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四月は君の嘘, Shigatsu wa Kimi no Uso (Your Lie in April) Episode 15

Shigatsu wa Kimi no Uso (Your Lie in April ) Episode 15

( 椿 ) 《 あー ! 壊れ てる ! 隠し て た のに 》

( 公生 ) 《 乾 い ちゃ った の か な 》

( 椿 ) 《 頑張って 作った のに ! ピカピカ し て た のに ! 》

( 公生 ) 《 椿 泣か ない で よ あ あっ ! 》

( 椿 ) 《 うる せ え ! あっ ち 行け バカ 公生 ! 》 →

《 あんた な ん か い て も い なく て も おんなじ な ん だ から 》

♪♪~

( 生徒 ) おはよう 。 ( 生徒 ) おはよう 。 う わ 焼け てる !

( 生徒 ) 塾 通い で 遊べ なかった よ 。

( 生徒 ) おはよう 。 ( 生徒 ) おはよう 。

( 公生 ) 奥津 音 大 附属 高校 を 受験 しよ う と 思い ます 。

( 教師 ) あそこ は 県 外 だ な 。

( 公生 ) はい 。 父 に も 許可 を もらい まし た 。

( 公生 ) 家 を 出 ます 。

音楽 科 の 有名 校 は コンクール の 順位 や →

つい てる 先生 の 力 が もの を いう ので →

僕 は 駄目 かも しれ ませ ん が 。 ( 椿 ) 《 えっ ? 》

だったら 海外 は どう かって ピアノ の 先生 が 。

留学 し て た ころ の 知り合い を 紹介 して やる って 。

( 教師 ) おお グローバル だ な 。 ( 椿 ) 《 う う っ ! あん に ゃ ろ ~ 》

( 教師 ) 頑張れ よ 。 はい 。

( 椿 ) 《 県 外 でも 海外 でも どこ に でも 行け ば いい じゃ ない 》

( 椿 ) 《 唐 変 木 》 →

《 あんた な ん か い て も い なく て も 一緒 な ん だ から 》

《 い て も い なく て も 一緒 なら … 》

( 椿 ) あっ 。 →

う っ う っ う わ ~ !

( 椿 ) う っ う う … 。

( 柏木 ) 迷い が 表 に 出る たち な の よ ね 。

( 生徒 ) 6 m2 1 cm 。 ( 柏木 ) 分かり やすい やつ 。

( 生徒 ) す ん げ え 。 ( 生徒 ) 墨 中 レコード だ 。

( 公生 ・ 渡 ) あっ 。 ( 渡 ) ずる むけ じゃ ん か !

アハハ ハハ ! おでこ に ばんそうこう … 。

あんた たち 笑い 過ぎ 。 ( 椿 ) 《 屈辱 》

( 椿 ) シャー ! ( 渡 ) う お ー ! それ 死 ん じゃ う !

( 渡 ) 超 怖 え … 。

最近 椿 変 じゃ ない ?

( 柏木 ) 《 これ だ もん な … 》

一 人 に し とい て あげ たら 。

( 椿 ) 《 悪かった わ ね ひどい 顔 で 》 →

《 ばんそうこう だらけ で 》 →

《 能 天気 な 顔 で 笑い や が って 》

《 褒め て ほしかった のに 》

《 家 を 出る よ 》

( 椿 ) 《 あんた と 話す と 悲しかったり 安心 し たり 》 →

《 ぐちゃぐちゃ な 私 が バカ み たい じゃ ない 》

( 子供 たち ) ん ~ ?

( 椿 ) おりゃ あー ! ( 子供 ) あっ 大 車輪 !

( 子供 たち ) あっ ! ( 椿 ) ふん ふん ふん ふん !

《 椿 》

《 椿 の 足 が で かい だけ だ 》

( 柏木 ) 《 あんた は 弟 弟 って 呪文 を 唱え て 暗示 を かけ てる の 》

( 柏木 ) 《 そう し ない と 怖い ん だ 》

♪♪~

( 椿 ) あの 先輩 … 。 ( 斉藤 ) 俺 さ →

好き な 人 が でき た ん だ 。

えっ 。

その 人 さ 野球 部 の 年上 の マネジャー で →

落ち着 い て て 髪 が 長く て →

ポテチ 箸 で 食べる よう な 人 で さ 。

ほら 俺 たち って さ 似 過ぎ て ん だ ろ 。

何て いう か 内野手 だ し 短髪 だ し が さつ だ し 。

澤 部 俺 の 隣 は 居心地 悪 そう だ から 。 →

いつも 困った みたい に 笑う もん な 。

( 斉藤 ) 俺 ら は さ →

自分 と 反対 の 人 が いい ん だ よ きっと 。

あっ あの 私 … 。

( 斉藤 ) しんみり し た の 柄 じゃ ない し さ 。 →

らしく 別れよ う ぜ 。

( 椿 ) ごめんなさい … 。 →

ごめんなさい 。 ごめんなさい 。

何 だ よ 振って ん の は 俺 だ ぞ 。 何で 澤 部 が 謝 ん だ よ 。

ありがとう 澤 部 。 俺 の 彼女 に なって くれ て 。

♪♪ ( 『 月 の 光 』 の 演奏 )

♪♪~

あっ … 。 よっ 。

もっと 詰め て 。 練習 する ん だ から 。

押さ ない で よ 。 落 っこ ちる 。

変 な 音さ せ てる な って 思ったら やっぱり 椿 か 。

やっぱり って … 。

♪♪ ( 『 月 の 光 』 の 演奏 )

