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フルメタル・パニック! The Second Raid, フルメタル・パニック! The Second Raid#10

フルメタル ・ パニック ! The Second Raid #10

心 描き出す 地図 上 の 未知なる フロンティア

扉 開いたら 道 は 続いて いる よ

埃 巻き上げて 君 の 街 へ

空 と 大地 が 重なる ルート で

走る 南 風 に 乗って 蒼 く 染まる 風 を 切って

心 ごと 駆けだして いる んだ

真昼 の 月 を 追い越して 昨日 と は 違う 世界 へ

どこまでも 走り抜けて く あの 風 の ように

あの 風 の ように

きっと 君 は 今日 の 日 も 真っ直ぐ 明日 を 見て る

風 が 吹く あの 丘 に 咲いた 向日 葵 の ように

どんなに 遠く 離れて いて も この 歌声 が 君 に 届く ように

涙 が ずっと 止まら ない 夜 君 の 窓 を 照らす 月 に なり たい

また 必ず 会える と

そう 思う から …

涯 も 知ら れ ぬ 青海 原 を も 奇 しき 御手 で 造り し 御 神 よ

波 路 行く 友 を 守り 給え

逆巻く 波 を も 荒め る 風 を も 御 旨 の まま に 鎮め し 主 よ

波 路 行く 友 を 守り 給え

乱れ に 乱れ し 底 なき 淵 を も 育み 覆 いて 治め し 御 霊 よ

波 路 行く 友 を 守り 給え

恵み の 力 の 本 なる 御 神 よ 危うき 時 に も 守り 給 いて

目指す 港 へ 導き 給え や …

では これ より 作戦 海域 に 直行 し ます

乗 艦

この 30 から 50 ヘルツ の 脳波 を ガンマ 波 と 呼び ます

この 強度 が ある 一定 の レベル を 超えた とき のみ

ラムダ · ドライバ は あの 斥力 場 を 展開 さ せる こと が できる ようです

しかし これ まで の 研究 で は

強度の ガンマ 波 を 本人 が 意図 的に しかも 継続 して 発生 さ せる こと は

困難 と いわ れて い ます

ごく 限ら れた 化学 プラント で のみ 合成 可能な

Ti 970 系 と いう 薬物 を 投与 する こと に よって

人工 的に 似た 反応 を 引き出す 手法 が あり ます が …

つまり ?

ラムダ · ドライバ を 長 時間 に わたって 使用 する こと は

多分 無理だろう と いう こと です

あの ベヘモス の ような 例外 を 除けば

そう は いった って 相手 が 使えて る とき は 手 が つけ られ ない しな

だから どう だって 話 だ よ な

一応 こっち に も アーバレスト は ある けど ね

でも 南京 の とき みたいに また 不発 だったら …

アル

チェック 相良 軍曹 と 確認

はい 軍曹 殿

調子 は どう だ ?

本日 1730 時 に 行わ れた チェック で は 良好でした

チェック 実行 者 は サックス 中尉

整備 記録 番号 は 051021-01 B - F -001 です

この 記録 を 閲覧 し ます か

機体 の 再 チェック を 行う 場合 は 現在 の 設定 を 変更 する 必要 が あり ます

教育 モード を 終了 し 外部 電源 を 接続 …

お前 を 起こした の は ただ の 俺 の 気まぐれだ

教育 メッセージ 気まぐれ と いう 言葉 の 意味 を 説明 して ください

自分 で 推測 して みろ

了解 … 終了

推測 結果 を お 知らせ し ます か

言って みろ

気まぐれ の 意味

最 有力 候補 慎重 あるいは 疑義 に 類する 概念

第 2 候補 熱意 あるいは 勤勉に 類する 概念

第 3 候補 無秩序 あるいは 不規則に 類する 概念

第 4 候補 遊び に 類する 概念

遊び が わかる の か

肯定

それ が 気まぐれ の 概念 でしょう か

遊び と 不規則 が 近い

了解 ご 協力 に 感謝 し ます

誰 が そんな こと を 教えた

バニ · モラウタ 主任 です 軍曹 殿

お前 を 作った 技術 者 か

肯定

出来 損ない の 生みの親 か

教育 メッセージ 出来 損ない と は 何 を 意味 する のでしょう か

いちいち 教育 メッセージ と 断る の は やめろ

任意に 確実に 動作 し ない 兵器 システム

つまり お前 の こと だ

肯定 ARX システム は 未完成です

認める の か

肯定

そして それ は あなた に も 原因 が あり ます

何 だ と ?

ARX システム は あなた を 含めて 一 個 の システム です

あなた の 協力 なく して は 完成 し ませ ん

あなた の 問題 を 教えて ください

回答 いただければ 私 から 何らか の 助言 を 行える かも しれ ませ ん

助言 お前 が か

肯定

俺 は 問題 など 抱えて い ない

そう は 思え ませ ん

なぜ だ

私 の 直感 です

直感

直感 なんて 言葉 誰 が 教えた ?

ならば その 直感 に 言って やれ 余計な 勘ぐり は やめろ と な

あなた の 命令 は ナンセンスです

直感 は 制御 や 説得 の 対象 で は あり ませ ん

精神 の 深 奥 から あふれ 出す もの です

お前 の 物言い こそ ナンセンスだ からかう の も いいかげんに …

宗 介

宗 介 いる ?

