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この素晴らしい世界に祝福を! あぁ、駄女神さま (KonoSuba), この素晴らしい世界に祝福を! あぁ、駄女神さま (13)

この素晴らしい世界に祝福を! あぁ、駄女神さま (13)

1.

「 知って る か ? なんでも 魔 王 軍 の 幹部 の 一 人 が 、 この 街 から ちょっと 登った 丘 に ある 、 古い 城 を 乗っ取った らしい ぜ 」

ギルド に 併設 さ れた 酒場 の 一角 。

俺 は 昼間 から 酒 を 飲んで 駄弁って いる 、 相席 して いる 男 の 話 を 聞いて いた 。 俺 は と 言えば 酒 で は なく 、 男 と 向かい合い ながら ネロイド の シャワシャワ を 飲んで いる 。

ネロイド と は 何 か 。

シャワシャワ と は 何 な の か 。

酒 を あまり 飲ま ない 人 達 が よく コレ を 飲んで いる ので 、 俺 も 興味本位で 飲んで みた のだ が ……。

美味 い の か と 言わ れたら こう 答える しか ない 。

…… うん 、 分から ん 。

だが 、 シャワシャワ の 意味 は 分かった 。

飲んだ 後 シャワシャワ する 。

だが 炭酸 で は ない 。 自分 でも 、 シャワシャワ する の 意味 が 分から ない のだ が 、 これ は シャワシャワ と しか 表現 でき ない 。

俺 は ネロイド を 飲み干し テーブル に 置き ……。

「 魔 王 の 幹部 ねぇ 。 物騒な 話 だ けど 、 俺 達 に は 縁 の 無い 話 だ よ な 」

「 違え ねえ 」

目の前 の 男 が 、 俺 の やる 気 無い 無責任な 言葉 に 笑い ながら 同意 した 。

冒険 者 ギルド で 駄弁って いる 連中 は 意外に 多く 、 面白い 話 が 色々 聞ける 。 どこ そこ で 危険な モンスター を 見かけた から 、 暫く は あの 辺り で の クエスト は 受け ない 方 が いい と か 。

あの モンスター は 、 柑橘 系 の 果物 の 汁 を 身体 に 付けて おく と 匂い を 嫌って 寄って こない だ と か 。

と 言う か 、 この 世界 に 来て から は 生きて いく の に 精一杯 で 、 こういった 情報 収集 は した 事 が 無かった 。

情報 収集 は ゲーム に おいて 最も 大事な フラグ 回収 作業 だ 。

酒場 で の 、 こういった 会議 は いかにも 冒険者 っぽくて 心地よい 。 向かい の 冒険 者 の 男 が 言った 。

「 ま 、 何 に せよ 。 街 の 北 の 外れ に ある 廃 城 に は 近づか ない 方 が いい 。 王国 の 首都 で も ない こんな 所 に 、 何で 魔 王 の 大 幹部 様 が やって 来た の か は 知ら ない が ね 。 幹部って からに は 、 オーガロード や ヴァンパイア 。 はたまた 、 アークデーモン か ドラゴン か 。 いずれ に して も 、 俺 達 が 会ったら 瞬 殺さ れる 様 な 化け物 が 住んで る の は 間違い ない 。 廃 城 近く で の クエスト は 、 しばらく 避けた 方 が 無難だ な 」

男 に 礼 を 言って 席 を 立ち 、 俺 は 自分 達 の パーティー の テーブル へ と 向かう と ……。

「…… どうした ? 俺 を 、 そんな 変な 目 で 見て 」

アクア と ダクネス とめぐ みん が 、 テーブル の 真ん中 に 置いた 、 コップ に さした 野菜 スティック を ぽり ぽり かじり 、 俺 を 見て いた 。

「 別に ー ? カズマ が 、 他の パーティー に 入ったり し ない か 心配 なんて して ないし 」

アクア が 、 言い ながら 、 ちょっと だけ 不安 そうな 目 で チラチラ 見て くる 。

「……? いや 、 情報 収集 は 冒険 の 基本 だろう が 」

俺 は 三 人 の いる テーブル 席 に 座り 、 俺 も 一 本 貰おう と 、 野菜 スティック に 手 を 伸ばす 。

クイッ 。

野菜 スティック が 俺 の 伸ばした 手 から 逃れる ように 、 ひょいと 身 を かわした 。

…… おい 。

「 何 やって ん の よ カズマ 」

アクア が テーブル を バン と 叩く と 、 野菜 スティック が ビクリ と 跳ねる 。

一瞬 動か なく なった 野菜 スティック を 、 アクア が 一 本 つまんで 口 に 運ぶ 。

「…… む う 。 楽し そうです ね 。 楽し そうでした ね カズマ 。 他の パーティー の メンバー と 、 随分 親しげ でした ね ? めぐみ ん が 、 拳 を 握って テーブル を ドンと 叩き 、 怯ませた 野菜 スティック を つまみ 、 口 に 運んだ 。

「…… 何 だ この 新 感覚 は ? カズマ が 他 所 の パーティー で 仲良く やって いる 姿 を 見る と 、 胸 が もやもや する 反面 、 何 か 、 新たな 快感 が ……。 もしや 、 これ が 噂 の 寝取 られ ……? おかしな 事 を 口走る どう しよう も ない 変態 が 、 コップ の フチ を ピンと 指 で 弾き 、 そのまま 野菜 スティック を 指 で 摘まむ 。

「 なんだ 、 どうした お前 ら 。 こういった 場所 で の 情報 収集 は 基本 だろう が ……? 言い ながら 俺 は バン と テーブル を 叩く と 、 野菜 スティック に 手 を ……。

ヒョイッ 。

「…………………… だ ああ ああ らっしゃ ああ ああ ああ ああ ! 「 や 、 やめて ええ ! 私 の 野菜 スティック に 何 す ん の ! た 、 食べ物 を 粗末に する の は いく ない ! 俺 は 野菜 スティック を 摑 み 損ねた 手 で 、 今度 は スティック が 入った コップ ごと 摑 む と 、 それ を 壁 に 叩きつけ よう と 振りかぶる が 、 半 泣き の アクア に 手 を 摑 ま れる 。

「 野菜 スティック ごとき に 舐め られて たまる か ! て ゆ ー か 今更 突っ込む の も なんだ が 、 何で 野菜 が 逃げる んだ よ 。 ちゃんと 仕留めた やつ を 出せよ 」

「 な に 言って ん の 。 お 魚 も 野菜 も 、 何 だって 新鮮な 方 が 美味しい でしょ ? 活き作り って 知ら ない の ? こんな 活 き 作り が あって たまる か 。

俺 は 野菜 スティック を 食う の は 諦め 。

「 は あ ……。 まあ 、 野菜 は 今 は どう で も いい 。 それ より お前 ら に 聞きたい 事 が ある んだ よ 。 レベル が 上がったら 、 次 は どんな スキル を 覚えよう か と 思って な 。 ハッキリ 言って バランス が 悪 すぎる から な この パーティー は 。 自由 の 利く 俺 が 穴 を 埋める 感じ で 行きたい んだ が ……。 そう いや 、 お前 ら の スキルって どんな 感じ なんだ ? そう 、 効率 よく クエスト を こなして いく なら 、 パーティー メンバー と の 相性 を 考えた スキル を 覚えて いく 方 が いい 。

そう 思って 相談 を 持ちかけた 訳 だ が 。

「 私 は 《 物理 耐性 》 と 《 魔法 耐性 》、 各種 《 状態 異常 耐性 》 で 占めて る な 。 後 は デコイ と いう 、 囮 に なる スキル ぐらい だ 」

「……《 両手 剣 》 と か 覚えて 、 武器 の 命中 率 を 上げる 気 は ない の か ? 「 無い 。 私 は 言って は 何 だ が 、 体力 と 筋力 は ある 。 攻撃 が 簡単に 当たる 様 に なって しまって は 、 無傷で モンスター を 倒 せる 様 に なって しまう 。 かといって 、 手加減 して わざと 攻撃 を 受ける の は 違う のだ 。 こう ……、 必死に 剣 を 振るう が 当たら ず 、 力 及ばず 圧倒 されて しまう と いう の が 気持ち いい 」 「 もう いい 、 お前 は 黙って ろ 」 「…… ん ん ……っ! 自分 から 聞いて おいて この 仕打ち ……」

頰 を 赤らめ 、 ハアハア 言って いる ダクネス は 放置 する 。

めぐみ ん を 見る と 、 小 首 を 傾げて 口 を 開いた 。

「 私 は もちろん 爆裂 系 スキル です 。 爆裂 魔法 に 爆発 系 魔法 威力 上昇 、 高速 詠唱 など 。 最高の 爆裂 魔法 を 放つ ため の スキル 振り です 。 これ まで も 。 もちろん 、 これ から も 」

「…… どう 間違っても 、 中級 魔法 スキル と か は 取る 気 は ない の か ? 「 無い です 」

こいつ も 駄目だ ……。

「 えっと 、 私 は ……」 「 お前 は いい 」 「 え えっ!?」 自分 の スキル を 言おう と した アクア を 黙ら せる 。 宴会 芸 と か 宴会 芸 と か 宴会 芸 と か そんな ん だろう 。

しかし …………。

「 何で こう 、 まとまり が 無い んだ よ この パーティー は ……。 本当に 移籍 を ……」

「「「!?」」」

俺 の 小さな 呟き に 、 三 人 が ビクリ と した 。

2.

