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ソードアート・オンライン, ソードアート・オンライン 07 心の温度

ソードアート ・オンライン 07 心 の 温度

これ で よし

ありがとう リズ

毎度

今日 は ギルド の 攻略 に 参加 し ない の

今日 は オフ に して もらった の

ちょっと 人 と 会う 約束 が あって

そういう こと ね

な 何 よ

そろそろ 行か ない と

アスナ は 大切な もの が 見つかった んだ ね

なに か 言った

う うん なんでもない

うまく や んな さ いよ

もう そんな じゃ ない わ よ

じゃあ また ね

私 に も 見つかる かな

まあまあ かな

接客 も 仕事 の うち っと

よし

リズベット 武具 店 へ ようこそ

あ えっ と オーダーメイド を 頼み たい んだ けど

お 財布 大丈夫 かな

今 ちょっと 金属 の 相場 が 上がって おり まして

予算 は 気 に し なくて いい から

今 作れる 最高の 剣 を 作って ほしい んだ

と 言わ れ まして も 具体 的に 性能 の 目標 値 と か を 出して もらわ ない と

ああ なる ほど

それ なら この 剣 と 同等 以上 の 性能 って こと で どうか な

エリュシデータ

モンスタードロップ の 中 で は 魔 剣 クラス の 化 物 みたい ね

作れ そう

これ なら どう

あたし が 鍛え 上げた 最高 傑作 よ

少し 軽い かな

使った 金属 が スピード 系 の 奴 だ から ね

ちょっと 試して みて も いい

試す って

耐久 力 を さ

ちょ ちょっと

そんな こと したら あんた の 剣 が 折れちゃ うわ よ

その 時 は その 時 さ

修復 不可能

なんて こと する の よ

悪い まさか 当てた ほう が 折れる と は 思わ なくて

それ は つまり あたし の 剣 が 思った より ヤワ っち かった って 意味

まあ そう だ

言って おき ます けど ね

材料 さえ あれば あんた の 剣 なんか ぽっ き ぽき 折れちゃ う くらい の

いっ くら でも 鍛え られる んです から ね

ほほ う そりゃ あ ぜひ お 願い し たい ね

これ が ぽき ぽき 折れる やつ を ね

そこ まで 言った からに は 全部 付き合って もらう わ よ

全部

そう 金属 取り に いく ところ から ね

俺 一 人 で 十分だ よ

足手まといに なら れて も 困る しな

馬鹿に し ないで くれる

あたし これ でも マスターメイサー な んだ けど

へえ 金属 の 当て は

55 層 に ある 西 の 山 に

水晶 を 餌 に する ドラゴン が いる らしい の

そい つ が レア な 金属 を 体 内 に 溜め込んで る って 噂 よ

55 層 か

やっぱり 俺 が

金属 を 手 に 入れる に は マスタースミス が い ない と だめ らしい わ よ

それ でも 一 人 で 行く つもり

陰 で おとなしく して ろ よ

あんた ね

俺 の 名前 は キリト

剣 が できる まで ひとまず よろしく

よろしく キリト

いきなり 呼び捨て かよ

まあ いい けど さ

リズベット

さむ

余分の 服 と か ない の か

55 層 が 氷 雪 地帯 だ なんて 知ら なかった の よ

あんた は 大丈夫な の

鍛え 方 が 違う から な

いちいち むかつく わ ね

温かい

こんな 男 と 二 人 で 出かける なんて

妙な こと に なった な

どうした リズベット

もう 限界 か

まだ 余裕 よ

て 言う か どう せ 呼び捨て に さ れる なら リズ で いい わ よ

は いはい わかった よ リズ

調子 に のる な

