正しい 失恋 の 作法 と 次の 恋愛 に 向けて 心 の 器 を 浄化 する 方法
ただしい|しつれん||さほう||つぎの|れんあい||むけて|こころ||うつわ||じょうか||ほうほう
How to purify your heart's vessel for the right manner of heartbreak and the next relationship.
Como purificar o recipiente do seu coração para a maneira correcta de lidar com o desgosto e a próxima relação.
如何净化你的心灵之器,以正确的方式对待失恋和下一段感情。
如何净化你的心灵之器,以正确的方式对待失恋和下一段感情。
「6 年間 付き合って いた 彼 の こと が 忘れ られ ず 新しい 恋愛 に 進め ない 」
ねんかん|つきあって||かれ||||わすれ|||あたらしい|れんあい||すすめ|
无法 忘掉 曾经 交往 六年 的 前男友 , 而 无法 展开 新 的 恋情
33 歳 女性 から いただいた お 悩み です
さい|じょせい||||なやみ|
这是 来自 一位 33 岁 的 小姐 的 烦恼
この 方 の 彼 は 結 すでに 婚 も して いて 、 子供 も いる のに
|かた||かれ||けつ||こん||||こども|||
这位 小姐 的 前男友 已经 结婚 , 也 有 小孩 了
忘れる こと が なかなか でき ませ ん
わすれる||||||
她 却 始终 无法 将他 忘怀
どう したら 彼 の こと を 忘れて 新しい 恋愛 を する こと が できる ように なり ます か
||かれ||||わすれて|あたらしい|れんあい|||||||||
该 怎麽 做 才能 忘掉 他 , 开始 新 的 恋情 呢 ?
と いう お 悩み です
|||なやみ|
这 就是 她 的 烦恼
ある 若い 二 人 の お 坊さん の お 話 が あり ます
|わかい|ふた|じん|||ぼうさん|||はなし|||
有 一个 关于 两位 年轻 和尚 的 小 故事
仏教 を 勉強 して 立派な お 坊さん に なり たい
ぶっきょう||べんきょう||りっぱな||ぼうさん|||
两位 认真学习 佛法 , 立志 要成 为
と いう 、 思い に あふれた 二 人 の 若い お 坊さん が
||おもい|||ふた|じん||わかい||ぼうさん|
优秀 法师 的 年轻 和尚
2 人 で 旅 を して た んです ね
じん||たび|||||
两个 人 结伴 旅行
で 、 この 旅 の 途中 に
||たび||とちゅう|
在 旅行 途中
大きな 川 が あった んです
おおきな|かわ|||
有 一条 偌大 的 河川
ところが この 川 の 橋 が
||かわ||きょう|
但是 河面上 的桥
大雨 の せい で 壊れて 、 流さ れて
おおあめ||||こぼれて|ながさ|
被 大雨 冲断 流掉 了
で 、 その 川 の 中 を 歩いて 渡る しか なかった んです ね
||かわ||なか||あるいて|わたる||||
于是 要 过河 的话 , 也 只能 涉水而过
で 、 どう しよう か と 困って た んです が
|||||こまって|||
正当 两人 苦恼 着该 如何是好 时
まあ 、 そこ は 若い お 坊さん たち です から
|||わかい||ぼうさん|||
河边 的 这 两位 年轻 和尚 想着 :
川 に 橋 が 無い と は いえ ね
かわ||きょう||ない||||
虽然 河上 的 桥没 了
ザブザブ と 川 の 中入 って いけば
||かわ||なかいり||
硬是 下水 渡河
自分 の 身長 より は 高い 川 で は ない ので
じぶん||しんちょう|||たかい|かわ||||
反正 这河 的 深度 也 没有 自己 的 身高 高
なんとか 向こう まで 渡れる だろう と いう こと で
|むこう||わたれる|||||
应该 是 可以 能 顺利 抵达 对岸 的
で 、 歩いて 渡る こと に 決めた んです よ
|あるいて|わたる|||きめた||
所以 , 两人 决定 涉水 渡河
ところが
但是
そこ に です ね 、 同じ ように 川 の こっち 岸 から
||||おなじ||かわ|||きし|
在 河边 , 有 一位 妙龄女子
向こう サイド に 渡り たい と 言って いる 、 若い 女性 が 1 人 いた んです
むこう|さいど||わたり|||いって||わかい|じょせい||じん||
也 正 打算 渡河 到 对岸
そこ で
那时
どうしても これ を 渡る から って いう こと で で その 女性 が
|||わたる||||||||じょせい|
这位 女孩子 正 盘算 着该 如何 过河
その 女性 が やっぱり 川 の 中 を 自分 で 歩いて 渡る の が 怖い から
|じょせい|||かわ||なか||じぶん||あるいて|わたる|||こわい|
这个 女孩子 想了又想 , 终究 还是 会 害怕 下水 渡河
と いう こと で
因此
その 二 人 の 若い お 坊さん の うち の 1 人 が この 女性 を ね
|ふた|じん||わかい||ぼうさん||||じん|||じょせい||
这 两位 年轻 的 和尚 之中 , 有 一位
じゃあ 私 が おんぶ して 向こう側 へ 渡して あげ ましょう 、 と いう こと で
|わたくし||||むこうがわ||わたして||||||
他 说 : 那 我 来 揹 妳 渡河 吧
この 子 を おんぶ して 渡った んです
|こ||||わたった|
他 就 揹 着 她 过河 了
その あと
过河 后
さよなら と いう こと で 別れて
|||||わかれて
两人 就 互道 再见
この 若い 二 人 の お 坊さん は 旅 を 続けた んです
|わかい|ふた|じん|||ぼうさん||たび||つづけた|
这 两位 年轻 和尚 就 继续 着 他们 的 旅行
ところが 、 夜 に なって 宿 を 取り
|よ|||やど||とり
晚上 到 了 旅店
宿 の 部屋 に 泊まった んです ね
