×

We use cookies to help make LingQ better. By visiting the site, you agree to our cookie policy.


image

ナルト, Naruto Episode 175

Naruto Episode 175

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ はみだし た 風 を 集め て み たい な

♪ 波 の 先 つ たって 彼方 へ 駆け て く

♪ 覚悟 は 決まって る 道 は 遠く て も

♪ 描 い た 未来 へ 続 い てる

♪ 時 が 僕ら を 急か し て

♪ 鼓動 が スピード 上げ てった

♪ 夢 の 中 で 目覚め て も

♪ 同じ 光 を 探し た

♪ 輝く 星空 の 下

♪ 数え 切れ ない 星座 と 影

♪ その 先 に 君 は 何 を

♪ 何 を 見つめ て いる だ ろ う

♪ 何 を 見つめ て いる だ ろ う

♪ ~

( 綱 手 ) 先月 より 増え て ない か ? ( シズネ ) 増え て ます よ 。

綱 手 様 が 火影 に 就任 さ れ た こと は 遠く の 国 まで 知れ渡って ます 。

ですから 木 ノ 葉 隠れ の 里 宛て に

請求 書 が 送ら れ て くる よう に なった ん です 。

( 綱 手 ) 火影 なんか 引き受ける もん じゃ ない ねぇ 。

ハァ … 。

( 綱 手 ) 《 あたし の 名 は 綱 手 。

木 ノ 葉 隠れ の 里 の 五 代 目 火影 だ 。

今 の 悩み は 一 向 に 減ら ない 借金 。

そして … 》

( ナルト ) 綱 手 の ば あちゃ ~ ん !

( コテツ ) ちょ い ! 待て ナルト !

どけ って ! ん な もん 任務 が ない ん だったら

サスケ を 捜し に 行か せ て くれよ ~ !

( イズモ ) お前 は 修業 を する よう に 言わ れ てる だ ろ ナルト !

もう 綱 手 の ば あちゃ ~ ん !

( コテツ ) 痛 っ ! ( イズモ ) う わ っ !

( 綱 手 ) 《 あれ だ 》

行か せる か 。

よっ と っ と っと … 。

ゴール !

アッハッハッハ ~ !

残念 で し た ~。

って 同じ 人間 が やって ん だ から バレバレ だ って ば よ 。

最近 任務 も ない し … 。

あ ~ あ 。

エロ 仙人 早く 帰って こい って ば よ ~。

1 人 じゃ 修業 に なん ねえ って ば よ 。

( 赤 丸 の ほえ 声 ) ( キバ ) 何 だ 先客 が い た の か よ 。

あれ ? キバ 赤 丸 。

( キバ ) じっくり 修業 できる と 思った のに よ ~。

お前 1 人 な の か ? ヒナタ と シノ は ?

シノ は 紅 先生 と 一緒に ほか の 班 の 応援 。

ヒナタ は 家 で 修業 する って よ 。

俺 たち あぶれ 者 って 感じ ?

言う な むなしく なる 。

( ヒナタ ) ナルト 君 キバ 君 。 ( キバ ) あっ 。

( 赤 丸 の ほえ 声 ) ヒナタ 。

( キバ ) 家 で 修業 し て た ん じゃ なかった の か ?

( ヒナタ ) 火影 様 から の 連絡 で すぐ に 来 て ほしい って 。

それ じゃ … 。 う ~ ! やった ~ !

久々 の 任務 だって ば よ !

宝 探し ?

( 綱 手 ) そう だ 。

ここ に いる あたし の 古い 知り合い が 今回 の 依頼 人 だ 。

海 鮮 アガリ と 申し ます 。

ご 覧 ください 宝 の 在りか を 示し た 地図 です 。

数 億 両 の 宝 が 眠って いる そう です 。

( 口笛 )

数 億 !

毎日 一 楽 の 特 盛り ラーメン を 食べ た と し て … 。

た … たぶん 一生 かかって も 食べ 切 れ ない と 思う けど 。

す っげ ぇ ~ ! でも よ 地図 は ある ん だ ろ ?

わざわざ 忍 に 頼む よう な 仕事 か ?

ええ 埋蔵 金 が ある の は 普通 の 人 間 で は

近づく こと すら 困難 な 場所 な の です 。

私 も 近く まで 行って み まし た が とても とても 。

それ で 忍 の 出番 って わけ か 。

期限 は 3 日 成功 すれ ば アガリ から 特別 報酬 が 出る 。

心して かか れよ 。

はっ ! ヘッ ! こんな 任務

楽勝 だって ば よ 。

フッ 確か に 難しい 任務 じゃ ない 。

だが もし 失敗 し た とき は … 。

( ナルト ・ キバ ・ ヒナタ ) え ~ !

( 綱 手 ) < もし 失敗 し た とき は … >

< アカデミー に 戻って もらう よ ! >

< え ~ ! > < あぁ … >

( 綱 手 ) < アカデミー に 入学 し 直し て

一 から 忍者 の 修業 を やり 直す ん だ >

< な … 何で 俺 ら が ? >

< ここ 数 か月 の 任務 の 成功 率 を 調べ て み た ん だ が … 。

ナルト ! お前 が 断トツ に 悪い >

< が っ … ! >

< 特に 犬塚 キバ 日向 ヒナタ と 組 ん だ 時 の 成功 率 は

絶望 的 に 低い >

( キバ ) 《 言わ れ て み れ ば この 間 任務 に 失敗 し た 時 の メンツ だ 》

( ヒナタ ) 《 前 に シノ 君 を 加え た 4 人 で

微 香 虫 探し に 行った 時 も 失敗 し た し … 》

< 思い当たる 節 が ある だ ろ う ? >

< でも よ ! ナルト だけ なら ともかく

何で 俺 たち まで アカデミー に ? > ( 赤 丸 の ほえ 声 )

( 綱 手 ) < チーム は 連帯 責任 が 基本 だ よ 。

失敗 の 責任 は 全員 で 取る ん だ 。

分かった ね ! >

だ … 大丈夫 。

宝 探し なんて 失敗 する はず ない って 。

お前 が 足 を 引っ張 ん なきゃ な 。 何 だ と ! ?

そっち こそ 足 引っ張る ん じゃ ねえ ぞ !

もし 失敗 し たら

こ … この 子 たち と 一緒に 勉強 する こと に なる ん だ よ ね 。

あ … 。 あ … 。

( 生徒 たち ) 《 フフフ … 》

( イルカ ) おう どう し た ? ナルト キバ ヒナタ 。

3 人 そろって 。 イルカ 先生 。

さては アカデミー が 恋しく なった か ?

