結婚 できない 男 シーズン 1-6: 融通 きか なくて 悪い か (3)
じゃ 我慢 して やれば いい じゃ ないで す か
そんな こと で いちいち キレ て たら キリ が ない で すよ
俺 は 自分 の 気持ち に 正直で い たい から 断った だけ だ よ
変な 人 ( 信 介 ) 変で 結構です
( 鍵 の かかる 音 )
せっかく 人 が …
もう 放っとこう
ケン ちゃん おいで
♪( クラシック )
そう な んです か ( 摩耶 ) ホント 困った ヤツ で
あっ … どうぞ
でも どうして 私 に そんな 話 を ?
それ が お 恥ずかしい 話 な んです けど
あいつ も あなた の 言う こと なら 聞く んじゃ ない か と 思って
えっ ? だって あなた だけ 部屋 に 入れた んでしょう ?
あっ … 入れ たくて 入れた わけじゃ ない と 思い ます よ
そう だ と して も 一 度 許した 相手 に は
ガード が 緩く なる って いう か
そういう 問題 でしょう か ?
それ に 八木 さん の こと で あなた に お 世話に なった んでしょう ?
いや お 世話 って いう か … ( 摩耶 ) お 願い し ます !
もう 工務 店 と か 内装 業者 と か いろんな とこ が 関わって きちゃ って
今更 やめる と 困る 人 が たくさん いる んです
お 願い し ます !
( 店員 ) お 待た せ し ました ミックス です
どうぞ ご ゆっくり ( 信 介 ) どうも
どういう こと です か ? ( 夏美 ) ええ アハハ … あの …
この 間 桑野 さん が 焼いて くれた お好み焼き が
すごく おいしかった んで
この 間 は バカに して ませ ん でした ? ( 夏美 ) そんな こと ないで すよ
フフッ …
分かり ました ( 夏美 ) フフッ …
空気 を 含ま せる 感じ で かき混ぜる んでした よ ね
そう です
山盛り に して 3 センチ ぐらい の 厚 さ に 伸ばす と …
やっぱり 何 か 裏 が あり そうだ な
えっ ? ( 信 介 ) 何 です か ?
結城 さん って 人 の 仕事 の 件 です ( 信 介 ) えっ ?
あっ … 予定 どおり やる わけに は いか ない んです か ?
あなた に は 関係ない でしょう ? ( 夏美 ) うん あり ませ ん よ
でも あなた が この 仕事 を 断る と 困る 人 が たくさん いる んでしょう ?
ここ は 私 に 免じて って いう か … ( 信 介 ) 意味 不明だ な
この 間 は ここ で 助けて あげた じゃ ないで す か
さあ …
そう です か そういう 人 です か …
まあ 確かに あなた に は 借り が ある かも しれ ませ ん
でも それ と これ と は 違う これ は ね 僕 の 仕事 な んです
どうして そう かたくなな んです か ?
ポリシー の 合わ ない 人 の 家 を 作って も
いい 仕事 が できる と は 思え ない から です よ
医者 は 相手 の ポリシー と は 関係なく 治療 し ます けど
仕事 の 種類 が 違う ( 夏美 ) そう でしょう か ?
私 は いつも 患者 さん と 正面 から 向き合って ます
あなた だって そういう … ( 信 介 ) あいにく ね
僕 が 向き合って る の は 家 な んです
僕 は ね ただ いい 家 が 作り たい んです
この 点 だけ は 妥協 でき ませ ん !
そう です か
しょうがない で すね
ホント … しょうがない 人 です あなた は
( 焼ける 音 )
あっ ! ( 夏美 ) ああ っ !
ちょっと これ … あれ ? ( 夏美 ) ああ っ !
うわ っ … これ … これ もう ダメだ これ やり 直し
まあ 食べ られ ない こと ないで すよ
イヤ ダメです よ ! ちょっと お嬢さん
ちょっと これ 捨てて ください
いい じゃ ないで す か これ くらい
いや ダメです よ ( 夏美 ) やめ なさい って
おはよう ( 英治 ) おはよう ございます
( ため息 )
( 携帯 電話 の 着信 音 )
はい … どうも
あの … ゆうべ 桑野 さん に 会い ました
はい
どう でした ? ( 夏美 ) それ が その …
ああ 俺 あの 仕事 やる から ( 摩耶 ) えっ
あの 実 は … ( 摩耶 )“ やる ” って 言って ます
えっ ?
今朝 に なって 急に 結城 さん に
自分 の 家 作り の ポリシー ぶつけて みる って 言いだし や がって
フフッ … ホント な に 考えて んだ か
どうやら 本気 みたいです ホントに ありがとう ございました
は ぁ … ( 摩耶 ) 借り が できちゃ い ました ね
あいつ を うまく 操縦 する 何 か 秘けつ で も ある んです か ?
さあ … ( 摩耶 ) 教えて ほしい
なに ブツブツ 言って んだ ? ほら 打ち合わせ しよう よ
は いはい ! それ じゃ お 礼 は 改めて 失礼 し ます
さあ !
なんで ?
どう ? 王さま と 結婚 した ?
まだ です なんか すごい こと に なって ます
ほか の 国 の 王子 に さらわ れて
それ が もと で 戦争 に なっちゃ って ます
現実 は 理想 どおり に は いか ない もの よ ね
私 自分 が 男 の 人 に 求める もの って お 金 と か 地位 より ―
私 だけ を 見て くれる って こと な んじゃ ない か なって
気 が して き ました ( 夏美 ) ふ ~ ん …
まあ コロコロ 変わる んです けど 私
私 も 男性 に 求める もの が はっきり した の
何で すか ?
その 人 が 何 を 考えて る か ちゃんと 理解 できる こと
いらっしゃい ませ
あった !
よし
ど いて
いらっしゃい ませ
こちら リメーク 版 に なり ます けど よろしい です か ?
えっ ? リメーク 版 ?
借り ない んです か ?
妥協 し たく ない んで フッ …