13.1 重大 秘密の 日記 - The Very Secret Diary
じゅうだい|ひみつの|にっき|the|very|secret|diary
significant|secret|diary||extremely|confidential information|journal
13.1 Das sehr geheime Tagebuch - Das sehr geheime Tagebuch
13.1 The Very Secret Diary
13.1 Le journal très secret - Le journal très secret
13.1 Bardzo tajny dziennik - Bardzo tajny dziennik
13.1 Den mycket hemliga dagboken - Den mycket hemliga dagboken
第 13 章 重大 秘密の 日記 - The Very Secret Diary
だい|しょう|じゅうだい|ひみつの|にっき|the|very|secret|diary
|||||||geheim|Tagebuch
chapter||||||||
Chapter 13 The Very Secret Diary
ハーマイオニー は 数 週間 医務 室 に 泊まった 。
||すう|しゅうかん|いむ|しつ||とまった
||a few|weeks|infirmary|||stayed at
Hermione stayed in the infirmary for several weeks.
クリスマス 休暇 を 終えて 戻って きた 生徒 たち は 、 当然 、 誰 も が ハーマイオニー は 襲わ れた と 思った ので 、 彼女 の 姿 が 見え ない こと で 、 さまざまな うわさ が 乱れ飛んだ 。
くりすます|きゅうか||おえて|もどって||せいと|||とうぜん|だれ|||||おそわ|||おもった||かのじょ||すがた||みえ|||||||みだれとんだ
|||||||||||||||||||||||||||||||verbreiteten sich
|vacation||finished||||||naturally||||||attacked|||||||||||||various|rumors||scattered
When the students returned from the Christmas holidays, naturally, everyone thought that Hermione had been attacked, so the fact that she was not seen led to various rumors flying around.
ちらり と でも 姿 を 見よう と 、 医務 室 の 前 を 入れ 代わり 立ち 代わり 、 往 き 来 する ので 、 マダ ム ・ ポンフリー は 、 毛 むくじゃ ら の 顔 が 人目 に 触れたら 恥ずかしい だろう と 、 また いつも の カーテン を 取り出して 、 ハーマイオニー の ベッド の 周り を 囲った 。
|||すがた||みよう||いむ|しつ||ぜん||いれ|かわり|たち|かわり|おう||らい|||||||け||||かお||ひとめ||ふれたら|はずかしい||||||かーてん||とりだして|||べっど||まわり||かこった
|||||||||||||||||||||||||||||||||berührt||||||||||||||||umgeben
glancing|||appearance|||||||||entered|instead of|||coming and going|also|||so||||||fluffy|||face||public gaze||touched|embarrassing||||||||took out|||||||surrounded
Während sie im Krankenzimmer auf und ab ging, um einen Blick auf sie zu erhaschen, nahm Madam Pomfrey, verlegen über den Anblick ihres pelzigen Gesichts, wieder ihre üblichen Vorhänge heraus, um sie um Hermines Bett zu schließen.
In an attempt to catch a glimpse of her, students came and went in front of the infirmary, so Madame Pomfrey took out the usual curtains to surround Hermione's bed, thinking it would be embarrassing if her furry face was seen by others.
ハリー と ロン は 毎日 夕方 に 見舞い に 行った 。
||||まいにち|ゆうがた||みまい||おこなった
|||||evening||hospital visit||
Harry and Ron visited every evening.
新 学期 が 始まって から は 、 毎日 その 日 の 宿題 を 届けた 。
しん|がっき||はじまって|||まいにち||ひ||しゅくだい||とどけた
||||||||||||abgegeben
new|semester|||||every day||||homework||delivered
Since the new semester started, they delivered that day's homework every day.
「 髭 が 生えて きたり したら 、 僕 なら 勉強 は 休む けど なあ 」
ひげ||はえて|||ぼく||べんきょう||やすむ||
beard||grew|started to come|if it happened|I|if|study||take a break||you know
"If I grew a beard or something, I would take a break from studying."
ある 夜 ロン は 、 ハーマイオニー の ベッド の 脇 机 に 、 本 を 一抱え ドサドサ と 落とし ながら 言った 。
|よ|||||べっど||わき|つくえ||ほん||ひとかかえ|||おとし||いった
|||||||||||||ein Armvoll|||||
to be||||||||beside|||||a handful|with a thud||dropped||
One night, Ron said as he dropped a handful of books onto Hermione's bedside table.
「 バカな こと 言わ ないで よ 、 ロン 。
ばかな||いわ|||
silly|||||
"Don't say stupid things, Ron."
遅れ ない ように し なくちゃ 」 元気な 答え だ 。
おくれ|||||げんきな|こたえ|
delay||||have to|lively||
"I have to make sure I'm not late," came the cheerful reply.
顔 の 毛 が きれいさっぱり なくなり 、 目 も 尐 し ずつ 褐色 に 戻って きて いた ので 、 ハーマイオ ニー の 気分 も ずいぶん 前向きに なって いた 。
かお||け||||め|||||かっしょく||もどって|||||||きぶん|||まえむきに||
face||||cleanly|disappeared||||||brown|||||||||mood||quite a bit|positively||
The hair on her face had completely disappeared, and her eyes were also gradually returning to a brown color, so Hermione's mood had become quite positive.
「 何 か 新しい 手がかり は ない の ?」 マダム ・ ポンフリー に 聞こえ ない ように ハーマイオニー が 声 を ひそめた 。
なん||あたらしい|てがかり|||||||きこえ|||||こえ||
what||new|clue|||possessive particle|||||||||||lowered
"Is there any new clue?" Hermione whispered so that Madam Pomfrey couldn't hear.
「 なんにも 」 ハリー は 憂鬱な 声 を 出した 。
|||ゆううつな|こえ||だした
|||depressed|||
"Nothing at all," Harry said in a gloomy voice.
「 絶対 マルフォイ だ と 思った のに なぁ 」 ロン は その 言葉 を もう 百 回 は 繰り返して いた 。
ぜったい||||おもった||||||ことば|||ひゃく|かい||くりかえして|
absolutely|||||||||||||a hundred|times||repeated|
I thought for sure it was Malfoy," Ron repeated a hundred times.
じっと ハーマイオニー を 見つめる と 、 スッ と 視線 を 外さ れた 。
|||みつめる||||しせん||はずさ|
|||stared at||smoothly||gaze||did not waver|was removed
When I stared at Hermione, I suddenly took my eyes off.
不審に 思って いる と 、 枕 の 下 に 何 か 隠そう と して いる 。
ふしんに|おもって|||まくら||した||なん||かくそう|||
suspiciously||||pillow||||something||hide|||
When I'm suspicious, I'm trying to hide something under the pillow.
