Kantai Collection Episode 12

赤城 さん 直 上 を あかぎ||なお|うえ|

加賀 さん かが|

どうして こんな 事態 だけ は 避けよ う と … ||じたい|||さけよ||

なのに …

赤城 先輩 直 上 あかぎ|せんぱい|なお|うえ

やっぱり 抗 え ない の |こう|||

運命 に は … うんめい||

先輩 大丈夫 です か せんぱい|だいじょうぶ||

吹雪 さん ふぶき|

あなた なぜ

それ は あと です

早く はやく

でも …

加賀 さん かが|

一 航 戦 の 誇り に 賭け て ひと|わたる|いくさ||ほこり||かけ|

稼働 機 全 機 発 艦 かどう|き|ぜん|き|はつ|かん

加賀 さん と 比 叡 さん が 至急 退避 を かが|||ひ|えい|||しきゅう|たいひ|

平気 よ この くらい へいき|||

そう です この くらい で 逃げ 帰ったら お 姉 様 に 叱ら れ ます |||||にげ|かえったら||あね|さま||しから||

よくぞ 言った ねえ |いった|

お 姉 様 来 て くれ た ん です ね |あね|さま|らい||||||

私 たち の 出番 ね Follow me わたくし|||でばん|||

皆さん も つい て き て ください ねえ みなさん|||||||

榛名 に 霧島 まで はるな||きりしま|

翔 鶴 さん 瑞鶴 さん と|つる||ずいかく|

高速 修復 材 が なんか 急に 手配 さ れ て さ こうそく|しゅうふく|ざい|||きゅうに|てはい||||

大和 さん に 追い つい ちゃ い まし た だいわ|||おい|||||

大和 さん は … だいわ||

それ は また あと で 説明 し ます |||||せつめい||

MI 攻略 主力 艦 隊 |こうりゃく|しゅりょく|かん|たい

旗 艦 大和 押して まいり ます き|かん|だいわ|おして||

五 航 戦 瑞鶴 いつ|わたる|いくさ|ずいかく

五 航 戦 翔 鶴 いつ|わたる|いくさ|と|つる

全 航空 隊 発 艦 始め ぜん|こうくう|たい|はつ|かん|はじめ

さあ 赤城 先輩 も |あかぎ|せんぱい|

えっ ええ

一撃 いいえ いちげき|

それ に 至る 今 まで の すべて の 行動 で この 子 は 変え て しまった ||いたる|いま|||||こうどう|||こ||かえ||

私 たち が 必死 に 抗 お う と して でき なかった 何 か を わたくし|||ひっし||こう|||||||なん||

この 子 は いったい … |こ||

やっと この 時 が 来 まし た ||じ||らい||

ずっと ずっと 悠久 の 昔 から ||ゆうきゅう||むかし|

私 は この 時 を 待ち望 ん で い た 気 が し ます わたくし|||じ||まちのぞ|||||き|||

皆さん と 手 を 取り合い 戦う この 時 を みなさん||て||とりあい|たたかう||じ|

左舷 砲戦 用意 さげん|ほうせん|ようい

三 式 弾 装填 みっ|しき|たま|そうてん

第 一 第 二 主砲 斉 射 だい|ひと|だい|ふた|しゅほう|ひとし|い

やった

まだ です

何度 でも 何度 でも 沈 ん で いき なさい なんど||なんど||しず||||

朝 の 光 眩 しく て あさ||ひかり|くら||

Weigh Anchor !