♪♪~

何も 聞か ない ん だ ね 。

話し たい の なら 聞く よ 。

振ら れ ちゃ った 。

ずっと 憧れ て た 先輩 で →

カッコ 良く て 優しく て 。

私 に とって は 高価 な アイス み たい な 人 。

アイス なんて 感じ じゃ なく て →

もっと しゃれ た … N 120 ミリ リットル くらい の 。

《 私 に は 似合わ ない アイス 》

告 られ て 浮かれ て 意固地 に なって … 。

愛想 尽かさ れ て 。

その 人 … 。

傷つけ ちゃ った 。

私 バカ だ から 自分 の こと 何も 知ら なかった 。

《 気付か ず に い たかった 》 →

《 今 が ずっと 続け ば いい って 思って た から 》

《 でも … 》

( 渡 ) 《 スター に なり 損ね ち まった 》

《 奥津 音 大 附属 高校 を 受験 しよ う と 思い ます 》

( 椿 ) 《 時間 は 流れる 》 →

《 渡 も 公生 も →

怖く たって 苦しく たって 先 が 見え なく たって →

何 か を 求め →

一 歩 一 歩 踏みしめ て →

自分 を 奮い立た せ ながら 触発 し 合い ながら →

支え合い ながら 進 も う と して いる 》 →

《 私 だけ 踏み出せ ない で いる 》

( 椿 ) 《 時間 って 止まる の ね 》

( 椿 ) 《 時間 が 止まって いる の は 私 だ 》

♪♪~

何 よ さっき から ピアノ ばっ か 弾 い て !

音楽 バカ ! ちょっと は 慰めろ ! 役立た ず !

こんな の い て も い なく て も 一緒 じゃ ん 。

じゃあ … 。

《 い て も い なく て も 一緒 なら … 》

一緒 に いる よ 。

そば に いる よ 。

ひきょう 者 ! 痛 っ 。 痛い !

振ら れ た 女 に 優しく する なんて !

♪♪ ( 『 月 の 光 』 の 演奏 )

別に 優しく なんて し て ない よ 。

いつも どおり だ よ 。

《 つらい とき も 悲しい とき も いつも そば に い た →

弟 じゃ ない 男の子 》

《 一緒 に いる よ 》 ( 椿 ) 《 嘘つき 》 →

《 私 から 離れ て いく くせ に 》 →

《 遅い かも しれ ない けど 諦め たく ない 》

《 内野手 だ けど が さつ だ けど →

ピアノ の こと なんて 分か ん ない けど →

この 人 の そば に い たい 》

《 音楽 なんて 大嫌い 》

《 いつも 公生 を 遠く に 連れ て いく 》

見 て よ 椿 。 月 が 出 てる よ 。

何 よ それ … 今 関係ない じゃ ん 。

でも 奇麗 だ よ 。

《 だ から 優しく し ない で 》

《 優しく 寄り添わ ない で 》

( 椿 ) 《 進め 踏みだせ 私 》 →

《 私 の 時間 動け 》

♪♪ 『 エチュード 嬰 ニ 短調 作品 8 - 12 』

♪♪~

( 観客 ) ブラボー ! ( 観客 ) エミリーン !

妖艶 。

( 紘子 ) 面白い 子 を 育て て ます ね 。 落合 先生 。

( 落合 ) 若い 才能 は ぶつかり合って →

互い を 研磨 する よう に 輝き 合う 。 →

有馬 君 に お 礼 を 言 っと い て ちょうだい 。

( 絵 見 ) 《 待って ろ 有馬 》 →

《 う うん 振り返る な 》 →

《 進め ずっと 先 に 》 →

《 私 が 必ず 追い付 い て やる から 》

( 観客 たち の 歓声 ・ 拍手 )

≪ ( 観客 たち の 歓声 ・ 拍手 )

( 武士 ) う っ 。

単なる お 見舞い な ん だ から 悩む こと な ん か ない ん だ !

あっ カラス ! ? 黒 猫 ! ?

凶 兆 … 。

《 やっぱり お 見舞い は また に しよ う 》

( かをり ) 《 言い訳 ばっかり 》

《 少し 離れる と 途端 に 会い づらく なる 》

《 音楽 室 で 会え る の が 当たり前 だった のに 》

《 今 は 君 に 会う 理由 や 会い たく ない 理由 を 探し て いる 》

き ゃ ー ! 冷 たっ 。

あっ 水 風船 ! ?

こんにゃく ! ? バケツ ! ?

やはり 凶 兆 ?

( 凪 ) フフフ … 。 苦しめ 苦しめ 。

( 凪 ) あっ ぎ ゃ ー !

な っ な っ … 何 だ ?

( 紘子 ) ちょっと さ 公生 。 →

お 持ち帰り と か やめ て くれ ない ? →

小春 の 教育 に 悪い ん だ けど 。 ( 小春 ) お ー 。

そんな ん じゃ ない です 。 ( 小春 ) オモチカエリ って なあ に ?

( 小春 ) ハンバーガー ? ( 凪 ) あっ … 。

気 が 付い た ? よかった 。

( 凪 ) ここ は ? ( 紘子 ) カワイイ わ ね ~ 。

その お 兄さん が 倒れ て た あなた を お 持ち帰り し て き た の 。

だから そんな ん じゃ … 。 ( 紘子 ) お 持ち帰り じゃ ん か 。

( 小春 ) オモチカエリ って なあ に ? →

ギョーザ ? ( 凪 ) あっ 。

あの あの もし かして 。 ( 紘子 ) えっ ?

瀬戸 紘子 先生 です か ! ?

そう です けど … 。

( 凪 ) 申し 遅れ まし た 。 →

胡桃 ヶ 丘 中学校 音楽 科 1 年 藍 里 凪 と 申し ます 。

( 紘子 ) へ ~ 音楽 系 の 名門 じゃ ない 。

はい 。 ピアノ を 専攻 し て い ます 。

私 ピアニスト です 。

《 ピアニスト が 木 の 上 で 何 し て た ん だ ? 》

瀬戸 先生 の 大 ファン な ん です 。 私 を 弟子 に し て ください !

はっ ? ( 凪 ) お 願い し ます !