やど||へや||とまった||
两人 在 旅店 过夜
で 、 宿 で 寝る 前 に 布団 の 中 に 入って ね
|やど||ねる|ぜん||ふとん||なか||はいって|
入睡 前 , 在 被窝 中
すぐ に は 眠り に つけ ないで いた お 坊さん が です ね
|||ねむり||||||ぼうさん|||
其中 一位 睡意 还不深
もう 一 人 の 人 に 言った んです 。「 おい 」 と
|ひと|じん||じん||いった|||
他 跟 另 一位 和尚 说 : 喂
昼間 の 若い 女性 の 事 だ けど 、 川 を 渡ろう と した とき に ね
ひるま||わかい|じょせい||こと|||かわ||わたろう|||||
白天 我们 遇到 的 那位 年轻 女孩子 啊 , 我们 正要 过河 时
あの 女性 を おんぶ して 渡った よ な
|じょせい||||わたった||
你 揹 了 那位 女孩子 过河 了 , 是 吧
自分 たち は 仏 の 道 を 求めて 、 自分 の 欲 と か そういった もの を 離れて
じぶん|||ふつ||どう||もとめて|じぶん||よく||||||はなれて
我 想 说 , 我们 身在 佛门 , 断绝 了 自己 的 欲望
一生懸命 、 仏 道 の 修行 を して いる ので は ない の か と
いっしょうけんめい|ふつ|どう||しゅぎょう|||||||||
精进 地 修行 着 佛法
それなのに 、 若い 女性 に 声 を かけて
|わかい|じょせい||こえ||
但是 , 你 居然 跟 年轻 女孩子 搭话
で 、 自分 から その 子 を おんぶ して ね 川 を 渡った
|じぶん|||こ|||||かわ||わたった
然后 , 还 自己 主动 地 揹 着 她 过河
俺 に は お前 の 取った 行動 は 、 本当に 僧侶 と して
おれ|||おまえ||とった|こうどう||ほんとうに|そうりょ||
对 我 来说 , 我 不 太 明白
適切な もの であった か どう か 分から ない
てきせつな||||||わから|
对于 一个 出家人 来说 , 你 的 行为 恰 不 恰当 ?
と いう ような 話 を
|||はなし|
像 这样的话
女性 を お ぶら なかった 男性 が 女性 を お ぶった 男性 に 対して した んです
じょせい|||||だんせい||じょせい||||だんせい||たいして||
没有 揹 女孩子 的 和尚 , 对 着 揹 女孩子 过河 的 和尚 说
そ したら 、 その 布団 の 中 で ね
|||ふとん||なか||
然后 , 在 被窝 中
女性 を お ぶって 渡った お 坊さん が こう 言った んです
じょせい||||わたった||ぼうさん|||いった|
揹 女孩子 过河 的 那位 和尚 啊
なんだ 、 お前 は まだ あの 女 を 抱いて いた の か
|おまえ||||おんな||いだいて|||
他 说 : 不会 吧 , 你还 惦记 着 那个 女孩子 啊 ?
と いう 話 が あり ます
||はなし|||
就是 这样 一个 故事
で 、 私 は いつも 恋愛 、 失恋 の 話 を 聞く たび に
|わたくし|||れんあい|しつれん||はなし||きく||
我 每次 只要 听到 恋爱 、 失恋 的 烦恼
この 話 を 思い出して 話す んです けど
|はなし||おもいだして|はなす||
我 就 会 想起 这个 小 故事
恋愛 の 問題 って いう の は 本当に 苦しい です よ ね
れんあい||もんだい|||||ほんとうに|くるしい|||
我 想 , 任何 关于 恋爱 的 烦恼 都 是 相当 痛苦 的 吧
好きな 人 が いて 、 自分 が まだ 思い が ある のに
すきな|じん|||じぶん|||おもい|||
面对 喜欢 的 人 , 明明 还 那麽 喜欢 他
様々な 事情 が あって 、 別れ なければ いけなく なった
さまざまな|じじょう|||わかれ|||
却 由于 总 总 原因 , 不得不 分开
その 痛み たる や
|いたみ||
The pain
心多痛 呀
ほんとに 心 の 中 を えぐら れる ような 、 鋭い 刃物 で えぐら れる ような 、 締め 付け られる ような 苦し さ
|こころ||なか|||||するどい|はもの|||||しめ|つけ|||にがし|
胸口 好似 被 利刃 划伤 般 疼痛 , 心 揪 结 般地 苦闷
で 、 心 だけ じゃ なくて 体 全体 が 苦しく なる
|こころ||||からだ|ぜんたい||くるしく|
不 只是 一颗 心 , 是 全身 都 痛苦
それ ぐらい の ね
这麽 地痛
苦しい 感覚 に さいなま れる こと で 、 思い出して 夜 も 眠れ なく なる
くるしい|かんかく||||||おもいだして|よ||ねむれ||
因为 伤痛 怎麽 都 无法 平抚 , 只要 回想起来 , 夜晚 也 就 辗转难眠
それ が 1 年 だけ じゃ なくて 2 年 たって も 3 年 たって も
||とし||||とし|||とし||
不 只 持续一年 , 二年 过去 , 三年 过去
5 年 たって も 6 年 たって も
とし|||とし||
甚至 五年 , 六年
正直に 申す のであれば 、 私 自身 に も そういった 経験 が あり ます
しょうじきに|もうす||わたくし|じしん||||けいけん|||
老 实说 , 我 自己 也 有过 这样 的 经验
だから こういう 話 を 聞く と 、 本当に 辛い です よ ね
||はなし||きく||ほんとうに|からい|||
所以 , 每当 听到 类似 的 事 , 我 明白 真的 很 痛苦 。
失恋 は つらい です
しつれん|||
失恋 是 很 痛苦 的
で 、 その 度 に 私 は この 若い 二 人 の お 坊さん の 話 を 思い出す んです ね
||たび||わたくし|||わかい|ふた|じん|||ぼうさん||はなし||おもいだす||
同时 , 我 也 会 想起 这 两位 年轻 和尚 的 对话
まだ あの 子 を 抱いて いた の か
||こ||いだいて|||
Was he still holding that child?