言葉 も 無く て ただ 波 の 音 聞い て た ことば||なく|||なみ||おと|ききい||

記憶 の 意味 試さ れ て いる みたい に きおく||いみ|ためさ|||||

闇 の 中 でも 思い出す やみ||なか||おもいだす

前 に 進む の 見て い て よ ぜん||すすむ||みて|||

So repeatedly , we won ' t regret to them

そんな 風 に 考え て い た の |かぜ||かんがえ||||

憧れ 抜 錨 未来 あこがれ|ぬき|いかり|みらい

絶望 喪失 別離 ぜつぼう|そうしつ|べつり

いく つ も の 悲しみ と 海 を 越え ||||かなしみ||うみ||こえ

たとえ 世界 の すべて が 海 色 に 溶け て も |せかい||||うみ|いろ||とけ||

きっと あなた の 声 が する |||こえ||

大丈夫 帰 ろ う って でも だいじょうぶ|かえ||||

世界 が すべて 反転 し て いる の なら せかい|||はんてん|||||

それ でも あなた と 真っ直ぐ に 前 を 見 て て ||||まっすぐ||ぜん||み||

今 願い 込め た 一撃 爆ぜ た いま|ねがい|こめ||いちげき|はぜ|

本気 に さ せ た っぽい ほんき|||||

敵 艦載機 は 私 たち が 迎撃 し ます てき|かんさいき||わたくし|||げいげき||

第 一 機動 部隊 は その 隙 を つい て 敵 機動 部隊 を だい|ひと|きどう|ぶたい|||すき||||てき|きどう|ぶたい|

大和 さん たち 主力 艦 隊 は 飛行 場 姫 の 撃破 に 向かって ください だいわ|||しゅりょく|かん|たい||ひこう|じょう|ひめ||げきは||むかって|

分かり まし た わかり||

吹雪 さん ふぶき|

はい

榛名 全力 で 参り ます はるな|ぜんりょく||まいり|

ヒエ ～ なんて 言って る 場合 じゃ なく て ||いって||ばあい|||

気合 入れ て 撃ち ます きあい|いれ||うち|

負け て られ ませ ん ね まけ|||||

マイク チェック も 十分 済 ん だ よう です し まいく|ちぇっく||じゅうぶん|す|||||

霧島 後ろ きりしま|うしろ

分 って ます ぶん||

霧島 が … きりしま|

メガネ を 取った めがね||とった

さあ 砲撃 開始 です |ほうげき|かいし|

よく でき まし た

これ じゃ 魚雷 を 撃つ 隙 も ない ||ぎょらい||うつ|すき||

うそ

大井 っち おおい|

大井 っち おおい|

私 の 北上 さん に 何 し て け つかる の よ わたくし||ほくじょう|||なん||||||

消え なさい きえ|

なんか キモ い の つい た キモ い の つい た

大井 っち おおい|

北上 さん もう 安心 ほくじょう|||あんしん

大井 っち おおい|

怖かった の ？ こわかった|

うん

なな … 何という 可愛 さ 健 気 さ |なんという|かわい||けん|き|

いいえ そんな 言葉 で は 語り 尽くせ ない この 美し さ を 何 に 例え ま しょ う ||ことば|||かたり|つくせ|||うつくし|||なん||たとえ|||