う ~ ん 急に そんな こと 言わ れ て も … 。

学校 の 先生 に も 悪い し な ~ 。 →

じゃあ 私 を その 気 に させ て くれ ない ?

あなた の ピアノ で 。

分かり まし た 。

( 紘子 ) たたずまい は 一 級 品 ね 。 →

ショパン に する ? それとも バッハ ?

( 凪 ) で は 『 エチュード 作品 25 - 5 』 を 。

( 紘子 ) 《 毎 報 コンクール で 公生 が 弾 い た 曲 … 》

♪♪ 『 エチュード ホ 短調 作品 25 - 5 』

( 小春 ) お ~ 。

♪♪~

《 うまい 》

《 でも どうして こんなに とげとげしく 弾く ん だ ろ う 》

♪♪~

( 凪 ) 《 こんな 曲 》

( 凪 ) 《 こんな 曲 ! 》

♪♪~

( 小春 ) 上手 だ ね ー !

さすが 胡桃 ヶ 丘 中 。

今 の 中 1 って こんなに 弾ける の ?

は ~ レベル 高い な 。

あの どう です か ?

うーん 。

いい よ 。 ( 凪 ) あっ … 。

う う っ … 。 よかった です ~ 。

( 紘子 ) 泣か なく って も … 。

( 凪 ) 憧れ の 瀬戸 先生 に レッスン し て いただける なんて … 。

( 凪 ) 《 スネーク イン 》

よかった ね 。 ( 紘子 ) 公生 。

はい 。 あんた が 教え て や ん な 。

えっ ?

ええ ー ! ?

( 店員 ) ありがとう ござい まし た 。

《 黒 猫 も カラス も い ない 》

《 お 見舞い も 買って き た 》

《 無駄 に なったら もったいない もん な 。 うん 》

《 僕 は 伴奏 者 な ん だ から →

お 見舞い に 行く の は 当然 な ん だ よ 》

< 行ったり 来 たり 僕 は いつも 言い訳 を 探し てる >

≪ ( 渡 ) そん で 全身 び し ょび しょ に なって ん の あいつ 。

≪ アハ ハハ … 。 ≪ ( 渡 ) で 2 組 の 中村 が さ →

鼻水 吹き出す ほど 笑って ん の 。 ≪ 嘘 ~ 。

≪ ( 渡 ) あまり に も 勢い いい から さ 俺 も ちょっと 出 ちゃ った よ 鼻水 。

≪ ( 渡 ・ かをり の 笑い声 )

《 ケーキ 屋 さん の 子 に カヌレ 持っていって どう す ん だ 》

《 よかった 渡さ なく て 》

《 僕 は バカ だ 》

( 鳴き声 )

[ TEL ] う わ っ !

[ TEL ]

誰 ?

[ TEL ] 薄情 者 が ~ !

[ TEL ] 渡 君 は お 見舞い 来 て くれる の に 何で 君 は 来 ない の ! ? 鬼 !

えっ ! 何で 僕 の 番号 教え て なかった … 。

[ TEL ] 最近 声 聞い て ない なって 思って 。

[ TEL ] あっ 今 何 か 食べ てる でしょ 。

うん カヌレ 。

[ TEL ] いい な ~ カヌレ 食べ たい 。

今度 持っていく よ 。

[ TEL ] ホント ? 絶対 だ よ 絶対 !

うん 。

< 君 は 猫 の よう だ >

< 僕 が 近づけ ば ぷい っと 遠く へ 行って しまう >

< 傷つけ ば その 痛 み を 分かち合う よう に じゃれ て くる >

< だ から こんなに も い と おしい >

[ TEL ] 私 お 父さん の 作った カヌレ が いい な 。

うん 。 [ TEL ] 約束 だ よ 。

うん 。

< 夜 に 食べる カヌレ は ほろ苦く て 優しい 味 が する >

ふ ー ん 。 やっぱり ね 。 →

ど っか で 見 た 顔 だ と 思った 。 フッ 。

( かをり ) ♪♪ 「 ヌー ヌー カヌレ カヌレ ヌヌー 」

う わ っ 。

あれ ?

あれ ?

あれ ?

( うめき声 )

う う っ 。

う っ ! う っ ! 立って ! 立って よ !

私 の 脚 でしょ ! 立って ! 立って よ !

立て !

う う っ う っ … 。

あ あー ! !

♪♪~


Shigatsu wa Kimi no Uso (Your Lie in April ) Episode 15 shigatsu||kimi||uso|your|lie||april|episode Shigatsu wa Kimi no Uso (Your Lie in April) Episode 15

( 椿 ) 《 あー ! 壊れ てる ! 隠し て た のに 》 つばき||こぼれ||かくし|||

( 公生 ) 《 乾 い ちゃ った の か な 》 きみお|いぬい|||||| (Kousei) 《Maybe it's dried up》

( 椿 ) 《 頑張って 作った のに ! ピカピカ し て た のに ! 》 つばき|がんばって|つくった||ぴかぴか||||

( 公生 ) 《 椿 泣か ない で よ あ あっ ! 》 きみお|つばき|なか||||| Please don't cry, Tsubaki. But I worked so hard to make them! And they were so shiny!

( 椿 ) 《 うる せ え ! あっ ち 行け バカ 公生 ! 》 → つばき||||||いけ|ばか|きみお Shut up! Go away, idiot Kousei!

《 あんた な ん か い て も い なく て も おんなじ な ん だ から 》 It's all the same to me whether you're here or not!

♪♪~

( 生徒 ) おはよう 。 ( 生徒 ) おはよう 。 う わ 焼け てる ! せいと||せいと||||やけ| Wow, check out that tan!

( 生徒 ) 塾 通い で 遊べ なかった よ 。 せいと|じゅく|かよい||あそべ||

( 生徒 ) おはよう 。 ( 生徒 ) おはよう 。 せいと||せいと| Morning!

