ブリタニア の 少年 ルルーシュ は
謎 の 少女 C . C . から 特殊な 能力 を 手 に 入れた
ギアス …
いかなる 相手 に でも 命令 を 下せる 絶対 遵守 の 力
妹 ナナリー の 為
神聖 ブリタニア 帝国 の 破壊 を もくろむ ルルーシュ
一方 彼 の 友人 枢木 スザク は 帝国 内 で の 足場 を 築き かけて いた
既に この 時 先行き の 命運 は 必然 と して
約束 さ れて いた の かも しれ ない
自分 を 世界 さえ も 変えて しまえ そうな
瞬間 は 何時も 直ぐ 傍 に …
隠せ ぬ 苛立ち と
立ち尽くす 自分 を 見つめ
迷い ながら 悩み ながら
悔やみ ながら 決めれば いい さ
君 が くれた 言葉 ひと つ
戸惑い は 消え去り
からっぽだった 僕 の 部屋 に 光 が 射 した
見上げた 大空 が 青く 澄み切って 行く
閉ざした 窓 を 開く 事 を 決めた
自分 を 世界 さえ も 変えて しまえ そうな
瞬間 を 感じる 今 ここ に …
お ぎ ゃ ー
お ぎ ゃ ー お ぎ ゃ ー …
私 トウキョウ 租界 を 出る の って 初めて な んです よ
ルルーシュ も 来 られる と 良かった のに ねえ
な っ !
良い で は ない か 今 宵 は 夜通し 語り明かそう ぞ
好きな 男の子 教え 合ったり さあ
いる んです か ? 会長 に そんな 人
ふん っ さあ ね えー
はっ !
大丈夫
河口湖 は ブリタニア の 観光 客 も 多い から 治安 は いい って
ゲットー みたいに 怖く ない よ
でも …
一緒に いて あげる から 今度 は 置いて け ぼ り に し ない
う うん …
うわ あー
おお …
どうした ? 早く 入れ
今 から ここ が 私 達 の アジト だ
それ は あんた が 俺 達 と 組む と 考えて いい の か ?
ああ 私 達 は 仲間 だ
す っげ え なあ なんだ これ ?
こんな 物 いったい どう やって …
頼んだら 譲って くれた よ
道楽 者 の 貴族 が
頼んだ って そんな 簡単に …
大丈夫だ 足 は つか ない
おいおい っ 2 階 も ある ぞ
大き 過ぎ ない か この 車
でも 逆に これ ぐらい の 方 が 盲点 に なる かも
テレビ まで ついて る
現場 は どう なって いる んです か ?
あ ?
何 ?
こちら 河口湖 の コンベンションセンターホテル 前 です
ホテルジャック 犯 は 日本 解放 戦線 を 名乗って おり …
は あ ?
なん だって
あ …
サクラダイト 配分 会議 の メンバー と 居合わせた 観光 客
あ …
及び 数 人 の 従業 員 を 人質 に とって い ます
これ が 犯人 から 送ら れて きた 映像 です
ジェームス 議長 の 他 学生 の 姿 も 見受け られ ます
えっ 生徒 会 の …
ん ?
犯行 グループ の リーダー は 草壁 中佐 と 名乗る 旧 日本 軍人 です
あっ バカな !
高温 超電導 体 の 製造 に 欠かす 事 の でき ない サクラダイト は
世界 の 安全 保障 に 直接 関与 する 重要な 戦略 物資 です
ここ エリア 11 は 世界 最大 の サクラダイト 産地 であり
市場 へ の 供給 量 は 実に 70% に 達し ます
毎年 ここ で 開催 さ れる サクラダイト 生産 国会 議 で は
サクラダイト の 国際 分配 レート を 決定 し ます
その 結果 は 我が ブリタニア と
諸 外国 と の パワー バランス そのもの と 言って も 過言 で は あり ませ ん
テロリスト は 国際 世論 が この 会議 に 寄せる 関心 の 大き さ を
狙い に 入れて ホテルジャック と いう 暴挙 に 訴えた もの と 思わ れ ます
日本 解放 戦線 の 草壁 である
我々 は 日本 の 独立 解放 の 為 に 立ち上がった
諸君 は 軍属 で は ない が ブリタニア 人 だ 我々 を 支配 する 者 だ
おとなしく して いる ならば 良し さもなくば …
ルル …
動いて きたな
日本 最大 の 反 ブリタニア 勢力 だ から な
意地 も ある んだろう
俺 達 へ の ?
