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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター), Hunter x Hunter (2011) Episode 22

Hunter x Hunter (2011) Episode 22

( クラ ピカ ) 一般 観光 客 でも 行ける 国 だ 。

( ゴン = フリー クス ) そこ に キルア が ?

飛行 船 で 3 日 と いった ところ か 出発 は いつ に する ?

今日 ! 今 すぐ ! ( レオ リオ ) ああ 異議 な し だ 。

分かった 早速 チケット を 予約 し よ う 。

♪♪~

♪♪~

♪♪~

♪♪~

♪♪~

( キルア ) ( ( 俺 ん 家 暗殺 家業 な ん だ よ ね 家族 ぜ ~ ん ぶ ) )

( ( で そん 中 でも 俺 す っ げ ぇ 期待 さ れ て て さ ぁ ) )

( ( でも さ 俺 嫌 な ん だ よ ね ) )

( ( ひ と に レール 敷 かれる 人生 って やつ ) )

キルア … 。

しけ た 面 してん じゃ ねえ ぞ ゴン !

夜 が 明け れ ば パド キア 共和 国 だ 。

すぐに キルア に 会え る さ 。

うん !

《 キルア を 絶対 に 連れ戻す ん だ 》

< ゴン レオ リオ クラ ピカ の 3 人 は →

キルア が 住む パド キア 共和 国 デン トラ 地区 へ と →

足 を 踏み入れ た >

( レオ リオ ) 見え て 来 た ぜ 。

あの 山 に 暗殺 一家 の アジト か 。

何だか 不気味 な 雰囲気 だ よ な 。 うん 。

着 い たら まず 周囲 の 聞き込み だ 。

( レオ リオ ) OK !

( 女 店主 ) ククルーマウンテン ね 。

それ なら 山 景 巡り の バス ツアー が 便利 さ 。

一 日 1 本 だ けど ガイド 付き で あそこ から 出 てる よ 。

( バス ガイド ) え ~ 本日 は →

『 号泣 観光 バス 』 を ご 利用 いただき まし て →

誠に ありがとう ござい ます 。

これ から バス は 暗殺 一族 で 有名 な ゾル ディック 一家 が 住む →

ククルーマウンテン へ と 進んで まいり ます !

見ろ よ ! ん ?

( レオ リオ ) 明らか に かたぎ じゃ ねえ よ な 。

うん 。

( バス ガイド ) え ~ 皆様 右手 奥 を ご覧 ください ませ !

あちら が ゾル ディック 一家 が 住む ククルーマウンテン で ござい ます 。

樹海 に 囲ま れ た 標高 3722 m の あの 山 の どこ か に →

彼ら の 屋敷 が ある と いわ れ て い ます が →

いまだ 誰 も 見 た 者 は おり ませ ん 。

その ゾル ディック 一家 は 10 人 家族 。

曽 祖父 祖父 祖母 父 母 →

その 下 に 5 人 の 兄弟 が い て 全員 殺し屋 です !

では もう 少し だけ 山 に 近づ い て みる こと に し ま しょ う 。

こりゃ すげ ぇ … 。

こちら が ゾル ディック 家 の 正門 と なり ます 。

( バス ガイド ) 別名 「 黄泉 へ の 扉 」 。

入ったら 最後 生き て 戻れ ない と の 理由 から そう 呼ば れ て おり ます 。

中 に 入る に は 守衛 室 の 横 に ある 扉 を 使い ます が →

ここ から 先 は 私有 地 と なって おり ます ので 見学 でき ませ ん 。

おいおい ! 正門 って …→

山 は はるか 向こう だ ぜ !

はい ここ から 先 の 樹海 は もちろん →

ククルーマウンテン も 全て →

ゾル ディック 家 の 敷地 と いう こと です 。

これ が 全部 庭 って こと か よ ~ 。

ねぇ ガイド さん 。 はい ?

中 に 入る に は どう し たら いい の ?

ん ~ 坊や 私 の 説明 聞い て まし た ?

うん でも 俺 … 。

中 に 入れ ば 二 度 と 生き て は 出 られ ませ ん !

殺し屋 の 隠れ家 な の よ 。

ハッタリ だ ろ ? えっ ?

誰 も 見 た こと の ない 暗殺 一家 。

奴 ら の 顔写真 に さえ →

1 億 近い 懸賞 金 が かかって る って 話 だ 。

マジ か ! クソ !

キルア の 写真 撮 っと き ゃ よかった ~ !

噂 だけ が 独り歩き し て 伝説 と なり →

実際 は 全く 大した こと ねえ って の が オチ よ 。

( ドア が 開く 音 ) ( ゼブロ ) ん ?

おら ~ !

門 を 開け な ! 困り ます よ 。

私 が だんな 様 に 叱ら れる ん です から !

心配 す ん な !

どうせ あんた の ご 主人 様 は 俺 達 に 始末 さ れる ん だ 。

あぁ … ふ ぅ ~ 。

痛 っ !

痛 て て … 。

大丈夫 ?

ああ … 大丈夫 だ よ 。

( ゼブロ ) あ ~ また … N ミケ が 餌 以外 の 肉 食べ ちゃ う よ 。

えっ ?

≪ ギャ ~~ ! ≫

キャ ~ !

キャ ~~ !

( ゼブロ ) った く 時間 外 の 食事 は 止め られ てる のに な … 。

ミケ ! 太って も 知ら ない よ ~ !

何 だ ? 今 の は … 。 うん 。

( バス ガイド ) ちょっと あなた 達 !

何 やって ん の ! 早く バス に 乗って !

あっ 行って いい です よ 。

俺 達 ここ に 残る んで 。

えっ ?

♪♪~

( ゼブロ ) なるほど ねぇ キルア 坊ちゃん の 友達 です かい 。

嬉しい ねぇ 。

あ たしゃ 20 年 勤め てる けど あんた 達 が 初めて だ よ 。

友人 と して ここ に 来 て くれ た 人 は ね 。

雇わ れ の 身 で こんな こと 言う と 罰 が 当たり そう だ けど →

ホント 寂しい とこ だ よ 。

だ ~ れ も 訪ね て 来 やしない 。

あんな 連中 は ひっきりなし に 来る ん だ けど ね 。

まっ 希 代 の 殺し屋 一族 だ から 仕方ない けど →

因果 な 商売 だ よ ねぇ 。

いや 来 て くれ て 嬉しい よ ありがとう 。

いやいや 。

しかし →

君 ら を 庭 内 に 入れる わけ に は いか ん の です 。

さっき 君 ら も 見 た でしょ う デカ い 生き物 の 腕 を 。

( ゼブロ の 声 ) あれ は ミケ と いって →

ゾル ディック 家 の 番犬 な ん です が ね →

家族 以外 の 命令 は 聞か ない し 懐か ない 。

今 も 10 年 近く 前 に 主人 から 出さ れ た 命令 を →

忠実 に 守って る 。

「 侵入 者 は 全員 噛み殺せ 」 と いう 命令 を ね 。

いや ~ 忠実 じゃ ない や な 食い 殺し てる から 。

アッハッハッハ … !

とにかく 中 に は 入れ られ ませ ん 。

坊ちゃん の 大事 な 友達 を →

がい骨 に する わけ に ゃ いか な いから ねぇ 。

ハハハハ … 。

守衛 さん あなた は なぜ 無事 な ん です か ?

ん ?

あなた は 中 に 入る ん でしょ う ?

中 に 入る 必要 が ない なら 鍵 を 持つ 必要 も ない です から ね 。

アッハ … いい とこ 突く ねぇ 。

( ゼブロ ) でも 半分 当たり で 半分 ハズレ です 。

私 は 入る のに 鍵 は 使い ませ ん 。

これ は 侵入 者 用 の 鍵 な ん です よ 。

侵入 者 用 の 鍵 ?

