目 は ナルト を 潰そう と なさって いる の か 。
( イズモ ) その うえ サスケ まで 。
《 まさか 》
いい な カカシ 。 は ぁ 。
第 8 班 日向 ヒナタ 犬塚 キバ 油 女 シノ 。
以上 3 名 の 担当 を 夕日 紅 に 命ずる 。
( 紅 ) はい 。
紅 下 忍 の 担当 は 初めて だった な 。
担当 上 忍 が 彼ら の 未来 を 決する こと に なる 。
はい 。 心して 担当 し ます 。
第 10 班 の 下 忍 。 山中 いの 奈良 シカマル 秋 道 チョウジ の 3 名 。
( ヒルゼン ) 担当 は 猿 飛 アスマ に 命ずる 。
( アスマ ) 了解 。
どう です ? ほ ぅ 。
さすが の シカク さん も これ なら 攻め づらい でしょう 。
それ は … どうか な ?
さ ~ て 攻撃 再開 と いき ます か 。
ま ぁ 俺 たち 兵隊 は →
大将 に チョロチョロ さ れて も 動き づれ え もん だ から な 。
ちょ っ ちょ っ … ちょっと 待った 。
フッ 実際 の 任務 は 待ったなし だ ぞ 。
俺 は 歩兵 。
銀 の お前 に 守ら れて 初めて 活躍 できる んだ 。
な に 言って る んです か 。 シカク さん が 歩 だったら →
俺 なんか 捨て 駒 以下 です よ 。 いい や 。
歩 が 成る こと が できる の は お前 の お膳立て が あれば こそ だ 。
まいった な 。 あぁ そう いえば →
あの 答え は 見つかった の か ? あの ?
あぁ 例の 謎 かけ みたいな やつ です か 。
はじめ は 大名 や 火影 か と 思って ました が ね 。
ただ 今 は それ だけ じゃ ない ような 気 が して い ます 。
フッ 。
《 うち の ガキ を 頼む ぞ 》
( カカシ ) ここ が ナルト の 家 ね 。
( ヒルゼン ) そうだ 。
《 この 牛乳 かなり 賞味 期限 が 過ぎて る 》
マヌケ なや つ だ が お前 に 見張ら せる の が 一 番 だ 。
お前 は 鼻 が きく 。 は ぁ …。
それ から お前 の 班 に は うち は サスケ も いる 。
カカシ よ 四 代 目 の 弟子 で 写 輪 眼 を 持つ お ぬし が →
2 人 の 面倒 を 見る こと に なる と は のう 。
個人 的な 感情 で 手 を 抜く ほど 俺 は 甘く ない です よ 。
わかって おる 。 健闘 を 祈る 。
了解 。
こりゃ 大変な こと に なり そうだ 。
~ 《 サクラ ちゃん 目 が イッ ち まって る 。 こんな やつ の どこ が そんなに いいん だって ば よ 。
わから ん …》
て め え ナルト ! サスケ 君 に ガン たれて んじゃ ない わ よ 。
どけ 。 フン !
サスケ 君 そんな やつ やっちゃ いなよ 。
そう よ そう よ !
( トビオ ) えっ ウソ !? あ わり ぃ !
( キス する 音 )
待ちかねた ぞ 。
班長 指名 は とっくに 終わ っと る はずの 時間 じゃ 。
カカシ を ナルト の アパート に 案内 して おった のだ 。
その こと だ 。
うずまき ナルト と うち は サスケ を 同じ 班 に →
しかも はたけ カカシ に 受け持た せた と 聞く が …。
あぁ 適任だ と 思う が 。
適任 と か どう と か いう 問題 で は ない 。
ナルト を 任務 に 出し もし あの 中 に 眠って いる →
あれ が 暴れ 出したら どう する つもりじゃ ?
それ だけ で は ない ぞ 。
外 の やつ ら に 狙わ れる 危険 性 も ある 。
ナルト は 里 の 中 に 閉じ込めて おく べきで は ない の か ?
まして や その ナルト を サスケ と 組ま せる と は 。
《 ゆくゆくは うち は に 九 尾 を 操ら せよう と いう の か 。
ヒルゼン め 考えた な 》
じゃあ 次 は 7 班 。
春野 サクラ うずまき ナルト 。
やった ~!
それ と うち は サスケ 。 やった ~!!
イルカ 先生 なんで 優秀な この 俺 が →
こんな 野郎 と 同じ 班 なん だって ば よ !
サスケ は 卒業 生 27 名 中 一 番 の 成績 で 卒業 。
ナルト お前 は ドベ だ 。
いい か 班 の 力 を 均等に する と しぜん と こう なる んだ よ 。
( 笑い声 )
フン ! せいぜい 俺 の 足 引っ張って くれる な よ ドベ 。
なんだ こら ! ああ もう ナルト !
いいかげんに し なさい よ !
痛い ! あっ 痛い ! サクラ ちゃん やめて !