綺麗

な に す ん の よ

転移 結晶 の 準備 し とけよ

わかった わ よ

後 ここ から は 俺 一 人 で やる

リズ は ドラゴン が 出たら そのへん の 水晶 の 陰 に 隠れる んだ

絶対 に 顔 を 出す な よ

なに よ

あたし だって 素人 じゃ ない んだ から 手伝う わ よ

だめだ

よし じゃあ 行こう か

その 陰 に 入れ

ブレス よ 避けて

凄い

あんな 細い 武器 で

いったい 何者 な の

ほら さっさと 片 を 付けちゃ いなさ いよ

バカ まだ 出て くる な

なに よ もう 終わり じゃ ない

リズ

うそ うそ

リズ 掴まれ

生きて た な

うん 生きて た

飲 ん どけよ 一応

あの あり が と 助けて くれて

礼 を 言う の は ちょっと 早い ぜ

どう やって 抜け出した もんか

テレポート すれば いい じゃ ない

転移 リンダース

そんな

クリスタル が 使え ない って こと は 別の 手段 が ある はずだ

そんな の わかん ない じゃ ない

落ちた 人 が 100 パーセント 死ぬ って 想定 した トラップ かも よ

なるほど それ も そう だ

あんた ねえ もう ちょっと 元気づけ なさい よ

ひと つ アイデア が ある

ほんと

ああ 壁 を 走って 登る

バカ

バカ か どう か 試して みる か

う っそ

もう 少し 助走 距離 が あれば イケ たん だ よ

んな わけ ねえ

な ー ん か 変な 感じ

現実 じゃ あり え ない よ

こんな 初めて 来る 場所 で

初めて 会った 人 と 並んで 寝る なんて さ

しかも 壁 と か 走り出す し

ほん と 変な やつ だ ね

悪かった な

ねえ キリト 聞いて いい

なんだ よ 改まって

なんで あの 時 あたし を 助けた の

誰 か を 見殺し に する くらい なら

一緒に 死んだ ほう が ずっと マシ だ

それ が リズ みたいな 女の子 なら なおさら だ

バカだ ね ほんと そんな やつ 他 に い ない わ よ

ね 手 握って

うん

暖かい

あたし も キリト も 仮想 世界 の データ な のに

リズ

あれ

どうした って の

ああ ほら

これ ひょっとして

ああ 俺 たち が 取り に 来た 金属 なんだろう な

ドラゴン は 水晶 を かじり 腹 の 中 で 精製 する

見つから ない わけだ

やった ね

でも なんで こんな とこ に

この 縦 穴 は トラップ じゃ なく ドラゴン の 巣だった んだ

え つまり その インゴット は ドラゴン の 排泄 物 だ ウンコ だ

ま なん に せよ 目標 達成 と いう わけだ

これ で あと は

ねえ ここ ドラゴン の 巣だって いった わ よ ね

ああ

確か ドラゴン は 夜行 性 って こと は そろそろ ...

来た

ちょ 何

リズ 掴ま って ろ よ

外 だ

すごい

キリト あたし ね

何 あたし キリト の こと 好き なん だって 聞こえ ない よ

なんでもな ー い

片手 用 長 剣 で いい の よ ね

ああ よろしく 頼む

キリト の 手 の 暖か さ あたし の 気持ち

錯覚 なんか じゃ ない

満足の いく 剣 が 打ち 上がったら 気持ち を 告白 しよう

名前 は ダーク ・ リパルサー

あたし が 初耳 って こと は

情報 屋 の メーカー に は 載って ない 剣 の はず よ

試して みて

ああ

ど どう

重い な いい 剣 だ

やった

魂 が こもって る 気 が する よ

さて これ で 依頼 完了 だ な

剣 の 代金 を 払う よ いくら

あ えっ と

お 金 は いら ない

その代わり あたし を キリト の 専属 スミス に して ほしい

それ って どういう ...