ああいう 連中 は 不思議 な もん で →

十中八九 正面 から 堂々 と やって 来る 。

( ゼブロ の 声 ) それ で 扉 を 開け られ ない と →

門 を 壊し て でも 正面 から 入り た がる ん だ な →

迷惑 な 話 です が ね 。

そこ で 脇 の ほう に わざわざ 鍵 付き の 扉 を 設け た ん です よ 。

侵入 者 は 無抵抗 の 私 から 鍵 を 奪い →

ミケ に 食い 殺さ れる って 寸法 だ 。

《 わざわざ 鍵 付き の … 》

そう か ! フッ 。

お 察し の 通り 私 は 守衛 じゃ ない 。

ミケ の 後片付け を する 掃除 夫 です 。

そして 本当 の 門 に は 鍵 が かかって い ない !

その 通り 。 何 ! ?

♪♪~

( レオ リオ ) ん ん ~ ん ~ !

フッ !

ん ~~ !

ククク … ん ~~ !

あぁ う う … う う … 。

あ う ~ う ぉ ~ !

押し て も 引 い て も びくとも し ねえ !

鍵 かかって ん じゃ ねえ の ?

( ゼブロ ) 単純 に 力 が 足ら ん の です よ 。

アホ か ! 全力 で やって る っ つ う の !

ん ? ん ?

( ゼブロ ) ま ぁ ご覧 なさい 。

( ゼブロ ) この 門 の 正式 名称 は 「 試し の 門 」 。

この 門 さえ 開け られ ない よう な 輩 で は … 。

フン !

ゾル ディック 家 に 入る 資格 なし って こと です 。

ハッ !

( ゼブロ ) う ~ あっ ふ ぅ … 。

ご覧 の 通り 扉 は 自動 的 に 閉まる から →

開 い たら すぐ 中 に 入る こと だ ね 。

( ゼブロ ) ミケ なら 大丈夫 。

「 試し の 門 」 を 開け て 入って 来 た 者 は →

攻撃 する な と 命令 さ れ てる から 。

は ぁ ~ しかし 年々 これ が しんどく なって 来 て ねぇ 。

でも 開け られ なく なったら クビ だ から 必死 です よ 。

( ゼブロ ) ちなみに 1 の 扉 は 片方 2 t あり ます 。

2 t ! ? ん な もん 動かせ ねえ ぞ 普通 。

… って 今 何 つった ? 「 1 の 扉 は 」 だ と ?

ええ ご 覧 なさい 扉 が 7 まで ある でしょ →

1 つ 数 が 増える ごと に 重 さ が 倍 に なって る ん です よ 。

( レオ リオ ) 倍 ! ?

力 を 入れ れ ば その 力 に 応じ て 大きい 扉 が 開く 仕組み な ん です 。

( ゼブロ の 声 ) ちなみに キルア 坊ちゃん が この 間 戻って 来 た 時 は →

3 の 扉 まで 開き まし た よ 。

3 って こと は … 12 t !

16 t だ ゴン 。 エヘヘ … 。

( ゼブロ ) お 分かり か ね ?

敷地 内 に 入る だけ で この 調子 な ん だ 。

住む 世界 が 違う ん です 。

う ~ ん … 気 に 入ら ない な 。

おじさん 鍵 貸し て 。

友達 に 会い に 来 た だけ な のに 試さ れる なんて まっぴら だ から →

俺 は 侵入 者 で いい よ 。

だから 鍵 を 貸し て 俺 は 侵入 者 用 の 扉 から 入る 。

ゴン ! お前 … 。

貸し て くれ なく て も 同じ だ よ 塀 を よじ登って でも 中 に 入る から 。

( レオ リオ ) ムチャ を 言う な よ ゴン ! さっき の 化け物 見 た だ ろ →

片腕 だけ で お 前 より も 数 倍 大きかった ん だ ぞ !

だって 納得 行か ない よ ! ん ?

友達 を 試す なんて 変 だ よ !

絶対 そんな 扉 から は 入ら ない !

確かに 君 の 言う 通り だ と 思い ます よ 。

しかし ね 強行 突破 は 無理 です よ 絶対 ミケ に 殺さ れる 。

私 も 同感 だ 時間 は ある 1 の 扉 から 入る こと に しよ う 。

ダメ だ こう な っち まっ たら 聞か ねえ から な 。

確かに … 。

う ~ ん 残念 です が 鍵 は 渡せ ませ ん や 。

むざむざ 坊ちゃん の 友達 を →

ミケ の 餌食 に する わけ に ゃ あ いき ませ ん から ね 。

じゃあ ちょっと 待って て く だ さい ね 。

[ TEL ] ( 呼び出し 音 )

あ ~ もしもし ゼブロ です 。

実は です ね 今 ここ に →

キルア 坊ちゃん の お 友達 と いう 方 が 3 名 みえ てる ん です が 。

はい … はい すみません はい はい 。

ええ ええ 分かり ます はい すみません 失礼 し ます 。

いや ~ N やっぱり 叱ら れ ちゃ った か 。

屋敷 に 電話 し て くれ た の ?

いや ゾル ディック 家 の 執事 に です が ね →

屋敷 へ の 連絡 は 全て 執事 に 通す ん です よ 。

家族 まで は めったに つながら ない ん です 。

もう 一 度 かけ て くれる ? 今度 は 俺 が 出る から 。

ええ いい です けど … N 嫌 な 思い させ ち まい ます よ 。

[ TEL ] ( 操作 音 )

[ TEL ] ( 呼び出し 音 )

[ TEL ] ( ゴトー ) はい 執事 室 。

僕 キルア くん の 友達 で ゴン と いい ます 。

あの キルア くん い ます か ?

[ TEL ] ( ゴトー ) キルア 様 に 友達 など おり ませ ん 。

[ TEL ] ( 通話 が 切れ た 音 )

[ TEL ] ( 呼び出し 音 )

[ TEL ] ( ゴトー ) はい 執事 室 。

何で お前 に そんな こと が 分かる ん だ !

いい から キルア を 出 せ !

( ゴトー ) 君 ゴン くん と いった かな ? [ TEL ] ああ 。

[ TEL ] ( ゴトー ) 仮に キルア 様 に →

ゴン と いう 名前 の 友人 が いる と して →

君 が ゴン だ と いう 保証 は どこ に も ない 。

キルア を 出し て くれ れ ば 分かる !

[ TEL ] ( ゴトー ) 声 で 分かる と ? 当て に は なら ない ね 。

[ TEL ] ( テープ : ゴン ) キルア を 出し て くれ れ ば 分かる !

[ TEL ] ( ゴトー ) 今 の は ただ の テープ だ が →

声 を 似せる だけ で いい なら 方法 は いろいろ ある 。

次 は 「 会え ば 分かる 」 かな ?

確かに 全身 そっくり の 偽者 を 用意 する 方法 は 限ら れ て 来る が →

それ でも 不可能 で は ない し →

キルア 様 を 狙う 人物 が →

ゴン 本人 を 脅し て 利用 する と いう 方法 も 考え られる 。

可能 性 が ある 限り キルア 様 は 出せ ない 。

( ゴトー ) ゾル ディック 家 は 暗殺 を なり わ い と し て いる 。

自然 敵 も 増える 。

( ゴトー ) 余計 な 外敵 から あるじ を 守る の は 我々 執事 の 務め 。

悪い が お 引き取り 願 お う 。

[ TEL ] ( 通話 が 切れ た 音 )

おい ! ゴン !

