Fullmetal Alchemist: Brotherhood Episode 40 fullmetal|alchemist|brotherhood|episode Fullmetal Alchemist: Brotherhood Episode 40

アーム スト ロング 少将 が |すと|ろんぐ|しょうしょう|

レイブン 中将 失踪 に 関係 し て いる と ？ |ちゅうじょう|しっそう||かんけい||||

おそらく な

だが 証拠 を 残す 愚 は 犯す まい |しょうこ||のこす|ぐ||おかす|

確かに たしかに

まあ いい

我々 の 仕事 は この 砦 を 掌握 する こと だ われわれ||しごと|||とりで||しょうあく|||

あの 女 狐 が |おんな|きつね|

セントラル で 虎 の 群れ に 囲ま れ て いる 間 に な ||とら||むれ||かこま||||あいだ||

これ は これ は 少将 閣下 ||||しょうしょう|かっか

ち っ 貴 様 が セントラル 勤務 と は な ||とうと|さま|||きんむ|||

どんな コネ だ ？ |こね|

いや 実力 じゃ ない です か ？ |じつりょく||||

青二才 が よく 言う あおにさい|||いう

今日 は どの よう な ご 用事 で ？ きょう||||||ようじ|

大 総統 閣下 に 呼ば れ て 来 た だい|そうとう|かっか||よば|||らい|

北 へ は しばらく 戻れ ん かも しれ ん な きた||||もどれ|||||

戻れ ない … もどれ|

では ぜひ 一 度 食事 でも ||ひと|たび|しょくじ|

おごり か ？

貴 様 が 破産 する まで 食べ て いい なら 行って やる ぞ とうと|さま||はさん|||たべ||||おこなって||

食事 は あきらめ ます … しょくじ|||

なん だ 肝 と 財布 の 小さい 男 だ な ||かん||さいふ||ちいさい|おとこ||

代わり に 花 など いかが でしょ う ？ かわり||か||||

ふん

セントラル に は いい 花屋 が 多い です から ||||はなや||おおい||

そう か

入り たまえ はいり|

はっ

さて アーム スト ロング 少将 ||すと|ろんぐ|しょうしょう

レイブン 中将 行方 不明 の 件 に つい て 聞こ う |ちゅうじょう|ゆくえ|ふめい||けん||||ききこ|

何 を し た ？ なん|||

これ は 隠し き れ ん な ||かくし||||

閣下 と も あ ろ う お方 が あの よう な 粗忽 者 を かっか||||||おかた|||||そこつ|もの|

傍ら に 置 い て おか れる と は かたわら||お||||||

どういう こと でしょう か ？

だから 始末 し た の か ね ？ |しまつ|||||

いら ん でしょ う あれ は

あの よう な 口 の 軽い 輩 が い て は |||くち||かるい|やから||||

閣下 の ため に なり ませ ん かっか||||||

レイブン 中将 は 君 に 何 を 言った ？ |ちゅうじょう||きみ||なん||いった

不 死 の 軍団 ふ|し||ぐんだん

この 国 の 成り立ち 閣下 の 正体 |くに||なりたち|かっか||しょうたい

聞き も し ない こと を いろいろ 教え て くれ まし た きき|||||||おしえ||||

うむ

君 は それ を 聞い た うえ で きみ||||ききい|||

呼び出し に 応じ た と いう の か ね ？ よびだし||おうじ||||||

はい あの アホ が 座って い た 席 を もらい 受ける ため に ||||すわって|||せき|||うける||

おもしろい それ で こそ だ

よろしい 君 に 席 を 与えよ う |きみ||せき||あたえよ|

代わり に ブリッグズ 砦 は かわり|||とりで|

私 の 手 の 者 が 治める が よい な ？ わたくし||て||もの||おさめる|||

どうぞ ご 随意 に ||ずいい|

手 塩 に かけ た 屈強 な 兵 たち です て|しお||||くっきょう||つわもの||

必ずや 閣下 の お 気 に 召す でしょ う かならずや|かっか|||き||めす||

気 に 入った ぞ き||はいった|

したたか に あがけ よ 人間 ||||にんげん

「 虎 穴 に 入ら ず ん ば 虎 子 を 得 ず 」 とら|あな||はいら||||とら|こ||とく|