リズ

フィ フィールド から 戻ったら ここ に 来て 装備 の メンテ を さ せて

毎日 これ から ずっと

リズ

キリト あたし あたし ね

リズ 心配 した よ

アスナ

リズ

メッセージ は 届か ない し マップ 追跡 も でき ない し

一体 昨夜 は どこ に いた の よ

ごめん ちょっと ダンジョン で 足止め くらって

ダンジョンリズ が 一 人 で

う うん この 人 と

キ キリト くん

や あ アスナ 久しぶり

でも ない か 二 日 ぶり

びっくり した そ っか 早速 来た んだ

言って くれれば 私 も 一緒 した のに

二 人 と もも しか して 知り合い

ああ 攻略 組 なんだ 俺 たち

強力な 剣 が ほしかった みたいだ から リズ の お 店 を 紹介 した の

そう だった んだ

私 の 親友 に 変な こと し なかった でしょう ね

す する わけない だろう

口ごもる ところ が 怪し ー

死に かけた んだ から 少し は いたわって くれて も いい だ ろ

だから 単独 で の 行動 は 控え なさい って あれほど 言った のに

そ っか そういう こと ね

この 人 リズ に 失礼な こと 言わ なかった

リズ

失礼 も なにも あたし の 店 一 番 の 剣 を いきなり へし折って くれた わ よ

うわ ごめん

別に アスナ が 謝る こと ない よ

まあ 変だ けど 悪い 人 じゃ ない わ ね

応援 する から さ 頑張り な よ アスナ

だから そんな ん じゃ ない わ よ

リズ

ごめん 仕入れ の 約束 が あった から ちょっと 出て くる ね

店 は どう する の

二 人 で 留守番 よろしく

え ちょっと リズ

リズベット

だめだ よ 今 きちゃ

もう ちょっと で いつも の 元気な リズベット に 戻れた のに

リズ

どうして ここ が わかった の

あそこ から 街 中 眺めて 見つけた

相変わらず むちゃくちゃだ な

ごめん あたし は 大丈夫だ から

慣れ ない 冒険 で 心 が びっくり した だけ だ と 思う

だから あたし が 言った こと 全部 忘れて

俺 リズ に お 礼 が 言い たい んだ

ずっと

ずっと 一 人 で 生き残る くらい なら 死んだ ほう が マシ だって 本気で 思って きた

キリト

でも 穴 に 落ちた とき 一緒に 生きて た こと が 嬉しかった

俺 も 他の 誰 だって

生きる ため に 生きて る ん だって 思えた

だから ありがとう リズ

あたし も

あたし も ね ずっと 探して た んだ

この 世界 で の ほんとの 何 か を

あたし に とって は キリト の 手 の 暖か さ が それ だった

さっき の 言葉 アスナ に も 聞か せて あげて

リズ

あたし は 大丈夫

まだ しばらく は 熱 が 残って る

だから ね お 願い

キリト が この 世界 を 終わら せて

それ まで は あたし 頑張れる から

約束 する よ 必ず クリア する

武器 や 防 具 の 修理 が 必要 なら いつでも 来て よ ね

ああ

これ から も リズベット 武具 店 を よろしく

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ソードアート ・オンライン 07 心 の 温度 |おんらいん|こころ||おんど ||||Temperatur SWORD ART ONLINE 07 Temperature of the Heart

これ で よし

ありがとう リズ

毎度 まいど

今日 は ギルド の 攻略 に 参加 し ない の きょう||ぎるど||こうりゃく||さんか||| ||||Strategie|||||

今日 は オフ に して もらった の きょう||おふ||||

ちょっと 人 と 会う 約束 が あって |じん||あう|やくそく||

そういう こと ね

な 何 よ |なん|

そろそろ 行か ない と |いか||

アスナ は 大切な もの が 見つかった んだ ね ||たいせつな|||みつかった||

なに か 言った ||いった

う うん なんでもない

うまく や んな さ いよ

もう そんな じゃ ない わ よ

じゃあ また ね

私 に も 見つかる かな わたくし|||みつかる|

まあまあ かな

接客 も 仕事 の うち っと せっきゃく||しごと||| Kundenservice|||||

よし

リズベット 武具 店 へ ようこそ |ぶぐ|てん|| ||||willkommen

あ えっ と オーダーメイド を 頼み たい んだ けど |||||たのみ||| |||Maßanfertigung|||||

お 財布 大丈夫 かな |さいふ|だいじょうぶ|

今 ちょっと 金属 の 相場 が 上がって おり まして いま||きんぞく||そうば||あがって|| ||||Markt||||

予算 は 気 に し なくて いい から よさん||き||||| Budget|||||||

今 作れる 最高の 剣 を 作って ほしい んだ いま|つくれる|さいこうの|けん||つくって||

と 言わ れ まして も 具体 的に 性能 の 目標 値 と か を 出して もらわ ない と |いわ||||ぐたい|てきに|せいのう||もくひょう|あたい||||だして||| |||||||Leistung||Ziel|||||||| Aber wir brauchen einen konkreten Zielwert für die Leistung.