例 の 、 緊急の キャベツ 狩り クエスト から 数 日 が 経過 した 。

あの 時 収穫 した キャベツ が 軒並み 売り に 出さ れ 。

そして 、 冒険 者 達 に は その 報酬 が 支払われた のだ が 。

「 カズマ 、 見てくれ 。 報酬 が 良かった から 、 修理 を 頼んで いた 鎧 を 少し 強化 して みた 。 …… どう 思う ? 報酬 を 受け取ろう と する 冒険 者 達 に よって 酷い 混雑 の ギルド 内 で 、 ダクネス が 嬉々 と して 修理 から 返って きた 鎧 を 見せつけて きた 。

それ は 一言 で 言う と …………、

「 なんか 、 成金 趣味 の 貴族 の ボンボン が 着けて る 鎧 みたい 」

「…… カズマ は どんな 時 でも 容赦 ない な 。 私 だって 素直に 褒めて 貰いたい 時 も ある のだ が 」 ダクネス が 、 珍しく ちょっと へこんだ 顔 で 言って くる 。 知ら ん よ そんな もん 。

そんな 事 より 。

「 今 は お前 より 酷 い の が いる から 、 構って やれる 余裕 は ない ぞ 。 お前 を 超え そうな 勢い の そこ の 変態 を 何とか しろ よ 」

「 ハア …… ハア ……。 た 、 たまらない 、 たまらない です ! 魔力 溢れる マナタイト 製 の 杖 の この 色艶 ……。 ハア …… ハア …… ッ ! めぐみ ん が 、 新調 した 杖 を 抱きかかえ 頰ずり して いた 。

マナタイト と か いう 希少 金属 は 、 杖 に 混ぜる と 魔法 の 威力 が 向上 する 性質 を 持って いる らしい 。

高額な 報酬 で 杖 を 強化 し 、 めぐみ ん は 朝 から ずっと この 調子 だ 。

何でも 、 爆裂 魔法 の 威力 が これ で 何 割 か 増す らしい 。

ただ でさえ オーバーキル 気味な 爆裂 魔法 を これ 以上 強化 して どう する の か 、 そんな 事 より もっと 他 に 習得 す べき 便利な 魔法 が ある んじゃ ない の か ? と か 、 言いたい 事 は 色々 ある が 、 今 の め ぐみん に は あまり 関わり たく ない ので 放っておく 。 俺 も すでに 換金 が 終わって ホクホク だ 。

キャベツ を 追う モンスター を 引きつけた ダクネス 。

それ を まとめて 粉砕 した めぐみ ん 。

そんな 、 皆 の 活躍 を 他 所 に 、 一 人 マイ ペース に キャベツ を 追いかけて いた アクア 。

キャベツ 狩り で 得た 報酬 は 、 均等に 分ける ので は なく 、 それぞれ 自分 で 捕まえた 分 を そのまま 報酬 に しよう と いう 事 に なった 。

それ は 、 俺 に 次ぐ 収穫 量 だった アクア が 言い出した 事 だ 。

そして 今 。 その 言い出しっぺ の 換金 を 待って いる のだ が ……。 「 なんで すって え ええ ええ !? ちょっと あんた どういう 事 よっ! ギルド に 響き渡る アクア の 声 。

ああ ……。 嫌だ なあ ……。

ギルド の 受付 カウンター で は 、 案の定 アクア が 揉めて いた 。

ギルド の 受付 の お 姉さん の 胸ぐら を 摑 み 、 何やら いちゃ もん つけて いる 。

「 何で 五万 ぽっち な の よ ! どれ だけ キャベツ 捕まえた と 思って ん の !? 十 や 二十 じゃ ない はず よ ! 「 そそ 、 それ が 、 申し上げ 難い のです が ……」

「 何 よ ! 「…… アクア さん の 捕まえて きた の は 、 殆ど が レタス で ……」

「………… なんで レタス が 交じって る の よ ー ! 「 わ 、 私 に 言わ れ まして もっ! 会話 の やり取り を 聞く に 、 どうも 報酬 額 が 納得 いく もの で は なかった らしい 。

これ 以上 受付 に 言って も 無駄だ と 踏んだ の か 、 アクア が 後ろ に 手 を 組み 、 にこやかな 笑顔 で 俺 に 近づいて きた 。

「 カーズマ さん ! 今回 の クエスト の 、 報酬 は お いくら 万 円 ? 「 百万 ちょ い 」

「「「 ひ ゃっ!?」」」 アクア と ダクネス 、 めぐみ ん が 絶句 する 。 そう 、 俺 は 降って湧いた 突発 クエスト で 、 いきなり 小 金持ち に なり ました 。

俺 の 収穫 した 物 は 、 質 の 良い 、 たくさんの 経験 値 が 詰まった キャベツ が 多かった そうだ 。

これ も 幸運 度 の 差 と いう やつ か 。

「 カズマ 様 ー ! 前 から 思って た んだ けれど 、 あなたって その 、 そこはかとなく 良い 感じよ ね ! 「 特に 褒める 所 が 思い浮かばない なら 無理 す んな 。 言っと く が 、 この 金 は もう 使い道 決めて る から な 、 分けん ぞ 」 先手 を 打った 俺 の 言葉 に アクア の 笑顔 が 凍りついた 。 「 カズマ さ ああ ああ ああ あん ! 私 、 クエスト 報酬 が 相当な 額 に なるって 踏んで 、 この 数 日 で 、 持って た お 金 、 全部 使っちゃった んです けど ! てい うか 、 大金 入って くるって 見込んで 、 ここ の 酒場 に 十万 近い ツケ まで ある んです けど !! 今回 の 報酬 じゃ 、 足りない んです けど ! 半 泣き で すがりついて くる アクア を 引き剥がし 、 何で こいつ は 後先 考え ない んだろう と 、 痛む こめかみ を 指 で 押さえた 。

「 知る か 、 そもそも 今回 の 報酬 は 『 それぞれ が 手 に 入れた 報酬 を そのまま に 』って 言い出した の は お前 だ ろ 。 と 言う か 、 いい加減 拠点 を 手 に 入れたい んだ よ 。 いつまでも 馬 小屋 暮らし じゃ 落ち着か ないだ ろ ? 通常 、 冒険 者 は 家 を 持た ない 。

冒険 者 は 安定 を 求めず 、 あちこち を 飛び回る 事 が 多い から だ 。

まあ 成功 する 冒険 者 など 一握り で 、 ほとんど の 冒険 者 は 、 その日暮らし が 多く 金 が 無い と いう の も 理由 の 一 つ だ が 。

ぶっちゃけ 、 俺 は この メンツ で の 魔 王 討伐 なんて 無理だ と 諦め かけて る 。

魔 王 軍 と 戦う 仕事 は 、 先 に ここ に 送り込まれた 、 強力な 能力 だ の 装備 だの を 貰った 連中 が やれば いい 。

なん せ 、 俺 は 誰 に でも なれる 初期 職業 、 最 弱 職 の 冒険 者 だ 。

しかも 、 子供 の 頃 から 冒険 者 を 目指し 鍛えて いた 様 な 連中 に 比べれば ステータス だって 劣る 、 本当に どこ に でも いる 一般 人 だ 。

適度に 安全に 、 好奇心 を 満足 させられる 程度 に 冒険 が できて 、 後 は のんびり と 暮らして いければ それ で いい 。 な ので 、 ここ ら で 一 つ 賃貸 、 もしくは 安ければ 、 小さな 小屋 みたいな 物件 でも 手 に 入ら ない か な と 思った 次第 だ 。

アクア が いよいよ 泣き そうな 顔 で すがりつく 。

「 そんなあ ああ ああ ! カズマ 、 お 願い よ 、 お 金貸し て ! ツケ 払う 分 だけ で いい から ぁ ! そりゃ あ カズマ も 男の子 だ し 、 馬 小屋 で たまに 夜中 ゴソゴソ して る の 知って る から 、 早く プライベートな 空間 が 欲しい の は 分かる けど ! 五万 ! 五万 で いい の ! お 願い よ お おお おお ! 「 よし 分かった 、 五万 でも 十万 でも お 安い もん だ ! 分かった から 黙ろう か !!」

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この素晴らしい世界に祝福を! あぁ、駄女神さま (13) この すばらしい せかい に しゅくふく を||だおんな かみさま Segne diese wunderbare Welt! Oh, Göttin der Verdammten (13) Bless this wonderful world! Oh, Goddess of the Damned (13) Abençoa este mundo maravilhoso! Oh, Deusa dos Malditos (13) 为这个美好的世界送上祝福! 啊,没用的女神(13) 為這個美好的世界送上祝福!啊,無用的女神(13)

1.