まるで 春 に 萌 える 若葉 の よう な |はる||ほう||わかば|||

ああ そう 萌 えよ ||ほう|

この 可愛 さ を 私 は 萌 え と 名づけ … |かわい|||わたくし||ほう|||なづけ

大井 っち おおい|

あ はい 何 ？ ||なん

敵 が てき|

でも 大丈夫 |だいじょうぶ

恐れる こと は ない よ おそれる||||

大井 っち と 一緒 だ から おおい|||いっしょ||

今 は スーパー 北上 様 だ よ いま||すーぱー|ほくじょう|さま||

です ね

二 人 合わせ て 片 舷 40 門 ふた|じん|あわせ||かた|げん|もん

両 舷 合わせ て 80 門 の 魚雷 は 伊達 じゃ ない わ りょう|げん|あわせ||もん||ぎょらい||だて|||

海 の 藻屑 と なり なさい な うみ||もくず||||

さあ 敵 の 機動 部隊 は すぐ そこ です |てき||きどう|ぶたい||||

うん まだまだ 筑摩 に は 負け ん ||ちくま|||まけ|

敵 の 護衛 部隊 を てき||ごえい|ぶたい|

任せ と い て まかせ|||

パーティー 始めよ う ぱーてぃー|はじめよ|

金剛 さん 比 叡 さん こんごう||ひ|えい|

行き ます いき|

Burning Love

あと 少し |すこし

その 艦 もらった |かん|

赤城 さん あかぎ|

矢 が … や|

一 航 戦 の 先輩 方 ひと|わたる|いくさ||せんぱい|かた

翔 鶴 さん 瑞鶴 さん と|つる||ずいかく|

きっと ヘマ を する 空母 が 一杯 や 二 杯 いる か と 思って ね ||||くうぼ||いっぱい||ふた|さかずき||||おもって|

持って き た もって||

瑞鶴 が 渡す よう に と ずいかく||わたす|||

少し 頭 に 来 まし た すこし|あたま||らい||

です ね

行き ま しょ う 私 たち も いき||||わたくし||

飛行 場 姫 の 滑走 路 を 無力 化 し まし た ひこう|じょう|ひめ||かっそう|じ||むりょく|か|||

制 空 権 確保 し まし た せい|から|けん|かくほ|||

私 が 参り ます わたくし||まいり|

砲戦 用意 ほうせん|ようい

仰 角 合わせ 全 砲門 発射 用意 あお|かど|あわせ|ぜん|ほうもん|はっしゃ|ようい

撃て うて

沈め 皆 沈め しずめ|みな|しずめ

やった

倒し た の ？ たおし||

はい これ で あの 夢 は … ||||ゆめ|

新た な 敵 空母 です あらた||てき|くうぼ|

一 二 三 ひと|ふた|みっ

いつの間に いつのまに

大和 さん だいわ|

敵 の 拠点 は すでに 叩 い た わ てき||きょてん|||たた|||

一 度 退却 し て 態勢 を 立て直し て から でも ひと|たび|たいきゃく|||たいせい||たてなおし|||

だめ です

大和 さん だいわ|

感じ ませ ん か かんじ|||

まだ 何 か 強い 力 が 働 い て いる こと に |なん||つよい|ちから||はたら|||||

強い 力 ？ つよい|ちから

そう です

私 が ここ に 遅れ て しまった の も 新た な 敵 が 現れ た の も わたくし||||おくれ|||||あらた||てき||あらわれ|||

まるで かつて あった もの を あった 通り に し て おこ う と する 力 ||||||とおり||||||||ちから

退却 し たら その 力 は より 強く なる よう な 気 が する ん です たいきゃく||||ちから|||つよく||||き||||

でも

ここ で 打ち破ら なく て は いけない ||うちやぶら||||

私 たち を 縛りつけ て いる 何 か を わたくし|||しばりつけ|||なん||

その 通り です |とおり|

何 ？ なん

何 じゃ なん|

そんな …

また 最初 に 戻った だけ っぽい |さいしょ||もどった||

今 まで の 攻撃 は すべて 無駄 だった と いう の です か いま|||こうげき|||むだ||||||

これ が 力 ||ちから

どう やって も 逃げ られ ない と いう の です か |||にげ|||||||

だめ です

吹雪 ちゃん ふぶき|

そんな もの に 負け ちゃ だめ です |||まけ|||

みんな が 私 たち の 勝利 を 信じ て 待って る ん です ||わたくし|||しょうり||しんじ||まって|||

私 司令 官 に 初めて 会った 時 に 言わ れ た ん です わたくし|しれい|かん||はじめて|あった|じ||いわ||||

ここ から 始めよ う って ||はじめよ||

何も ない ところ から すべて は 始まる ん です なにも||||||はじまる||

何にも とらわれ ず 立ち向かわ なきゃ だめ です なんにも|||たちむかわ|||

それ が すべて を 変える ん です ||||かえる||

吹雪 さん ふぶき|

その 通り だ |とおり|

怯 む な きょう||

運命 に 抗 う と いう こと は 簡単 な こと で は ない うんめい||こう||||||かんたん|||||