少将 は 自ら 虎 穴 に 入ら れ まし た か しょうしょう||おのずから|とら|あな||はいら||||

ああ ここ も 連中 の もの だ |||れんちゅう|||

ですが ヤツ ら は 知ら ない |やつ|||しら|

主 が 不在 で あ ろ う と おも||ふざい|||||

一 つ の 意志 の 下 に 動く こと が できる 巨大 な 一枚岩 ひと|||いし||した||うごく||||きょだい||いちまいいわ

それ が ブリッグズ 砦 |||とりで

うむ ここ から は 熊 と 虎 の 食らい 合い よ ||||くま||とら||くらい|あい|

そこ 空 い て いる か ね ？ |から|||||

どうぞ

お 仕事 は どう です ？ |しごと|||

見 て の とおり だ み||||

食事 中 も やって おか ない と 追い つか ん よ しょくじ|なか||||||おい|||

そっち は どう だ ？

覚える こと が 多く て おぼえる|||おおく|

それなり に 忙しい です ||いそがしい|

でも 閣下 は 仕事 が 早い の で 助かり ます |かっか||しごと||はやい|||たすかり|

何より サボり ませ ん し なにより|さぼり|||

おもしろく ない 話 に なり そう だ ||はなし||||

そう いえ ば …

スカー が 今北 に いる と か ||いまきた||||

エル リック 兄弟 も 北 です よ ||きょうだい||きた||

そう か

北 に は 今 同期 の ルーシー と イアン が い て きた|||いま|どうき|||||||

いろいろ 教え て くれ ます |おしえ|||

へえ ～

確か 春 に は 北 と 東 の 合同 演習 が ある な たしか|はる|||きた||ひがし||ごうどう|えんしゅう|||

ええ マイルズ 少佐 と バッカ ニア 大尉 に は ||しょうさ|||にあ|たいい||

何度 も して やられ まし た よ ね なんど|||||||

マイルズ バッカ ニア ||にあ

ヨーク も アイダ と シュガー も 声 を 掛け られ て と … ||||||こえ||かけ|||

ハボック オスカー

マイク ユニ ノラ チャーリー まいく|||

再度 ユニ で ルーシー … さいど|||

ユニ が 来 て ||らい|

最後 は スターリング ！ さいご||

「 セリム ・ ブラッド レイ は 人造 人間 」 ||れい||じんぞう|にんげん

あり え ない なんて こと は あり え ない か

一体 この セントラル で 何 が 起きよ う と して いる … いったい||||なん||おきよ||||

少年 しょうねん

ねえ そこ の 君 |||きみ

あっ … いけ ね ！

大丈夫 だいじょうぶ

こっち こっち

うん ？ なん だ

おいおい

君 ね ちょっと 驚く と か 何 か し たら どう かな きみ|||おどろく|||なん|||||

驚 い たら な ん か くれる の か ？ おどろ||||||||

う ～ ん … ものおじ し ない の は 気 に 入った |||||||き||はいった

君 の 名前 は ？ きみ||なまえ|

２３ 号 ごう

番号 じゃ なく て ほんと の 名前 を 教え て くれよ ばんごう||||||なまえ||おしえ||

ねぇ よ 奴隷 だ もん ||どれい||

奴隷 … どれい

権利 や 自由 は 与え られ ず 所有 物 と して けんり||じゆう||あたえ|||しょゆう|ぶつ||

譲渡 売買 さ れる 人間 じょうと|ばいばい|||にんげん

譲渡 ？ じょうと

財産 権利 等 を 他人 に 譲り渡す こと ざいさん|けんり|とう||たにん||ゆずりわたす|

君 頭 悪い ん だ な きみ|あたま|わるい|||

ほっとけ ！

なぜ こんな の から 私 が 生まれ た の か ||||わたくし||うまれ|||

さっぱり 分から ない |わから|

君 だ ろ ？ 私 に 血 を くれ た の は きみ|||わたくし||ち|||||

そう いや 実験 に 使う って かなり … ||じっけん||つかう||

君 が 血 を くれ た から きみ||ち||||

私 は この世 に 生まれ 出 た わたくし||このよ||うまれ|だ|

ありがとう え ～ っと …

やっぱり ２３ 号 で は 素 っ 気 が ない |ごう|||そ||き||

私 が 名前 を 付け て あげよ う わたくし||なまえ||つけ|||