「 知って る か ? しって|| know|| " Do you know ? なんでも 魔 王 軍 の 幹部 の 一 人 が 、 この 街 から ちょっと 登った 丘 に ある 、 古い 城 を 乗っ取った らしい ぜ 」 |ま|おう|ぐん||かんぶ||ひと|じん|||がい|||のぼった|おか|||ふるい|しろ||のっとった|| 什么都|||||干部||||||||||||||||占领了|| anything|||||leader|||||||||climbed|hill||||||taken over|| It seems that one of the leaders of the demon king's army has taken over an old castle on a hill a little ways up from the city.

ギルド に 併設 さ れた 酒場 の 一角 。 ぎるど||へいせつ|||さかば||いっかく |||||||一角 ||located|||||corner A corner of the tavern attached to the guild.

俺 は 昼間 から 酒 を 飲んで 駄弁って いる 、 相席 して いる 男 の 話 を 聞いて いた 。 おれ||ひるま||さけ||のんで|だべん って||そう せき|||おとこ||はなし||きいて| |||||||||同桌|||||||| |||||||||am Tisch sitzen|||||||| |||||||chatting|||||||||| I have been drinking alcohol and chatting since the daytime, listening to the stories of the man I am sitting across from. 我从下午开始喝酒,和坐在一起的男士聊天。 俺 は と 言えば 酒 で は なく 、 男 と 向かい合い ながら ネロイド の シャワシャワ を 飲んで いる 。 おれ|||いえば|さけ||||おとこ||むかいあい||||||のんで| ||||||||||面对面||尼罗河||||| ||||||||||facing each other||neroid||fizzy||| As for me, instead of alcohol, I am drinking Nerloid while facing the man. 我所说的并不是酒,而是面对面地喝着尼罗河果汁。

ネロイド と は 何 か 。 |||なん| Nerloid|||| What is Nerloid? 尼罗河果汁是什么?

シャワシャワ と は 何 な の か 。 |||なん||| What is shawashawa?

酒 を あまり 飲ま ない 人 達 が よく コレ を 飲んで いる ので 、 俺 も 興味本位で 飲んで みた のだ が ……。 さけ|||のま||じん|さとる|||||のんで|||おれ||きょうみほんいで|のんで||| ||||||||||||||||出于好奇|||| alcohol||||||||||||||||out of curiosity|||| People who don't drink much often drink this stuff, so I tried it out of curiosity. ...... 喝酒不多的人经常喝kore,所以我试着喝。

美味 い の か と 言わ れたら こう 答える しか ない 。 びみ|||||いわ|||こたえる|| When asked if it is delicious, I have no choice but to answer like this.

…… うん 、 分から ん 。 |わから| ||not ...... Yeah, I don't know.

だが 、 シャワシャワ の 意味 は 分かった 。 |||いみ||わかった but||||| However, I now know what "shawshaw" means.

飲んだ 後 シャワシャワ する 。 のんだ|あと|| It is shaky after drinking.

だが 炭酸 で は ない 。 |たんさん||| |碳酸||| |carbon dioxide||| But it is not carbonated. 自分 でも 、 シャワシャワ する の 意味 が 分から ない のだ が 、 これ は シャワシャワ と しか 表現 でき ない 。 じぶん|||||いみ||わから|||||||||ひょうげん|| ||||||||||||||||express|| I don't even know what it means to be shawashawa, but this can only be described as shawashawa.

俺 は ネロイド を 飲み干し テーブル に 置き ……。 おれ||||のみほし|てーぶる||おき ||||喝光||| ||||drank up||| I drank my Neroids and put them on the table. ......

「 魔 王 の 幹部 ねぇ 。 ま|おう||かんぶ| |||henchman|you know "Hey, the Demon King's executive. 物騒な 話 だ けど 、 俺 達 に は 縁 の 無い 話 だ よ な 」 ぶっそうな|はなし|||おれ|さとる|||えん||ない|はなし||| 不安的|||||||||||||| dangerous|||||||||||||| It's a disturbing story, but it's not something that concerns us, right?

「 違え ねえ 」 ちがえ| |right That's not true. 「没错」

目の前 の 男 が 、 俺 の やる 気 無い 無責任な 言葉 に 笑い ながら 同意 した 。 めのまえ||おとこ||おれ|||き|ない|むせきにんな|ことば||わらい||どうい| |||||||||无责任的|||||| in front|||||||||irresponsible|||||| The man in front of me laughed and agreed with my lackadaisical and irresponsible words. 眼前的男人带着嘲讽的笑容同意了我那没有干劲和责任感的话。

冒険 者 ギルド で 駄弁って いる 連中 は 意外に 多く 、 面白い 話 が 色々 聞ける 。 ぼうけん|もの|ぎるど||だべん って||れんちゅう||いがいに|おおく|おもしろい|はなし||いろいろ|きける There are a surprisingly large number of people in the Adventurers' Guild, and they have many interesting stories to tell. 在冒险者公会闲聊的人们意外地很多,各种有趣的故事也能听到。 どこ そこ で 危険な モンスター を 見かけた から 、 暫く は あの 辺り で の クエスト は 受け ない 方 が いい と か 。 |||きけんな|||みかけた||しばらく|||あたり|||||うけ||かた|||| ||||||||一段时间|||||||||||||| ||||||||||||||||accepted|||||| I saw a dangerous monster somewhere, so it's better not to take the quest around there for a while.

あの モンスター は 、 柑橘 系 の 果物 の 汁 を 身体 に 付けて おく と 匂い を 嫌って 寄って こない だ と か 。 |||かんきつ|けい||くだもの||しる||からだ||つけて|||におい||きらって|よって|||| |||柑橘|||||汁|||||||||讨厌|靠近|||| |||citrus|||fruit||juice|||||||||||||| That monster doesn't like the smell when he puts the juice of citrus fruits on his body. 怪物似乎讨厌这种气味,并且在将柑橘类水果的汁液放在身上时并没有靠近它。 那个怪兽,说是如果身上涂上柑橘类水果的汁,就会讨厌这个味道而不接近。

と 言う か 、 この 世界 に 来て から は 生きて いく の に 精一杯 で 、 こういった 情報 収集 は した 事 が 無かった 。 |いう|||せかい||きて|||いきて||||せいいっぱい|||じょうほう|しゅうしゅう|||こと||なかった |||||||||||||尽全力||||||||| I have been so busy trying to survive in this world that I have never collected this kind of information. 话说,自从来到这个世界以来,我已经忙于生存,根本没有进行这种信息收集。

情報 収集 は ゲーム に おいて 最も 大事な フラグ 回収 作業 だ 。 じょうほう|しゅうしゅう||げーむ|||もっとも|だいじな||かいしゅう|さぎょう| Gathering information is the most important flag collection task in the game. 信息收集在游戏中是最重要的旗帜回收工作。

酒場 で の 、 こういった 会議 は いかにも 冒険者 っぽくて 心地よい 。 さかば||||かいぎ|||ぼうけん しゃ||ここちよい ||||||||像冒险者| |||||||Abenteurer|abenteuerlich| |||||||adventurer|like an adventurer| These meetings in a bar are very adventurous and comfortable. 酒吧中的这样的会议让我感觉很像冒险者,挺舒适的。 向かい の 冒険 者 の 男 が 言った 。 むかい||ぼうけん|もの||おとこ||いった 对面的冒险者男人说道。

