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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン11 - 239 - 伝説の猪鹿蝶

NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 11 - 239 - 伝説 の 猪 鹿 蝶

( い の ) まったく ! だいたい デリカシー って もの が ない の よ !

( シカマル ) おいおい 忍 界 大戦 が 始まろう って のに →

親子 喧嘩 して る 場合 か よ 。

( い の ) だって …。

(( いの いち : いの … 入る …。

キャ ~! ( い の いち ) うわ ~ っ !

( い の ) 父さん の バカ ~!

で 何の 用 よ 。

いや その … ここん とこ ふさいで い ただ ろ ?

だから … 父さん で よければ 相談 に 乗る ぞ 。

別に 何でもない わ よ 。

お前 の 悩み わから ん で も ない 。

いの も 年頃 だ し な 。 なに よ それ 。

どっち に 決めた んだ ? は ぁ ?

いや … シカマル と チョウジ どっち と つきあう つもりだ ?))

なんで 私 が あんた たち と つきあわ なきゃ なら ない わけ !?

そもそも レディー の 部屋 を ノック も なし に 入って くる なんて →

どういう 神経 して る わけ ~? ( シカマル ) おい いの 。

なんで 俺 たち が 文句 言わ れ なきゃ な ん ねえ んだ 。

( チョウジ ) ま ぁま ぁ 。 いの いち さん も い の の こと が 心配な んだ よ 。

しかし よ サスケ の こと で →

泣きべそ かいて いた の は 本当だ しな 。

当たら ず も 遠からず って 感じ じゃ ねえ か ?

あ … あれ は 急に 言わ れた から よ 。

それ に サスケ 君 の こと は 私 が 悩んだ って しようがない 。

もう サクラ たち に 任せる こと に 決めた の よ 。

《 へ ぇ 吹っ切れた みたいだ な 。

対戦 を 前 に して 心 が ブレ て ちゃ 連係 も うまく いか ねえ 。

いの は 大丈夫だ な ))

おい チョウジ お め え は …。 お前 が 悪い んだ ろ !

お前 の ほう が 先 に 手 を 出した ! ( シカマル ) お … おい !

文句 言った の は お前 が 先 じゃ ん !

( チョウジ ) やめ な よ 。 いったい 何 が あった って いう の さ 。

兄ちゃん に は 関係ない ぜ ! この デ …。

か 体 が … 勝手に …。

影 真似 の 術 成功 。

里 が こんな 状態 な のに 喧嘩 なんか して ちゃ 駄目でしょ 。

だって こいつ が …。 だって じゃ ない の 。

細かい こと 言って る と →

女の子 に モテ ない わ よ 。 (3 人 ) う うん …。

じゃあ あっ ち 行って 仲よく 遊んで なさい 。

(3 人 ) は ~ い !

( コスケ ) 相変わらず 見事な 連係 です なぁ 。

( い の ) あなた たしか …。

えっ と 誰 だ っけ ? コスケ さん … だった よ な ?

下 忍 一筋 50 年 木 ノ 葉 最強 の 下 忍 と も 言わ れる コスケ さん だ よ 。

前 に も 会って る じゃ ねえ か 。 そう だった か なぁ ?

あっ ! 僕ら が まだ 下 忍 の 頃 に !

( コスケ ) はい 。 いつぞや は お 世話に なり ました なぁ 。

(( この 情報 で 里 の 仲間 が 危険に 合わ なくて 済む の なら →

わし の 命 な ん ぞ 安い もの 。

この 巻物 なんと して も 木 ノ 葉 へ 届け なければ …。

逃がす か !

( 岩 狂 ) 我ら 三 兄弟 に 追わ れて 逃げ切った 者 など おら ん 。

( 岩 造 ) 逃がさ ねえ ぜ 。

( 岩 次 ) 兄 者 追わ ない の か ?

フフ … おもしろい じ じい だ 。

岩 次 岩 造 あり ゃあ 変わり 身 だ ぜ 。

《 チッ 目 の いい や つめ 》

( 岩 造 ) ナメ る な よ じ じい !

《 コスケ : 足 も なかなか …》

逃がす か ! 土 遁 大地 合掌 !

( 岩 次 ) 逃がさ ねえ って 言った だ ろ 。

《 力 も なかなか …》

じ じい 手間 を かけ や が って 。

( 岩 狂 ) 一 人 で 我ら から 情報 を 盗み出そう なんて →

逆に お め えら の 里 の 情報 を たっぷり と 聞か せて もらう ぜ 。

《 相手 に とって 不足 なし 。

我が 生涯 果てる に は よい 月夜 か …》

( チョウジ ) ゴ ~ ロゴロゴロ …。

新手 か !?

