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地獄少女 三鼎, 地獄少女 三鼎 - 16

山河 三 差 路 分かれ 道

守り たい の は 己 か 人 か

常 世 の 闇 か …

非だ の 乱れ は 貢が ない

終わる 事 ない 阿 鼻 の 芸

時に 分け入れ 扉 が 開く

晴らせ ぬ 恨み 晴らし ます

ケンケンパ ケンケンパ …

ケンケンパ

本当に 面白かった んだ よ

え そう マジ ? 来れば よかった のに

だ よ ねぇ

地獄 少女 そこ を 退いて

行って も 無駄 よ

退いて !

怨み 聞き届けたり

お 早う ございます

っあ 名和 中島 知ら ない か ?

寮 に い ない んだ

欠勤 の 連絡 も 無くて

お前 仲 良かった から

何か知ら ない か と 思って

さあ 分から ないで すね

そう か

何 か 連絡 あったら

主任 さん に 言 っと いて くれよ なあ

はい

名和 今晩 さあ

俺 の 彼女 の 女 と ころし と 飲む んだ けど

お前 も 来 ない か ?

事実 上 合 コン だ よ 合 コン

たまに は 付き合えよ

人数 バランス 合わ なくて さあ

いや 俺 そういう の は 苦手だ から

何 だ よ 付き合い は 悪い なあ

や っぱ あっ ち の 趣味 な の か なあ

お 兄ちゃん

加世 ちゃん

油 くさい

遊んで やら ない ぞ

いつも すいません 名和 さん

いえ 子ども が 好きな だけ です から

子ども じゃ なくて 加世 が 好きな んでしょ

そう だ ね

ケンケンパ …

大丈夫 ?

もう 一 回 行く よ

職場 じゃ ロリコン 扱い か

いい 年 した 若い の が

ちっちゃ い 女の子 と 遊んで りゃ そりゃ ね

昔 は そんな 色 眼鏡 で 見る ほう が おかしかった が なぁ

時代 って やつで すね

ケンケンパ …

え 今日 から

事務 員 と して 入って もらう 宮島 幸 さん です

皆さん よろしく お 願い し ます

中島 さん 未 だ 連絡 無い んだ って よ

止めた んでしょ どうせ

辞表 の 一 つ も 出せ ない の かしら ねぇ

多い の 凡そ 若い 人

常識 も なにも あった ん もん じゃ ない

宮島 さん

ねぇ お 願い だ から さあ 付き合って よ

一 遍 だけ で いい だ から さあ

あの そう 言う の 困り ます から

宮島 さん 見 たい な 若くて 綺麗な 人 が

来て くれて さあ

俺 ら も 顔 が 立つ の よ

此処 を お 婆さん ばかり じゃあ

だから さあ

二 時間 ぐらい お 酒 飲んで 笑って って

くれる だけ で いんだ から ねぇ

すみません 本当に 御免なさい

有難う ございます 助かり ました

いえ 別に

お礼 に 夕飯 でも 奢 ら せて くれ ませ ん か

駅前 あたり で いかがです

ごめんなさい 今日 は ちょっと 約束 が あって

お 兄ちゃん

今日 は 隠れん坊 だ から ね

ああ わかって る よ

それ じゃ 後 で ねぇ

約束 って …

はい

子ども が お 好きな んです ね

それ じゃ 明日 の お 昼 奢 ら せて くれ ませ ん か ?

いい でしょ

ええ

名和 さん なんにも しゃべら ない んです ね

すいません

じゃあ 私 から 聞いて いい です か ?

お 幾 つ です か ?

二十七

出身 は ?

埼玉

趣味 は ?

別に

彼女 は ?

いま せ ん

うち に 帰って から 何 して ます か ?

なんとなく

名和 さん って 人 が わかった ような 気 が し ます

つまらない 人間 です よ

でも 落ち着く わ 名和 さん と いる と

他の 人 みたいに ギラギラ して なくて

そう です か ?

職場 の 事 色々 教えて くれ ませ ん か ?

