NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 9 - 187 - ド 根性 師弟 修業 編
( 自 来 也 ) サスケ を 追う なら 修業 の 話 は なし だ 。
お前 を 暗部 に 見張ら せ 事 に よって は →
木 ノ 葉 から の 外出 を 禁じる 。
お前 は ただ の ガキ で は ない 。 九 尾 を 持 っと る 。
事 が 事 だ 。 わし の 言う こと を 聞か ず →
勝手な 真似 を する と いう なら そう する しか ない 。
いずれ お前 は 大 蛇 丸 より やっかいな ヤツ ら を →
相手 に し なきゃ なら なく なる んだ 。
サスケ の こと は 諦める んだ の う 。
遅かれ 早かれ こう なる 運命 だった んだ 。
もう 苦しむ な 。
忘れて 切り捨てろ 。
術 や 力 だけ じゃあ ない 。
忍 なら 正しい 判断 や 選択 を する 目 を 養え 。
忍 と して 生きる なら もっと 賢く なれ 。
バカ の まま じゃ この 世界 生き づらい の が 現実 だ 。
( ナルト ) わかった よ 。
賢い って の が そういう こと なら 俺 は 一生 バカで いい !
一 人 でも もっと すげ ぇ 術 あみだして →
サスケ は ぜ って ぇ 助ける !
そんで … そんで 暁 だって ぶ っと ば す !
~ お前 みたいな の が 一 人 で やって も → どうせ くだら ん エロ 忍術 を 思いつく の が 関の山 だ のう 。
~ バカ は バカで も 大 バカだったら なんとか なる かも な 。 退院 したら 覚悟 し とけ の う 。 この 大 バカ もん が 。
じゃあ の 。
オス !
~ 見て て くれ …。 何 して る ! 行く ぞ ナルト ! おう って ば よ !
~ どうして 今さら 幻 術 の 防御 なんて → 修業 す ん だって ば よ 。 は ぁ …。
お前 の 修業 の 目的 を もう 一 度 思い出して みろ 。
サスケ … お前 は 大 蛇 丸 なんか に ゃ やら ねえ って ば よ !
俺 が … お前 の 手足 の 骨 全部 折って でも 止めて やら ぁ !
( サスケ ) お前 は いったい な んな んだ !?
友達 だ !
だから お前 を 大 蛇 丸 なんか に ゃ やら ねえ って 言って んだ !
俺 は 弱い 。 だから アイツ を 止め られ なかった 。
連れ戻せ なかった んだ 。
だから … だ から ! アイツ の ため に →
俺 は 強く なん なきゃ なら ねぇ ん だって ば よ !
うむ そう だ な 。
だから ! ヤツ は 写 輪 眼 を 持 っと る ぞ 。
写 輪 眼 から 発する 瞳 力 を 操る 者 は 幻 術 を も 得意 と する の が 常だ 。
当然 サスケ は 幻 術 を 身 に つけて くる だろう 。
その 対処 方法 も 知ら ず して どう やって 連れ戻す つもりだ ?
わかった よ 。
敵 に 自分 の 体 内 の チャクラ を コントロール さ れる の が 幻 術 だ 。
もし 自分 で 自分 の チャクラ を 乱す こと が できれば →
幻 術 自体 が 成立 し なく なる 。
ふ ~ ん … そんな こと できる かな ?
お前 は すでに 経験 済み の はずだ が のう 。
えっ ? 俺 が ?
螺旋 丸 の 修業 の とき チャクラ を 放出 して →
手のひら で 乱 回転 さ せた だろう が 。
お ~ し ! しっかり 見て て よ !
~ あぁ あれ か 。 うむ 。 チャクラ を 手のひら に 放出 せ ず 体 内 で 乱して やる だけ の こと 。
だったら 簡単 だって ば よ !
よ ~ し ! ならば 早速 実践 訓練 と いく か !
え ?
口 寄せ の 術 !
( ガマ 力 ) あら ジラ ちゃん お ひ さ ~。
や ぁ ガマ 力 さん 遠い ところ すまない のう 。
な ~ に 言って る の ! ジラ ちゃん と 私 の 仲 で 。
く … 苦しい って ば よ 。
誰 ? この かわいい 坊や は 。
( 自 来 也 ) ナルト だ 。 カーッ ! なんだ コイツ !?
よろしく ね ナルト ちゃん 。
なんか 気持 悪い って ば よ …。
いや ぁ 実は ガマ 力 さん に お 願い が あって のう 。
コイツ に 幻 術 破り の 修業 を つけて やって ほしい んだ が の 。
う ~ ん … どう しよう かしら ね 。
ま ぁ 他なら ぬ ジラ ちゃん の 頼み だし …。
ナルト ! お前 から も お 願い せ ん か ! やめ … 何 す ん だって ば よ !