ああ なる ほど Oh, ich verstehe.

それ なら この 剣 と 同等 以上 の 性能 って こと で どうか な |||けん||どうとう|いじょう||せいのう||||| |||||gleichwertig|über||||||| Wie wäre es dann mit diesem Schwert, das genauso gut oder besser ist?

エリュシデータ

モンスタードロップ の 中 で は 魔 剣 クラス の 化 物 みたい ね ||なか|||ま|けん|くらす||か|ぶつ||

作れ そう つくれ|

これ なら どう

あたし が 鍛え 上げた 最高 傑作 よ ||きたえ|あげた|さいこう|けっさく| ||trainiere|||Werk|

少し 軽い かな すこし|かるい|

使った 金属 が スピード 系 の 奴 だ から ね つかった|きんぞく||すぴーど|けい||やつ|||

ちょっと 試して みて も いい |ためして|||

試す って ためす| testen|

耐久 力 を さ たいきゅう|ちから||

ちょ ちょっと

そんな こと したら あんた の 剣 が 折れちゃ うわ よ |||||けん||おれちゃ||

その 時 は その 時 さ |じ|||じ|

修復 不可能 しゅうふく|ふかのう Reparatur|

なんて こと する の よ

悪い まさか 当てた ほう が 折れる と は 思わ なくて わるい||あてた|||おれる|||おもわ|

それ は つまり あたし の 剣 が 思った より ヤワ っち かった って 意味 |||||けん||おもった||||||いみ |||||||||weich||||

まあ そう だ

言って おき ます けど ね いって||||

材料 さえ あれば あんた の 剣 なんか ぽっ き ぽき 折れちゃ う くらい の ざいりょう|||||けん|||||おれちゃ|||

いっ くら でも 鍛え られる んです から ね |||きたえ||||

ほほ う そりゃ あ ぜひ お 願い し たい ね ||||||ねがい|||

これ が ぽき ぽき 折れる やつ を ね ||||おれる|||

そこ まで 言った からに は 全部 付き合って もらう わ よ ||いった|||ぜんぶ|つきあって|||

全部 ぜんぶ

そう 金属 取り に いく ところ から ね |きんぞく|とり|||||

俺 一 人 で 十分だ よ おれ|ひと|じん||じゅうぶんだ|

足手まといに なら れて も 困る しな あしでまといに||||こまる| als Last|||||

馬鹿に し ないで くれる ばかに|||

あたし これ でも マスターメイサー な んだ けど |||Mastermixer|||

へえ 金属 の 当て は |きんぞく||あて|

55 層 に ある 西 の 山 に そう|||にし||やま|

水晶 を 餌 に する ドラゴン が いる らしい の すいしょう||えさ||||||| Kristall||Futter|||||||

そい つ が レア な 金属 を 体 内 に 溜め込んで る って 噂 よ |||||きんぞく||からだ|うち||ためこんで|||うわさ| |||||||Körper|||ansammeln||||