「 それ 、 なあ に ?」
"What's that?"
ハーマイオニー の 枕 の 下 から 何 か 金色 の もの が はみ出して いる の を 見つけて 、 ハリー がた ず ねた 。
||まくら||した||なん||きんいろ||||はみだして||||みつけて||||
||pillow||||||||||sticking out||||||quotation particle||bed
Harry asked when he found something golden sticking out from under Hermione's pillow.
「 た ・ ただ の お 見舞い カード よ 」
||||みまい|かーど|
|just|||visit||you know
"It's just a sympathy card."
ハーマイオニー が 慌てて 押し込もう と した が 、 ロン が それ より 素早く 引っ張り出し 、 サッと 広げて 声 を 出して 読んだ 。
||あわてて|おしこもう||||||||すばやく|ひっぱりだし|さっと|ひろげて|こえ||だして|よんだ
||in a hurry|try to push|||||||than|quickly|pulled out|quickly|spread out||||read
Hermione hurriedly tried to push it in, but Ron pulled it out more quickly, spread it out, and read it aloud.
「 ミス ・ ゲレンジャー へ ー 早く よく なる よう お 祈り して います 。
みす|||-|はやく|||||いのり||い ます
|Gelenja||||||||||
Miss|snow ranger||||||||prayer||
Dear Miss Green Ranger – I am praying for your quick recovery.
貴 女 の こと を 心配 して いる ギルデロイ ・ ロックハート 教授 より
とうと|おんな||||しんぱい|||||きょうじゅ|
precious||||||||||professor|from
From Professor Gilderoy Lockhart, who is worried about you.
勲 三 箒 マーリン 勲章 、 闇 の 力 に 対する 防衛 術 連盟 名誉 会員 、
いさお|みっ|そう||くんしょう|やみ||ちから||たいする|ぼうえい|じゅつ|れんめい|めいよ|かいいん
merit|three|broom|Merlin|medal|darkness||||against|defense|technique|alliance|honor|honorary member
Order of the Phoenix, Merlin Medal, Honorary Member of the Defense Against the Dark Arts Alliance,
『 週 刉魔 女 』 五 回 連続 チャーミング ・ スマイル 賞 受賞 ――」
しゅう|刉ま|おんな|いつ|かい|れんぞく|ちゃーみんぐ|すまいる|しょう|じゅしょう
|Klingenmagier||||||||
week|slicing demon|woman|||consecutively|charming|smile|award|award received
"Weekly witch" won the charming smile award five times in a row ―― "
ロン が あきれ果てて ハーマイオニー を 見た 。
||あきれはてて|||みた
||verblüfft|||
||astonished|||
Ron was exhausted and saw Hermione.
「 君 、 こんな もの 、 枕 の 下 に 入れて 寝て いる の か ?」
きみ|||まくら||した||いれて|ねて|||
you|such||pillow|||||sleeping|||
"You, are you sleeping under a pillow like this?"
しかし 、 マダム ・ ポンフリー が 夜 の 薬 を 持って 威勢 よく 入って きた ので 、 ハーマイオニー は 言い逃れ を せ ず に すんだ 。
||||よ||くすり||もって|いせい||はいって|||||いいのがれ|||||
|||||||||with energy|||||||excuse|||||finished
But Hermione couldn't escape, as Madame Pomfrey came in with a night's medicine.
「 ロック ハートって 、 お べん ちゃ ら の 最低な やつ ! だ よ な ?」 医務 室 を 出て 、 グリフィンドール 塔 へ 向かう 階段 を 上り ながら 、 ロン が ハリー に 言った 。
ろっく|はーと って||||||さいていな|||||いむ|しつ||でて||とう||むかう|かいだん||のぼり||||||いった
||honorific prefix|flattery|bento|||worst|||||medical|||||tower||toward|stairway||going up||||||said
"Lockhart is such a potty-mouthed jerk! What a dick. Ron said to Harry as they left the infirmary and ascended the stairs to Gryffindor Tower.
スネイプ は ものすごい 量 の 宿題 を 出して いた ので 、 やり 終える 前 に 六 年生 に なって しまう か も しれ ない 、 と ハリー は 思った 。
|||りょう||しゅくだい||だして||||おえる|ぜん||むっ|ねんせい|||||||||||おもった
Snape|||amount||homework|||||doing|finish||||sixth grader|||||||||||
Snape had done so much homework that Harry thought he might be in sixth grade before he could finish it.
「 髪 を 逆立てる 薬 」 に は ネズミ の 尻尾 を 何 本 入れたら いい の か ハーマイオニー に 聞けば よ かった 、 と ロン が 言った ちょうど その とき 、 上 の 階 で 誰 か が 怒り を 爆発 さ せて いる 声 が 聞こ えて きた 。
かみ||さかだてる|くすり|||ねずみ||しっぽ||なん|ほん|いれたら||||||きけば||||||いった||||うえ||かい||だれ|||いかり||ばくはつ||||こえ||ききこ||
||aufstellen|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
||stand on end||||mouse||tail|object marker|||||||||if I had asked||||||||||||upstairs|at||||anger||explosion||||||could be heard|should have|
Ron said that he should have asked Hermione how many rat tails he should put in the "medicine to turn his hair upside down", just as someone on the upper floor exploded his anger. I heard a voice.
「 あれ は フィルチ だ 」 と ハリー が 呟いた 。
|||||||つぶやいた
that||Filch|||||muttered
That's Filch," Harry muttered.
二 人 は 階段 を 駆け上がり 、 立ち止まって 身 を 隠し 、 じっと 耳 を すませた 。
ふた|じん||かいだん||かけあがり|たちどまって|み||かくし||みみ||
|||||ran up||body||hidden||ear||listened carefully
They ran up the stairs, stopped, hid themselves, and listened intently.
「 誰 か また 、 襲わ れた んじゃ ない よ な ?」 ロン は 緊張 した 。
だれ|||おそわ||||||||きんちょう|
|||attacked||||||Ron||nervousness|
"Is someone being attacked again?" Ron was tense.
立ち止まって 、 首 だけ を 声 の 方向 に 傾けて 聞いて いる と 、 フィルチ の ヒステリック な 声 が 聞 こえた 。
たちどまって|くび|||こえ||ほうこう||かたむけて|きいて|||||||こえ||き|
|||||||||||||||||||hörte
stopped|neck|||||direction||leaning|listening|||||hysterical|||||heard
As he stopped and tilted his head to listen in the direction of the voice, he heard Filch's hysterical voice.