( 公生 ) 奥津 音 大 附属 高校 を 受験 しよ う と 思い ます 。 きみお|おくつ|おと|だい|ふぞく|こうこう||じゅけん||||おもい|

( 教師 ) あそこ は 県 外 だ な 。 きょうし|||けん|がい|| That's in another prefecture.

( 公生 ) はい 。 父 に も 許可 を もらい まし た 。 きみお||ちち|||きょか||||

( 公生 ) 家 を 出 ます 。 きみお|いえ||だ| (Kosei) I'm leaving home.

音楽 科 の 有名 校 は コンクール の 順位 や → おんがく|か||ゆうめい|こう||こんくーる||じゅんい| For famous music schools,

つい てる 先生 の 力 が もの を いう ので → ||せんせい||ちから||||| Because the power of the teacher who is lucky makes a difference →

僕 は 駄目 かも しれ ませ ん が 。 ( 椿 ) 《 えっ ? 》 ぼく||だめ||||||つばき| so I might not make the cut.

だったら 海外 は どう かって ピアノ の 先生 が 。 |かいがい||||ぴあの||せんせい| If so, how about a piano teacher abroad?

留学 し て た ころ の 知り合い を 紹介 して やる って 。 りゅうがく||||||しりあい||しょうかい||| I'll introduce you to an acquaintance from when I was studying abroad.

( 教師 ) おお グローバル だ な 。 ( 椿 ) 《 う う っ ! あん に ゃ ろ ~ 》 きょうし||ぐろーばる|||つばき||||||| (Teacher) Oh, it's global. (Tsubaki) 《Ugh! An Nya Ro ~》

( 教師 ) 頑張れ よ 。 はい 。 きょうし|がんばれ||

( 椿 ) 《 県 外 でも 海外 でも どこ に でも 行け ば いい じゃ ない 》 つばき|けん|がい||かいがい|||||いけ|||| Leave the prefecture, leave the country. Go wherever you want, for all I care!

( 椿 ) 《 唐 変 木 》 → つばき|とう|へん|き (Camellia) 《Tang Henki》 →

《 あんた な ん か い て も い なく て も 一緒 な ん だ から 》 |||||||||||いっしょ||||

《 い て も い なく て も 一緒 なら … 》 |||||||いっしょ| If it's all the same to you whether I'm here or not...

( 椿 ) あっ 。 → つばき|

う っ う っ う わ ~ !

( 椿 ) う っ う う … 。 つばき||||

( 柏木 ) 迷い が 表 に 出る たち な の よ ね 。 かしわぎ|まよい||ひょう||でる||||| So you're the type who can't hide her uncertainty.

( 生徒 ) 6 m2 1 cm 。 ( 柏木 ) 分かり やすい やつ 。 せいと|||かしわぎ|わかり|| 6 meters, 21 centimeters.

( 生徒 ) す ん げ え 。 ( 生徒 ) 墨 中 レコード だ 。 せいと|||||せいと|すみ|なか|れこーど| Holy crap! That's a school record! I can read you like a book.

( 公生 ・ 渡 ) あっ 。 ( 渡 ) ずる むけ じゃ ん か ! きみお|と||と||||| (Kousei/Watari) Oh. (Watari) Aren't you cheating!

アハハ ハハ ! おでこ に ばんそうこう … 。

あんた たち 笑い 過ぎ 。 ( 椿 ) 《 屈辱 》 ||わらい|すぎ|つばき|くつじょく You guys are laughing too hard.

( 椿 ) シャー ! ( 渡 ) う お ー ! それ 死 ん じゃ う ! つばき||と|||-||し||| (Camellia) Shah! (Watari) Oh! It's dead!

( 渡 ) 超 怖 え … 。 と|ちょう|こわ|

最近 椿 変 じゃ ない ? さいきん|つばき|へん|| Isn't Tsubaki strange lately?

( 柏木 ) 《 これ だ もん な … 》 かしわぎ||||

一 人 に し とい て あげ たら 。 ひと|じん||||||

( 椿 ) 《 悪かった わ ね ひどい 顔 で 》 → つばき|わるかった||||かお| Well, excuse me for my horrible face.

《 ばんそうこう だらけ で 》 →

《 能 天気 な 顔 で 笑い や が って 》 のう|てんき||かお||わらい||| Laughing at me with that nonchalant look on his face!

《 褒め て ほしかった のに 》 ほめ||| 《 I wanted you to praise me 》

《 家 を 出る よ 》 いえ||でる| I'm leaving home.

( 椿 ) 《 あんた と 話す と 悲しかったり 安心 し たり 》 → つばき|||はなす||かなしかったり|あんしん|| (Tsubaki) 《When I talk to you, I feel sad and relieved》 →

《 ぐちゃぐちゃ な 私 が バカ み たい じゃ ない 》 ||わたくし||ばか||||

( 子供 たち ) ん ~ ? こども||

( 椿 ) おりゃ あー ! ( 子供 ) あっ 大 車輪 ! つばき|||こども||だい|しゃりん (Tsubaki) Yes! (children) Ah, big wheels!

( 子供 たち ) あっ ! ( 椿 ) ふん ふん ふん ふん ! こども|||つばき||||

《 椿 》 つばき

《 椿 の 足 が で かい だけ だ 》 つばき||あし||||| It's just that your feet are huge.

( 柏木 ) 《 あんた は 弟 弟 って 呪文 を 唱え て 暗示 を かけ てる の 》 かしわぎ|||おとうと|おとうと||じゅもん||となえ||あんじ|||| (Kashiwagi) 《You are chanting a spell to imply that you are my brother》

( 柏木 ) 《 そう し ない と 怖い ん だ 》 かしわぎ|||||こわい|| Because you're too scared not to.

♪♪~

( 椿 ) あの 先輩 … 。 ( 斉藤 ) 俺 さ → つばき||せんぱい|さいとう|おれ|

好き な 人 が でき た ん だ 。 すき||じん||||| Hey... Senpai?