何 だ

少佐 が お呼び よ 任務 だって

任務 …

すでに 知っている と 思う が 香港 に 所属 不明 の AS が 出現 した

この 機体 は 単独 で 破壊 活動 を 繰り返し

現在 も なお 市街 の どこ か に 潜伏 して いる と 思わ れる

南北 中国 軍 双方 に 被害 が 出て おり

先日 の 南京 で の 一 件 も 相まって

この 図 の とおり 両者 は 一触 即発 の 緊張 状態 に ある

このまま で は いつ 協定 が 破棄 さ れ

分割 香港 が 戦場 と なる か わから ない

政治 的に も 予断 を 許さ ない 状況 だ

以下 クルーゾー 中尉 から

おいで な すった わ ね

これ は 26 時間 前

カオルーン 半島 の ヤウマアテイ 付近 で 撮影 さ れた もの だ

恐らく ヘルマジスタン に いた の と 同一の 機体 と 思わ れる

ここ で は 南 中国 軍 の 装甲 車 1 両 を 破壊 した あと

発煙 弾 を 使用 して 姿 を くらました

その後 も この 機体 は 香港 カオルーン の 各地 に 出没 し

無差別な 破壊 工作 を 続けて いる

10 機 近く の AS が 撃破 さ れ 死傷 者 も 多数 出て いる もよう だ

南北 両軍 は この 機体 を 撃破 する こと も でき ず

消息 や 動向 も 把握 でき ないで いる

過去 の 例 から 見れば この 機体 も 透明 化 機能 を 備えて いる だろう から な

その テロ 屋 の 狙い は

不明だ

犯行 声明 も ない

強いて 挙げれば 中国 内戦 の 再燃 か 香港 経済 の 破壊 だろう

あるいは 我々 へ の 挑戦 状 か

しかし どんな 機体 であろう と

単独 で 24 時間 フル 稼働 は でき ない

戦闘 の あと に は 弾薬 の 補給 と 簡単な 整備

操縦 者 に も ある 程度 の 休息 が 必要だろう

まず その 潜伏 先 と なる 場所 を 割り出し

M 9一 個 小 隊 で ひそかに 包囲 奇襲 し 制圧 する

その ため に 諸君 に 偵察 に 行って もらう

偵察

情報 部 の 香港 支局 と 共同 作戦 だ

必要な ノウハウ を 提供 し 敵 の アジト を 突き止めろ

夜間 の うち に 浮上 し ヘリ を 出す

一 足先 に 香港 へ 飛べ

宗 介 も です か

そう だ

宗 介 は アーバレスト と ともに 待機 な ので は ?

今回 の 作戦 行動 に アーバレスト は 使用 し ない 方針 だ

なぜ

当て に でき ない から だ

こうして 見る と 前 と そう 変わ ん ない けど ね

来た こと が ある の かい

返還 前 に 何度 かね

ここ の すぐ 近所 に 母方 の 親戚 が 住んで た の よ

ミスリル に 来る 前 2 か月 くらい 居候 して たわ

ダラダラ と

ダラダラ と か

海兵 隊 を クビ に なった あと で ね 働く 気力 も なかった し

ニューヨーク の 実家 に は 帰り たく なかった し

おやじ が うるさく って さ …

あの 空軍 野郎 …

父親 は 軍人 だった の か

そう よ うす の ろ な 爆撃 機 の パイロット

今 は 退役 して 会社 やって る けど ね

昔 から ケチ で 小心 者 の くせ に 気取って て

ついでに 陰謀 屋 よ

陰謀 ?

そ っ 私 が 高校 を 出て 真面目に 働こう と して たら

あれこれ 手 を 回して

ハーバード 出 の ボンボン の 所 に 嫁が せよう と した の よ

さすが に むかついて ね

だから 嫌がらせ に 結婚 式 の 当日 に 海兵 隊 に 入って やった の

あら ら

教会 を 一 人 で 抜け出して

4 ブロック 離れた 徴募 事務 所 に 行った わ

ウエディングドレス の まん まで

係 の 伍長 が こんな 丸い 目して さ

本気な の か

もちよって ね

事務 所 の 全員 が 私 を 説得 に かかった わ

花嫁 さん 少し 考え 直した ほう が いい

きっと 親 御さん は 悲しむ ぞ

で 私 は 言った わけ おやじ は 空軍 な の

そし たら 連中 異口同音 に

なら 話 は 早い この 書類 に サイン を

どう よ こんな 女

最高

いや かっこいい よ なあ ウー

ほん と 最高

最高 か …

確かに あの とき は 最高だった わ ね

決断 した 途端 世界 が 無限に 広がった 気 が した もの

私 は 何でも できる どこ へ でも 行ける んだ って

どこ へ でも ?

その あと やっぱり いろいろ あった けど ね

ひどい 挫折 や 失望 も 味わった

でも あの とき ああして 本当に よかった と 思って る

私 は 自分 の こと が 前 より も ずっと 好きに なった

… って そういう 話

まっ この 街 に 来て 思い出した だけ よ

あんまり 気 に し ないで ね

いやはや お 待た せ し ました

情報 部 香港 支局 の ハンター と 申し ます

当たり前の 話 です が 南北 両軍 は 相当 神経質に な っと り まして ね

我々 も なるたけ 両者 を 刺激 せ ず に 隠密 に 行動 せ ねば なり ませ ん

南北 の 行き来 は 両軍 の 厳戒 態勢 で ほとんど 途絶え とり ます

港 は 入港 禁止 空港 の 便 も ほとんど キャンセル

おかげ で 株価 と 為替 は 目 を 覆わ ん ばかり

まったく 八方塞がり です わ

それ で 問題 の AS は ?

