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ハイスクール・フリート, Haifuri (High School Fleet) Episode 2

Haifuri ( High School Fleet ) Episode 2

本 字幕 由 诸神 字幕 组出 品 , 仅供 学 习 交流

更多 中日 双 语 字幕 , 尽 在 https :// sub . kamigami . org 及 微 博 @ 诸神 字幕 组

翻 译 茉语 星 梦 字幕 组 / 繁 化 DHR 字幕 组

日 听 U · 萨米 米 / 校 对 zwx / 后 期 宋宋 · 河 蟹

晴 風 が 反乱 ?

はい

集合 時間 に 遅れて 到着 した 晴 風 が

突如 教官 艦 猿島 を 攻撃 撃沈 した そうです

なぜ そんな 事態 に

猿島 艦長 古庄 教官 は 意識 を 失った 状態 で

まだ 詳しい 事 は 分かって い ませ ん

学生 艦 が 反乱 猿島 を 攻撃

猿島 は 沈没 艦長 以下 乗組員 は 全員 無事

なんで 反乱 した こと に なって ん の

先 に 攻撃 して きた の が 猿島 でしょう

わ … 私 に 言わ れて も …

知床 さん に 言った って 仕方ない だろう

ごめん ごめん

で … でも どうして 沈没 しちゃ った んだろう

模擬 弾 だった のに

もしかすると これ も 演習 の 一環 な んじゃ

演習 で 沈没 する か

なら わざと 沈没 した と か

私 たち 偶然に も 何 か 猿島 の 黒い 秘密 を 知って しまった んです よ

始まった …

私ら 遅刻 した だけ じゃ

お前 ら 見た な

私 たち 何も 見て ませ ん

えい このまま 生かして は おけ ん ぞ ー

あっ 逃げ られた

えい このまま 秘密 と 共に 沈んで やる

全部 妄想 でしょう

それ より 納 沙 さん

その タブレット 通信 切って ある な ?

大丈夫です さっき 艦長 の 指示 が あった 時 に オフ に して ます

通信 機器 が 使え ない の は 不便だ けど な

まあ 今 発見 さ れたら 面倒だ しね 仕方ない よ

ごめん ね 不便だ と 思う けど

第 二 合流 地点 の 鳥 島 沖 まで だ から

い … 位置 情報 の ビーコン も 切って ある けど

わ … 私 たち お 尋ね 者 って こと だ よ ね

高校 生 に なった ばかりな のに 犯罪 者 に なっちゃ った んだ よ ね

こんな の 嘘 だ よ ね 嘘 だ と 言って

う …

う …

どうかし ました か 立石 さん

嘘 あ … ありがとう 言って くれて あっ 私 の こと は リン って 呼んで くれて い いよ

リン ちゃん

ま しろ

走る と 転ぶ ぞ

大丈夫だ よ

お 母さん お 姉さん 早く

早く

待って ま しろ

昔 は 横須賀 の 町 も ここ みたいに 陸地 が 多かった んでしょう お 母さん

ええ 学校 で 習った と 思う けど

日 露 戦争 の 後

メタンハイドレート の 採掘 を 機 に 日本 は 地盤 沈下 を 始めた

水没 した 都市 部 に 巨大 フロート 艦 も 建造 して

フロート 都市 に 変わって 海上 開発 が 進んだ

それ で 日本 は 海洋 大国 に なった んでしょう

軍事 用 に 建造 さ れた 多く の 船 が 民間 用 に 転用 さ れた けど

戦争 に 使わ ない と いう 象徴 と して

艦長 は 女性 が 務める ように なった んだ よ ね

それ が ブルーマーメード の 始まり

だ よ ね 真 霜 姉

そして その 第 一 号 が …

あなた たち の 曾 お婆 様 よ

それ から 代々 宗谷 家 の 女性 は ブルーマーメード に なって いる の

お 母さん も ね

でも お 母さん は 次 が 最後 の 航海 に なる の

これ から は ね お 母さん ブルーマーメード の 先生 に なる の

こんな 広い 海 の ように 豊かで 清々 しい

海 に 生きる 女の子 を 育てて 行く の よ

私 そんな 女の子 に なり たい

お 母さん が 先生 に なる 学校 に 入る

私 も …

私 も 入る

入る

楽しみに して る わ

思えば あの 頃 から ずっと ついて なかった

私 は いつも 運 が 悪かった

そして 初 航海 と 思い きや …

ついて ない

大変 後部 甲板 も 応急 修理 し ない と …

こりゃ めちゃくちゃ っす

千 パーマジ かっこいい

ミミ ちゃん は 野間 さん に 夢中 っす

等 松 さん も 暇 なら 手伝って

マッチ

メロメロ っす

マッチ と 撮った 写真 妹 に 送り たい んだ けど な

今 携帯 の 通信 禁止 だ しな

ひめ ちゃん モモ ちゃん ミミ ちゃん お 疲れ 様

被害 状況 は ?

見て の 通り 応急 修理 し ない と ね 艦長

分かった 後 で 手伝う ね

艦長 パタパタ っす ね

マロン ちゃん 状況 どう ?

前進 いっぱい に した せい で

総 点検 は 必要に な っち まった で

まったく 無理 さ せる わ ね

クロ ちゃん ごめん ね

馴れ馴れしく 呼ば ないで 黒木 さん って 呼んで くれる ?

分かった クロ ちゃん

全然 分かって ない じゃ ん

あれ で 艦長 ?

ヒカリ ちゃん 大丈夫 ?

ルナ ちゃん と ソラ ちゃん も 怪我 ない ?

もう 名前 覚えた の すごい

さすが 艦長 だ な

他 に 怪我人 は い ない よ ね

ない

良かった

でも こんな こと に なる なんて …

青天 の 霹靂

これ から どう したら いい んだろう

「 知 者 は 惑わ ず 仁 者 は 憂い ず 勇者 は 懼 れ ず 」

艦長 至急 艦 橋 に お 戻り ください

ごめん お 待た せ

被害 状況 どう でした

後部 甲板 が 結構 やられて

爆雷 が 後 一 発 魚雷 も ない し

機械 室 も 総 点検 だって

可愛い

そんな もの 撮って ないで 被害 状況 を 記録 しろ

学校 側 から 連絡 は ?

