NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 9 - 190 - ナルト と 老 兵
( コスケ ) おもしろい で す のう … うずまき ナルト と いう 小僧 は 。
この 里 の 危機 を なんとか して くれ ました わ 。
~ ハヤマ : 今日 隊 を 率いる ハヤマ だ 。 よろしく 諸君 。 ( テクノ ) 任務 待って たっす よ ハヤマ 隊長 。
( ナルト ) う ~ っす !
あの なぁ じいちゃん 俺 たち 今 任務 の 前 の 作戦 会議 だ から →
邪魔な んで ほら あっ ち あっ ち !
( ハヤマ ) ナルト 。 うん ?
( ハヤマ ) その 人 も この 隊 の メンバー だ 。
い ぃ ~ っ !?
この じいちゃん も 忍者 !? ( コスケ ) ハッハッハ …。
( テクノ ) 万 年 下 忍 の コスケ の こと お前 知ら ない の か ?
万 年 下 忍 ?
何 年 やって る ?
今年 で 50 年 に なり ます な はい 。
50 年 !? ある 意味 す っげ ~。
ハヤマ 隊長 もう 少し マシ な 下 忍 は い なかった んです か ?
コスケ さん は 俺 が 頼んで 入れて もらった 。
何かと 助かる 人 だ と 聞いて いる 。
俺 は !? 俺 は !?
( ハヤマ ) 特に 頼んで い ない 。
もう 一 人 下 忍 を と 申請 したら お前 だった 。
任務 は 北 の 国境 パトロール だ 。
パトロール ? ハッ ! のんきな 任務 だって ば よ 。
( ハヤマ ) そうだ 。 何も なければ C ランク の ラク な 任務 だ 。
だが 今 何も ない わけ が ない と いう こと で 我々 が 派遣 さ れる 。
木 ノ 葉 崩し の 後 だ 。 他国 の 忍 が 見逃す わけ が ない って こと っす ね 。
( ハヤマ ) その とおり だ テクノ 。
そして 我々 の 任務 は 敵 に 対する 牽制 で も ある 。
木 ノ 葉 の 忍 は →
警戒 を 怠って は い ない と いう こと を 示す のだ 。
な ~ ん も わかん ねえ って ば よ !
ハッハッハ … きのこ が 見つかり まして のう 。
だ ~ っ ! ちょっと じいちゃん !
その あたり は ちらかしたら ダメ だって ば よ !
敵 の 足跡 を 調べろ って ハヤマ 隊長 が 言って た ろ !
この 周囲 に 敵 の 痕跡 は ない 。 です な 。
です な って … じいちゃん きのこ 採って た だけ じゃ ねぇ か 。
罠 の 設置 終わった っす 。
コスケ さん 野営 に 適した 場所 は あり ませ ん か ?
は いはい 。
この あたり なら 二 代 目 様 の 洞窟 が 近い でしょう 。
二 代 目 ?
二 代 目 火影 様 の 配下 と して →
この あたり に 来た とき に 見つけた 洞窟 です 。
いつ の 時代 の 話 だ よ 。
下 忍 も 50 年 やって おり ます と な →
歴代 の 達人 と の 任務 も いろいろ あり まして のう 。
三 忍 と 称え られた 自 来 也様 と か →
白い 牙 と 呼ば れた サクモ 様 ら が 若い 頃 →
一緒に なった こと も あり ます なぁ はい 。
話 が すご すぎて ウソ くせ えよ 。
ナルト 君 それ で カニ と か 魚 と か 捕まえて くれ ん かのう 。
ダメ ! 俺 は 流れて くる もん を 調べる 係 だって ば よ 。
ついで じゃ つい で 。
ダメ だって ば よ !
敵 の 痕跡 が 流れて こ ない か 見つける んだ って →
隊長 が そう 言って … ん ?
おお っ !?
おお やる のう 。
罠 の 設置 終わった っす 。
あっ うま そうな 匂い 。
うめ ぇ !
確かに うめ ぇ ! ( コスケ ) ホッ ホッ ホッ 。
どれ わし は 寝床 を こしらえて き ます か 。
コスケ さん が いる と 助かる だろう 。
ホント 便利 っす ね 。
《 俺 だって 魚 捕った んだ かんな 》
貴 様 このまま 一生 を 下 忍 の まま で おくる 気 か ?