かも な
喜ぶ べき か 悲しむ べき か
あれ じゃ 玉砕 し かね えだ ろ
リヴァル
あっ ルルーシュ ! あん …
ルルーシュ だ 発信 音 の あと に メッセージ を
何 やって んだ よ こんな 時 に !
分かって いる しかし …
ホテル に 繋がる 橋 は メイン を 残して 全て 落とさ れ ました
上空 及び 水中 から の 接近 は いずれ も 失敗
人質 救出 作戦 を 展開 する 為 に 残さ れた ルート は 1 つ だけ です
ん っ
コンベンションセンターホテル の 真 下 まで 伸びて る
ライフ ライン の トンネル これ を 使えば 作戦 通り
基礎 ブロック を 破壊 して ホテル を 水没 さ せる 事 が でき ます
この トンネル は 物資 搬入 も 兼ねて いる 為
サザーランド ならば 突入 可能
敵 に も 備え は あり ましょう が 問題 は あり ませ ん
ゴー !
今 まで 相手 が 使用 した 武器 レベル なら 十分 回避 可能です
敵 影 捕 捉
予測 通り 地下 坑道 を 移動 して 来 ます
了解 ! 雷 光 第 2 起動 左右 四 連 脚 部 固定
超 電磁 式 留散 弾 重 砲 電圧 確認
アンチナイトメアライフル と 思わ れる
散 開 し つつ 突破 せよ
超 電磁 式 留散 弾 重 砲
発射 !
何 ?
やった !
一撃 だ !
使え ます な 雷 光 は !
見た か ブリタニア の 豚 ども
全滅 ?
敵 は グラスゴー を 改造 した リニアカノン を 設置 して いた ようです
突破 は 無理 と いう 事 か
どう し ます か ? 要求 通り 政治 犯 の 釈放 と …
テロリスト に 弱み を 見せる な
しかし ユーフェミア 様 が
分かって いる
その 件 は まだ 気づか れて は い ない はずです
人質 の 中 に ユーフェミア 様 が いる の が 分かれば
必ずや 交渉 に 使って くる か と
会議 に は 立ち会う だけ でした から メンバー リスト に も 載って い ませ ん し
う ふ ふ っ
ああ 分かって る よ
今度 は うまく やる
でも 私 は 保護 者 なんか じゃ ない んだ
僕達 特派 は 救出 作戦 に 参加 でき ない んです か ?
申請 は して ある けど うち は 命令 系統 が 違う イレギュラー だし
それ に …
イレヴン に 作戦 を 任せる 訳 に は いか ない
コーネリア 殿下 は
ブリタニア 人 と ナンバーズ を きっちり 区別 さ れる 方 で ねえ
受け入れて もらう に は まだ 足りない んです ね
でも それ じゃ なんの 為 の 名誉 ブリタニア 人 制度 なんだか …
お 父 様 シャーリー さん が …
これ どこ に 置く ?
そっち そっち 運転 席 の 方
お ー い ここ に 置 い と いた 箱 は ?
ただ の 観光 な んです よ
まだ 学生 な のに それ を テロリスト は 無差別に …
許せ ない
シャーリー は … 娘 は 無事な んでしょう か ?
あの 子 は 何も 悪い 事 は して い ない のに …
ブリタニア と 戦う 為 に 組織 は 必要だ しかし 早 過ぎる
でも このまま 放っておく 訳 に も …
コーネリア の 性格 なら 人質 など 無視 して …
あっ なら なぜ 動か ない ? まさか …
ゼロ
あっ
人質 どう なる かな ?
いずれ に せよ ブリタニア 人 を 生かして おく 理由 は ない な
そう … そうだ よ ね
お ー い ゼロ
こいつ みんな に 配って いい の か ?
これ さあ かっこいい と は 思う んだ けど
俺 達 レジスタンス だし …
違う
あっ
私 達 は レジスタンス で は ない
じゃあ なんだ よ ?
私 達 が 目指す もの … それ は
正義 の 味方 だ
特別 狙撃 小 隊 に 達する 現状 は ホールド 各 小 隊長 は 通達 を 確認 せよ
人質 の 学生 って 生徒 会 の 人 達 な んでしょう ?