( チョウジ ) ゴロロン ! ゴロロン ! ゴロロン !

ゴロゴロゴロッ ド ~ ン !

なんだ !? か 体 が 勝手に !

《 影 真似 の 術 成功 !》

いの ! 心 転身 の 術 !

お前 ら ふざけて る 場合 じゃ ねえ !

よくも 木 ノ 葉 の 仲間 を やって くれた わ ね !

(2 人 ) わ ね !?

フフン ! た ~ っぷり お返し さ せて もらう わ !

う 裏切った の か !? 兄 者 。 お め え も だろう が !

覚悟 し なさ ~ い !

ほ ほう ! こ これ は …。

( アスマ ) 終わり だ 。

( アスマ ) 術 を 解いて も いい ぞ いの 。

何 が どう なって る んだ ?

( チョウジ ) これ ぞ 木 ノ 葉 秘伝 →

忍術 の 連係 フォーメーション 猪 鹿 蝶 だ ~!

ひ ぃっ !

よし 任務 完了 だ 。

お前 ら は 今日 の フォーメーション は よかった ぞ 。

修業 の 成果 が 出た な 。

( シカマル ) あ ?

( シカマル ) 大丈夫 っす か ? いくら なんでも →

単独 任務 なんて むちゃ っす よ 。

フォーメーション 猪 鹿 蝶 に 二 度 も 命 を 助け られる と は …))

そう そう 下 忍 の 頃 に 僕ら が 救出 した コスケ さん だ 。

はい 。 思い出して いただいた ようで →

嬉しく 思い ます よ 。

俺 も 思い出した ん っす けど →

あの 時 変な こと 言って ました よ ね ?

確か 「 フォーメーション 猪 鹿 蝶 に 二 度 助け られた 」 って 。

( チョウジ ) 助けた こと あった っけ ? さ ぁ …。

私 は 二 度 命 を 救わ れ ました →

フォーメーション 猪 鹿 蝶 に ね …。

そう あれ は 木 ノ 葉 崩し の 前日 の こと …。

( コスケ ) 夜更け だ と いう のに 翌日 の 祭り に →

里 は ざ わ ついて おり ました 。

( ヒルゼン ) よい 匂い じゃ な コスケ 。

邪魔だった かな ?

じ じい の 鍋 で よろしければ ひと つ いかがです か 三 代 目 様 。

すま ぬ の 。

いよいよ 明日 は 中 忍 試験 の 本線 です な 。

ああ そう じゃ な 。

うまい 。

ハハッ こんな もの ばかり 達者に なり まして な 。

なに 任務 中 の 唯一 の 楽しみ は 飯 を 食う こと のみ 。

お ぬし を 小 隊 の メンバー に と 指名 して くる 者 も 少なく ない のだ ぞ 。

どのような 危険な 任務 で あろう と も 仰せ と あら ば 。

そう 命 を 粗末に する で ない 。

馳走 に なった な 。 実に うまい 一杯であった 。

そう じゃ コスケ 。 ひと つ 任務 を 頼ま れて くれ ん か 。

中 忍 試験 が 各 里 の パワー バランス を 見る 機会 ゆえ →

多少 きな臭く なる の は 常な のじゃ が 。

ちと 今回 は 胸騒ぎ して の 。

ま ぁ わし の 早とちり なら いい のだ が 。

( チョウザ ) 三 代 目 から の 言づけ だ と ?

チョウザ 。 ( シカク ) 声 が で かい 。

すま ん 。

で 火影 様 は なんと ?

木 ノ 葉 舞う 季節 に は まだ 早い 。 こう 伝えれば わかる と 。

言づけ 承った 。

《 猿 飛 一族 と 三 家 の 特別 暗号 か 》

まさか !

( 歓声 )

( 悲鳴 )

キャ ~ ッ 。

木 ノ 葉 流 。

グワッ 。 柳 。

いったい どれほど の 敵 が 里 に 侵入 した と いう のだ 。

倍 化 の 術 。

体 が 。

木 ノ 葉 秘伝 影 縛り の 術 は 初めて か ?

じゃあ ついでに くらえ 。 木 ノ 葉 秘伝 影 首 縛り の 術 。

心 乱 身 の 術 !

(2 人 ) うわ っ !

やめろ ! どうした !? か … 体 が 勝手に 。

うわ ぁ !

昔 を 思い出す な 。

猪 鹿 蝶 トリオ の 再 結集 だ な 。

私 とて 木 ノ 葉 の 忍 。

微力 ながら も この 身 木 ノ 葉 の ため に 捧げ ます ぞ !