「 ま 、 何 に せよ 。 |なん|| Well, what should I do? “嘛,不管怎样。” 街 の 北 の 外れ に ある 廃 城 に は 近づか ない 方 が いい 。 がい||きた||はずれ|||はい|しょう|||ちかづか||かた|| ||||边缘|||废弃||||靠近|||| |||||||abandoned|||||||| It is better to stay away from the abandoned castle on the northern outskirts of the city. 王国 の 首都 で も ない こんな 所 に 、 何で 魔 王 の 大 幹部 様 が やって 来た の か は 知ら ない が ね 。 おうこく||しゅと|||||しょ||なんで|ま|おう||だい|かんぶ|さま|||きた||||しら||| 王国||首都||||||||||||||||||||||| I don't know why the Demon King's cadre came to such a place, which is not the capital of the kingdom. 幹部って からに は 、 オーガロード や ヴァンパイア 。 かんぶ って||||| executive||||| The executives are called Ogre Lords and Vampires. 干部就是指奥嘎罗德或吸血鬼。 はたまた 、 アークデーモン か ドラゴン か 。 或者|弧形恶魔||| |archdemon||| Or is it an arc demon or a dragon? 或者是亚克恶魔还是龙。 いずれ に して も 、 俺 達 が 会ったら 瞬 殺さ れる 様 な 化け物 が 住んで る の は 間違い ない 。 ||||おれ|さとる||あったら|またた|ころさ||さま||ばけもの||すんで||||まちがい| 无论如何|||||||见面时||||||怪物||||||| |||||||if we meet||will be killed||||||||||| In any case, there is no doubt that there are monsters living there that would instantly kill us if we met them. 无论如何,住着能够瞬间杀死我们的怪物是毫无疑问的。 廃 城 近く で の クエスト は 、 しばらく 避けた 方 が 無難だ な 」 はい|しろ|ちかく||||||さけた|かた||ぶなんだ| ||||||||避免|||安全| |||||||||||safest| It's safer to avoid quests near the abandoned castle for a while. "

男 に 礼 を 言って 席 を 立ち 、 俺 は 自分 達 の パーティー の テーブル へ と 向かう と ……。 おとこ||れい||いって|せき||たち|おれ||じぶん|さとる||ぱーてぃー||てーぶる|||むかう| I thanked the guy, got up, and headed to my party table. ......

「…… どうした ? 俺 を 、 そんな 変な 目 で 見て 」 おれ|||へんな|め||みて Look at me like I'm crazy.

アクア と ダクネス とめぐ みん が 、 テーブル の 真ん中 に 置いた 、 コップ に さした 野菜 スティック を ぽり ぽり かじり 、 俺 を 見て いた 。 ||||||てーぶる||まんなか||おいた|こっぷ|||やさい||||||おれ||みて| |||||||||||||插入||蔬菜棒||||啃|||| Aqua, Daknes and Megumi were looking at me, bobbing on the vegetable sticks in the cups placed in the middle of the table. Aqua,Dakness和Megumin坐在桌子中间,咬着玻璃棍的蔬菜棒,凝视着我。 阿库雅、达克尼斯和梅格美在桌子中间放着的杯子里插着的蔬菜棒,啃着,看着我。

「 別に ー ? べつに|- 「没什么特别的吧?」 カズマ が 、 他の パーティー に 入ったり し ない か 心配 なんて して ないし 」 ||たの|ぱーてぃー||はいったり||||しんぱい||| I'm not worried that Kazuma might be in another party. " 卡兹马并不担心加入其他队伍的事情。

アクア が 、 言い ながら 、 ちょっと だけ 不安 そうな 目 で チラチラ 見て くる 。 ||いい||||ふあん|そう な|め||ちらちら|みて| Aqua glances at me with a slightly worried look while saying this.

「……? いや 、 情報 収集 は 冒険 の 基本 だろう が 」 |じょうほう|しゅうしゅう||ぼうけん||きほん|| No, gathering information is the basis of adventure.

俺 は 三 人 の いる テーブル 席 に 座り 、 俺 も 一 本 貰おう と 、 野菜 スティック に 手 を 伸ばす 。 おれ||みっ|じん|||てーぶる|せき||すわり|おれ||ひと|ほん|もらおう||やさい|||て||のばす I sit at a table with three people, and I reach for a vegetable stick to get one too.

クイッ 。 quickly Quick .

野菜 スティック が 俺 の 伸ばした 手 から 逃れる ように 、 ひょいと 身 を かわした 。 やさい|||おれ||のばした|て||のがれる|||み|| ||||||||逃脱|||||躲开 ||||||||escaped||||| The vegetable stick dodged as if to escape from my outstretched hand. 野菜棒好像要从我伸出的手中逃脱,轻巧地躲开了。

…… おい 。 Hey. ……喂。

「 何 やって ん の よ カズマ 」 なん||||| What are you doing, Kazuma? “你在干什么,和马?”

アクア が テーブル を バン と 叩く と 、 野菜 スティック が ビクリ と 跳ねる 。 ||てーぶる||ばん||たたく||やさい|||||はねる |||||||||||||跳动 |||||||||||||jumps When Aqua hits the table with a bang, the vegetable stick bounces.

一瞬 動か なく なった 野菜 スティック を 、 アクア が 一 本 つまんで 口 に 運ぶ 。 いっしゅん|うごか|||やさい|||||ひと|ほん||くち||はこぶ |||||||||||夹住||| Aqua picks up a vegetable stick that has momentarily stopped moving and brings it to her mouth.

「…… む う 。 ‘... Hmm.’ 楽し そうです ね 。 たのし|そう です| It looks like you're having fun. 楽し そうでした ね カズマ 。 たのし|そう でした|| You seemed to be having fun, didn't you, Kazuma? 他の パーティー の メンバー と 、 随分 親しげ でした ね ? たの|ぱーてぃー||めんばー||ずいぶん|したし げ|| ||||||vertraut|| ||||||friendly|| You were very close to the members of the other parties, weren't you? めぐみ ん が 、 拳 を 握って テーブル を ドンと 叩き 、 怯ませた 野菜 スティック を つまみ 、 口 に 運んだ 。 |||けん||にぎって|てーぶる||どんと|たたき|きょう ませた|やさい||||くち||はこんだ ||||||||||吓到了||||夹|||送到嘴里 ||||||||||verängstigte||||||| ||||||||with a thud||startled||||||| Megumi clenched her fist and thumped the table, picking up a frightened vegetable stick and putting it in her mouth.

「…… 何 だ この 新 感覚 は ? なん|||しん|かんかく| ...... What is this new sensation? カズマ が 他 所 の パーティー で 仲良く やって いる 姿 を 見る と 、 胸 が もやもや する 反面 、 何 か 、 新たな 快感 が ……。 ||た|しょ||ぱーてぃー||なかよく|||すがた||みる||むね||||はんめん|なん||あらたな|かいかん| ||||||||||||||||不安||另一方面||||快感| When I see Kazuma getting along with each other at a party elsewhere, my heart is moyamoya, but on the other hand, I feel a new pleasure ... もしや 、 これ が 噂 の 寝取 られ ……? |||うわさ||ね と| |||||被寝取| |dies||||NTR| |||||cuckolded| Could this be the rumored case of being cuckolded...? 难道,这就是传说中的被寝取……? おかしな 事 を 口走る どう しよう も ない 変態 が 、 コップ の フチ を ピンと 指 で 弾き 、 そのまま 野菜 スティック を 指 で 摘まむ 。 |こと||くちばしる|||||へんたい||こっぷ||||ぴんと|ゆび||はじき||やさい|||ゆび||つまむ ||||||||||||杯缘||||||||||||夹住 ||||||||||||edge||sharply|||snapped|||||||pick up The crazy, out-of-control pervert flicks his finger over the rim of the cup and then picks at the vegetable stick with his finger. 一个口出奇怪之言、无可救药的变态,用手指轻轻拨打着杯子的边缘,然后就用手指夹起了蔬菜棒。

「 なんだ 、 どうした お前 ら 。 ||おまえ| |||you What's the matter, what's wrong with you guys? “怎么了,你们怎么了。” こういった 場所 で の 情報 収集 は 基本 だろう が ……? |ばしょ|||じょうほう|しゅうしゅう||きほん|| Gathering information in these places is basic, but ...? 言い ながら 俺 は バン と テーブル を 叩く と 、 野菜 スティック に 手 を ……。 いい||おれ||ばん||てーぶる||たたく||やさい|||て| With that, I bang on the table and put my hand on the vegetable stick. ...... 說著,我拍了拍桌子,把手放在了一根菜棍上…

ヒョイッ 。 lightly Hyoi .

