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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン9 - 185 - アニマル番外地

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 9 - 185 - アニマル 番 外地

グワーッ ! グワーッ !

俺 が まだ もう ちょっと 若くて もう ちょっと やんちゃ して た 頃 。

その とき の 俺 の 最大 の ライバル は ナルト と いう 小僧 だった 。

( みんな ) ナルト ! ナルト !

俺 の 自由 を 脅かす とんで も ねえ 小僧 さ 。

行く 河 の 流れ は 絶えず だらだら に して

あれ は ナルト に とって 狭間 と いう べき 頃 だった 。

サスケ が 木 ノ 葉 の 里 を 去り おのれ の 力 の な さ を 感じた 頃 …。

そう 綱 手 が 五 代 目 の 火影 と なり 自 来 也 と の 旅立ち の 前 。

( みんな ) グワッ ! グワッ !

黙って 聞き な ! 俺 と ナルト の 物語 …。

ナルト : え ~ っ !? ペット 探し ?

今さら そんな ド 新人 任務 俺 って ば 嫌だ !

( 綱 手 ) お前 に 行って もらわ なければ

なら ぬ わけ が ある 。

あっ ! コイツ は …。

アイツ … また 逃げ や がった の か 。

しかも その ダチョウ は その のち

忍 犬 なら ぬ 忍 ダチョウ と して 訓練 を 積んだ と いう 話 だ 。

えっ !? いや … 忍 ダチョウ ?

この 任務 ただ の ペット 探し と 思ったら 大 間違い だ ぞ 。

( コテツ ) あの … 五 代 目 。

今度 は どんな 雑用 です か 。

隊長 を 任命 する !

隊長 ? 隊長 です か !? 俺 が !

はがね コテツ これ より 臨時 編成 の 班 を 率い

ダチョウ を 捕獲 せよ 。 はっ !

えっ !? ダチョウ ?

ダチョウ が 逃げた 先 は 木 ノ 葉 の 里 の 演習 場 だ 。

演習 場 って あの 中 忍 試験 で 行った で っけ ぇ ムカデ と か いた 所 か ?

中 忍 試験 で 使った の は 第 44 演習 場 だ 。

今度 は 第 0 演習 場 に 行って もらう 。

第 0 なんて あった んです ね 。

あぁ 。 だが もはや 第 0 は 演習 場 と して は 使わ れて は い ない 。

( 綱 手 ) それ だけ で は なく

世界中 より 集め られた 猛獣 や 珍 獣 の 保護 区 と して

人 の 立ち入り が 禁止 さ れて きた 場所 だ 。

私 の ガキ の 頃 から だ から

現在 どのような 生態 系 に なって いる か まったく 不明だ 。

別名 禁猟区 。

ここ が 第 0 演習 場 か 。

った く … ダチョウ の ヤロウ !

なん だって こんな 所 に 逃げこみ や がった んだ ?

( シノ ) 俺 が 思う に ヤツ が この 地 に 逃げた の は …。

( リー ) 腕 が 鳴り ます ! 脚 も 鳴り ます !

どんな 相手 であろう と 叩きのめして やり ます よ 。

ところで お前 ら 3 人 は これ まで 組んだ こと は ある の か ?

ん ? そう いえば …。

さて …。 ない 。 なぜなら 俺 が …。

よし ! わかった 。 入る ぞ 。

《 コテツ : クソ ! 五 代 目 …。

絶対 そのへん に たまたま いた 下 忍 を 集めて 寄こした な 》

( イズモ ) えっ !? コテツ が 隊長 ?

ん !? どうした ? イズモ 。 アイツ だけ が 任務 に …。

別に お前たち の 能力 の 差 を どうこう 考えた わけで は ない 。

ただ 今回 たまたま 暇だった コテツ に …。

だから イズモ そう 深く 考え ず に …。

なぜ 俺 は コテツ と 一緒じゃ ない んです か !?

やかましい ! この 寂 しんぼう ども !!

ここ から 先 は 一 列 縦 隊 の フォーメーション で いく 。

先頭 は ナルト だ 。 おう !

次 は 俺 だ 。

先頭 に 何 か あれば すぐに バックアップ に 入る 。

次 が シノ 左右 の 警戒 を 怠る な 。

最後 は リー 。 背後 に 気 を 配れ 。 ( リー ) 了解 です 。

しんがり は 俺 が 務める べきだ 。 なに ?

なぜなら しんがり は 後ろ に 目 を 持つ 者 が 適任だ から だ 。

確かに 僕 の 後 頭部 に は 目 が あり ませ ん が →

シノ 君 に は ある んです か ?

俺 とて 後 頭部 に 目 が ある わけで は ない 。

だが 俺 なら 複眼 的に 見る こと が できる 。

お前 は いちいち 回りくどい って ば よ 。

あれ だ ろ ? ほら あれ あれ !

お前 の 蟲 が 見張る って そういう こった ろ ?

結論 を 急ぐ な 。 なぜなら 隊長 が 納得 し なければ →

ポジション の 変更 は …。 ( コテツ ) しんがり は 任せる ぞ シノ 。

副 隊長 も な 。 え ぇ ~!?

この 班 で 副 隊長 つったら 俺 だって ば よ !

ダチョウ 知って る の は 俺 だけ だ ぞ !

だから 先頭 に した んだ 。 ほら さっさと 行け 。

ん ~!

ところで 隊長 ダチョウ って どの あたり に いる んだ ?