55 層 か そう|

やっぱり 俺 が |おれ|

金属 を 手 に 入れる に は マスタースミス が い ない と だめ らしい わ よ きんぞく||て||いれる|||||||||||

それ でも 一 人 で 行く つもり ||ひと|じん||いく|

陰 で おとなしく して ろ よ かげ|||||

あんた ね

俺 の 名前 は キリト おれ||なまえ||

剣 が できる まで ひとまず よろしく けん||||| ||||vorerst|

よろしく キリト

いきなり 呼び捨て かよ |よびすて| |ohne Anrede|

まあ いい けど さ

リズベット

さむ

余分の 服 と か ない の か よぶんの|ふく||||| überflüssig||||||

55 層 が 氷 雪 地帯 だ なんて 知ら なかった の よ そう||こおり|ゆき|ちたい|||しら||| ||Eis|Schnee|Zone||||||

あんた は 大丈夫な の ||だいじょうぶな|

鍛え 方 が 違う から な きたえ|かた||ちがう||

いちいち むかつく わ ね immer|ärgerlich||

温かい あたたかい

こんな 男 と 二 人 で 出かける なんて |おとこ||ふた|じん||でかける|

妙な こと に なった な みょうな||||

どうした リズベット

もう 限界 か |げんかい| |Grenze|

まだ 余裕 よ |よゆう|

て 言う か どう せ 呼び捨て に さ れる なら リズ で いい わ よ |いう||||よびすて|||||||||

は いはい わかった よ リズ

調子 に のる な ちょうし||| Verfassung||steigen|

綺麗 きれい

な に す ん の よ

転移 結晶 の 準備 し とけよ てんい|けっしょう||じゅんび||

わかった わ よ

後 ここ から は 俺 一 人 で やる あと||||おれ|ひと|じん||

リズ は ドラゴン が 出たら そのへん の 水晶 の 陰 に 隠れる んだ ||||でたら|||すいしょう||かげ||かくれる| |||||||Kristall||Schatten|||

絶対 に 顔 を 出す な よ ぜったい||かお||だす||

なに よ

あたし だって 素人 じゃ ない んだ から 手伝う わ よ ||しろうと|||||てつだう||

だめだ

よし じゃあ 行こう か ||いこう|

その 陰 に 入れ |かげ||いれ

ブレス よ 避けて ||さけて

凄い すごい

あんな 細い 武器 で |ほそい|ぶき|

いったい 何者 な の |なにもの||

ほら さっさと 片 を 付けちゃ いなさ いよ ||かた||つけちゃ|| ||Teil||fertigstellen||

バカ まだ 出て くる な ばか||でて||

なに よ もう 終わり じゃ ない |||おわり||

リズ

うそ うそ

リズ 掴まれ |つかま れ |gegriffen

生きて た な いきて||

うん 生きて た |いきて|

飲 ん どけよ 一応 いん|||いちおう ||weg|zumindest

あの あり が と 助けて くれて ||||たすけて|

礼 を 言う の は ちょっと 早い ぜ れい||いう||||はやい|

どう やって 抜け出した もんか ||ぬけだした| ||entkommen|

テレポート すれば いい じゃ ない

転移 リンダース てんい| Transfer|Linders

そんな

クリスタル が 使え ない って こと は 別の 手段 が ある はずだ ||つかえ|||||べつの|しゅだん|||

そんな の わかん ない じゃ ない

落ちた 人 が 100 パーセント 死ぬ って 想定 した トラップ かも よ おちた|じん||ぱーせんと|しぬ||そうてい|||| ||||||Annahme||||