「 你还 惦记 着 那个 女孩子 啊 ?」
まだ あの 子 を 抱いて いた
||こ||いだいて|
「 你还 惦记 着 那个 女孩子 啊 ?」
そう する と 、 だんだん と 自分 の 中 で 過去 の 苦し み が 癒えて くる と いう の も あって
|||||じぶん||なか||かこ||にがし|||いえて||||||
如此一来 , 渐渐 地 自己 心中 的 伤痛 也 慢慢 癒合
この 話 よくする んです けど
|はなし|よく する||
I often talk about this.
这番话 我 说过 了 好 几次
この 方 も 現実 を よく 分かって いる わけです
|かた||げんじつ|||わかって||
我 想 这位 小姐 应该 也 很 清楚 现实 的 状况
もう 、 彼 は 結婚 して いて
|かれ||けっこん||
前男友 已经 结婚
で 、 子供 も ある 。 だけど 忘れ られ ない
|こども||||わすれ||
也 有 小孩 了 。 但是 自己 却 怎麽 都 忘不了 前男友
その 現実 を よく 分かって る わけです
|げんじつ|||わかって||
明明 认清 了 现实
自分 が 泣こう が 喚こう が 叫ぼう が
じぶん||なこう||かん こう||さけぼう|
自己 也 明白 , 不论 自己 怎麽 哭天抢地
もう 、 彼 は 戻って こ ない と いう こと は 分かって る わけです
|かれ||もどって|||||||わかって||
前男友 都 不会 再 回来 了
だけど 、 自分 の 問題 と して それ が 諦め られ ない と いう こと です ね
|じぶん||もんだい|||||あきらめ|||||||
问题 就是 自己 怎麽 都 没 办法 断念
非常に よく 分かり ます
ひじょうに||わかり|
我 深深地 明白
その 上 で 、 この 方 の 問題 と いう の を 仏教 の 視点 からあげ つら わせ て 頂く のであれば
|うえ|||かた||もんだい|||||ぶっきょう||してん|||||いただく|
以 佛教 的 观点 来看 , 这位 小姐 的 烦恼
この 彼 と いう の は そら く この 方 に とって
|かれ||||||||かた||
对 这位 小姐 来说 , 我 想 她 的 前男友 应该
とても 大事だった と 思う んです ね
|だいじだった||おもう||
是 非常 重要 的 存在
素敵な 彼 だった と 思う んです
すてきな|かれ|||おもう|
我 想 是 位 很棒 的 前男友
優しく して くださった んだ と 思う んです ね
やさしく|||||おもう||
曾经 对 她 很 好
いろんな 思い出 も あった と 思う んです ね
|おもいで||||おもう||
两个 人 之间 有着 相当 多 的 回忆
でも 様々な 事情 が あって 、 そして 別れて しまった と
|さまざまな|じじょう||||わかれて||
出于 种种原因 , 两人 终究 还是 分手 了
一 番 大きな 問題 は 何かと いう と
ひと|ばん|おおきな|もんだい||なにかと||
这 其中 , 最大 的 问题 就是
この 方 は 、 彼 が 忘れ られ ない ので は ない と いう こと
|かた||かれ||わすれ||||||||
这位 小姐 并 不是 忘不了 前男友
彼 の こと が 忘れ られ ない ので は ない んです
かれ||||わすれ||||||
不是 忘不了 前男友
じゃあ 何 が 忘れ られ ない の か と いう と
|なん||わすれ|||||||
那麽 , 是 忘不了 什麽 呢 ?
自分 が 大切に さ れた あの 感覚 が 忘れ られ ない んです
じぶん||たいせつに||||かんかく||わすれ|||
忘不了 自己 曾经 被 呵护 至备 的 感觉
あの 、 な で な で さ れた 感じ
|||||||かんじ
那种 被 亲暱 地 揉 揉头 的 感觉
大事に 抱き とめて もらった 感じ
だいじに|いだき|||かんじ
被 捧 在 手中 的 感觉
心地 いい 言葉 を かけて もらった 感覚
ここち||ことば||||かんかく
被 浇溉 温柔 话语 的 感觉
その 心地よ さ が 忘れ られ ない んです
|ここちよ|||わすれ|||
是 忘不掉 那种 美好
6 年間 も かかって 構築 して きた さまざまな
ねんかん|||こうちく|||
六年 间 一点一滴 累积 起来 的
その 深い 関係
|ふかい|かんけい
深厚 关係
精神 的に も 肉体 的に も 含めて 築いて きた その 関係
せいしん|てきに||にくたい|てきに||ふくめて|きずいて|||かんけい
两个 人 之间 , 精神 上 以及 肉体上 的 关係
いろいろな 思い出
|おもいで
各式各样 的 回忆
何より 、 恋愛 と いう
なにより|れんあい||
恋爱 就是
あなた の こと が 世界 中 で 一 番 好きだ よ と
||||せかい|なか||ひと|ばん|すきだ||
世界 之中 最 喜欢 的 就是 你 唷 ,
自分 の こと を 特別 扱い して いただいた
じぶん||||とくべつ|あつかい||
还有 , 自己 被 情人 呵护 宠爱 的 特别 待遇 。
その 心地よ さ を 忘れ られ ない んです
|ここちよ|||わすれ|||
原因 就是 忘不掉 那种 美好 的 感觉
私 たち 人間 と いう の は 大人 に なって も 弱い もの です
わたくし||にんげん|||||おとな||||よわい||
我们 人 啊 , 即使 是 大人 , 也 是 很 脆弱 的
本当に 情けない くらい 弱い 生き物 です
ほんとうに|なさけない||よわい|いきもの|
脆弱 地 相当 丢脸 的 生物
実 社会 の 中 で 、 さまざまな 自分 を 否定 さ れる こと に 出会う わけです よ ね 。 大きく なる と
み|しゃかい||なか|||じぶん||ひてい|||||であう||||おおきく||
在 社会 上 , 我们 会 面临 到 种种 自己 被 否定 的 情况 。
自分 の 現実 と いう もの に 向き合う わけです よ
じぶん||げんじつ|||||むきあう||
长大成人 后 , 我们 不得不 去 认清 关于 自己 的 现实
すごく 仕事 が 出来る わけで も ない
|しごと||できる|||
工作 上 没什麽 大 成就
物 凄い お 金持ち で も ない
ぶつ|すごい||かねもち|||
存款 也 没 多少钱
すごい 美貌 を 備えて る わけで も ない
|びぼう||そなえて||||
外型 也 谈不上 多 漂亮
そういった 、 不安定で 頼りない 自分 と いう もの が です ね
|ふあんていで|たよりない|じぶん||||||
这 就是 自己 , 不 安定 , 也 不 可靠 的 自己
恋愛 に 陥った と たんに です よ
れんあい||おちいった||||
但是 , 一旦 谈 了 恋爱
特別 扱い に して もらえる 、 あの 心地よ さ
とくべつ|あつかい|||||ここちよ|
恋人 对 自己 的 呵 謢 关爱 , 那种 特殊 待遇
それ が 忘れ られ ない んです
||わすれ|||
是 很 难忘 怀 的
彼 じゃ ない んです
かれ|||
不是 前男友
いやいや そんな 事 ない よ 、 何 言って る んです か と
||こと|||なん|いって||||
真的 不是 前男友 , 那 是 什麽 呢 ?