あぁ ? それ お前 が 知って る んだ ろ ?

五 代 目 そう 言って た ぞ 。

俺 って ば アイツ の 顔 知って る だけ で →

居場所 なんか ちっとも 知ら ね って ば よ 。

く ぅ ~ 五 代 目 !

この 任務 に どうして 感知 タイプ の 部下 を →

つけて くれ ない んです !?

日向 と か 犬塚 と か !

みんな 出払っちゃ った から なぁ

五 代 目 …。

で どう する って ば よ ?

俺 が 探そう 。 シノ 。

お前 油 女 一族 か 。 頼む ぞ !

( 鳴き声 )

まだ 見つから ねえ の か よ 。

( シノ ) これ だけ 広い んだ 慌てる な 。

に して も 熱帯 の ジャングル の ような ところ です ね 。

グワーッ グワッグワッ ! グワッグワッ グワッグワッ !

コラ 笑う な ! お前 の せい で 俺 は また こんな 任務 を だ な !

グワッグワッ ! 言う だけ ムダ でしょ 。

いや そのまま ヤツ の 注意 を 引きつけて おいて くれ 。

ん ? なん だって ば よ 。

( シノ ) 俺 が このまま 取り囲む 。

ヌフフ !

頼む ぞ シノ 。 当然だ 。 言わ れる まで も ない 。

よっ しゃ ! そういう こと なら 任せ とけ !

お前 の 父ちゃん デベソ !

グワーッ グワッグワッ !

なんだ その 笑い は 。

アイツ が 笑う の は 当然だ 。 お前 は バカに さ れて いる 。

な っ … 何 だ と !?

確かに ダチョウ に も 父親 は いる だろう 。

だが その 父親 が デベソ と いう こと は あり え ない 。

く ぅ ~ めん どくせ ぇ ! はっきり 言え って ば よ !

なぜなら ダチョウ は 卵 から 産まれる 。 ヘソ は ない 。

グワッグワッ グワッグワッ !

クソッ バカに しや が って ! もう いい ! シノ まだ な の か ?

おかしい 。 どうした ?

蟲 の 反応 が ない 。

あっ … まさか あれ は 食 虫 植物 ?

コフラ コプシ コムレ …。

コノノカ コミルワ コノモ コグレ ココ …。

落ちつけ ! おい !

俺 の 蟲 が 半分 は 喰 われた 。

グワッグワッ クワッ !

逃がし ませ ん ! あっ おい !

おい 行く ぞ シノ 。 ( シノ ) 俺 は この先 へ は 踏み込め ない 。

なぜなら 更に 蟲 を 失う 危険 性 が ある から だ 。

そんじゃ 回り道 で 来い 。

こら 待て !

バーカ バッカー 。

速い さすが ダチョウ 。

僕 に 任せて ください 。

ガイ 先生 の お墨付き の 僕 の 脚力 が あれば …。

さっさと 先行 しろ 。 はい 。

ゲジマユ って ば 相変わらず 速 え 。

グワガガガガ …。

グワ ?

覚悟 。

来る !

グワァ !

なに !?

やはり 異国 の 体 術 ボクシング 。

ガチョウ !

あれ ? ゲジマユ の ヤツ どうした ん だ ?

ダチョウ ! いく ぜ ナルト !

来い ! えっ 今 しゃべった !?

追っ手 が かかる と は 思って いた が →

お前 が 来る と は これ も 因縁 だ な 。

だが その 因縁 も ここ まで だ ナルト 。

テメエ を 倒して 俺 は 真 の 自由 を 手 に 入れる 。

ナルト を 倒した ぐらい で ほ ざ く な ダチョウ 。

隊長 の 俺 が 健在だ ぜ 。

隊長 ?

なら お前 から だ ダチョー !

人間 様 を ナメ る な 。

ダチョウ 。

ダチャア !

ダチョウ !

う お ぉ ~!

駝鳥 制 空 斬 。

そ そんな …。

隊長 !

ホー ホァダチョー !

悪い が 次 は 本気だ 。

ダチョウ !

駝鳥 旋風 撃 !

グッ !

どうした コテツ ?

《 い … 今 の は ?》

駝鳥 昇 竜 弾 !

ぐ わ ぁ !

お前 と の 連携 は なかなか 悪く ない な

《 今 の は まさか …》

シャイニング ダチョウ キック !

ぐ あっ !

いつか 俺 たち も 上 忍 に なろう

《 そ … 走馬灯 だ 。 死ぬ 前 に 見える と いう やつ か …》

《 俺 は 死ぬ の か ? ここ で 。

ダチョウ 相手 に ?》

フ … ん ?

調子 に 乗って んじゃ ねえ 。

今度 は 俺 が 相手 だ 。 待て ナルト 。

ここ は 一 度 ひく ぞ 。

なるほど … パンチ は 多彩で スピード も あり ます 。

が パンチ だけ で は 勝て ませ ん よ 。

こちら は 足 も 使えば 投げ も 関節 技 も あり ます 。

その パンチ は もう 見切り ました 。

所詮 は 動物 … ぐ わ っ !

《 今 の は !?

シッポ !?》

《 ワン ツー スリー … シッポ に は 驚き ました が →

単調な コンビ ネーション です ね 。

ワン … ツー … スリー !》

そこ まで です !

うわ ~ っ !

い … 今 の は !?

どこ から ?