えっ 。 Huh?

その 人 さ 野球 部 の 年上 の マネジャー で → |じん||やきゅう|ぶ||としうえ||まねじゃー| He's the older manager of the baseball team.

落ち着 い て て 髪 が 長く て → おちつ||||かみ||ながく|

ポテチ 箸 で 食べる よう な 人 で さ 。 |はし||たべる|||じん|| I'm the kind of person who eats potato chips with chopsticks.

ほら 俺 たち って さ 似 過ぎ て ん だ ろ 。 |おれ||||に|すぎ||||

何て いう か 内野手 だ し 短髪 だ し が さつ だ し 。 なんて|||ないやしゅ|||たんぱつ|||||| What can I say, he's an infielder with short hair.

澤 部 俺 の 隣 は 居心地 悪 そう だ から 。 → さわ|ぶ|おれ||となり||いごこち|あく||| And you always seem so uncomfortable being by my side, Sawabe.

いつも 困った みたい に 笑う もん な 。 |こまった|||わらう|| I mean, you're always laughing like you don't know what to do.

( 斉藤 ) 俺 ら は さ → さいとう|おれ|||

自分 と 反対 の 人 が いい ん だ よ きっと 。 じぶん||はんたい||じん|||||| We should be with people who are the total opposite, probably.

あっ あの 私 … 。 ||わたくし

( 斉藤 ) しんみり し た の 柄 じゃ ない し さ 。 → さいとう|||||え|||| It's not our style to get all emotional, right?

らしく 別れよ う ぜ 。 |わかれよ||

( 椿 ) ごめんなさい … 。 → つばき|

ごめんなさい 。 ごめんなさい 。

何 だ よ 振って ん の は 俺 だ ぞ 。 何で 澤 部 が 謝 ん だ よ 。 なん|||ふって||||おれ|||なんで|さわ|ぶ||あやま|||

ありがとう 澤 部 。 俺 の 彼女 に なって くれ て 。 |さわ|ぶ|おれ||かのじょ|||| Thank you Sawabe. Please be my girlfriend.

♪♪ ( 『 月 の 光 』 の 演奏 ) つき||ひかり||えんそう

♪♪~

あっ … 。 よっ 。

もっと 詰め て 。 練習 する ん だ から 。 |つめ||れんしゅう|||| Scoot over, I've got to practice.

押さ ない で よ 。 落 っこ ちる 。 おさ||||おと||

変 な 音さ せ てる な って 思ったら やっぱり 椿 か 。 へん||おんさ|||||おもったら||つばき| I thought I heard the piano making some strange sounds. So it was you, after all.

やっぱり って … 。 What do you mean, after all?

♪♪ ( 『 月 の 光 』 の 演奏 ) つき||ひかり||えんそう

♪♪~

何も 聞か ない ん だ ね 。 なにも|きか|||| You haven't heard anything.

話し たい の なら 聞く よ 。 はなし||||きく| If you want to talk, I'll listen.

振ら れ ちゃ った 。 ふら||| I just got dumped.

ずっと 憧れ て た 先輩 で → |あこがれ|||せんぱい|

カッコ 良く て 優しく て 。 かっこ|よく||やさしく| So good-looking and sweet...

私 に とって は 高価 な アイス み たい な 人 。 わたくし||||こうか||あいす||||じん

アイス なんて 感じ じゃ なく て → あいす||かんじ||| It doesn't feel like ice cream →

もっと しゃれ た …\ N 120 ミリ リットル くらい の 。 |||n|みり||| More fancy...\ N About 120 milliliters.

《 私 に は 似合わ ない アイス 》 わたくし|||にあわ||あいす The kind of ice cream that's not my style.

告 られ て 浮かれ て 意固地 に なって … 。 こく|||うかれ||いこじ|| He told me he liked me...

愛想 尽かさ れ て 。 あいそ|つかさ|| He ran out of love for me.

その 人 … 。 |じん

傷つけ ちゃ った 。 きずつけ||

私 バカ だ から 自分 の こと 何も 知ら なかった 。 わたくし|ばか|||じぶん|||なにも|しら| I was so stupid that I didn't know anything about myself.

《 気付か ず に い たかった 》 → きづか||||

《 今 が ずっと 続け ば いい って 思って た から 》 いま|||つづけ||||おもって|| 《 Because I thought it would be fine if this moment lasted forever 》

《 でも … 》

( 渡 ) 《 スター に なり 損ね ち まった 》 と|すたー|||そこね|| But...

《 奥津 音 大 附属 高校 を 受験 しよ う と 思い ます 》 おくつ|おと|だい|ふぞく|こうこう||じゅけん||||おもい| 《I'm thinking of taking the entrance exam for the Okutsu College of Music Attached High School》

( 椿 ) 《 時間 は 流れる 》 → つばき|じかん||ながれる Time keeps flowing...

《 渡 も 公生 も → と||きみお| Both Watari...

怖く たって 苦しく たって 先 が 見え なく たって → こわく||くるしく||さき||みえ|| Even if you are scared and in pain and you can't see the future →

何 か を 求め → なん|||もとめ

一 歩 一 歩 踏みしめ て → ひと|ふ|ひと|ふ|ふみしめ| step by step →

自分 を 奮い立た せ ながら 触発 し 合い ながら → じぶん||ふるいたた|||しょくはつ||あい|

支え合い ながら 進 も う と して いる 》 → ささえあい||すすむ||||| We are trying to move forward while supporting each other >> →

《 私 だけ 踏み出せ ない で いる 》 わたくし||ふみだせ|||

( 椿 ) 《 時間 って 止まる の ね 》 つばき|じかん||とまる||

( 椿 ) 《 時間 が 止まって いる の は 私 だ 》 つばき|じかん||とまって||||わたくし| I'm the only one who's frozen in time...