これ 以上 木 ノ 葉 を やら せ ん !

この 老 いぼ れ の 身 と 引き換え に →

1 人 でも 多く の 愚か 者 を 葬って くれる !

コスケ さん 。

敵 の 中 に 飛び込んで いった の か 。

ほっとく の か ? シカク 。 あれ を やる ぞ 。

猪 鹿 蝶 の フォーメーション か ?

忘れ たちゃ おら んだろう な ?

フン … それ を 忘れ ち まう ようじゃ 誓い の ピアス が 泣く ぜ 。

フフッ 。 だ な 。

行く ぞ ! おう !

う お ぉ ~!

♪~

( シカク ) 相変わらず いい 影 だ ぜ 。

♪~

10… 20…。

33。

影 縫い の 術 !

♪~

( シカク ) 黒 彼岸花 。

トドメ は 頼んだ ぜ 。

心 乱 演 武 の 術 !

まったく お前たち と だけ は 戦い たく ねえ よ 。

おっと そう だった 。

うわ ぁ …。

大丈夫 かい ? コスケ さん 。

さ あて 次の エリア に 行く ぞ 。

シカク いの いち 。

あれ こそ 木 ノ 葉 の 秘伝 忍術 に よる 最強 フォーメーション →

猪 鹿 蝶 。 うむ 。

猪 鹿 蝶 。

心 乱 身 の 術 !

影 縛り の 術 。

倍 化 の 術 !

♪~

なんという … 敵 を 圧倒 し ながら →

味方 を 勇気づける 懐 の 深 さ を 持った 戦い 。

恐怖 を 仲間 の 勇気 に 変える 見事な フォーメーション 。

経験 力 と 判断 力 そして 何より 信頼 の 力 。

お 見事で ございます 。

そんな ん じゃ ない んです よ コスケ さん 。

信頼 も 何も 腐れ縁 って だけ で 。

そう そう ここ だけ の 話 俺 たちゃ 自分 の ガキ が いる 里 で →

かっこ悪い とこ は 見せ られ ない って だけ で 。 なぁ 。

は ぁ ?

ま それ に 俺 たち なんて あいつ ら は →

あっという間 に 追い抜いて いき ます よ 。

木 ノ 葉 の 芽 は 確実に 育って い ます から ね 。

♪~

また 生き延びて しまった か 。

じゃ が …。

木 ノ 葉 の 芽 が どんな 大樹 に なって いく か →

楽しみです な 。

( チョウジ ) 父ちゃん たち が そんな 戦い を ?

やっぱり すごい の ね 父さん たち 。

まいった な 。

俺 たち の フォーメーション も レベル アップ して る と 思って いた が 。

父さん たち の フォーメーション に 比べたら まだまだ ね 。

私 が 言う の も なん です が 忍 は 一 日 に して 成ら ず です な 。

大樹 に なった とき の フォーメーション 猪 鹿 蝶 →

楽しみに して い ます よ 。

おっと … また 助けて もらう こと に なら ぬ よう →

気 を つけ ねば なり ませ ん なぁ ハハハ 。

ハッ ハッ ハッ ハッ ハッ !

ま 親父 たち は 親父 たち 俺 たち は 俺 たち だ 。

気負った ところ で しかた ねえ 。

そう だ よ ね 。

《 自分 じゃ 成長 した つもり でも →

父さん から 見たら 私 なんて やっぱり 子供 な の ね 》

《 俺 たち の レベル が 親父 たち の レベル に 達して ねえ の は 事実 だ 。

敵 の レベル は もっと 上 と 考えた ほう が いい 。

と なる と 今度 の 大戦 は …》

《 いったい どんな 敵 と 戦う こと に なる んだろう 》

フフ …。

下 忍 の 頃 から よ 俺 たち は 逃げる こと ばっ か 考えて いた よ な 。

そう ね 。 ビビ って 楽な 道 を 探す の に 一生懸命だった わ ね 。

う … うん 。

いい ように 捉えれば 自分 たち の こと を よく 知っていた 。

そう だ 俺 たち は 弱 え 。 え ?

だからこそ 俺 たち は 考えて きた 。 生きる 方法 を →

強 え 敵 に 勝てる 策 を … 最善 の 手 を な 。

頼む ぜ いの ! チョウジ !

親父 たち に は 敵 わ ねえ かも しれ ねえ が →

俺 たち だけ で 戦争 に 行く わけじゃ ねえ 。

俺 たち の できる 仕事 を きっちり こなして いこう ぜ 。

今 の 自分 の 全力 を 出す しか ない もの ね 。

《 これ まで だって →

みんな と 一緒 なら 大丈夫だった んだ 。

今度 の 戦争 だって …》

きっと 大丈夫だ よ ね ?