しかし だ から こそ 価値 が ある ||||かち||

成し遂げる 意義 が ある なしとげる|いぎ||

艦隊 この 長門 に 続け かんたい||ながと||つづけ

退避 たいひ

すごい 火力 っぽい |かりょく|

まだまだ いる っぽい

苦戦 し てる ？ くせん||

あれ どうして

長門 秘書 艦 と ともに 援軍 で 来 た の ながと|ひしょ|かん|||えんぐん||らい||

やっぱり センター に は 那珂 ちゃん が い ない と ね |せんたー|||なか||||||

私 たち だけ じゃ ない ない わ わたくし||||||

どうやら 私 の 出番 ね |わたくし||でばん|

陸奥 さん むつ|

さあ 私 たち も 負け て い られ ませ ん |わたくし|||まけ|||||

水 雷 魂 見せる よ すい|かみなり|たましい|みせる|

那珂 ちゃん は 対空 防御 を なか|||たいくう|ぼうぎょ|

那珂 ちゃん に お 任せ なか||||まかせ

まだ こんなに

わ 私 たち を 頼って くれ て も いい の よ |わたくし|||たよって||||||

雷 ちゃん かみなり|

な の です

どうして 棲 地 AL に 向かった ん じゃ なかった の |せい|ち|||むかった||||

ちゃんと し た レディー は 少し 遅れ て くる もの よ |||れでぃー||すこし|おくれ||||

Извините

イズ ヴィニー チェ

まさか 長門 秘書 艦 が |ながと|ひしょ|かん|

な の です

司令 官 の 作戦 書 に 書 い て あった の しれい|かん||さくせん|しょ||しょ||||

全て は 見せかけ だ すべて||みせかけ|

それ を 見 て 長門 さん は 考え た の ||み||ながと|||かんがえ||

想定 さ れる すべて の 作戦 を 遂行 し た よう に 見せかけ て そうてい|||||さくせん||すいこう|||||みせかけ|

全軍 を この MI に 集結 さ せる ぜんぐん|||||しゅうけつ||

それ が ハラ ショー な 決断 ||はら|しょー||けつだん

だから

お 待た せ |また|

僕 も いる よ ぼく|||

クマ くま

ニャン

みんな

何 か を 変える に は 決め られ た 何 か に 抗 う に は それ しか ない なん|||かえる|||きめ|||なん|||こう||||||

長門 さん は その こと に 気づ い て ながと||||||きづ||

すごい です

吹雪 さん 直 掩 を ふぶき||なお|えん|

はい

多摩 も 働く ニャン たま||はたらく|

ここ が 見せ場 だ クマ ||みせば||くま

油断 し まし た ね ゆだん||||

次 発 装填 済み です つぎ|はつ|そうてん|すみ|

私 と 夜 戦 する ？ わたくし||よ|いくさ|

制 空 権 とり まし た せい|から|けん|||

敵 防衛 線 も 寸断 し まし た てき|ぼうえい|せん||すんだん|||

飛行 場 姫 射程 内 です ひこう|じょう|ひめ|しゃてい|うち|

よし みんな よく 頑張った |||がんばった

これ で 変える ||かえる

全 艦 砲撃 用意 ぜん|かん|ほうげき|ようい

撃て うて

撃て 撃て うて|うて

そんな

再生 し て いる さいせい|||

バカ な ばか|

敵 は 無敵 な の か ニャン てき||むてき||||

こんな の 勝て る わけない クマ ||かて|||くま

空母 です くうぼ|

なん だ と

司令 官 は おっしゃい まし た しれい|かん||||

敵 機動 部隊 を たたき 棲 地 MI を 攻略 せよ と てき|きどう|ぶたい|||せい|ち|||こうりゃく||

駆逐 艦 吹雪 夕立 最上 川内 神 通 那珂 と ともに くちく|かん|ふぶき|ゆうだち|さいじょう|かわうち|かみ|つう|なか||

敵 空母 を 撃沈 せよ てき|くうぼ||げきちん|

はい

対空 防御 は 私 が 皆さん は 空母 を たいくう|ぼうぎょ||わたくし||みなさん||くうぼ|

任せ て まかせ|

撃て うて

甘い 甘い あまい|あまい

行け いけ

何 から 撃 と う かしら なん||う|||

よし 今度 こそ 撃て |こんど||うて

あら ら ダメ な の ||だめ||

空母 を 倒せ ば 何 か が 変わる ん じゃ なかった の くうぼ||たおせ||なん|||かわる||||

やはり 抗 う こと は でき ない の |こう||||||

翔 鶴 姉 残り の 矢 は と|つる|あね|のこり||や|

提督 … ていとく

誰 だ だれ|

あれ

優秀 な 子 たち 力 を 見せ て ゆうしゅう||こ||ちから||みせ|

誰 な の です だれ|||

レディー ？ れでぃー

本日 付 で 鎮守 府 に 配属 に なった 装甲 空母 大 鳳 です ほんじつ|つき||ちんじゅ|ふ||はいぞく|||そうこう|くうぼ|だい|おおとり|

無線 封鎖 の 解除 を むせん|ふうさ||かいじょ|

大 鳳 長門 が 連れ て き た の だい|おおとり|ながと||つれ||||

いや

聞こえ ます か きこえ||