「…………………… だ ああ ああ らっしゃ ああ ああ ああ ああ ! |||welcome|||| 「... Oh, oh, welcome!」 「 や 、 やめて ええ ! 「Stop it, please!」 私 の 野菜 スティック に 何 す ん の ! わたくし||やさい|||なん||| What are you doing to my vegetable sticks! 我 的 蔬菜 棍 要 做 什 么 ! た 、 食べ物 を 粗末に する の は いく ない ! |たべもの||そまつに||||| |||粗糙地||||| It is not good to waste food! 咳, 粗糙 对 待 食物 是 不 行 的 ! 俺 は 野菜 スティック を 摑 み 損ねた 手 で 、 今度 は スティック が 入った コップ ごと 摑 む と 、 それ を 壁 に 叩きつけ よう と 振りかぶる が 、 半 泣き の アクア に 手 を 摑 ま れる 。 おれ||やさい|||||そこねた|て||こんど||||はいった|こっぷ|||||||かべ||たたきつけ|||ふりかぶる||はん|なき||||て|||| |||||||||||||||||||||||||||挥起||||||||||| |||||||missed|||||||||||||||||slammed|||rears back||||||||||| I grab the cup with the vegetable stick in it, this time with the hand that failed to grab the stick, and swing it at the wall, only to have a half-crying Aqua grab my hand. 我 用 摔 失败 的 手 拿 着 蔬菜 棍, 这 次 想 连 同 装 着 棍 的 杯 子 一 起 拿 起 来, 然后 挥 臂 想 把 它 撞 在 墙 上, 但 被 半 哭 的 水母 抓住 了 手。 我用失手的那隻手拿起了裝著蔬菜棒的杯子,想要將它甩向牆壁,卻被半哭著的阿克婭抓住了我的手。

「 野菜 スティック ごとき に 舐め られて たまる か ! やさい||||なめ||| ||像||舔||受不了| ||like||||| How could I be looked down upon by mere vegetable sticks! 「怎么可能被像蔬菜棒那样的小东西欺负! て ゆ ー か 今更 突っ込む の も なんだ が 、 何で 野菜 が 逃げる んだ よ 。 ||-||いまさら|つっこむ|||||なんで|やさい||にげる|| |to|||||||||||||| I mean, it's kind of late to point this out, but why are the vegetables running away? 不过说回来,这种时候插嘴也没什么意义,为什么蔬菜会逃跑呢。 ちゃんと 仕留めた やつ を 出せよ 」 |しとめた|||だせよ ||||给我 ||||bring out Bring out the ones that you properly caught! 好好把抓住的东西拿出来!」

「 な に 言って ん の 。 ||いって|| What are you talking about? お 魚 も 野菜 も 、 何 だって 新鮮な 方 が 美味しい でしょ ? |ぎょ||やさい||なん||しんせんな|かた||おいしい| Fish and vegetables are better when they are fresh, aren't they? 活き作り って 知ら ない の ? かつ き づくり||しら|| 活鱼料理|||| lebend zubereitet|||| sashimi preparation|||| Don't you know what "live cooking" is? こんな 活 き 作り が あって たまる か 。 |かつ||つくり|||| ||||||accumulate| I wonder if there is such a lively creation.

俺 は 野菜 スティック を 食う の は 諦め 。 おれ||やさい|||くう|||あきらめ I gave up eating vegetable sticks.

「 は あ ……。 まあ 、 野菜 は 今 は どう で も いい 。 |やさい||いま||||| Well, I don't care about vegetables right now. それ より お前 ら に 聞きたい 事 が ある んだ よ 。 ||おまえ|||きき たい|こと|||| I have more questions I want to ask you guys. レベル が 上がったら 、 次 は どんな スキル を 覚えよう か と 思って な 。 れべる||あがったら|つぎ|||||おぼえよう|||おもって| ||if it rises|||||||||| I was wondering what skills I should learn next when I reach a higher level. ハッキリ 言って バランス が 悪 すぎる から な この パーティー は 。 はっきり|いって|ばらんす||あく|||||ぱーてぃー| To be clear, this party is too unbalanced. 自由 の 利く 俺 が 穴 を 埋める 感じ で 行きたい んだ が ……。 じゆう||きく|おれ||あな||うずめる|かんじ||いき たい|| ||灵活|||||||||| I'd like to go as if I'm free to fill in the gaps. ...... 我想像是自由自在的我来填补这个空缺……。 我想去那裡,就好像我是那個可以自由填補空白的人,但是… そう いや 、 お前 ら の スキルって どんな 感じ なんだ ? ||おまえ|||スキル って||かんじ| |||||skills||| Well, what kind of skills do you guys have? 对了,你们的技能感觉怎么样? そう 、 効率 よく クエスト を こなして いく なら 、 パーティー メンバー と の 相性 を 考えた スキル を 覚えて いく 方 が いい 。 |こうりつ|||||||ぱーてぃー|めんばー|||あいしょう||かんがえた|||おぼえて||かた|| ||||||||||||配合||||||||| Yes, if you want to complete quests efficiently, it is better to learn skills that are compatible with your party members. 是啊,如果要高效地完成任务,记住考虑与队友的配合技能会更好。

そう 思って 相談 を 持ちかけた 訳 だ が 。 |おもって|そうだん||もちかけた|やく|| ||||提出||| That's why I approached him for advice. 我就是这么想的,才提出了咨询。

「 私 は 《 物理 耐性 》 と 《 魔法 耐性 》、 各種 《 状態 異常 耐性 》 で 占めて る な 。 わたくし||ぶつり|たいせい||まほう|たいせい|かくしゅ|じょうたい|いじょう|たいせい||しめて|| ||物理|耐性|||||||||占据|| ||||||||Zustände|||||| I'm in Physics Resistance, Magic Resistance, and various Abnormality Resistance. “我有《物理耐性》和《魔法耐性》,以及各种《状态异常耐性》。 後 は デコイ と いう 、 囮 に なる スキル ぐらい だ 」 あと|||||おとり||||| ||诱饵|||||||| ||decoy|||||||| The only other skill we have is the decoy, which is a decoy. 接下来就是作为引导的技能——诱饵。”

「……《 両手 剣 》 と か 覚えて 、 武器 の 命中 率 を 上げる 気 は ない の か ? りょうて|けん|||おぼえて|ぶき||めいちゅう|りつ||あげる|き|||| |||||||命中|||||||| "... Remember," Two-handed sword ", aren't you willing to increase the accuracy of your weapons? 「……你不是想學習「雙手劍」之類的東西來提高武器的精確度嗎?」 「 無い 。 ない 私 は 言って は 何 だ が 、 体力 と 筋力 は ある 。 わたくし||いって||なん|||たいりょく||きんりょく|| Whatever I say, I have physical strength and muscular strength. 我不知道該說什麼,但我有體力,有肌肉力量。 攻撃 が 簡単に 当たる 様 に なって しまって は 、 無傷で モンスター を 倒 せる 様 に なって しまう 。 こうげき||かんたんに|あたる|さま|||||むきずで|||たお||さま||| |||||||||毫发无损|||||||| |||||||||unharmed|||||||| If your attacks become easier to hit, you'll be able to kill monsters without taking a hit. 如果攻击足够容易,您将可以击败怪物而不会造成伤害。 如果攻击足够容易,您将可以击败怪物而不会造成伤害。 かといって 、 手加減 して わざと 攻撃 を 受ける の は 違う のだ 。 |てかげん|||こうげき||うける|||ちがう| |手下留情||||||||| |holding back||||||||| On the other hand, it is different to be attacked on purpose. 但是,不小心被故意攻擊就不一樣了。 こう ……、 必死に 剣 を 振るう が 当たら ず 、 力 及ばず 圧倒 されて しまう と いう の が 気持ち いい 」 「 もう いい 、 お前 は 黙って ろ 」 「…… ん ん ……っ! |ひっしに|けん||ふるう||あたら||ちから|およば ず|あっとう|さ れて||||||きもち||||おまえ||だまって|||| |||||||||力不从心|被压倒||||||||||||||||| |||||||||nicht ausreichen|||||||||||||||||| |||||||||not enough|||||||||||||||||| It feels good to be overwhelmed by the fact that you can't hit the sword desperately, and you're overwhelmed. "" Okay, you should shut up. "" ... Hmm ...! 能夠如此拼命地揮劍的感覺真好,但是它沒有擊中你,你不知所措,夠不到。」「夠了,你閉嘴吧。」「。 ..嗯...! 自分 から 聞いて おいて この 仕打ち ……」 じぶん||きいて|||しうち |||事先||对待 To hear this kind of treatment from myself... 听我说的这个待遇……

頰 を 赤らめ 、 ハアハア 言って いる ダクネス は 放置 する 。 ||あからめ|はあはあ|いって||||ほうち| ||脸红||||||放着| |||panting|||||| I leave Darkness, who is blushing and breathing heavily. 面颊通红,气喘吁吁的达克尼斯被放置一旁。

めぐみ ん を 見る と 、 小 首 を 傾げて 口 を 開いた 。 |||みる||しょう|くび||かしげて|くち||あいた ||||||||歪着头||| blessing||||||||tilted||| When I look at Megumin, she tilts her head and opens her mouth. 看到惠美,歪着小脑袋张开了嘴。