「...... また 余計な 仕事 が できた ! 一晩 中 モップ を かける なんて 。
|よけいな|しごと|||ひとばん|なか|もっぷ|||
|unnecessary||||one night||mop|||
"...I've got more unnecessary work to do! Mopping all night long."
これ でも まだ 働き 足り ん と でも いう の か 。
|||はたらき|たり||||||
|||working|not enough||||||
Is this still not enough to work?
たくさんだ 。
A lot .
堪忍 袋 の 緒 が 切れた 。
かんにん|ふくろ||お||きれた
patience|bag||string||snapped
The patience bag has run out.
ダンブルドア の ところ に いく ぞ ......」
Dumbledore|||||
足音 が だんだん 小さく なり 、 遠く の 方 で ドア の 閉まる 音 が した 。
あしおと|||ちいさく||とおく||かた||どあ||しまる|おと||
footsteps|||||far away||||||closed|||
The sound of footsteps gradually decreased and I heard a door close in the distance.
二 人 は 廊下 の 曲り角 から 首 を 突き出した 。
ふた|じん||ろうか||まがりかど||くび||つきだした
|||hallway||corner||neck||stuck out
They poked their heads out from around the corner of the hallway.
フィルチ が いつも の ところ に 陣取って 見張り を して いた こと は 明らかだ 。
||||||じんどって|みはり||||||あきらかだ
||||||taking position|watching guard||||||clearly evident
It was clear that Filch was stationed in his usual spot to keep watch.
二 人 は またしても ミセス ・ ノリス が 襲わ れた あの 場所 に 来て いた 。
ふた|じん||||||おそわ|||ばしょ||きて|
|||once again||||was attacked||||||
They were once again at the place where Mrs. Norris was attacked.
フィルチ が 大声 を あげて いた の か 、 一目 で わかった 。
||おおごえ||||||いちもく||
||||||||at a glance||
I could tell at a glance whether Filch was yelling.
おびただしい 水 が 、 廊下 の 半分 を 水浸し に し 、 その 上 、「 嘆き の マートル 」 の トイレ の ドア の 下 から まだ 漏れ 出して いる ようだ 。
|すい||ろうか||はんぶん||みずびたし||||うえ|なげき||||といれ||どあ||した|||もれ|だして||
tremendous|||hallway||||soaked with water|||||sorrow|||||||||||leaking|||
A great deal of water has flooded half the hallway and still seems to be leaking out from under the door of the bathroom in "Myrtle of Sorrows".
フィルチ の 叫び声 が 聞こえ なり なった ので 、 今度 は マートル の 泣き叫ぶ 声 が トイレ の 壁 に こ だまして いる の が 聞こえた 。
||さけびごえ||きこえ||||こんど||||なきさけぶ|こえ||といれ||かべ|||||||きこえた
||screaming voice||||||this time||||sobbing|||||wall||echoing|echoing||||
I heard Filch's scream, and this time I could hear Myrtle's wailing echoing off the walls of the bathroom.
「 マートル に いったい 何 が あった んだろう ?」 ロン が 言った 。
|||なん||||||いった
"What happened to Myrtle?" Ron said.
「 行って みよう 」
おこなって|
let's go|let's try
"Let's go take a look."
ハリー は ローブ の 裾 を 踝 まで たくし上げ 、 水 で ぐし ょぐ しょ の 廊下 を 横切り 、 トイレ の 「 故 障 中 」 の 掲示 を いつも の ように 無視 して 、 ドア を 開け 、 中 へ 入って 行った 。
||||すそ||くるぶし||たくしあげ|すい||||||ろうか||よこぎり|といれ||こ|さわ|なか||けいじ|||||むし||どあ||あけ|なか||はいって|おこなった
|||||||||||gusch|gusch|||||||||||||||||||||||||
Harry||||hem||ankle||hiked up|||soggy|soaked|||||crossing|||故障|trouble|||notice|||||ignored||||||||
Harry rolled up the hem of his robe to his ankles, crossed the hallway that was soaked with water, ignored the sign that said 'Out of Order' on the bathroom as usual, opened the door, and went in.
「 嘆き の マートル 」 は いつも より いっそう 大声 で ―― そんな 大声 が 出せる なら の 話 だ が ―― 激しく 泣き 喚 いて いた 。
なげき|||||||おおごえ|||おおごえ||だせる|||はなし|||はげしく|なき|かん||
sorrow|||||than|even more||||||can be heard||||||intensely|crying|screaming||
'Moaning Myrtle' was crying and wailing even louder than usual—if she could make such a loud noise, that is.
マートル は いつも の 便器 の 中 に 隠れて いる ようだ 。
||||べんき||なか||かくれて||
||||toilet||||hiding||
Myrtle seems to be hiding in her usual toilet.
大量の 水 が 溢れて 床 や 壁 が びっしょり と 濡れた せい で 、 蝋燭 が 消え 、 トイレ の 中 は 暗 かった 。
たいりょうの|すい||あふれて|とこ||かべ||||ぬれた|||ろうそく||きえ|といれ||なか||あん|
a lot of|||overflowed|floor||wall||soaked||soaked|||candle||went out|||||dark|
Due to the large amount of water overflowing, the floor and walls were soaking wet, causing the candle to go out, and the inside of the toilet was dark.
「 どうした の ? マートル 」 ハリー が 聞いた 。
|||||きいた
|||||asked
"What's wrong? Myrtle," Harry asked.
「 誰 な の !」 マートル は 哀れっぽく ゴボゴボ と 言った 。
だれ|||||あわれ っぽく|||いった
|||||mitleidig|||
|||||pitifully|bubbling sound||
"Who are you!" Myrtle said pitifully, gurgling.
「 また 何 か 、 わたし に 投げつけ に きた の !」
|なん||||なげつけ|||
|||I||thrown at|||possessive particle
"Have you come to throw something at me again!"
ハリー は 水溜り を 渡り 、 奥 の 小 部屋 まで 行き 、 マートル に 話しかけた 。
||みずたまり||わたり|おく||しょう|へや||いき|||はなしかけた
||puddle||crossed|deep||||||||
Harry crossed the puddle, went to the back room, and spoke to Myrtle.
「 どうして 僕 が 君 に 何 か を 投げつけたり する と 思う の ?」
|ぼく||きみ||なん|||なげつけたり|||おもう|
|I||you|||||would throw||||
"Why do you think I would throw something at you?"
「 わたし に 聞か ないで よ 」
||きか||
||don't ask||
"Don't ask me!"