依然と して まったく 所在 が つかめ ない 状態 です わ

前 に 現れた の は 1015 時 香港 島 の サイゲイ 湾 です

香港 領 内 に 潜んで いる の は 間違い ない の ね

断言 は でき ませ ん が ね

うち の アナリスト と AI は そう 考え とり ます

私 の 長年 の 直感 も

こちら で 一応 特定 して おき ました

いかがでしょう ?

郊外 や 小さな 島 なんか は 除外 して

こちら の ヘリ で 上空 から 捜索 する わ

市街 地 は 対 ECS センサー が 使え そうに ない から

地道に 回る しか ない わ ね

あと ハト や カラス が 多 そうな 場所 も いら ない

なぜ 鳥 が ?

どうも 鳥 に は AS が 見える みたいな の よ

ECS は 紫外線 まで 隠蔽 でき ない から

多分 その せい ね

特に カラス は ギャーギャー うるさい から

それ と 犬 も ね ECS の オゾン 臭 に 敏感な の

さ ようで 他 に は ?

こんな ところ かしら ね

宗 介

他 にない ?

ああ 特に ない

あぁ なんとか なり そうです な

香港 島 側 で 49 か所 カオルーン 側 で 78 か所

うち と そちら で 手分け して 1 日 で 回れ ます よ

条件 が 合えば だ けど ね

なんと まあ あの お っ さん 随分 手広く 商売 して る みたい ね

じゃ そろそろ 行く わ よ

戒厳 令 下 だ から 気 を つけて ね

検問 で 軍 や 警察 に 拘束 さ れ そうに なったら ?

ハンター の 息 が かかって い ない 部隊 も 多い んだ ろ

そう ね 逃げ られる なら 逃げて も いい

でも 発砲 は だめ 軍 の 連中 に は 何の 罪 も ない んだ から

捕まったら ハンター が 手 を 回す まで は 厳しい 尋問 を 受ける だろう けど

たとえ 拷問 を 食らって も 口 を 割ら ない こと 以上

きつい なぁ

それ より も 敵 を 発見 した とき の こと を 心配 し なさい

連絡 も 許可 も なく 殺さ れたら 承知 し ない から ね

いい ?

了解

驚いた わ ね こんな セントラル 見た こと な いわ

さて すんなり 通して もらえる もの かしら

ハンター の コネ が 確か なら な

マオ 頼む

メンバッラ ホイチョン

「 わかった 窓 を 開けて 」 よ

たまげた わ この トンネル いつも は 大 渋滞 だった の よ

そう か

以前 の 香港 を 知って た なら 誰 だって ショック よ

だって 想像 して みて よ

もし 東京 が こんな 状態 に なったら どう 思う ?

新宿 と 銀座 が 真っ二つ に 分かれて

戦争 の 一 歩 手前 で にらみ合って る ような もん よ

おしゃれ した 子 が 買い物 したり アイスクリーム なめたり して る はずの 街 が

今 じゃ 装甲 車 と AS だらけ

散歩 に ちょうど いい ベイ サイド に は

巨大な トーチカ と 掩蔽 壕 が 幅 を 利かせて る

この 香港 が

これ は 異常 よ 狂って る わ

宗 介 どうかした の

いや 何でもない

意外 ね

南 軍 も あっさり 通して くれた な

どうやら ハンター は 大物 の よう ね

そろそろ この 辺り だ

いきなり ドンピシャ だったら どうし よっ か

どうも し ない 常に …

相良 君 落ち着いて

あなた は 錯乱 して 妄想 に 取りつか れて る の

相良 君

宗 介

とにかく 私 に 任せて

あんた は 黙って なさい

俺 は …

いい から 何も する な

宗 介

それ どころ じゃ ないし 大 目 に 見 といて やる だって さ

行 くわ よ

信号 無視 … 末期 的 ね

すまない

彼女 の こと でも 考えて た の ?

