NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 9 - 188 - ド 根性 師弟 忍 風 録
カンダチ 様 !
いよいよ 本命 の おでまし の ようだ の う 。
カンダチ 様 村 に 入りこんだ 怪しい 輩 を 捕まえて まいり ました 。
ほう …。
小僧 … お前 が か ? は … はい 。
( カンダチ ) 木 ノ 葉 の 三 忍 自 来 也 を な 。
ほう … その ひねた 面 は
山椒 魚 の 半 蔵 の 右腕 と いわ れた カンダチ で は ない か 。
はて … こんな 所 に いる と は 里 抜け でも した かのう ?
雨 隠れ の 里 に 頭領 は もう い ない 。
今や 俺 たち の 里 と は 言え なく なった んだ 。
ほう …。
姿 を 隠さ なきゃ 俺 たち とて 反乱 者 ども に 殺さ れて いた だろう 。
小僧 ! 自 来 也 を 連れて きた 褒美 だ 。
望み が あれば 叶えて やろう 。
( タニシ ) ソイツ は 俺 じゃ ねえ 。 ニセ モノ だ ! いっ !?
タ … タニシ が 2 人 !? どう なって る んだ ?
誰 だ ? お前 は ! チッ …。
大事な ところ で なんで 出て くんだ よ 。
あっ … オメエ は …。
やはり な 。 そんな こと だろう と 思って いた 。
お前 が 自 来 也 を 村 に 入れた んだ な ? 小僧 。
その 代償 は 大きい ぞ 。
( 悲鳴 )
母ちゃん …。
な … 何 を する つもりだ !
約束 を 実行 する 。
お前 の 仲間 を 貝 螺王 の 生け贄 に して やる 。
あっ …。
な … なんと …。
忍法 螺貝 鞭 。
( 悲鳴 )
やめろ … やめて くれ !!
コンニャロウ … 影 分身 の 術 !
ほう … 珍しい 術 を 使う な 。
いく ぞ !!
螺旋 丸 !
なに !?
ナルト !
だから 余計な こと は する な と 言った んだ …。
頼み ます ! 村 の 仲間 たち の 命 だけ は …。
そう は いく か 。
これ が お前たち と の 約束 だ から な 。
( タニシ ) お 願い です … 仲間 を … みんな を 助けて !
クククク …。
タニシ 頼む 相手 を 間違って おる のう 。
わし ら が 来 ず と も 同じ こと よ 。
あやつ が いつか 人質 を 返す と 思える の か ?
スクネ を … 親父 を 思い出せ 。 なぜ 戦った の か 考えろ !
親父 の 死 を ムダ 死に だ と 思う なら いつまでも この 村 は 救わ れ ん ぞ !
プハッ …。
エロ 仙人 檻 の みんな を 助けて くれ !
おう ! 任せ とけ 。
さ せる か !
おっと っと …。
お前 の 相手 は こっち だ !
《 火 炎 弾 !》
いい ぞ 。 こっち は 大丈夫だ 。
よっ しゃ ! 影 分身 の 術 。
まだ 向かって くる 気 か ?
自分 の 力 を わかって い ない バカな ヤツ め 。
うる せ ぇ !! オメエ みたいな 卑怯 な ヤツ は →
ぶ っ 飛ばさ なきゃ 気 が すま ねえ んだ よ !
フン 負けおしみ を 。 螺貝 槍 !
螺旋 丸 !
螺貝 鞭 !
うわ っ !
諦めろ 木 ノ 葉 の 者 よ 。
あっ …。
う っ … いや … まだまだ だ …。
俺 は テメエ を ぶ っ 飛ばす まで ぜ って ぇ 諦め ねえ 。
自分 で 言った こと を 曲げ ち まったら →
自分 じゃ なく な っち まう から な 。
ムダ だ 。
うわ っ !
クソ …。
螺貝 槍 !
うわ っ !!
これ しき …。
うわ っ !
まだまだ … だって ば よ …。
なんで …。
なぜ だ …。
この 村 は … お前たち に は 渡せ ねえ !!
ぐ っ … グハッ …。
なぜ な んだ !
ハア … ハア …。
かなわ ぬ 相手 に がむしゃらに 向かって くる だけ と は バカな ヤツ だ 。
ああ それ が バカ だって 言う ん なら 俺 は バカで いい 。
俺 は こう と 決めたら 諦め ねえ 大 バカ もん だ 。
親父 の 死 を ムダ 死に だ と 思う なら →
いつまでも この 村 は 救わ れ ん ぞ !