彼 が 自分 を 大事に して くれて 、 彼 は 本当に 私 の こと を 愛して くれた んです
かれ||じぶん||だいじに|||かれ||ほんとうに|わたくし||||あいして||
是 被 前男友 捧 在 手中 , 深深 被 前 男 友爱 过的 感觉
て 言う かも しれ ないで す けど
|いう|||||
我 看来 , 或许 是 如此
その 彼 は 現実 に 今 あなた を 選んで い ない
|かれ||げんじつ||いま|||えらんで||
但是 , 在 现实 中 , 那位 前男友 并 没有 选择 妳
この 人 を 選んで い ない んです
|じん||えらんで|||
没有 选择 这位 小姐
そして
然后
別の 人 と 結婚 して 子供 も いる
べつの|じん||けっこん||こども||
跟 别人 结婚 了 , 也 生 了 小孩 了
それ は 事情 は 詳しく は 聞いて ない ので 分から ない んです けども
||じじょう||くわしく||きいて|||わから|||
我 是 不 清楚 当中 的 缘由 是 什麽
結婚 を して 、 不倫 関係 だった かも しれ ない
けっこん|||ふりん|かんけい||||
或许 是 , 前男友 本来 就是 已婚 , 两人 是 婚外情
そもそも 遊び の 関係 だった かも しれ ない
|あそび||かんけい||||
或许 他 本来 就是 跟 妳 玩玩 而已 , 不是 认真 的
それ も 分から ない
||わから|
我 也 不 清楚
けれども 、 彼 は 彼 で 自分 の 選択 して と して 自分 の 幸せ を 選んだ わけです よ ね
|かれ||かれ||じぶん||せんたく||||じぶん||しあわせ||えらんだ|||
但是 , 那位 前男友 选择 了 自己 的 幸福
そして 、 現実 は 最終 的に は いろんな こと が あって 別れて
|げんじつ||さいしゅう|てきに||||||わかれて
然后 , 现实 中 , 两人 出于 种种原因 分手 了
自分 は 一 人 に なった
じぶん||ひと|じん||
这麽 小姐 回到 一个 人 的 状态
ただし 思い 返して みる に
|おもい|かえして||
但是 回想 看看
あの 自分 を 大事に して もらった と いう 感覚 が 忘れ られ ない
|じぶん||だいじに|||||かんかく||わすれ||
忘不掉 自己 被 呵护 宠爱 的 感觉
そして また 恋愛 して る とき と 違った 現実 の 社会 の 中 に 放り 込ま れて
||れんあい|||||ちがった|げんじつ||しゃかい||なか||はな り|こま|
然后 , 又 回到 与 谈恋爱 时 截然不同 的 现实 之中
もう 自分 を なで な で して くれる 人 が い ない って いう 状態 です
|じぶん||な で|||||じん||||||じょうたい|
那会 亲暱 地 揉 揉 自己 头的 人 已经 不 存在 的 现实
これ が 苦しい んです
||くるしい|
是 因为 这样 而 痛苦 啊
あの 人 の こと が 忘れ られ ない と いう ふうに して
|じん||||わすれ||||||
把 问题 误以 为 是 忘不了 前男友
そう 思う こと に よって です ね 、 自分 の 中 に ある 問題
|おもう||||||じぶん||なか|||もんだい
在 自己 的 心中
この 可愛い 自分 、 この 大切に して もらった 自分
|かわいい|じぶん||たいせつに|||じぶん
这麽 可爱 的 自己 , 曾经 被 捧 在 手心 的 自己
自分 の 自我 、 エゴ と いう もの が 満たさ れて いく
じぶん||じが|えご|||||みたさ||
自我 的 存在 感 被 充分 地 满足 到 了
自分 の 欲 も 満たして くれた あの 感覚 が 忘れ られ ない んです
じぶん||よく||みたして|||かんかく||わすれ|||
忘不了 那种 感觉 , 自己 的 欲望 得到 了 满足 的 那种 感觉
で 、 ここ を 区別 して い ただ きたい です ね
|||くべつ||||||
所以 , 我 希望 妳 要 去 区别
彼 の こと を 忘れ られ ない んで は なくて
かれ||||わすれ|||||
妳 不是 忘不掉 前男友
自分 が 大事に さ れた と いう あの 感覚 が 忘れ られ ない んだ
じぶん||だいじに||||||かんかく||わすれ|||
是 忘不掉 自己 曾经 被 呵护 宠爱 的 感觉
と いう ふうに 視点 を 切り替えて いただき たい んです
|||してん||きりかえて|||
我 希望 妳 改变 妳 的 想法
それ が 現実 です から
||げんじつ||
因为 这 就是 现实
で 、 処方箋 な んです けれども
|しょほうせん|||
然后 , 我给 妳 的 处方 笺
もう すでに そう さ れて る かも しれ ませ ん が 、 もし です よ
或许 妳 也 在 做 了
その 彼 と いう もう い なく なって しまった 幻想 、 妄想 の 人物 の こと は
|かれ||||||||げんそう|もうそう||じんぶつ|||
存在 妳 幻想 、 妄想 中 的 前男友 已经 离开 妳 了
忘れ たい わけです よ 。 忘れ なきゃ いけない で すね
わすれ||||わすれ||||
妳 想 忘 了 他 吧 。 一定 要 忘 了 他 。
な ので 物理 的に 見える 物 、 写真 、 手紙 、 メール
||ぶつり|てきに|みえる|ぶつ|しゃしん|てがみ|めーる