一 時 退却 だ 。

( コテツ ) 俺 たち は 相手 を 侮り すぎた 。 ( リー ) はい 。

動物 相手 と 油断 して い ました 。

もはや 動物 と は いえ ない 。

俺 たち を 誘いこみ 分断 する 知恵 も ある 。

しゃべる し 技 も 使う しな 。

手加減 して る 場合 で は あり ませ ん ね 。

俺 たち の 任務 は 捕獲 だ が やり すぎて も 目 を つぶろう 。

お っ ! 隊長 太っ腹 ! 部下 と して 安心です !

ダチョウ や カンガルー に やられる より マシ だ から な 。

( ダチョウ ) グワーッ !

聞き や がれ 人間 ども !

とっとと ここ から 出て いけ ! ここ は もう 俺 たち 動物 の 王国 だ !

人間 に 飼いならさ れちゃ ツメ も キバ も 抜か れ ち まう から な !

お前 って ば キバ なんか 持って ねぇ だ ろ !

黙れ ! 貴 様 ら に 俺 は 捕まえ られ は し ねえ !

この コードネーム … コンドル 様 は な !

ダチョウ の くせ に コンドル なんて 名乗る んじゃ ねぇ よ !

ほっとけ ! それ より 俺 たち の 自由 を 奪う もの は →

放っておけ ない !

忍 アニマル 四 獣 士 の 力 とくと 見せて やる ぜ !

何 が 四 獣 士 だって ば よ ! 数 の 数え 方 知って ん の か !?

突っ込み ましょう ! もう やって いる 。

なに っ !?

( リー ) アリクイ ? ヤツ は 食 虫 動物 か …。

俺 の 蟲 たち が …。 行く ぞ ゲジマユ !

はい !

また あなた です か 。

ですが さっき の ように は いきま せ ん !

逃がさ ねえ って ば よ !

影 分身 の 術 !

分身 の 術 !

ダチョウ の くせ に 分身 の 術 !?

どうせ ただ の 分身 ! 実体 は 一 つ !

だ ら ぁっ !

ダチョウ が 影 分身 …。

あぁ ~ っ ! わかった って ば よ 隊長 !

コイツ ら 全部 本物 の ダチョウ だ !

伏兵 まで 用意 して いた か 。

この ~ っ !

~ 本気で いき ます よ 。 木 ノ 葉 旋風 !

な っ ! なるほど … 四 獣 士 です か 。

リー ! ぐ あっ !

やはり やる か やられる か しか ない ようだ な 。

こい !

いく ぜ !

もらった ~ っ !

変わり 身 !?

隊長 後ろ ! な っ !?

うわ ぁ ~ っ !

どうした ? コテツ

また !?

お前 と の 連携 は なかなか 悪く ない な ハハハハッ

《 い 今 の は やはり …》

いつか 俺 たち も 上 忍 に なろう 。 一緒に な

《 そ 走馬灯 …》

《 やっぱり 死ぬ んだ 俺 は 。 悪い な イズモ 。

お前 と の 約束 は …》

( イズモ ) かわせ コテツ !

《 幻 聴 まで 聞こえて きや がった 》

( イズモ ) 諦める な 立て !

駝鳥 流星 爆 !

チッ 増 援 か 。

イズモ お前 。

あれ で いく ぞ 。 おう 頼む 。

~ ダチョーッ ! 《 水 ・ 水 飴 拿原 》

もらった ! ま 待て !

甘い !

そりゃ ~ っ !

いく ぞ !

オラオラオラ !

ガックリ 。

やっと 終わった って ば よ 。

こっち も だ 。

こっち も 何と か 。

イズモ よく 来て くれた な 。

助かった 。 お前 が 来て くれ なかったら 俺 は 今頃 …。

ひと つ 問題 が ある 。

俺 は 五 代 目 の 雑用 を ほったらかし に して きた 。

戻ったら 俺 が 助ける 番 だ 。

よう ! クソッ 。

もう 2 度 と 逃げ んじゃ ねえ ぞ 。

お前 なら わかる と 思う が …。

何 だ よ 。 この 野郎 !

ウッ ネバネバーッ !

俺 が 諦める と 思う んじゃ ねえ !

これ が 俺 と ナルト の 因縁 だ 。

俺 の 自由 の 前 に 常に 立ちはだかり や がる 。

コラッ コンドル お前 って ば また 逃げ や が って !

んじゃ この 続き は また 今度 って ば よ 。

あ 待て !

こら コンドル !

これ が 自 来 也様 の 暗号 か 。

聞いた 話 じゃ シカマル が 暗号 班 と ともに 解読 中 らしい ぞ 。

カーッ 何で 綱 手 様 は 俺 たち に ひと言 も 相談 して くれ ない んだ 。

門番 と か 資料 の 整理 と か 存在 感 の ねえ 任務 ばっ か じゃ →

ファン が 悲しむ ぜ 。

昔 俺 たち は シカマル たち の 試験 官 だった んだ ぜ 。

それ が 今 じゃ 同じ ランク 。

いや アイツ の ほうが 上 だ ろ 。

よし こう なったら 。

アイツ ら より 早く この 暗号 を 解いて 。

(2 人 ) あっ と 言わ せて やろう ぜ !

イズモ コテツ お前 ら に 頼み が …。

邪魔 を した な 。

待って 何 か 大きな 勘違い を !

綱 手 様 の ほう が マシ です って 。

( くも じい ) もしもし そこ の あなた 。

たまに は 空 から 日本 を 眺めて みる と いう の は どう じゃ ろ ?

