Blood -C Episode 7 Blood-C Episode 7

予告 よこく

woo …

第 七 話 　 「 う かり ける 」 だい|なな|はなし|||

うち の 娘 は 戻って おり ます が ||むすめ||もどって|||

実は 　 お嬢さん の 同級 生 が 休校 だった のに じつは|おじょうさん||どうきゅう|せい||きゅうこう||

まだ 帰って ない らしく て |かえって|||

その 二子 の かた ほう も 昨日 から 戻って い ませ ん し |ふたご|||||きのう||もどって||||

何 が 事件 に 巻き込ま れ た の で は ない か と なん||じけん||まきこま||||||||

いえ 　 お嬢さん が ご 無事 なら いい ん です |おじょうさん|||ぶじ||||

あっ 　 でも 当分 は 一 人 で で ある か ない よう に お 伝え ください ||とうぶん||ひと|じん|||||||||つたえ|

わざわざ 　 ありがとう ござい まし た

の の さん

ね ね さん

助け られ ませ ん で し た 古き 物 から たすけ|||||||ふるき|ぶつ|

小 夜 しょう|よ

小 夜 しょう|よ

父 様 ちち|さま

小 夜 で は 無理 な の でしょ う か しょう|よ|||むり|||||

みんな を 守る と 　 約束 し た のに ||まもる||やくそく|||

誰 と だれ|

小 夜 しょう|よ

小 夜 しょう|よ

私 は 誰 と 約束 し た ん でしょ う わたくし||だれ||やくそく|||||

みんな を 守る と ||まもる|

小 夜 しょう|よ

小 夜 しょう|よ

母 様 も 　 この 神社 の 巫女 で 神 託 を 　 古き 物 を はは|さま|||じんじゃ||いちこ||かみ|たく||ふるき|ぶつ|

だから 私 は 約束 |わたくし||やくそく

小 夜 小 夜 しょう|よ|しょう|よ

小 夜 　 小 夜 しょう|よ|しょう|よ

父 様 ちち|さま

无 法 救 下 自己 眼前 的 朋友 む|ほう|すく|した|じこ|がんぜん|てき|ともとも

目の前 で 友 を 救え なかった の は めのまえ||とも||すくえ|||

本当 に 辛かった だ ろ う ほんとう||からかった|||

しかし 　 古き 物 と 戦え る 巫女 は お前 しか おら ん |ふるき|ぶつ||たたかえ||いちこ||おまえ|||

小 夜 しょう|よ

小 夜 しょう|よ

私 … しか わたくし|

只 有 … 我 ただ|ゆう|われ

是 的 ぜ|てき

そう だ

お前 しか い ない おまえ|||

小 夜 しょう|よ

小 夜 しょう|よ

古き 物 を どう する ふるき|ぶつ|||

我 来 打倒 われ|らい|だとう

倒し ます たおし|

約束 し た から やくそく|||

そう 　 約束 だ |やくそく|

二 人 で 試す と 決め た こと に ふた|じん||ためす||きめ|||

この 約束 は 必要 だ から |やくそく||ひつよう||

そして 　 この 実験 に は ほか の 準備 も 必要 だ ね ||じっけん|||||じゅんび||ひつよう||

二 人 の し ちょう どちら が 正しい の か お 証明 する ため の 事件 だ けれど ふた|じん||||||ただしい||||しょうめい||||じけん||