今 は 忘れ なさい

それ が でき ない なら すぐに 車 を 降り なさい

事情 は わかる

でも ね 私 は そこ まで 優しい お ねえさん じゃ ない わ よ

とばっちり で 死ぬ の は ごめん よ

これ じゃ 私 一 人 の ほう が よっぽど 安全だ わ

そう だ な

宗 介

すまない 俺 に は もう 無理だ

任務 を 続けて くれ

任務 放棄 全て を 見失った まま 俺 は 香港 の 街 を さまよって いた

ゆく 当て も ない 退廃 に 逃げ込む ほど 器用 で も ない

次回 彼 の 問題

すさみ きった 心 を よそ に 事態 は ひたすら 緊迫 して いく

本 字幕 由 诸神 字幕 组 出品 仅供 学 习 交流 禁止 用 于商 业 用途

更多 中日 双 语 字幕 尽 在 www . kamigami . org 和 微 博 @ 诸神 字幕 组

台本 整理 : gen 翻 译 : 夏目 青 叶 校 对 : 小 江 时间 轴 : Foyzi 压制 : 結城 有紀


フルメタル ・ パニック ! The Second Raid #10 |ぱにっく|||

心 描き出す 地図 上 の 未知なる フロンティア こころ|えがきだす|ちず|うえ||みちなる|

扉 開いたら 道 は 続いて いる よ とびら|あいたら|どう||つづいて||

埃 巻き上げて   君 の 街 へ ほこり|まきあげて|きみ||がい|

空 と 大地 が 重なる ルート で から||だいち||かさなる|るーと|

走る 南 風 に 乗って   蒼 く 染まる 風 を 切って はしる|みなみ|かぜ||のって|あお||そまる|かぜ||きって

心 ごと 駆けだして いる んだ こころ||かけだして||

真昼 の 月 を 追い越して   昨日 と は 違う 世界 へ まひる||つき||おいこして|きのう|||ちがう|せかい|

どこまでも 走り抜けて く あの 風 の ように |はしりぬけて|||かぜ||よう に

あの 風 の ように |かぜ||よう に

きっと 君 は 今日 の 日 も   真っ直ぐ 明日 を 見て る |きみ||きょう||ひ||まっすぐ|あした||みて|

風 が 吹く あの 丘 に 咲いた   向日 葵 の ように かぜ||ふく||おか||さいた|むこう|あおい||よう に

どんなに 遠く 離れて いて も   この 歌声 が 君 に 届く ように |とおく|はなれて||||うたごえ||きみ||とどく|よう に

涙 が ずっと   止まら ない 夜   君 の 窓 を 照らす 月 に なり たい なみだ|||とまら||よ|きみ||まど||てらす|つき|||

また 必ず   会える と |かならず|あえる|

そう 思う から … |おもう|

涯 も 知ら れ ぬ   青海 原 を も 奇 しき 御手 で 造り し 御 神 よ がい||しら|||あおみ|はら|||き||おて||つくり||ご|かみ|

波 路 行く 友 を 守り 給え なみ|じ|いく|とも||まもり|たまえ

逆巻く 波 を も 荒め る 風 を も 御 旨 の まま に 鎮め し 主 よ さかまく|なみ|||すさめ||かぜ|||ご|むね||||しずめ||おも|

波 路 行く 友 を 守り 給え なみ|じ|いく|とも||まもり|たまえ

乱れ に 乱れ し   底 なき 淵 を も 育み 覆 いて 治め し 御 霊 よ みだれ||みだれ||そこ||ふち|||はぐくみ|おお||おさめ||ご|れい|

波 路 行く 友 を 守り 給え なみ|じ|いく|とも||まもり|たまえ

恵み の 力 の 本 なる 御 神 よ   危うき 時 に も 守り 給 いて めぐみ||ちから||ほん||ご|かみ||あやうき|じ|||まもり|きゅう|

目指す 港 へ 導き 給え や … めざす|こう||みちびき|たまえ|

では   これ より 作戦 海域 に 直行 し ます |||さくせん|かいいき||ちょっこう||

乗 艦 じょう|かん

この 30 から 50 ヘルツ の 脳波 を ガンマ 波 と 呼び ます ||||のうは|||なみ||よび|

この 強度 が ある 一定 の レベル を 超えた とき のみ |きょうど|||いってい||れべる||こえた||

ラムダ · ドライバ は あの 斥力 場 を 展開 さ せる こと が できる ようです ||||せきりょく|じょう||てんかい||||||よう です

しかし   これ まで の 研究 で は ||||けんきゅう||

強度の ガンマ 波 を 本人 が 意図 的に   しかも 継続 して 発生 さ せる こと は きょうどの||なみ||ほんにん||いと|てきに||けいぞく||はっせい||||

困難 と いわ れて い ます こんなん|||||

ごく 限ら れた 化学 プラント で のみ   合成 可能な |かぎら||かがく|ぷらんと|||ごうせい|かのうな

Ti 970 系 と いう 薬物 を 投与 する こと に よって |けい|||やくぶつ||とうよ||||

人工 的に 似た 反応 を 引き出す 手法 が あり ます が … じんこう|てきに|にた|はんのう||ひきだす|しゅほう||||

つまり ?

ラムダ · ドライバ を 長 時間 に わたって 使用 する こと は |||ちょう|じかん|||しよう|||

多分   無理だろう と いう こと です たぶん|むりだろう||||

あの ベヘモス の ような 例外 を 除けば ||||れいがい||のぞけば

そう は いった って 相手 が 使えて る とき は 手 が つけ られ ない しな ||||あいて||つかえて||||て|||||

だから   どう だって 話 だ よ な |||はなし|||

一応 こっち に も アーバレスト は ある けど ね いちおう||||||||

でも 南京 の とき みたいに また 不発 だったら … |なんきん|||||ふはつ|

アル

チェック   相良 軍曹 と 確認 ちぇっく|さがら|ぐんそう||かくにん

はい   軍曹 殿 |ぐんそう|しんがり

調子 は どう だ ? ちょうし|||

本日  1730 時 に 行わ れた チェック で は 良好でした ほんじつ|じ||おこなわ||ちぇっく|||りょうこうでした

チェック 実行 者 は サックス 中尉 ちぇっく|じっこう|もの|||ちゅうい

整備 記録 番号 は 051021-01 B - F -001 です せいび|きろく|ばんごう||||

この 記録 を 閲覧 し ます か |きろく||えつらん|||

機体 の 再 チェック を 行う 場合 は   現在 の 設定 を 変更 する 必要 が あり ます きたい||さい|ちぇっく||おこなう|ばあい||げんざい||せってい||へんこう||ひつよう|||