( オビト ) 確かに 忍 の 世界 で ルール や 掟 を 破る やつ は クズ 呼ばわり さ れる 。
けど な 仲間 を 大切に し ない やつ は それ 以上 の クズ だ 。
( ミナト ) 別れる 前 に もう 一 度 だけ 言って おく ね 。
忍 に とって 何より 大切な の は チームワーク だ よ 。
~ 《 さっき の は ナルト だ ね 》 サクラ お前 に ひと つ 聞い と き たい こと が ある って ば よ 。
え ? あぁ いや … ナルト どう 思う ?
ナルト ? う ~ ん …。
人 の 恋 路 の 邪魔者 が すっかり 板 に ついてきて →
私 が 四苦八苦 して ん の を 楽しんで る 。
ナルト は 私 の こと なんて 何ひとつ わかって ない 。
ウザイ だけ よ !
私 は ただ … サスケ 君 ただ 1 人 に 認めて もらい たい だけ 。
私 必死だ もん 。
認めて もらえる ため なら 何 だって できる よ 。
サスケ 君 の こと 好きだ から 。
《 サ … サクラ ちゃん … 俺 って ば …》
サスケ 君 ?
す … すぐ 戻る から 。
あの 顔色 は …。
やはり 飲んで いた ようだ ね 。
もう 間に合わ ねえ って ば よ ~!
危 ねえ …。
あっ ! も ~ う サスケ 君 ったら 。 シャイ な アンチクショウ なんだ から 。
心 の 準備 は できた ? 私 は もう バッチリ な んだ けど な ~。
そろそろ 集合 時間 だ 。 ナルト の 野郎 は どこ だ ?
またまた 話 そらしちゃ って …。
ナルト なんて ほっときゃ いい じゃ ない 。
サスケ 君 に い っつ も 絡む ばっかりで さ 。
やっぱり まともな 育ち 方 して ない から よ あいつ 。
ほら あいつ 両親 いない じゃ ない 。
だから いつも 1 人 で ワガママ し 放題 。
私 なんか そんな こと したら 親 に 怒ら れちゃ う けど さ 。
いい わ ね ~。 ほら 1 人 って さ ガミガミ 親 に 言わ れる こと ないし さ →
だから いろんな とこ で ワガママ 出ちゃ う の よ 。
孤独 …。
親 に しから れて 悲しい なんて レベル じゃ ねえ ぞ 。
ど … どう しちゃ った の か な 急に 。
お前 ウザイ よ 。
あ ~ っ ! なんで お前 が ここ に ?
忍者 に は 縄 抜け の 術 って の が ある んだ 。
覚えて おく んだ な ドベ 。 な っ …。
《 サクラ ちゃん …》
《 サスケ の 言葉 が 相当 こたえた らしい 》
《 ナルト も こんな 気持 だった の か な …》
《 サクラ ちゃん め っちゃ 落ち込んで る って ば よ 。
サスケ !》
《 ナルト わかっちゃ い ない ね 》
こら ~! サスケ !
お め え サクラ ちゃん に 何 か ひどい こと 言った だ ろ !
フン 別に 。
嘘 つけ ! で なきゃ サクラ ちゃん が →
あんなに 落ち込む はず が ね えん だって ば よ !
俺 って ば 悔しい けど サクラ ちゃん は →
お め え に 認めて もらい たい ため に 必死な んだ ぞ !
知る か 。
なに ~!
て め え !
あ ~ あ 始まっちゃ った 。
何の 真似 だ ?
サクラ ちゃん の 代わり に 一 発 殴ら せて もらう って ば よ 。
影 分身 の 術 !
~ どうした ? かかって こ ない の か ? なに !? しまった ! 離せ ! シャ ~!
引っかかった って ば よ ! くらえ !
ち が ~ う !
ブヘッ !
おい 少し やり すぎ だ ろ 。 あぁ つい 力 ん じ まって 。
って いう か お前 いつの間に !?
あぁ 待て こら ~!
やっぱり お前 も ウザイ !
~ 《 クソ … す ば しっ こい サスケ の 野郎 の 動き を 何とか し ねえ と 。 こう なったら とっておき で いく って ば よ 》
《 あの 印 … また 影 分身 か 》
お 色気 の 術 !
ウフ ~ ン サスケ く ~ ん 。
《 フフフ サスケ の やつ ショック で 声 も 出 なく なって や がる 》
もらった ~!
いて え !
あいた たた … いて え !
あっ サスケ ! まだ 終わって ねえ ぞ !
( サクラ ) ナルト ! え ? サクラ ちゃん 。
教室 に 集合 よ 。 あ … 待って って ば よ …。
い … あ … ぐ っ …。
おもしろい や つら だ が チームワーク は ない ようだ ね 。
俺 の 試験 を 合格 する の は 無理 かな ?
2 人 と も 集合 時間 に 遅れちゃ うよ !
おぼえ とけ ~! フン
《 サスケ お前 を 止める の は 俺 の 役目 かも ね 》
< 午前 7 時 都 内 の とある 駐車 場 に →
続々 と 人々 が 集まり 始め ました >