これ は 二 人 だけ で は 無理 だ ||ふた|じん||||むり|

さて 　 準備 に 取り掛か ろ う か |じゅんび||とりかか|||

小 夜 しょう|よ

小 夜 しょう|よ

眠れ ない の か ねむれ|||

やっ ば り

果 然 か|ぜん

今日 聞い た の は きょう|ききい|||

空耳 など で は なかった ん です ね そらみみ|||||||

落ち着 い て いる なあ おちつ||||

いいえ 　 驚 い て い ます |おどろ||||

でも 　 話せる 古き 物 も い ます |はなせる|ふるき|ぶつ|||

古き 物 なら 倒す べき な の で は ふるき|ぶつ||たおす|||||

そう です 　 でも

是 的 但 是 ぜ|てき|ただ|ぜ

あなた から は 悪意 を 感じ ませ ん |||あくい||かんじ||

悪意 は 常に 外 に 滲 む もの じゃ ない あくい||とわに|がい||しん||||

巧妙 に 隠す こと も できる こうみょう||かくす|||

それ は 　 古き 物 の こと です か ||ふるき|ぶつ||||

それ 以外 でも だ |いがい||

あなた は 古き 物 で は あり ませ ん ね ||ふるき|ぶつ||||||

なぜ 　 そう 思う ||おもう

分かり ませ ん わかり||

我 也 不 知 道 われ|や|ふ|ち|どう

強い 力 を 感じる けれど つよい|ちから||かんじる|

でも 　 違う |ちがう

そう か

なぜ 　 私 の 所 へ |わたくし||しょ|

願い を かなえる ため に ねがい||||

願い ねがい

愿 望 ？ すなお|のぞみ

昔 　 ある もの が 願い を かなえる 店 に 来 た むかし||||ねがい|||てん||らい|

店 店 是 的 店 てん|てん|ぜ|てき|てん そう 　 店 だ |てん|

どんな 店 です か |てん||

願い を かなえる 店 ねがい|||てん

あなた は その 店 の 番犬 さん です か |||てん||ばんけん|||

店主 だ 　 お 客 様 は 犬 さん たち です か てんしゅ|||きゃく|さま||いぬ||||

も 　 来 た こと は ある が |らい|||||

まあ 　 いろいろ だ な

その 願い を かなえる 店 の 店主 で ある 犬 さん に |ねがい|||てん||てんしゅ|||いぬ||

昔 　 誰 か が 願い こと を し て むかし|だれ|||ねがい||||

それ に 関係 する こと で ||かんけい|||

私 の 所 へ いらっしゃった と わたくし||しょ|||

今度 は 当てる こんど||あてる

どなた の 願い な ん です か ||ねがい||||

それ は 言って は なら ない こと に なって いる ||いって|||||||

では 　 どんな 願い です か ||ねがい||

それ も 　 今 は 言え ない ||いま||いえ|

あの う 　 お 間違い で は ない でしょう か |||まちがい|||||

私 は 　 ずっと この 町 に 住 ん で い て わたくし||||まち||じゅう||||

出 た こと も ない で す し だ|||||||

そう 言った お 店 に い た と 言う お 知り合い も い ませ ん |いった||てん|||||いう||しりあい||||

そう か 　 本当 に そう か ||ほんとう|||

あの 時 　 あの 時 |じ||じ

我 听 到 了 われ|きん|とう|さとる

聞こえ て き まし た きこえ||||

あなた の 声 は ||こえ|

私 が みんな を 守る と 約束 し た のに と 言った 時 わたくし||||まもる||やくそく|||||いった|じ

誰 と だれ|

約束 し た ん です やくそく||||

確かに 　 古き 物 を 倒し て みんな を 守る と たしかに|ふるき|ぶつ||たおし||||まもる|

でも

但 是 ただ|ぜ

誰 と 約束 し た の か だれ||やくそく||||

思い出せ ない ん だ な おもいだせ||||

願い を かなえる ため に は 対価 が 必要 だ ねがい||||||たいか||ひつよう|

そして 　 その 願い の 重 さ と ||ねがい||おも||

然 后 代 价 的 大小 ぜん|きさき|だい|かい|てき|だいしょう

かなえる ため の 対価 は 等しく なけ れ ば なら ない |||たいか||ひとしく|||||

だから できる こと は 限ら れ て いる ||||かぎら|||

所 以 能 做 的 事情 也 是 有限 的 しょ|い|のう|さく|てき|じじょう|や|ぜ|ゆうげん|てき

この 姿 で 現れ て いる の も その 一 つ だ |すがた||あらわれ||||||ひと||