( レオ リオ ) ゴン !

キレ てる キレ てる 。

あいつ … 塀 を よじ登る 気 だ な 。

何 ?

( レオ リオ ) おい ! やめろ って ゴン !

いい よ 2 人 は 待って て 俺 1 人 で 行く から 。

ん な わけ いく か !

いい から ! ( レオ リオ ) よく ねえ !

冷静 に なれ 2 人 と も 。

( レオ リオ ) 冷静 だ よ 俺 は … N 早く 下りろ ゴン !

ゴン ! ムチャ は よせ !

( ゼブロ ) ゴン くん 鍵 を 貸し ま しょ う 。

これ で 門 から お 入り なさい 。

待って くれよ おっちゃん ゴン は 俺 ら が 説得 する から !

そう です か … でも ゴン くん の 意志 は 固い ん でしょ ?

その代わり 私 も 侵入 者 の 門 から ついて行き ます 。

えっ ?

( ゼブロ ) 私 が 行け ば もしかしたら →

ミケ が 私 を 覚え て い て 攻撃 し て 来 ない かも しれ ませ ん 。

ま ぁ ほぼ 100 % 全員 殺さ れる でしょ う が 。

それ は ダメ だ よ ! そこ まで 迷惑 は かけ られ ない 。

いいえ 行き ます 残って も 同じ こと です から 。

( ゼブロ ) キルア 坊ちゃん の 友達 を 見殺し に し たら →

もう 坊ちゃん に 合わせる 顔 が あり ませ ん 。

あなた 達 が 死ね ば 私 も 死に ます 。

分かった よ おじさん 。

おじさん の こと 全然 考え て なかった ね ごめん 。

《 いい 子 だ 》

《 他人 の ため に 自分 の 怒り を 収める 優し さ を 持って いる 》

《 自分 の 力 を 信じ →

それ と 同じ ぐらい 仲間 を 信頼 し て いる →

芯 の 強い 子 だ 》

《 ミケ を 見 て 物おじ し ない の は 恐らく … 》

( ゼブロ ) ゴン くん は 動物 が 好き でしょ ?

えっ ? うん 。

( ゼブロ ) やはり ね ずっと 野山 を →

遊び場 に し て 来た ん じゃ ない です か ?

うん ! 何で 分かる の ?

ゴン くん もう 一 度 私 が 「 試し の 門 」 を 開け ます 。

今度 は ミケ を 正面 から 見 て ください 。

おい … 俺 達 も 入って 平気 な の か ?

ええ 「 試し の 門 」 から 入れ ば 大丈夫 です 。

ミケ ~ ! おいで ~ !

( ミケ の 息づかい )

( ミケ の 息づかい ) ( 足音 )

( 足音 )

♪♪~

( ゼブロ ) ゴン くん 分かった かな ?

あれ が 完璧 に 訓練 さ れ た 狩猟 犬 って やつ です よ 。

君 が 野山 で 見 て 来 た どんな 野獣 と も →

全く 違う 生き物 です 。

コミュニケーション と れる 自信 が あった ん でしょ ?

ミケ の 目 を 見る まで は … 。

ミケ は 今 初めて 見る 人間 の 姿 と に おい を 記憶 し て い ます 。

それ 以上 の 感情 は 何も 持って い ませ ん 。

機械 と 同じ です 。

ゴン くん … こいつ と 戦え る かい ?

嫌 だ 怖い 絶対 戦い たく ない 。

《 フフ … 本当 に 素直 な 子 だ な 》

( ゼブロ ) さて 君 達 は いつまで ここ に ?

キルア に 会う まで ! それ まで は 絶対 に 帰ら ない !

( ゼブロ ) それ で は こちら へ どうぞ 。

< 「 試し の 門 」 そして ミケ >

< ゴン は ゾル ディック 家 の 人間 が →

自分 達 と は 全く 違う 世界 に 住 ん で いる こと を →

目の当たり に し た >

< それ でも ゴン は 心 に 誓って い た >

< この先 どんな 困難 が 待ち受け て いよ う と →

必ず キルア に 会う の だ … と >

♪♪~

♪♪~

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Hunter x Hunter (2011) Episode 22 hunter||hunter|episode Hunter x Hunter (2011) Episode 22 獵人 x 獵人 (2011) 第 22 集

( クラ ピカ ) 一般 観光 客 でも 行ける 国 だ 。 くら||いっぱん|かんこう|きゃく||いける|くに| ||general|sightseeing|||||

( ゴン = フリー クス ) そこ に キルア が ?

飛行 船 で 3 日 と いった ところ か 出発 は いつ に する ? ひこう|せん||ひ|||||しゅっぱつ|||| ||||||||departure|||| When is the departure time, such as 3 days by airship?

今日 ! 今 すぐ ! ( レオ リオ ) ああ 異議 な し だ 。 きょう|いま|||||いぎ||| |||雷歐|||||| ||||||no objection||| Today! Right now!

分かった 早速 チケット を 予約 し よ う 。 わかった|さっそく|ちけっと||よやく||| ||||reservation|||

♪♪~

♪♪~

♪♪~

♪♪~

♪♪~

( キルア ) ( ( 俺 ん 家 暗殺 家業 な ん だ よ ね 家族 ぜ ~ ん ぶ ) ) |おれ||いえ|あんさつ|かぎょう||||||かぞく||| |||||family business||||||||| I'm from a family of assassins.

( ( で そん 中 でも 俺 す っ げ ぇ 期待 さ れ て て さ ぁ ) ) ||なか||おれ|||||きたい|||||| |||||||||expectation|||||| And the family has

( ( でも さ 俺 嫌 な ん だ よ ね ) ) ||おれ|いや||||| But I can't stand it.

( ( ひ と に レール 敷 かれる 人生 って やつ ) ) |||れーる|し||じんせい|| ||||laid||life|| Who wants to have their life planned out for them?

キルア … 。 Killua...

しけ た 面 してん じゃ ねえ ぞ ゴン ! ||おもて||||| soggy||||||| What's with the long face, Gon?

夜 が 明け れ ば パド キア 共和 国 だ 。 よ||あけ|||||きょうわ|くに| ||breaks|||||republic|| At dawn, it will be Padkia Republic.

すぐに キルア に 会え る さ 。 |||あえ|| You'll see Killua soon enough.

うん ! Yep!

《 キルア を 絶対 に 連れ戻す ん だ 》 ||ぜったい||つれもどす|| ||definitely||bring back|| We'll definitely take Killua back with us!

< ゴン レオ リオ クラ ピカ の 3 人 は → |||くら|||じん| Gon, Leorio, and Kurapika have arrived

キルア が 住む パド キア 共和 国 デン トラ 地区 へ と → ||すむ|||きょうわ|くに||とら|ちく|| |||||republic|||||| in the Dentora region

足 を 踏み入れ た > あし||ふみいれ| ||stepped into| Stepped in>

( レオ リオ ) 見え て 来 た ぜ 。 ||みえ||らい|| There it is.

あの 山 に 暗殺 一家 の アジト か 。 |やま||あんさつ|いっか||| ||||||hideout| The base for this family of assassins is on that mountain?

何だか 不気味 な 雰囲気 だ よ な 。 うん 。 なんだか|ぶきみ||ふんいき|||| |creepy||atmosphere|||| It sure looks creepy...

着 い たら まず 周囲 の 聞き込み だ 。 ちゃく||||しゅうい||ききこみ| ||||surroundings||inquiry| Once we reach our destination,

( レオ リオ ) OK ! ||ok Okay.

( 女 店主 ) ククルーマウンテン ね 。 おんな|てんしゅ|| |store owner|| Kukuroo Mountain?