マートル は そう 叫ぶ と 、 またもや 大量の 水 を こぼし ながら 姿 を 現した 。
|||さけぶ|||たいりょうの|すい||||すがた||あらわした
|||to shout||once again|a大量 of|||spilled||appearance||appeared
Myrtle shouted that, and once again appeared while spilling a large amount of water.
水浸し の 床 が さらに 水 を かぶった 。
みずびたし||とこ|||すい||
soaked with water||floor||further|||was poured on
The flooded floor was further flooded.
「 わたし 、 ここ で 誰 に も 迷惑 を かけ ず に 過ごして いる のに 、 わたし に 本 を 投げつけて おもし ろ がる 人 が いる の よ ......」
|||だれ|||めいわく|||||すごして|||||ほん||なげつけて||||じん||||
||||||trouble|||||spending time|||||book||thrown at|a weight||seems to enjoy|||||
"I spend my time here without bothering anyone, and someone is amused by me throwing books at me. ......
「 だけど 、 何 か を 君 に ぶつけて も 、 痚 くない だろう ? 君 の 体 を 通り抜けて 行く だけ じゃ ない の ?」
|なん|||きみ|||||||きみ||からだ||とおりぬけて|いく||||
|something|||||hit you||pain|||||||passing through|||||
But, even if I hit you with something, it wouldn't hurt, right? It just passes through your body, doesn't it?
ハリー は 理屈 に 合った こと を 言った 。
||りくつ||あった|||いった
||logic|||||
Harry said something that made sense.
それ が 大きな まちがい だった 。
||おおきな||
|||mistake|
That was a big mistake.
マートル は 、 わが 意 を 得たり と ばかり に 膨れ上がって 喚 いた 。
|||い||えたり||||ふくれあがって|かん|
Myrtle||my|will||understood||||swelled up|screamed|screamed
Myrtle swelled and screamed as soon as he got his will.
「 さあ 、 マートル に 本 を ぶっつけよう ! 大丈夫 、 あいつ は 感じ ない んだ から ! 腹 に 命中 すれ ば 一〇 点 ! 頭 を 通り抜ければ 五〇 点 ! そう だ 、 ハ 、 ハ 、 ハ ! なんて 愉快な ゲーム だ ! どこ が 愉快 だって いう の よ !」
|||ほん||ぶ っ つけよう|だいじょうぶ|||かんじ||||はら||めいちゅう|||ひと|てん|あたま||とおりぬければ|いつ|てん|||||||ゆかいな|げーむ||||ゆかい||||
|||||werfen|||||||||||||||||durchkommt|||||||||vergnügliches|||||||||
|||||hit with||||will not feel||||belly||hit|just grazes|topic marker|||||passes through|||||||||pleasant|||||delightful||||
"Now, let's hit the book against Myrtle! It's okay, he doesn't feel it! If you hit your belly, you get 10 points! If you go through your head, you get 50 points! It's a game! Where is it fun! "
「 いったい 誰 が 投げつけた の ?」 ハリー が たずねた 。
|だれ||なげつけた||||
|||geworfen||||
|||threw at||||asked
"Who threw it?" Harry asked.
「 知ら ない わ ...... U 字 溝 の ところ に 座って 、 死に ついて 考えて いた の 。
しら|||u|あざ|みぞ||||すわって|しに||かんがえて||
|||you|character|drain|||||death||||possessive particle
"I don't know... I was sitting by the U-shaped ditch, thinking about death.
そし たら 頭 の てっぺ ん を 通って 、 落ちて きた わ 」 マートル は 二 人 を にらみつけた 。
||あたま||て っぺ|||かよって|おちて|||||ふた|じん||
||||Himmel||||||||||||
suddenly||||top|||passed|fell|came down|||||||glared at
Then it came falling down, through the top of my head," Myrtle glared at the two.
「 そこ に ある わ 。
there|||emphatic particle
It's right there.
わたし 、 流し 出して やった 」 マートル が 指差す 手洗い 台 の 下 を 、 ハリー と ロン は 探して みた 。
|ながし|だして||||ゆびさす|てあらい|だい||した||||||さがして|
I|sink|pulled out|did it|||pointing at|handwashing station|washing station||||||||looking for|
Harry and Ron looked under the sink that Myrtle was pointing to, saying, 'I let it flow out.'
小さな 薄い 本 が 落ちて いた 。
ちいさな|うすい|ほん||おちて|
|thin|book||fell|
A small thin book was lying there.
ポロポロ の 黒い 表紙 が 、 トイレ の 中 の 他 の 物 と 同じ ように ビショ 濡れ だった 。
ぽろぽろ||くろい|ひょうし||といれ||なか||た||ぶつ||おなじ|||ぬれ|
|||||||||||||||bischo||
dripping||black|cover||||||||||||sopping|soaked|
The black cover of Polo Polo was soaking wet, just like everything else in the bathroom.
ハリー は 本 を 拾おう と 一 歩 踏み出した が 、 ロン が 慌てて 腕 を 伸ばし 、 ハリー を 止めた 。
||ほん||ひろおう||ひと|ふ|ふみだした||||あわてて|うで||のばし|||とどめた
||||aufheben||||||||||||||
||||try to pick up||one|step|stepped out||||in a hurry|arm||stretched|||
Harry took a step to pick up the book, but Ron hurriedly stretched his arm and stopped Harry.
「 なんだい ?」 と ハリー 。
what||
Harry said, "What's going on?"
「 気 は 確か か ! 危険 かも しれ ない のに 」 と ロン 。
き||たしか||きけん||||||
spirit||sure||danger||||||
Ron said, "Are you sure you're okay! It might be dangerous!"
「 危険 ? よせよ 。
きけん|
danger|stop it
"Dangerous? Don't say that."
なんで こんな の が 危険 なんだい ?」 ハリー は 笑い ながら 言った 。
||||きけん||||わらい||いった
|||||what|||||
「 みかけ に よら ない んだ 」 ロン は 、 不審 げ に 本 を 見て いた 。
|||||||ふしん|||ほん||みて|
appearance||by appearance|||||suspicious||||||
ロン was looking at the book suspiciously and said, "It doesn't look like much."
「 魔法 省 が 没収 した 本 の 中 に は ―― パパ が 話して くれた んだ けど 目 を 焼いて しまう 本 が ある んだって 。
まほう|しょう||ぼっしゅう||ほん||なか|||ぱぱ||はなして||||め||やいて||ほん|||ん だって
magic|ministry||confiscated|||||||||||||||burned|||||quotation particle
"Among the books confiscated by the Ministry of Magic, there's one that burns your eyes, or so dad told me."