あら かわいい ! 早速 修業 し ま しょ ナルト ちゃん !
ゲッ !
優しく する わ ね ~。 ギャーッ !
ここ は ? 俺 って ば どこ に いる んだ 。
エロ 仙人 。
おい エロ 仙人 ここ は いったい どこ なんだ …。
オホホホホッ !
ギャーッ !
坊や は 今 幻 術 世界 に いる の よ ん 。
く … くる な 。
オホホホホホッ !
ヒーッ !
あ ~ っ ! 逃がさ ない わ よ 。
あっ ! さっさと 幻 術 を 解いて →
早く こんな ところ から 抜け出す って ば よ 。
《 えっ と えっ と … 体 内 で チャクラ を 乱 回転 さ せる んだ っけ …》
なかなか うまい な この 団子 。
あら 。
った く 何 を 放出 して おる 。
体 内 の チャクラ を 乱せ と 言って おろう が 。
イヤーン !
この バカ 者 が !
解 !
あれ 何 が あった んだ って ば よ 。
お前 は 幻 術 世界 で チャクラ を 乱そう と して →
実際 に は 放出 して 乱 回転 さ せ しまった んだ 。
は ぁ 失敗 だった の か 。
実践 訓練 の 前 に 体 内 の チャクラ を コントロール する 基礎 訓練 から だ な 。
ナルト ちゃん と は 相性 悪い みたい ね 。
《 体 内 で 乱 回転 だ な 》
うわ っ !
もう 1 度 だ 。
これ 螺旋 丸 を つくる より 難しい って ば よ 。
《 体 内 で 乱 回転 》
よし その 調子 。
うわ っ !
ハァー どうしても 放出 して しまう か 。
まだまだ だ のう 。
ま ぁ 時間 は まだまだ ある 。
う ~ エロ 仙人 。
ま 今日 の 修業 は それ くらい に して メシ でも 食え 。
ほれ 。 うん ?
ねぇ ねぇ 何で 俺 選んだ の ?
や っぱ や っぱ 仙人 クラス の すげ え 術 は →
俺 くらい に なん ない と 伝授 でき ねえ の か な イヒヒヒッ 。
わし は な 昔 四 代 目 火影 を 弟子 に して いて のう 。
そんで お前 は その 四 代 目 に おもしろい くらい 似て る 。
まあ それ だけ の 理由 だって の 。
俺 が 四 代 目 に ?
《 ナルト は ミナト の 忘れ形見 。
わし から 見れば 孫 の ような 存在 だ 。
わし の 思い を ナルト が 継いで くれる なら …》
~ アハッ ! うん 修業 も 次の 段階 かのう 。
よう ! 俺 が 番組 中 で 発表 する 4 つ の キーワード を 集めて →
プレゼント に 応募 して くれよ な 。
じゃあ 最初の キーワード は …。
ねぇ ねぇ どうして 修業 の 場所 を 変える んだ って ば よ 。
そこ に ちょっと は マシ な 幻 術 の 先生 でも い ん の か ?
これ から 向かう 村 は まわり を 樹海 に 囲ま れて おる んだ が →
そこ に は 脳 内 の チャクラ に 影響 を 及ぼす →
特殊な 磁場 が 点在 して おって な 。
その ため 土地 に 入った もの は →
ひとたび 道筋 を 誤れば 幻 術 に 似た 状況 に 陥る 。
お前 の 幻 術 修業 の 仕上げ に ちょうど よい 場所 だ 。
へ ぇ ~ おもしろ そう だって ば よ 。
よし 急ごう 急ごう !
エロ 仙人 その 村 って の は まだ な の か よ 。
もう すぐ そこ だ 。 え ~ 何にも 見え ねえ って ば よ 。
はぐれる と 幻 術 に やられる ぞ 。
イタッ ! もう 何 だって ば よ 。 うん ?
何 な んだ これ 。 さあ な 。
前 に 訪れた とき に は こんな もの は なかった んだ が なぁ 。
辛 っ !
トウガラシ か 強烈だ のう 。
( タニシ ) 帰れ !
いきなり 何 す んだ よ ! わし ら は 敵 で は ない んだ が な 。
お ぬし タニシ で は ない か !
以前 小説 の 取材 で ご 両親 の 世話に なった 自 来 也 だ 。
なに ? はやり タニシ か 。
その 額 の ホクロ に 見覚え が ある 。 えっ ?
何 だ ? コイツ の こと 知って ん の か エロ 仙人 。
あの とき 世話 なった スクネ さん と ヨネ さん は 元気 かい ?
うる せ え 来る な !
何者 も この 村 に 近づいちゃ なん ねえ !
何で だって ば よ ! 黙れ !
どうした タニシ ! 何 か あった の か ?