何 様 だ お前 は なん|さま||おまえ|

立派 な の が いい だ ろ う りっぱ|||||||

そう だ なぁ う ～ ん …

テオ …

テオフラストゥス ・ ボムバストゥス

長 ぇ よ ちょう||

えっ ？

あっ そう か 長い の は 覚え られ ない ん だ ね |||ながい|||おぼえ|||||

頭 悪い から あたま|わるい|

頭 悪い 言う な ！ あたま|わるい|いう|

それ じゃあ ヴァン

ヴァン ・ ホー エン ハイム で どう だ ろ う ||えん||||||

ヴァン ・ ホー エン か … ||えん|

それ くらい なら 覚え られる な |||おぼえ||

つづり は … って

そう だ 君 文字 の 読み書き は ？ ||きみ|もじ||よみかき|

そんな もの でき なく たって 仕事 は できる |||||しごと||

奴隷 の 仕事 どれい||しごと

自由 と 権利 が 欲しく ない か ？ じゆう||けんり||ほしく||

人間 と して の 権利 を 手 に 入れ ない まま にんげん||||けんり||て||いれ||

奴隷 で 一生 を 終える 気 か ？ どれい||いっしょう||おえる|き|

それでは 息苦しい フラスコ の 中 に いる の と 同じ だ |いきぐるしい|ふらすこ||なか|||||おなじ|

知識 を 与え て やろ う ちしき||あたえ|||

ヴァン ・ ホー エン ハイム ||えん|

なあ … お前 は なん だ ？ |おまえ|||

なんと 呼べ ば いい ？ |よべ||

フラスコ の 中 の 小人 ふらすこ||なか||こびと

「 フラスコ の 中 の 小人 」 と でも 呼 ん で もら お う か ふらすこ||なか||こびと|||よ||||||

すべて の もの は 一 から つくり 出さ れ ||||ひと|||ださ|

一 へ と 還って いく ひと|||かえって|

すなわち 一 は 全 |ひと||ぜん

一 に より 全 が あり … ひと|||ぜん||

一 の 中 に 全 が ある ひと||なか||ぜん||

一 が 全 を 含ま なけ れ ば ひと||ぜん||ふくま|||

すべて は 無 なり ||む|

合格 だ ごうかく|

もはや 立派 な 錬金術 師 だ な |りっぱ||れんきんじゅつ|し||

ホー エン ハイム |えん|

まだまだ 助手 の 域 は 出 ませ ん |じょしゅ||いき||だ||

ご 主人 様 の 腕前 に は 程遠い です |あるじ|さま||うでまえ|||ほどとおい|

ほう ～

感謝 し て いる よ かんしゃ||||

何 が ？ なん|

知識 を くれ た お陰 で ちしき||||おかげ|

こうして いい 暮らし が でき て いる ||くらし||||

ご 主人 様 の 覚え も めでたい |あるじ|さま||おぼえ||

いずれ 誰 か と 結婚 し |だれ|||けっこん|

家庭 を 持つ こと だって 夢 じゃ ない かてい||もつ|||ゆめ||

家庭 ねぇ … かてい|

人間 は 不便 だ な にんげん||ふべん||

そう やって コミュニティー を 持って 繁殖 せ ね ば ||こみゅにてぃー||もって|はんしょく|||

種 を 存続 でき ない しゅ||そんぞく||

繁殖 と か 言う な はんしょく|||いう|

お前 から 見 たら バカバカしい かも しれ ない けど おまえ||み||ばかばかしい||||

家庭 と か 仲間 と か かてい|||なかま||

そういう もの に 幸せ って の が あったり する ん だ よ |||しあわせ||||||||

オレ たち 人間 は おれ||にんげん|

そんな もの か ねぇ

じゃあ お前 の 幸せ って なん だ ？ |おまえ||しあわせ|||

そう だ な

ぜいたく は 言わ ない が ||いわ||

この フラスコ から 出 られる 身 に なれ ば 幸せ かな |ふらすこ||だ||み||||しあわせ|

不老 不 死 … ふろう|ふ|し

どうして 権力 と 栄華 を 極め た ヤツ は |けんりょく||えいが||きわめ||やつ|

そっち に いく の か ねぇ

口 を 慎め ！ くち||つつしめ

陛下 の 御前 で ある ぞ ！ へいか||おまえ|||

無礼 を 働け ば ぶれい||はたらけ|

その フラスコ たたき 割る ！ |ふらすこ||わる

君 たち が 知り え ない 知識 の 源 を 壊す の かい ？ きみ|||しり|||ちしき||げん||こわす||