交渉 は まだ 続けて いる から …
僕 は 組織 の 人間 です
個人 的な 感情 より 組織 の 論理 を 優先 し ます
あ …
あっ
セシル さん あそこ
えっ ? 何 ?
あれ は …
まさか 人質 を …
やめろ …
やめる んだ …
は …
やめろ ー !
我々 の 要求 に 対して なんらか の 返答 が なされ ない 限り
30 分 ごと に 1 人 ずつ 飛んで もらう 人質 の 為 に も 誠意 ある 対応 を 期待 する
見せしめ と は … 野蛮 人 め
交渉 に 応じ 女 子供 だけ でも 先 に 解放 さ せて は ?
ダメだ !
一 度 でも 交渉 に 応じれば テロ と いう 手段 を 肯定 する 事 に なる
では 強攻 策 を ?
それ は ユーフェミア 様 の 安全 を 確保 して から の 事 で は ない でしょう か ?
う っ ユフィ 私 は …
総督 ゼロ が
う っ
ゼロ から 連絡 が 入り ました
何 ? 3 号 車 が ゼロ に 盗ま れた ?
ギブソン は 何 を やって た んだ
なんか 気 が ついたら 盗 られて たって
は あ ? で その 3 号 車 は ?
軍 の ど真ん中 へ
え えっ !
確認 し ました ゼロ です 狙撃 し ます か ?
その 状態 で 待機 せよ 包囲 完了 後 に 逮捕 する
なあ 彼 が 言う 正義 って どういう 意味 なんだろう な ?
さあ でも その 前 に 殺さ れる かも 後ろ の みんな も 逃げ場 ないし
なんで あの トレーラー を 使わ ない んだ ?
アジト を 人目 に 晒して どう する んだ よ
ああ
本当に 信用 して いい の ? あの ゼロ って 男
だから 俺 は 怪しい って 言って んだ
まっ いざ と なったら 俺 が なんとか する けど
コーネリア ここ で 借り を 返し たい ところ だ が
お前 の 使い どころ は もっと 先だ
読み 通り なら ギアス を 使う まで も ない が
また 会えた な ゼロ
お前 は 日本 解放 戦線 の メンバー だった の か ?
それとも 協力 する つもり か ?
しかし 今 は こちら の 都合 を 優先 する
義弟 クロヴィス の 仇
ここ で 討た せて もらう
コーネリア どちら を 選ぶ ?
ん ?
死んだ クロヴィス と 生きて いる ユーフェミア
あ …
よし やはり そう か 第 1 条件 は クリア さ れた
相変わらず だ な コーネリア
あなた は 昔 から ユーフェミア を 溺愛 して いた だ から 動け ない
情 の 尻尾 が 邪魔 を する
う っ …
ユーフェミア を 救い出そう 私 が
あっ
ゼロ 何 を 言って いる の か 分から ない な
救って みせる ! 私 なら !
あ …
ゼロ だ と ?
はい ブリタニア 軍 から 連絡 が
全部 隊 に 達する ゼロ を 通せ
繰り返す ゼロ を 通せ
日本 解放 戦線 が 私 を 同志 と して 受け入れる か
それとも 邪魔者 と して 扱う か
いずれ に せよ ゼロ に 会い たい と いう 誘惑
この 心 の 動き に 勝てる はず が ない と いう 事 は …
い よしっ 作戦 の 前提 条件 は 全て クリア
どう 致し ます か ? 総督
ゼロ が 行く 事 に よって
次の 人質 殺害 まで に 若干 の ゆとり が 生まれる はずだ
なら これ は 好機 だ ! ゼロ も まとめて 叩いて くれる
は ー い ー ご 指名 ありがとう ござ いま は は は はっ
出して い いって ランスロット を
え ?
トンネル 内 を リニアカノン に 向かって 突っ込め って さあ
ロイド さん
それ って うち を おとり に して 隙 を 作る って 事 です か ?
うーん 混乱 に 乗じて 親衛隊 が 突っ込む みたい
みたい って そんな …
セシル さん
あ ?
やり ます ! やら せて 下さい !