あ ? あぁ … お ぅ 。

大丈夫 大丈夫 ! さ ぁ みんな 気合い を 入れて いく わ よ !

( みんな ) お ぉ !

♪~

( 開演 ブザー )

( 美 空 ) 皆様 お かわり ございませ ん か ?

美 空 ひばり です 。

では 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。

( 拍手 )

( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。


NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 11 - 239 - 伝説 の 猪 鹿 蝶 ||しっぷう|つたい|しーずん|でんせつ||いのしし|しか|ちょう Naruto Shippuden - Season 11 - 239 - Legendary Inoshika Butterfly

( い の ) まったく !  だいたい デリカシー って もの が ない の よ !

( シカマル ) おいおい 忍 界 大戦 が 始まろう って のに → ||おし|かい|たいせん||はじまろう||

親子 喧嘩 して る 場合 か よ 。 おやこ|けんか|||ばあい||

( い の ) だって …。

(( いの いち : いの …  入る …。 |||はいる

キャ ~! ( い の いち ) うわ ~ っ !

( い の ) 父さん の バカ ~! ||とうさん||ばか

で   何の 用 よ 。 |なんの|よう|

いや   その …  ここん とこ ふさいで い ただ ろ ?

だから …  父さん で よければ 相談 に 乗る ぞ 。 |とうさん|||そうだん||のる|

別に 何でもない わ よ 。 べつに|なんでもない||

お前 の 悩み   わから ん で も ない 。 おまえ||なやみ|||||

いの も   年頃 だ し な 。 なに よ   それ 。 ||としごろ||||||

どっち に 決めた んだ ? は ぁ ? ||きめた|||

いや …  シカマル と チョウジ どっち と   つきあう つもりだ ?))

なんで   私 が   あんた たち と つきあわ なきゃ なら ない わけ !? |わたくし|||||||||

そもそも   レディー の 部屋 を ノック も なし に 入って くる なんて → |れでぃー||へや||||||はいって||

どういう 神経 して る わけ ~? ( シカマル ) おい   いの 。 |しんけい||||||

なんで   俺 たち が 文句 言わ れ なきゃ な ん ねえ んだ 。 |おれ|||もんく|いわ||||||

( チョウジ ) ま ぁま ぁ 。  いの いち さん も い の の こと が 心配な んだ よ 。 |||||||||||||しんぱいな||

しかし よ   サスケ の こと で → ||さすけ|||

泣きべそ かいて いた の は 本当だ しな 。 なきべそ|||||ほんとうだ|

当たら ず も 遠からず って 感じ じゃ ねえ か ? あたら|||とおからず||かんじ|||

あ …  あれ は 急に 言わ れた から よ 。 |||きゅうに|いわ|||

それ に   サスケ 君 の こと は 私 が 悩んだ って   しようがない 。 ||さすけ|きみ||||わたくし||なやんだ||しようが ない

もう   サクラ たち に 任せる こと に 決めた の よ 。 |さくら|||まかせる|||きめた||

《 へ ぇ   吹っ切れた みたいだ な 。 ||ふっきれた||

対戦 を 前 に して   心 が ブレ て ちゃ 連係 も うまく いか ねえ 。 たいせん||ぜん|||こころ|||||れんけい||||

いの は 大丈夫だ な )) ||だいじょうぶだ|

おい   チョウジ   お め え は …。 お前 が 悪い んだ ろ ! ||||||おまえ||わるい||

お前 の ほう が   先 に 手 を 出した ! ( シカマル ) お …  おい ! おまえ||||さき||て||だした|||

文句 言った の は   お前 が 先 じゃ ん ! もんく|いった|||おまえ||さき||

( チョウジ ) やめ な よ 。  いったい 何 が あった って いう の さ 。 |||||なん||||||

兄ちゃん に は 関係ない ぜ ! この   デ …。 にいちゃん|||かんけいない|||

か   体 が …  勝手に …。 |からだ||かってに

影 真似 の 術   成功 。 かげ|まね||じゅつ|せいこう

里 が こんな 状態 な のに 喧嘩 なんか して ちゃ 駄目でしょ 。 さと|||じょうたい|||けんか||||だめでしょ

だって   こいつ が …。 だって じゃ ない の 。

細かい こと 言って る と → こまかい||いって||

女の子 に   モテ ない わ よ 。 (3 人 ) う   うん …。 おんなのこ||||||じん||

じゃあ   あっ ち 行って 仲よく 遊んで なさい 。 |||おこなって|なかよく|あそんで|

(3 人 ) は ~ い ! じん||

( コスケ ) 相変わらず 見事な 連係 です なぁ 。 |あいかわらず|みごとな|れんけい||

( い の ) あなた   たしか …。

えっ と   誰 だ っけ ? コスケ さん …  だった よ な ? ||だれ|||||||

下 忍 一筋 50 年   木 ノ 葉 最強 の 下 忍 と も 言わ れる   コスケ さん だ よ 。 した|おし|ひとすじ|とし|き||は|さいきょう||した|おし|||いわ|||||