何なら 戻って き て も いい ん だ ぞ ?

絶対 戻ら ねえ って ば よ ~ !

ん ? 何 だ ? あいつ ら 。

今度 の 任務 は 絶対 成功 さ せ て 綱 手 の ばあちゃん を 見返し て やる 。

こっち こそ ! お前 の つきあい で

もう 一 回 アカデミー なんて 御免 だ ぜ 。

これ まで の 失敗 は 連帯 責任 だ 。

俺 だけ の 責任 なんか じゃ ねえ って ば よ !

どう かな お前 が 入ら ない 時 の

俺 たち の 班 の 任務 成功 率 は 高い ぜ ?

ほ ~ そんじゃ この 任務 で 証明 し て やる って ば よ 。

ホント は 誰 が 足 引っ張って ん の か !

ああ 望む ところ だ ! ( キバ ・ ナルト ) フン !

( ヒナタ ) 《 だ … 大丈夫 かな ? 》

♪ ~

お っ 。

行き止まり だって ば よ 。

道 が ある の は ここ まで か 。

この 先 に 川 が ある な 。

どう 渡る か 。 ん ~ … 。

だったら ここ だ ここ ! 一直線 に 突っ切れ ば いい だ ろ ?

お前 バカ か ?

山 の 地形 って の は そんな 単純 じゃ ねえ ん だ よ !

俺 なら こう だ 。 ダハハハハ !

そっち こそ バカ じゃ ねえ の ? 全然 遠回り だ し 。

フン じゃ どっち が 早く 行 ける か 競争 し て みる か ?

この 俺 が 負ける わけ ねえ って ば よ 。

よし ゴール は あの 大岩 だ !

スタート ! 行く ぜ 赤 丸 !

( 赤 丸 の ほえ 声 ) 楽勝 だって ば よ !

え … 。

待って よ ナルト 君 。

( ヒナタ ) ナルト 君 。 何 だ よ ?

だいぶ 登って る みたい だ けど 。

大丈夫 だ って ば よ 。

痛 っ 痛 っ … 。

えっ はっ あ ~ っ ( ヒナタ ) ナルト 君 !

だ … 大丈夫 。

キバ より は 全然 早い はず だ から 。

やった ~ ! 俺 の 勝ち だ ~ !

うま そう な 匂い 。

あっ 。 ( キバ ) ようやく 着 い た か 。

( ヒナタ ) キバ 君 。

あん ま 遅い んで 飯 の 支度 し とい た ぜ 。

( キバ ) さて どっち だ ?

こんな の は … こんな の まっすぐ 突っ切って け ばい いって ば よ 。

ナルト 君 。 ( キバ ) お っ … やれやれ 。

み … 水 。

ほ い 水 。

絶対 こっち の ほう が 早い って ば よ 。

ハァ ハァ … 。

ウッハッハ ~ よく 寝 た ~。

俺 と 赤 丸 は しょっちゅう こんな 山 の 中 で 修業 し てる ん だ 。

お前 ら より ず ~ っと 山 の こと は 分かって る ぜ 。

うる せ ぇ 。

あっ 。

だから う っせ ぇ ん だ よ !

2 ~ 3 回 勝った から って 偉 そう に す ん な !

( キバ ) 2 ~ 3 回 じゃ なく て 5 回 だ よ !

フン ! ( ヒナタ ) やめ て ナルト 君 キバ 君 。

ナルト 君 たち そろそろ です か ね ?

この 任務 一見 簡単 そう に 見える が

そう 簡単 に は 行か ない よ 。

あいつ ら も 思い知る だ ろ う よ 。

( キバ ) 鍾乳洞 か だ が … 。

もう 早く しろ って ば 。

埋蔵 金 は 鍾乳洞 の 中 に ある って 言って た ろ ?

ちょっと 待て 鍾乳洞 が ある の は もっと 先 の はず だ 。

こんな 簡単 に 見つかる はず が ねえ 。 あの な !

鍾乳洞 なんて そんな しょっちゅう ある もん じゃ ねえ って ば よ 。

だから ここ で いい ん だ よ ! 行 こ う ぜ ヒナタ 。

( ヒナタ ) う … うん 。 ( キバ ) おい 待て よ ! 2 人 と も 。

何 も 見え ねえ って ば よ 。

あっ … 行き止まり 。 ん な バカ な !

ナルト ! ヒナタ !

あっ … 。

危 ねぇ ! 逃げろ 2 人 と も ! ( 赤 丸 の ほえ 声 )

ハッ ! あっ ? わ ~ !

( 男 1 ) まさか 終わり で は ある まい な 。

( 男 2 ) あの 方 は これ ぐらい なら 大丈夫 だ と 言って おら れ た が … 。

( ほえ 声 ) 何 が 起き た ん だ よ ?

ひょっとして 敵 が 俺 たち を 狙った の か ?

いや 赤 丸 は 人 の におい は し なかった って 言って る 。

ただ の 事故 だ ろ 。 ( 赤 丸 の ほえ 声 )

だから ここ は 違う って 言った だ ろ !

だって よ ~ ! 鍾乳洞 探し て て それ が 目 の 前 に あったら

普通 そこ だ と 思う だ ろ ? 人 と し て 。

助け られ た くせ に 偉 そう な 口 利く ん じゃ ねえ よ !

助け て くれ なんて 頼 ん で ない って ば よ 。

ん ~ だ と !

ちょっと 2 人 と も … う っ … 。

あっ ? あっ ?

天井 の 破片 が 当たった ん だ な 。 大丈夫 か ?

足 引っ張って る の 私 みたい だ ね 。

えっ ? そんな こと ない って ば 。

俺 が その … もう 少し 慎重 に し てりゃ あ 。

結局 ナルト が 悪い って こと だ な 。

キバ ! と は いえ

ナルト の つきあい で アカデミ ー に 戻る の も 御免 だ から な 。

俺 と 赤 丸 で 宝 を 見つけ て くる 。

何 言って ん だ よ キバ 。

みんな で や ん なきゃ 意味 ねえ って ば よ 。

私 も 大丈夫 だ から 。

こっか ら 先 は これ まで と は

比べ 物 に なら ない くらい 大変 な 場所 が 続く 。

それ こそ 忍 で なきゃ 通 れ ない よう な 場所 ばっ か だ 。

足 に ケガ し てる 人間 じゃ 絶対 無理 だ 。

それ に ケガ 人 を ほっとく わけ に も いか ねえ だ ろ 。

そば に つい てる 人間 が 必要 だ 。

だったら 俺 じゃ なく った って 。

お前 1 人 で 見つけ られる の か ?