それ なら 山 景 巡り の バス ツアー が 便利 さ 。 ||やま|けい|めぐり||ばす|つあー||べんり| |||view|tour|||||| In that case, you should take the scenic mountain bus tour over there.

一 日 1 本 だ けど ガイド 付き で あそこ から 出 てる よ 。 ひと|ひ|ほん|||がいど|つき||||だ|| ||||||with a guide|||||| The tour only runs once a day, but you'll have a guide

( バス ガイド ) え ~ 本日 は → ばす|がいど||ほんじつ| |||today|

『 号泣 観光 バス 』 を ご 利用 いただき まし て → ごうきゅう|かんこう|ばす|||りよう||| sobbing|sightseeing||||use||| Thank you for taking the Lamentation Tour today.

誠に ありがとう ござい ます 。 まことに||| truly|||

これ から バス は 暗殺 一族 で 有名 な ゾル ディック 一家 が 住む → ||ばす||あんさつ|いちぞく||ゆうめい||||いっか||すむ ||||assassination|family||||Zol|Dick||| We will be visiting Kukuroo Mountain,

ククルーマウンテン へ と 進んで まいり ます ! |||すすんで|| |||proceeding to|will proceed|

見ろ よ ! ん ? みろ|| Look.

( レオ リオ ) 明らか に かたぎ じゃ ねえ よ な 。 ||あきらか|||||| ||clearly||ordinary person|||| They obviously aren't tourists.

うん 。 Yes...

( バス ガイド ) え ~ 皆様 右手 奥 を ご覧 ください ませ ! ばす|がいど||みなさま|みぎて|おく||ごらん|| |||||deep||please look|| Everyone?

あちら が ゾル ディック 一家 が 住む ククルーマウンテン で ござい ます 。 ||||いっか||すむ|||| over there|||||||||| That is Kukuroo Mountain, where the Zoldyck family lives.

樹海 に 囲ま れ た 標高 3722 m の あの 山 の どこ か に → じゅかい||かこま|||ひょうこう||||やま|||| sea of trees||surrounded|||elevation|||||||| A forest surrounds the 3,722-meter mountain,

彼ら の 屋敷 が ある と いわ れ て い ます が → かれら||やしき||||||||| ||mansion||||||||| It is said that they have a mansion, but →

いまだ 誰 も 見 た 者 は おり ませ ん 。 |だれ||み||もの|||| |||||||has been|| But no one has ever actually seen it.

その ゾル ディック 一家 は 10 人 家族 。 |||いっか||じん|かぞく The Zoldyck family includes ten members:

曽 祖父 祖父 祖母 父 母 → そ|そふ|そふ|そぼ|ちち|はは formerly|grandfather||grandmother|| a great-grandfather, grandfather, grandmother, father, mother,

その 下 に 5 人 の 兄弟 が い て 全員 殺し屋 です ! |した||じん||きょうだい||||ぜんいん|ころしや| and then, there are five children.

では もう 少し だけ 山 に 近づ い て みる こと に し ま しょ う 。 ||すこし||やま||ちかづ||||||||| Then, let us approach the mountain.

こりゃ すげ ぇ … 。 this is|| That's really something.

こちら が ゾル ディック 家 の 正門 と なり ます 。 ||||いえ||せいもん||| ||||||main gate||| This is the front gate of the Zoldyck estate.

( バス ガイド ) 別名 「 黄泉 へ の 扉 」 。 ばす|がいど|べつめい|こうせん|||とびら ||alternative name|underworld||| Also known as the Door to Hades

入ったら 最後 生き て 戻れ ない と の 理由 から そう 呼ば れ て おり ます 。 はいったら|さいご|いき||もどれ||||りゆう|||よば|||| if entered||||||||reason||||||| because no one who's entered has ever returned alive.

中 に 入る に は 守衛 室 の 横 に ある 扉 を 使い ます が → なか||はいる|||しゅえい|しつ||よこ|||とびら||つかい|| |||||security guard|guard room||next to||||||| To enter, you must pass through the door

ここ から 先 は 私有 地 と なって おり ます ので 見学 でき ませ ん 。 ||さき||しゆう|ち||||||けんがく||| ||||private property||||is|||inspection||| But the area beyond the gate is private property,

おいおい ! 正門 って …→ |せいもん| Hold on!

山 は はるか 向こう だ ぜ ! やま|||むこう|| ||far||| The mountain's all the way over there!

はい ここ から 先 の 樹海 は もちろん → |||さき||じゅかい|| |||||sea of trees|| Correct...

ククルーマウンテン も 全て → ||すべて

ゾル ディック 家 の 敷地 と いう こと です 。 ||いえ||しきち|||| ||||property||||

これ が 全部 庭 って こと か よ ~ 。 ||ぜんぶ|にわ|||| |||garden|||| This whole area is their backyard?

ねぇ ガイド さん 。 はい ? |がいど|| Hey, guide...

中 に 入る に は どう し たら いい の ? なか||はいる||||||| What do we have to do to get inside?

ん ~ 坊や 私 の 説明 聞い て まし た ? |ぼうや|わたくし||せつめい|ききい||| Little boy, were you listening to my explanation?

うん でも 俺 … 。 ||おれ Uh-huh.

中 に 入れ ば 二 度 と 生き て は 出 られ ませ ん ! なか||いれ||ふた|たび||いき|||だ||| If you go inside, you'll never get out alive!

殺し屋 の 隠れ家 な の よ 。 ころしや||かくれが||| ||hideout||| Assassins live inside.

ハッタリ だ ろ ? えっ ? bluff||| It's all a sham.

誰 も 見 た こと の ない 暗殺 一家 。 だれ||み|||||あんさつ|いっか A family of assassins that no one's ever seen.

奴 ら の 顔写真 に さえ → やつ|||かおじゃしん|| |||face photo||even Just a photo of their faces is worth a hundred million.

1 億 近い 懸賞 金 が かかって る って 話 だ 。 おく|ちかい|けんしょう|きむ|||||はなし| |close to|prize||||||| It's said that there is a bounty of nearly 100 million.

マジ か ! クソ ! ||くそ Seriously?!

キルア の 写真 撮 っと き ゃ よかった ~ ! ||しゃしん|と|||| |||took||||I'm glad I should have taken a picture of Killua!

噂 だけ が 独り歩き し て 伝説 と なり → うわさ|||ひとりあるき|||でんせつ|| rumor|||walking alone|||legend|| It's just another case of rampant rumors

実際 は 全く 大した こと ねえ って の が オチ よ 。 じっさい||まったく|たいした||||||おち| actually|||not much||||||punchline| Actually, it's not a big deal at all.

( ドア が 開く 音 ) ( ゼブロ ) ん ? どあ||あく|おと|| |||sound|zebra|

おら ~ !

門 を 開け な ! 困り ます よ 。 もん||あけ||こまり|| gate||||troubled|| Open the gate!

私 が だんな 様 に 叱ら れる ん です から ! わたくし|||さま||しから|||| ||husband|||scolded|||| The master would not be pleased.

心配 す ん な ! しんぱい||| don't worry||| Don't worry.

どうせ あんた の ご 主人 様 は 俺 達 に 始末 さ れる ん だ 。 ||||あるじ|さま||おれ|さとる||しまつ|||| anyway||||master||||||disposal|||| We're going to kill your master.

あぁ … ふ ぅ ~ 。

痛 っ ! つう| ouch|

痛 て て … 。 つう||

大丈夫 ? だいじょうぶ Are you okay?

ああ … 大丈夫 だ よ 。 |だいじょうぶ|| Yes, I'm fine.