ない

私 たち 見捨て られた んじゃ ない の

今 事実 確認 中 な の かも

こ … このまま 鳥 島 沖 十 マイル まで 退避 で いい んだ よ ね

うん 私 たち が 反乱 を 起こして 猿島 を 攻撃 した みたいに 言わ れて る けど

違う って こと 説明 し なきゃ

合流 地点 に 着いた 途端 捕まっちゃ わ ない か な

お前 ら なぜ 猿島 を 攻撃 した ?

違う んです 先 に 攻撃 した の は 猿島 の 方 で

嘘 を 言う な

信じて もらえ ない って こと ?

だが 我々 に 反乱 の 意思 など ない

このまま 逃げ 続け られ ない のだ から

速やかに 近く の 港 に 入ろう 艦長

うん そう だ ね

港 に 入れば 攻撃 さ れる こと も ない だろう し

リン ちゃん 横須賀 まで どれ ぐらい かかり そう ?

巡 航 で 38 時間 か な

まったく こんな クラス に なった ばっかりに

ついて ない

何 よ こんな クラス って

そりゃ 晴 風 は 合格 した 生徒 の 中 でも 最 底辺 が 配属 さ れる 船 かも しれ ない けど

それ は あんた も 一緒でしょう

一緒に する な 私 は 入学 試験 は 全 問 正解 して た はずな のに

解答 欄 を 一 つ ずらして 解答 した から …

ついて ない んです ね

うるさい

そ … そう か 私 なんて 受かった だけ でも 奇跡 な んだ けど ね

たまたま 勉強 して た ところ が 出て まして や 艦長 なんて

こちら は 強運 の 持ち主 です か

鳥 こんな 時 あんなふうに 学校 に 戻れたら いい んです けど 水素 や ヘリウム を 使わ ない 空 飛ぶ 船 って 作れ ないで す かね

あんな もの 空想 の 産物 だ 馬鹿馬鹿しい

皆さん 食事 の 用意 が でき ました

本日 の メニュー は …

「 晴 風 カレー 」 です

カレー

今日 は 金曜日 でした ね

カレー

じゃあ 交替 で 食べ に 行こう か

うち の 船 の カレー どんな の かな

お 風呂 と カレー どっち 先 に する ?

カレー じゃ ない

カレー

カレー でしょう

宗谷 さん 一緒に カレー 食べ に 行か ない ?

クロ ちゃん は マロン と 行く んで

右 60 度 距離 30000 接近 中 の 艦艇 は アドミラルシュペー です

アドミラルシュペー ?

ドイツ から の 留学 生 艦 です

とりあえず 総員 配置 に

総員 配置

速度 20 ノット で 接近 中

見つかっちゃ い ました ?

その ようだ な

シュペー 主砲 旋回 して い ます

撃って くる

問答 無用です ね

野間 さん 白旗 を

シュペー 主砲 発砲

なんで ?

エンジン も 止め ない と ダメだ

確かに 白旗 だけ で は 降伏 に なり ませ ん ね

でも 逃げる んだ よ ね

うん 180 度 反転 する

面舵 一 杯 前進 一 杯

面舵 一 杯

着 弾

シュペー も 速度 を 上げ ました

追って きた

早く 逃げよう よ ー

シュペー は 基準 排水 量 12100 トン 最大 速力 28.5 ノット

28 センチ 主砲 6 門 15 センチ 砲 8 門 魚雷 発射 管 8 門

最大 装甲 160 ミリ と

小型 直 教 艦 と 言わ れる だけ あって

巡洋艦 なみ の サイズ に 直 教 艦 なみ の 砲力 を 積んで い ます

着 弾

主 … 主砲 の 最大 射程 は 約 36000 メートル

重 さ 300 キロ の 砲弾 を 毎分 2.5 発 発射 可能で

一 発 で も 当たれば 一瞬 で 轟 沈 です

ま ぁ 15 センチ 副 砲 でも うち の 主砲 より も 強い です けど

砲力 と 装甲 は 向こう が 遥かに 上

うち が 勝って いる の は 速度 と 敏捷 さ だけ

このまま 機関 全開 に し 続けたら 完全に 壊れちゃ うよ

魚雷 撃って 足 止める ?

もう ない

ちゃ ー そう だった ー

こっち の 砲力 は ?

70 で 5

7000 で 50 ミリ ?

シュペー の 舷側 装甲 は ?

80 ミリ です

30

30 まで 寄れば 抜ける の ね

ちゃんと 会話 が 成立 して る

これ が 艦長 の 器 って やつ です か

そんな わけない だろう

マロン ちゃん 出し 続け られる 速度 は ?

第 四 戦 速 まで で ー

第 四 戦 速 27 ノット か

向こう の 最 大戦 速 と ほぼ 同じです

どう したら

ぐるぐる

ぐるぐる

リン ちゃん 取 舵 一 杯

と … 取 舵 一 杯

何 を する 気 です か

取 舵 30 度

煙 の 中 に 逃げ込む の

もど ー せ 面舵 一 杯

もど ー せ 面舵 一 杯

面舵 30 度

一 発 でも 撃た れば やられる

速度 と 小回り が 効く の を 活 かして 逃げ回る しか ない

マロン ちゃん 機関 を 不完全 燃焼 さ せて

がって ん 承知

黒煙 が 煙幕 替わり だ な

それ から 逃げ回る んで

機関 に は 負担 かける けど よろしく ね

よろしく って …

やる しか ね ー で ー

リン ちゃん 不規則に 進路 を 変えて できたら 速度 も

ただし できる だけ 速度 を 落とさ ない ように

止める に は 実弾 使う しか ない よ

戦闘 左 砲戦 30 度 同行 の シュペー

何 を 言って いる 猿島 の 時 と 同じに なる ぞ

実弾 で スクリューシャフト を 撃ち抜く の

そう すれば 足止め できる から

これ 以上 や ったら 本当に 叛乱 に なる

このまま だ と 怪我人 が 出る

実弾 揚 弾 はじめ

丸 装填 よし 射撃 用意 よし

スクリュー を 撃つ に は どれ だけ 距離 を 詰めれば いい かな

水中 だ と 急激に 弾 の 速度 が 低下 する から 無理 だって

水中 弾 って の は あった でしょう

それ は 巡洋艦 以上 で うち に は 積んで ない から

通常 形状 でも 水中 は 進む って 聞いた よ

理論 上 は 12.7 センチ 砲弾 の 水中 直進 距離 は 約 10 メートル

最悪 舷側 装甲 を 抜く こと を 考えれば

30 以下 まで 近寄って ください

8 の 字 航行 の まま 距離 を 30 まで 詰めて

近づく の 怖い よ

何 を 言って る

だから 怖い って 言って る もん

じゃ 分かり ました

何 する の ?