今回 わし ら が 飛ぶ の は 東京 メトロ 千代田 線 の 上 じゃ 。

( くも み ) 初 の 地下鉄 です ね 。

下町 から オフィス 街 まで 都心 を 一気に 横断 する ぞ 。

う ~ ん 楽しみです 。

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NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 9 - 185 - アニマル 番 外地 naruto||しっぷう|つたい|しーずん||ばん|がいち Naruto Shippuden - Staffel 9 - 185 - Tierisches Bangaichi Naruto Shippuden - Season 9 - 185 - Animal Bangaichi Naruto Shippuden - Temporada 9 - 185 - Animal Bangaichi NARUTO -나루토- 질풍전 - 시즌3 - 185 - 동물의 사육장 火影忍者 Shippuden - 第九季 - 185 - 动物班加一

グワーッ !  グワーッ !

俺 が   まだ   もう ちょっと   若くて もう ちょっと   やんちゃ して た 頃 。 おれ|||||わかくて||||||ころ

その とき の   俺 の 最大 の ライバル は ナルト と いう 小僧 だった 。 |||おれ||さいだい||らいばる|||||こぞう|

( みんな ) ナルト !  ナルト !

俺 の 自由 を 脅かす とんで も ねえ 小僧 さ 。 おれ||じゆう||おびやかす||||こぞう|

行く 河 の 流れ は 絶えず だらだら に して いく|かわ||ながれ||たえず|||

あれ は   ナルト に とって 狭間 と いう べき 頃 だった 。 |||||はざま||||ころ|

サスケ が   木 ノ 葉 の 里 を 去り おのれ の 力 の な さ を 感じた 頃 …。 さすけ||き||は||さと||さり|||ちから|||||かんじた|ころ

そう   綱 手 が 五 代 目 の 火影 と なり 自 来 也 と の 旅立ち の 前 。 |つな|て||いつ|だい|め||ほかげ|||じ|らい|や|||たびだち||ぜん

( みんな ) グワッ !  グワッ !

黙って   聞き な ! 俺 と ナルト の 物語 …。 だまって|きき||おれ||||ものがたり

ナルト : え ~ っ !?  ペット 探し ? |||ぺっと|さがし

今さら   そんな ド 新人 任務 俺 って ば   嫌だ ! いまさら|||しんじん|にんむ|おれ|||いやだ

( 綱 手 ) お前 に 行って もらわ なければ つな|て|おまえ||おこなって||

なら ぬ わけ が ある 。

あっ !  コイツ は …。

アイツ …  また   逃げ や がった の か 。 ||にげ||||

しかも   その ダチョウ は   その のち ||だちょう|||

忍 犬 なら ぬ   忍 ダチョウ と して 訓練 を 積んだ と いう 話 だ 。 おし|いぬ|||おし|だちょう|||くんれん||つんだ|||はなし|

えっ !?  いや …  忍 ダチョウ ? ||おし|だちょう

この 任務   ただ の ペット 探し と 思ったら   大 間違い だ ぞ 。 |にんむ|||ぺっと|さがし||おもったら|だい|まちがい||

( コテツ ) あの …  五 代 目 。 ||いつ|だい|め

今度 は   どんな 雑用 です か 。 こんど|||ざつよう||

隊長 を 任命 する ! たいちょう||にんめい|

隊長 ?  隊長 です か !?  俺 が ! たいちょう|たいちょう|||おれ|

はがね コテツ これ より   臨時 編成 の 班 を 率い ||||りんじ|へんせい||はん||ひきい

ダチョウ を 捕獲 せよ 。 はっ ! だちょう||ほかく||

えっ !?  ダチョウ ? |だちょう

ダチョウ が 逃げた 先 は 木 ノ 葉 の 里 の 演習 場 だ 。 だちょう||にげた|さき||き||は||さと||えんしゅう|じょう|

演習 場 って   あの 中 忍 試験 で 行った で っけ ぇ ムカデ と か   いた 所 か ? えんしゅう|じょう|||なか|おし|しけん||おこなった||||むかで||||しょ|