それ と か 、『 魔法使い の ソネット ( 十四 行 詩 )』 を 読んだ 人 は みんな 、 死ぬ まで バ カバカ し い 詩 の 口調 で しか しゃべれ なり なったり 。
|||まほうつかい|||じゅうよん|ぎょう|し||よんだ|じん|||しぬ||||||し||くちょう|||||
|||||Sonett||||||||||||||||||||||
|||||sonnet|fourteen|line|poem||read||||||||||poem||tone|||could speak||
And those who have read 'The Sorcerer's Sonnet' only speak in a silly poetic tone until they die.
それ に バース 市 の 魔法使い の 老人 が 持って た 本 は 、 読み 出す と 絶対 やめられ ない んだ 。
|||し||まほうつかい||ろうじん||もって||ほん||よみ|だす||ぜったい|やめ られ||
||Bars|||||||||||||||||
it||birth|city||||old man||||||reading|||absolutely|cannot stop||you know
Besides, the book that the old witch of the city of Bath had was never stopped when I read it out.
本 に 没頭 したっきり で 歩き回り 、 何 を する に も 片手 で し なきゃ なら なく なる ん だって 。
ほん||ぼっとう|した っきり||あるきまわり|なん|||||かたて||||||||
|||seit||||||||||||||||
||immersed|after||walking around||||||one hand||||||||
You have to immerse yourself in a book, walk around, and do anything with one hand.
それ から ――」
「 もう いい よ 、 わかった よ 」 ハリー が 言った 。
|||||||いった
"Alright, I understand now," Harry said.
床 に 落ちて いる 小さな 本 は 、 水浸し で 、 何やら 得 体 が 知れ なかった 。
とこ||おちて||ちいさな|ほん||みずびたし||なにやら|とく|からだ||しれ|
floor|||||||soaked with water||somehow|suspicious origin|||could not be identified|
The small book lying on the floor was soaked and seemed to be something quite unusual.
「 だけど 、 見て み ない と 、 どんな 本 か わから ない だろう 」
|みて|||||ほん||||
"But if you don't take a look, you won't know what kind of book it is, will you?"
ハリー は 、 ロン の 制止 を ひょいと かわして 、 本 を 拾い上げた 。
||||せいし||||ほん||ひろいあげた
||Ron||stopping||lightly|avoided|||picked up
Harry deftly dodged Ron's restraint and picked up the book.
それ は 日記 だった 。
||にっき|
||diary|
It was a diary.
ハリー に は 一目 で わかった 。
|||いちもく||
|||one glance||
Harry recognized it at a glance.
表紙 の 文字 は 消え かけて いる が 、 五十 年 前 の 物 だ と わかる 。
ひょうし||もじ||きえ||||ごじゅう|とし|ぜん||ぶつ|||
cover||letters||fading|||||||||||
The letters on the cover are disappearing, but you can see that they are fifty years old.
ハリー は すぐに 開けて みた 。
|||あけて|
Harry opened it immediately.
最初の ページ に 名前 が やっと 読み取れる 。
さいしょの|ぺーじ||なまえ|||よみとれる
first|||||finally|can be read
On the first page, the name is finally readable.
―― T ・ M ・ リドル ――
t|m|
||Riddle
|M|riddle
―― Tom Marvolo Riddle ――
インク が 滲 んで いる 。
いんく||しん||
ink||is smudging||
The ink is smudged.
「 ちょっと 待って よ 」
|まって|
"Wait a minute."
用心深く 近づいて きた ロン が 、 ハリー の 肩 越し に 覗き込んだ 。
ようじんぶかく|ちかづいて||||||かた|こし||のぞきこんだ
cautiously|approached||||||shoulder|over||looked in
Ron, who approached cautiously, peeked over Harry's shoulder.
「 この 名前 、 知って る ...... T ・ M ・ リドル 。
|なまえ|しって||t|m|
||||||Riddle
I know this name... T.M. Riddle.
五十 年 前 、 学校 から 『 特別 功労 賞 』 を もらった んだ 」
ごじゅう|とし|ぜん|がっこう||とくべつ|こうろう|しょう|||
|||||special|meritorious service|award|||
Fifty years ago, I received a 'Special Service Award' from the school.
「 どうして そんな こと まで 知って る の ?」 ハリー は 感心 した 。
||||しって|||||かんしん|
|||to that extent||||||impressed|
Harry was impressed and asked, 'How do you know such things?'
「 だって 、 処罰 を 受けた とき 、 フィルチ に 五十 回 以上 も こいつ の 盾 を 麿 か さ れた んだ 」 ロン は 恨み がま しく 言った 。
|しょばつ||うけた||||ごじゅう|かい|いじょう||||たて||まろ|||||||うらみ|||いった
|punishment||||||||||||shield||I||||wasされた|||resentment|resentfully|suffered|
"Because when I was punished, Filch was struck by his shield more than fifty times," Ron said with a grudge.
「 ナメクジ の ゲップ を 引っかけちゃった 、 あの 盾 だ よ 。
||||ひっかけちゃ った||たて||
||||hatte erwischt||||
slug||slug's burp||caught||shield||
"I caught a slug burp, that shield.
名前 の ところ に ついた あの ネトネト を 一 時間 も 磨いて りや 、 いやで も 名前 を 覚える さ 」
なまえ||||||ねとねと||ひと|じかん||みがいて||||なまえ||おぼえる|
||||||Schmutz||||||||||||
||||||sticky|||one hour||polished|well|reluctantly||||remember|
I'll polish that netoneto that came to my name for an hour, and I'll remember the name even if I don't like it. "
ハリー は 濡れた ページ を はがす ように そっと めくって いった 。
||ぬれた|ぺーじ||||||
||wet|||peel off||gently|turned over|
Harry gently turned the wet pages as if to peel them off.
何も 書かれて い なかった 。
なにも|かか れて||
Nothing was written.
どの ページ に も 、 何 か 書いた ような 形跡 が まったく なかった 。
|ぺーじ|||なん||かいた||けいせき|||
||||||||traces|||
There were absolutely no traces that anything had been written on any of the pages.
たとえば 、「 メイベル おばさん の 誕生日 」 と か 、「 歯 医者 三 時 半 」 と か さえ ない 。
||||たんじょうび|||は|いしゃ|みっ|じ|はん||||
|Meibel||||||||||||||
|Mabel|||birthday|||tooth|doctor|three||||quotation particle|even|
For example, "Aunt Mabel's birthday" or "Dental doctor 3:30".
「 この 人 、 日記 に なんにも 書か なかった んだ 」
|じん|にっき|||かか||
||diary|||||
"He never wrote anything in his diary."