他の 人 に は 何となく 聞き 辛く って

ええ 俺 で よければ

お 友だち の きく り ちゃん

覚えて おいて 損 は ない ぞ

お にいちゃん なんか 嬉し そう

なんか いい こと あった ?

いや 別に 何も

あの お 姉ちゃん が 好きな んでしょ

色 気づいて きた なあ

そう な んでしょ

あんまり 生意気 言う と もう 遊んで やら ない ぞ

これ 何 ?

昔 から ある アザ だ よ

前 あった っけ ?

あった っけ

あった っけ

夕飯 未 だ でしょ ?

包丁 錆びて ます よ

たまに は 使って あげ ない と

名和 さん 中島 さん って 人 と なか 良かった んです って

そんな ん で も ない けど

でも

よく 加世 ちゃん と 三 人 で 遊んで たって

たまに ね

連絡 と か 無い んです か ?

行方 不明 で 困って る って 皆 が

あの

もう やめて くれ ない か な こういう の

どういう こと です か

気持ち は 嬉しい し

迷惑 って わけで も ない んだ

でも 色々 あって

色々 って 何 です か ?

とにかく

俺 は 君 に こんな こと して もらう 資格 なんて ない んだ

帰って くれ ない か ?

ずいぶん 一方的な んです ね

御免

事情 を 聞か せて くれ ませ ん か ?

それ で 納得 できたら 帰り ます

言って も 信じて くれ ない よ

そんな の 聞いて み なくちゃ わから ない わ !

地獄 少女 って 知って る かい ?

地獄 少女 ?

話 に 聞いて た だけ だった

深夜 の 零 時 に

地獄 通信 って サイト に アクセス し

怨み の ある 奴 の 名前 を 書き込む と

地獄 少女 が そい つ を 地獄 に 流して くれる って

でも 本当だった

藁 に も すがる 思い で

ある 男 の 名前 を 書いたら

地獄 少女 に 会えた んだ

ある 男 って

中島 だ よ

こんにちは 楽し そうだ ねぇ

中島 は 工場 に 入って すぐ 俺 たち に 近づいて きた

なんとなく

胡散臭い もの を 感じた けど

加世 ちゃん は なんにも 疑って なかった し

俺 たち は 三 人 で 遊ぶ ように なった んだ

よし 可愛く 取れ だ ぞ

は あ 変な 顔

俺 は なんとなく

中島 に 自分 と は 違う もの を 感じた

ある 日 中島 の 部屋 に 忍び込んで 家探し して みた

それ が 出て きた

かなり 際どい ショット も あった

俺 は あいつが そういう 趣味 だ と 確信 した

中島 お前 なんて こと ?

取って る だけ だ

手 を 出す つもり は 無い

そういう 問題 じゃ ないだ ろ

見て いる だけ で 幸せな んだ よ

それ 押し付け られる

あの 子 は どう なる ?

分かっちゃ い ない よ

未 だ 子供 何 だ から

そう 騒ぐ な よ

お 仲間 だ ろ

一緒に する な !

もし それ 以上 何 か したら

本当に お 仲間 だって 言いふらし っちゃ う ぜ

黙って で くれよ

一線 越える つもり が ない んだ から さあ

その 時 地獄 少女 の 噂 を 思い出した んだ

人 を 呪わ ば 穴 二 つ

自分 も 地獄 に 落ちる んだ そうだ

でも そんな こと は どうでも 良かった

加世 ちゃん を 守り たかった んだ

それ で

だから 俺 は 地獄 へ 落ちる って 決まって る 人間 な んだ

そんな 男 に こんな

君 は 報われ ない よ

夕べ あれ から 色々 考えた んです

名和 さん の した こと や 言った こと 色々

それ で 思った の

地獄 に 落ちる と 決まって る 人 だって

幸せに なっちゃ いけない わけな いって

でも

加世 ちゃん を 見て あの 子 は あなた と 遊んで る 時

あんなに 幸せ そうに して る

あなた に は まだ 人 を 幸せに する 力 は 残って る の よ

宮島 さん

わたし と 一緒に 生きて いき ませ ん か

これ から の 人生

今日 は 遅かった ね

ごめん ね 加世 ちゃん 今日 は 遊んで やれ ない んだ

どうして ?