中 忍 試験 で 使った の は 第 44 演習 場 だ 。 なか|おし|しけん||つかった|||だい|えんしゅう|じょう|

今度 は 第 0 演習 場 に 行って もらう 。 こんど||だい|えんしゅう|じょう||おこなって|

第 0 なんて   あった んです ね 。 だい||||

あぁ 。  だが   もはや   第 0 は 演習 場 と して は 使わ れて は い ない 。 |||だい||えんしゅう|じょう||||つかわ||||

( 綱 手 ) それ だけ で は なく つな|て|||||

世界中 より 集め られた 猛獣 や 珍 獣 の 保護 区 と して せかいじゅう||あつめ||もうじゅう||ちん|けだもの||ほご|く||

人 の 立ち入り が 禁止 さ れて きた 場所 だ 。 じん||たちいり||きんし||||ばしょ|

私 の ガキ の 頃 から だ から わたくし||がき||ころ|||

現在   どのような 生態 系 に なって いる か   まったく   不明だ 。 げんざい||せいたい|けい||||||ふめいだ

別名   禁猟区 。 べつめい|きんりょうく

ここ が   第 0 演習 場 か 。 ||だい|えんしゅう|じょう|

った く …  ダチョウ の ヤロウ ! ||だちょう||

なん だって   こんな 所 に 逃げこみ や がった んだ ? |||しょ||にげこみ|||

( シノ ) 俺 が 思う に ヤツ が   この 地 に 逃げた の は …。 しの|おれ||おもう||やつ|||ち||にげた||

( リー ) 腕 が 鳴り ます ! 脚 も 鳴り ます ! |うで||なり||あし||なり|

どんな 相手 であろう と 叩きのめして やり ます よ 。 |あいて|||たたきのめして|||

ところで   お前 ら  3 人 は これ まで   組んだ こと は ある の か ? |おまえ||じん||||くんだ|||||

ん ?  そう いえば …。

さて …。 ない 。  なぜなら   俺 が …。 |||おれ|

よし !  わかった 。  入る ぞ 。 ||はいる|

《 コテツ : クソ !  五 代 目 …。 |くそ|いつ|だい|め

絶対   そのへん に   たまたま   いた 下 忍 を 集めて 寄こした な 》 ぜったい|||||した|おし||あつめて|よこした|

( イズモ ) えっ !?  コテツ が 隊長 ? ||||たいちょう

ん !?  どうした ?  イズモ 。 アイツ だけ が 任務 に …。 ||||||にんむ|

別に   お前たち の 能力 の 差 を どうこう 考えた わけで は ない 。 べつに|おまえたち||のうりょく||さ|||かんがえた|||

ただ   今回 たまたま   暇だった コテツ に …。 |こんかい||ひまだった||

だから   イズモ   そう 深く 考え ず に …。 |||ふかく|かんがえ||

なぜ   俺 は   コテツ と 一緒じゃ ない んです か !? |おれ||||いっしょじゃ|||

やかましい ! この 寂 しんぼう ども !! ||じゃく||

ここ から 先 は 一 列 縦 隊 の フォーメーション で いく 。 ||さき||ひと|れつ|たて|たい||||

先頭 は   ナルト だ 。 おう ! せんとう||||

次 は   俺 だ 。 つぎ||おれ|

先頭 に 何 か あれば すぐに バックアップ に 入る 。 せんとう||なん||||ばっくあっぷ||はいる

次 が   シノ   左右 の 警戒 を 怠る な 。 つぎ||しの|さゆう||けいかい||おこたる|

最後 は   リー 。  背後 に 気 を 配れ 。 ( リー ) 了解 です 。 さいご|||はいご||き||くばれ||りょうかい|

しんがり は   俺 が 務める べきだ 。 なに ? ||おれ||つとめる||

なぜなら   しんがり は 後ろ に 目 を 持つ 者 が 適任だ から だ 。 |||うしろ||め||もつ|もの||てきにんだ||

確かに 僕 の 後 頭部 に は 目 が あり ませ ん が → たしかに|ぼく||あと|とうぶ|||め|||||

シノ 君 に は   ある んです か ? しの|きみ|||||

俺 とて   後 頭部 に 目 が ある わけで は ない 。 おれ||あと|とうぶ||め|||||

だが   俺 なら 複眼 的に 見る こと が できる 。 |おれ||ふくがん|てきに|みる|||

お前 は   いちいち 回りくどい って ば よ 。 おまえ|||まわりくどい|||

あれ だ ろ ?  ほら   あれ あれ !

お前 の 蟲 が 見張る って そういう こった ろ ? おまえ||むし||みはる||||

結論 を 急ぐ な 。 なぜなら 隊長 が 納得 し なければ → けつろん||いそぐ|||たいちょう||なっとく||

ポジション の 変更 は …。 ( コテツ ) しんがり は   任せる ぞ   シノ 。 ぽじしょん||へんこう|||||まかせる||しの

副 隊長 も な 。 え ぇ ~!? ふく|たいちょう||||

この 班 で 副 隊長 つったら 俺 だって ば よ ! |はん||ふく|たいちょう||おれ|||

ダチョウ 知って る の は   俺 だけ だ ぞ ! だちょう|しって||||おれ|||

だから 先頭 に した んだ 。 ほら   さっさと 行け 。 |せんとう||||||いけ

ん ~!

ところで 隊長   ダチョウ って どの あたり に いる んだ ? |たいちょう|だちょう||||||

あぁ ?  それ   お前 が 知って る んだ ろ ? ||おまえ||しって|||

五 代 目   そう 言って た ぞ 。 いつ|だい|め||いって||

俺 って ば アイツ の 顔 知って る だけ で → おれ|||||かお|しって|||

居場所 なんか ちっとも 知ら ね って ば よ 。 いばしょ|||しら||||

く ぅ ~  五 代 目 ! ||いつ|だい|め

この 任務 に どうして 感知 タイプ の 部下 を → |にんむ|||かんち|たいぷ||ぶか|

つけて くれ ない んです !?

日向 と か   犬塚 と か ! ひゅうが|||いぬずか||

みんな 出払っちゃ った から なぁ |ではらっちゃ|||

五 代 目 …。 いつ|だい|め

で   どう する って ば よ ?

俺 が 探そう 。 シノ 。 おれ||さがそう|しの

お前   油 女 一族 か 。  頼む ぞ ! おまえ|あぶら|おんな|いちぞく||たのむ|

( 鳴き声 ) なきごえ

まだ 見つから ねえ の か よ 。 |みつから||||

( シノ ) これ だけ 広い んだ   慌てる な 。 しの|||ひろい||あわてる|

に して も   熱帯 の ジャングル の ような ところ です ね 。 |||ねったい||じゃんぐる|||||

グワーッ   グワッグワッ !  グワッグワッ   グワッグワッ !