地図 も ろくに 読め ない 山 の こと も 分かって ない 。

ぶっちゃ け お前 の せい で

さんざん 時間 を むだ に し てん だ から な 。

安心 しろ 俺 が 宝 を 見つけ て き たら

お前 も アカデミー に 戻ら なく て 済む 。

行く ぜ 赤 丸 。 ( 赤 丸 の ほえ 声 )

あっ おい 待て よ キバ !

ハァ … クソ !

( 男 ) 今 だ !

ナルト 君 ! え … あっ ?

な っ … あ ~ ! ( ヒナタ ) あ ~ !

あっ … 。

( ヒナタ ) 気 が 付い た ? ナルト 君 。

あぁ ヒナタ !

( ヒナタ ) ナルト 君 。 えっ ?

えっ ? へ っ ?

ヒナタ が 2 人 いる って ば よ 。

ナルト 君 。

ナルト 君 。

えっ … あっ … 。

ヒナタ … 分身 の 術 使った の か ?

あぁ も しか して 双子 だった の か ?

( ヒナタ たち ) 違う !

それ じゃ 片 っぽ は 変化 の 術 で ヒナタ に 化け た ヤツ か ?

う ~ ん 全然 見分け が つか ねえ って ば よ 。

私 が 本物 よ 。

私 が 本物 よ 。

あ ~ 声 も 全く 同じ だって ば よ 。

そう だ ! こう いう とき は

本物 しか 知ら ない 質問 を し て みる ん だ よ な ~。

ズバリ ヒナタ の 父ちゃん の 名前 は ?

日向 ヒアシ 。

あ ~ そう だ … 俺 って ば

ヒナタ の 父ちゃん の 名前 知ら ない ん だった 。

( ヒアシ ) 《 何 ? 》

ナルト 君 。

あ ~ こんな とき キバ と 赤 丸 が いりゃ あ

におい で どっち が 本物 か 見分け られる っ つ う のに 。

( 男 ) いや たとえ 忍 犬 でも 不可能 だ 。

えっ ?

これ は 普通 の 変化 の 術 で は ない から な 。

お っ さん 確か 今回 の 依頼 人 じゃ … 。

何で ここ に ?

私 が 欲しかった の は 埋蔵 金 なんか じゃ ない 。

君 たち の 顔 だ 。 顔 ?

君 の 顔 も もう もらった 。

( 偽 ナルト ) 俺 が うずまき ナルト だって ば よ 。

俺 が いる って ば よ 。

あと 1 人 の 顔 も そろそろ 頂く と しよ う 。

任せろ って ば よ 。

ここ だ な 。

( キバ ) 中 の 様子 も 地図 の とおり 間違い ねえ 。

( ほえ 声 )

( キバ ) この 岩 の 下 か 一気に 行く ぜ !

あっ ?

こいつ か ! 案外 簡単 に 見つかった な 。

( ほえ 声 ) ( キバ ) どう し た ? 赤 丸 。

( 偽 ナルト ) キバ ? そこ に い ん の キバ だ ろ ?

( 偽 ヒナタ ) キバ 君 ?

ナルト … ヒナタ ?

お前 ら 先 に 帰れ っ つ っ た だ ろ 。

何 だ よ 何 だ よ せっかく 来 て やった のに 。

私 たち 3 人 の 任務 だ し 。

ヒナタ お前 ケガ 大丈夫 な の か ?

うん 少し 休 ん だ ら 動 ける よう に なった から 。

う わ ~ す っげ ぇ ! もう お 宝 見つけ た の か よ 。

ん じゃ 早く 里 に 持って 帰 ろ う ぜ 。

ああ 。

( キバ ) 《 待て よ ? 何で こい つら 地図 も ない のに

こんなに 早く ここ に 来 られ た ん だ ?

しかも ナルト は 方向 感覚 ゼロ だ し

ヒナタ は 足 を ケガ し てる 》

( キバ ) 《 赤 丸 は 特に 怪し ん でる 様子 は ない 。

俺 の 考え 過ぎ か ? 》

( 殴る 音 ) う わ っ 。

( 衝突 音 )

( アガリ ) 帰って き た よう だ な 。

キバ 赤 丸 !

( 鳴き声 )

フン 言った だ ろ ? 忍 犬 の 鼻 でも 区別 が つか ない って 。

始めよ う 。

( 男 ) 顔 映し の 術 。

( ヒナタ ) あれ は ?

私 たち も こう し て 顔 を 映し た の 。

見 て の とおり 顔 映し を 行う に は

映す 本人 が 近く に い なけ れ ば なら ない 。

しかも ある 程度 の 時間 が かかる 。

だが 一 度 顔 を 映し 取って しまえ ば

たとえ 家族 でも 判別 不能 。

完全無欠 な 変化 の 術 だ 。

そんな … 。 キバ 起きろ !

キバ !

な … 何 だ よ て め ぇ 。

( 偽 キバ ) 犬塚 キバ だ よ 。

( 偽 ヒナタ ・ 偽 ナルト ) フフフ … 。

お前 ら … 。

どう いう こと だ ?

キバ ! ( ヒナタ ) キバ 君 !

あっ ち が 本物 か よ 。

う わ っ ! う っ … 。

( キバ ) お前 ら 一体 何者 だ ! ?

( アガリ ) わが 一族 の 名 は 祁答院 。

顔 映し の 秘術 を 持つ 一族 だ 。

何で 俺 たち の 顔 を ?