前 に も 会って る じゃ ねえ か 。 そう だった か なぁ ? ぜん|||あって||||||||

あっ !  僕ら が   まだ 下 忍 の 頃 に ! |ぼくら|||した|おし||ころ|

( コスケ ) はい 。  いつぞや は お 世話に なり ました なぁ 。 |||||せわに|||

(( この 情報 で   里 の 仲間 が 危険に 合わ なくて 済む の なら → |じょうほう||さと||なかま||きけんに|あわ||すむ||

わし の 命 な ん ぞ   安い もの 。 ||いのち||||やすい|

この 巻物   なんと して も 木 ノ 葉 へ 届け なければ …。 |まきもの||||き||は||とどけ|

逃がす か ! にがす|

( 岩 狂 ) 我ら 三 兄弟 に 追わ れて 逃げ切った 者 など おら ん 。 いわ|くる|われら|みっ|きょうだい||おわ||にげきった|もの|||

( 岩 造 ) 逃がさ ねえ ぜ 。 いわ|つく|にがさ||

( 岩 次 ) 兄 者   追わ ない の か ? いわ|つぎ|あに|もの|おわ|||

フフ …  おもしろい じ じい だ 。

岩 次   岩 造 あり ゃあ   変わり 身 だ ぜ 。 いわ|つぎ|いわ|つく|||かわり|み||

《 チッ   目 の いい や つめ 》 |め||||

( 岩 造 ) ナメ る な よ   じ じい ! いわ|つく||||||

《 コスケ : 足 も   なかなか …》 |あし||

逃がす か !  土 遁   大地 合掌 ! にがす||つち|とん|だいち|がっしょう

( 岩 次 ) 逃がさ ねえ って 言った だ ろ 。 いわ|つぎ|にがさ|||いった||

《 力 も   なかなか …》 ちから||

じ じい   手間 を かけ や が って 。 ||てま|||||

( 岩 狂 ) 一 人 で   我ら から 情報 を 盗み出そう なんて → いわ|くる|ひと|じん||われら||じょうほう||ぬすみだそう|

逆に   お め えら の 里 の 情報 を たっぷり と 聞か せて もらう ぜ 。 ぎゃくに|||||さと||じょうほう||||きか|||

《 相手 に とって   不足 なし 。 あいて|||ふそく|

我が 生涯 果てる に は よい 月夜 か …》 わが|しょうがい|はてる||||つきよ|

( チョウジ ) ゴ ~ ロゴロゴロ …。

新手 か !? あらて|

( チョウジ ) ゴロロン !  ゴロロン !  ゴロロン !

ゴロゴロゴロッ   ド ~ ン !

なんだ !? か   体 が 勝手に ! ||からだ||かってに

《 影 真似 の 術   成功 !》 かげ|まね||じゅつ|せいこう

いの ! 心 転身 の 術 ! |こころ|てんしん||じゅつ

お前 ら   ふざけて る 場合 じゃ ねえ ! おまえ||||ばあい||

よくも   木 ノ 葉 の 仲間 を やって くれた わ ね ! |き||は||なかま|||||

(2 人 ) わ ね !? じん||

フフン !  た ~ っぷり お返し さ せて もらう わ ! |||おかえし||||

う   裏切った の か !?  兄 者 。 お め え も だろう が ! |うらぎった|||あに|もの||||||

覚悟 し なさ ~ い ! かくご||な さ|

ほ ほう !  こ   これ は …。

( アスマ ) 終わり だ 。 |おわり|

( アスマ ) 術 を 解いて も いい ぞ   いの 。 |じゅつ||といて||||

何 が どう なって る んだ ? なん|||||

( チョウジ ) これ ぞ   木 ノ 葉 秘伝 → |||き||は|ひでん

忍術 の 連係 フォーメーション 猪 鹿 蝶 だ ~! にんじゅつ||れんけい||いのしし|しか|ちょう|

ひ ぃっ !