鎮守 府 全 艦隊 に 全 艦 娘 に 告げ ます ちんじゅ|ふ|ぜん|かんたい||ぜん|かん|むすめ||つげ|

提督 が 提督 が 鎮守 府 に 着任 し まし た ていとく||ていとく||ちんじゅ|ふ||ちゃくにん|||

提督 が ていとく|

司令 官 が しれい|かん|

生き てる いき|

提督 提督 ていとく|ていとく

提督 から の 伝言 です ていとく|||でんごん|

敵 機動 部隊 を 殲滅 せよ てき|きどう|ぶたい||せんめつ|

繰り返す 敵 機動 部隊 を 殲滅 せよ くりかえす|てき|きどう|ぶたい||せんめつ|

それ が MI 攻略 の |||こうりゃく|

いや この 戦い に 勝利 する 唯一 の 手段 だ ||たたかい||しょうり||ゆいいつ||しゅだん|

しかし 敵 の 空母 は もう |てき||くうぼ||

長門 秘書 艦 もう １ 杯 現れ まし た ながと|ひしょ|かん||さかずき|あらわれ||

空母 です くうぼ|

なに

一体 いく つ いる っぽい ？ いったい||||

サイン は 勘弁 だ よ キリ ない から さいん||かんべん|||きり||

きっと これ が 最後 です 最後 の １ 杯 |||さいご||さいご||さかずき

どうして そう 言い 切れる の ||いい|きれる|

わかり ませ ん

でも 敵 の 主力 空母 は 三 杯 そんな 気 が する ん です |てき||しゅりょく|くうぼ||みっ|さかずき||き||||

ぶ っき ー ||-

いい だ ろ う

金剛 と ともに あの 空母 を 撃破 せよ こんごう||||くうぼ||げきは|

金剛 さん 援護 お 願い でき ます か こんごう||えんご||ねがい|||

ぶ っき ー わかった ね ||-||

この 戦い が いつ 終わる の か どう すれ ば 終わる の か |たたかい|||おわる||||||おわる||

それ は 誰 に も わから ない ||だれ||||

でも 静か な 海 を 取り戻す に は |しずか||うみ||とりもどす||

Burning Love

戦って 勝つ しか ない たたかって|かつ||

今 は … 吹雪 さん いま||ふぶき|

空母 撃沈 し た っぽい くうぼ|げきちん|||

長門 ながと

全 砲門 構え ぜん|ほうもん|かまえ

撃て うて

ダメージ が だめーじ|

効 い てる き||

ビッグ セブン の 力 侮る な よ びっぐ|||ちから|あなどる||

私 も いる の よ わたくし||||

やった の か

「 やった の か 」 は 禁句 よ ||||きんく|

返し て 返し て 返し て 返し て かえし||かえし||かえし||かえし|

吹雪 ちゃん ふぶき|

やった よ 勝った っぽい ||かった|

変え た の です 定 め の くびき に 抗 い かえ||||てい|||||こう|

変わる はず も ない 何 か を 私 たち は 変え た の です かわる||||なん|||わたくし|||かえ|||

はい

これ より 全 艦 鎮守 府 に 帰 投 する ||ぜん|かん|ちんじゅ|ふ||かえ|とう|

提督 が 待って る ぞ ていとく||まって||

提督 ていとく

水平 線 陽 が 落ち て すいへい|せん|よう||おち|

夕焼け 君 を 染める ねぇ ゆうやけ|きみ||そめる|

ずっと このまま なんて

いい じゃ ない 想う だけ なら |||おもう||

けど きっと 違う の ||ちがう|

いか なきゃ だめ な の ？

呼吸 揃え たら 飛 沫 の 中 へ こきゅう|そろえ||と|まつ||なか|

君 と 君 と 唄って い たい きみ||きみ||うたって||

戦 の 日 それ は きっと 全て で なく て いくさ||ひ||||すべて|||

帰り道 見失わ ぬ よ う かえりみち|みうしなわ|||

聴 い て 聴 い て その 声 聴 い て き|||き||||こえ|き||

繋 い で この 手 を 還る よ 明日 に つな||||て||かえる||あした|

きっと 懐かしい あの 場 所 へ |なつかしい||じょう|しょ|

時 の 嵐 の 中 で 今 じ||あらし||なか||いま

舞い 散る 花 の 涙 まい|ちる|か||なみだ

向かい風 今 宵 花 吹雪 むかいかぜ|いま|よい|か|ふぶき

積る 積る 白雪 み たい に つもる|つもる|はくせつ|||

優しく 透きとおる 時間 の よう な やさしく|すきとおる|じかん|||

きっと きっと 初雪 み たい に ||はつゆき|||

忘れ ない よ 一瞬 を わすれ|||いっしゅん|

深く 深く 深雪 の よう な ふかく|ふかく|みゆき|||

そう 始まる 前 に 知って い た この 痛み |はじまる|ぜん||しって||||いたみ

今 なら もっと ずっと 深く いま||||ふかく

強く 強く 思い 紡 い で つよく|つよく|おもい|つむ||

繋ぐ よ その 手 を 感じ て 明日 を つなぐ|||て||かんじ||あした|

静か な 優しい 海 へ きっと 届け しずか||やさしい|うみ|||とどけ

君 へ と 届け きみ|||とどけ

お 帰り なさい 司令 官 |かえり||しれい|かん