ハリー は がっかり した 。
||disappointed|
Harry was disappointed.
「 誰 かさん は 、 どうして これ を トイレ に 流して しまい たかった んだろう ......」
だれ||||||といれ||ながして|||
someone|someone|(topic marker)||||||flushed|||
I wonder why someone wanted to flush this down the toilet..."
ロン が 興味深 げ に 言った 。
||きょうみぶか|||いった
||intrigued|||
Ron said, intrigued.
裏表 紙 を 見る と 、 ロンドン の ボグゾール 通り の 新聞 ・ 雑誌 店 の 名 前 が 印刷 して ある の が 、 ハリー の 目 に 止まった 。
うらおもて|かみ||みる||ろんどん|||とおり||しんぶん|ざっし|てん||な|ぜん||いんさつ|||||||め||とまった
both sides|paper||||||Bogsor|street||newspaper|magazine|store||name|||printed|||||||||caught
Looking at the front and back papers, Harry's eyes caught the print of the name of the newspaper / magazine store on Bogzor Street in London.
「 この 人 、 マグル 出身 に 違いない 。
|じん||しゅっしん||ちがいない
|||origin||
This person must be a Muggle.
ボグゾール 通り で 日記 を 買って る んだ から ......」 ハリー は 考え 深 げ に 言った 。
|とおり||にっき||かって||||||かんがえ|ふか|||いった
Boggzoll|||||||||||||||
Bogsmeade|street||||buying|||||||deep|||
Because they're buying a diary on Bogswell Street..." Harry said thoughtfully.
「 そう だ ね 、 君 が 持って て も 役 に 立ち そうに ない よ 」 そう 言った あと で ロン は 声 を 低く した 。
|||きみ||もって|||やく||たち|そう に||||いった|||||こえ||ひくく|
||||||||use||||||||||||||low|
"That's right, it doesn't seem like it would do you any good even if you had it." After saying that, Ron lowered his voice.
「 マートル の 鼻 に 命中 すれば 五〇 点 」
||はな||めいちゅう||いつ|てん
||nose||hit|||
"If you hit Myrtle's nose, it's 50 points."
だが 、 ハリー は それ を ポケット に 入れた 。
|||||ぽけっと||いれた
However, Harry put it in his pocket.
二 月 の 初め に は 、 ハーマイオニー が 髭 なし 、 尻尾 なし 、 顔 の 毛 も なし に なって 、 退院 した 。
ふた|つき||はじめ|||||ひげ||しっぽ||かお||け|||||たいいん|
|February||beginning|||||beard||tail||face|||||||discharged from hospital|
At the beginning of February, Hermione was discharged without a beard, without a tail, and without any hair on her face.
グリフィンドール 塔 に 帰って きた その 夜 、 ハリー は T ・ M ・ リドル の 日記 を 見せ 、 それ を 見 つけた とき の 様子 を 話した 。
|とう||かえって|||よ|||t|m|||にっき||みせ|||み||||ようす||はなした
|tower||returned||||||||Riddle|||||||||||situation||
On the night of his return to Gryffindor Tower, Harry showed T. M. Riddle's diary and described how he had found it.
「 うわ ー 、 もしかしたら 何 か 隠れた 魔力 が ある の かも よ 」
|-||なん||かくれた|まりょく|||||
||maybe|||hidden|magical power|||||
"Wow, maybe there is some hidden magical power."
ハーマイオニー は 興味 津 々 で 、 日記 を 手 に 取って 、 詳細に 調べた 。
||きょうみ|つ|||にっき||て||とって|しょうさいに|しらべた
||interest|with|||||||picked up|in detail|investigated
Hermione, with great interest, picked up the diary and examined it in detail.
「 魔力 を 隠して る と したら 、 完壁 に 隠し きって る よ 。
まりょく||かくして||||かんぺき||かくし|||
||||||völlig|||||
magical power||hiding||||perfectly||hidden|completely hidden||
If they were hiding their magical power, they must be hiding it completely.
恥ずかし がり 屋 か な 。
はずかし||や||
shy|shy|person||I wonder
Maybe they're just shy.
ハリー 、 そんな もの 、 なんで 捨てて しまわ ない の か 、 僕 に は わから ない な 」
||||すてて|||||ぼく|||||
||||threw away|disposed of|||||||||
Harry, I don't know why you shouldn't throw it away. "
「 どうして 誰 か が これ を 捨てよう と した の か 、 それ が 知りたい んだ よ 」 ハリー は 答えた 。
|だれ|||||すてよう|||||||しり たい|||||こたえた
why||||||to throw away|||||||want to know|||||
Harry replied, 'I want to know why someone tried to throw this away.'
「 リドル が どうして 、『 ホグワーツ 特別 功労 賞 』 を もらった かも 知りたい し 」
||||とくべつ|こうろう|しょう||||しり たい|
Riddle|||Hogwarts|special|special merit|award|||||
'I also want to know why Riddle received the 'Hogwarts Special Service Award.'
「 そりゃ 、 なんでも あり さ 。
well|anything||well
'Well, anything can happen.'
O . W . L の 試験 で 三十 科目 も 受かった と か 、 大 イカ に 捕 まった 先生 を 救った と か 。
o|w|l||しけん||さんじゅう|かもく||うかった|||だい|いか||ほ||せんせい||すくった||
||||exam|||subject||passed|||big|squid||caught|also|||saved||quotation particle
He took thirty subjects in the O.W.L. exam, and saved the teacher who was caught by a big squid.
極端な 話 、 もしかしたら マートル を 死な せて しまった の かも しれ ない ぞ 。
きょくたんな|はなし||||しな|||||||
extreme||||||||||||
At the extreme, maybe I've killed Myrtle.
それ が みんな の ため に なった と か ......」
it|||||||quotation particle|
That was for everyone ... "
しかし ハリー は 、 じっと 考え込んで いる ハーマイオニー の 表情 から 、 自分 と 同じ こと を 考え て いる の が わかった 。
||||かんがえこんで||||ひょうじょう||じぶん||おなじ|||かんがえ|||||
||||deep in thought||||expression||||||||||||
However, Harry's expression of Hermione, who was pondering, showed that he was thinking the same as himself.
「 なんだ よ ?」 その 二 人 の 顔 を 交互に 見 ながら ロン が 言った 。
|||ふた|じん||かお||こうごに|み||||いった
||||||||alternately|||||
What the hell?" Ron said, looking at each other's faces.