どう です ? あ … いえ なにも 。
敵 が 来 ない なら それ に こした こと は あり ませ ん 。
見張り を 交代 し ましょう 。
ふ ぁ …。 寝る な よ 。
寝て ねえ って ば よ !
ああ もう ! じいちゃん ダメ だって ば よ 。
この 辺り に は 敵 は おら ん よ 。
なんで そんな こと が わかん だ よ 。
ほれ この 鳥 。
人 の 気配 に まったく 警戒 して おら なんだ 。
うめ え !
うめ え な これ !
あ ~ そう か よかった よかった 。
~ たしか この あたり の はずです が 。 昔 三 代 目 と 一緒に 見つけた 泉 です 。
( テクノ ) いつ の 時代 の 話 だ よ 。
ここ で 三 代 目 から お 叱り を 受け ました わ 。
えっ 三 代 目 の じいちゃん から ?
どんな ?
火 の 意志 は ない の か と 問わ れ まして のう 。
火 の 意志 ?
隊長 。 風 が 変わった 警戒 態勢 に 入る 。
お前 ら どこ の 忍 だ ?
答え なければ 火 の 国 へ の 敵対 行為 と みなし このまま …。
テクノ 吹き飛ばせ 。
まだ 20 人 以上 は いる ようだ 。
小 隊 に よる 偵察 行動 … なんて もんじゃ ない っす ね 。
ハヤマ 様 。
挟ま れた って ば よ 。 左右 は 陽動 上 だ 。
真空 剣 !
~ 作戦 を 変更 する 。 木 ノ 葉 の 里 へ 1 人 でも 逃げ 帰り この こと を 報告 しろ 。
隊長 ! テクノ 指揮 を とれ 。
はい 。 行く ぞ 。
さ ぁ ナルト 君 。
《 土 ?》
~ 木 ノ 葉 上 忍 白雲 ハヤマ 。 お前たち ただ で は 帰れ ぬ と 思え !
隊長 1 人 で 大丈夫な の か よ 。 俺 は 信じて る ぜ 。
敵 は かなり の 数 の ようです な 。
隊長 が 引きつけて も なお こっち に 戦力 を 割ける の か ?
どう する よ テクノ の あん ちゃん !
時間 を 稼げれば 第 二 警戒 ライン の 中 に 逃げ こめる んだ が …。
時間 だ な 。 任せろ って ば よ 。 多重 影 分身 の 術 !
いけ ~!
あ … あぁ ~! どうした ? ナルト 君 。
俺 の 影 分身 が もう みんな やられた !
敵 は すぐ そば だって ば よ !
2 人 は 先 に 行け 。 だけど …。
お前 ら じゃ 足止め に も なら ねえ や !
テクノ の あん ちゃん !
行け !
かかって こい や !
また 足 の 速い 忍 を 集めた もの だ のう 。
うわ っ !
( コスケ ) 木 ノ 葉 流 …。
柳 。
~ う っ ! 強 ぇ …。 じいちゃん ! なんだ よ ? さっき の 術 。
下 忍 も 50 年 やって おれば この くらい は な 。
んな わけ ねえ だ ろ ! さっき の が 下 忍 の 術 の はず が ねえ 。
ホホホ … ナルト 君 の 影 分身 だって 下 忍 の 術 で は ない じゃ ろう ?
そりゃ いろいろ あって …。
わし も 昔 いろいろ あって のう 。 えっ ?
コスケ : 俺 の … 俺 の せい な んだ 。
( コスケ ) 俺 の …。
忍 に 死 は つきもの だ 。 お前 だけ の 責任 で は ない 。
2 人 が 死んだ の は 俺 が 無 茶 な 命令 を 出した から だ !
俺 が 中 忍 に なり たくて 功 を 焦った から …
~ ナルト 君 ね 君 1 人 で 里 に 事態 を 伝えて くれ ん か 。 えっ ?
そんで じいちゃん は ?
ヤツ ら に 木 ノ 葉 の 戦力 が 落ちて は おら ぬ と いう こと を →
見せて やら ねば のう 。 そんだったら 俺 も …。
誰 か が 里 に 伝え ねば なら ん 。
行く んじゃ 。
頼んだ よ ナルト 君 。
~ 土 土 柱 爆 ! 爆 !