よし   任務 完了 だ 。 |にんむ|かんりょう|

お前 ら は   今日 の フォーメーション は よかった ぞ 。 おまえ|||きょう|||||

修業 の 成果 が 出た な 。 しゅぎょう||せいか||でた|

( シカマル ) あ ?

( シカマル ) 大丈夫 っす か ? いくら なんでも → |だいじょうぶ||||

単独 任務 なんて   むちゃ っす よ 。 たんどく|にんむ||||

フォーメーション 猪 鹿 蝶 に 二 度 も 命 を 助け られる と は …)) |いのしし|しか|ちょう||ふた|たび||いのち||たすけ|||

そう そう   下 忍 の 頃 に 僕ら が 救出 した   コスケ さん だ 。 ||した|おし||ころ||ぼくら||きゅうしゅつ||||

はい 。  思い出して いただいた ようで → |おもいだして||

嬉しく 思い ます よ 。 うれしく|おもい||

俺 も 思い出した ん っす けど → おれ||おもいだした|||

あの 時 変な こと 言って ました よ ね ? |じ|へんな||いって|||

確か  「 フォーメーション 猪 鹿 蝶 に 二 度 助け られた 」 って 。 たしか||いのしし|しか|ちょう||ふた|たび|たすけ||

( チョウジ ) 助けた こと あった っけ ? さ ぁ …。 |たすけた|||||

私 は   二 度 命 を 救わ れ ました → わたくし||ふた|たび|いのち||すくわ||

フォーメーション 猪 鹿 蝶 に ね …。 |いのしし|しか|ちょう||

そう   あれ は 木 ノ 葉 崩し の 前日 の こと …。 |||き||は|くずし||ぜんじつ||

( コスケ ) 夜更け だ と いう のに 翌日 の 祭り に → |よふけ|||||よくじつ||まつり|

里 は   ざ わ ついて おり ました 。 さと||||||

( ヒルゼン ) よい 匂い じゃ な   コスケ 。 ||におい|||

邪魔だった かな ? じゃまだった|

じ じい の 鍋 で よろしければ ひと つ いかがです か   三 代 目 様 。 |||なべ|||||いかが です||みっ|だい|め|さま

すま ぬ の 。

いよいよ 明日 は 中 忍 試験 の 本線 です な 。 |あした||なか|おし|しけん||ほんせん||

ああ   そう じゃ な 。

うまい 。

ハハッ   こんな もの ばかり 達者に なり まして な 。 ||||たっしゃに|||

なに   任務 中 の 唯一 の 楽しみ は 飯 を 食う こと のみ 。 |にんむ|なか||ゆいいつ||たのしみ||めし||くう||

お ぬし を 小 隊 の メンバー に と 指名 して くる 者 も 少なく ない のだ ぞ 。 |||しょう|たい||めんばー|||しめい|||もの||すくなく|||

どのような 危険な 任務 で あろう と も   仰せ と あら ば 。 |きけんな|にんむ|||||おおせ|||

そう 命 を 粗末に する で ない 。 |いのち||そまつに|||

馳走 に なった な 。 実に うまい 一杯であった 。 ちそう||||じつに||いっぱいであった

そう じゃ   コスケ 。 ひと つ 任務 を 頼ま れて くれ ん か 。 |||||にんむ||たのま||||

中 忍 試験 が 各 里 の パワー バランス を 見る 機会 ゆえ → なか|おし|しけん||かく|さと||ぱわー|ばらんす||みる|きかい|

多少   きな臭く なる の は 常な のじゃ が 。 たしょう|きなくさく||||とわな||

ちと   今回 は 胸騒ぎ して の 。 |こんかい||むなさわぎ||

ま ぁ   わし の 早とちり なら いい のだ が 。 ||||はやとちり||||

( チョウザ ) 三 代 目 から の 言づけ だ と ? |みっ|だい|め|||ことづけ||

チョウザ 。 ( シカク ) 声 が で かい 。 ||こえ|||

すま ん 。

で   火影 様 は なんと ? |ほかげ|さま||

木 ノ 葉 舞う 季節 に は まだ 早い 。 こう 伝えれば わかる と 。 き||は|まう|きせつ||||はやい||つたえれば||

言づけ 承った 。 ことづけ|うけたまわった

《 猿 飛 一族 と 三 家 の 特別 暗号 か 》 さる|と|いちぞく||みっ|いえ||とくべつ|あんごう|

まさか !