教育 モード を 終了 し   外部 電源 を 接続 … きょういく|もーど||しゅうりょう||がいぶ|でんげん||せつぞく

お前 を 起こした の は ただ の 俺 の 気まぐれだ おまえ||おこした|||||おれ||きまぐれだ

教育 メッセージ   気まぐれ と いう 言葉 の 意味 を 説明 して ください きょういく|めっせーじ|きまぐれ|||ことば||いみ||せつめい||

自分 で 推測 して みろ じぶん||すいそく||

了解 … 終了 りょうかい|しゅうりょう

推測 結果 を お 知らせ し ます か すいそく|けっか|||しらせ|||

言って みろ いって|

気まぐれ の 意味 きまぐれ||いみ

最 有力 候補   慎重   あるいは 疑義 に 類する 概念 さい|ゆうりょく|こうほ|しんちょう||ぎぎ||るいする|がいねん

第 2 候補   熱意   あるいは 勤勉に 類する 概念 だい|こうほ|ねつい||きんべんに|るいする|がいねん

第 3 候補   無秩序   あるいは 不規則に 類する 概念 だい|こうほ|むちつじょ||ふきそくに|るいする|がいねん

第 4 候補   遊び に 類する 概念 だい|こうほ|あそび||るいする|がいねん

遊び が わかる の か あそび||||

肯定 こうてい

それ が 気まぐれ の 概念 でしょう か ||きまぐれ||がいねん||

遊び と 不規則 が 近い あそび||ふきそく||ちかい

了解   ご 協力 に 感謝 し ます りょうかい||きょうりょく||かんしゃ||

誰 が そんな こと を 教えた だれ|||||おしえた

バニ · モラウタ 主任 です   軍曹 殿 ||しゅにん||ぐんそう|しんがり

お前 を 作った 技術 者 か おまえ||つくった|ぎじゅつ|もの|

肯定 こうてい

出来 損ない の 生みの親 か でき|そこない||うみのおや|

教育 メッセージ   出来 損ない と は 何 を 意味 する のでしょう か きょういく|めっせーじ|でき|そこない|||なん||いみ|||

いちいち 教育 メッセージ と 断る の は やめろ |きょういく|めっせーじ||ことわる|||

任意に 確実に 動作 し ない   兵器 システム にんいに|かくじつに|どうさ|||へいき|しすてむ

つまり   お前 の こと だ |おまえ|||

肯定   ARX システム は 未完成です こうてい||しすてむ||みかんせい です

認める の か みとめる||

肯定 こうてい

そして   それ は あなた に も 原因 が あり ます ||||||げんいん|||

何 だ と ? なん||

ARX システム は あなた を 含めて 一 個 の システム です |しすてむ||||ふくめて|ひと|こ||しすてむ|

あなた の 協力 なく して は 完成 し ませ ん ||きょうりょく||||かんせい|||

あなた の 問題 を 教えて ください ||もんだい||おしえて|

回答 いただければ 私 から 何らか の 助言 を 行える かも しれ ませ ん かいとう||わたくし||なんらか||じょげん||おこなえる||||

助言   お前 が か じょげん|おまえ||

肯定 こうてい

俺 は 問題 など 抱えて い ない おれ||もんだい||かかえて||

そう は 思え ませ ん ||おもえ||

なぜ だ

私 の 直感 です わたくし||ちょっかん|

直感 ちょっかん

直感 なんて 言葉   誰 が 教えた ? ちょっかん||ことば|だれ||おしえた

ならば   その 直感 に 言って やれ   余計な 勘ぐり は やめろ と な ||ちょっかん||いって||よけいな|かんぐり||||

あなた の 命令 は ナンセンスです ||めいれい||なんせんす です

直感 は 制御 や 説得 の 対象 で は あり ませ ん ちょっかん||せいぎょ||せっとく||たいしょう|||||

精神 の 深 奥 から あふれ 出す もの です せいしん||ふか|おく|||だす||

お前 の 物言い こそ ナンセンスだ   からかう の も いいかげんに … おまえ||ものいい||なんせんすだ||||

宗 介 はじめ|かい

宗 介   いる ? はじめ|かい|

何 だ なん|

少佐 が お呼び よ   任務 だって しょうさ||および||にんむ|

任務 … にんむ

すでに 知っている と 思う が 香港 に 所属 不明 の AS が 出現 した |しっている||おもう||ほんこん||しょぞく|ふめい||||しゅつげん|

この 機体 は 単独 で 破壊 活動 を 繰り返し |きたい||たんどく||はかい|かつどう||くりかえし

現在 も なお 市街 の どこ か に 潜伏 して いる と 思わ れる げんざい|||しがい|||||せんぷく||||おもわ|

南北 中国 軍 双方 に 被害 が 出て おり なんぼく|ちゅうごく|ぐん|そうほう||ひがい||でて|

先日 の 南京 で の 一 件 も 相まって せんじつ||なんきん|||ひと|けん||あいまって

この 図 の とおり 両者 は 一触 即発 の 緊張 状態 に ある |ず|||りょうしゃ||いっしょく|そくはつ||きんちょう|じょうたい||

このまま で は いつ 協定 が 破棄 さ れ ||||きょうてい||はき||

分割 香港 が 戦場 と なる か わから ない ぶんかつ|ほんこん||せんじょう|||||

政治 的に も 予断 を 許さ ない 状況 だ せいじ|てきに||よだん||ゆるさ||じょうきょう|

以下   クルーゾー 中尉 から いか||ちゅうい|

おいで な すった わ ね

これ は 26 時間 前 ||じかん|ぜん

カオルーン 半島 の ヤウマアテイ 付近 で 撮影 さ れた もの だ |はんとう|||ふきん||さつえい||||

恐らく ヘルマジスタン に いた の と   同一の 機体 と 思わ れる おそらく||||||どういつの|きたい||おもわ|

ここ で は 南 中国 軍 の 装甲 車  1 両 を 破壊 した あと |||みなみ|ちゅうごく|ぐん||そうこう|くるま|りょう||はかい||

発煙 弾 を 使用 して 姿 を くらました はつえん|たま||しよう||すがた||

その後 も この 機体 は 香港   カオルーン の 各地 に 出没 し そのご|||きたい||ほんこん|||かくち||しゅつぼつ|

無差別な 破壊 工作 を 続けて いる むさべつな|はかい|こうさく||つづけて|

10 機 近く の AS が 撃破 さ れ   死傷 者 も 多数 出て いる もよう だ き|ちかく||||げきは|||ししょう|もの||たすう|でて|||

南北 両軍 は この 機体 を 撃破 する こと も でき ず なんぼく|りょうぐん|||きたい||げきは|||||

消息 や 動向 も 把握 でき ないで いる しょうそく||どうこう||はあく|||

過去 の 例 から 見れば   この 機体 も 透明 化 機能 を 備えて いる だろう から な かこ||れい||みれば||きたい||とうめい|か|きのう||そなえて||||

その テロ 屋 の 狙い は |てろ|や||ねらい|

不明だ ふめいだ

犯行 声明 も ない はんこう|せいめい||

強いて 挙げれば 中国 内戦 の 再燃 か   香港 経済 の 破壊 だろう しいて|あげれば|ちゅうごく|ないせん||さいねん||ほんこん|けいざい||はかい|