( ゼブロ ) あ ~ また …\ N ミケ が 餌 以外 の 肉 食べ ちゃ う よ 。 |||n|||えさ|いがい||にく|たべ||| ||||||food||||||| Man... Now Mike's going to end up eating between meals again.

えっ ? Huh?

≪ ギャ ~~ ! ≫

キャ ~ !

キャ ~~ !

( ゼブロ ) った く 時間 外 の 食事 は 止め られ てる のに な … 。 |||じかん|がい||しょくじ||とどめ|||| ||||||meal||stopped|||| Please...

ミケ ! 太って も 知ら ない よ ~ ! |ふとって||しら|| |got fat||||

何 だ ? 今 の は … 。 うん 。 なん||いま||| What was that?

( バス ガイド ) ちょっと あなた 達 ! ばす|がいど|||さとる Hey, boys!

何 やって ん の ! 早く バス に 乗って ! なん||||はやく|ばす||のって

あっ 行って いい です よ 。 |おこなって||| |go|||

俺 達 ここ に 残る んで 。 おれ|さとる|||のこる| We're staying here.

えっ ? Huh?

♪♪~

( ゼブロ ) なるほど ねぇ キルア 坊ちゃん の 友達 です かい 。 ||||ぼっちゃん||ともだち|| ||||young master|||| I see.

嬉しい ねぇ 。 うれしい| I'm happy to hear that.

あ たしゃ 20 年 勤め てる けど あんた 達 が 初めて だ よ 。 ||とし|つとめ||||さとる||はじめて|| |you||worked|||||||| I've worked here for twenty years,

友人 と して ここ に 来 て くれ た 人 は ね 。 ゆうじん|||||らい||||じん|| friend||||||||||| any friends have come to visit.

雇わ れ の 身 で こんな こと 言う と 罰 が 当たり そう だ けど → やとわ|||み||||いう||ばち||あたり||| employed|||position||||||punishment||might be punished||| Since I work here, I shouldn't say this,

ホント 寂しい とこ だ よ 。 ほんと|さびしい||| but the place is rather lonely.

だ ~ れ も 訪ね て 来 やしない 。 |||たずね||らい| |||will visit|||will not No one ever visits.

あんな 連中 は ひっきりなし に 来る ん だ けど ね 。 |れんちゅう||||くる|||| |those guys||continuously|||||| Though we do see a lot of those...

まっ 希 代 の 殺し屋 一族 だ から 仕方ない けど → |まれ|だい||ころしや|いちぞく|||しかたない| |hope|generation||||||| Well, a family of assassins is pretty unusual.

因果 な 商売 だ よ ねぇ 。 いんが||しょうばい||| cause and effect||business||| So I suppose it's the price they have to pay.

いや 来 て くれ て 嬉しい よ ありがとう 。 |らい||||うれしい|| Anyway, I'm glad you're here.

いやいや 。 Don't mention it.

しかし → However...

君 ら を 庭 内 に 入れる わけ に は いか ん の です 。 きみ|||にわ|うち||いれる||||||| |||garden|||||||||| I cannot let you inside.

さっき 君 ら も 見 た でしょ う デカ い 生き物 の 腕 を 。 |きみ|||み||||||いきもの||うで| ||||||||big||creature||| Didn't you see the large arm of the creature?

( ゼブロ の 声 ) あれ は ミケ と いって → ||こえ||||| Its name is Mike.

ゾル ディック 家 の 番犬 な ん です が ね → ||いえ||ばんけん||||| ||||watchdog||||| It serves as the Zoldyck family watchdog.

家族 以外 の 命令 は 聞か ない し 懐か ない 。 かぞく|いがい||めいれい||きか|||なつか| family|except|||||||not nostalgic| It only obeys family, and will attack anyone else.

今 も 10 年 近く 前 に 主人 から 出さ れ た 命令 を → いま||とし|ちかく|ぜん||あるじ||ださ|||めいれい| ||||||master|||||| The beast still follows the order

忠実 に 守って る 。 ちゅうじつ||まもって| faithfully|||

「 侵入 者 は 全員 噛み殺せ 」 と いう 命令 を ね 。 しんにゅう|もの||ぜんいん|かみころせ|||めいれい|| intruder||||bite to death|||order|| To kill every single intruder.

いや ~ 忠実 じゃ ない や な 食い 殺し てる から 。 |ちゅうじつ|||||くい|ころし|| But technically, he isn't following the order.

アッハッハッハ … ! laughter

とにかく 中 に は 入れ られ ませ ん 。 |なか|||いれ|||

坊ちゃん の 大事 な 友達 を → ぼっちゃん||だいじ||ともだち|

がい骨 に する わけ に ゃ いか な いから ねぇ 。 がいこつ||||||||| skeleton||||||||wouldn't be| I don't know if it's a bone.

ハハハハ … 。 laughter

守衛 さん あなた は なぜ 無事 な ん です か ? しゅえい|||||ぶじ|||| guard|||||safely|||| Ms. Mamoru Why are you safe?

ん ?

あなた は 中 に 入る ん でしょ う ? ||なか||はいる||| You go inside, correct?

中 に 入る 必要 が ない なら 鍵 を 持つ 必要 も ない です から ね 。 なか||はいる|ひつよう||||かぎ||もつ|ひつよう||||| |||||||key|||||||| If you never needed to enter, you wouldn't have a key.

アッハ … いい とこ 突く ねぇ 。 |||つく| aha|||to poke| Ah ... I don't want to poke it.

( ゼブロ ) でも 半分 当たり で 半分 ハズレ です 。 ||はんぶん|あたり||はんぶん|| |||hit|||not winning| But you're only half right.

私 は 入る のに 鍵 は 使い ませ ん 。 わたくし||はいる||かぎ||つかい|| I require no key to get inside.

これ は 侵入 者 用 の 鍵 な ん です よ 。 ||しんにゅう|もの|よう||かぎ|||| ||intruder||for|||||| This key is for intruders.

侵入 者 用 の 鍵 ? しんにゅう|もの|よう||かぎ |||possessive particle| A key for intruders?

ああいう 連中 は 不思議 な もん で → |れんちゅう||ふしぎ||| like that|those guys||mysterious||| For some reason,

十中八九 正面 から 堂々 と やって 来る 。 じゅっちゅうはっく|しょうめん||どうどう|||くる most likely|front||confidently||| eighty to ninety percent of intruders attempt to use the front gate.

( ゼブロ の 声 ) それ で 扉 を 開け られ ない と → ||こえ|||とびら||あけ||| If I don't open the gate for them,

門 を 壊し て でも 正面 から 入り た がる ん だ な → もん||こわし|||しょうめん||はいり||||| ||break|||front||||||| Even if I break the gate, I want to enter from the front →

迷惑 な 話 です が ね 。 めいわく||はなし||| troublesome||||| Such troublemakers...

そこ で 脇 の ほう に わざわざ 鍵 付き の 扉 を 設け た ん です よ 。 ||わき|||||かぎ|つき||とびら||もうけ|||| ||side||||||||||installed|||| So we added a locked door to one side.

侵入 者 は 無抵抗 の 私 から 鍵 を 奪い → しんにゅう|もの||むていこう||わたくし||かぎ||うばい intruder|||without resistance|||||| The intruders take the key from the helpless guard,

ミケ に 食い 殺さ れる って 寸法 だ 。 ||くい|ころさ|||すんぽう| ||||||measure| and then Mike eats them.

《 わざわざ 鍵 付き の … 》 |かぎ|つき| |key|| A locked door...

そう か ! フッ 。 That's it!