無駄 口 は いい むだ|くち||

不老 不 死 できる の か でき ない の か ふろう|ふ|し|||||||

老い に よる 焦り か 悲しい ね おい|||あせり||かなしい|

クセルクセス 王 |おう

いい よ ～

不老 不 死 の 方法 を 教え て やろ う ふろう|ふ|し||ほうほう||おしえ|||

なんの 工事 な ん だ ？ |こうじ|||

灌漑 用 水路 だ よ かんがい|よう|すいろ||

国王 の 命 で 国 中 に 水路 を 張り巡らせる ん だ こくおう||いのち||くに|なか||すいろ||はりめぐらせる||

さすが クセルクセス 王 ||おう

わし ら 下々 の こと も よく お 考え だ ||しもじも||||||かんがえ|

そう だ な

いい か 一 人 残ら ず 始末 しろ ||ひと|じん|のこら||しまつ|

はっ ！

急げ 早く ！ いそげ|はやく

早く 血 の 紋 を 刻む の だ はやく|ち||もん||きざむ||

北 の 村 が 襲わ れ た ん だ って ？ きた||むら||おそわ|||||

一 人 残らず 殺さ れ た って ひと|じん|のこらず|ころさ|||

この 前 は 西 の 村 だ |ぜん||にし||むら|

何者 の 仕業 な ん だ ろ う … なにもの||しわざ|||||

ひどい 話 だ |はなし|

大変 だ ねぇ たいへん||

陛下 念願 の 錬成 陣 が 完成 いたし まし た へいか|ねんがん||れんせい|じん||かんせい|||

うむ 長かった ようやく だ |ながかった||

これ で よい の だ な ？

ああ 不老 不 死 に なれる よ |ふろう|ふ|し|||

すごい な

国王 が 不老 不 死 に なる ん だ こくおう||ふろう|ふ|し||||

おお …

世紀 の 瞬間 って やつ だ な せいき||しゅんかん||||

おお っ これ が 不老 不 死 … ||||ふろう|ふ|し

どういう こと だ ！ ？

中心 に いる 我々 に は 害 は 及ば ない と … ちゅうしん|||われわれ|||がい||およば||

なん だ ？

何 が 起こって いる ！ ？ なん||おこって|

おい ホムンクルス ！

錬成 陣 の 真 の 中心 は れんせい|じん||まこと||ちゅうしん|

君 が 立って いる ここ だ よ きみ||たって||||

何 っ ！ ？ なん|

私 の 中 の 君 の 血 を 使って わたくし||なか||きみ||ち||つかって

扉 を 開け させ て もらった とびら||あけ|さ せ||

血 を 分け た 家族 ち||わけ||かぞく

ホー エン ハイム よ |えん||

今 君 と 私 が すべて の 中心 だ ！ いま|きみ||わたくし||||ちゅうしん|

陛下 ！ へいか

ご 主人 様 ！ |あるじ|さま

死 ん でる し||

誰 か い ない の か ？ だれ|||||

ウィラード ！ メヒティルト ！

ライン マイル ！ らいん|まいる

トーニ ！ メイヨー ！

誰 か … 返事 を し て くれ だれ||へんじ||||

無理 だ な 皆 魂 を 抜か れ て いる むり|||みな|たましい||ぬか|||

国王 陛下 ！ こくおう|へいか

ご 無事 で し た か … |ぶじ||||

どう だ ？

その 体 具合 は いい か ？ |からだ|ぐあい|||

オレ が … いる … おれ||

君 の 血 の 情報 を もと に きみ||ち||じょうほう|||

入れ物 を つくら せ て もらった よ いれもの||||||

ふ ぅ ～ やれやれ

やっと 自分 の 足 で 歩け る |じぶん||あし||あるけ|

お前 ホムンクルス な の か ？ おまえ||||

どういう こと だ ！ 何 を し た ！ ？ |||なん|||

血 を くれ た 礼 に ち||||れい|

名 を 与え た 知識 を 与え た な||あたえ||ちしき||あたえ|

そして 朽ち ぬ 体 を 与え た |くち||からだ||あたえ|

朽ち ぬ ？ くち|

自分 の 中 に 意識 を 集中 し て みろ じぶん||なか||いしき||しゅうちゅう|||

聞こえる だ ろ う ？ きこえる|||

お前 が 不死身 に なる ため の 引き換え に なった おまえ||ふじみ|||||ひきかえ||

この 国 の すべて の 人間 の 声 が |くに||||にんげん||こえ|