みんな を 助ける 可能 性 が あって
今 僕 と ランスロット が 必要 と さ れて いる なら やる べきです
それ が 例え おとり であろう と
枢木 准尉 作戦 概要 を 説明 し ます
プライムサーチ に よる と
人質 は ホテル の ミドルフロア 食糧 貯蔵 庫 に 閉じ込め られて いる 模様
嚮導 兵器 Z -01 ランスロット は
ライフライントンネル を 使って ホテル 地下 へ 移動
現 着 後 基礎 ブロック を 破壊 し ホテル を 水没 さ せる
人質 の 居る 場所 は 8 分 は もつ と 推測 さ れる
救出 ならびに テロリスト の 掃 射 は 別 部隊 が 担当 する
なお 基礎 の 破壊 に は ヴァリス を 使用
インパクト レール は アンチマテリアル レベル 3 に 設定
で 問題 は トンネル 内 で 待ち受けて る リニアカノン だ よ ね
限定 空間 だ から ランスロット でも 回避 率 は 47.8%
本当に やる んです か ?
うん だ から 適当な ところ で 戻って 来て よ
ランスロット を 壊す 訳 に は いか ない し さ
適当な ところ ?
うーん
分かり ました
スザク 君 今度 の 日曜日 会長 や ニーナ と 河口湖 に 行く の
一緒に 行か ない ?
ごめん その 日 は 仕事 が 入って て
ああ そ っか それ じゃあ 仕方ない か
でも ありがとう 誘って くれて 本当に 嬉しい よ
作戦 開始 まで あと 12 分 カウント ダウン に 入り ます
あっ う う … あっ
イ イレヴン
あっ 今 なん と 言った ?
う う っ
イレヴン だ と ? 我々 は 日本 人 だ
分かって る わ よ だ から やめて !
訂正 しろ ! 我々 は イレヴン で は ない
訂正 する から
なんだ その 言い 方 は !
お前達 隣り まで 来い ! じっくり 教え込んで やる !
いや あっ ! いや あー !
あっ
う うん
立た ん か こら あっ !
い … いや あっ ! いや あー !
ん ん っ
お やめ なさい
なんだ 貴 様 ?
ああ っ !
わたくし を あなた 達 の リーダー に 会わ せ なさい
何 ?
いけ ませ ん 副 総督
わたくし は ブリタニア 第 三 皇女 ユーフェミア ・ リ ・ ブリタニア です
え えっ …
あなた 大丈夫 ? 怪我 は ない ?
は … はい
私 と 手 を 組む つもり は ない か ?
ならば 素顔 を 見せて もらおう ゼロ 無礼であろう
分かった しかし その 前 に 聞か せて 欲しい
お前 は この 行動 の 果て に 何 を 求めて いる
知れた 事 を 日本 人 が まだ 死んで い ない 事 を 内外 に 知ら しめる のだ
古い な
ん ん っ
お前達 は 古い もう 救え ない
きっ 貴 様 !
どういう 意味 かな ? ゼロ
ME ブースト
ランスロット 発進 !
反応 確認 敵 ナイトメア 1 移動 速度 は 約 2 倍 です
構わ ん 同じ 事 だ !
超 電磁 式 留散 弾 重 砲
発射 !
くっ
だから 言った じゃ ないで す か !
うん おとり じゃ なくて やり きっちゃ う つもりだ ね
中佐 の 元 に 先ほど 連絡 した 人質 を 連行 し ました
ユーフェミア と 名乗って い ます が
ん っ
ゼロ もはや 問答 無用 !
死ね
発射 !
はっ
中佐 !
あっ
落ち着け
ゼロ
中佐 達 は 自決 した
行動 の 無意味 さ を 悟った のだ
あ …
ユーフェミア 民衆 の 為 に 人質 を かって出た か ?
相変わらず だ な
え ?
何 ? 特派 の ナイトメア が ?
はい このまま 行く と 突破 でき そうです
ふん 期待 して いい の か ?
よしっ この 破壊 力 なら 耐え られる
第 5 射 も 突破 さ れ ました 信じ られ ない
臆する な ! 四 連 腕 部 自在 砲台 も 展開
ここ は 絶対 防衛 線 である ! 死守 する んだ !
くっ セシル さん ここ で ヴァリス を 使い ます
え ? 待って それ は 危険 よ
活動 領域 が 狭まり ました 爆風 は 覚悟 の 上 です !