これ から お前 ら の 代わり に 木 ノ 葉 隠れ の 里 に 戻って

里 を めちゃくちゃ に し て やる ん だって ば よ 。

( 一同 ) フフフ … 。

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ ~

♪ 風 が 吹 い て 痛い

♪ 消え ない 想い

♪ 何 を 持って行 こ う か

♪ 集め て ひと つ

♪ 二 度 と ない 二 度 と ない

♪ 捨てる なんて 馬鹿 みたい

♪ 無邪気 に なって イメージ

♪ ~

♪ きっと それ は 終わら ない

♪ ~

♪ きっと それ は 終わら ない

♪ ~

♪ 愛 の 胸 焦がせ

♪ 千 の 夢 渡れ

♪ 縦横無尽 駆け て

♪ 手 に 掴む 世界

♪ 雲 が ちぎれ て

♪ 日 が また 落ち て

♪ ひと り の パレ ー ド が 動きだす

♪ 冒険 吉日 心拍 上昇

♪ 明暗 遭遇 生命 相愛

( キバ ) 〈 や っぱ ナルト と 一緒 の 任務 は ろくな こと に なん ねえ 〉

〈 文句 言って る 場合 か あいつ ら 里 に 向かう 気 だ ぞ 〉

( キバ ) 〈 じゃ どう やって 脱出 す ん だ よ 〉 〈 螺旋 丸 で ! 〉

( キバ ) 〈 ダメ だ 連中 に 気付か れる 〉 〈 なら お前 の 牙 通 牙 で ! 〉

( キバ ) 〈 同じ だ ! バカ ! 〉 〈 じゃあ どう す ん だ よ ! 〉

( キバ ) 〈 だ から それ を … 〉 ( ヒナタ ) 〈 ナルト 君 ! 〉

( ナルト ・ キバ ) 〈 止め ん な ヒナタ ! 〉 ( ヒナタ ) 〈 そう じゃ なく て 私 が … 〉

( ナルト ・ キバ ) 〈 お ~ それ だ ! 〉

( 金田一 一 ) < 獄 門 塾 で 起き た 連続 殺人 事件 に は

お そる べき トリック が 隠さ れ て い た >

< 太陽 荘 に 潜 ん で いる もう 1 人 の 真 犯人 の 正体 と は ! ? >

Naruto Episode 175 Naruto Episode 175

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ はみだし た 風 を 集め て み たい な ||かぜ||あつめ||||

♪ 波 の 先 つ たって 彼方 へ 駆け て く なみ||さき|||かなた||かけ||

♪ 覚悟 は 決まって る 道 は 遠く て も かくご||きまって||どう||とおく||

♪ 描 い た 未来 へ 続 い てる えが|||みらい||つづ||

♪ 時 が 僕ら を 急か し て じ||ぼくら||せか||

♪ 鼓動 が スピード 上げ てった こどう||すぴーど|あげ|

♪ 夢 の 中 で 目覚め て も ゆめ||なか||めざめ||

♪ 同じ 光 を 探し た おなじ|ひかり||さがし|

♪ 輝く 星空 の 下 かがやく|ほしぞら||した

♪ 数え 切れ ない 星座 と 影 かぞえ|きれ||せいざ||かげ

♪ その 先 に 君 は 何 を |さき||きみ||なん|

♪ 何 を 見つめ て いる だ ろ う なん||みつめ|||||

♪ 何 を 見つめ て いる だ ろ う なん||みつめ|||||

♪ ~

( 綱 手 ) 先月 より 増え て ない か ? ( シズネ ) 増え て ます よ 。 つな|て|せんげつ||ふえ|||||ふえ|||

綱 手 様 が 火影 に 就任 さ れ た こと は 遠く の 国 まで 知れ渡って ます 。 つな|て|さま||ほかげ||しゅうにん||||||とおく||くに||しれわたって|

ですから 木 ノ 葉 隠れ の 里 宛て に |き||は|かくれ||さと|あて|

請求 書 が 送ら れ て くる よう に なった ん です 。 せいきゅう|しょ||おくら||||||||

( 綱 手 ) 火影 なんか 引き受ける もん じゃ ない ねぇ 。 つな|て|ほかげ||ひきうける||||

ハァ … 。

( 綱 手 ) 《 あたし の 名 は 綱 手 。 つな|て|||な||つな|て

木 ノ 葉 隠れ の 里 の 五 代 目 火影 だ 。 き||は|かくれ||さと||いつ|だい|め|ほかげ|

今 の 悩み は 一 向 に 減ら ない 借金 。 いま||なやみ||ひと|むかい||へら||しゃっきん

そして … 》

( ナルト ) 綱 手 の ば あちゃ ~ ん ! |つな|て||||

( コテツ ) ちょ い ! 待て ナルト ! |||まて|

どけ って ! ん な もん 任務 が ない ん だったら |||||にんむ||||

サスケ を 捜し に 行か せ て くれよ ~ ! さすけ||さがし||いか|||

( イズモ ) お前 は 修業 を する よう に 言わ れ てる だ ろ ナルト ! |おまえ||しゅぎょう|||||いわ|||||

もう 綱 手 の ば あちゃ ~ ん ! |つな|て||||

( コテツ ) 痛 っ ! ( イズモ ) う わ っ ! |つう|||||

( 綱 手 ) 《 あれ だ 》 つな|て||

行か せる か 。 いか||

よっ と っ と っと … 。

ゴール ! ごーる

アッハッハッハ ~ !

残念 で し た ~。 ざんねん|||

って 同じ 人間 が やって ん だ から バレバレ だ って ば よ 。 |おなじ|にんげん||||||||||

最近 任務 も ない し … 。 さいきん|にんむ|||

あ ~ あ 。

エロ 仙人 早く 帰って こい って ば よ ~。 |せんにん|はやく|かえって||||

1 人 じゃ 修業 に なん ねえ って ば よ 。 じん||しゅぎょう||||||

( 赤 丸 の ほえ 声 ) ( キバ ) 何 だ 先客 が い た の か よ 。 あか|まる|||こえ||なん||せんきゃく||||||

あれ ? キバ 赤 丸 。 ||あか|まる

( キバ ) じっくり 修業 できる と 思った のに よ ~。 ||しゅぎょう|||おもった||

お前 1 人 な の か ? ヒナタ と シノ は ? おまえ|じん||||||しの|

シノ は 紅 先生 と 一緒に ほか の 班 の 応援 。 しの||くれない|せんせい||いっしょに|||はん||おうえん

ヒナタ は 家 で 修業 する って よ 。 ||いえ||しゅぎょう|||

俺 たち あぶれ 者 って 感じ ? おれ|||もの||かんじ

言う な むなしく なる 。 いう|||

( ヒナタ ) ナルト 君 キバ 君 。 ( キバ ) あっ 。 ||きみ||きみ||

( 赤 丸 の ほえ 声 ) ヒナタ 。 あか|まる|||こえ|

( キバ ) 家 で 修業 し て た ん じゃ なかった の か ? |いえ||しゅぎょう||||||||

( ヒナタ ) 火影 様 から の 連絡 で すぐ に 来 て ほしい って 。 |ほかげ|さま|||れんらく||||らい|||

それ じゃ … 。 う ~ ! やった ~ !