あるいは 我々 へ の 挑戦 状 か |われわれ|||ちょうせん|じょう|

しかし   どんな 機体 であろう と ||きたい||

単独 で 24 時間 フル 稼働 は でき ない たんどく||じかん|ふる|かどう|||

戦闘 の あと に は 弾薬 の 補給 と 簡単な 整備 せんとう|||||だんやく||ほきゅう||かんたんな|せいび

操縦 者 に も ある 程度 の 休息 が 必要だろう そうじゅう|もの||||ていど||きゅうそく||ひつようだろう

まず   その 潜伏 先 と なる 場所 を 割り出し ||せんぷく|さき|||ばしょ||わりだし

M 9一 個 小 隊 で ひそかに 包囲   奇襲 し 制圧 する |ひと|こ|しょう|たい|||ほうい|きしゅう||せいあつ|

その ため に 諸君 に 偵察 に 行って もらう |||しょくん||ていさつ||おこなって|

偵察 ていさつ

情報 部 の 香港 支局 と 共同 作戦 だ じょうほう|ぶ||ほんこん|しきょく||きょうどう|さくせん|

必要な ノウハウ を 提供 し   敵 の アジト を 突き止めろ ひつような|のうはう||ていきょう||てき||||つきとめろ

夜間 の うち に 浮上 し ヘリ を 出す やかん||||ふじょう||へり||だす

一 足先 に 香港 へ 飛べ ひと|あしさき||ほんこん||とべ

宗 介 も です か はじめ|かい|||

そう だ

宗 介 は アーバレスト と ともに 待機 な ので は ? はじめ|かい|||||たいき|||

今回 の 作戦 行動 に アーバレスト は 使用 し ない 方針 だ こんかい||さくせん|こうどう||||しよう|||ほうしん|

なぜ

当て に でき ない から だ あて|||||

こうして 見る と   前 と   そう 変わ ん ない けど ね |みる||ぜん|||かわ||||

来た こと が ある の かい きた|||||

返還 前 に 何度 かね へんかん|ぜん||なんど|

ここ の すぐ 近所 に 母方 の 親戚 が 住んで た の よ |||きんじょ||ははかた||しんせき||すんで|||

ミスリル に 来る 前  2 か月 くらい 居候 して たわ ||くる|ぜん|かげつ||いそうろう||

ダラダラ と だらだら|

ダラダラ と か だらだら||

海兵 隊 を クビ に なった あと で ね   働く 気力 も なかった し かいへい|たい||くび||||||はたらく|きりょく|||

ニューヨーク の 実家 に は 帰り たく なかった し にゅーよーく||じっか|||かえり|||

おやじ が うるさく って さ …

あの 空軍 野郎 … |くうぐん|やろう

父親 は 軍人 だった の か ちちおや||ぐんじん|||

そう よ   うす の ろ な 爆撃 機 の パイロット ||||||ばくげき|き||ぱいろっと

今 は 退役 して 会社 やって る けど ね いま||たいえき||かいしゃ||||

昔 から ケチ で 小心 者 の くせ に   気取って て むかし||||しょうしん|もの||||きどって|

ついでに 陰謀 屋 よ |いんぼう|や|

陰謀 ? いんぼう

そ っ   私 が 高校 を 出て   真面目に 働こう と して たら ||わたくし||こうこう||でて|まじめに|はたらこう|||

あれこれ 手 を 回して |て||まわして

ハーバード 出 の ボンボン の 所 に 嫁が せよう と した の よ はーばーど|だ||ぼんぼん||しょ||よめ が|||||

さすが に むかついて ね

だから 嫌がらせ に 結婚 式 の 当日 に 海兵 隊 に 入って やった の |いやがらせ||けっこん|しき||とうじつ||かいへい|たい||はいって||

あら ら

教会 を 一 人 で 抜け出して きょうかい||ひと|じん||ぬけだして

4 ブロック 離れた   徴募 事務 所 に 行った わ ぶろっく|はなれた|ちょうぼ|じむ|しょ||おこなった|

ウエディングドレス の まん まで

係 の 伍長 が こんな 丸い 目して さ かかり||ごちょう|||まるい|もくして|

本気な の か ほんきな||

もちよって ね

事務 所 の 全員 が 私 を 説得 に かかった わ じむ|しょ||ぜんいん||わたくし||せっとく|||

花嫁 さん   少し 考え 直した ほう が いい はなよめ||すこし|かんがえ|なおした|||

きっと 親 御さん は 悲しむ ぞ |おや|おさん||かなしむ|

で   私 は 言った わけ   おやじ は 空軍 な の |わたくし||いった||||くうぐん||

そし たら 連中   異口同音 に ||れんちゅう|いくどうおん|

なら 話 は 早い   この 書類 に サイン を |はなし||はやい||しょるい||さいん|

どう よ   こんな 女 |||おんな

最高 さいこう

いや   かっこいい よ   なあ   ウー

ほん と 最高 ||さいこう

最高 か … さいこう|

確かに あの とき は 最高だった わ ね たしかに||||さいこうだった||

決断 した 途端   世界 が 無限に 広がった 気 が した もの けつだん||とたん|せかい||むげんに|ひろがった|き|||