コラ   笑う な !  お前 の せい で 俺 は   また   こんな 任務 を だ な ! |わらう||おまえ||||おれ||||にんむ|||

グワッグワッ ! 言う だけ ムダ でしょ 。 |いう||むだ|

いや   そのまま ヤツ の 注意 を 引きつけて おいて くれ 。 ||やつ||ちゅうい||ひきつけて||

ん ?  なん だって ば よ 。

( シノ ) 俺 が   このまま 取り囲む 。 しの|おれ|||とりかこむ

ヌフフ !

頼む ぞ   シノ 。 当然だ 。  言わ れる まで も ない 。 たのむ||しの|とうぜんだ|いわ||||

よっ しゃ !  そういう こと なら 任せ とけ ! |||||まかせ|

お前 の 父ちゃん デベソ ! おまえ||とうちゃん|

グワーッ   グワッグワッ !

なんだ   その 笑い は 。 ||わらい|

アイツ が 笑う の は 当然だ 。 お前 は   バカに さ れて いる 。 ||わらう|||とうぜんだ|おまえ||ばかに|||

な っ …  何 だ と !? ||なん||

確かに ダチョウ に も 父親 は いる だろう 。 たしかに|だちょう|||ちちおや|||

だが   その 父親 が デベソ と いう こと は あり え ない 。 ||ちちおや|||||||||

く ぅ ~  めん どくせ ぇ ! はっきり 言え って ば よ ! ||||||いえ|||

なぜなら   ダチョウ は 卵 から 産まれる 。 ヘソ は   ない 。 |だちょう||たまご||うまれる|||

グワッグワッ   グワッグワッ !

クソッ   バカに しや が って ! もう いい !  シノ   まだ な の か ? |ばかに||||||しの||||

おかしい 。 どうした ?

蟲 の 反応 が ない 。 むし||はんのう||

あっ …  まさか あれ は   食 虫 植物 ? ||||しょく|ちゅう|しょくぶつ

コフラ   コプシ   コムレ …。

コノノカ   コミルワ   コノモ   コグレ   ココ …。

落ちつけ !  おい ! おちつけ|

俺 の 蟲 が 半分 は 喰 われた 。 おれ||むし||はんぶん||しょく|

グワッグワッ   クワッ !

逃がし ませ ん ! あっ   おい ! にがし||||

おい   行く ぞ   シノ 。 ( シノ ) 俺 は この先 へ は 踏み込め ない 。 |いく||しの|しの|おれ||このさき|||ふみこめ|

なぜなら   更に 蟲 を 失う 危険 性 が ある から だ 。 |さらに|むし||うしなう|きけん|せい||||

そんじゃ   回り道 で 来い 。 |まわりみち||こい

こら   待て ! |まて

バーカ   バッカー 。

速い   さすが   ダチョウ 。 はやい||だちょう

僕 に 任せて ください 。 ぼく||まかせて|

ガイ 先生 の お墨付き の 僕 の 脚力 が あれば …。 |せんせい||おすみつき||ぼく||きゃくりょく||

さっさと 先行 しろ 。 はい 。 |せんこう||

ゲジマユ って ば   相変わらず 速 え 。 |||あいかわらず|はや|

グワガガガガ …。

グワ ?

覚悟 。 かくご

来る ! くる

グワァ !

なに !?

やはり   異国 の 体 術   ボクシング 。 |いこく||からだ|じゅつ|ぼくしんぐ

ガチョウ !

あれ ?  ゲジマユ の ヤツ   どうした ん だ ? |||やつ|||

ダチョウ !  いく ぜ   ナルト ! だちょう|||

来い !  えっ   今 しゃべった !? こい||いま|

追っ手 が かかる と は 思って いた が → おって|||||おもって||

お前 が 来る と は   これ も 因縁 だ な 。 おまえ||くる|||||いんねん||

だが   その 因縁 も ここ まで だ   ナルト 。 ||いんねん|||||

テメエ を 倒して 俺 は   真 の 自由 を 手 に 入れる 。 ||たおして|おれ||まこと||じゆう||て||いれる

ナルト を 倒した ぐらい で ほ ざ く な ダチョウ 。 ||たおした|||||||だちょう

隊長 の 俺 が 健在だ ぜ 。 たいちょう||おれ||けんざいだ|

隊長 ? たいちょう

なら   お前 から だ   ダチョー ! |おまえ|||

人間 様 を ナメ る な 。 にんげん|さま||||

ダチョウ 。 だちょう

ダチャア !

ダチョウ ! だちょう

う お ぉ ~!

駝鳥 制 空 斬 。 だちょう|せい|から|き

そ   そんな …。

隊長 ! たいちょう

ホー   ホァダチョー !

悪い が   次 は 本気だ 。 わるい||つぎ||ほんきだ

ダチョウ ! だちょう

駝鳥 旋風 撃 ! だちょう|せんぷう|う

グッ !

どうした   コテツ ?

《 い …  今 の は ?》 |いま||

駝鳥 昇 竜 弾 ! だちょう|のぼる|りゅう|たま

ぐ わ ぁ !

お前 と の 連携 は なかなか 悪く ない な おまえ|||れんけい|||わるく||

《 今 の は   まさか …》 いま|||

シャイニング   ダチョウ キック ! |だちょう|きっく

ぐ あっ !