お 察し の 通り 私 は 守衛 じゃ ない 。 |さっし||とおり|わたくし||しゅえい|| |guess|||||security guard|| As you just realized, I'm not a guard.

ミケ の 後片付け を する 掃除 夫 です 。 ||あとかたづけ|||そうじ|おっと| ||cleaning up|||cleaning|| I merely clean up after Mike.

そして 本当 の 門 に は 鍵 が かかって い ない ! |ほんとう||もん|||かぎ|||| And the actual gate isn't locked!

その 通り 。 何 ! ? |とおり|なん Exactly.

♪♪~

( レオ リオ ) ん ん ~ ん ~ !

フッ !

ん ~~ !

ククク … ん ~~ ! snicker|

あぁ う う … う う … 。

あ う ~ う ぉ ~ !

押し て も 引 い て も びくとも し ねえ ! おし|||ひ|||||| |||||||not at all|| I've tried pushing and pulling, but it won't budge!

鍵 かかって ん じゃ ねえ の ? かぎ||||| Are you sure it isn't locked?

( ゼブロ ) 単純 に 力 が 足ら ん の です よ 。 |たんじゅん||ちから||たら|||| |||||not enough||||

アホ か ! 全力 で やって る っ つ う の ! ||ぜんりょく||||||| That's absurd!

ん ? ん ?

( ゼブロ ) ま ぁ ご覧 なさい 。 |||ごらん| |||please look|

( ゼブロ ) この 門 の 正式 名称 は 「 試し の 門 」 。 ||もん||せいしき|めいしょう||ためし||もん ||||official|official name|||| (Zebro) The official name of this gate is "Trial Gate".

この 門 さえ 開け られ ない よう な 輩 で は … 。 |もん||あけ|||||やから|| ||||||||person|| Anyone who cannot open this gate

フン ! ふん

ゾル ディック 家 に 入る 資格 なし って こと です 。 ||いえ||はいる|しかく|||| is unqualified to enter the Zoldyck estate.

ハッ !

( ゼブロ ) う ~ あっ ふ ぅ … 。 (Zebro) Uhhhhh ...

ご覧 の 通り 扉 は 自動 的 に 閉まる から → ごらん||とおり|とびら||じどう|てき||しまる| |||||automatically|||closes|

開 い たら すぐ 中 に 入る こと だ ね 。 ひらき||||なか||はいる||| so you'll want to run in, the second it opens.

( ゼブロ ) ミケ なら 大丈夫 。 |||だいじょうぶ You don't need to worry about Mike.

「 試し の 門 」 を 開け て 入って 来 た 者 は → ためし||もん||あけ||はいって|らい||もの| trial|||||||||| He has orders not to attack any who enter through the Testing Gate.

攻撃 する な と 命令 さ れ てる から 。 こうげき||||めいれい||||

は ぁ ~ しかし 年々 これ が しんどく なって 来 て ねぇ 。 |||ねんねん|||||らい|| |||year by year|||harder|||| Still, this is getting tougher as I age...

でも 開け られ なく なったら クビ だ から 必死 です よ 。 |あけ||||くび|||ひっし|| |||||fired|||desperate|| But they'll fire me if I can't open the gate,

( ゼブロ ) ちなみに 1 の 扉 は 片方 2 t あり ます 。 |||とびら||かたほう||| |||||one side|1 ton|| I should mention that each of gate one's doors weighs two tons.

2 t ! ? ん な もん 動かせ ねえ ぞ 普通 。 ||||うごかせ|||ふつう ||||move||| Two tons?

… って 今 何 つった ? 「 1 の 扉 は 」 だ と ? |いま|なん|||とびら||| |||said||||| Wait, what did you say?

ええ ご 覧 なさい 扉 が 7 まで ある でしょ → ||み||とびら|||| ||please look|||||| Yes, have a look.

1 つ 数 が 増える ごと に 重 さ が 倍 に なって る ん です よ 。 |すう||ふえる|||おも|||ばい|||||| |||increases|every|||||doubles|||||| When you go up a gate, the weight doubles.

( レオ リオ ) 倍 ! ? ||ばい ||double Doubles?

力 を 入れ れ ば その 力 に 応じ て 大きい 扉 が 開く 仕組み な ん です 。 ちから||いれ||||ちから||おうじ||おおきい|とびら||あく|しくみ||| ||||||||according to||||||mechanism||| The number of gates that open depends

( ゼブロ の 声 ) ちなみに キルア 坊ちゃん が この 間 戻って 来 た 時 は → ||こえ|||ぼっちゃん|||あいだ|もどって|らい||じ| |||||young master|||||||| Incidentally, when young Killua returned,

3 の 扉 まで 開き まし た よ 。 |とびら||あき||| he opened gates one through three.

3 って こと は … 12 t ! Gate three?

16 t だ ゴン 。 エヘヘ … 。 Sixteen tons, Gon.

( ゼブロ ) お 分かり か ね ? ||わかり||

敷地 内 に 入る だけ で この 調子 な ん だ 。 しきち|うち||はいる||||ちょうし||| premises|||||||condition||| This is what's required just to get in the door.

住む 世界 が 違う ん です 。 すむ|せかい||ちがう|| They live in a completely different world.

う ~ ん … 気 に 入ら ない な 。 ||き||はいら|| Hmm, I don't like it.

おじさん 鍵 貸し て 。 |かぎ|かし| uncle|key|loan| Mister, lend me the key.

友達 に 会い に 来 た だけ な のに 試さ れる なんて まっぴら だ から → ともだち||あい||らい|||||ためさ||||| |||||||||being tested|||absolutely not|| I came here to see my friend, not to be tested.

俺 は 侵入 者 で いい よ 。 おれ||しんにゅう|もの||| ||intruder|||| You can consider me an intruder.

だから 鍵 を 貸し て 俺 は 侵入 者 用 の 扉 から 入る 。 |かぎ||かし||おれ||しんにゅう|もの|よう||とびら||はいる So let me borrow the key.

ゴン ! お前 … 。 |おまえ Gon!

貸し て くれ なく て も 同じ だ よ 塀 を よじ登って でも 中 に 入る から 。 かし||||||おなじ|||へい||よじのぼって||なか||はいる| |||||||||fence||climb over||||| It doesn't matter if you won't loan me the key.

( レオ リオ ) ムチャ を 言う な よ ゴン ! さっき の 化け物 見 た だ ろ → ||||いう||||||ばけもの|み||| ||nonsense|||||||||||| Don't be stupid, Gon!

片腕 だけ で お 前 より も 数 倍 大きかった ん だ ぞ ! かたうで||||ぜん|||すう|ばい|おおきかった||| one arm||||||||multiple|big||| Its arm was bigger than your entire body!

だって 納得 行か ない よ ! ん ? |なっとく|いか||| |understand|||| I won't accept this!

友達 を 試す なんて 変 だ よ ! ともだち||ためす||へん|| ||test|||| Why would you test your friends?

絶対 そんな 扉 から は 入ら ない ! ぜったい||とびら|||はいら| I'll never enter through that door.

確かに 君 の 言う 通り だ と 思い ます よ 。 たしかに|きみ||いう|とおり|||おもい|| You are absolutely right.

しかし ね 強行 突破 は 無理 です よ 絶対 ミケ に 殺さ れる 。 ||きょうこう|とっぱ||むり|||ぜったい|||ころさ| ||forced|forced breakthrough||||||||| However, forcing your way through is impossible.

私 も 同感 だ 時間 は ある 1 の 扉 から 入る こと に しよ う 。 わたくし||どうかん||じかん||||とびら||はいる|||| I agree.

ダメ だ こう な っち まっ たら 聞か ねえ から な 。 だめ|||||||きか||| He's not gonna change his mind.