私 は 何でも できる   どこ へ でも 行ける んだ って わたくし||なんでも|||||いける||

どこ へ でも ?

その あと   やっぱり いろいろ あった けど ね

ひどい 挫折 や 失望 も 味わった |ざせつ||しつぼう||あじわった

でも   あの とき   ああして   本当に よかった と 思って る ||||ほんとうに|||おもって|

私 は 自分 の こと が 前 より も ずっと 好きに なった わたくし||じぶん||||ぜん||||すきに|

… って   そういう 話 ||はなし

まっ   この 街 に 来て 思い出した だけ よ ||がい||きて|おもいだした||

あんまり 気 に し ないで ね |き||||

いやはや   お 待た せ し ました ||また|||

情報 部   香港 支局 の ハンター と 申し ます じょうほう|ぶ|ほんこん|しきょく||はんたー||もうし|

当たり前の 話 です が   南北 両軍 は 相当   神経質に な っと り まして ね あたりまえの|はなし|||なんぼく|りょうぐん||そうとう|しんけいしつに|||||

我々 も なるたけ 両者 を 刺激 せ ず に 隠密 に 行動 せ ねば なり ませ ん われわれ|||りょうしゃ||しげき||||おんみつ||こうどう|||||

南北 の 行き来 は 両軍 の 厳戒 態勢 で ほとんど 途絶え とり ます なんぼく||ゆきき||りょうぐん||げんかい|たいせい|||とだえ||

港 は 入港 禁止   空港 の 便 も ほとんど キャンセル こう||にゅうこう|きんし|くうこう||びん|||きゃんせる

おかげ で 株価 と 為替 は 目 を 覆わ ん ばかり ||かぶか||かわせ||め||おおわ||

まったく 八方塞がり です わ |はっぽうふさがり||

それ で 問題 の AS は ? ||もんだい|||

依然と して まったく 所在 が つかめ ない 状態 です わ いぜん と|||しょざい||||じょうたい||

前 に 現れた の は 1015 時 香港 島 の サイゲイ 湾 です ぜん||あらわれた|||じ|ほんこん|しま|||わん|

香港 領 内 に 潜んで いる の は 間違い ない の ね ほんこん|りょう|うち||ひそんで||||まちがい|||

断言 は でき ませ ん が ね だんげん||||||

うち の アナリスト と AI は そう 考え とり ます ||あなりすと|||||かんがえ||

私 の 長年 の 直感 も わたくし||ながねん||ちょっかん|

こちら で 一応 特定 して おき ました ||いちおう|とくてい|||

いかがでしょう ?

郊外 や 小さな 島 なんか は 除外 して こうがい||ちいさな|しま|||じょがい|

こちら の ヘリ で 上空 から 捜索 する わ ||へり||じょうくう||そうさく||

市街 地 は 対 ECS センサー が 使え そうに ない から しがい|ち||たい||せんさー||つかえ|そう に||

地道に 回る しか ない わ ね じみちに|まわる||||

あと ハト や カラス が 多 そうな 場所 も いら ない |はと||からす||おお|そう な|ばしょ|||

なぜ 鳥 が ? |ちょう|

どうも 鳥 に は AS が 見える みたいな の よ |ちょう|||||みえる|||

ECS は 紫外線 まで 隠蔽 でき ない から ||しがいせん||いんぺい|||

多分   その せい ね たぶん|||

特に カラス は ギャーギャー うるさい から とくに|からす||||

それ と 犬 も ね   ECS の オゾン 臭 に 敏感な の ||いぬ|||||おぞん|くさ||びんかんな|

さ ようで   他 に は ? ||た||

こんな ところ かしら ね

宗 介 はじめ|かい

他 にない ? た|

ああ   特に ない |とくに|

あぁ   なんとか なり そうです な |||そう です|

香港 島 側 で 49 か所   カオルーン 側 で 78 か所 ほんこん|しま|がわ||かしょ||がわ||かしょ

うち と そちら で 手分け して  1 日 で 回れ ます よ ||||て わけ||ひ||まわれ||

条件 が 合えば だ けど ね じょうけん||あえば|||

なんと まあ   あの お っ さん   随分   手広く 商売 して る みたい ね ||||||ずいぶん|てびろく|しょうばい||||

じゃ   そろそろ 行く わ よ ||いく||

戒厳 令 下 だ から 気 を つけて ね かいげん|れい|した|||き|||

検問 で 軍 や 警察 に 拘束 さ れ そうに なったら ? けんもん||ぐん||けいさつ||こうそく|||そう に|

ハンター の 息 が かかって い ない 部隊 も 多い んだ ろ はんたー||いき|||||ぶたい||おおい||

そう ね   逃げ られる なら 逃げて も いい ||にげ|||にげて||

でも 発砲 は だめ   軍 の 連中 に は 何の 罪 も ない んだ から |はっぽう|||ぐん||れんちゅう|||なんの|ざい||||

捕まったら   ハンター が 手 を 回す まで は 厳しい 尋問 を 受ける だろう けど つかまったら|はんたー||て||まわす|||きびしい|じんもん||うける||