所以 , 物理 上 看 得到 的 东西 , 照片 、 信件 、 电子邮件
それ は 全 消去 、 全 削除 です 。 それ は 基本 です 。
||ぜん|しょうきょ|ぜん|さくじょ||||きほん|
全都 丢弃 、 删除 。 这是 最 基本 的 一件 事 。
女性 は です ね 、 彼 が 言って くれた 言 や あの 時 に こういった 言葉 を 掛けて くれた と
じょせい||||かれ||いって||げん|||じ|||ことば||かけて||
特别 是 女孩子 , 会 去 牢牢 记住
そういった ね 言葉 を 非常に 覚えて いて
||ことば||ひじょうに|おぼえて|
交 往时 前男友 对 自己 说 的 语话
その 言葉 から どんどん 自分 の 中 の 妄想 を 膨らま して 、 この 妄想 を 大事に して しまう んです
|ことば|||じぶん||なか||もうそう||ふくらま|||もうそう||だいじに|||
那些 话语 渐渐 地 在 自己 的 脑海中 被 美化 , 变成 妄想 , 自己 再 无比 重视 着 这个 妄想 。
現実 の 社会 の 中 で 自分 が つらい 思い を したり 苦しい
げんじつ||しゃかい||なか||じぶん|||おもい|||くるしい
在 现实 社会 中 一旦 受 了 苦 , 吃了亏
思い を したり する たび に その こと を 思いだして
おもい|||||||||おもいだして
那些 妄想 又 会 涌 上 心头
もっと 大事に して しまう んです ね
|だいじに||||
然后 , 这些 妄想 又 被 放大
本当に その 妄想 に 対して しがみついて しまう って いう こと です
ほんとうに||もうそう||たいして||||||
真的 是 紧紧 地 抓 着 这些 妄想 不 放
これ を 手放し たい わけです 。 苦しい です から 。 手放さ ない と いけ ませ ん 。
||てばなし|||くるしい|||てばなさ|||||
其实 是 想 放手 吧 。 很 痛苦 吧 。 一定 要 放手 的 。
ですから 物理 的に 見える もの
|ぶつり|てきに|みえる|
所以 , 物理 上 看 得到 的 东西
彼 に もらった プレゼント 、 手紙 、 彼 と の 写真 と いった もの は 一 枚 た り と も 残して は いけ ませ ん
かれ|||ぷれぜんと|てがみ|かれ|||しゃしん|||||ひと|まい|||||のこして||||
他 送 的 礼物 、 信件 、 和 他 的 合照 , 一张 都 不能 留
全部 消す こと です 。 全 消去 です
ぜんぶ|けす|||ぜん|しょうきょ|
全都 丢掉 , 全都 删除 。
また あの 心地よ さ を 求めて
||ここちよ|||もとめて
如果 , 又 渴望 起 那种 在 爱情 中 所感 受到 的 被 呵护 感
彼 の こと を 忘れよう と して いたずらに 恋愛 に 走る のであれば
かれ||||わすれよう||||れんあい||はしる|
为 了 忘掉 前男友 而 投入 下 一段 恋情 的话
同じ こと を 繰り返して しまい ます ね
おなじ|||くりかえして|||
终究 是 会 重蹈覆辙 的
あの 特別 感 を 得 られる チャンス と いう もの を 求めて
|とくべつ|かん||とく||ちゃんす|||||もとめて
为 了 寻求 那 份 特别 感
そして
然后
また 間違った 恋愛 を 繰り返して しまう 可能 性 が ある わけです ね
|まちがった|れんあい||くりかえして||かのう|せい||||
有 可能 又 会 是场 失败 的 恋爱
この 方 が ね 、 大変 失礼な 言い 方 かも しれ ませ ん が
|かた|||たいへん|しつれいな|いい|かた|||||
不好意思 , 我 的 用词 可能 很 失礼
非常に モテる 方 、 次 から 次 へ と 新しい 男性 に 良い 寄ら れる と いう 状態 で なければ
ひじょうに|モテ る|かた|つぎ||つぎ|||あたらしい|だんせい||よい|よら||||じょうたい||
如果 这位 小姐 不是 男人 缘 极佳 , 男友 一个 接 一个 的 状态
余計 、 この ところ 新しい 恋愛 は すぐ に は 見つから ない ので
よけい|||あたらしい|れんあい|||||みつから||
那麽 是 很 难 展开 下 一段 恋情 的
過去 に あった 自分 の 中 で 、 最高の スペシャル の 思い出 と いう の に 浸ろう と しちゃ う わけです
かこ|||じぶん||なか||さいこうの|すぺしゃる||おもいで|||||ひたろう||||
因为 她 不断 地 沉 缅 在 自己 有生以来 最棒 的 回忆 之中
でも 、 ほんとに ご 自分 でも わかって らっしゃる と 通り です ね
|||じぶん|||||とおり||
但是 , 真的 就 这位 小姐 所说 的
その 過去 の もの を 引きずった まま 、 新しい 恋愛 は もちろん でき ないで すし
|かこ||||ひきずった||あたらしい|れんあい|||||
一直 沉溺在 过去 之中 , 新 的 恋情 是 没 办法 展开 的
逆に 過去 の そういった 思い出 を 引きずった まま
ぎゃくに|かこ|||おもいで||ひきずった|
而且 卡 在 过去 的 回忆 之中
仕事 も でき ない し 、 いい 人生 も 歩め ない わけです よ ね
しごと||||||じんせい||あゆめ||||
工作 也 做 不好 , 接下来 的 人生 也 不会 顺利 的 唷