確かに … 。 たしかに Indeed...

う ~ ん 残念 です が 鍵 は 渡せ ませ ん や 。 ||ざんねん|||かぎ||わたせ||| |||||||cannot give||| Unfortunately, I cannot lend you this key.

むざむざ 坊ちゃん の 友達 を → |ぼっちゃん||ともだち| just like that|young master||| I will not feed young Killua's friends to Mike.

ミケ の 餌食 に する わけ に ゃ あ いき ませ ん から ね 。 ||えじき||||||||||| ||prey||||||||||| I don't think it's a prey for Mike.

じゃあ ちょっと 待って て く だ さい ね 。 ||まって||||| ||||||please|

[ TEL ] ( 呼び出し 音 ) tel|よびだし|おと |ringing|sound

あ ~ もしもし ゼブロ です 。 Hello? This is Zebro.

実は です ね 今 ここ に → じつは|||いま|| Three of young Killua's

キルア 坊ちゃん の お 友達 と いう 方 が 3 名 みえ てる ん です が 。 |ぼっちゃん|||ともだち|||かた||な||||| ||||||||||can be seen|||| friends are here to see him.

はい … はい すみません はい はい 。 Yes.

ええ ええ 分かり ます はい すみません 失礼 し ます 。 ||わかり||||しつれい|| Yes, I understand. Yes.

いや ~\ N やっぱり 叱ら れ ちゃ った か 。 |n||しから|||| |||scolded|||| Yep, I got in trouble.

屋敷 に 電話 し て くれ た の ? やしき||でんわ||||| mansion||||||| You called the mansion?

いや ゾル ディック 家 の 執事 に です が ね → |||いえ||しつじ|||| |||||butler|||| No, I was speaking with the Zoldyck family butler.

屋敷 へ の 連絡 は 全て 執事 に 通す ん です よ 。 やしき|||れんらく||すべて|しつじ||とおす||| ||||||butler||||| All communication with the mansion must go through the butler.

家族 まで は めったに つながら ない ん です 。 かぞく||||||| |||rarely|does not connect||| It's very difficult to reach any of the family members.

もう 一 度 かけ て くれる ? 今度 は 俺 が 出る から 。 |ひと|たび||||こんど||おれ||でる|

ええ いい です けど …\ N 嫌 な 思い させ ち まい ます よ 。 ||||n|いや||おもい|さ せ|||| Sure, I guess...

[ TEL ] ( 操作 音 ) tel|そうさ|おと |operation|

[ TEL ] ( 呼び出し 音 ) tel|よびだし|おと

[ TEL ] ( ゴトー ) はい 執事 室 。 tel|||しつじ|しつ Yes, this is the butler's office.

僕 キルア くん の 友達 で ゴン と いい ます 。 ぼく||||ともだち||||| I'm Gon, one of Killua-kun's friends.

あの キルア くん い ます か ? Is Killua-kun there?

[ TEL ] ( ゴトー ) キルア 様 に 友達 など おり ませ ん 。 tel|||さま||ともだち|||| Killua-sama has no friends.

[ TEL ] ( 通話 が 切れ た 音 ) tel|つうわ||きれ||おと |call||||

[ TEL ] ( 呼び出し 音 ) tel|よびだし|おと

[ TEL ] ( ゴトー ) はい 執事 室 。 tel|||しつじ|しつ

何で お前 に そんな こと が 分かる ん だ ! なんで|おまえ|||||わかる|| How could you possibly know that?!

いい から キルア を 出 せ ! ||||だ| Put Killua on the phone!

( ゴトー ) 君 ゴン くん と いった かな ? [ TEL ] ああ 。 |きみ||||||tel| Goto|||||||telephone| I believe you said that you were Gon-kun?

[ TEL ] ( ゴトー ) 仮に キルア 様 に → tel||かりに||さま| ||hypothetically (1)||| Let us pretend that Killua-sama happens to have a friend named Gon.

ゴン と いう 名前 の 友人 が いる と して → |||なまえ||ゆうじん|||| |||||friend|||| If you have a friend named Gon →

君 が ゴン だ と いう 保証 は どこ に も ない 。 きみ||||||ほしょう||||| ||||||guarantee||||| There is no proof that you are Gon.

キルア を 出し て くれ れ ば 分かる ! ||だし|||||わかる If you put Killua on the phone, he'll recognize me!

[ TEL ] ( ゴトー ) 声 で 分かる と ? 当て に は なら ない ね 。 tel||こえ||わかる||あて||||| ||||||guess||||| By your voice?

[ TEL ] ( テープ : ゴン ) キルア を 出し て くれ れ ば 分かる ! tel|てーぷ||||だし|||||わかる

[ TEL ] ( ゴトー ) 今 の は ただ の テープ だ が → tel||いま|||||てーぷ|| |||||||tape|| That was a simple recording.

声 を 似せる だけ で いい なら 方法 は いろいろ ある 。 こえ||にせる|||||ほうほう||| ||to imitate|||||||| And there are many other ways to mimic a person's voice.

次 は 「 会え ば 分かる 」 かな ? つぎ||あえ||わかる| Next, you'll claim that he'd recognize you by sight.

確かに 全身 そっくり の 偽者 を 用意 する 方法 は 限ら れ て 来る が → たしかに|ぜんしん|||にせもの||ようい||ほうほう||かぎら|||くる| |whole body|exactly like||imposter||preparing||||limited|||| There are only a few methods

それ でも 不可能 で は ない し → ||ふかのう|||| But it still isn't impossible.

キルア 様 を 狙う 人物 が → |さま||ねらう|じんぶつ| |||aiming at|| Additionally, it's possible that someone forced you to approach Killua-sama

ゴン 本人 を 脅し て 利用 する と いう 方法 も 考え られる 。 |ほんにん||おどし||りよう||||ほうほう||かんがえ| |||threat||to use|||||||

可能 性 が ある 限り キルア 様 は 出せ ない 。 かのう|せい|||かぎり||さま||だせ| ||||as long as|||||

( ゴトー ) ゾル ディック 家 は 暗殺 を なり わ い と し て いる 。 |||いえ||あんさつ|||||||| The Zoldyck family practices the trade of assassination.

自然 敵 も 増える 。 しぜん|てき||ふえる |||will increase Natural enemies will also increase.

( ゴトー ) 余計 な 外敵 から あるじ を 守る の は 我々 執事 の 務め 。 |よけい||がいてき||||まもる|||われわれ|しつじ||つとめ |unnecessary||external enemy||master||||||butler||duty As butlers, our duty is to guard our masters

悪い が お 引き取り 願 お う 。 わるい|||ひきとり|ねがい|| |||withdrawal||| I apologize, but please leave.

[ TEL ] ( 通話 が 切れ た 音 ) tel|つうわ||きれ||おと

おい ! ゴン ! Hey! Gon!

( レオ リオ ) ゴン ! Gon!

キレ てる キレ てる 。 きれ||きれ| angry||| It's sharp It's sharp

あいつ … 塀 を よじ登る 気 だ な 。 |へい||よじのぼる|き|| |fence||climbs up||| He's going to climb over the wall...

何 ? なん What?

( レオ リオ ) おい ! やめろ って ゴン ! Hey! Stop it, Gon!

いい よ 2 人 は 待って て 俺 1 人 で 行く から 。 ||じん||まって||おれ|じん||いく| It's okay. You two can wait here.

ん な わけ いく か ! I can't let you do that!

いい から ! ( レオ リオ ) よく ねえ ! I'll be fine!

冷静 に なれ 2 人 と も 。 れいせい|||じん|| calm||||| Both of you should calm down!