大事な 用事 が できちゃ って

あの お 姉ちゃん と ?

じゃあ しょうがない ね

今日 は あきらめて あげる 明日 は きっと だ よ

あぁ 約束 だ

いらっしゃい

今 お茶 入れる から ゆっくり して て ね

高校 の 先輩 だった の

卒業 して から ずっと 付き合って た

彼 の 趣味 を 知った 時 は 驚いた けど

二 人 で いる とき は そんな の 関係なかった

わたし たち うまく いって た の よ

きっ 君 は

突然 行方 を 絶ったり する ような 人 じゃ なかった

警察 に も 行った けど 相手 に して くれ ない

自分 で なんとか する しか ない と 思った

それ で 工場 に 入った の

あなた が 仲 良かった って 聞いた から

なんとか 取り入り たい と 思った けど

うまく いって 良かった わ

騙した の か ?

彼 の こと 好きだった の

あの 人 の ため なら 何 だって やる わ

あたし の こと 好きに なった ?

テッペン から 地獄 に 突き落として あげる

やっ やめ

未来 よ あの 人 の

怨み 怨 まれ また 誰 か を 怨 む

流し 流さ れ また 誰 か が 流さ れる

繰り返し を わたし は 何度 も 見て きた

誰 に も 止め られ ない わ

でも でも 誰 か が 止め なくちゃ

そんな の そんな こと 間違って る もの

あの 男 は もう 糸 を 解いて しまった

でも まだ あの 女 の 人 は …

彼 が 流さ れる の を 止め られる かも しれ ない

まだ 間に合う かも しれ ない

そこ を 退いて !

好きに すれば いい

あなた の 怨み 晴らし ます

そう です 僕 は 昔 あの 人 の 子ども だった んです

どの くらい 前 の こと だった の か は 覚えて い ませ ん

僕 は 知り たかった だけ な んです

人間 が どんな もの な の か

お 帰り ひかる

そして 僕 は 知った んです

別れ と いう もの を

次回

山河 三 差 路   分かれ 道

守り たい の は   己 か 人 か

常 世 の 闇 か …

非だ の 乱れ は 貢が ない

終わる 事 ない   阿 鼻 の 芸

時に 分け入れ   扉 が 開く

晴らせ ぬ 恨み   晴らし ます

ケンケンパ ケンケンパ …

ケンケンパ

本当に 面白かった んだ よ

え   そう マジ ?  来れば よかった のに

だ よ ねぇ

地獄 少女 そこ を 退いて

行って も 無駄 よ

退いて !

怨み   聞き届けたり

お 早う ございます

っあ   名和   中島 知ら ない か ?

寮 に い ない んだ

欠勤 の 連絡 も 無くて

お前 仲 良かった から

何か知ら ない か と 思って

さあ   分から ないで すね

そう か

何 か 連絡 あったら

主任 さん に 言 っと いて くれよ   なあ

はい

名和 今晩 さあ

俺 の 彼女 の 女 と ころし と 飲む んだ けど

お前 も 来 ない か ?

事実 上 合 コン だ よ   合 コン

たまに は 付き合えよ

人数 バランス 合わ なくて さあ

いや 俺 そういう の は 苦手だ から

何 だ よ   付き合い は 悪い なあ

や っぱ   あっ ち の 趣味 な の か なあ

お 兄ちゃん

加世 ちゃん

油 くさい

遊んで やら ない ぞ

いつも すいません   名和 さん

いえ 子ども が 好きな だけ です から

子ども じゃ なくて 加世 が 好きな んでしょ

そう だ ね

ケンケンパ …

大丈夫 ?