一 番 最初 に 話した 2 人 の お 坊さん の 話
ひと|ばん|さいしょ||はなした|じん|||ぼうさん||はなし
我 在 一 开始 时 , 说 的 两个 年轻 和尚 的 故事
もう 女 の 人 は 去って 居 ない のに
|おんな||じん||さって|い||
那个 女孩子 明明 都 不在 了
片方 の お 坊さん は
かたほう|||ぼうさん|
其中 一个 和尚
物理 的に その 女性 を おんぶ して 川 を 渡った お 坊さん は
ぶつり|てきに||じょせい||||かわ||わたった||ぼうさん|
实际上 揹 着 那个 女孩子 过河 的 和尚 ,
とうに 自分 の 心 の 中 は その 女の子 の 存在 が い なく なって いる のに
|じぶん||こころ||なか|||おんなのこ||そんざい||||||
在 他 的 心中 , 那位 女孩子 已 不复存在
物理 的に 背中 に 女の子 を おんぶ して 川 を 渡ら なかった お 坊さん の 方 が
ぶつり|てきに|せなか||おんなのこ||||かわ||わたら|||ぼうさん||かた|
反倒 是 没有 揹 那个 女孩子 的 和尚
心 の 中 に その 女の子 に 抱いて いた 、 ずっと ね
こころ||なか|||おんなのこ||いだいて|||
心中 牢牢地 惦记 着 这个 女孩子
もう 物理 的に 目の前 に 彼 氏 は い ない し 、 現実 に その 恋愛 も なくなって しまって いる
|ぶつり|てきに|めのまえ||かれ|うじ|||||げんじつ|||れんあい||||
眼前 , 前男友 已 不复存在 了 。 现实 中 , 那 份 恋情 也 消逝 不在 了 。
過去 の 夢 物語 、 ただ の 物語 で しか ない のに
かこ||ゆめ|ものがたり|||ものがたり||||
过去 的 美好 恋情 , 仅仅 是 往事
まだ 自分 が 抱いて いる 、 これ を 少しずつ 少しずつ
|じぶん||いだいて||||すこしずつ|すこしずつ
自己 却还 惦着 不放
手放 な して いか なきゃ いけない と いう こと です
てばな|||||||||
这些 感情 、 回忆 , 一定 要 一点一滴 地 放手
本当に 恋愛 の 問題 は 人間 の 本能 に 根ざす 問題 な ので
ほんとうに|れんあい||もんだい||にんげん||ほんのう||ねざす|もんだい||
恋爱 的 问题 真的 是 关乎 本能 的 问题
なかなか 手渡す こと って いう の は 苦しい と 思い ます
|てわたす||||||くるしい||おもい|
因此 , 要 克服 是 很 难 的 事情 。 很 痛苦 的 。
時間 が かかり ます 。 でも 時間 が 解決 し ます
じかん|||||じかん||かいけつ||
相当 花 时间 , 但是 时间 会 解决
時間 は かかる けども 時間 が 解決 し ます
じかん||||じかん||かいけつ||
相当 花 时间 , 不过 时间 会 解决
だからこそ この 自分 の 時間
||じぶん||じかん
所以 , 在 这段 过程 之中
毎日 毎日 新しく です ね 、 朝 が 来て 夜 が 来て 寝て 、 朝 が 来て
まいにち|まいにち|あたらしく|||あさ||きて|よ||きて|ねて|あさ||きて
自己 会 一天天 改变 , 早上 起来 晚上 入睡 , 隔天 又 醒来
その 度 に 自分 は です ね 自分 自身 を リセット して 生まれ変わって いる んです けども
|たび||じぶん||||じぶん|じしん||りせっと||うまれかわって|||
一天天 自己 会 渐渐 转变 , 然后 重生
この です ね 毎日 毎日 違う 自分 に なって いる のに
|||まいにち|まいにち|ちがう|じぶん||||
不过 , 虽然 自己 一天天 在 改变
自分 が ずっと しがみついて
じぶん|||
只要 自己 还 死命 地 抓 着
妄想 を 手 離さ ない 限り は
もうそう||て|はなさ||かぎり|
那些 妄想 的话
この 死 神 と いい ます か ね 、 彼 の 死 神
|し|かみ||||||かれ||し|かみ
前男友 , 称之为 死神 的 前男友
い ない わけで 死んだ と 一緒です よ
|||しんだ||いっしょです|
他 都 不在 了 , 跟 死 了 一样 嘛
この 死 神 、 ゾンビ みたいな 彼 を 引きずり ながら 次の 日 も 次の 日 も
|し|かみ|||かれ||ひきずり||つぎの|ひ||つぎの|ひ|
只要 妳 每天 揹 着
その 屍 を を 背負い ながら 自分 が 生きて いく
|しかばね|||せおい||じぶん||いきて|
这个 死神 , 死人 一样 的 前男友 生活
その 姿 を 想像 して みて ください
|すがた||そうぞう|||
试着 想想 这个 景像
本当に もったいない こと だ と 思い ます
ほんとうに|||||おもい|
真的 是 很 可惜
最後に です ね
さいごに||
最后
まず 全部 今 の 話 を まとめ ます と
|ぜんぶ|いま||はなし||||
我先 整理 我 今天 说 的话
この 妄想 と か 写真 と か
|もうそう|||しゃしん||
刚刚 说 的 妄想 , 就是 照片 啊
自分 の 中 で 過去 の 夢 物語 を 想起 さ せる 、 思い出さ せる ような もの
じぶん||なか||かこ||ゆめ|ものがたり||そうき|||おもいださ|||
只要 是 会 让 妳 回想 过去 往事 的 东西
全部 目 に 見える もの は 捨てる 、 処分 する