近づいて ください

見え ない よ

真面目に やれ

暗い よ

距離 40

38

36

アドミラルシュペー から 小型 艇 が 向かって き ます

小型 艇 の 乗員 が 海 に 落ち ました

味方 を 攻撃 して る ?

なんで ?

私 は 艦長 の 指示 に 従え ませ ん 晴 風 を 攻撃 する なんて

なんだ ぞ 艦長 に 逆らう 気 か

えい こんな 船 脱出 して やる

想像 でもの を 言う な

私 に とって は ノーフィクション より フィクション が 真実です

直径 700 メートル の 角 速度 は 20 ノット に して …

シロ ちゃん

宗谷 さん もしくは

副 長 と 呼んで くだ いさい

ここ 任せて いい ?

ドイツ 艦 を 引きつけて おいて ね

ココ ちゃん 甲板 に 保健 委員 の 美 波 さん 呼んで おいで

何 を …

まさか

なんで 敵 な のに 助ける

敵 じゃ ない よ

海 の 仲間 は 家族 だ から

行って くる ね

艦長 落ちた 子 助け に 行った の ?

距離 30 まで 近づけ

距離 32

31

撃っちゃ え 撃っちゃ え 撃っちゃ えー

二 番 砲右 攻撃 始め

目標 に 命中

シュペー 速力 落ちて ます

やった ー

取 舵 一 杯 第 四 戦 速 ヨーソロー

取 舵 一 杯

逃げる とき が テキパキ して ます ね

大丈夫 しっかり して

大丈夫 あなた 生き てるよ

重 いっす

お 願い ね

シロ ちゃん

ありがとう

適切な 指示 を した だけ だ

最 大戦 速 現 海域 から 離脱 する

マロン ちゃん よろしく で

ぶ っ 壊れ ち ま うよ

ほん っと

これ から どう すれば いい んだろう

私 が 不安 そうに しちゃ ダメだ

私 は 艦長 な んだ から

そう だ よ ね も かちゃ ん

美 波 さん ?

艦長

どう ?

外傷 は ない 脳波 も 正常

あと は 意識 が 戻る の を 待つ しか

そう か

ありがとう

私見 てる から 美 波 さん 食事 して きて

感謝 極まりない

汗 かいた

やっと さっぱり した ね

本当に ぶ っ 壊れる か と 思った ぜ

さ ぁ 待ちに待った カレー だ カレー

さあ 食べて よ

120 パーマジ 美味しい

これ が 「 晴 風 カレー 」

やっと 食べ られ ます ね

今日 カレー だった ん っす ね

金曜日 だ から ね

あっ そう か 金曜 だ

美味 い

甘 がちだ けど こく が あり ます

ブルーベリージャム を 隠し 味 に 入れて る から

美味しい

うん 美味しい

やった

マッチ に も 持って て あげよう と

何 が マッチ よ

美化 委員 長 は クロ ちゃん 派 っす か

は ?

あれ 宗谷 さん は ?

さ ぁ 艦 橋 じゃ ねぇ の か

宗谷 さん お 疲れ 様

カレー 持ってきた わ

すまない

あまり 無理 し ないで ね

通信 ?

ついて ない

艦長 至急 艦 橋 に 来て ください

シロ ちゃん どうした の ?

非常 通信 回線 は …

どこ から ?

武蔵 から です

武蔵 ?

こちら 武蔵 こちら 武蔵

も かちゃ ん ? 私 明 乃 どうかした 何 が あった の

非常 事態 発生 至急 救援 を

現在 アセンション 島 北西 アセンション 島 北西

至急 救援 を

至急 救援 を

静かに 燃える 世界 始まり は ここ から

夜空 が 終わり を 告げる とき

一筋 の 光 が 胸 に 秘めた 声 が

解き放つ 闇 を 裂いて

枯れる より いっそ 散り 急ぐ 姿

迷い 歩く すべ を

千 の 波 に 呑 ま れた 心 じゃ

君 さえ 守れ ない

響け 確かな 衝動

鳴り止ま ぬ ように

忘れ られ ぬ 傷 を 残して

今 も 微 かな 残像 消え ない まま で

世界 が 待って る 明日 の 産声 を

響け 確かな 衝動

消え ない まま で

そう 未来 と 過去 が 交差 する

百 年 目 の 歌

百 年 目 の 歌

百 年 目 の 歌

百 年 目 の 歌

七 つ の 青 は 今日 も 世界 を 包んで いた

言葉 より も 優しく 背中 を 押す よ

そう 私 と 君 の ripple effect

果て なく 向かって くる 波 は 険しい ばかりで

航路 は どう しよう 君 と 選ぶ 未来

微笑み 忘れたら 私 が 笑う よ

涙 弾けた あと は 強 さ が 水面 に 広がる から

七 つ の 青 は 今日 も 世界 を 包んで いた

言葉 より も 優しく 波打つ

晴れた 空 と あの 風 と

誰 か の そば で 夢 を 描く のならば

その 誰 か が 私 であり たい

きっと 春 が 待って くれて る から


Haifuri ( High School Fleet ) Episode 2

本 字幕 由 诸神 字幕 组出 品 , 仅供 学 习 交流 ほん|じまく|よし|诸かみ|じまく|组しゅつ|しな|仅とも|まな||こうりゅう Book Subtitles Yujin God Subtitles Package, 仅 诅 蹠 Exchange

更多 中日 双 语 字幕 , 尽 在 https :// sub . kamigami . org 及 微 博 @ 诸神 字幕 组 こうた|ちゅうにち|そう||じまく|つく|ざい|||||およ|び|はく|诸かみ|じまく| Sarata Chinese-Japanese bilingual subtitles, exhausted https: // sub .kamigami .org and Weibo @ 诸 god

翻 译 茉语 星 梦 字幕 组 / 繁 化 DHR 字幕 组 ひるがえ||まつ语|ほし|ゆめ|じまく||しげ|か||じまく| Fansub 茉 茉 梦 Subtitles / DHR Subtitles

日 听 U · 萨米 米 / 校 对 zwx / 后 期 宋宋 · 河 蟹 ひ|きん||萨こめ|べい|こう|||きさき|き|そうそう|かわ|かに Japanese Pound U · Kome Kome / School Opposite zwx / Late Song Song · Kawa Crab

晴 風 が 反乱 ? はれ|かぜ||はんらん Is the clear breeze a rebellion?