久々 の 任務 だって ば よ ! ひさびさ||にんむ|||

宝 探し ? たから|さがし

( 綱 手 ) そう だ 。 つな|て||

ここ に いる あたし の 古い 知り合い が 今回 の 依頼 人 だ 。 |||||ふるい|しりあい||こんかい||いらい|じん|

海 鮮 アガリ と 申し ます 。 うみ|せん|||もうし|

ご 覧 ください 宝 の 在りか を 示し た 地図 です 。 |み||たから||ありか||しめし||ちず|

数 億 両 の 宝 が 眠って いる そう です 。 すう|おく|りょう||たから||ねむって|||

( 口笛 ) くちぶえ

数 億 ! すう|おく

毎日 一 楽 の 特 盛り ラーメン を 食べ た と し て … 。 まいにち|ひと|がく||とく|さかり|らーめん||たべ||||

た … たぶん 一生 かかって も 食べ 切 れ ない と 思う けど 。 ||いっしょう|||たべ|せつ||||おもう|

す っげ ぇ ~ ! でも よ 地図 は ある ん だ ろ ? |||||ちず|||||

わざわざ 忍 に 頼む よう な 仕事 か ? |おし||たのむ|||しごと|

ええ 埋蔵 金 が ある の は 普通 の 人 間 で は |まいぞう|きむ|||||ふつう||じん|あいだ||

近づく こと すら 困難 な 場所 な の です 。 ちかづく|||こんなん||ばしょ|||

私 も 近く まで 行って み まし た が とても とても 。 わたくし||ちかく||おこなって||||||

それ で 忍 の 出番 って わけ か 。 ||おし||でばん|||

期限 は 3 日 成功 すれ ば アガリ から 特別 報酬 が 出る 。 きげん||ひ|せいこう|||||とくべつ|ほうしゅう||でる

心して かか れよ 。 こころして||

はっ ! ヘッ ! こんな 任務 |||にんむ

楽勝 だって ば よ 。 らくしょう|||

フッ 確か に 難しい 任務 じゃ ない 。 |たしか||むずかしい|にんむ||

だが もし 失敗 し た とき は … 。 ||しっぱい||||

( ナルト ・ キバ ・ ヒナタ ) え ~ !

( 綱 手 ) < もし 失敗 し た とき は … > つな|て||しっぱい||||

< アカデミー に 戻って もらう よ ! > あかでみー||もどって||

< え ~ ! > < あぁ … >

( 綱 手 ) < アカデミー に 入学 し 直し て つな|て|あかでみー||にゅうがく||なおし|

一 から 忍者 の 修業 を やり 直す ん だ > ひと||にんじゃ||しゅぎょう|||なおす||

< な … 何で 俺 ら が ? > |なんで|おれ||

< ここ 数 か月 の 任務 の 成功 率 を 調べ て み た ん だ が … 。 |すう|かげつ||にんむ||せいこう|りつ||しらべ||||||

ナルト ! お前 が 断トツ に 悪い > |おまえ||だんとつ||わるい

< が っ … ! >

< 特に 犬塚 キバ 日向 ヒナタ と 組 ん だ 時 の 成功 率 は とくに|いぬずか||ひゅうが|||くみ|||じ||せいこう|りつ|

絶望 的 に 低い > ぜつぼう|てき||ひくい

( キバ ) 《 言わ れ て み れ ば この 間 任務 に 失敗 し た 時 の メンツ だ 》 |いわ|||||||あいだ|にんむ||しっぱい|||じ||めんつ|

( ヒナタ ) 《 前 に シノ 君 を 加え た 4 人 で |ぜん||しの|きみ||くわえ||じん|

微 香 虫 探し に 行った 時 も 失敗 し た し … 》 び|かおり|ちゅう|さがし||おこなった|じ||しっぱい|||

< 思い当たる 節 が ある だ ろ う ? > おもいあたる|せつ|||||

< でも よ ! ナルト だけ なら ともかく

何で 俺 たち まで アカデミー に ? > ( 赤 丸 の ほえ 声 ) なんで|おれ|||あかでみー||あか|まる|||こえ

( 綱 手 ) < チーム は 連帯 責任 が 基本 だ よ 。 つな|て|ちーむ||れんたい|せきにん||きほん||

失敗 の 責任 は 全員 で 取る ん だ 。 しっぱい||せきにん||ぜんいん||とる||

分かった ね ! > わかった|

だ … 大丈夫 。 |だいじょうぶ

宝 探し なんて 失敗 する はず ない って 。 たから|さがし||しっぱい||||

お前 が 足 を 引っ張 ん なきゃ な 。 何 だ と ! ? おまえ||あし||ひっぱ||||なん||

そっち こそ 足 引っ張る ん じゃ ねえ ぞ ! ||あし|ひっぱる||||

もし 失敗 し たら |しっぱい||

こ … この 子 たち と 一緒に 勉強 する こと に なる ん だ よ ね 。 ||こ|||いっしょに|べんきょう||||||||

あ … 。 あ … 。

( 生徒 たち ) 《 フフフ … 》 せいと||

( イルカ ) おう どう し た ? ナルト キバ ヒナタ 。

3 人 そろって 。 イルカ 先生 。 じん||いるか|せんせい

さては アカデミー が 恋しく なった か ? |あかでみー||こいしく||

何なら 戻って き て も いい ん だ ぞ ? なんなら|もどって|||||||

絶対 戻ら ねえ って ば よ ~ ! ぜったい|もどら||||

ん ? 何 だ ? あいつ ら 。 |なん|||

今度 の 任務 は 絶対 成功 さ せ て 綱 手 の ばあちゃん を 見返し て やる 。 こんど||にんむ||ぜったい|せいこう||||つな|て||||みかえし||