♪♪~

何 よ さっき から ピアノ ばっ か 弾 い て ! なん||||ぴあの|||たま||

音楽 バカ ! ちょっと は 慰めろ ! 役立た ず ! おんがく|ばか|||なぐさめろ|やくだた| Music nerd! Can't you at least try to comfort me, you useless jerk?

こんな の い て も い なく て も 一緒 じゃ ん 。 |||||||||いっしょ|| With or without this, we're together.

じゃあ … 。

《 い て も い なく て も 一緒 なら … 》 |||||||いっしょ| 《If we're together, with or without...》

一緒 に いる よ 。 いっしょ||| Then I'll stay with you.

そば に いる よ 。

ひきょう 者 ! 痛 っ 。 痛い ! |もの|つう||いたい That's so unfair! Being so nice to a girl who just got dumped...

振ら れ た 女 に 優しく する なんて ! ふら|||おんな||やさしく|| How dare you be nice to a woman who got dumped!

♪♪ ( 『 月 の 光 』 の 演奏 ) つき||ひかり||えんそう

別に 優しく なんて し て ない よ 。 べつに|やさしく||||| I'm not being nice to you.

いつも どおり だ よ 。

《 つらい とき も 悲しい とき も いつも そば に い た → |||かなしい||||||| << You were always by my side during hard times and sad times →

弟 じゃ ない 男の子 》 おとうと|||おとこのこ A boy who is not a younger brother

《 一緒 に いる よ 》 ( 椿 ) 《 嘘つき 》 → いっしょ||||つばき|うそつき

《 私 から 離れ て いく くせ に 》 → わたくし||はなれ|||| 《 Even though you leave me 》 →

《 遅い かも しれ ない けど 諦め たく ない 》 おそい|||||あきらめ|| 《 It may be late , but I don't want to give up 》

《 内野手 だ けど が さつ だ けど → ないやしゅ|||||| I may be an infielder, and rough, and I may not know anything about the piano,

ピアノ の こと なんて 分か ん ない けど → ぴあの||||わか|||

この 人 の そば に い たい 》 |じん||||| but I want to be with this person.

《 音楽 なんて 大嫌い 》 おんがく||だいきらい 《I hate music》

《 いつも 公生 を 遠く に 連れ て いく 》 |きみお||とおく||つれ|| 《 Always takes Kousei far away 》

見 て よ 椿 。 月 が 出 てる よ 。 み|||つばき|つき||だ||

何 よ それ … 今 関係ない じゃ ん 。 なん|||いま|かんけいない|| What is that...it doesn't matter now.

でも 奇麗 だ よ 。 |きれい||

《 だ から 優しく し ない で 》 ||やさしく||| I told you, don't be nice to me...

《 優しく 寄り添わ ない で 》 やさしく|よりそわ|| 《 Don't snuggle up gently 》

( 椿 ) 《 進め 踏みだせ 私 》 → つばき|すすめ|ふみだせ|わたくし

《 私 の 時間 動け 》 わたくし||じかん|うごけ

♪♪ 『 エチュード 嬰 ニ 短調 作品 8 - 12 』 |えい||たんちょう|さくひん

♪♪~

( 観客 ) ブラボー ! ( 観客 ) エミリーン ! かんきゃく||かんきゃく|

妖艶 。 ようえん Bewitching!

( 紘子 ) 面白い 子 を 育て て ます ね 。 落合 先生 。 ひろこ|おもしろい|こ||そだて||||おちあい|せんせい You're certainly training an intriguing girl, Ms. Ochiai.

( 落合 ) 若い 才能 は ぶつかり合って → おちあい|わかい|さいのう||ぶつかりあって When young talent collides, they polish each other until they each achieve a sheen.

互い を 研磨 する よう に 輝き 合う 。 → たがい||けんま||||かがやき|あう

有馬 君 に お 礼 を 言 っと い て ちょうだい 。 ありま|きみ|||れい||げん|||| Please thank Arima-kun for me.

( 絵 見 ) 《 待って ろ 有馬 》 → え|み|まって||ありま Just you wait, Arima!

《 う うん 振り返る な 》 → ||ふりかえる| No...

《 進め ずっと 先 に 》 → すすめ||さき|

《 私 が 必ず 追い付 い て やる から 》 わたくし||かならず|おいつ|||| I swear I'm gonna catch up to you!

( 観客 たち の 歓声 ・ 拍手 ) かんきゃく|||かんせい|はくしゅ (audience cheers and applause)

≪ ( 観客 たち の 歓声 ・ 拍手 ) かんきゃく|||かんせい|はくしゅ ≪ (audience cheers and applause)

( 武士 ) う っ 。 ぶし||

単なる お 見舞い な ん だ から 悩む こと な ん か ない ん だ ! たんなる||みまい|||||なやむ||||||| You're just going to visit her in the hospital, so what's there to worry about?

あっ カラス ! ? 黒 猫 ! ? |からす|くろ|ねこ

凶 兆 … 。 きょう|ちょう Evil omens...

《 やっぱり お 見舞い は また に しよ う 》 ||みまい||||| I guess I'll go see her another time.

( かをり ) 《 言い訳 ばっかり 》 かおり|いいわけ| All you do is make excuses.

《 少し 離れる と 途端 に 会い づらく なる 》 すこし|はなれる||とたん||あい||

《 音楽 室 で 会え る の が 当たり前 だった のに 》 おんがく|しつ||あえ||||あたりまえ|| Even though I didn't think twice about seeing you in the music room.

《 今 は 君 に 会う 理由 や 会い たく ない 理由 を 探し て いる 》 いま||きみ||あう|りゆう||あい|||りゆう||さがし|| Now I'm searching for reasons to see you, and not to see you.

き ゃ ー ! 冷 たっ 。 ||-|ひや| Come on! It's cold.