はい

集合 時間 に 遅れて 到着 した 晴 風 が しゅうごう|じかん||おくれて|とうちゃく||はれ|かぜ| The fine wind that arrived late for the meeting time

突如 教官 艦 猿島 を 攻撃   撃沈 した そうです とつじょ|きょうかん|かん|さしま||こうげき|げきちん||そう です Suddenly, he attacked and sank the instructor ship Sarushima.

なぜ そんな 事態 に ||じたい|

猿島 艦長 古庄 教官 は 意識 を 失った 状態 で さしま|かんちょう|ふるしょう|きょうかん||いしき||うしなった|じょうたい| Captain Sarushima, Instructor Furusho, lost consciousness

まだ 詳しい 事 は 分かって い ませ ん |くわしい|こと||わかって||| I don't know the details yet

学生 艦 が 反乱   猿島 を 攻撃 がくせい|かん||はんらん|さしま||こうげき

猿島 は 沈没   艦長   以下 乗組員 は 全員 無事 さしま||ちんぼつ|かんちょう|いか|のりくみいん||ぜんいん|ぶじ

なんで 反乱 した こと に なって ん の |はんらん||||||

先 に 攻撃 して きた の が 猿島 でしょう さき||こうげき|||||さしま|

わ … 私 に 言わ れて も … |わたくし||いわ||

知床 さん に 言った って 仕方ない だろう しれとこ|||いった||しかたない|

ごめん ごめん

で … でも   どうして 沈没 しちゃ った んだろう |||ちんぼつ|||

模擬 弾 だった のに もぎ|たま||

もしかすると これ も 演習 の 一環 な んじゃ |||えんしゅう||いっかん||

演習 で 沈没 する か えんしゅう||ちんぼつ||

なら   わざと 沈没 した と か ||ちんぼつ|||

私 たち 偶然に も 何 か 猿島 の 黒い 秘密 を 知って しまった んです よ わたくし||ぐうぜんに||なん||さしま||くろい|ひみつ||しって||ん です|

始まった … はじまった

私ら 遅刻 した だけ じゃ わたしら|ちこく|||

お前 ら 見た な おまえ||みた|

私 たち   何も 見て ませ ん わたくし||なにも|みて||

えい   このまま 生かして は おけ ん   ぞ ー ||いかして|||||-

あっ   逃げ られた |にげ|

えい   このまま 秘密 と 共に 沈んで やる ||ひみつ||ともに|しずんで|

全部 妄想 でしょう ぜんぶ|もうそう|

それ より   納 沙 さん ||おさむ|いさご|

その タブレット   通信 切って ある な ? ||つうしん|きって||

大丈夫です   さっき 艦長 の 指示 が あった 時 に オフ に して ます だいじょうぶ です||かんちょう||しじ|||じ||おふ|||

通信 機器 が 使え ない の は 不便だ けど な つうしん|きき||つかえ||||ふべんだ||

まあ 今 発見 さ れたら 面倒だ しね   仕方ない よ |いま|はっけん|||めんどうだ||しかたない|

ごめん ね   不便だ と 思う けど ||ふべんだ||おもう|

第 二 合流 地点 の 鳥 島 沖 まで だ から だい|ふた|ごうりゅう|ちてん||ちょう|しま|おき|||

い … 位置 情報 の ビーコン も 切って ある けど |いち|じょうほう||||きって||

わ … 私 たち お 尋ね 者 って こと だ よ ね |わたくし|||たずね|もの|||||

高校 生 に なった ばかりな のに   犯罪 者 に なっちゃ った んだ よ ね こうこう|せい|||||はんざい|もの||||||

こんな の 嘘 だ よ ね   嘘 だ と 言って ||うそ||||うそ|||いって

う …

う …

どうかし ました か   立石 さん |||たていし|

嘘 あ … ありがとう   言って くれて うそ|||いって| あっ   私 の こと は リン って 呼んで くれて い いよ |わたくし||||りん||よんで|||

リン ちゃん りん|

ま しろ

走る と 転ぶ ぞ はしる||ころぶ|

大丈夫だ よ だいじょうぶだ|

お 母さん   お 姉さん   早く |かあさん||ねえさん|はやく

早く はやく

待って   ま しろ まって||

昔 は 横須賀 の 町 も ここ みたいに 陸地 が 多かった んでしょう   お 母さん むかし||よこすか||まち||||りくち||おおかった|||かあさん

ええ   学校 で 習った と 思う けど |がっこう||ならった||おもう|

日 露 戦争 の 後 ひ|ろ|せんそう||あと

メタンハイドレート の 採掘 を 機 に   日本 は 地盤 沈下 を 始めた ||さいくつ||き||にっぽん||じばん|ちんか||はじめた

水没 した 都市 部 に 巨大 フロート 艦 も 建造 して すいぼつ||とし|ぶ||きょだい|ふろーと|かん||けんぞう|

フロート 都市 に 変わって   海上 開発 が 進んだ ふろーと|とし||かわって|かいじょう|かいはつ||すすんだ

それ で 日本 は 海洋 大国 に なった んでしょう ||にっぽん||かいよう|たいこく|||

軍事 用 に 建造 さ れた 多く の 船 が 民間 用 に 転用 さ れた けど ぐんじ|よう||けんぞう|||おおく||せん||みんかん|よう||てんよう|||