ぜんぶ|め||みえる|||すてる|しょぶん|
看 得到 东西 , 全都 丢掉
その 上 で
|うえ|
而且
自分 の 心 の 中 に 残って いる 彼 の 思い出 と いう もの は
じぶん||こころ||なか||のこって||かれ||おもいで||||
存在 自己 脑海中 的 关于 前男友 的 回忆
消して も 消して も 消し 去 れる もの で は ない かも しれ ませ ん が
けして||けして||けし|さ||||||||||
或许 怎麽 努力 想 忘 都 忘不掉
ただ ね
但是
覚えて いて いただき たい こと は 、 心 と いう の は 器 と 同じだ と 思って ください
おぼえて||||||こころ|||||うつわ||おなじだ||おもって|
我 希望 妳 要 记得 一件 事 , 我们 的 心 跟 容器 是 一样 的 道理
器 の 中 に 水 を 入れる と し ます よ ね
うつわ||なか||すい||いれる|||||
如果 要 把 水 倒入 容器 之中
この 水 が です ね だんだん 濁って くる わけです よ
|すい|||||にごって|||
如果 瓶 中 的 水 已经 溷浊 肮髒
この 濁った 水 と いう もの を キープ した まま
|にごった|すい|||||きーぷ||
这 溷浊 肮髒 的 水 就 这麽 放任不管 的话
水 を 新鮮な 物 に 入れ替える こと は でき ない わけです
すい||しんせんな|ぶつ||いれかえる|||||
乾淨 的 水 是 没 办法 倒入 瓶 中 的
少しずつ 掻き 出して 少しずつ 掻き 出して
すこしずつ|かき|だして|すこしずつ|かき|だして
一定 要 一点点 一点点
古い 水 を 捨てて 、 腐った 水 を 捨てて 新しい もの を 入れ なければ なら ない
ふるい|すい||すてて|くさった|すい||すてて|あたらしい|||いれ|||
倒掉 髒 掉 臭 掉 的 水 , 再 注入 新 的 水
その 腐った 水 を 少しずつ 少しずつ 捨てて
|くさった|すい||すこしずつ|すこしずつ|すてて
持续 地 一点一滴 倒掉 发臭 的 水
新しい 水 を 入れて いけば
あたらしい|すい||いれて|
再 倒入 乾淨 的 水
逆に 言えば
ぎゃくに|いえば
换个 角度 说
新しい 水 に ちゃんと 器 の 中 が 入れ替わって いく んです
あたらしい|すい|||うつわ||なか||いれかわって||
乾淨 的 水 一点一滴 地 注入 水瓶 之中
これ が 心 の 性質 です
||こころ||せいしつ|
这 就是 心 的 特质
この 水 を 捨て たく ない って 言って いる の 誰 です か
|すい||すて||||いって|||だれ||
是 谁 说 :「 不想 倒掉 这个 髒 掉 的 水 ?」
彼 じゃ ないで すね 自分 な んです
かれ||||じぶん||
不是 前男友 , 是 妳自己 唷
この 濁った 水 を 捨て たく ない
|にごった|すい||すて||
「 不想 丢掉 这个 溷浊 的 髒水 」
残して おき たい
のこして||
「 想 留着 」
と 思って る の は 実は 彼 で は なくて 自分 な んです
|おもって||||じつは|かれ||||じぶん||
这麽 想 的 其实 是 妳自己 , 不是 前男友
彼 と の 思い出 と いう の は
かれ|||おもいで||||
关于 前男友 的 回忆
最初 は きれいな 新鮮な 水 だった んだ けれども
さいしょ|||しんせんな|すい|||
起先 的确 是 乾乾淨淨 的 状态
今 は もう ボウフラ が 湧いて いる わけです ね
いま|||||わいて|||
但是 现在 已经 长 出 了孓 孒
そこ から 濁って 苔 が 付いて ドロドロ に 臭い 匂い を 放って いる かも しれ ない
||にごって|こけ||ついて|||くさい|におい||はなって||||
这 溷浊 的 水 , 接下来 可能 会长 苔变 稠 发臭
なのに その 現実 の 腐った 、 濁った 水 を 眺め ながら
||げんじつ||くさった|にごった|すい||ながめ|
即使如此 , 我们 却 一边 看着 已经 发臭 、 溷浊 的 水
その 濁った 水 の 中 に
|にごった|すい||なか|
不断 回想 着 , 这 溷浊 的 水
かつて そこ に 花 が 咲いて いた 綺麗な 水 を 思い浮かべて いる
|||か||さいて||きれいな|すい||おもいうかべて|
过去 曾经 是 让 花朵 绽放 的 乾乾淨淨 的 状态 。
なので これ を です ね
な ので||||
所以 , 我们 要将 这 发臭 的 水
すくって は 捨て すくって は 捨て すくって は 捨て って やって いけば
||すて|||すて|||すて|||
每天 一点点 倒掉 髒水 , 再 换上 乾淨 的 水 , 持续 地 做 下去
時間 が かかって も 小さな 柄杓 でも いい から
じかん||||ちいさな|ひしゃく|||
虽然 花 时间 , 就算 每天 换的 水 有限
それ を 掬い だして いく こと に よって
||まり い|||||
只要 妳 这麽 持续 换水 下去
必ず 器 の 中 の 水 と いう の は 必ず 入れ替わって いく んです
かならず|うつわ||なか||すい|||||かならず|いれかわって||
瓶 中 的 水 一定 会 完全 被 更新 的
と いう 可能 性 が ある と いう こと を 承知 して いただ 上 で
||かのう|せい|||||||しょうち|||うえ|