なるほど それ も そう だ

あんた ねえ もう ちょっと 元気づけ なさい よ ||||げんきづけ||

ひと つ アイデア が ある ||あいであ||

ほんと

ああ 壁 を 走って 登る |かべ||はしって|のぼる

バカ ばか

バカ か どう か 試して みる か ばか||||ためして||

う っそ

もう 少し 助走 距離 が あれば イケ たん だ よ |すこし|じょそう|きょり|||||| ||Anlauf|Distanz||||||

んな わけ ねえ

な ー ん か 変な 感じ |-|||へんな|かんじ

現実 じゃ あり え ない よ げんじつ|||||

こんな 初めて 来る 場所 で |はじめて|くる|ばしょ|

初めて 会った 人 と 並んで 寝る なんて さ はじめて|あった|じん||ならんで|ねる|| ||||neben|||

しかも 壁 と か 走り出す し |かべ|||はしりだす|

ほん と 変な やつ だ ね ||へんな|||

悪かった な わるかった|

ねえ キリト 聞いて いい ||きいて|

なんだ よ 改まって ||あらたまって ||ernsthaft

なんで あの 時 あたし を 助けた の ||じ|||たすけた|

誰 か を 見殺し に する くらい なら だれ|||みごろし||||

一緒に 死んだ ほう が ずっと マシ だ いっしょに|しんだ|||||

それ が リズ みたいな 女の子 なら なおさら だ ||||おんなのこ||| ||||||umso mehr|

バカだ ね ほんと そんな やつ 他 に い ない わ よ ばかだ|||||た|||||

ね 手 握って |て|にぎって ||halten

うん

暖かい あたたかい

あたし も キリト も 仮想 世界 の データ な のに ||||かそう|せかい||でーた||

リズ

あれ

どうした って の

ああ ほら

これ ひょっとして

ああ 俺 たち が 取り に 来た 金属 なんだろう な |おれ|||とり||きた|きんぞく||

ドラゴン は 水晶 を かじり 腹 の 中 で 精製 する ||すいしょう|||はら||なか||せいせい| ||||kaut|||||veredeln|

見つから ない わけだ みつから||

やった ね

でも なんで こんな とこ に

この 縦 穴 は トラップ じゃ なく ドラゴン の 巣だった んだ |たて|あな|||||||すだった| |||||||||Nest|

え つまり その インゴット は ドラゴン の 排泄 物 だ |||||||はいせつ|ぶつ| |||||||Ausscheidung|| ウンコ だ Kacke|

ま なん に せよ 目標 達成 と いう わけだ ||||もくひょう|たっせい||| |||||Erreichung|||

これ で あと は

ねえ ここ ドラゴン の 巣だって いった わ よ ね ||||すだって||||

ああ

確か ドラゴン は 夜行 性 って こと は そろそろ ... たしか|||やこう|せい|||| |||Nacht-|verhalten||||

来た きた

ちょ 何 |なん

リズ 掴ま って ろ よ |つかま|||

外 だ がい|

すごい

キリト あたし ね

何 あたし キリト の こと 好き なん|||||すき なん だって 聞こえ ない よ ||きこえ||

なんでもな ー い |-|

片手 用 長 剣 で いい の よ ね かたて|よう|ちょう|けん|||||

ああ よろしく 頼む ||たのむ

キリト の 手 の 暖か さ あたし の 気持ち ||て||あたたか||||きもち

錯覚 なんか じゃ ない さっかく||| Illusion|||

満足の いく 剣 が 打ち 上がったら 気持ち を 告白 しよう まんぞくの||けん||うち|あがったら|きもち||こくはく| Zufriedenheit|||||||||

名前 は ダーク ・ リパルサー なまえ||だーく|

あたし が 初耳 って こと は ||はつみみ||| ||Neuigkeit|||

情報 屋 の メーカー に は 載って ない 剣 の はず よ じょうほう|や||めーかー|||のって||けん|||

試して みて ためして|

ああ

ど どう

重い な いい 剣 だ おもい|||けん|

やった

魂 が こもって る 気 が する よ たましい||||き||| Seele|||||||

さて これ で 依頼 完了 だ な |||いらい|かんりょう|| |||Auftrag|||

剣 の 代金 を 払う よ いくら けん||だいきん||はらう|| ||Preis||||

あ えっ と

お 金 は いら ない |きむ|||

その代わり あたし を キリト の 専属 スミス に して ほしい そのかわり|||||せんぞく|すみす||| |||||persönlich||||

それ って どういう ...

リズ

フィ フィールド から 戻ったら ここ に 来て 装備 の メンテ を さ せて |ふぃーるど||もどったら|||きて|そうび||||| |||||||Ausrüstung||Wartung|||

毎日 これ から ずっと まいにち|||

リズ

キリト あたし あたし ね

リズ 心配 した よ |しんぱい||

アスナ

リズ

メッセージ は 届か ない し マップ 追跡 も でき ない し めっせーじ||とどか|||まっぷ|ついせき|||| ||||||Verfolgung||||

一体 昨夜 は どこ に いた の よ いったい|さくや|||||| |gestern Abend||||||

ごめん ちょっと ダンジョン で 足止め くらって ||||あしどめ| ||||Aufhalt|bekommen

ダンジョンリズ が 一 人 で ||ひと|じん|

う うん この 人 と |||じん|

キ キリト くん

や あ アスナ 久しぶり |||ひさしぶり

でも ない か 二 日 ぶり |||ふた|ひ|

びっくり した そ っか 早速 来た んだ ||||さっそく|きた|

言って くれれば 私 も 一緒 した のに いって||わたくし||いっしょ||

二 人 と もも しか して 知り合い ふた|じん|||||しりあい

ああ 攻略 組 なんだ 俺 たち |こうりゃく|くみ||おれ| |Strategie||||

強力な 剣 が ほしかった みたいだ から リズ の お 店 を 紹介 した の きょうりょくな|けん||||||||てん||しょうかい|| ||||scheint|||||||||