( 歓声 ) かんせい

( 悲鳴 ) ひめい

キャ ~ ッ 。

木 ノ 葉 流 。 き||は|りゅう

グワッ 。 柳 。 |やなぎ

いったい どれほど の 敵 が 里 に 侵入 した と いう のだ 。 |||てき||さと||しんにゅう||||

倍 化 の 術 。 ばい|か||じゅつ

体 が 。 からだ|

木 ノ 葉 秘伝 影 縛り の 術 は 初めて か ? き||は|ひでん|かげ|しばり||じゅつ||はじめて|

じゃあ   ついでに くらえ 。 木 ノ 葉 秘伝   影 首 縛り の 術 。 |||き||は|ひでん|かげ|くび|しばり||じゅつ

心 乱 身 の 術 ! こころ|らん|み||じゅつ

(2 人 ) うわ っ ! じん||

やめろ !  どうした !? か …  体 が 勝手に 。 |||からだ||かってに

うわ ぁ !

昔 を 思い出す な 。 むかし||おもいだす|

猪 鹿 蝶 トリオ の 再 結集 だ な 。 いのしし|しか|ちょう|とりお||さい|けっしゅう||

私 とて   木 ノ 葉 の 忍 。 わたくし||き||は||おし

微力 ながら も   この 身 木 ノ 葉 の ため に 捧げ ます ぞ ! びりょく||||み|き||は||||ささげ||

これ 以上   木 ノ 葉 を やら せ ん ! |いじょう|き||は||||

この 老 いぼ れ の 身 と 引き換え に → |ろう||||み||ひきかえ|

1 人 でも 多く の 愚か 者 を 葬って くれる ! じん||おおく||おろか|もの||ほうむって|

コスケ さん 。

敵 の 中 に 飛び込んで いった の か 。 てき||なか||とびこんで|||

ほっとく の か ?  シカク 。 あれ を やる ぞ 。

猪 鹿 蝶 の フォーメーション か ? いのしし|しか|ちょう|||

忘れ たちゃ おら んだろう な ? わすれ||||

フン …  それ を 忘れ ち まう ようじゃ 誓い の ピアス が 泣く ぜ 。 ふん|||わすれ||||ちかい||ぴあす||なく|

フフッ 。 だ な 。

行く ぞ ! おう ! いく||

う お ぉ ~!

♪~

( シカク ) 相変わらず   いい 影 だ ぜ 。 |あいかわらず||かげ||

♪~

10… 20…。

33。

影 縫い の 術 ! かげ|ぬい||じゅつ

♪~

( シカク ) 黒 彼岸花 。 |くろ|ひがんばな

トドメ は 頼んだ ぜ 。 ||たのんだ|

心 乱 演 武 の 術 ! こころ|らん|えん|ぶ||じゅつ

まったく   お前たち と だけ は 戦い たく ねえ よ 。 |おまえたち||||たたかい|||

おっと   そう だった 。

うわ ぁ …。

大丈夫 かい ?  コスケ さん 。 だいじょうぶ|||

さ あて   次の エリア に 行く ぞ 。 ||つぎの|えりあ||いく|

シカク   いの いち 。

あれ こそ   木 ノ 葉 の 秘伝 忍術 に よる 最強 フォーメーション → ||き||は||ひでん|にんじゅつ|||さいきょう|

猪 鹿 蝶 。 うむ 。 いのしし|しか|ちょう|

猪 鹿 蝶 。 いのしし|しか|ちょう

心 乱 身 の 術 ! こころ|らん|み||じゅつ

影 縛り の 術 。 かげ|しばり||じゅつ

倍 化 の 術 ! ばい|か||じゅつ

♪~

なんという … 敵 を 圧倒 し ながら → |てき||あっとう||

味方 を 勇気づける 懐 の 深 さ を 持った 戦い 。 みかた||ゆうきづける|ふところ||ふか|||もった|たたかい

恐怖 を 仲間 の 勇気 に 変える 見事な フォーメーション 。 きょうふ||なかま||ゆうき||かえる|みごとな|

経験 力 と 判断 力 そして 何より 信頼 の 力 。 けいけん|ちから||はんだん|ちから||なにより|しんらい||ちから

お 見事で ございます 。 |みごとで|

そんな ん じゃ ない んです よ コスケ さん 。 ||||ん です|||

信頼 も 何も   腐れ縁 って だけ で 。 しんらい||なにも|くされえん|||

そう そう   ここ だけ の 話 俺 たちゃ 自分 の ガキ が いる 里 で → |||||はなし|おれ||じぶん||がき|||さと|

かっこ悪い とこ は 見せ られ ない って だけ で 。  なぁ 。 かっこわるい|||みせ||||||

は ぁ ?