あっ 水 風船 ! ? |すい|ふうせん A water balloon!?

こんにゃく ! ? バケツ ! ? |ばけつ Konnyaku?

やはり 凶 兆 ? |きょう|ちょう

( 凪 ) フフフ … 。 苦しめ 苦しめ 。 なぎ||くるしめ|くるしめ

( 凪 ) あっ ぎ ゃ ー ! なぎ||||-

な っ な っ … 何 だ ? ||||なん|

( 紘子 ) ちょっと さ 公生 。 → ひろこ|||きみお

お 持ち帰り と か やめ て くれ ない ? → |もちかえり|||||| would you mind not getting things to go? Seto

小春 の 教育 に 悪い ん だ けど 。 ( 小春 ) お ー 。 こはる||きょういく||わるい||||こはる||- It's bad for Koharu's education. (Koharu) Oh.

そんな ん じゃ ない です 。 ( 小春 ) オモチカエリ って なあ に ? |||||こはる|||| It's not like that. (Koharu) What is Omochikaeri?

( 小春 ) ハンバーガー ? ( 凪 ) あっ … 。 こはる|はんばーがー|なぎ| Like burgers?

気 が 付い た ? よかった 。 き||つけい|| She's come to. Thank goodness!

( 凪 ) ここ は ? ( 紘子 ) カワイイ わ ね ~ 。 なぎ|||ひろこ||| Where am I?

その お 兄さん が 倒れ て た あなた を お 持ち帰り し て き た の 。 ||にいさん||たおれ||||||もちかえり||||| That boy over there brought you home, like takeout, when you fainted.

だから そんな ん じゃ … 。 ( 紘子 ) お 持ち帰り じゃ ん か 。 ||||ひろこ||もちかえり||| I'm telling you, it's not like that...

( 小春 ) オモチカエリ って なあ に ? → こはる|||| What's getting things to go? Like pot stickers? But you did get her to go!

ギョーザ ? ( 凪 ) あっ 。 ぎょーざ|なぎ| What's getting things to go? Like pot stickers?

あの あの もし かして 。 ( 紘子 ) えっ ? ||||ひろこ|

瀬戸 紘子 先生 です か ! ? せと|ひろこ|せんせい|| Are you Hiroko Seto? ?

そう です けど … 。 Well, yes...

( 凪 ) 申し 遅れ まし た 。 → なぎ|もうし|おくれ|| I should've introduced myself sooner.

胡桃 ヶ 丘 中学校 音楽 科 1 年 藍 里 凪 と 申し ます 。 くるみ||おか|ちゅうがっこう|おんがく|か|とし|あい|さと|なぎ||もうし| I'm a first year in the music course at Kurumigaoka Junior High.

( 紘子 ) へ ~ 音楽 系 の 名門 じゃ ない 。 ひろこ||おんがく|けい||めいもん|| Oh? That's a prestigious music school.

はい 。 ピアノ を 専攻 し て い ます 。 |ぴあの||せんこう||||

私 ピアニスト です 。 わたくし|ぴあにすと|

《 ピアニスト が 木 の 上 で 何 し て た ん だ ? 》 ぴあにすと||き||うえ||なん||||| What was a pianist doing up in a tree?

瀬戸 先生 の 大 ファン な ん です 。 私 を 弟子 に し て ください ! せと|せんせい||だい|ふぁん||||わたくし||でし|||| I'm a big fan of Mr. Seto. Please take me as your disciple!

はっ ? ( 凪 ) お 願い し ます ! |なぎ||ねがい|| Huh?

う ~ ん 急に そんな こと 言わ れ て も … 。 ||きゅうに|||いわ||| Mm, you've kind of put me on the spot here...

学校 の 先生 に も 悪い し な ~ 。 → がっこう||せんせい|||わるい|| It wouldn't be right to do that to your own teacher...

じゃあ 私 を その 気 に させ て くれ ない ? |わたくし|||き||さ せ||| Could you convince me with your playing?

あなた の ピアノ で 。 ||ぴあの|

分かり まし た 。 わかり|| All right.

( 紘子 ) たたずまい は 一 級 品 ね 。 → ひろこ|||ひと|きゅう|しな| (Hiroko) The appearance is first class. →

ショパン に する ? それとも バッハ ? ||||ばっは Would you like to play Chopin? Or maybe Bach?

( 凪 ) で は 『 エチュード 作品 25 - 5 』 を 。 なぎ||||さくひん| Well, then, Etude Op. 25 No. 5.

( 紘子 ) 《 毎 報 コンクール で 公生 が 弾 い た 曲 … 》 ひろこ|まい|ほう|こんくーる||きみお||たま|||きょく The piece Kousei played at the Maihou Competition...

♪♪ 『 エチュード ホ 短調 作品 25 - 5 』 ||たんちょう|さくひん

( 小春 ) お ~ 。 こはる| Ah!

♪♪~

《 うまい 》

《 でも どうして こんなに とげとげしく 弾く ん だ ろ う 》 ||||はじく|||| But... Why is she playing it so harshly?

♪♪~

( 凪 ) 《 こんな 曲 》 なぎ||きょく A song like this!

( 凪 ) 《 こんな 曲 ! 》 なぎ||きょく A song like this!

♪♪~

( 小春 ) 上手 だ ね ー ! こはる|じょうず|||- You're really good, huh?

さすが 胡桃 ヶ 丘 中 。 |くるみ||おか|なか I'd expect no less from Kurumigaoka Junior High...

今 の 中 1 って こんなに 弾ける の ? いま||なか|||はじける| Are first years today really capable of playing like this?

は ~ レベル 高い な 。 |れべる|たかい| You sure can play at a high level.

あの どう です か ?

うーん 。 Hmm...

いい よ 。 ( 凪 ) あっ … 。 ||なぎ| All right.

う う っ … 。 よかった です ~ 。

( 紘子 ) 泣か なく って も … 。 ひろこ|なか||| You don't have to cry...