戦争 に 使わ ない と いう 象徴 と して せんそう||つかわ||||しょうちょう||

艦長 は 女性 が 務める ように なった んだ よ ね かんちょう||じょせい||つとめる|よう に||||

それ が ブルーマーメード の 始まり ||||はじまり

だ よ ね   真 霜 姉 |||まこと|しも|あね

そして その 第 一 号 が … ||だい|ひと|ごう|

あなた たち の 曾 お婆 様 よ |||そ|おばあ|さま|

それ から 代々 宗谷 家 の 女性 は ブルーマーメード に なって いる の ||だいだい|そうや|いえ||じょせい||||||

お 母さん も ね |かあさん||

でも お 母さん は   次 が 最後 の 航海 に なる の ||かあさん||つぎ||さいご||こうかい|||

これ から は ね   お 母さん ブルーマーメード の 先生 に なる の |||||かあさん|||せんせい|||

こんな 広い 海 の ように   豊かで 清々 しい |ひろい|うみ||よう に|ゆたかで|せいせい|

海 に 生きる 女の子 を 育てて 行く の よ うみ||いきる|おんなのこ||そだてて|いく||

私   そんな 女の子 に なり たい わたくし||おんなのこ|||

お 母さん が 先生 に なる 学校 に 入る |かあさん||せんせい|||がっこう||はいる

私 も … わたくし|

私 も 入る わたくし||はいる

入る はいる

楽しみに して る わ たのしみに|||

思えば   あの 頃 から ずっと ついて なかった おもえば||ころ||||

私 は いつも 運 が 悪かった わたくし|||うん||わるかった

そして 初 航海 と 思い きや … |はつ|こうかい||おもい|

ついて ない

大変   後部 甲板 も 応急 修理 し ない と … たいへん|こうぶ|かんぱん||おうきゅう|しゅうり|||

こりゃ めちゃくちゃ っす

千 パーマジ かっこいい せん||

ミミ ちゃん は 野間 さん に 夢中 っす |||のま|||むちゅう|

等 松 さん も 暇 なら 手伝って とう|まつ|||いとま||てつだって

マッチ まっち

メロメロ っす

マッチ と 撮った 写真   妹 に 送り たい んだ けど な まっち||とった|しゃしん|いもうと||おくり||||

今 携帯 の 通信 禁止 だ しな いま|けいたい||つうしん|きんし||

ひめ ちゃん   モモ ちゃん   ミミ ちゃん   お 疲れ 様 ||もも|||||つかれ|さま

被害 状況 は ? ひがい|じょうきょう|

見て の 通り   応急 修理 し ない と ね   艦長 みて||とおり|おうきゅう|しゅうり|||||かんちょう

分かった   後 で 手伝う ね わかった|あと||てつだう|

艦長 パタパタ っす ね かんちょう|||

マロン ちゃん   状況 どう ? ||じょうきょう|

前進 いっぱい に した せい で ぜんしん|||||

総 点検 は 必要に な っち まった で そう|てんけん||ひつよう に||||

まったく   無理 さ せる わ ね |むり||||

クロ ちゃん   ごめん ね

馴れ馴れしく 呼ば ないで   黒木 さん って 呼んで くれる ? なれなれしく|よば||くろき|||よんで|

分かった   クロ ちゃん わかった||

全然 分かって ない じゃ ん ぜんぜん|わかって|||

あれ で 艦長 ? ||かんちょう

ヒカリ ちゃん   大丈夫 ? ||だいじょうぶ

ルナ ちゃん と ソラ ちゃん も 怪我 ない ? ||||||けが|

もう 名前 覚えた の   すごい |なまえ|おぼえた||

さすが 艦長 だ な |かんちょう||

他 に 怪我人 は い ない よ ね た||けがにん|||||

ない

良かった よかった

でも こんな こと に なる なんて …

青天 の 霹靂 せいてん||へきれき

これ から どう したら いい んだろう

「 知 者 は 惑わ ず   仁 者 は 憂い ず   勇者 は 懼 れ ず 」 ち|もの||まどわ||しとし|もの||うれい||ゆうしゃ||く||

艦長   至急 艦 橋 に お 戻り ください かんちょう|しきゅう|かん|きょう|||もどり|

ごめん   お 待た せ ||また|

被害 状況 どう でした ひがい|じょうきょう||

後部 甲板 が 結構 やられて こうぶ|かんぱん||けっこう|

爆雷 が 後 一 発   魚雷 も ない し ばくらい||あと|ひと|はつ|ぎょらい|||

機械 室 も 総 点検 だって きかい|しつ||そう|てんけん|

可愛い かわいい

そんな もの 撮って ないで   被害 状況 を 記録 しろ ||とって||ひがい|じょうきょう||きろく|

学校 側 から 連絡 は ? がっこう|がわ||れんらく|

ない

私 たち 見捨て られた んじゃ ない の わたくし||みすて||||

今 事実 確認 中 な の かも いま|じじつ|かくにん|なか|||

こ … このまま 鳥 島 沖 十 マイル まで 退避 で いい んだ よ ね ||ちょう|しま|おき|じゅう|まいる||たいひ|||||

うん   私 たち が 反乱 を 起こして 猿島 を 攻撃 した みたいに 言わ れて る けど |わたくし|||はんらん||おこして|さしま||こうげき|||いわ|||

違う って こと   説明 し なきゃ ちがう|||せつめい||

合流 地点 に 着いた 途端 捕まっちゃ わ ない か な ごうりゅう|ちてん||ついた|とたん|つかまっちゃ||||

お前 ら   なぜ 猿島 を 攻撃 した ? おまえ|||さしま||こうげき|

違う んです   先 に 攻撃 した の は 猿島 の 方 で ちがう|ん です|さき||こうげき||||さしま||かた|

嘘 を 言う な うそ||いう|

信じて もらえ ない って こと ? しんじて||||

だが 我々 に 反乱 の 意思 など ない |われわれ||はんらん||いし||

このまま 逃げ 続け られ ない のだ から |にげ|つづけ||||

速やかに 近く の 港 に 入ろう   艦長 すみやかに|ちかく||こう||はいろう|かんちょう

うん   そう だ ね

港 に 入れば   攻撃 さ れる こと も ない だろう し こう||はいれば|こうげき|||||||

リン ちゃん   横須賀 まで どれ ぐらい かかり そう ? りん||よこすか|||||

巡 航 で 38 時間 か な めぐり|わたる||じかん||

まったく   こんな クラス に なった ばっかりに ||くらす|||

ついて ない

何 よ   こんな クラス って なん|||くらす|

そりゃ 晴 風 は 合格 した 生徒 の 中 でも 最 底辺 が 配属 さ れる 船 かも しれ ない けど |はれ|かぜ||ごうかく||せいと||なか||さい|ていへん||はいぞく|||せん||||