希望 妳 明白 这是 有 可能 的
物理 的に
ぶつり|てきに
再将 , 物理 上 看 得到 的
彼 と の 思い出 に 残る 、 証拠 に なる もの
かれ|||おもいで||のこる|しょうこ|||
关于 前男友 的 回忆 , 有关 连的 东西
自分 が しがみついて いる もの 少しずつ 手 離して いく と いう こと です ね
じぶん|||||すこしずつ|て|はなして||||||
自己 紧紧 抓着 不放 的 东西 , 一点一点 地 放手
もし 残って いる と したら チャンス です
|のこって||||ちゃんす|
如果 这些 东西 还在 手边 的话
それ を 焼いて しまう なり 捨てて しまう なり
||やいて|||すてて||
当 是 一个 仪式
自分 の 中 で 儀式 を して ね
じぶん||なか||ぎしき|||
看 是 全都 烧掉 , 还是 拿 去 丢掉
これ で 彼 と の 思い出 と は さよなら 、 さよなら
||かれ|||おもいで||||
藉此 处分 掉 关于 前男友 的 回忆 , 跟 它们 说 「 再见 、 再见 、 再见 」
って 言葉 に して 形 に して 流して しまう と いう こと です
|ことば|||かた|||ながして|||||
说出 口 , 动手 , 跟 这些 东西 道别
灯籠 流し みたいに して 流して しまう んです よ
とうろう|ながし|||ながして|||
It ’s like a lantern sink.
跟 放水 灯 一样 似的 , 让 一切 都 随着 河水 流逝 而 去
これ を です ね 、 ただ 心 の 中 で は だけ で は なくて です ね
|||||こころ||なか||||||||
进行 这样 的 事 , 不是 单单在 自己 心中 而已
ちゃんと アクション と して 動作 と して やる
|あくしょん|||どうさ|||
要 真的 有所 行动
作業 と して やる
さぎょう|||
真的 去 动手
と いう こと に よって 、 少しずつ 少しずつ 自分 の 中 の 古い 水
|||||すこしずつ|すこしずつ|じぶん||なか||ふるい|すい
藉此 , 一点一滴 将 自己 心中 的 发臭 的 水
と いう もの が 入れ替わって 新しい 水 に 変わって いく と 思い ます
||||いれかわって|あたらしい|すい||かわって|||おもい|
慢慢 地 更新 成 乾淨 的 好 水
ですから 辛い と 思い ます が 昔 の 彼 を 忘れる ため に
|からい||おもい|||むかし||かれ||わすれる||
我 知道 这 很 痛苦 的
新しい 恋愛 を する と いう ような
あたらしい|れんあい|||||
但是 , 如果 为 了 忘掉 前男友 而 去 谈恋爱 的话
ちょっと 先走った こと を し ないで
|さきばしった||||
不能 心急 躁动
心地 良い 自分 と いう もの を 評価 して くれる
ここち|よい|じぶん|||||ひょうか||
不要 为 了 想 听到 那些 甜言蜜语 ,
そういう 心地よ さ を 求めて 恋愛 を する と ろくな こと に なり ませ ん ね
|ここちよ|||もとめて|れんあい||||||||||
为 了 得到 那种 在 爱情 中所 被 呵护 的 感觉 , 而 去 谈恋爱
男 って いう の は です ね もう ホント そうです よ
おとこ||||||||ほんと|そう です|
男人 这种 生物
半分 以上 は
はんぶん|いじょう|
一半 以上
下心 が あって 近づいて くる 人 が 多い わけです から
したごころ|||ちかづいて||じん||おおい||
会 接近 女人 都 是 别有用心 的
ですから 、 そのまま いく と 、 ひょっとして 同じ ような な パターン に 入って いく かも しれ ない ので
|||||おなじ|||ぱたーん||はいって|||||
所以 , 如果 抱持 着 原本 的 心态 而 去 谈恋爱 的话 , 有 可能 会 重蹈覆辙
是非 この 機会 に 苦しい ですけれども
ぜひ||きかい||くるしい|
现在 虽然 很 痛苦 , 但是 要 善用 这次 的 机会
自分 の 心 の 中 に ある 自分 の 欲
じぶん||こころ||なか|||じぶん||よく
去 体认到 自己 心中 那 份 欲望
自分 だけ 特別に 扱って もらい たい と いう その 欲 を
じぶん||とくべつに|あつかって||||||よく|
想要 得到 特殊 待遇 的 欲望
恋愛 の 苦し み を 通して 見つめて いただいて
れんあい||にがし|||とおして|みつめて|
藉由 这些 失恋 的 挫败 来 体认到 自己 心中 的 这股 欲望
その 上 で
|うえ|
然后
古い 水 の 掻き 出し を して
ふるい|すい||かき|だし||
倒掉 发臭 的 水
そして あたらしい 水 と いう もの を
||すい||||
再 换上 乾淨 的 水
自分 の 中 に 汲み 入れて 頂ければ と 思い ます
じぶん||なか||きゅう み|いれて|いただければ||おもい|
在 自己 的 心中 一点一滴 置换
きっと また その 苦しい 作業 の 果て に は
|||くるしい|さぎょう||はて||
这 过程 虽然 很 痛苦 , 但 最终
幸せな 恋愛 と いう もの は できる ように なる と 思い ます
しあわせな|れんあい|||||||||おもい|
妳 一定 可以 得到 幸福 的
頑張って ください
がんばって|
请 加油