Fullmetal Alchemist: Brotherhood Episode 42 fullmetal|alchemist|brotherhood|episode

また この 表現 だ よ メイ ちゃん ||ひょうげん||||

確かに それ も 金 を 意味 する 言葉 です ね たしかに|||きむ||いみ||ことば||

何 し てる の なん|||

隠さ れ た 暗号 が ない か かくさ|||あんごう|||

調べ て いる ん だ よ しらべ|||||

暗号 あんごう

錬金術 は 一般 人 が れんきんじゅつ||いっぱん|じん|

簡単 に 解読 でき ない よう かんたん||かいどく|||

比喩 や 寓意 を 用い て ひゆ||ぐうい||もちい|

内容 を 秘匿 する もの な ん だ ないよう||ひとく|||||

しかし この 研究 書 の 場合 ||けんきゅう|しょ||ばあい

一 見 それ が ない ひと|み|||

そこ で 金 と か ||きむ||

不老 不 死 を 意味 する 語句 が ふろう|ふ|し||いみ||ごく|

たくさん 出 て くる こと に 着目 し て |だ|||||ちゃくもく||

調べ 方 を 変え て みよ うか と しらべ|かた||かえ||||

それ で 何 か 分かり そう ||なん||わかり|

さっぱり です

ここ は

アル

アル 様 |さま

よかった

あの まま 意識 が 戻ら なかったら ||いしき||もどら|

どう しよ う か と …

ごめん 心配 掛け ちゃ った ね |しんぱい|かけ|||

ところで 僕 なんで バラバラ な の |ぼく||ばらばら||

と いう わけ な の

担い で 移動 しよ う に も にない||いどう||||

貴 様 は 大き すぎる から な とうと|さま||おおき|||

それ で 分解 さ せ て もらった ||ぶんかい||||

ごめんなさい

みんな に 迷惑 を 掛け て しまって ||めいわく||かけ||

今 まで も こんな こと あった の いま||||||

ここ へ 来る 前 に も 一 度 ||くる|ぜん|||ひと|たび

いや バラバラ の まま だ と |ばらばら||||

君 も 何かと 不便 だ ろ う きみ||なにかと|ふべん|||

一 度 元 の 状態 に 戻 そ う ひと|たび|もと||じょうたい||もど||

はい お 願い し ます ||ねがい||

ちょっと 持って い て くれる かな |もって||||

どれ

これ は …

そっち は 右腕 です ね ||みぎうで||

そう だ ね

組み合わせ を 間違え ちゃ い かんな くみあわせ||まちがえ|||

バラバラ … 組み合わせ … ばらばら|くみあわせ

ちょっと メイ ちゃん

なんて こと を

こんなに バラバラ に し て しまって … |ばらばら||||

組み合わせ を 変え て … くみあわせ||かえ|

金 と か 不老 不 死 と か きむ|||ふろう|ふ|し||

同じ 語句 の 部分 を 重ねて み たら おなじ|ごく||ぶぶん||かさねて||

どう なる か と 思って ||||おもって

「 金 の 人 」 … きむ||じん

この 単語 は そっち に あった よ |たんご|||||

「 不 死 」 は … ふ|し|

こっち と 重なり ます よ ||かさなり||

「 完全 なる 人 」 は … かんぜん||じん|

あった あった

その ページ を よこせ マルコー |ぺーじ|||

それ こっち と つながり ます

「 黄金 の 人 」 は ない か おうごん||じん|||

あり ます これ です

これ で 最後 ||さいご

ひょっとして …

これ は …

国土 錬成 陣 … こくど|れんせい|じん

今更 これ を 知った ところ で … いまさら|||しった||

どういう こと だ

この 研究 書 は |けんきゅう|しょ|

まったく 役 に 立た ねぇ って こと か |やく||たた||||

冗談 じゃ ない ぞ じょうだん|||

オレ たち は … いや おれ|||

この 国 は どう なる |くに|||

すまない …

この 危機 的 状況 を 逆転 する 手立て を |きき|てき|じょうきょう||ぎゃくてん||てだて|

人 の 研究 に 求め た 私 が 甘かった じん||けんきゅう||もとめ||わたくし||あまかった

兄 者 あに|もの

オレ に 伝え たかった の は おれ||つたえ|||

この こと だった の か

兄 者 なら もっと 先 まで あに|もの|||さき|

たどりつ い て い た の で は ない の か

まだ 何 か ある |なん||

バラバラ に も 気づけ なかった ん だ ばらばら|||きづけ|||

まだ 何 か … |なん|

隠さ れ た 何 か が あって も かくさ|||なん||||

おかしく ない よ

て め ぇ 何 考え て ん だ |||なん|かんがえ|||

こんなに 寒い の が 悪い ん だ |さむい|||わるい||