それ は あんた も 一緒でしょう ||||いっしょでしょう

一緒に する な   私 は 入学 試験 は 全 問 正解 して た はずな のに いっしょに|||わたくし||にゅうがく|しけん||ぜん|とい|せいかい||||

解答 欄 を 一 つ ずらして 解答 した から … かいとう|らん||ひと|||かいとう||

ついて   ない んです ね ||ん です|

うるさい

そ … そう か   私 なんて 受かった だけ でも 奇跡 な んだ けど ね |||わたくし||うかった|||きせき||||

たまたま 勉強 して た ところ が 出て   まして や 艦長 なんて |べんきょう|||||でて|||かんちょう|

こちら は 強運 の 持ち主 です か ||きょううん||もちぬし||

鳥 こんな 時   あんなふうに 学校 に 戻れたら いい んです けど ちょう||じ||がっこう||もどれたら||ん です| 水素 や ヘリウム を 使わ ない 空 飛ぶ 船 って 作れ ないで す かね すいそ||へりうむ||つかわ||から|とぶ|せん||つくれ|||

あんな もの 空想 の 産物 だ   馬鹿馬鹿しい ||くうそう||さんぶつ||ばかばかしい

皆さん   食事 の 用意 が でき ました みなさん|しょくじ||ようい|||

本日 の メニュー は … ほんじつ||めにゅー|

「 晴 風 カレー 」 です はれ|かぜ|かれー|

カレー かれー

今日 は 金曜日 でした ね きょう||きんようび||

カレー かれー

じゃあ 交替 で 食べ に 行こう か |こうたい||たべ||いこう|

うち の 船 の カレー   どんな の かな ||せん||かれー|||

お 風呂 と カレー   どっち 先 に する ? |ふろ||かれー||さき||

カレー じゃ ない かれー||

カレー かれー

カレー でしょう かれー|

宗谷 さん   一緒に カレー 食べ に 行か ない ? そうや||いっしょに|かれー|たべ||いか|

クロ ちゃん は マロン と 行く んで |||||いく|

右 60 度   距離 30000  接近 中 の 艦艇 は アドミラルシュペー です みぎ|たび|きょり|せっきん|なか||かんてい|||

アドミラルシュペー ?

ドイツ から の 留学 生 艦 です どいつ|||りゅうがく|せい|かん|

とりあえず 総員 配置 に |そういん|はいち|

総員 配置 そういん|はいち

速度 20 ノット で 接近 中 そくど|のっと||せっきん|なか

見つかっちゃ い ました ? みつかっちゃ||

その ようだ な

シュペー   主砲 旋回 して い ます |しゅほう|せんかい|||

撃って くる うって|

問答 無用です ね もんどう|むよう です|

野間 さん   白旗 を のま||しろはた|

シュペー   主砲 発砲 |しゅほう|はっぽう

なんで ?

エンジン も 止め ない と ダメだ えんじん||とどめ|||だめだ

確かに 白旗 だけ で は 降伏 に なり ませ ん ね たしかに|しろはた||||こうふく|||||

でも 逃げる んだ よ ね |にげる|||

うん  180 度 反転 する |たび|はんてん|

面舵 一 杯   前進 一 杯 おもかじ|ひと|さかずき|ぜんしん|ひと|さかずき

面舵 一 杯 おもかじ|ひと|さかずき

着 弾 ちゃく|たま

シュペー も 速度 を 上げ ました ||そくど||あげ|

追って きた おって|

早く 逃げよう よ ー はやく|にげよう||-

シュペー は 基準 排水 量 12100 トン   最大 速力 28.5 ノット ||きじゅん|はいすい|りょう|とん|さいだい|そくりょく|のっと

28 センチ 主砲 6 門  15 センチ 砲 8 門   魚雷 発射 管 8 門 せんち|しゅほう|もん|せんち|ほう|もん|ぎょらい|はっしゃ|かん|もん

最大 装甲 160 ミリ と さいだい|そうこう|みり|

小型 直 教 艦 と 言わ れる だけ あって こがた|なお|きょう|かん||いわ|||

巡洋艦 なみ の サイズ に   直 教 艦 なみ の 砲力 を 積んで い ます じゅんようかん|||さいず||なお|きょう|かん|||ほうちから||つんで||