もう 一 回 行く よ

職場 じゃ ロリコン 扱い か

いい 年 した 若い の が

ちっちゃ い 女の子 と 遊んで りゃ そりゃ ね

昔 は そんな 色 眼鏡 で 見る ほう が おかしかった が なぁ

時代 って やつで すね

ケンケンパ …

え   今日 から

事務 員 と して 入って もらう 宮島 幸 さん です

皆さん   よろしく お 願い し ます

中島 さん   未 だ 連絡 無い んだ って よ

止めた んでしょ   どうせ

辞表 の 一 つ も 出せ ない の かしら ねぇ

多い の 凡そ 若い 人

常識 も なにも あった ん もん じゃ ない

宮島 さん

ねぇ   お 願い だ から さあ   付き合って よ

一 遍 だけ で いい だ から さあ

あの   そう 言う の 困り ます から

宮島 さん 見 たい な 若くて 綺麗な 人 が

来て くれて さあ

俺 ら も 顔 が 立つ の よ

此処 を お 婆さん ばかり じゃあ

だから さあ

二 時間 ぐらい お 酒 飲んで 笑って って

くれる だけ で いんだ から   ねぇ

すみません   本当に 御免なさい

有難う ございます   助かり ました

いえ   別に

お礼 に 夕飯 でも 奢 ら せて くれ ませ ん か

駅前 あたり で いかがです

ごめんなさい 今日 は ちょっと 約束 が あって

お 兄ちゃん

今日 は 隠れん坊 だ から ね

ああ わかって る よ

それ じゃ   後 で ねぇ

約束 って …

はい

子ども が お 好きな んです ね

それ じゃ 明日 の お 昼 奢 ら せて くれ ませ ん か ?

いい でしょ

ええ

名和 さん なんにも しゃべら ない んです ね

すいません

じゃあ   私 から 聞いて いい です か ?

お 幾 つ です か ?

二十七

出身 は ?

埼玉

趣味 は ?

別に

彼女 は ?

いま せ ん

うち に 帰って から 何 して ます か ?

なんとなく

名和 さん って 人 が わかった ような 気 が し ます

つまらない 人間 です よ

でも 落ち着く わ 名和 さん と いる と

他の 人 みたいに ギラギラ して なくて

そう です か ?

職場 の 事   色々 教えて くれ ませ ん か ?

他の 人 に は   何となく 聞き 辛く って

ええ 俺 で よければ

お 友だち の きく り ちゃん

覚えて おいて 損 は ない ぞ

お にいちゃん なんか 嬉し そう

なんか いい こと あった ?

いや 別に 何も

あの お 姉ちゃん が 好きな んでしょ

色 気づいて きた なあ

そう な んでしょ

あんまり 生意気 言う と もう 遊んで やら ない ぞ

これ 何 ?

昔 から ある アザ だ よ

前 あった っけ ?

あった っけ

あった っけ

夕飯   未 だ でしょ ?

包丁 錆びて ます よ

たまに は 使って あげ ない と

名和 さん   中島 さん って 人 と なか 良かった んです って

そんな ん で も ない けど

でも

よく 加世 ちゃん と 三 人 で 遊んで たって

たまに ね

連絡 と か 無い んです か ?

行方 不明 で 困って る って 皆 が

あの

もう やめて くれ ない か な こういう の

どういう こと です か

気持ち は 嬉しい し

迷惑 って わけで も ない んだ

でも 色々 あって

色々 って 何 です か ?

とにかく

俺 は 君 に こんな こと して もらう 資格 なんて ない んだ

帰って くれ ない か ?

ずいぶん 一方的な んです ね

御免

事情 を 聞か せて くれ ませ ん か ?

それ で 納得 できたら 帰り ます

言って も 信じて くれ ない よ

そんな の 聞いて み なくちゃ わから ない わ !

地獄 少女 って 知って る かい ?

地獄 少女 ?

話 に 聞いて た だけ だった

深夜 の 零 時 に

地獄 通信 って サイト に アクセス し

怨み の ある 奴 の 名前 を 書き込む と

地獄 少女 が そい つ を 地獄 に 流して くれる って

でも 本当だった

藁 に も すがる 思い で

ある 男 の 名前 を 書いたら

地獄 少女 に 会えた んだ

ある 男 って

中島 だ よ

こんにちは   楽し そうだ ねぇ

中島 は 工場 に 入って すぐ 俺 たち に 近づいて きた

なんとなく

胡散臭い もの を 感じた けど

加世 ちゃん は なんにも 疑って なかった し

俺 たち は 三 人 で 遊ぶ ように なった んだ

よし   可愛く 取れ だ ぞ

は あ   変な 顔

俺 は   なんとなく

中島 に 自分 と は 違う もの を 感じた

ある 日 中島 の 部屋 に 忍び込んで 家探し して みた

それ が 出て きた

かなり 際どい ショット も あった

俺 は あいつが そういう 趣味 だ と 確信 した

中島   お前 なんて こと ?