それ で なく と も 私 は 冷え性 で … |||||わたくし||ひえしょう|

知る か しる|

どっち が 表 か 裏 か ||ひょう||うら|

分から なく な っち まっ た よ わから||||||

った く

派手 に ひっくり返し や がって はで||ひっくりかえし||

それ かも

危機 的 状況 を 逆転 さ せる ん だ よ きき|てき|じょうきょう||ぎゃくてん|||||

表 と 裏 ひょう||うら

今 あった の を そのまま ひっくり返し て いま|||||ひっくりかえし|

どう

当たり です あたり|

これ は 錬 丹 術 を 組み込 ん で 発動 する |||まこと|じゅつ||くみこ|||はつどう|

新た な アメ スト リス 国土 錬成 陣 です あらた||あめ|すと|りす|こくど|れんせい|じん|

人 が 通った 形跡 は ない よう です し じん||かよった|けいせき|||||

道 を 間違え まし た か ね どう||まちがえ||||

戻り ます か もどり||

なるほど

スロウス が 掘って た ||ほって|

トンネル の がれき を 出す ため に とんねる||||だす||

ここ が 使わ れ て い た の です ね ||つかわ|||||||

紅 蓮 の 錬金術 師 です ね くれない|はす||れんきんじゅつ|し||

はじめ まして 私 は プライド ||わたくし||ぷらいど

何 か 私 に 用 が なん||わたくし||よう|

スカー の 件 は どう なり まし た ||けん|||||

今 追跡 中 です いま|ついせき|なか|

あと に し なさい

先 に ブリッグズ に 血 の 紋 を 刻む の です さき||||ち||もん||きざむ||

お 言葉 です が ブリッグズ 兵 の |ことば||||つわもの|

一枚岩 っぷり と 強 さ は 相当 な も の いちまいいわ|||つよ|||そうとう|||

簡単 に いき そう も あり ませ ん よ かんたん||||||||

その 強 さ を 利用 する の です |つよ|||りよう|||

スロウス が 掘って いる トンネル が ||ほって||とんねる|

もう じき 完成 し ます ||かんせい||

分かり まし た わかり||

血 の 紋 を 刻 ん で ご覧 に 入れ ま しょ う ち||もん||きざ|||ごらん||いれ|||

ブリッグズ の 砦 に ||とりで|

お 待ち し て おり まし た |まち|||||

何 か 変わった こと は なん||かわった||

特に は それ より とくに|||

キン ブリー が 行方 不明 と 聞き まし た が きん|||ゆくえ|ふめい||きき|||

本当 です か ほんとう||

そう だ

坑道 が 崩れる ほど の 爆発 が あって な こうどう||くずれる|||ばくはつ|||

キン ブリー ほか 数 名 が 行方 不明 だ きん|||すう|な||ゆくえ|ふめい|

さんざん 捜索 し た が |そうさく|||

結局 誰 の 死体 も 出 て こ なかった けっきょく|だれ||したい||だ|||

ほか 数 名 と は ブリッグズ 兵 です か |すう|な||||つわもの||

いや キン ブリー の 部下 ２ 名 と … |きん|||ぶか|な|

鋼 の 錬金術 師 だ はがね||れんきんじゅつ|し|

そう か 鋼 の 大将 が … ||はがね||たいしょう|

無事 なら いい が ぶじ|||

西 は どう です か にし||||

どうも こう も

ペン ドルトン の 国境 戦 は ぺん|||くにざかい|いくさ|

ひで ぇ もん だった よ

わざと 戦死 者 を 出し てる と しか |せんし|もの||だし|||

思え ない 戦い 方 を し て た おもえ||たたかい|かた||||

お前 の 言った とおり おまえ||いった|

軍 が 錬成 陣 を 作る ため に ぐん||れんせい|じん||つくる||

率先 し て 流血 沙汰 を 起こし てる よう だ そっせん|||りゅうけつ|さた||おこし|||

南 の フュリー 曹長 から は みなみ|||そうちょう||

連絡 あり まし た か れんらく||||

少し 前 に 電話 で な すこし|ぜん||でんわ||

フォト セット 南部 で アエルゴ 軍 と |せっと|なんぶ|||ぐん|

ドンパチ やって る そう だ

は … 走れ トーマス |はしれ|

休む な トーマ … やすむ||

ちく しょ

生き残って やる いきのこって|

絶対 生き残って やる ぜったい|いきのこって|

そう です か

オレ たち 元 マスタング 組 は おれ||もと||くみ|

それ で なくて も 憎ま れ っ子 だ から な ||||にくま||っこ|||

大佐 に は 連絡 つけ てる の か たいさ|||れんらく||||

アーム ストロング 家 ゆかり の ||いえ||

メッセンジャー を 使って 逐一 ||つかって|ちくいち