着 弾 ちゃく|たま

主 … 主砲 の 最大 射程 は 約 36000 メートル おも|しゅほう||さいだい|しゃてい||やく|めーとる

重 さ 300 キロ の 砲弾 を 毎分 2.5 発 発射 可能で おも||きろ||ほうだん||まいふん|はつ|はっしゃ|かのうで

一 発 で も 当たれば   一瞬 で 轟 沈 です ひと|はつ|||あたれば|いっしゅん||とどろき|しず|

ま ぁ  15 センチ 副 砲 でも うち の 主砲 より も 強い です けど ||せんち|ふく|ほう||||しゅほう|||つよい||

砲力 と 装甲 は 向こう が 遥かに 上 ほうちから||そうこう||むこう||はるかに|うえ

うち が 勝って いる の は   速度 と 敏捷 さ だけ ||かって||||そくど||びんしょう||

このまま 機関 全開 に し 続けたら   完全に 壊れちゃ うよ |きかん|ぜんかい|||つづけたら|かんぜんに|こぼれちゃ|

魚雷 撃って 足 止める ? ぎょらい|うって|あし|とどめる

もう ない

ちゃ ー   そう だった ー |-|||-

こっち の 砲力 は ? ||ほうちから|

70 で 5

7000 で 50 ミリ ? |みり

シュペー の 舷側 装甲 は ? ||げんがわ|そうこう|

80 ミリ です みり|

30

30 まで 寄れば 抜ける の ね |よれば|ぬける||

ちゃんと 会話 が 成立 して る |かいわ||せいりつ||

これ が 艦長 の 器 って やつ です か ||かんちょう||うつわ||||

そんな わけない だろう

マロン ちゃん   出し 続け られる 速度 は ? ||だし|つづけ||そくど|

第 四 戦 速 まで で ー だい|よっ|いくさ|はや|||-

第 四 戦 速  27 ノット か だい|よっ|いくさ|はや|のっと|

向こう の 最 大戦 速 と ほぼ 同じです むこう||さい|たいせん|はや|||おなじ です

どう したら

ぐるぐる

ぐるぐる

リン ちゃん   取 舵 一 杯 りん||と|かじ|ひと|さかずき

と … 取 舵 一 杯 |と|かじ|ひと|さかずき

何 を する 気 です か なん|||き||

取 舵 30 度 と|かじ|たび

煙 の 中 に 逃げ込む の けむり||なか||にげこむ|

もど ー せ   面舵 一 杯 |-||おもかじ|ひと|さかずき

もど ー せ   面舵 一 杯 |-||おもかじ|ひと|さかずき

面舵 30 度 おもかじ|たび

一 発 でも 撃た れば やられる ひと|はつ||うた||

速度 と 小回り が 効く の を 活 かして   逃げ回る しか ない そくど||こまわり||きく|||かつ||にげまわる||

マロン ちゃん   機関 を 不完全 燃焼 さ せて ||きかん||ふかんぜん|ねんしょう||

がって ん 承知 ||しょうち

黒煙 が 煙幕 替わり だ な こくえん||えんまく|かわり||

それ から 逃げ回る んで ||にげまわる|

機関 に は 負担 かける けど   よろしく ね きかん|||ふたん||||

よろしく って …

やる しか ね ー で ー |||-||-

リン ちゃん   不規則に 進路 を 変えて   できたら 速度 も りん||ふきそくに|しんろ||かえて||そくど|

ただし   できる だけ 速度 を 落とさ ない ように |||そくど||おとさ||よう に

止める に は 実弾 使う しか ない よ とどめる|||じつだん|つかう|||

戦闘   左 砲戦  30 度   同行 の シュペー せんとう|ひだり|ほうせん|たび|どうこう||

何 を 言って いる   猿島 の 時 と 同じに なる ぞ なん||いって||さしま||じ||どうじに||

実弾 で スクリューシャフト を 撃ち抜く の じつだん||||うちぬく|

そう すれば   足止め できる から ||あしどめ||

これ 以上 や ったら 本当に 叛乱 に なる |いじょう|||ほんとうに|はんらん||

このまま だ と   怪我人 が 出る |||けがにん||でる

実弾   揚 弾 はじめ じつだん|よう|たま|

丸 装填 よし まる|そうてん| 射撃 用意 よし しゃげき|ようい|

スクリュー を 撃つ に は   どれ だけ 距離 を 詰めれば いい かな すくりゅー||うつ|||||きょり||つめれば||

水中 だ と 急激に 弾 の 速度 が 低下 する から 無理 だって すいちゅう|||きゅうげきに|たま||そくど||ていか|||むり|

水中 弾 って の は あった でしょう すいちゅう|たま|||||

それ は 巡洋艦 以上 で   うち に は 積んで ない から ||じゅんようかん|いじょう|||||つんで||

通常 形状 でも   水中 は 進む って 聞いた よ つうじょう|けいじょう||すいちゅう||すすむ||きいた|

理論 上 は 12.7 センチ 砲弾 の 水中 直進 距離 は 約 10 メートル りろん|うえ||せんち|ほうだん||すいちゅう|ちょくしん|きょり||やく|めーとる

最悪 舷側 装甲 を 抜く こと を 考えれば さいあく|げんがわ|そうこう||ぬく|||かんがえれば

30 以下 まで 近寄って ください いか||ちかよって|

8 の 字 航行 の まま   距離 を 30 まで 詰めて |あざ|こうこう|||きょり|||つめて

近づく の   怖い よ ちかづく||こわい|

何 を 言って る なん||いって|

だから 怖い って 言って る もん |こわい||いって||

じゃ   分かり ました |わかり|

何 する の ? なん||

近づいて ください ちかづいて|

見え ない よ みえ||

真面目に やれ まじめに|

暗い よ くらい|

距離  40 きょり

38

36

アドミラルシュペー から 小型 艇 が 向かって き ます ||こがた|てい||むかって||

小型 艇 の 乗員 が 海 に 落ち ました こがた|てい||じょういん||うみ||おち|

味方 を 攻撃 して る ? みかた||こうげき||

なんで ?