こっち こそ ! お前 の つきあい で ||おまえ|||

もう 一 回 アカデミー なんて 御免 だ ぜ 。 |ひと|かい|あかでみー||ごめん||

これ まで の 失敗 は 連帯 責任 だ 。 |||しっぱい||れんたい|せきにん|

俺 だけ の 責任 なんか じゃ ねえ って ば よ ! おれ|||せきにん||||||

どう かな お前 が 入ら ない 時 の ||おまえ||はいら||じ|

俺 たち の 班 の 任務 成功 率 は 高い ぜ ? おれ|||はん||にんむ|せいこう|りつ||たかい|

ほ ~ そんじゃ この 任務 で 証明 し て やる って ば よ 。 |||にんむ||しょうめい||||||

ホント は 誰 が 足 引っ張って ん の か ! ほんと||だれ||あし|ひっぱって|||

ああ 望む ところ だ ! ( キバ ・ ナルト ) フン ! |のぞむ|||||ふん

( ヒナタ ) 《 だ … 大丈夫 かな ? 》 ||だいじょうぶ|

♪ ~

お っ 。

行き止まり だって ば よ 。 いきどまり|||

道 が ある の は ここ まで か 。 どう|||||||

この 先 に 川 が ある な 。 |さき||かわ|||

どう 渡る か 。 ん ~ … 。 |わたる||

だったら ここ だ ここ ! 一直線 に 突っ切れ ば いい だ ろ ? ||||いっちょくせん||つっきれ||||

お前 バカ か ? おまえ|ばか|

山 の 地形 って の は そんな 単純 じゃ ねえ ん だ よ ! やま||ちけい|||||たんじゅん|||||

俺 なら こう だ 。 ダハハハハ ! おれ||||

そっち こそ バカ じゃ ねえ の ? 全然 遠回り だ し 。 ||ばか||||ぜんぜん|とおまわり||

フン じゃ どっち が 早く 行 ける か 競争 し て みる か ? ふん||||はやく|ぎょう|||きょうそう||||

この 俺 が 負ける わけ ねえ って ば よ 。 |おれ||まける|||||

よし ゴール は あの 大岩 だ ! |ごーる|||おおいわ|

スタート ! 行く ぜ 赤 丸 ! すたーと|いく||あか|まる

( 赤 丸 の ほえ 声 ) 楽勝 だって ば よ ! あか|まる|||こえ|らくしょう|||

え … 。

待って よ ナルト 君 。 まって|||きみ

( ヒナタ ) ナルト 君 。 何 だ よ ? ||きみ|なん||

だいぶ 登って る みたい だ けど 。 |のぼって||||

大丈夫 だ って ば よ 。 だいじょうぶ||||

痛 っ 痛 っ … 。 つう||つう|

えっ はっ あ ~ っ ( ヒナタ ) ナルト 君 ! ||||||きみ

だ … 大丈夫 。 |だいじょうぶ

キバ より は 全然 早い はず だ から 。 |||ぜんぜん|はやい|||

やった ~ ! 俺 の 勝ち だ ~ ! |おれ||かち|

うま そう な 匂い 。 |||におい

あっ 。 ( キバ ) ようやく 着 い た か 。 |||ちゃく|||

( ヒナタ ) キバ 君 。 ||きみ

あん ま 遅い んで 飯 の 支度 し とい た ぜ 。 ||おそい||めし||したく||||

( キバ ) さて どっち だ ?

こんな の は … こんな の まっすぐ 突っ切って け ばい いって ば よ 。 ||||||つっきって|||||

ナルト 君 。 ( キバ ) お っ … やれやれ 。 |きみ||||

み … 水 。 |すい

ほ い 水 。 ||すい

絶対 こっち の ほう が 早い って ば よ 。 ぜったい|||||はやい|||

ハァ ハァ … 。

ウッハッハ ~ よく 寝 た ~。 ||ね|

俺 と 赤 丸 は しょっちゅう こんな 山 の 中 で 修業 し てる ん だ 。 おれ||あか|まる||||やま||なか||しゅぎょう||||

お前 ら より ず ~ っと 山 の こと は 分かって る ぜ 。 おまえ|||||やま||||わかって||

うる せ ぇ 。

あっ 。

だから う っせ ぇ ん だ よ !

2 ~ 3 回 勝った から って 偉 そう に す ん な ! かい|かった|||えら|||||

( キバ ) 2 ~ 3 回 じゃ なく て 5 回 だ よ ! |かい||||かい||

フン ! ( ヒナタ ) やめ て ナルト 君 キバ 君 。 ふん|||||きみ||きみ

ナルト 君 たち そろそろ です か ね ? |きみ|||||

この 任務 一見 簡単 そう に 見える が |にんむ|いっけん|かんたん|||みえる|

そう 簡単 に は 行か ない よ 。 |かんたん|||いか||

あいつ ら も 思い知る だ ろ う よ 。 |||おもいしる||||

( キバ ) 鍾乳洞 か だ が … 。 |しょうにゅうどう|||

もう 早く しろ って ば 。 |はやく|||

埋蔵 金 は 鍾乳洞 の 中 に ある って 言って た ろ ? まいぞう|きむ||しょうにゅうどう||なか||||いって||

ちょっと 待て 鍾乳洞 が ある の は もっと 先 の はず だ 。 |まて|しょうにゅうどう||||||さき|||

こんな 簡単 に 見つかる はず が ねえ 。 あの な ! |かんたん||みつかる|||||

鍾乳洞 なんて そんな しょっちゅう ある もん じゃ ねえ って ば よ 。 しょうにゅうどう||||||||||

だから ここ で いい ん だ よ ! 行 こ う ぜ ヒナタ 。 |||||||ぎょう||||

( ヒナタ ) う … うん 。 ( キバ ) おい 待て よ ! 2 人 と も 。 |||||まて||じん||

何 も 見え ねえ って ば よ 。 なん||みえ||||

あっ … 行き止まり 。 ん な バカ な ! |いきどまり|||ばか|

ナルト ! ヒナタ !

あっ … 。

危 ねぇ ! 逃げろ 2 人 と も ! ( 赤 丸 の ほえ 声 ) き||にげろ|じん|||あか|まる|||こえ

ハッ ! あっ ? わ ~ !

( 男 1 ) まさか 終わり で は ある まい な 。 おとこ||おわり|||||

( 男 2 ) あの 方 は これ ぐらい なら 大丈夫 だ と 言って おら れ た が … 。 おとこ||かた|||||だいじょうぶ|||いって||||

( ほえ 声 ) 何 が 起き た ん だ よ ? |こえ|なん||おき||||

ひょっとして 敵 が 俺 たち を 狙った の か ? |てき||おれ|||ねらった||

いや 赤 丸 は 人 の におい は し なかった って 言って る 。 |あか|まる||じん|||||||いって|

ただ の 事故 だ ろ 。 ( 赤 丸 の ほえ 声 ) ||じこ|||あか|まる|||こえ

だから ここ は 違う って 言った だ ろ ! |||ちがう||いった||

だって よ ~ ! 鍾乳洞 探し て て それ が 目 の 前 に あったら ||しょうにゅうどう|さがし|||||め||ぜん||

普通 そこ だ と 思う だ ろ ? 人 と し て 。 ふつう||||おもう|||じん|||

助け られ た くせ に 偉 そう な 口 利く ん じゃ ねえ よ ! たすけ|||||えら|||くち|きく||||

助け て くれ なんて 頼 ん で ない って ば よ 。 たすけ||||たの||||||

ん ~ だ と !

ちょっと 2 人 と も … う っ … 。 |じん||||

あっ ? あっ ?