いつか 俺 たち も 上 忍 に なろう |おれ|||うえ|おし||

《 そ …  走馬灯 だ 。 死ぬ 前 に 見える と いう やつ か …》 |そうまとう||しぬ|ぜん||みえる||||

《 俺 は   死ぬ の か ?  ここ で 。 おれ||しぬ||||

ダチョウ 相手 に ?》 だちょう|あいて|

フ …  ん ?

調子 に 乗って んじゃ ねえ 。 ちょうし||のって||

今度 は   俺 が 相手 だ 。 待て   ナルト 。 こんど||おれ||あいて||まて|

ここ は   一 度 ひく ぞ 。 ||ひと|たび||

なるほど … パンチ は   多彩で スピード も あり ます 。 |ぱんち||たさいで|すぴーど|||

が   パンチ だけ で は 勝て ませ ん よ 。 |ぱんち||||かて|||

こちら は   足 も 使えば 投げ も   関節 技 も あり ます 。 ||あし||つかえば|なげ||かんせつ|わざ|||

その パンチ は   もう 見切り ました 。 |ぱんち|||みきり|

所詮 は   動物 …  ぐ わ っ ! しょせん||どうぶつ|||

《 今 の は !? いま||

シッポ !?》

《 ワン   ツー   スリー … シッポ に は 驚き ました が → わん||||||おどろき||

単調な コンビ ネーション です ね 。 たんちょうな|こんび|ねーしょん||

ワン …  ツー …  スリー !》 わん||

そこ まで です !

うわ ~ っ !

い …  今 の は !? |いま||

どこ から ?

一 時 退却 だ 。 ひと|じ|たいきゃく|

( コテツ ) 俺 たち は   相手 を 侮り すぎた 。 ( リー ) はい 。 |おれ|||あいて||あなどり|||

動物 相手 と 油断 して い ました 。 どうぶつ|あいて||ゆだん|||

もはや   動物 と は いえ ない 。 |どうぶつ||||

俺 たち を 誘いこみ 分断 する 知恵 も ある 。 おれ|||さそいこみ|ぶんだん||ちえ||

しゃべる し   技 も 使う しな 。 ||わざ||つかう|

手加減 して る 場合 で は あり ませ ん ね 。 てかげん|||ばあい||||||

俺 たち の 任務 は 捕獲 だ が やり すぎて も 目 を つぶろう 。 おれ|||にんむ||ほかく||||||め||

お っ !  隊長   太っ腹 ! 部下 と して 安心です ! ||たいちょう|ふとっぱら|ぶか|||あんしんです

ダチョウ や カンガルー に やられる より マシ だ から な 。 だちょう||かんがるー|||||||

( ダチョウ ) グワーッ ! だちょう|

聞き や がれ   人間 ども ! きき|||にんげん|

とっとと   ここ から 出て いけ ! ここ は もう   俺 たち 動物 の 王国 だ ! |||でて|||||おれ||どうぶつ||おうこく|

人間 に 飼いならさ れちゃ ツメ も キバ も 抜か れ ち まう から な ! にんげん||かいならさ||つめ||||ぬか|||||

お前 って ば   キバ なんか 持って ねぇ だ ろ ! おまえ|||||もって|||

黙れ !  貴 様 ら に 俺 は 捕まえ られ は し ねえ ! だまれ|とうと|さま|||おれ||つかまえ||||

この   コードネーム …  コンドル 様 は な ! ||こんどる|さま||

ダチョウ の くせ に   コンドル なんて 名乗る んじゃ ねぇ よ ! だちょう||||こんどる||なのる|||

ほっとけ !  それ より 俺 たち の 自由 を 奪う もの は → |||おれ|||じゆう||うばう||

放っておけ ない ! ほうっておけ|

忍 アニマル 四 獣 士 の 力 とくと 見せて やる ぜ ! おし||よっ|けだもの|し||ちから||みせて||

何 が   四 獣 士 だって ば よ ! 数 の 数え 方   知って ん の か !? なん||よっ|けだもの|し||||すう||かぞえ|かた|しって|||

突っ込み ましょう ! もう やって いる 。 つっこみ||||

なに っ !?

( リー ) アリクイ ? ヤツ は 食 虫 動物 か …。 ||やつ||しょく|ちゅう|どうぶつ|

俺 の 蟲 たち が …。 行く ぞ   ゲジマユ ! おれ||むし|||いく||

はい !

また   あなた です か 。

ですが   さっき の ように は いきま せ ん !

逃がさ ねえ って ば よ ! にがさ||||

影 分身 の 術 ! かげ|ぶんしん||じゅつ

分身 の 術 ! ぶんしん||じゅつ

ダチョウ の くせ に   分身 の 術 !? だちょう||||ぶんしん||じゅつ

どうせ   ただ の 分身 ! 実体 は 一 つ ! |||ぶんしん|じったい||ひと|

だ ら ぁっ !

ダチョウ が 影 分身 …。 だちょう||かげ|ぶんしん

あぁ ~ っ ! わかった って ば よ   隊長 ! ||||||たいちょう

コイツ ら 全部   本物 の ダチョウ だ ! ||ぜんぶ|ほんもの||だちょう|

伏兵 まで 用意 して いた か 。 ふくへい||ようい|||

この ~ っ !

~ 本気で いき ます よ 。 ほんきで||| 木 ノ 葉 旋風 ! き||は|せんぷう

な っ !  なるほど …  四 獣 士 です か 。 |||よっ|けだもの|し||

リー ! ぐ あっ !