生涯 下 忍 で いる と いう 決意 は わかった 。
しかし 緩む こと は 許さ ん 。
来い 。 俺 の 術 を 叩き込んで やる
水 水 陣 壁 。
岩 雪崩 の 陣 !
《 手 裏 剣 影 分身 の 術 !》
う っ … ああ っ …。
ぎ … 義足 …。
辛 そう ね お じいちゃん 。
ハア … ハア … ハア …。
まったく 手間 を かけ させて 。
手間 ? 手間 だ と ?
下 忍 たち を 捨て石 に し おって 。
これ が 貴 様 ら の やり 方 か !
命令 さ れれば 命 も 捨てる 。 それ が 下 忍 の 有り様 でしょう ?
お じいちゃん だって 部下 を 2 人 足止め に 使った じゃ ない 。
クッ … クックックックッ …。
足止め を して くださった お 二 人 が 上 忍 じゃ よ 。
我ら が 下 忍 を 逃がす ため に のう 。
な っ …。
木 ノ 葉 に は 下 の 者 を 使い捨て に する ような 忍 など →
1 人 も おら ん わ !!
げ … 下 忍 に 我ら が ここ まで やられた だ と ?
許せ ない … 許さ れる こと で は ない !
ラク に 死ねる と は 思わ ないで ね 。
その 体 …。
寸 刻み に 刻んで あげる 。
死んだ 仲間 へ の 償い なら もう 十分だろう ?
コスケ 上 忍 に なれ 。
ですが 三 代 目 … 俺 は まだ …。
ならば 今後 は 下 忍 に 見合った 軽い 任務 しか 与え ん 。
わし の 目 の 黒い うち は 死に に 行く ような マネ は さ せ ん 。
お前 も 木 ノ 葉 の 忍 なら 火 の 意志 を 持て 。
その 命 ムダ に 燃やす な
《 二 代 目 三 代 目 … わし に も 火 の 意志 は あり ました かのう …》
ナルト 君 どうして ?
逃げる 必要 なんか ねえ 。 な っ …。
俺 は こんな ところ で 死な ねえ から な 。
なに を …。
俺 は … 火影 に なる !
あっ ! 火影 に なる 男 が →
仲間 が 自分 の ため に 死ぬ の を 許す わけに は いか ねえ !
まったく ムチャ なんだ から 。 うわ ぁ ~!
そりゃ あ 痛い でしょう よ 。
もう 二度と し ないで ください よ 。
俺 は 仲間 が 俺 の ため に 死ぬ の は 許さ ない
フフフフフッ 。
わし の 目 の 黒い うち は 死に に 行く ような 真似 は させ ん !
償い は 生き抜いた その先 で しろ
じいちゃん ?
わし は まだまだ 死ね ん らしい 。
ちょっと ! アンタ ら いい加減に …。
これ が 木 ノ 葉 の 忍 じゃ ! あぁ !?
キサマ など に 木 ノ 葉 は 散らせ やせん !
散れ よ じ じい ! 散らん わ !
土 土 石 龍 !
水 水 龍 弾 !
( コスケ ) ナルト 君 。 はい !
ハハハハ …。
《 蛙 の 子 は 蛙 と いう こと かのう 》
俺 は 火影 に なる !
ハヤマ 隊長 と テクノ 君 を 迎え に 行か ねば な 。
おう !
( テクノ ) そこ に 迫り 来る 敵 の 忍 たち !
そして 俺 は 里 を 救った 木 ノ 葉 の 英雄 に 向かって →
叫んだ んだ !
いけ ! ここ は 任せろ ! って な 。
話 が すご すぎて ウソ くせ ぇよ 。
ハヤマ 隊長 何とか 言って ください よ 。
ああ そう だ な 。 もう !
ハッハッハ 。
《 コスケ : いい 子 を 残さ れ ました のう 四 代 目 》
( くも じい ) もしもし ? そこ の あなた 。
たまに は 空 から 日本 を 眺めて みる と いう の は どう じゃ ろう ?
今回 は 東急 大井 町 線 の 摩 訶 不思議な もの や →
更に は この 時期 ならでは の →
冬 の イルミネーション も たっぷり と 見て いく ぞ 。
( くも み ) あれ ? これ は もし かして 。