「 私 は もちろん 爆裂 系 スキル です 。 わたくし|||ばくれつ|けい|| I have explosive skills, of course. 爆裂 魔法 に 爆発 系 魔法 威力 上昇 、 高速 詠唱 など 。 ばくれつ|まほう||ばくはつ|けい|まほう|いりょく|じょうしょう|こうそく|うた しょう| |||||||||快速吟唱| |||||||||chanting| Explosive magic, explosive magic, increased power, faster chanting, etc. 最高の 爆裂 魔法 を 放つ ため の スキル 振り です 。 さいこうの|ばくれつ|まほう||はなつ||||ふり| ||||||||技能分配| best||||||||| This is a skill set for unleashing the best explosive magic. 这是为了释放最强的爆裂魔法而进行的技能分配。 これ まで も 。 Until now. 到现在为止也是。 もちろん 、 これ から も 」 Of course, from now on " 当然,从现在开始也是。

「…… どう 間違っても 、 中級 魔法 スキル と か は 取る 気 は ない の か ? |まちがっても|ちゅうきゅう|まほう|||||とる|き|||| "... No matter how you make a mistake, are you willing to take intermediate magic skills? 「……無論我做錯了什麼,你都打算接受中級魔法技能什麼的嗎?」 「 無い です 」 ない|

こいつ も 駄目だ ……。 ||だめだ

「 えっと 、 私 は ……」 「 お前 は いい 」 「 え えっ!?」 自分 の スキル を 言おう と した アクア を 黙ら せる 。 えっ と|わたくし||おまえ|||||じぶん||||いおう|||||だまら| |||||||||||||||||让……闭嘴| "Um, I ..." "You're good" "Eh !?" Silence Aqua who tried to say his skill. 宴会 芸 と か 宴会 芸 と か 宴会 芸 と か そんな ん だろう 。 えんかい|げい|||えんかい|げい|||えんかい|げい||||| Banquet art, banquet art, banquet art, and so on.

しかし …………。

「 何で こう 、 まとまり が 無い んだ よ この パーティー は ……。 なんで||||ない||||ぱーてぃー| ||条理||||||| Why is there such a lack of coherence at this party?" ....... 本当に 移籍 を ……」 ほんとうに|いせき| |转会| |transfer| Really Transfer to ......"

「「「!?」」」

俺 の 小さな 呟き に 、 三 人 が ビクリ と した 。 おれ||ちいさな|つぶやき||みっ|じん|||| |||小声||||||| My small murmur startled all three of them.

2.

例 の 、 緊急の キャベツ 狩り クエスト から 数 日 が 経過 した 。 れい||きんきゅうの|きゃべつ|かり|||すう|ひ||けいか| ||||||||||经过| A few days have passed since the last emergency cabbage hunting quest.

あの 時 収穫 した キャベツ が 軒並み 売り に 出さ れ 。 |じ|しゅうかく||きゃべつ||のきなみ|うり||ださ| The cabbage harvested at that time was put up for sale across the board.

そして 、 冒険 者 達 に は その 報酬 が 支払われた のだ が 。 |ぼうけん|もの|さとる||||ほうしゅう||しはらわれた|| |||||||||ausgezahlt wurde|| |||||||||was paid|| And the adventurers were paid.

「 カズマ 、 見てくれ 。 |みてくれ 報酬 が 良かった から 、 修理 を 頼んで いた 鎧 を 少し 強化 して みた 。 ほうしゅう||よかった||しゅうり||たのんで||よろい||すこし|きょうか|| |||||||||||强化|| The reward was good, so I tried to strengthen the armor I was asking for repair. …… どう 思う ? |おもう 報酬 を 受け取ろう と する 冒険 者 達 に よって 酷い 混雑 の ギルド 内 で 、 ダクネス が 嬉々 と して 修理 から 返って きた 鎧 を 見せつけて きた 。 ほうしゅう||うけとろう|||ぼうけん|もの|さとる|||こく い|こんざつ||ぎるど|うち||||きき|||しゅうり||かえって||よろい||みせつけて| |||||||||||||||||||||||回来||||展示| ||let's receive||||||||terrible|||||||||||||||||showing off| In the guild, which was in a terrible uproar due to adventurers trying to receive their rewards, Darkness cheerfully showed off the armor that had just been returned from repairs.

それ は 一言 で 言う と …………、 ||いちげん||いう| To put it in one word...

「 なんか 、 成金 趣味 の 貴族 の ボンボン が 着けて る 鎧 みたい 」 |なりきん|しゅみ||きぞく||ぼんぼん||つけて||よろい| |暴发户|||贵族||||||| |new rich|||||||||| It looks like the armor worn by some nouveau riche noble's spoiled child. “有點像Bonbon這個富有的貴族身上穿的鎧甲。”

「…… カズマ は どんな 時 でも 容赦 ない な 。 |||じ||ようしゃ|| |||||毫不留情|| "... Kazuma is unforgiving at any time. 私 だって 素直に 褒めて 貰いたい 時 も ある のだ が 」 ダクネス が 、 珍しく ちょっと へこんだ 顔 で 言って くる 。 わたくし||すなおに|ほめて|もらい たい|じ|||||||めずらしく|||かお||いって| |||称赞||||||||||||||| There are times when I would like to be praised for my honesty." Daknes says with an unusually slightly downcast expression on his face. 我也有想要被诚实地称赞的时候,但是……达克尼斯少见地有些沮丧的表情说道。 知ら ん よ そんな もん 。 しら|||| I don't know. 我可不知道这种事。

そんな 事 より 。 |こと| Than that. 比起这些事情。

「 今 は お前 より 酷 い の が いる から 、 構って やれる 余裕 は ない ぞ 。 いま||おまえ||こく||||||かまって||よゆう||| |||||||||||能陪你|||| "Now there are things that are worse than you, so I can't afford to do it. 「现在有比你更糟糕的人,所以我没有时间照顾你。」 “現在,有人比你更糟糕,所以我沒有資格擔心。” お前 を 超え そうな 勢い の そこ の 変態 を 何とか しろ よ 」 おまえ||こえ|そう な|いきおい||||へんたい||なんとか|| ||超越|||||||||| Do something about that pervert who's got the strength to surpass you." “把那个快要超越你的变态解决掉。” 對那邊那個看起來要超越你的變態採取行動吧。” 對那邊那個看起來要超越你的變態採取行動吧。”

「 ハア …… ハア ……。 sigh| “哈……哈……” た 、 たまらない 、 たまらない です ! I can't stand it, I can't stand it, I can't stand it! 魔力 溢れる マナタイト 製 の 杖 の この 色艶 ……。 まりょく|あふれる||せい||つえ|||いろつや ||魔法石||||||色泽 ||mana stone|||||| This luster of a cane made of manatite full of magical power ……. ハア …… ハア …… ッ ! めぐみ ん が 、 新調 した 杖 を 抱きかかえ 頰ずり して いた 。 |||しんちょう||つえ||だきかかえ|頰 ず り|| ||||||||脸颊摩擦|| ||||||||Wange reiben|| |||||||抱きかかえ - hugged||| Megumi was holding a new cane and nodding. 惠美抱着新买的手杖,脸颊轻轻摩擦着。

マナタイト と か いう 希少 金属 は 、 杖 に 混ぜる と 魔法 の 威力 が 向上 する 性質 を 持って いる らしい 。 ||||きしょう|きんぞく||つえ||まぜる||まほう||いりょく||こうじょう||せいしつ||もって|| |||||||||混合||||||||特性|||| Manatite, a rare metal, is said to have the property of increasing the power of magic when mixed with a wand. 听说一种叫做马纳泰特的稀有金属,加入手杖中会提高魔法的威力。

高額な 報酬 で 杖 を 強化 し 、 めぐみ ん は 朝 から ずっと この 調子 だ 。 こうがくな|ほうしゅう||つえ||きょうか|||||あさ||||ちょうし| 高额的||||||||||||||| high-priced||||||||||||||condition| He strengthened his cane with a high reward, and Megumi has been in this condition since the morning. 惠美以高额的报酬来强化手杖,从早到现在一直都是这个状态。

何でも 、 爆裂 魔法 の 威力 が これ で 何 割 か 増す らしい 。 なんでも|ばくれつ|まほう||いりょく||||なん|わり||ます| |||||||||||增加| Whatever it is, it seems that the power of explosive magic will increase by some percentage.