天井 の 破片 が 当たった ん だ な 。 大丈夫 か ? てんじょう||はへん||あたった||||だいじょうぶ|

足 引っ張って る の 私 みたい だ ね 。 あし|ひっぱって|||わたくし|||

えっ ? そんな こと ない って ば 。

俺 が その … もう 少し 慎重 に し てりゃ あ 。 おれ||||すこし|しんちょう||||

結局 ナルト が 悪い って こと だ な 。 けっきょく|||わるい||||

キバ ! と は いえ

ナルト の つきあい で アカデミ ー に 戻る の も 御免 だ から な 。 |||||||もどる|||ごめん|||

俺 と 赤 丸 で 宝 を 見つけ て くる 。 おれ||あか|まる||たから||みつけ||

何 言って ん だ よ キバ 。 なん|いって||||

みんな で や ん なきゃ 意味 ねえ って ば よ 。 |||||いみ||||

私 も 大丈夫 だ から 。 わたくし||だいじょうぶ||

こっか ら 先 は これ まで と は ||さき|||||

比べ 物 に なら ない くらい 大変 な 場所 が 続く 。 くらべ|ぶつ|||||たいへん||ばしょ||つづく

それ こそ 忍 で なきゃ 通 れ ない よう な 場所 ばっ か だ 。 ||おし|||つう|||||ばしょ|||

足 に ケガ し てる 人間 じゃ 絶対 無理 だ 。 あし||けが|||にんげん||ぜったい|むり|

それ に ケガ 人 を ほっとく わけ に も いか ねえ だ ろ 。 ||けが|じん|||||||||

そば に つい てる 人間 が 必要 だ 。 ||||にんげん||ひつよう|

だったら 俺 じゃ なく った って 。 |おれ||||

お前 1 人 で 見つけ られる の か ? おまえ|じん||みつけ|||

地図 も ろくに 読め ない 山 の こと も 分かって ない 。 ちず|||よめ||やま||||わかって|

ぶっちゃ け お前 の せい で ||おまえ|||

さんざん 時間 を むだ に し てん だ から な 。 |じかん||||||||

安心 しろ 俺 が 宝 を 見つけ て き たら あんしん||おれ||たから||みつけ|||

お前 も アカデミー に 戻ら なく て 済む 。 おまえ||あかでみー||もどら|||すむ

行く ぜ 赤 丸 。 ( 赤 丸 の ほえ 声 ) いく||あか|まる|あか|まる|||こえ

あっ おい 待て よ キバ ! ||まて||

ハァ … クソ ! |くそ

( 男 ) 今 だ ! おとこ|いま|

ナルト 君 ! え … あっ ? |きみ||

な っ … あ ~ ! ( ヒナタ ) あ ~ !

あっ … 。

( ヒナタ ) 気 が 付い た ? ナルト 君 。 |き||つけい|||きみ

あぁ ヒナタ !

( ヒナタ ) ナルト 君 。 えっ ? ||きみ|

えっ ? へ っ ?

ヒナタ が 2 人 いる って ば よ 。 ||じん||||

ナルト 君 。 |きみ

ナルト 君 。 |きみ

えっ … あっ … 。

ヒナタ … 分身 の 術 使った の か ? |ぶんしん||じゅつ|つかった||

あぁ も しか して 双子 だった の か ? ||||ふたご|||

( ヒナタ たち ) 違う ! ||ちがう

それ じゃ 片 っぽ は 変化 の 術 で ヒナタ に 化け た ヤツ か ? ||かた|||へんか||じゅつ||||ばけ||やつ|

う ~ ん 全然 見分け が つか ねえ って ば よ 。 ||ぜんぜん|み わけ||||||

私 が 本物 よ 。 わたくし||ほんもの|

私 が 本物 よ 。 わたくし||ほんもの|

あ ~ 声 も 全く 同じ だって ば よ 。 |こえ||まったく|おなじ|||

そう だ ! こう いう とき は

本物 しか 知ら ない 質問 を し て みる ん だ よ な ~。 ほんもの||しら||しつもん||||||||

ズバリ ヒナタ の 父ちゃん の 名前 は ? ずばり|||とうちゃん||なまえ|

日向 ヒアシ 。 ひゅうが|

あ ~ そう だ … 俺 って ば |||おれ||

ヒナタ の 父ちゃん の 名前 知ら ない ん だった 。 ||とうちゃん||なまえ|しら|||

( ヒアシ ) 《 何 ? 》 |なん

ナルト 君 。 |きみ

あ ~ こんな とき キバ と 赤 丸 が いりゃ あ |||||あか|まる|||

におい で どっち が 本物 か 見分け られる っ つ う のに 。 ||||ほんもの||み わけ|||||

( 男 ) いや たとえ 忍 犬 でも 不可能 だ 。 おとこ|||おし|いぬ||ふかのう|

えっ ?

これ は 普通 の 変化 の 術 で は ない から な 。 ||ふつう||へんか||じゅつ|||||

お っ さん 確か 今回 の 依頼 人 じゃ … 。 |||たしか|こんかい||いらい|じん|

何で ここ に ? なんで||

私 が 欲しかった の は 埋蔵 金 なんか じゃ ない 。 わたくし||ほしかった|||まいぞう|きむ|||

君 たち の 顔 だ 。 顔 ? きみ|||かお||かお

君 の 顔 も もう もらった 。 きみ||かお|||

( 偽 ナルト ) 俺 が うずまき ナルト だって ば よ 。 ぎ||おれ||||||

俺 が いる って ば よ 。 おれ|||||

あと 1 人 の 顔 も そろそろ 頂く と しよ う 。 |じん||かお|||いただく|||

任せろ って ば よ 。 まかせろ|||

ここ だ な 。

( キバ ) 中 の 様子 も 地図 の とおり 間違い ねえ 。 |なか||ようす||ちず|||まちがい|

( ほえ 声 ) |こえ

( キバ ) この 岩 の 下 か 一気に 行く ぜ ! ||いわ||した||いっきに|いく|

あっ ?

こいつ か ! 案外 簡単 に 見つかった な 。 ||あんがい|かんたん||みつかった|

( ほえ 声 ) ( キバ ) どう し た ? 赤 丸 。 |こえ|||||あか|まる

( 偽 ナルト ) キバ ? そこ に い ん の キバ だ ろ ? ぎ||||||||||

( 偽 ヒナタ ) キバ 君 ? ぎ|||きみ

ナルト … ヒナタ ?