取って る だけ だ

手 を 出す つもり は 無い

そういう 問題 じゃ ないだ ろ

見て いる だけ で 幸せな んだ よ

それ 押し付け られる

あの 子 は どう なる ?

分かっちゃ い ない よ

未 だ 子供 何 だ から

そう 騒ぐ な よ

お 仲間 だ ろ

一緒に する な !

もし それ 以上 何 か したら

本当に お 仲間 だって 言いふらし っちゃ う ぜ

黙って で くれよ

一線 越える つもり が ない んだ から さあ

その 時 地獄 少女 の 噂 を 思い出した んだ

人 を 呪わ ば 穴 二 つ

自分 も 地獄 に 落ちる んだ そうだ

でも そんな こと は どうでも 良かった

加世 ちゃん を 守り たかった んだ

それ で

だから 俺 は 地獄 へ 落ちる って 決まって る 人間 な んだ

そんな 男 に   こんな

君 は 報われ ない よ

夕べ あれ から 色々 考えた んです

名和 さん の した こと や 言った こと   色々

それ で 思った の

地獄 に 落ちる と 決まって る 人 だって

幸せに なっちゃ いけない わけな いって

でも

加世 ちゃん を 見て あの 子 は あなた と 遊んで る 時

あんなに 幸せ そうに して る

あなた に は まだ 人 を 幸せに する 力 は 残って る の よ

宮島 さん

わたし と 一緒に 生きて いき ませ ん か

これ から の 人生

今日 は 遅かった ね

ごめん ね 加世 ちゃん 今日 は 遊んで やれ ない んだ

どうして ?

大事な 用事 が できちゃ って

あの お 姉ちゃん と ?

じゃあ しょうがない ね

今日 は あきらめて あげる 明日 は きっと だ よ

あぁ   約束 だ

いらっしゃい

今 お茶 入れる から   ゆっくり して て ね

高校 の 先輩 だった の

卒業 して から ずっと 付き合って た

彼 の 趣味 を 知った 時 は 驚いた けど

二 人 で いる とき は そんな の 関係なかった

わたし たち うまく いって た の よ

きっ   君 は

突然 行方 を 絶ったり する ような 人 じゃ なかった

警察 に も 行った けど 相手 に して くれ ない

自分 で なんとか する しか ない と 思った

それ で 工場 に 入った の

あなた が 仲 良かった って 聞いた から

なんとか 取り入り たい と 思った けど

うまく いって 良かった わ

騙した の か ?

彼 の こと 好きだった の

あの 人 の ため なら 何 だって やる わ

あたし の こと 好きに なった ?

テッペン から 地獄 に 突き落として あげる

やっ   やめ

未来 よ あの 人 の

怨み 怨 まれ また 誰 か を 怨 む

流し 流さ れ また 誰 か が 流さ れる

繰り返し を わたし は 何度 も 見て きた

誰 に も 止め られ ない わ

でも でも 誰 か が 止め なくちゃ

そんな の そんな こと 間違って る もの

あの 男 は もう 糸 を 解いて しまった

でも まだ あの 女 の 人 は …

彼 が 流さ れる の を 止め られる かも しれ ない

まだ 間に合う かも しれ ない

そこ を 退いて !

好きに すれば いい

あなた の 怨み 晴らし ます

そう です 僕 は 昔 あの 人 の 子ども だった んです

どの くらい 前 の こと だった の か は 覚えて い ませ ん

僕 は 知り たかった だけ な んです

人間 が どんな もの な の か

お 帰り ひかる

そして 僕 は 知った んです

別れ と いう もの を

次回