「 ほら 、『 秘密の 部屋 』 は 五十 年 前 に 開けられた だろう ?」 ハリー が 言った 。
|ひみつの|へや||ごじゅう|とし|ぜん||あけ られた||||いった
||||||||was opened||||
You see, the Chamber of Secrets was opened fifty years ago, right? Harry said.
「 マルフォイ が そう 言った よ ね 」
|||いった||
"That's what Malfoy said."
「 ウーン ......」
うーん
Hmm
ロン は まだ 飲み 込めて いない 。
|||のみ|こめて|
Ron|||drinking|has not swallowed|not yet absorbed
Ron hasn't swallowed yet.
「 そして 、 この 日記 は 五十 年 前 の 物 な の よ 」 ハーマイオニー が 興奮 して ハリー の 肩 に 顎 を 乗せ 手 を 伸ばして トントン と 日記 を 叩いた 。
||にっき||ごじゅう|とし|ぜん||ぶつ||||||こうふん||||かた||あご||のせ|て||のばして|とんとん||にっき||たたいた
||||||||||||||excited||||shoulder||chin|possessive particle|rested|hand||stretched out|tap tap||||
"And this diary is fifty years old." Hermione was excited to put her chin on Harry's shoulder, stretched out his hand, and tapped the diary.
「 それ が ?」
"Is that it?"
「 何 よ 、 ロン 。
なん||
What, Ron?
目 を 覚まし なさい 」 ハーマイオニー が ぴし り と 言った 。
め||さまし|||||||いった
||||||scharf|||
||wake up||||sharply|||
Hermione said sharply, "Wake up.
「『 秘密の 部屋 』 を 開けた 人 が 五十 年 前 に 学校 から 追放 さ れた こと は 知って る でしょう 。
ひみつの|へや||あけた|じん||ごじゅう|とし|ぜん||がっこう||ついほう|||||しって||
secret||||||||||school||expelled|||||know||
You know that the person who opened the "Chamber of Secrets" was expelled from school fifty years ago.
T ・ M ・ リドル が 五十 年 前 『 特別 功労 賞 』 を もらった こと も 知って る でしょう 。
t|m|||ごじゅう|とし|ぜん|とくべつ|こうろう|しょう|||||しって||
||Riddle|||||special|meritorious service|award|||||||
You know that T.M. Riddle received the 'Special Merit Award' fifty years ago, right?
それ なら 、 もし リドル が スリザリン の 継承 者 を 捕まえた こと で 、 賞 を もらった と したら どう ? この 日記 は すべて を 語って くれる かも しれ ない わ 。
|||||||けいしょう|もの||つかまえた|||しょう|||||||にっき||||かたって|||||
that|||Riddle||||heir|||caught|||reward|||||||||||will tell|||||
Then, what if Riddle received the award for capturing the heir of Slytherin? This diary might tell us everything.
『 部屋 』 が どこ に ある の か 、 どう やって 開ける の か 、 その 中 に どんな 生物 が 住んで いる の か 。
へや|||||||||あける||||なか|||せいぶつ||すんで|||
room||||||||||||||||creature|||||
Where the 'Chamber' is, how to open it, and what kind of creatures live inside.
今回 の 襲撃 事件 の 背後 に いる 人物 に とって は 、 日記 が その辺 に 転がって たら 困る でしょ ?」
こんかい||しゅうげき|じけん||はいご|||じんぶつ||||にっき||そのへん||ころがって||こまる|
this time||attack|incident||behind|||person||||||around there||rolling around||would be problematic|
For the person behind this attack, wouldn't it be a problem if the diary was lying around? "
「 そい つ は 素晴らしい 論理 だ よ 、 ハーマイオニー 」 ロン が 混ぜっ返した 。
|||すばらしい|ろんり||||||まぜ っ かえした
||||||||||eingemischt
soi|||wonderful|logic||||||interjected
That's great logic, Hermione," Ron mixed it up.
「 だけど 、 ほんの ちょっと 、 ちっちゃな 穴 が ある 。
||||あな||
|just||tiny|||
"But there's just a little bit of a hole.
日記 に は な ー ん も 書かれて い な ー い 」 しか し 、 ハーマイオニー は 鞄 の 中 から 杖 を 取り出した 。
にっき||||-|||かか れて|||-||||||かばん||なか||つえ||とりだした
|||||||||not|||||||bag||||||
The diary is not written with anything at all! However, Hermione took out her wand from her bag.
「 透明 インク かも しれ ない わ !」 ハーマイオニー は 呟いた 。
とうめい|いんく|||||||つぶやいた
transparent||||||Hermione||muttered
It might be invisible ink! Hermione muttered.
日記 を 三 度 軽く 叩き 「 アパレシワム !< 現れよ >」 と 唱えた 。
にっき||みっ|たび|かるく|たたき||あらわれよ||となえた
||||||Aparecihuam|||
||three|three|lightly||appear|appear||recited
She lightly tapped the diary three times and said, 'Apparate! <Appear>'
何事 も 起き ない 。
なにごと||おき|
nothing||will happen|will not happen
だが ハーマイオニー は 怯 むこ と なく 、 鞄 の 中 に ぐ いっと 手 を 突っ込み 、 真っ赤な 消し ゴム の ような 物 を 取り出した 。
|||きょう||||かばん||なか||||て||つっこみ|まっかな|けし|ごむ|||ぶつ||とりだした
|||to hesitate|without hesitation||without|bag|||||with a jerk|hand||thrusting in|bright red|eraser|eraser|||||
Hermione, however, was not intimidated. She reached into her bag and pulled out a bright red eraser.
「『 現れ ゴム 』 よ 。
あらわれ|ごむ|
appearance|rubber|
"It's a 'Rubber Appearing.'",
ダイアゴン 横丁 で 買った の 」 一 月 一 日 の ページ を ゴシゴシ こすった 。
|よこちょう||かった||ひと|つき|ひと|ひ||ぺーじ|||
|||||||||||||gerieben
|alley|||||||||||scrubbed|rubbed
I rubbed the page from January 1st that I bought at Diagon Alley.
何も 起こら ない 。
なにも|おこら|
nothing|will not happen|will not happen
Nothing happens.
「 だ から 言って る じゃ ない か 。
||いって||||
I told you so.
何も 見つかる はずな いよ 」 ロン が 言った 。
なにも|みつかる|||||いった
|will be found|||||
You can't find anything, "Ron said.
「 リドル は クリスマス に 日記 帳 を もらった けど 、 何も 書く 気 が し なかった んだ 」
||くりすます||にっき|ちょう||||なにも|かく|き||||
Riddle||Christmas|||notebook||||||||||
"Riddle got a diary for Christmas, but he didn't feel like writing anything."