たとえ 拷問 を 食らって も 口 を 割ら ない こと   以上 |ごうもん||くらって||くち||わら|||いじょう

きつい なぁ

それ より も   敵 を 発見 した とき の こと を 心配 し なさい |||てき||はっけん||||||しんぱい||

連絡 も 許可 も なく 殺さ れたら 承知 し ない から ね れんらく||きょか|||ころさ||しょうち||||

いい ?

了解 りょうかい

驚いた わ ね   こんな セントラル 見た こと な いわ おどろいた|||||みた|||

さて   すんなり   通して もらえる もの かしら ||とおして|||

ハンター の コネ が 確か なら な はんたー||こね||たしか||

マオ   頼む |たのむ

メンバッラ   ホイチョン

「 わかった   窓 を 開けて 」 よ |まど||あけて|

たまげた わ   この トンネル   いつも は 大 渋滞 だった の よ |||とんねる|||だい|じゅうたい|||

そう か

以前 の 香港 を 知って た なら   誰 だって ショック よ いぜん||ほんこん||しって|||だれ||しょっく|

だって 想像 して みて よ |そうぞう|||

もし 東京 が こんな 状態 に なったら どう 思う ? |とうきょう|||じょうたい||||おもう

新宿 と 銀座 が 真っ二つ に 分かれて しんじゅく||ぎんざ||まっぷたつ||わかれて

戦争 の 一 歩 手前 で にらみ合って る ような もん よ せんそう||ひと|ふ|てまえ||にらみあって||||

おしゃれ した 子 が 買い物 したり   アイスクリーム なめたり して る はずの 街 が ||こ||かいもの||あいすくりーむ|||||がい|

今 じゃ 装甲 車 と AS だらけ いま||そうこう|くるま|||

散歩 に ちょうど いい ベイ サイド に は さんぽ||||べい|さいど||

巨大な トーチカ と 掩蔽 壕 が 幅 を 利かせて る きょだいな|||えんぺい|ごう||はば||きかせて|

この 香港 が |ほんこん|

これ は 異常 よ   狂って る わ ||いじょう||くるって||

宗 介   どうかした の はじめ|かい||

いや   何でもない |なんでもない

意外 ね いがい|

南 軍 も あっさり 通して くれた な みなみ|ぐん|||とおして||

どうやら ハンター は 大物 の よう ね |はんたー||おおもの|||

そろそろ この 辺り だ ||あたり|

いきなり ドンピシャ だったら どうし よっ か |||どう し||

どうも し ない   常に … |||とわに

相良 君   落ち着いて さがら|きみ|おちついて

あなた は 錯乱 して 妄想 に 取りつか れて る の ||さくらん||もうそう||とりつか|||

相良 君 さがら|きみ

宗 介 はじめ|かい

とにかく 私 に 任せて |わたくし||まかせて

あんた は 黙って なさい ||だまって|

俺 は … おれ|

いい から 何も する な ||なにも||

宗 介 はじめ|かい

それ どころ じゃ ないし   大 目 に 見 といて やる だって さ ||||だい|め||み||||

行 くわ よ ぎょう||

信号 無視 … 末期 的 ね しんごう|むし|まっき|てき|

すまない

彼女 の こと でも 考えて た の ? かのじょ||||かんがえて||

今 は 忘れ なさい いま||わすれ|

それ が でき ない なら   すぐに 車 を 降り なさい ||||||くるま||ふり|

事情 は わかる じじょう||

でも ね   私 は そこ まで 優しい お ねえさん じゃ ない わ よ ||わたくし||||やさしい||||||

とばっちり で 死ぬ の は ごめん よ ||しぬ||||

これ じゃ   私 一 人 の ほう が よっぽど 安全だ わ ||わたくし|ひと|じん|||||あんぜんだ|

そう だ な

宗 介 はじめ|かい

すまない   俺 に は もう 無理だ |おれ||||むりだ

任務 を 続けて くれ にんむ||つづけて|

任務 放棄   全て を 見失った まま 俺 は 香港 の 街 を さまよって いた にんむ|ほうき|すべて||みうしなった||おれ||ほんこん||がい|||

ゆく 当て も ない   退廃 に 逃げ込む ほど 器用 で も ない |あて|||たいはい||にげこむ||きよう|||

次回   彼 の 問題 じかい|かれ||もんだい

すさみ きった 心 を よそ に 事態 は ひたすら 緊迫 して いく ||こころ||||じたい|||きんぱく||

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台本 整理 : gen 翻 译 : 夏目 青 叶 校 对 : 小 江 时间 轴 : Foyzi 压制 : 結城 有紀 だいほん|せいり||ひるがえ||なつめ|あお|かのう|こう||しょう|こう||||压せい|ゆうき|ゆき