お前 ら 先 に 帰れ っ つ っ た だ ろ 。 おまえ||さき||かえれ||||||

何 だ よ 何 だ よ せっかく 来 て やった のに 。 なん|||なん||||らい|||

私 たち 3 人 の 任務 だ し 。 わたくし||じん||にんむ||

ヒナタ お前 ケガ 大丈夫 な の か ? |おまえ|けが|だいじょうぶ|||

うん 少し 休 ん だ ら 動 ける よう に なった から 。 |すこし|きゅう||||どう|||||

う わ ~ す っげ ぇ ! もう お 宝 見つけ た の か よ 。 |||||||たから|みつけ||||

ん じゃ 早く 里 に 持って 帰 ろ う ぜ 。 ||はやく|さと||もって|かえ|||

ああ 。

( キバ ) 《 待て よ ? 何で こい つら 地図 も ない のに |まて||なんで|||ちず|||

こんなに 早く ここ に 来 られ た ん だ ? |はやく|||らい||||

しかも ナルト は 方向 感覚 ゼロ だ し |||ほうこう|かんかく|||

ヒナタ は 足 を ケガ し てる 》 ||あし||けが||

( キバ ) 《 赤 丸 は 特に 怪し ん でる 様子 は ない 。 |あか|まる||とくに|あやし|||ようす||

俺 の 考え 過ぎ か ? 》 おれ||かんがえ|すぎ|

( 殴る 音 ) う わ っ 。 なぐる|おと|||

( 衝突 音 ) しょうとつ|おと

( アガリ ) 帰って き た よう だ な 。 |かえって|||||

キバ 赤 丸 ! |あか|まる

( 鳴き声 ) なきごえ

フン 言った だ ろ ? 忍 犬 の 鼻 でも 区別 が つか ない って 。 ふん|いった|||おし|いぬ||はな||くべつ||||

始めよ う 。 はじめよ|

( 男 ) 顔 映し の 術 。 おとこ|かお|うつし||じゅつ

( ヒナタ ) あれ は ?

私 たち も こう し て 顔 を 映し た の 。 わたくし||||||かお||うつし||

見 て の とおり 顔 映し を 行う に は み||||かお|うつし||おこなう||

映す 本人 が 近く に い なけ れ ば なら ない 。 うつす|ほんにん||ちかく|||||||

しかも ある 程度 の 時間 が かかる 。 ||ていど||じかん||

だが 一 度 顔 を 映し 取って しまえ ば |ひと|たび|かお||うつし|とって||

たとえ 家族 でも 判別 不能 。 |かぞく||はんべつ|ふのう

完全無欠 な 変化 の 術 だ 。 かんぜんむけつ||へんか||じゅつ|

そんな … 。 キバ 起きろ ! ||おきろ

キバ !

な … 何 だ よ て め ぇ 。 |なん|||||

( 偽 キバ ) 犬塚 キバ だ よ 。 ぎ||いぬずか|||

( 偽 ヒナタ ・ 偽 ナルト ) フフフ … 。 ぎ||ぎ||

お前 ら … 。 おまえ|

どう いう こと だ ?

キバ ! ( ヒナタ ) キバ 君 ! |||きみ

あっ ち が 本物 か よ 。 |||ほんもの||

う わ っ ! う っ … 。

( キバ ) お前 ら 一体 何者 だ ! ? |おまえ||いったい|なにもの|

( アガリ ) わが 一族 の 名 は 祁答院 。 ||いちぞく||な||けどういん

顔 映し の 秘術 を 持つ 一族 だ 。 かお|うつし||ひじゅつ||もつ|いちぞく|

何で 俺 たち の 顔 を ? なんで|おれ|||かお|

これ から お前 ら の 代わり に 木 ノ 葉 隠れ の 里 に 戻って ||おまえ|||かわり||き||は|かくれ||さと||もどって

里 を めちゃくちゃ に し て やる ん だって ば よ 。 さと||||||||||

( 一同 ) フフフ … 。 いちどう|

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ ~

♪ 風 が 吹 い て 痛い かぜ||ふ|||いたい

♪ 消え ない 想い きえ||おもい

♪ 何 を 持って行 こ う か なん||もってい|||

♪ 集め て ひと つ あつめ|||

♪ 二 度 と ない 二 度 と ない ふた|たび|||ふた|たび||

♪ 捨てる なんて 馬鹿 みたい すてる||ばか|

♪ 無邪気 に なって イメージ むじゃき|||いめーじ

♪ ~

♪ きっと それ は 終わら ない |||おわら|

♪ ~

♪ きっと それ は 終わら ない |||おわら|

♪ ~

♪ 愛 の 胸 焦がせ あい||むね|こがせ

♪ 千 の 夢 渡れ せん||ゆめ|わたれ

♪ 縦横無尽 駆け て じゅうおうむじん|かけ|

♪ 手 に 掴む 世界 て||つかむ|せかい

♪ 雲 が ちぎれ て くも|||

♪ 日 が また 落ち て ひ|||おち|

♪ ひと り の パレ ー ド が 動きだす |||||||うごきだす

♪ 冒険 吉日 心拍 上昇 ぼうけん|きちじつ|しんぱく|じょうしょう

♪ 明暗 遭遇 生命 相愛 めいあん|そうぐう|せいめい|そうあい

( キバ ) 〈 や っぱ ナルト と 一緒 の 任務 は ろくな こと に なん ねえ 〉 |||||いっしょ||にんむ||||||

〈 文句 言って る 場合 か あいつ ら 里 に 向かう 気 だ ぞ 〉 もんく|いって||ばあい||||さと||むかう|き||

( キバ ) 〈 じゃ どう やって 脱出 す ん だ よ 〉 〈 螺旋 丸 で ! 〉 ||||だっしゅつ|||||らせん|まる|

( キバ ) 〈 ダメ だ 連中 に 気付か れる 〉 〈 なら お前 の 牙 通 牙 で ! 〉 |だめ||れんちゅう||きづか|||おまえ||きば|つう|きば|

( キバ ) 〈 同じ だ ! バカ ! 〉 〈 じゃあ どう す ん だ よ ! 〉 |おなじ||ばか||||||

( キバ ) 〈 だ から それ を … 〉 ( ヒナタ ) 〈 ナルト 君 ! 〉 |||||||きみ

( ナルト ・ キバ ) 〈 止め ん な ヒナタ ! 〉 ( ヒナタ ) 〈 そう じゃ なく て 私 が … 〉 ||とどめ|||||||||わたくし|

( ナルト ・ キバ ) 〈 お ~ それ だ ! 〉

( 金田一 一 ) < 獄 門 塾 で 起き た 連続 殺人 事件 に は きんたいち|ひと|ごく|もん|じゅく||おき||れんぞく|さつじん|じけん||

お そる べき トリック が 隠さ れ て い た > |||とりっく||かくさ||||

< 太陽 荘 に 潜 ん で いる もう 1 人 の 真 犯人 の 正体 と は ! ? > たいよう|そう||ひそ|||||じん||まこと|はんにん||しょうたい||