そう か 北 も 大変 そう だ が 気 を つけろ よ ||きた||たいへん||||き|||

大変 … です よ ね たいへん|||

この 国 を 地獄 に 変えよ う って ヤツ の 手下 が |くに||じごく||かえよ|||やつ||てした|

着々 と その 準備 を 進め てる って の に ちゃくちゃく|||じゅんび||すすめ||||

何一つ 手出し でき ない ん です から なにひとつ|てだし|||||

つながった

もう 仕事 し ない で いい か |しごと|||||

プライド ぷらいど

もう すぐ だ

その 日 は すぐ そこ だ |ひ||||

気 を つけろ き||

皆さん ご飯 です よ みなさん|ごはん||

並 ん で ください なみ|||

ロゼ オレ 今度 ミートパイ が 食い て ぇ な |おれ|こんど|||くい|||

材料 が 入ったら 作り ます ね ざいりょう||はいったら|つくり||

楽しみ に し てる ぜ たのしみ||||

私 働 い て ない けど わたくし|はたら||||

この 子 ら の 分 だけ でも |こ|||ぶん||

分けて もらえ な いか ねぇ わけて||||

もちろん です

お ばあさん も どうぞ

おいし そう だ

ロゼ ちゃん 大盛り で お 願い ||おおもり|||ねがい

ダメ です よ みんな 平等 です だめ||||びょうどう|

あの … すみません …

わ … 私 に も 下さい … |わたくし|||ください

いや 助かった |たすかった

ありがとう ごちそうさま

お前 さん どこ から 来た ん だい おまえ||||きた||

どこ から で も ない ね

あちこち ウロウロ し て いる んで |うろうろ||||

何 し に こんな 所 まで なん||||しょ|

ご存じ でしょ ごぞんじ|

ここ で あった 暴動 の こと |||ぼうどう||

その せい で ここ は 何も ない 町 に |||||なにも||まち|

なって しまった ん です

こんなに おいしい 食事 が ある のに ||しょくじ|||

そう 言って いただける と |いって||

うれしい です けど …

自分 に は これ くらい の こと しか でき ない から じぶん||||||||||

そんな こと ない よ

温かい 食事 と お嬢さん の 笑顔 が あたたかい|しょくじ||おじょうさん||えがお|

みんな の 力 に なって る ||ちから|||

そう だ

世話 に なった ついで と 言っちゃ あ なん だ が せわ|||||いっちゃ||||

教会 を 探し て いる ん だ が きょうかい||さがし|||||

教会 きょうかい

そう 暴動 の 原因 に なった って いう |ぼうどう||げんいん||||

レト 教 の 本部 |きょう||ほんぶ

ご覧 の 有様 だ ごらん||ありさま|

今更 入って も 何も ない よ いまさら|はいって||なにも||

地下 に 下りる 通路 は ある か な ちか||おりる|つうろ||||

ある に は あり ます けど …

これ は

毒 の 水 です どく||すい|

いつの間にか こう なって い た ん です いつのまにか||||||

普通 の 人間 は この先 に ふつう||にんげん||このさき|

進め ない よう に なって いる の か すすめ|||||||

どれ

待って まって

入ったら 死 ん じ まう はいったら|し|||

奇跡 の 業 … きせき||ぎょう

じゃ なく て

錬金術 … です よ ね … れんきんじゅつ|||

ちょっと 奥 まで 行って き ます んで |おく||おこなって|||

待って て くれ ます まって|||

で かい な

った く

大層 な もの 作り や がって ん たいそう|||つくり|||

いきなり 当たり か |あたり|

あら 足止め に も なら ない な |あしどめ|||||

なら …

閉じ込め て みる か とじこめ|||

あら ら …

参った ね こりゃ … まいった||

どう し た かかって こ ない の か

その 姿 ヴァン ・ ホー エン ハイム か |すがた|||えん||

どうやら ここ まで が お前 の 入れ物 らしい な ||||おまえ||いれもの||

ここ を 出る と 死ぬ … か ||でる||しぬ|

一定 ライン を 越える と いってい|らいん||こえる|

死 ん で しまう の だ ろ う し|||||||

あの とき の フラスコ の よう に |||ふらすこ|||

この トンネル 内 と |とんねる|うち|

セントラル の 中心 部 で しか ||ちゅうしん|ぶ||

動け ない と み た が どう だ うごけ|||||||

図星 か ずぼし|

どう し た

なんとか 言ったら どう だ |いったら||

引きこもり め ひきこもり|

怒って る いかって|

怒り など いかり|

私 の 中 に は 存在 し ませ ん わたくし||なか|||そんざい|||