( 凪 ) 憧れ の 瀬戸 先生 に レッスン し て いただける なんて … 。 なぎ|あこがれ||せと|せんせい||れっすん||||

( 凪 ) 《 スネーク イン 》 なぎ||いん Sneaked in. Eyedrops

よかった ね 。 ( 紘子 ) 公生 。 ||ひろこ|きみお

はい 。 あんた が 教え て や ん な 。 |||おしえ|||| Yes?

えっ ? Huh?

ええ ー ! ? |-

( 店員 ) ありがとう ござい まし た 。 てんいん|||| Thank you very much!

《 黒 猫 も カラス も い ない 》 くろ|ねこ||からす|||

《 お 見舞い も 買って き た 》 |みまい||かって|| 《 I also bought a visit 》

《 無駄 に なったら もったいない もん な 。 うん 》 むだ|||||| It would be a shame to let it go to waste... Uh-huh.

《 僕 は 伴奏 者 な ん だ から → ぼく||ばんそう|もの|||| I'm her accompanist, so it's only natural that I'd go see her.

お 見舞い に 行く の は 当然 な ん だ よ 》 |みまい||いく|||とうぜん|||| It's only natural for you to visit me.』

< 行ったり 来 たり 僕 は いつも 言い訳 を 探し てる > おこなったり|らい||ぼく|||いいわけ||さがし| Coming and going... I'm always searching for an excuse.

≪ ( 渡 ) そん で 全身 び し ょび しょ に なって ん の あいつ 。 と|||ぜんしん||||||||| And so she's totally soaked, from head to toe!

≪ アハ ハハ … 。 ≪ ( 渡 ) で 2 組 の 中村 が さ → ||と||くみ||なかむら||

鼻水 吹き出す ほど 笑って ん の 。 ≪ 嘘 ~ 。 はなみず|ふきだす||わらって|||うそ he's laughing so hard he's got snot dripping from his nose!

≪ ( 渡 ) あまり に も 勢い いい から さ 俺 も ちょっと 出 ちゃ った よ 鼻水 。 と||||いきおい||||おれ|||だ||||はなみず And then I burst into laughter, too, so hard that I had a little drip going, too. Of snot! No way!

≪ ( 渡 ・ かをり の 笑い声 ) と|かおり||わらいごえ

《 ケーキ 屋 さん の 子 に カヌレ 持っていって どう す ん だ 》 けーき|や|||こ|||もっていって||||

《 よかった 渡さ なく て 》 |わたさ|| Thank goodness I didn't give them to her.

《 僕 は バカ だ 》 ぼく||ばか|

( 鳴き声 ) なきごえ (cry)

[ TEL ] う わ っ ! tel|||

[ TEL ] tel

誰 ? だれ

[ TEL ] 薄情 者 が ~ ! tel|はくじょう|もの| [ TEL ] A heartless person!

[ TEL ] 渡 君 は お 見舞い 来 て くれる の に 何で 君 は 来 ない の ! ? 鬼 ! tel|と|きみ|||みまい|らい|||||なんで|きみ||らい|||おに Watari-kun's always coming to see me, so why don't you ever show up?

えっ ! 何で 僕 の 番号 教え て なかった … 。 |なんで|ぼく||ばんごう|おしえ|| eh ! Why didn't you give me my number...

[ TEL ] 最近 声 聞い て ない なって 思って 。 tel|さいきん|こえ|ききい||||おもって I was just thinking that I hadn't heard your voice lately.

[ TEL ] あっ 今 何 か 食べ てる でしょ 。 tel||いま|なん||たべ|| [ TEL ] Ah, you're eating something right now, right?

うん カヌレ 。 Yeah. A canelé.

[ TEL ] いい な ~ カヌレ 食べ たい 。 tel||||たべ| Lucky you! I wish I could have a canelé.

今度 持っていく よ 。 こんど|もっていく| I'll bring some to you sometime.

[ TEL ] ホント ? 絶対 だ よ 絶対 ! tel|ほんと|ぜったい|||ぜったい

うん 。 Sure.

< 君 は 猫 の よう だ > きみ||ねこ||| You're just like a cat.

< 僕 が 近づけ ば ぷい っと 遠く へ 行って しまう > ぼく||ちかづけ||||とおく||おこなって| If I approach you, you turn tail and head off, far away.

< 傷つけ ば その 痛 み を 分かち合う よう に じゃれ て くる > きずつけ|||つう|||わかちあう|||||

< だ から こんなに も い と おしい > That's why... I feel so much love for you.

[ TEL ] 私 お 父さん の 作った カヌレ が いい な 。 tel|わたくし||とうさん||つくった|||| I'd like to have my dad's canelés.

うん 。 [ TEL ] 約束 だ よ 。 |tel|やくそく|| Okay.

うん 。 Sure.

< 夜 に 食べる カヌレ は ほろ苦く て 優しい 味 が する > よ||たべる|||ほろにがく||やさしい|あじ|| A canelé eaten at night has a slightly bitter, gentle taste.

ふ ー ん 。 やっぱり ね 。 → |-||| Hmm... Just as I thought.

ど っか で 見 た 顔 だ と 思った 。 フッ 。 |||み||かお|||おもった| I thought her face looked familiar.

( かをり ) ♪♪ 「 ヌー ヌー カヌレ カヌレ ヌヌー 」 かおり||||| Nous... Nous... Canelé... Canelé... Nous, nous...

う わ っ 。

あれ ? Huh?

あれ ? Huh?

あれ ? Huh?

( うめき声 ) うめきごえ

う う っ 。

う っ ! う っ ! 立って ! 立って よ ! ||||たって|たって|

私 の 脚 でしょ ! 立って ! 立って よ ! わたくし||あし||たって|たって|

立て ! たて

う う っ う っ … 。

あ あー ! !

♪♪~