小 夜 しょう|よ

小 夜 しょう|よ

願い を かなえる と 約束 し た ねがい||||やくそく||

必ず かなえる と その 時 まで 小 夜 の 傍 に いる かならず||||じ||しょう|よ||そば||

所 以 … しょ|い

だから …

夢 夢 じゃ … ない ゆめ|ゆめ|| 不 是 梦 … ふ|ぜ|ゆめ

行って まいり ます おこなって||

まだ 早い が |はやい|

じっと 　 知って い られ なく て |しって||||

こうして 間 も 古き 物 が どこ か に 現れる の で は ない か と |あいだ||ふるき|ぶつ|||||あらわれる||||||

はい

是 的 ぜ|てき

父 様 ちち|さま

持っていけ もっていけ

いや 　 これ から は 常に おまえ の 傍 に ||||とわに|||そば|

うん ？ 小 夜 ちゃん |しょう|よ|

早 上 好 はや|うえ|よしみ

おはよう ございます

早 上 好 はや|うえ|よしみ

おはよう

但 是 ただ|ぜ

でも ね

つらい とき に 無理 に 笑う の は なし た よ |||むり||わらう|||||

ありがとう … ござい ます

昨日 　 夕飯 も 食べ ず に 眠っちゃ っ た ん だ って きのう|ゆうはん||たべ|||ねむっちゃ|||||

どうして

唯 芳 さん に 聞い た ただ|かおり|||ききい|

いま リゾット 作る から 　 それ 食べ て て ||つくる|||たべ||

ギモーブ

「 Guimauve 」

前 に 　 文人 さん おっしゃって まし た ね ぜん||ぶんじん|||||

ギモーブ は ある もの に 触った とき と 似 てる って |||||さわった|||に||

いった ね

何 に 似 てる ん でしょ う なん||に||||

わかった

嘴 唇 ？ くちばし|くちびる

唇 … です か くちびる||

に 近い ところ |ちかい|

さて リゾツト だけ じゃ 足り ない よ ね ||||たり|||

目玉焼き と 暖かい サラダ めだまやき||あたたかい|さらだ

後 　 コーヒー ね あと|こーひー|

はい

好 了 よしみ|さとる

ごちそうさま で し た

少し 顔色 よく なった ね すこし|かおいろ|||

文人 さん の 美味しい ご飯 いただき まし た し ぶんじん|||おいしい|ごはん||||

後 　 コーヒー も あと|こーひー|

良かった よかった

太 好 了 ふと|よしみ|さとる

あぁ 　 そうだ 　 お 弁当 と ギモーブ |そう だ||べんとう||

お 八 つ に でも 食べ て |やっ||||たべ|

ありがとう ござい ます

まだ 時間 が ある から |じかん|||

少し でも 町 を 見 て 歩 こ う と 思った けど すこし||まち||み||ふ||||おもった|

今日 は 休校 よ きょう||きゅうこう|

先生 せんせい

連絡 いか なかった れんらく||

いいえ 　 かなり 早く 家 を 出 って しまった ので ||はやく|いえ||だ|||

そう 　 当分 休校 の まま かも し れ な いわ ね |とうぶん|きゅうこう||||||||

まだ 見付から ない から |みつから||

但 是 不 管 找 没 找 到 ただ|ぜ|ふ|かん|ちゃお|ぼつ|ちゃお|とう

でも 見付かったら 見付かった で |みつかったら|みつかった|

また 大変 かも しれ ない わ |たいへん||||

先生 せんせい

この 前 の 話 だ けれど |ぜん||はなし||

は … はい 人 を 食らう もの の 話 だ けれど ||じん||くらう|||はなし||

求 衛 の の と ね ね は その 何 か に 食わ れ た の かも しれ ない もとむ|まもる||||||||なん|||くわ||||||

今 まで い なく なった 人 たち も 皆 同じ だった の かも しれ ない いま|||||じん|||みな|おなじ|||||

ね 　 そう 思わ ない ||おもわ|

どう し た の

また 頭 でも 痛い の |あたま||いたい|

いいえ 　 大丈夫 です |だいじょうぶ|

不 没 事 了 ふ|ぼつ|こと|さとる

そう 　 じゃ 　 帰り なさい ||かえり|

お 父さん の ところ へ |とうさん|||

筒 鳥 先生 は なぜ 急に あの 話 を し た ん だ ろ う つつ|ちょう|せんせい|||きゅうに||はなし|||||||

古き 物 に つい て 何 か 知って ふるき|ぶつ||||なん||しって

小 姑 娘 しょう|しゅうとめ|むすめ

お嬢さん おじょうさん

学校 がっこう

はい

是 的 ぜ|てき

今日 は 休校 に なった はず だ よ きょう||きゅうこう|||||