クソ … クソ … クソ !
お … おい …。
俺 は … 俺 は … 俺 は …。
タニシ ! みんな を 安全な ところ に 連れて くんだ 。
それ くらい なら でき んだ ろ !
あの 野郎 は ぜ って ぇ 俺 が 倒す 。
何 して る ! 早く 行け !!
あ … ああ …。
タニシ 何 を する つもりだ ? みんな を 助ける 。
カンダチ 様 に 逆らう つもり か !?
従って たって ただ 生かさ れて た だけ じゃ ねえ か !
よくぞ 言う た 。 それ で こそ スクネ さん の 子 だ 。
あと は お前 に 任せた ぞ 。 はい !
さあ みんな 。 今 助ける から な 。
う っ … う う っ …。
った く … どう なって も 知ら ん ぞ 。
せ ~ の !
待た せた のう カンダチ 。
暇つぶし に は コイツ は もの足りなかった が のう 。
フン … 大丈夫 か ? ナルト 。
ああ まだまだ … いける って ば よ 。
さあ こっち だ 。
忍法 針 地蔵 。
なに !?
わし は 援護 に 回る 。 ナルト お前 が 決着 を つけろ 。
借り は 返さ ねば のう 。 おう !
ソイツ が 俺 に 勝てる わけない だろう 。 2 人 そろって 大 バカ 者 だ な 。
ならば とっておき の 術 で 始末 して やる !
水 幻 術 霧 幻 魔 牢 !
なんだ ?
な … な … なんと …。
エロ 仙人 ! どう なって …。
クソ !!
手 … 手 が …。
それでは 印 も 結べ まい 。
《 ダメだ …。
体 が … まるで 動か ねえ …》
なんか 盛り上がって きた って ば よ !
3 つ 目 の プレゼント 用 キーワード を 発表 する ぜ 。
ちゃんと 聞い とけよ ! 3 つ 目 の キーワード は …。
もう 少し だ 。 みんな 急いで くれ 。
どう しち まったん だ アイツ ら …。
カンダチ 様 。
ヤツ ら は 貝 螺王 の 吐く 息 に あたり 幻 術 に 落ちて いる 。
トドメ は 我々 が …。
まあ 待て 。 しかし …。
俺 たち が この 地 を 選んだ の は →
この 沼 を とりまく 樹海 の 特別な 磁場 が →
貝 螺王 の 幻 術 を 更に 強力な もの に して くれて いる から だ 。
いくら 自 来 也 と は いえ 簡単に この 幻 術 を 解く こと は でき ない 。
しかも これ から 2 人 は →
身動き の 取れ ない 状態 で 恐怖 に 襲わ れる 。
精神 崩壊 を 起こす の も 時間 の 問題 だろう 。
《 ぐ っ …》
《 クッソ … 動け ねえ 》
それ より お前たち は →
逃げた 村人 たち を 捕らえて こい 。 はっ !
ここ なら ヤツ ら に 見つから ない だろう 。
俺 が 帰る まで 待って いて くれ 。
お 兄ちゃん どこ 行く の ?
まさか オメエ … 今度 こそ 殺さ れ ち まう ぞ !
わかった んだ 俺 。
逃げて る だけ じゃ ダメ だって 。
あんな バケモノ 相手 に バカ か オメエ !
バカ ?
俺 は こう と 決めたら 諦め ねえ 大 バカ もん だ !
ああ 俺 は バカで いい 。
自分 で 言った こと を 曲げ ち まったら →
自分 じゃ なく な っち まう から な !
木 ノ 葉 の アイツ が 教えて くれた 。
きっと 父ちゃん も 同じ 気持 だった んだ 。
ヤツ ら の 言いなり に なって たら 自分 を 見失 っち まう 。
よく 言った タニシ 。
母ちゃん 。 オメエ や っぱ スクネ さん の 子 だ な 。
みんな を 頼み ます 。 わかった 。
気 を つける んだ よ ! ああ !
うん !? な … 何 だ ?
わし ら は 今 ヤツ の 幻 術 の 中 に いた 。
ん ~ ゲホッ !