ま   それ に 俺 たち なんて あいつ ら は → |||おれ|||||

あっという間 に 追い抜いて いき ます よ 。 あっというま||おいぬいて|||

木 ノ 葉 の 芽 は 確実に 育って い ます から ね 。 き||は||め||かくじつに|そだって||||

♪~

また 生き延びて しまった か 。 |いきのびて||

じゃ が …。

木 ノ 葉 の 芽 が どんな 大樹 に なって いく か → き||は||め|||たいじゅ||||

楽しみです な 。 たのしみ です|

( チョウジ ) 父ちゃん たち が   そんな 戦い を ? |とうちゃん||||たたかい|

やっぱり   すごい の ね 父さん たち 。 ||||とうさん|

まいった な 。

俺 たち の フォーメーション も レベル アップ して る と 思って いた が 。 おれ|||||れべる|あっぷ||||おもって||

父さん たち の フォーメーション に 比べたら まだまだ ね 。 とうさん|||||くらべたら||

私 が 言う の も なん です が 忍 は 一 日 に して 成ら ず です な 。 わたくし||いう||||||おし||ひと|ひ|||なら|||

大樹 に なった とき の フォーメーション 猪 鹿 蝶 → たいじゅ||||||いのしし|しか|ちょう

楽しみに して い ます よ 。 たのしみに||||

おっと …  また 助けて もらう こと に なら ぬ よう → ||たすけて||||||

気 を つけ ねば なり ませ ん なぁ   ハハハ 。 き||||||||

ハッ   ハッ   ハッ   ハッ   ハッ !

ま   親父 たち は 親父 たち 俺 たち は 俺 たち だ 。 |おやじ|||おやじ||おれ|||おれ||

気負った ところ で   しかた ねえ 。 きおった||||

そう だ よ ね 。

《 自分 じゃ 成長 した つもり でも → じぶん||せいちょう|||

父さん から 見たら 私 なんて   やっぱり 子供 な の ね 》 とうさん||みたら|わたくし|||こども|||

《 俺 たち の レベル が   親父 たち の レベル に 達して ねえ の は 事実 だ 。 おれ|||れべる||おやじ|||れべる||たっして||||じじつ|

敵 の レベル は もっと 上 と 考えた ほう が いい 。 てき||れべる|||うえ||かんがえた|||

と なる と   今度 の 大戦 は …》 |||こんど||たいせん|

《 いったい   どんな 敵 と 戦う こと に なる んだろう 》 ||てき||たたかう||||

フフ …。

下 忍 の 頃 から よ   俺 たち は 逃げる こと ばっ か 考えて いた よ な 。 した|おし||ころ|||おれ|||にげる||||かんがえて|||

そう ね 。  ビビ って 楽な 道 を 探す の に 一生懸命だった わ ね 。 ||||らくな|どう||さがす|||いっしょうけんめいだった||

う …  うん 。

いい ように 捉えれば 自分 たち の こと を よく 知っていた 。 |よう に|とらえれば|じぶん||||||しっていた

そう だ   俺 たち は 弱 え 。 え ? ||おれ|||じゃく||

だからこそ   俺 たち は 考えて きた 。 生きる 方法 を → |おれ|||かんがえて||いきる|ほうほう|

強 え 敵 に 勝てる 策 を … 最善 の 手 を な 。 つよ||てき||かてる|さく||さいぜん||て||

頼む ぜ   いの !  チョウジ ! たのむ|||

親父 たち に は 敵 わ ねえ かも しれ ねえ が → おやじ||||てき||||||

俺 たち だけ で 戦争 に 行く わけじゃ ねえ 。 おれ||||せんそう||いく||

俺 たち の できる 仕事 を きっちり   こなして いこう ぜ 。 おれ||||しごと|||||

今 の 自分 の 全力 を 出す しか ない もの ね 。 いま||じぶん||ぜんりょく||だす||||

《 これ まで だって →

みんな と 一緒 なら 大丈夫だった んだ 。 ||いっしょ||だいじょうぶだった|

今度 の 戦争 だって …》 こんど||せんそう|

きっと   大丈夫だ よ ね ? |だいじょうぶだ||

あ ?  あぁ …  お ぅ 。

大丈夫   大丈夫 !  さ ぁ   みんな 気合い を 入れて   いく わ よ ! だいじょうぶ|だいじょうぶ||||きあい||いれて|||

( みんな ) お ぉ !

♪~

( 開演 ブザー ) かいえん|ぶざー

( 美 空 ) 皆様 お かわり ございませ ん か ? び|から|みなさま|||||

美 空 ひばり です 。 び|から||

では   最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。 |さいご||||おたのしみ|

( 拍手 ) はくしゅ

( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 !  に っぽ ん の 歌 』。 みやもと|もくよう|じ||こんさーと|めいきょく|||||うた