私 は 艦長 の 指示 に 従え ませ ん   晴 風 を 攻撃 する なんて わたくし||かんちょう||しじ||したがえ|||はれ|かぜ||こうげき||

なんだ ぞ   艦長 に 逆らう 気 か ||かんちょう||さからう|き|

えい   こんな 船   脱出 して やる ||せん|だっしゅつ||

想像 でもの を 言う な そうぞう|でも の||いう|

私 に とって は   ノーフィクション より フィクション が 真実です わたくし||||||ふぃくしょん||しんじつ です

直径 700 メートル の 角 速度 は 20 ノット に して … ちょっけい|めーとる||かど|そくど||のっと||

シロ ちゃん

宗谷 さん もしくは そうや||

副 長 と 呼んで くだ いさい ふく|ちょう||よんで||

ここ 任せて いい ? |まかせて|

ドイツ 艦 を 引きつけて おいて ね どいつ|かん||ひきつけて||

ココ ちゃん   甲板 に 保健 委員 の 美 波 さん 呼んで おいで ||かんぱん||ほけん|いいん||び|なみ||よんで|

何 を … なん|

まさか

なんで 敵 な のに 助ける |てき|||たすける

敵 じゃ ない よ てき|||

海 の 仲間 は 家族 だ から うみ||なかま||かぞく||

行って くる ね おこなって||

艦長 落ちた 子 助け に 行った の ? かんちょう|おちた|こ|たすけ||おこなった|

距離 30 まで 近づけ きょり||ちかづけ

距離 32 きょり

31

撃っちゃ え 撃っちゃ え 撃っちゃ えー うっちゃ||うっちゃ||うっちゃ|

二 番 砲右   攻撃 始め ふた|ばん|ほうみぎ|こうげき|はじめ

目標 に 命中 もくひょう||めいちゅう

シュペー 速力 落ちて ます |そくりょく|おちて|

やった ー |-

取 舵 一 杯   第 四 戦 速   ヨーソロー と|かじ|ひと|さかずき|だい|よっ|いくさ|はや|

取 舵 一 杯 と|かじ|ひと|さかずき

逃げる とき が テキパキ して ます ね にげる|||てきぱき|||

大丈夫   しっかり して だいじょうぶ||

大丈夫   あなた 生き てるよ だいじょうぶ||いき|

重 いっす おも|

お 願い ね |ねがい|

シロ ちゃん

ありがとう

適切な 指示 を した だけ だ てきせつな|しじ||||

最 大戦 速   現 海域 から 離脱 する さい|たいせん|はや|げん|かいいき||りだつ|

マロン ちゃん   よろしく で

ぶ っ 壊れ ち ま うよ ||こぼれ|||

ほん っと

これ から どう すれば いい んだろう

私 が 不安 そうに しちゃ ダメだ わたくし||ふあん|そう に||だめだ

私 は 艦長 な んだ から わたくし||かんちょう|||

そう だ よ ね   も かちゃ ん

美 波 さん ? び|なみ|

艦長 かんちょう

どう ?

外傷 は ない   脳波 も 正常 がいしょう|||のうは||せいじょう

あと は 意識 が 戻る の を 待つ しか ||いしき||もどる|||まつ|

そう か

ありがとう

私見 てる から   美 波 さん 食事 して きて しけん|||び|なみ||しょくじ||

感謝 極まりない かんしゃ|きわまりない

汗 かいた あせ|

やっと さっぱり した ね

本当に ぶ っ 壊れる か と 思った ぜ ほんとうに|||こぼれる|||おもった|

さ ぁ   待ちに待った カレー だ カレー ||まちにまった|かれー||かれー

さあ   食べて よ |たべて|

120 パーマジ 美味しい |おいしい

これ が 「 晴 風 カレー 」 ||はれ|かぜ|かれー

やっと 食べ られ ます ね |たべ|||

今日   カレー だった ん っす ね きょう|かれー||||

金曜日 だ から ね きんようび|||

あっ   そう か   金曜 だ |||きんよう|

美味 い びみ|

甘 がちだ けど こく が あり ます あま||||||

ブルーベリージャム を 隠し 味 に 入れて る から ||かくし|あじ||いれて||

美味しい おいしい

うん   美味しい |おいしい

やった

マッチ に も 持って て あげよう と まっち|||もって|||

何 が マッチ よ なん||まっち|

美化 委員 長 は クロ ちゃん 派 っす か びか|いいん|ちょう||||は||

は ?

あれ   宗谷 さん は ? |そうや||

さ ぁ   艦 橋 じゃ ねぇ の か ||かん|きょう||||

宗谷 さん   お 疲れ 様 そうや|||つかれ|さま

カレー 持ってきた わ かれー|もってきた|

すまない

あまり 無理 し ないで ね |むり|||

通信 ? つうしん

ついて ない

艦長   至急 艦 橋 に 来て ください かんちょう|しきゅう|かん|きょう||きて|

シロ ちゃん   どうした の ?

非常 通信 回線 は … ひじょう|つうしん|かいせん|

どこ から ?

武蔵 から です たけぞう||

武蔵 ? たけぞう

こちら 武蔵   こちら 武蔵 |たけぞう||たけぞう

も かちゃ ん ?  私 明 乃   どうかした   何 が あった の |||わたくし|あき|の||なん|||

非常 事態 発生   至急 救援 を ひじょう|じたい|はっせい|しきゅう|きゅうえん|

現在   アセンション 島 北西   アセンション 島 北西 げんざい||しま|ほくせい||しま|ほくせい

至急 救援 を しきゅう|きゅうえん|

至急 救援 を しきゅう|きゅうえん|

静かに 燃える 世界   始まり は ここ から しずかに|もえる|せかい|はじまり|||

夜空 が 終わり を 告げる とき よぞら||おわり||つげる|

一筋 の 光 が   胸 に 秘めた 声 が ひとすじ||ひかり||むね||ひめた|こえ|

解き放つ   闇 を 裂いて ときはなつ|やみ||さいて

枯れる より いっそ   散り 急ぐ 姿 かれる|||ちり|いそぐ|すがた

迷い   歩く すべ を まよい|あるく||

千 の 波 に   呑 ま れた 心 じゃ せん||なみ||どん|||こころ|

君 さえ 守れ ない きみ||まもれ|

響け   確かな 衝動 ひびけ|たしかな|しょうどう

鳴り止ま ぬ ように なりやま||よう に

忘れ られ ぬ 傷 を 残して わすれ|||きず||のこして

今 も 微 かな 残像   消え ない まま で いま||び||ざんぞう|きえ|||

世界 が 待って る   明日 の 産声 を せかい||まって||あした||うぶごえ|

響け   確かな 衝動 ひびけ|たしかな|しょうどう

消え ない まま で きえ|||

そう   未来 と 過去 が 交差 する |みらい||かこ||こうさ|

百 年 目 の 歌 ひゃく|とし|め||うた

百 年 目 の 歌 ひゃく|とし|め||うた

百 年 目 の 歌 ひゃく|とし|め||うた

百 年 目 の 歌 ひゃく|とし|め||うた

七 つ の 青 は 今日 も   世界 を 包んで いた なな|||あお||きょう||せかい||つつんで|

言葉 より も 優しく   背中 を 押す よ ことば|||やさしく|せなか||おす|

そう   私 と 君 の ripple effect |わたくし||きみ|||

果て なく 向かって くる 波 は 険しい ばかりで はて||むかって||なみ||けわしい|

航路 は どう しよう   君 と 選ぶ 未来 こうろ||||きみ||えらぶ|みらい

微笑み 忘れたら   私 が 笑う よ ほおえみ|わすれたら|わたくし||わらう|

涙 弾けた あと は   強 さ が 水面 に 広がる から なみだ|はじけた|||つよ|||すいめん||ひろがる|

七 つ の 青 は 今日 も   世界 を 包んで いた なな|||あお||きょう||せかい||つつんで|

言葉 より も 優しく 波打つ ことば|||やさしく|なみうつ

晴れた 空 と あの 風 と はれた|から|||かぜ|

誰 か の そば で   夢 を 描く のならば だれ|||||ゆめ||えがく|

その 誰 か が 私 であり たい |だれ|||わたくし||

きっと 春 が 待って くれて る から |はる||まって|||