では なぜ リドル の 日記 を 捨てて しまわ ない の か 、 ハリー は 自分 でも うまく 説明 でき なかった 。
||||にっき||すてて|||||||じぶん|||せつめい||
||||||threw away|ended up|||||||||explain||
Harry could not explain to himself why he had not thrown away Riddle's diary.
何も 書いて ない こと は 百 も 承知 な のに 、 ふと 気 が つく と ハリー は 何気なく 日記 を 取り上げ て 、 白紙 の ページ を めくって いる こと が 多かった 。
なにも|かいて||||ひゃく||しょうち||||き||||||なにげなく|にっき||とりあげ||はくし||ぺーじ||||||おおかった
|||||a hundred||well aware|||suddenly|||||||casually|||picked up||blank paper||||turning over||||often did
Harry often casually picked up his diary and turned over blank pages, even though he knew that he hadn't written anything.
まるで 最後 まで 読み 終えて しまいたい 物 語 か 何 か の ように 。
|さいご||よみ|おえて|しま い たい|ぶつ|ご||なん|||
|last||reading|finished|want to finish|thing|story|||||
It's like a word or something that you want to read to the end.
T ・ M ・ リドル と いう 名前 は 、 一 度 も 聞いた こと が ない のに 、 なぜ か 知っている ような 気 が した 。
t|m||||なまえ||ひと|たび||きいた|||||||しっている||き||
||riddle|||||once|||||||even though|||||||
I've never heard of the name T ・ M ・ Riddle, but I felt like I knew why.
リドル が 小さい とき の 友達 で 、 ほとんど 記憶 の 彼方 に 行って しまった 名前 の ような 気 さえ した 。
||ちいさい|||ともだち|||きおく||かなた||おこなって||なまえ|||き||
riddle|||||friend|at||memory||beyond||||||||even|
I was a friend of mine when Riddle was small, and even felt like a name that had gone almost beyond my memory.
しかし 、 そんな こと は あり え ない 。
However, that is not possible.
ホグワーツ に 来る 前 は 、 誰一人 友達 が いな かった 。
||くる|ぜん||だれひとり|ともだち|||
Hogwarts|||||not a single person|friend||did not have|
Before I came to Hogwarts, I didn't have any friends.
ダドリー の せい で 、 それ だけ は 確かだ 。
|||||||たしかだ
Dudley|||||||certainly so
That's for sure because of Dudley.
それ でも 、 ハリー は リドル の こと を もっと 知りたい と 、 強く そう 願った 。
|||||||||しり たい||つよく||ねがった
it|but|||Riddle|||||||strongly||wished
Still, Harry eagerly wanted to know more about Riddle.
そこ で 次の 日 、 休憩 時間 に 、 リドル の 「 特別 功労 賞 」 を 調べよう と 、 トロフィー ・ ルーム に 向かった 。
||つぎの|ひ|きゅうけい|じかん||||とくべつ|こうろう|しょう||しらべよう||とろふぃー|るーむ||むかった
||||break time|||||special|special contribution|award||let's check||trophy|room||
So the next day, during break time, I headed to the trophy room to check out Liddle's "Distinguished Service Award.
興味 津 々 の ハーマイオニー と 、「 あの 部屋 は 、 もう 一生 見 たく ない ぐらい 十分 見 た 」 と 言う 不 承 不 承 の ロン も 一緒だった 。
きょうみ|つ||||||へや|||いっしょう|み||||じゅうぶん|み|||いう|ふ|うけたまわ|ふ|うけたまわ||||いっしょだった
interest|津々|repetition symbol||||||||one lifetime|||||enough|saw|||to say|reluctantly|reluctantly||承||||also there
Hermione, who was curious, and Ron, who was reluctant to say, "I saw that room enough that I didn't want to see it for the rest of my life," were with me.
リドル の 金色 の 盾 は 、 ピカピカ に 磨か れ 、 部屋 の 隅 の 飾り 棚 の 奥 の 方 に 収まって いた 。
||きんいろ||たて||ぴかぴか||みがか||へや||すみ||かざり|たな||おく||かた||おさまって|
riddle||||shield||shiny||polished||room||corner||decoration|shelf||back||||stored|
Riddle's golden shield was shiny and polished to fit in the back of the cabinet in the corner of the room.
なぜ それ が 与えられた の か 、 詳しい こと は 何も 書かれて いない (「 その方 が いい んだ 。
|||あたえ られた|||くわしい|||なにも|かか れて||そのほう|||
|||was given|||detailed|||||||||
No details are given as to why it was given ("It's better."
なん か 書いて あったら 、 盾 が もっと 大きく なる から 、 きっと 僕 は 今 でも これ を 磨いて た だろう よ 」 と ロン が 言った )。
||かいて||たて|||おおきく||||ぼく||いま||||みがいて|||||||いった
||||shield|||||||||||||polishing|||||||
If something was written, the shield would be bigger, so I'm sure I would still be polishing it, "Ron said.
リドル の 名前 は 「 魔術 優等 賞 」 の 古い メダル と 、 首席 名簿 の 中 に も 見つかった 。
||なまえ||まじゅつ|ゆうとう|しょう||ふるい|めだる||しゅせき|めいぼ||なか|||みつかった
Riddle||||magic|excellent|award||old|medal||top student|roster|||||found
Riddle's name was also found in the old medal of the "Magic Honor Award" and in the chief list.
「 パーシー みたいな やつ らしい な 」
Percy||||it seems
"It looks like a guy like Percy."
ロン は 鼻 に 皺 を 寄せ 、 むかついた ような 言い 方 を した 。
||はな||しわ||よせ|||いい|かた||
||nose||wrinkle||to wrinkle|irritated|||||
Ron wrinkled his nose and spoke in a seemingly annoyed manner.
「 監督 生 、 首席 ―― たぶん どの 科目 でも 一 番 か 」
かんとく|せい|しゅせき|||かもく||ひと|ばん|
director||top student|probably||subject||||probably
'The director's student, the top of the class - probably the best in any subject.'
「 なんだか それ が 悪い こと みたいな 言い 方 ね 」
|||わるい|||いい|かた|
somehow||||||||
'That sounds somewhat like it's a bad thing.'
ハーマイオニー が 尐 し 傷ついた ような 声 で 言った 。
||||きずついた||こえ||いった
||||hurt||||
Hermione said in a voice that sounded a little hurt.
ハリー は 慰める ように ハーマイオニー の 腕 を そっと 撫でた 。
||なぐさめる||||うで|||なでた
||to comfort||||arm||gently|stroked
Harry gently stroked Hermione's arm as a way to comfort her.