え えっ …
貴 様 ら …
副 総督 に 就任 さ れた と 聞き ました ユーフェミア 皇女 殿下
喜ぶ 事 で は あり ませ ん
そう クロヴィス が 死んだ から です ね 私 が 殺した
あ …
彼 は 最後 まで 私 に おもねり 命乞い を した
イレヴン を 殺せ と 命じた その 口 で
だから 兄 を 殺した のです か ?
いい や
では なぜ ?
あの 男 が ブリタニア 皇帝 の 子供 だ から
え ?
そう いえば あなた も そう でした ね
出力 全開 ! 砲身 が いか れて も 構わ ん
絶対 死守 を 敢行 せよ ! 粉砕 !
くっ
あの イレヴン …
ああ …
やり きった か ?
ギルフォード !
はっ !
あっ まさか
あの 時 の 白 兜 か
あっ
ユフィーッ !
みんな ー っ !
よせ っ 枢木 准尉 !
3 番 の カメラ は どう なって る ?
ゼロ に 取ら れちゃ った じゃ …
だから 反応 が 欲しい んだ よ !
どうした ゼロ ?
その 為 じゃ なかった の か ? 利用 する 為 じゃ …
スザク 君 !
ああ …
救え なかった
僕 は 僕 は …
また !
来た
えっ あれ は ?
ゼロ だ
ブリタニア 人 よ
動じる 事 は ない
ホテル に 捕らわれて いた 人質 は 全員 救出 した
あなた 方 の 元 へ お返し しよう
みんな
良かった あ
ぬけぬけ と よく 言う
お前 に 手出し を したら 人質 に 逆戻り と いう 事 だろう
人々 よ !
我ら を 恐れ 求める が いい
我ら の 名 は … 黒 の 騎士 団 !
騎士 団 …
皮肉だ ね テロリスト が ナイト を 名乗る なんて
我々 黒 の 騎士 団 は 武器 を 持た ない 全て の 者 の 味方 である
イレヴン だろう と ブリタニア 人 であろう と
日本 解放 戦線 は 卑劣に も ブリタニア の 民間 人 を 人質 に 取り
無残に 殺害 した 無意味な 行為 だ ゆえ に 我々 が 制裁 を 下した
えっ
当然です このまま 流さ ない と
責任 ? そんな もの は 私 が 取り ます
クロヴィス 前 総督 も 同じだ 武器 を 持た ぬ イレヴン の 虐殺 を 命じた
このような 残虐 行為 を 見過ごす 訳 に は いか ない
ゆえに 制裁 を 加えた のだ
私 は 戦い を 否定 し ない
しかし 強い 者 が 弱い 者 を 一方的に 殺す 事 は 断じて 許さ ない
撃って いい の は 撃た れる 覚悟 の ある 奴 だけ だ
我々 は 力 ある 者 が 力なき 者 を 襲う 時 再び 現れる だろう
たとえ その 敵 が どれ だけ 大きな 力 を 持って いる と して も
正義 の … 味方 ?
力 ある 者 よ 我 を 恐れよ
力なき 者 よ 我 を 求めよ
世界 は 我々 黒 の 騎士 団 が 裁く !
行 けども けもの みち 獅子 よ 虎 よ と 吠え
茜 射 す 空 の 彼方 に ま ほろば
幽囚 の 孤獨 に 彷徨う 青春 は
弱 さ と 怒り が 姿 無き 敵 です か
父 よ 未 だ 我 は
己 を 知り がたし
先立つ 兄 ら の
見え ない 背中 を 追えば
迷い の 一夜 に 明星 は 誘う
死 して 終わら ぬ
夢 を 焦がれ ども
確かな 君 こそ 我が 命
烈風 の 荒野 で 蝶 よ 花 よ と 生き
とこしえ の 春 に 咲き 添う まぼろし
混獨 の 純潔 この 身 は 汚れて も
心 の 錦 を 信じて いて ください
母 よ けして 我 は
涙 を 見せ ね ども
足下 の 草 に 露 は 消え も せ で
ツイ て いる 天 は 俺 に 味方 した
まさか コーネリア の 弱点 が 捕虜 に なって いた と は
ユーフェミア と いう 弱点 が
さあ ここ から が 黒 の 騎士 団 の 俺 の 反撃 だ
俺 を 閉じ込めた 世界 に
そして 動か なかった 俺 自身 の 心 に