怒り だけ で は あり ませ ん いかり||||||

いら ぬ 感情 は ||かんじょう|

父上 の 中 に 置 い て き まし た ちちうえ||なか||お|||||

私 の 名 は プライド です わたくし||な||ぷらいど|

プライド … なるほど 「 傲慢 」 か ぷらいど||ごうまん|

人 に は 七 つ の 罪 が ある と いう じん|||なな|||ざい||||

色 欲 いろ|よく

強 欲 つよ|よく

怠 惰 おこた|だ

暴 食 あば|しょく

嫉妬 しっと

憤怒 ふんぬ

そして 傲慢 |ごうまん

あいつ が 最初 に 切り離し た の が お前 ||さいしょ||きりはなし||||おまえ

プライド だった って わけ だ ぷらいど||||

ご 丁寧 に フラスコ の 中 に |ていねい||ふらすこ||なか|

い た ころ の 姿 と 似せ て 切り離す と は ||||すがた||にせ||きりはなす||

その 姿 こそ が |すがた||

傲慢 で 自尊心 の 強い あいつ ごうまん||じそんしん||つよい|

お前 の 父親 の 本質 か おまえ||ちちおや||ほんしつ|

父上 の ところ に 来 て いた だ こ う か ちちうえ||||らい||||||

そう 焦る な よ |あせる||

呼ば れ なく て も 行って やる さ よば|||||おこなって||

あいつ に 伝えろ ||つたえろ

その うち 奴隷 ２３ 号 が 会い に 行く ||どれい|ごう||あい||いく

せいぜい セントラル で

ふんぞり返って 待って いろ … と な ふんぞりかえって|まって|||

待って いる ぞ まって||

ヴァン ・ ホー エン ハイム ||えん|

帰って 来 た かえって|らい|

何 か あったかい なん||

一般 人 は 近寄ら ない 方 が いい ね いっぱん|じん||ちかよら||かた|||

危ない から あぶない|

誰 も 入ら ない よう に だれ||はいら|||

言って おい て ください いって|||

奥 で 何 し て き た ん です か おく||なん|||||||

宣戦 布告 せんせん|ふこく

交代 だ こうたい|

待って まし た まって||

吹雪 で 大変 だった ふぶき||たいへん|

さて まずい コーヒー でも 飲 ん で くっ か ||こーひー||いん||||

お 疲れ さ ん |つかれ||

まさか あれ は …

ドラ クマ だ どら|くま|

北 の ドラ クマ より 開戦 宣言 あり きた||どら|くま||かいせん|せんげん|

総員 戦闘 配備 繰り返す そういん|せんとう|はいび|くりかえす

北 の ドラ クマ より 開戦 宣言 あり きた||どら|くま||かいせん|せんげん|

総員 戦闘 配備 そういん|せんとう|はいび

「 ブリッグズ の 北 壁 」 が ||きた|かべ|

不在 と は 有り難い こと だ ふざい|||ありがたい||

のう キン ブリー 殿 |きん||しんがり

それ に 加え ||くわえ

こちら の 手 の 者 が 砦 の 中 に 多数 い ます ||て||もの||とりで||なか||たすう||

戦闘 が 始まれ ば 内 応 し せんとう||はじまれ||うち|おう|

砦 を 混乱 に 陥れる でしょ う とりで||こんらん||おとしいれる||

我が ドラ クマ が わが|どら|くま|

長く 越える こと の でき なかった ブリッグズ を ながく|こえる||||||

今日 こそ 攻略 し て みせよ う ぞ きょう||こうりゃく|||||

さあ 宣戦 布告 です よ |せんせん|ふこく||

派手 に 花火 を はで||はなび|

打ち上げよ う じゃ ない です か うちあげよ|||||

全 砲 撃ち 方 用意 ぜん|ほう|うち|かた|ようい

撃 てっ う|

そう だ

オレ の 名 は ザンパノ おれ||な||

キン ブリー の 部下 だ きん|||ぶか|

ドクター ・ マルコー が どくたー||

アス ベック 村 の スラム に 潜伏 中 だ ||むら||すらむ||せんぷく|なか|

よく 教え て くれ た ザンパノ |おしえ||||

お前 の 身 は 保障 して やる おまえ||み||ほしょう||

マルコー

楽しく なって き た よ たのしく||||

悪らつ な 魂 は 惨禍 を もたらし あくらつ||たましい||さんか||

決断 する 矜持 は その 身 に 傷 を 負う けつだん||きょうじ|||み||きず||おう

だが 避け られ ない |さけ||

生まれ変わる ため に は うまれかわる|||

次回 鋼 の 錬金術 師 じかい|はがね||れんきんじゅつ|し

Fullmetal Alchemist fullmetal|alchemist

第 ４３ 話 『 蟻 の ひと 噛み 』 だい|はなし|あり|||かみ

雪原 が 赤く 染まる せつげん||あかく|そまる

守る ため に 流さ れ た 血 の 色 に まもる|||ながさ|||ち||いろ|