早く 行け 。 見つかる と 面倒な こと に なる ぞ 。
おい どういう こと だって ば …。
ここ は ひとまず おいとま しよう かのう ナルト 。
まったく 何 だって ば よ 。
以前 来た とき は 平和な 村 だった んだ が 。
あの 穏やかだった 村人 たち が 壁 を つくり →
武装 まで して よそ者 を 近づけ ん と いう こと は →
よっぽど の こと だ 。
《 これ は 見て 見 ぬ ふり を する わけに も いかんの う 》
見張り 交代 だ 。 あぁ 。
怪しげな 2 人 連れ が 近く を うろついて いる 。
気 を つけて くれ 。 わかった 。
ゆうべ から の 見張り 番 疲れた ろ ? 今 の うち に 休めよ タニシ 。
あぁ 。
は ぁ …。
大きな 声 を 出さん で くれ 。 力 に なり たい んだ 。
村 に 何 が あった か 教えて ほしい 。
わかった 。 わかった から こいつ を 離せ 。
は ぁ …。
( 自 来 也 ) すま ん な 。
騒が れる と やっかいな こと に なる らしい から な 。
スクネ さん は どうした ん だ ? 出て って くれ 。
アンタ たち が 村 に 入った こと が わかる と 村 の 仲間 が 殺さ れる 。
うん ? どういう こと だって ば よ ?
カンダチ : 俺 たち は この 樹海 の 力 を 借り に きた 。
幻 術 を 更に 完璧な もの に する ため に な 。
キサマ ら は 俺 の 幻 術 の 中 で 生きる が いい 。
母ちゃん …。
父ちゃん !
( スクネ ) 俺 たち の 村 は 幻 に 守ら れ 幻 と ともに 生きて きた 。
赤 トウガラシ で 作った 赤 玉 で 幻 を 解く 方法 も 見つけた 。
みんな 心配 する な !
この スクネ 様 が 必ず みんな を 守って み せる !
テメエ ら ! とっとと この 村 から 失せ や がれ 。
俺 に 力 を 貸す ほう が 利口だ ぞ 。
フン … 樹海 の 見せる 幻 は
神様 が 村 を 守って くださる ため の 贈り物 だ 。
お前たち を 守る ため の もん じゃ ねえ !
( みんな ) そうだ 。 出て いけ !
うわ ~!
う ぅ … なんだ ?
今 より この カンダチ が 村 を 治める 。
女 子供 は 人質 と する 。
もし 俺 たち の こと が 表 に 知ら れる ような こと が あれば
囚 われた 者 たち の 命 は ない と 思え 。
ふざける な ! 村 を お前 ら の 好きに さ せて たまる か 。
父ちゃん !
これ しき …。
うわ っ !
逆らう など ムダ な こと だ 。
父ちゃん やめろ !
逆らう な !
この 村 は …。
バカ ! やめろ よ !!
お前たち に は … 渡せ ねえ !
やめろ !!
父ちゃん は 殺さ れた 。
村 の 女 や 子供 は みんな 人質 に な っち まった 。
だから 村 の 男 ども は 抵抗 で きね えん だ 。
そう だった の か …。 立派な 父ちゃん だった んだ な 。
うる せ ぇ ! 父ちゃん は バカだ 。 何 言って んだ ?
村 を 救おう と した 偉い 父ちゃん じゃ ねえ か !
俺 は 父ちゃん みたいな バカに は なら ねえ !
敵 いも し ない 相手 に ムダ に 命 を 捨て や が って 。
お前 …。
何も し なけりゃ 殺さ れ ず に 済む 。 それ しか 方法 が ない んだ よ 。
だから 頼む !
よけいな こと は し ないで ヤツ ら に 悟ら れ ない ように 出て って くれ !
テメエ それ でも …。 わかった 。
エロ 仙人 !
出て って くれる の か ?
許せ 。
こや つ の 言う こと も わかる が 世話に なった 村人 たち を
このまま 放っておく わけに は いかん から のう 。
そう こ なくっちゃ !
タニシ …。
タニシ … コイツ は さっき 言って た 怪しげな 2 人 組 の 片割れ か ?
あぁ そう だって ば … あっ ! いや そうだ 。
天下 に 知れた 自 来 也様 と も あろう 者 が
うかつだった わ い な 。
カンダチ 様 の ところ へ すぐに 連れて いこう 。
あぁ 。
まだ もう 1 人 片割れ が うろついて いる はずだ 。
オメエ たち は ここ を 頼む ぞ 。 (2 人 ) わかった 。
あの 浮き 島 は …。
人質 たち は あそこ に 囚 われて おる らしい な 。
お 待た せ !
じゃあ ここ で 2 つ 目 の プレゼント 用 キーワード の 発表 だって ば よ !
2 つ 目 の キーワード は …。