ただ でさえ オーバーキル 気味な 爆裂 魔法 を これ 以上 強化 して どう する の か 、 そんな 事 より もっと 他 に 習得 す べき 便利な 魔法 が ある んじゃ ない の か ? |で さえ||ぎみな|ばくれつ|まほう|||いじょう|きょうか|||||||こと|||た||しゅうとく|||べんりな|まほう|||||| |就算|过度杀伤|有点|||||||||||||||||||||||||||| |sogar|||||||||||||||||||||||||||||| ||excessive force||||||||||||||||||||||||||||| What's the point of further enhancing the already overkillful Explosive Magic? Aren't there more useful spells to learn than that? 怎么还要进一步强化已经有些过剩的爆裂魔法呢?难道没有更应该学习的其他实用魔法吗? 但是,你要讓爆炸魔法變得比現在更強大,你要做什麼?不是有其他有用的魔法你應該學習嗎? と か 、 言いたい 事 は 色々 ある が 、 今 の め ぐみん に は あまり 関わり たく ない ので 放っておく 。 ||いい たい|こと||いろいろ|||いま|||||||かかわり||||ほうっておく |||||||||||||||关系||||不管她 |||||||||||||||||||leave alone There are many things I want to say, but I don't want to be involved in the current situation so much, so I'll leave it alone. 虽然我有很多想说的,但现在我不想太过干涉恵美,所以就不理她了。 雖然有很多話想說,但現在不想跟惠惠扯太多關係,所以就先不說了吧。 俺 も すでに 換金 が 終わって ホクホク だ 。 おれ|||かんきん||おわって|ほくほく| |||兑换|||| ||||||satisfied| I'm already happy to have cashed in my money. 我也很高兴现金已经被兑换了。 我也已经完成兑换,心里很高兴。

キャベツ を 追う モンスター を 引きつけた ダクネス 。 きゃべつ||おう|||ひきつけた| ||追逐|||吸引了| |||||attracted| Daknes attracts the monster chasing the cabbage. 引来了追逐卷心菜的怪物的达克尼斯。

それ を まとめて 粉砕 した めぐみ ん 。 |||ふんさい||| |||粉碎||| |||crushed||| Megumi smashed them all together. 将其一口气粉碎的梅格敏。

そんな 、 皆 の 活躍 を 他 所 に 、 一 人 マイ ペース に キャベツ を 追いかけて いた アクア 。 |みな||かつやく||た|しょ||ひと|じん|まい|ぺーす||きゃべつ||おいかけて|| |||||||||||自己的节奏|||||| Aqua was chasing cabbage at his own pace, with everyone's activities elsewhere. 而在其他人都在活跃的时候,一个人自顾自地追逐卷心菜的阿库亚。

キャベツ 狩り で 得た 報酬 は 、 均等に 分ける ので は なく 、 それぞれ 自分 で 捕まえた 分 を そのまま 報酬 に しよう と いう 事 に なった 。 きゃべつ|かり||えた|ほうしゅう||きんとうに|わける|||||じぶん||つかまえた|ぶん|||ほうしゅう|||||こと|| ||||||均等地||||||||||||||||||| ||||||equally||||||||||||||||||| The rewards obtained from cabbage hunting were not divided evenly, but rather the rewards that each one caught were used as they were.

それ は 、 俺 に 次ぐ 収穫 量 だった アクア が 言い出した 事 だ 。 ||おれ||つぐ|しゅうかく|りょう||||いいだした|こと| ||||次|||||||| ||||next|||||||| That's what Aqua, who had the second largest harvest after me, told me.

そして 今 。 |いま その 言い出しっぺ の 換金 を 待って いる のだ が ……。 |いいだし っぺ||かんきん||まって||| |提议者||||||| |the one who suggested||||||| I'm waiting for the cashing of that statement ... 我在等那个提议者的兑换……。 「 なんで すって え ええ ええ !? ちょっと あんた どういう 事 よっ! ||||||||こと| "Why yeah yeah yeah !? Hey what are you doing! “你为什么这样啊啊啊啊!?稍微等一下,你到底是什么意思!” ギルド に 響き渡る アクア の 声 。 ぎるど||ひびきわたる|||こえ ||回荡||| ||echoing through||| Aqua's voice echoes through the guild. 水之女神的声音在公会中回荡。

ああ ……。 嫌だ なあ ……。 いやだ| I hate it. .......

ギルド の 受付 カウンター で は 、 案の定 アクア が 揉めて いた 。 ぎるど||うけつけ|かうんたー|||あんのじょう|||もめて| ||||||果然|||争吵| At the guild's reception counter, as expected, Aqua was in trouble. 在公会的接待柜台,果然阿库亚正在吵闹。

ギルド の 受付 の お 姉さん の 胸ぐら を 摑 み 、 何やら いちゃ もん つけて いる 。 ぎるど||うけつけ|||ねえさん||むなぐら||||なにやら|||| |||||||领口|||||||| |||||||collar|||||||| Grabbing the collar of the guild receptionist, I am making some kind of complaint. 她抓住公会接待小姐的衣领,似乎在提出什么无理要求。

「 何で 五万 ぽっち な の よ ! なんで|ごまん|ぽっ ち||| ||just||| "Why is it only fifty thousand?" “为什么只有五万啊!” どれ だけ キャベツ 捕まえた と 思って ん の !? 十 や 二十 じゃ ない はず よ ! ||きゃべつ|つかまえた||おもって|||じゅう||にじゅう|||| "How many cabbages do you think I've caught!? It shouldn't be just ten or twenty!" 「 そそ 、 それ が 、 申し上げ 難い のです が ……」 |||もうしあげ|かたい|| |||说|难以|| well|||||| "Tantalizingly, it's hard to say, but ......" 「是的,那个,我很难说出来……」

「 何 よ ! なん| 「什么啊!」 「…… アクア さん の 捕まえて きた の は 、 殆ど が レタス で ……」 |||つかまえて||||ほとんど||れたす| |||||||几乎||生菜| "... Aqua-san has caught most of the lettuce ..." 「……亚克的捕获物,大部分是生菜……」

「………… なんで レタス が 交じって る の よ ー ! |れたす||まじって||||- |||混在|||| |||mixed|||| ............ Why is there lettuce in the mix? 「 わ 、 私 に 言わ れ まして もっ! |わたくし||いわ|||も っ ||||||also "Wow, I was told! 会話 の やり取り を 聞く に 、 どうも 報酬 額 が 納得 いく もの で は なかった らしい 。 かいわ||やりとり||きく|||ほうしゅう|がく||なっとく|||||| Listening to the exchange of conversation, it seems that the amount of compensation was not satisfactory for some reason.

これ 以上 受付 に 言って も 無駄だ と 踏んだ の か 、 アクア が 後ろ に 手 を 組み 、 にこやかな 笑顔 で 俺 に 近づいて きた 。 |いじょう|うけつけ||いって||むだだ||ふんだ|||||うしろ||て||くみ||えがお||おれ||ちかづいて| ||||||没用||推测|||||||||||||||| ||||||||concluded|||||||||||||||| Perhaps thinking that there was no point in telling the receptionist any more, Aqua approached me with her hands folded behind her back and a friendly smile on her face.

「 カーズマ さん ! Kazuma| 今回 の クエスト の 、 報酬 は お いくら 万 円 ? こんかい||||ほうしゅう||||よろず|えん How much is the reward for this quest? 「 百万 ちょ い 」 ひゃくまん|| "One million"

「「「 ひ ゃっ!?」」」 アクア と ダクネス 、 めぐみ ん が 絶句 する 。 ||||||||ぜっく| What the hell? " " Aqua, Daknes, and Megumi are all in awe. そう 、 俺 は 降って湧いた 突発 クエスト で 、 いきなり 小 金持ち に なり ました 。 |おれ||ふってわいた|とっぱつ||||しょう|かねもち||| |||突然出现的|突发|||||||| ||||sudden occurrence|||||||| That's right, I suddenly became a little rich in a sudden quest.

俺 の 収穫 した 物 は 、 質 の 良い 、 たくさんの 経験 値 が 詰まった キャベツ が 多かった そうだ 。 おれ||しゅうかく||ぶつ||しち||よい||けいけん|あたい||つまった|きゃべつ||おおかった|そう だ |||||||||||||充满了|||| My harvest was a lot of good quality cabbage with a lot of experience, he said.

これ も 幸運 度 の 差 と いう やつ か 。 ||こううん|ど||さ|||| |||||差异|||| This is also a difference in the degree of luck.