( レオ リオ ) 冷静 だ よ 俺 は …\ N 早く 下りろ ゴン ! ||れいせい|||おれ||n|はやく|おりろ| |||||||||get down| I'm perfectly calm!

ゴン ! ムチャ は よせ ! |don't overdo it||stop it Don't be stupid.

( ゼブロ ) ゴン くん 鍵 を 貸し ま しょ う 。 |||かぎ||かし||| |||||will lend||| Gon-kun, I'll give you the key.

これ で 門 から お 入り なさい 。 ||もん|||はいり| You can go through the door.

待って くれよ おっちゃん ゴン は 俺 ら が 説得 する から ! まって|||||おれ|||せっとく|| ||||||||persuasion|| Hold on, pops!

そう です か … でも ゴン くん の 意志 は 固い ん でしょ ? |||||||いし||かたい|| |||||||will||strong|| Really?

その代わり 私 も 侵入 者 の 門 から ついて行き ます 。 そのかわり|わたくし||しんにゅう|もの||もん||ついていき| ||||||||will follow| To make amends,

えっ ? Huh?

( ゼブロ ) 私 が 行け ば もしかしたら → |わたくし||いけ|| It's possible that Mike

ミケ が 私 を 覚え て い て 攻撃 し て 来 ない かも しれ ませ ん 。 ||わたくし||おぼえ||||こうげき|||らい||||| may recognize me and decide not to attack.

ま ぁ ほぼ 100 % 全員 殺さ れる でしょ う が 。 |||ぜんいん|ころさ|||| ||almost|everyone||||| Though I'm almost a hundred percent certain that he'll kill us all.

それ は ダメ だ よ ! そこ まで 迷惑 は かけ られ ない 。 ||だめ|||||めいわく||||

いいえ 行き ます 残って も 同じ こと です から 。 |いき||のこって||おなじ||| No, I'm coming with you.

( ゼブロ ) キルア 坊ちゃん の 友達 を 見殺し に し たら → ||ぼっちゃん||ともだち||みごろし||| ||||||abandoned||| If I send young Killua's friends to their deaths,

もう 坊ちゃん に 合わせる 顔 が あり ませ ん 。 |ぼっちゃん||あわせる|かお|||| |||meet||||| I'd never be able to face him again.

あなた 達 が 死ね ば 私 も 死に ます 。 |さとる||しね||わたくし||しに| If you die,

分かった よ おじさん 。 わかった|| I understand now.

おじさん の こと 全然 考え て なかった ね ごめん 。 |||ぜんぜん|かんがえ|||| |||not at all||||| I didn't stop to consider your situation.

《 いい 子 だ 》 |こ| He's a good boy.

《 他人 の ため に 自分 の 怒り を 収める 優し さ を 持って いる 》 たにん||||じぶん||いかり||おさめる|やさし|||もって| ||||||||calm down||||| 《I have the kindness to put my anger in for others》

《 自分 の 力 を 信じ → じぶん||ちから||しんじ

それ と 同じ ぐらい 仲間 を 信頼 し て いる → ||おなじ||なかま||しんらい||| ||||||trust||| as well as in his friends.

芯 の 強い 子 だ 》 しん||つよい|こ| core|||| He has a strong heart.

《 ミケ を 見 て 物おじ し ない の は 恐らく … 》 ||み||ものおじ|||||おそらく ||||not intimidated||||| 《Maybe it ’s not unfamiliar to see Mike ...》

( ゼブロ ) ゴン くん は 動物 が 好き でしょ ? ||||どうぶつ||すき| You must like animals, Gon-kun.

えっ ? うん 。

( ゼブロ ) やはり ね ずっと 野山 を → ||||のやま| |after all|||fields and mountains| Just as I thought.

遊び場 に し て 来た ん じゃ ない です か ? あそびば||||きた||||| playground|||||||||

うん ! 何で 分かる の ? |なんで|わかる|

ゴン くん もう 一 度 私 が 「 試し の 門 」 を 開け ます 。 |||ひと|たび|わたくし||ためし||もん||あけ| Gon-kun, I'm going to open the Testing Gate again.

今度 は ミケ を 正面 から 見 て ください 。 こんど||||しょうめん||み|| ||||front|||| I want you to see Mike for yourself.

おい … 俺 達 も 入って 平気 な の か ? |おれ|さとる||はいって|へいき||| Hey...

ええ 「 試し の 門 」 から 入れ ば 大丈夫 です 。 |ためし||もん||いれ||だいじょうぶ| Yes, you'll be safe because you entered through the Testing Gate.

ミケ ~ ! おいで ~ ! |come here

( ミケ の 息づかい ) ||いきづかい ||breath of Mikey

( ミケ の 息づかい ) ( 足音 ) ||いきづかい|あしおと |||footsteps

( 足音 ) あしおと

♪♪~

( ゼブロ ) ゴン くん 分かった かな ? |||わかった| Gon-kun, do you understand now?

あれ が 完璧 に 訓練 さ れ た 狩猟 犬 って やつ です よ 。 ||かんぺき||くんれん||||しゅりょう|いぬ|||| ||perfect||trained||||hunting|hunting dog|||| This is a trained hunting dog.

君 が 野山 で 見 て 来 た どんな 野獣 と も → きみ||のやま||み||らい|||やじゅう|| ||fields and mountains|||||||wild beast|| It's nothing like the wild animals you're accustomed to.

全く 違う 生き物 です 。 まったく|ちがう|いきもの|

コミュニケーション と れる 自信 が あった ん でしょ ? こみゅにけーしょん|||じしん||||

ミケ の 目 を 見る まで は … 。 ||め||みる|| Until you saw his eyes.

ミケ は 今 初めて 見る 人間 の 姿 と に おい を 記憶 し て い ます 。 ||いま|はじめて|みる|にんげん||すがた|||||きおく|||| ||||||||||||memory|||| Mike is currently

それ 以上 の 感情 は 何も 持って い ませ ん 。 |いじょう||かんじょう||なにも|もって||| |||emotion|||||| There's nothing else on his mind.

機械 と 同じ です 。 きかい||おなじ| machine||| He's like a machine.

ゴン くん … こいつ と 戦え る かい ? ||||たたかえ|| Gon-kun, could you fight him?

嫌 だ 怖い 絶対 戦い たく ない 。 いや||こわい|ぜったい|たたかい|| No, I'm scared.

《 フフ … 本当 に 素直 な 子 だ な 》 |ほんとう||すなお||こ|| |||honest||||

( ゼブロ ) さて 君 達 は いつまで ここ に ? ||きみ|さとる|||| Well, how long will you be here?

キルア に 会う まで ! それ まで は 絶対 に 帰ら ない ! ||あう|||||ぜったい||かえら| Until we meet Killua!

( ゼブロ ) それ で は こちら へ どうぞ 。 Then please come this way.

< 「 試し の 門 」 そして ミケ > ためし||もん|| The Testing Gate...

< ゴン は ゾル ディック 家 の 人間 が → ||||いえ||にんげん| Gon has seen that the Zoldyck family

自分 達 と は 全く 違う 世界 に 住 ん で いる こと を → じぶん|さとる|||まったく|ちがう|せかい||じゅう|||||

目の当たり に し た > まのあたり||| before my eyes|||

< それ でも ゴン は 心 に 誓って い た > ||||こころ||ちかって|| ||||||swore|| However, Gon had promised himself...

< この先 どんな 困難 が 待ち受け て いよ う と → このさき||こんなん||まちうけ|||| ||difficulty||awaits||||

必ず キルア に 会う の だ … と > かならず|||あう||| definitely||||||

♪♪~

♪♪~

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