すみません 　 連絡 前 に 家 から 出 って しまって |れんらく|ぜん||いえ||だ||

そう か そう か 　 なら 早く 家 に 帰った ほう が いい よ |||||はやく|いえ||かえった||||

朝 早い って 言って も 　 何 か 起きる か … 　 あ あさ|はやい||いって||なん||おきる||

情けない 　 これ程 まで に ひ弱 に なって おる と は なさけない|これほど|||ひよわ|||||

何 情けない の は やら れ た ほう も 同じ か なん|なさけない||||||||おなじ| あの 時 の 主 なら ば ともかく |じ||おも|||

この 程度 の 者 に 消さ れる など |ていど||もの||けさ||

残った と して も 恥 に しか なる まい のこった||||はじ||||

わたし は おまえ と 戦った こと は 無い のに ||||たたかった|||ない|

何故 ！ なぜ

弱い 　 弱 すぎる よわい|じゃく|

真 弱 太 弱 了 まこと|じゃく|ふと|じゃく|さとる

私 の 母 様 と 戦った こと が ある の か わたくし||はは|さま||たたかった|||||

この 神 刀 で |かみ|かたな|

母 様 と 比べ れ ば 　 私 は 弱い かも しれ ない はは|さま||くらべ|||わたくし||よわい|||

けれど 必ず おまえ たち 古き 物 を 倒す ！ |かならず|||ふるき|ぶつ||たおす

哈 哈 … ごう|ごう

へ は ぁ ー ー |||-|-

何 を 笑う なん||わらう

おまえ の 父親 　 唯 芳 が そういった の か ||ちちおや|ただ|かおり||||

あの 神社 で 神妙 な 顔 でも し て 神 刀 だ と おまえ に 渡し て |じんじゃ||しんみょう||かお||||かみ|かたな|||||わたし|

これ は 可 笑 しい ||か|わら|

笑う な わらう|

不 准 笑 ふ|じゅん|わら

これ が 笑わ ず に い られよ か ||わらわ|||||

唯 芳 が おまえ に われら を 倒せ など と ただ|かおり||||||たおせ||

おまえ も 唯 芳 も 愚か 過ぎる ||ただ|かおり||おろか|すぎる

いや 　 真に 阿 呆 な の か |しんに|おもね|ぼけ|||

黙れ ！ だまれ

住 嘴 じゅう|くちばし

父 様 は 愚か など で は ない ちち|さま||おろか||||

強く て やさしく て つよく|||

母 様 が 無くなって から も ずっと 私 を 支え て くださって はは|さま||なくなって||||わたくし||ささえ||

それ は 一体 何 の 話 だ ||いったい|なん||はなし|

だから それ は 何 の 話 だ と 聞い て いる |||なん||はなし|||ききい||

何 わたし を 惑わ せよ う と 戯言 を なん|||まどわ||||たわごと| 戯言 ばかり な の は 人 と も だ ろ う たわごと|||||じん|||||

戯言 と 偽り こと で 約定 を 違え 続け て いる の は たわごと||いつわり|||やくじょう||ちがえ|つづけ||||

是 人 ぜ|じん

人 と も だ じん|||

おまえ は さっさと 消えろ |||きえろ

その後 に 唯 芳 も 消し て やる そのご||ただ|かおり||けし||

父 様 を ちち|さま|

そう だ

是 的 ぜ|てき

思う 父親 共に 消さ れる の で あれ ば 　 本望 で あ ろ う おもう|ちちおや|ともに|けさ||||||ほんもう||||

父 様 ちち|さま

行か せ ない 　 父 様 の ところ へ を いか|||ちち|さま||||

ほう 　 今 は 感じる ぜ |いま||かんじる|

あの 時 の おまえ を |じ|||

唯 芳 に 　 訪ね て 見る が いい ただ|かおり||たずね||みる||

おまえ の 真実 ||しんじつ

小 夜 しょう|よ

小 夜 しょう|よ

時 真 … さん じ|まこと|

古き 物 を 倒す 約束 は 誰 と し た ふるき|ぶつ||たおす|やくそく||だれ|||

願い を 叶え て ほしい と 言った の は 　 誰 だ ねがい||かなえ||||いった|||だれ|

只 好 独自 苦笑 ただ|よしみ|どくじ|くしょう

あれ は 何 だ ||なん|

拘われ ば 危ない 目 に 会い ます こだわれ||あぶない|め||あい|

だったら 　 なおさら 知り たい ||しり|

何故 です か なぜ||

俺 に とって あんた 特別 な ん だ おれ||||とくべつ|||

小 夜 しょう|よ

小 夜 しょう|よ

次回 BLOOD - C 「 人生 在 世 」 じかい|||じんせい|ざい|よ

次回 　 BLOOD - C 　 「 よ の な か よ 」 じかい|||||||