ブヘッ ! ナルト トウガラシ 弾 だ 少し 目 を 閉じて ろ 。
バカな … 幻 術 を 破った だ と !?
か っ … から っ ! ペッ ペッ ペッ !
ナルト ! しっかり しろ !
お前 ! なんで 逃げ なかった んだ !?
俺 も オメエ みて ぇな 大 バカに なり たく って な !
ハハッ 上等だ !
あと は 俺 に 任せ と けって ば よ !
なら あの で かい の は お前 ひと り で 決着 を つけろ の う 。
えっ !?
影 分身 !?
なに ! 俺 の 幻 術 から どう やって 逃れた ?
( 自 来 也 ) なぁ に 幻 術 に かかった の は →
初め から 分 身体 の ほう で の う 。
エロ 仙人 !
ナルト チャクラ は 残って おる か ?
ああ ! まだまだ あり余って る って ば よ !
まず で かい の を やる ぞ !
ああ だけど 螺旋 丸 は ヤツ に は 効か ねえ って ば よ !
失敗 作 だ 。 修業 の とき を 思い出せ 。
ガマ 力 さん を 吹き飛ばした 巨大な 乱 回転 なら →
大きな 螺旋 丸 が 作れる はずだ !
そ っか ! よ ~ し !
影 分身 の 術 !
いく ぞ ! おう !
なんだ 本気 か ?
その 術 は 貝 螺王 に は 効か ない ぞ 。
《 クッソ … あの とき の 乱 回転 を 体 の 外 で …》
諦め の 悪い 大 バカ 野郎 まずは お前 から だ !
どう だ !? いけ そう か ?
もう 少し … もう 少し 時間 を くれ !
よ ~ し 足止め を する ぞ 。
乱 獅子 髪 の 術 !
うん !
フン いつまで 持ちこたえ られる か な 。
《 くっ … 急げ 》
そろそろ 疲れて きた か ?
《 ナルト !》
な なんだ あれ は !?
あ …。
エロ 仙人 。 おう !
クソ !
はじき 返せ !
は あ ~!
ああ ~!
いく ぞ !
大玉 螺旋 丸 !
ぐ ぅ …。
よく やった 。
なんで … なんで 人質 を とって 村 を 支配 しよう と して た んだ ?
みんな に 頼んで かくまって もらえりゃ →
それ で 済む こった ろ !
他人 を 信用 する ほど →
この 雨 隠れ の カンダチ バカで は ない 。
バカに なれれば もっと 楽だったろう に な !
やった …。
父さん 村 に 静けさ が 戻って き ました よ 。
また これ から 樹海 の 力 が →
私 たち を 守って くれる こと でしょう 。
父ちゃん 母ちゃん と 村 の みんな は →
父ちゃん と 同じ ように 俺 が 絶対 守って み せる 。
わし ら に 知ら れて しまった 以上 →
もう 雨 隠れ の ヤツ ら が →
この 村 に 戻って くる こと は ない だろう 。
これ で スクネ さん へ の 一 宿 一 飯 の 恩義 は 返せた かのう 。
本当に ありがとう ございました 。
礼 を 言う の は こっち だって ば よ 。
あの 時 タニシ が 来て くん なかったら →
幻 術 の 中 で やられて た かも しん ねえ から な 。
エヘヘヘ ま ぁね 。
いて っ ! すぐに 調子 に 乗って 。
バカだ ねぇ この 子 は 。 エヘヘヘ 。
《 ミナト よ 。
ナルト は 成長 して おる ぞ 。
わし が 思って た 以上 に な 。
わし に も お前 に も 負け ない くらい の →
諦め ない ド 根性 を 持って おる 》
ミナト : 先生 を 師匠 を 超え 親父 の ように 思って い ました 。
この 子 も 先生 を 身内 の ように 慕って くれる でしょう
そう する と さしずめ ナルト は →
わし の 孫 って とこ かのう 。
何 さっき から ブツブツ 言って んだ ? エロ 仙人 。
うん ? あぁ いや …。 孫 の お前 に だ な …。
孫 の お前 ? 何 言って んだ !?
ボケ ち まったん じゃ ねえ の か ?
いやいや そう 言わ ず に も そっと こっち へ 寄れ 。
孫 よ ! わ ~ なんだ !?
気持 悪い から ベタベタ す んな よ !