まっ 半分 は 私 が もらった が ね |はんぶん||わたくし||||

協力 感謝 する よ ホー エン ハイム きょうりょく|かんしゃ||||えん|

ホー エン ハイム さん ？ |えん||

やっぱり ！

うん ？

いや まさか エド と アル の 親 御 さん だった なんて ||||||おや|ご|||

そちら こそ 息子 たち の 師匠 だった と は … ||むすこ|||ししょう|||

大変 世話 に なった よう で たいへん|せわ||||

いえいえ 気 に し ない で |き||||

イズミ さん ？

イズミ 大丈夫 か ！ ？ |だいじょうぶ|

今 薬 を … いま|くすり|

診 て あげよ う み|||

私 は 医術 を 少し かじって いる わたくし||いじゅつ||すこし||

おお …

大丈夫 いつも の だ から だいじょうぶ||||

ん ！ ？ これ は 大丈夫 じゃ ない |||だいじょうぶ||

シグ さん 車 を 拾って き て ください ||くるま||ひろって|||

えっ ？

急 い で ！ きゅう||

わ … 分かった ！ |わかった

イズミ さん

あなた 真理 を 見 た ね ？ |しんり||み||

何 を 犠牲 に し た ？ なん||ぎせい|||

ごまかさ ない で くれ

中 を 持っていか れ た なか||もっていか||

死 ん だ 子供 を よみがえら せよ う と して し|||こども||||||

そう か

うん そう か …

ちょっと 失礼 |しつれい

イズミ しっかり しろ ！

イズミ ！

あんた 落ち着 い て |おちつ||

大丈夫 だ から だいじょうぶ||

腹 刺され た ん だ ぞ ！ はら|さされ||||

でも 呼吸 が 楽 に なった |こきゅう||がく||

見せ て みろ みせ||

傷 ない よ きず||

そんな バカ な … |ばか|

持っていか れ た 臓器 は もっていか|||ぞうき|

あなた の 罪 の 証し だ から 戻せ ない けど ||ざい||しょうし|||もどせ||

腹 の 中 を ちょいと 整理 し て はら||なか|||せいり||

血 の 流れ を よく し とい た ち||ながれ|||||

イズミ さん あなた は まだ 倒れ ちゃ いけない 人 だ |||||たおれ|||じん|

ホー エン ハイム あなた |えん||

一体 何者 ？ いったい|なにもの

私 は わたくし|

ヴァン ・ ホー エン ハイム と いう ||えん|||

人間 の 形 を し た にんげん||かた|||

賢 者 の 石 だ かしこ|もの||いし|

哲学 者 の 石 てつがく|もの||いし

天上 の 石 大 エリクシル てんじょう||いし|だい|

賢 者 の 石 に いく つ も の 名前 が ある よう に かしこ|もの||いし||||||なまえ||||

形状 は 石 で ある と は かぎら ない けいじょう||いし||||||

マルコー さん が 持って い た の は 半 液体 状 だった |||もって|||||はん|えきたい|じょう|

キン ブリー の は 鉱石 み たい な やつで きん||||こうせき||||

大き さ は これ ぐらい おおき||||

ものすごい エネルギー って 言う から |えねるぎー||いう|

もっと 大きな もの と 思って い た が … |おおきな|||おもって|||

オレ は 小石 サイズ より で かい の は 見 た こと が ない おれ||こいし|さいず||||||み||||

もっとも

バカで かい 賢 者 の 石 と なる と ばかで||かしこ|もの||いし|||

とんでもない 数 の 人間 を 材料 に 使って そう で … |すう||にんげん||ざいりょう||つかって||

できる こと なら お目にかかり たく ない ね |||おめにかかり|||

何 か を 得る ため に は 同等 の 代価 が 必要 なん|||える||||どうとう||だいか||ひつよう

それ が 錬金術 の 理 ||れんきんじゅつ||り

そして 人 の 世 の 道理 |じん||よ||どうり

次回 鋼 の 錬金術 師 じかい|はがね||れんきんじゅつ|し

FULLMETAL ALCHEMIST fullmetal|alchemist

第 四 十 一 話 奈落 だい|よっ|じゅう|ひと|はなし|ならく

甘 さ は 代価 と して の 痛 み を 少年 に 求める あま|||だいか||||つう|||しょうねん||もとめる