そう だった んだ

私 の 親友 に 変な こと し なかった でしょう ね わたくし||しんゆう||へんな|||||

す する わけない だろう

口ごもる ところ が 怪し ー くちごもる|||あやし|- stottern|||verdächtig|

死に かけた んだ から 少し は いたわって くれて も いい だ ろ しに||||すこし|||||||

だから 単独 で の 行動 は 控え なさい って あれほど 言った のに |たんどく|||こうどう||ひかえ||||いった| |allein||||||||||

そ っか そういう こと ね

この 人 リズ に 失礼な こと 言わ なかった |じん|||しつれいな||いわ|

リズ

失礼 も なにも あたし の 店 一 番 の 剣 を いきなり へし折って くれた わ よ しつれい|||||てん|ひと|ばん||けん|||へしおって||| ||||||||||||brechen|||

うわ ごめん

別に アスナ が 謝る こと ない よ べつに|||あやまる|||

まあ 変だ けど 悪い 人 じゃ ない わ ね |へんだ||わるい|じん||||

応援 する から さ 頑張り な よ アスナ おうえん||||がんばり||| Unterstützung|||||||

だから そんな ん じゃ ない わ よ

リズ

ごめん 仕入れ の 約束 が あった から ちょっと 出て くる ね |しいれ||やくそく|||||でて|| |Einkauf|||||||||

店 は どう する の てん||||

二 人 で 留守番 よろしく ふた|じん||るすばん|

え ちょっと リズ

リズベット

だめだ よ 今 きちゃ ||いま|

もう ちょっと で いつも の 元気な リズベット に 戻れた のに |||||げんきな|||もどれた|

リズ

どうして ここ が わかった の

あそこ から 街 中 眺めて 見つけた ||がい|なか|ながめて|みつけた ||||blicken|

相変わらず むちゃくちゃだ な あいかわらず|| |verrückt|

ごめん あたし は 大丈夫だ から |||だいじょうぶだ|

慣れ ない 冒険 で 心 が びっくり した だけ だ と 思う なれ||ぼうけん||こころ|||||||おもう Gewöhnung|||||||||||

だから あたし が 言った こと 全部 忘れて |||いった||ぜんぶ|わすれて

俺 リズ に お 礼 が 言い たい んだ おれ||||れい||いい||

ずっと

ずっと 一 人 で 生き残る くらい なら 死んだ ほう が マシ だって 本気で 思って きた |ひと|じん||いきのこる|||しんだ|||||ほんきで|おもって|

キリト

でも 穴 に 落ちた とき 一緒に 生きて た こと が 嬉しかった |あな||おちた||いっしょに|いきて||||うれしかった

俺 も 他の 誰 だって おれ||たの|だれ|

生きる ため に 生きて る ん だって 思えた いきる|||いきて||||おもえた

だから ありがとう リズ

あたし も

あたし も ね ずっと 探して た んだ ||||さがして||

この 世界 で の ほんとの 何 か を |せかい||||なん||

あたし に とって は キリト の 手 の 暖か さ が それ だった ||||||て||あたたか||||

さっき の 言葉 アスナ に も 聞か せて あげて ||ことば||||きか||

リズ

あたし は 大丈夫 ||だいじょうぶ

まだ しばらく は 熱 が 残って る |||ねつ||のこって|

だから ね お 願い |||ねがい

キリト が この 世界 を 終わら せて |||せかい||おわら|

それ まで は あたし 頑張れる から ||||がんばれる|

約束 する よ 必ず クリア する やくそく|||かならず|くりあ|

武器 や 防 具 の 修理 が 必要 なら いつでも 来て よ ね ぶき||ふせ|つぶさ||しゅうり||ひつよう|||きて|| ||Schutz||||||||||

ああ

これ から も リズベット 武具 店 を よろしく ||||ぶぐ|てん|| ||||Waffen|||