やはり   やる か やられる か しか ない ようだ な 。

こい !

いく ぜ !

もらった ~ っ !

変わり 身 !? かわり|み

隊長   後ろ ! な っ !? たいちょう|うしろ||

うわ ぁ ~ っ !

どうした ?  コテツ

また !?

お前 と の 連携 は なかなか 悪く ない な   ハハハハッ おまえ|||れんけい|||わるく|||

《 い   今 の は   やはり …》 |いま|||

いつか 俺 たち も 上 忍 に なろう 。  一緒に な |おれ|||うえ|おし|||いっしょに|

《 そ   走馬灯 …》 |そうまとう

《 やっぱり   死ぬ んだ 俺 は 。 悪い な   イズモ 。 |しぬ||おれ||わるい||

お前 と の 約束 は …》 おまえ|||やくそく|

( イズモ ) かわせ   コテツ !

《 幻 聴 まで 聞こえて きや がった 》 まぼろし|き||きこえて||

( イズモ ) 諦める な   立て ! |あきらめる||たて

駝鳥 流星 爆 ! だちょう|りゅうせい|ばく

チッ   増 援 か 。 |ぞう|えん|

イズモ   お前 。 |おまえ

あれ で いく ぞ 。 おう   頼む 。 |||||たのむ

~ ダチョーッ ! 《 水 ・ 水 飴 拿原 》 すい|すい|あめ|だはら

もらった ! ま   待て ! ||まて

甘い ! あまい

そりゃ ~ っ !

いく ぞ !

オラオラオラ !

ガックリ 。 がっくり

やっと 終わった って ば よ 。 |おわった|||

こっち も だ 。

こっち も   何と か 。 ||なんと|

イズモ   よく 来て くれた な 。 ||きて||

助かった 。  お前 が 来て くれ なかったら   俺 は 今頃 …。 たすかった|おまえ||きて|||おれ||いまごろ

ひと つ 問題 が ある 。 ||もんだい||

俺 は 五 代 目 の 雑用 を ほったらかし に して きた 。 おれ||いつ|だい|め||ざつよう|||||

戻ったら   俺 が 助ける 番 だ 。 もどったら|おれ||たすける|ばん|

よう ! クソッ 。

もう 2 度 と 逃げ んじゃ ねえ ぞ 。 |たび||にげ|||

お前 なら   わかる と 思う が …。 おまえ||||おもう|

何 だ よ 。 この 野郎 ! なん||||やろう

ウッ   ネバネバーッ !

俺 が   諦める と 思う んじゃ ねえ ! おれ||あきらめる||おもう||

これ が 俺 と ナルト の 因縁 だ 。 ||おれ||||いんねん|

俺 の 自由 の 前 に 常に 立ちはだかり や がる 。 おれ||じゆう||ぜん||とわに|たちはだかり||

コラッ   コンドル   お前 って ば また 逃げ や が って ! |こんどる|おまえ||||にげ|||

んじゃ   この 続き は また 今度 って ば よ 。 ||つづき|||こんど|||

あ   待て ! |まて

こら   コンドル ! |こんどる

これ が 自 来 也様 の 暗号 か 。 ||じ|らい|やさま||あんごう|

聞いた 話 じゃ   シカマル が 暗号 班 と ともに 解読 中 らしい ぞ 。 きいた|はなし||||あんごう|はん|||かいどく|なか||

カーッ   何で   綱 手 様 は   俺 たち に ひと言 も 相談 して くれ ない んだ 。 |なんで|つな|て|さま||おれ|||ひとこと||そうだん||||

門番 と か   資料 の 整理 と か 存在 感 の ねえ 任務 ばっ か じゃ → もんばん|||しりょう||せいり|||そんざい|かん|||にんむ|||

ファン が 悲しむ ぜ 。 ふぁん||かなしむ|

昔   俺 たち は   シカマル たち の 試験 官 だった んだ ぜ 。 むかし|おれ||||||しけん|かん|||

それ が 今 じゃ   同じ ランク 。 ||いま||おなじ|らんく

いや   アイツ の ほうが 上 だ ろ 。 ||||うえ||

よし   こう なったら 。

アイツ ら より 早く   この 暗号 を 解いて 。 |||はやく||あんごう||といて

(2 人 ) あっ と 言わ せて やろう ぜ ! じん|||いわ|||

イズモ   コテツ   お前 ら に 頼み が …。 ||おまえ|||たのみ|

邪魔 を した な 。 じゃま|||

待って   何 か 大きな 勘違い を ! まって|なん||おおきな|かんちがい|

綱 手 様 の ほう が マシ です って 。 つな|て|さま||||||

( くも じい ) もしもし そこ の あなた 。

たまに は   空 から 日本 を 眺めて みる と いう の は どう じゃ ろ ? ||から||にっぽん||ながめて||||||||

今回   わし ら が 飛ぶ の は 東京 メトロ   千代田 線 の 上 じゃ 。 こんかい||||とぶ|||とうきょう|めとろ|ちよだ|せん||うえ|

( くも み ) 初 の 地下鉄 です ね 。 ||はつ||ちかてつ||

下町 から オフィス 街 まで 都心 を 一気に 横断 する ぞ 。 したまち||おふぃす|がい||としん||いっきに|おうだん||

う ~ ん   楽しみです 。 ||たのしみです