ちょっと あっ ち 行けよ エロ 仙人 !
ま ぁま ぁ そう 言わ ず に のう 。
よ ぉ みんな !
俺 の 活躍 楽しんで くれた かな ?
4 つ 目 の プレゼント 用 キーワード の 発表 だって ば よ 。
最後 の キーワード は …。
クフフフ …。
まだ かな まだ かな ~?
う ~ ん 。
あん ? あれ ?
あっ ああ ! 消えちゃ った じゃ ん よ 。
エロ 仙人 火 遁 の 術 で 火 を つけ なおして くれ って ば よ 。
う ~ ん 。
なぁ なぁ ! これ じゃ 生 焼け で 食え ねえ よ !
ちょっと 待て のう 。
今 アイデア が 出 そうな ところ だ から のう 。
そんな の メシ 食って から で いい だ ろ !
俺 って ば 修業 で 腹 ペコ なんだか んな 。
えっ と この キャラクター は …。 ( お腹 が 鳴る 音 )
火 ! 火 ! 火 ! 火 ! 火 を つけろ ぉ !
だ あぁ ~!
せっかく の イメージ を つかみ 損ねた で は ない か !
わし の 傑作 を 台なしに する 気 か !?
なんだ と !? どうせ 売れ もし ねえ →
ろく でも ねえ 本 ばっ か 書いて んだ から さ !
そんな クソ 本 よか メシ の ほう が 大切だ !
ああ ? ああ ? よくも 言い よった な ナルト !
わし の 本 を バカに した お前 なんか の 言う こと など 聞いて やら ん !
師匠 を バカに した 罰 と して メシ は 抜き !
会話 終わり !
わし は 集中 モード に 入る 。
もう 話しかけて も 知ら ん ぞ 。
クソ ~! こう なったら …。
フン お前 ごとき の 忍術 な ん ぞ 。
あ ~ ん エロ 仙人 様 ! 火 を つけて あ ~ ん !
ん … ぬ お ぉ !
火 遁 ! 龍 火 の 術 !
あ ~ ん 一 発 で こんがり !
《 ぬ ぅ … つい 張り切り すぎて しまった …》
やった やった !
《 惜しい … いや 実に 惜しい !
あと 少し で わし の 本 に 出て くる ヒロイン の イメージ に ピッタリ なんだ が のう 》
いただき ま ~ す !
ちょっと 待て ナルト 。 あん ?
お前 の 要望 どおり 火 を つけた 代わり に →
今度 は お前 が →
わし の 作家 魂 に 火 を つけて くれ ん かのう ?
なに 「 わし って ば うまい 事 言った 」 みたいな 顔 して →
かっこ つけて ん だって ば よ 。
どうせ ろく で も ない 本 の くせ に … 仕方 ねえ な 。
T バック T バック !
T バック ? 何 だって ば よ それ ?
T バック ! T の 字 みたいに お 尻 に 食い込んだ 。
ほら お前 も 知 っと る だ ろ ?
ほら グイッ と ! のう ?
あっ あれ ね 。 ケツ に 食い込んで る あれ だ ろ ?
おお わかって る のう ! 《 声 で け え な 》
じゃ やる って ば よ 。 カモーン T バック !
カモーン T バック !
ムハハハ …。
う お ぉ ~!
はっ ! ドスコイ !
ぬ お ぉ ~!
しかし こんな の が 見 たい なんて エロ 仙人 も ホント 変わって る って ば 。
違う 。 はっ ?
それ は まわし !
しかも 相撲 取り じゃ なくて きれいな 姉ちゃん 。
T バック T バック T バック ! T バック は いた 姉ちゃん 出せ の う !
だ ぁ ~ もう う っ さい !
お っ さん が 大声 で T バック T バック 言い過ぎ なん だって 。
T !
KO ! ドスコイ ドスコイ !
( くも じい ) もしもし そこ の あなた たま に は
空 から 日本 を 眺めて みる と いう の は どう じゃ ろう ?
今日 は 豪華 2 本 立て 。
絶景 紅葉 ローカル 鉄道 スペシャル 。
秩父 鉄道 と わら たせ 渓谷 鐡道 の 上 を 飛んで いく ぞ 。
( くも み ) いい です ね 。
この 季節 紅葉 も きれいです ね 。 うむ 。
紅葉 も バッチグー じゃ が