「 カズマ 様 ー ! |さま|- 前 から 思って た んだ けれど 、 あなたって その 、 そこはかとなく 良い 感じよ ね ! ぜん||おもって||||あなた って|||よい|かんじよ| ||||||||隐约地||| ||||||||somehow||| I've been thinking this for some time now, but you're kind of nice, aren't you? 我一直在想,你这个,感觉真是不错呢! 「 特に 褒める 所 が 思い浮かばない なら 無理 す んな 。 とくに|ほめる|しょ||おもいうかば ない||むり|| ||||nicht einfallen|||| "If you can't think of anything to praise, it's impossible. 「如果想不出特别值得称赞的地方就别勉强了。 言っと く が 、 この 金 は もう 使い道 決めて る から な 、 分けん ぞ 」 先手 を 打った 俺 の 言葉 に アクア の 笑顔 が 凍りついた 。 げん っと||||きむ|||つかいみち|きめて||||ぶんけん||せんて||うった|おれ||ことば||||えがお||こおりついた ||||||||||||分配||||出手|||||||||凝固 said||||||||||||won't divide||||||||||||| I'm warning you, I've already decided how I'm going to use this money, and I won't share it." I made the first move, and Aqua's smile froze at my words. 我提前告诉你,这笔钱已经决定了用处,不会分给你。」我先下了手的话让阿库亚的笑容冻住了。 「 カズマ さ ああ ああ ああ あん ! 私 、 クエスト 報酬 が 相当な 額 に なるって 踏んで 、 この 数 日 で 、 持って た お 金 、 全部 使っちゃった んです けど ! わたくし||ほうしゅう||そうとうな|がく||なる って|ふんで||すう|ひ||もって|||きむ|ぜんぶ|つかっちゃ った|| ||||||||我认为|||||||||||| I spent all the money I had in the past few days because I knew that the quest reward would be substantial! 我在这项任务上花了很多钱,最近几天我花了我所有的钱! てい うか 、 大金 入って くるって 見込んで 、 ここ の 酒場 に 十万 近い ツケ まで ある んです けど !! 今回 の 報酬 じゃ 、 足りない んです けど ! ||たいきん|はいって||みこんで|||さかば||じゅうまん|ちかい|つけ|||||こんかい||ほうしゅう||たりない|| |||||预计|||||||账单|||||||||不够|| I mean, I'm expecting a lot of money to come in, and there are nearly 100,000 bars in the bar here !! This time's reward isn't enough! 半 泣き で すがりついて くる アクア を 引き剥がし 、 何で こいつ は 後先 考え ない んだろう と 、 痛む こめかみ を 指 で 押さえた 。 はん|なき||||||ひき はがし|なんで|||あとさき|かんがえ||||いたむ|||ゆび||おさえた |||||||abreißen|||||||||||||| |||clinging to||||||||||||||||||pressed I tore off Aqua, who was clinging to me half-crying, and pressed my finger against my aching temple, wondering why this guy didn't think about the future. 我半哭著,一把扯開黏在我身上的阿克婭,用手指按著發痛的太陽穴,心想這傢伙怎麼不考慮未來呢。

「 知る か 、 そもそも 今回 の 報酬 は 『 それぞれ が 手 に 入れた 報酬 を そのまま に 』って 言い出した の は お前 だ ろ 。 しる|||こんかい||ほうしゅう||||て||いれた|ほうしゅう|||||いいだした|||おまえ|| "Do you know, in the first place, you are the one who said that the reward this time was,'Keep the rewards that each person got.'" と 言う か 、 いい加減 拠点 を 手 に 入れたい んだ よ 。 |いう||いいかげん|きょてん||て||いれ たい|| |||该死|据点|||||| |||enough already|||||want to secure|| I mean, I want to get a good base. 我的意思是,我想获得良好的基础。 我说,真想尽快得到一个据点。 いつまでも 馬 小屋 暮らし じゃ 落ち着か ないだ ろ ? |うま|こや|くらし||おちつか|| Isn't it calm to live in a stable forever? 一直住在马厩里怎么能安定下来呢? 通常 、 冒険 者 は 家 を 持た ない 。 つうじょう|ぼうけん|もの||いえ||もた| ||||||does not own| Generally, adventurers do not have homes. 通常,冒险者是没有家的。

冒険 者 は 安定 を 求めず 、 あちこち を 飛び回る 事 が 多い から だ 。 ぼうけん|もの||あんてい||もとめ ず|||とびまわる|こと||おおい|| |||||不追求|||||||| |||||suchen nach|||||||| |||||does not seek|||||||| This is because adventurers often seek adventure rather than stability, flying around here and there.

まあ 成功 する 冒険 者 など 一握り で 、 ほとんど の 冒険 者 は 、 その日暮らし が 多く 金 が 無い と いう の も 理由 の 一 つ だ が 。 |せいこう||ぼうけん|もの||ひとにぎり||||ぼうけん|もの||そのひぐらし||おおく|きむ||ない|||||りゆう||ひと||| ||||||一小撮|||||||||||||||||||||| |||||||||||||living day-to-day||||||||||||||| Well, there are only a handful of successful adventurers, and most adventurers live day by day, which is also one reason why they have no money.

ぶっちゃけ 、 俺 は この メンツ で の 魔 王 討伐 なんて 無理だ と 諦め かけて る 。 ぶっちゃ け|おれ|||めんつ|||ま|おう|とうばつ||むりだ||あきらめ|| ||||阵容||||||||||| to be honest||||||||||||||| To be frank, I'm about to give up because it's impossible for me to subjugate the Demon King with this face.

魔 王 軍 と 戦う 仕事 は 、 先 に ここ に 送り込まれた 、 強力な 能力 だ の 装備 だの を 貰った 連中 が やれば いい 。 ま|おう|ぐん||たたかう|しごと||さき||||おくりこまれた|きょうりょくな|のうりょく|||そうび|||もらった|れんちゅう||| |||||||||||被送来的|||||||||||| |||||||||||geschickt worden|||||||||||| |||||||||||sent here|powerful||||||||||| The task of fighting the Demon King's army should be done by those who were sent here earlier and were given the powerful abilities and equipment.

なん せ 、 俺 は 誰 に でも なれる 初期 職業 、 最 弱 職 の 冒険 者 だ 。 ||おれ||だれ||||しょき|しょくぎょう|さい|じゃく|しょく||ぼうけん|もの| After all, I'm an adventurer with a starting job, the weakest job, who can become anyone.

しかも 、 子供 の 頃 から 冒険 者 を 目指し 鍛えて いた 様 な 連中 に 比べれば ステータス だって 劣る 、 本当に どこ に でも いる 一般 人 だ 。 |こども||ころ||ぼうけん|もの||まなざし|きたえて||さま||れんちゅう||くらべれば|||おとる|ほんとうに|||||いっぱん|じん| ||||||||志向||||||||||差劲|||||||| What's more, his status is inferior to those who have been training to become adventurers since he was a child, and he is a real ordinary person who is everywhere.

適度に 安全に 、 好奇心 を 満足 させられる 程度 に 冒険 が できて 、 後 は のんびり と 暮らして いければ それ で いい 。 てきどに|あんぜんに|こうきしん||まんぞく|さ せられる|ていど||ぼうけん|||あと||||くらして|||| ||||||||||||||||能生活||| It's fine if I can have adventures to the extent that I can satisfy my curiosity in moderation and safety, and then just live a leisurely life afterwards. な ので 、 ここ ら で 一 つ 賃貸 、 もしくは 安ければ 、 小さな 小屋 みたいな 物件 でも 手 に 入ら ない か な と 思った 次第 だ 。 |||||ひと||ちんたい||やすければ|ちいさな|こや||ぶっけん||て||はいら|||||おもった|しだい| |||||||||如果便宜的话||||房子||||||||||所以| |||||||||if it's cheap||||||||||||||| So, I was thinking whether I could get a rental property here, or if it's cheaper, even a small shed-like place. 所以,我在这里想看看是否能租一个便宜的地方,或者像小屋那样的小房子。

アクア が いよいよ 泣き そうな 顔 で すがりつく 。 |||なき|そう な|かお|| |||||||依偎 |||||||clinging to Aqua is desperately clinging on with a face that looks like she is about to cry. 阿夸看起来快要哭了,依附着我。

「 そんなあ ああ ああ ! "Not like this!" “为什么这样啊啊啊!” カズマ 、 お 願い よ 、 お 金貸し て ! ||ねがい|||かねかし| |||||借钱| |||||money lender| Kazuma, please, lend me some money! ツケ 払う 分 だけ で いい から ぁ ! つけ|はらう|ぶん||||| You only have to pay for it! そりゃ あ カズマ も 男の子 だ し 、 馬 小屋 で たまに 夜中 ゴソゴソ して る の 知って る から 、 早く プライベートな 空間 が 欲しい の は 分かる けど ! ||||おとこのこ|||うま|こや|||よなか|||||しって|||はやく|ぷらいべーとな|くうかん||ほしい|||わかる| ||||||||||||动静||||||||私人||||||| ||||||||||||rustling||||||||||||||| Well, I know that Kazuma is a boy and that he occasionally rustles around in the stable at night, so I understand that he wants a private space quickly! 那是,卡兹马也是男孩子,而且我知道他有时晚上在马厩里搞动静,所以我明白他很想要一个私人空间! 五万 ! ごまん Fifty thousand! 五万! 五万 で いい の ! ごまん||| It's fine at fifty thousand! 五万就可以! お 願い よ お おお おお ! |ねがい|||| 「 よし 分かった 、 五万 でも 十万 でも お 安い もん だ ! |わかった|ごまん||じゅうまん|||やすい|| "Okay, 50,000 or 100,000 is cheap! 分かった から 黙ろう か !!」 わかった||だまろう| ||我们安静吧| ||let's be quiet| All right, shut the fuck up!