Trinity Seven Episode 12
♪〜
〜♪
( アラタ ) うわ 〜 っ ! ( ルーグ ) あっ
( せきこみ )
ああ ? この 柔らか さ は …
( ルーグ ) ああ っ ! ( アラタ ) ぐ っ
( リリス ) き ゃあ !
あっ
( アラタ ) ぐ え !
( レヴィ ) ああ お かえり な さ いっす 皆さん
( アキオ ) おう ただいま !
( リーゼ ) アッハハハ ! やっぱり 君 は 最 高ね アラタ 君
ウフフッ
聖 ( ひじり ) 何度 も 忠告 あり が と ね
でも やっぱり 私 は こっち 側
仲間 の トリニティセブン 側 に つく わ
( 聖 ) フウ …
と いう わけで 聖
反撃 開始 と いく ぜ
フフッ
みんな これ は 俺 の わがままで
しかも お 願い な んだ が …
みんな の 力 を 貸して くれ
俺 は 聖 を 取り戻し たい
( リーゼ ) ちょっと ちょっと ( アラタ ) ん ?
や っほ 〜! アラタ 君 ひ っさ しぶり 〜!
あ ? お前 セリナ …
いや その 胸 は リーゼ だ な
( セリナ ) ひどい です ! 胸 で 理解 し ないで ください !
て か リーゼ な の か ? 本当に
( リーゼ ) うん うん
本当に リーゼロッテ ・ シャルロック よ
おお その エロ さ まさしく リーゼ !
( セリナ ) 遠回しに 色気 を 否定 さ れた 気分 です
( ルーグ ) 少々 お 待ち いただき たい のです が
ん ?
( ルーグ ) 当 機 胸 を 触ら れた の に 全く スルー さ れて い ます
大丈夫 っす よ ルーグ さん
アラタ さん の 目的 は
全て の 魔 道 士 に エッチ な こと を する こと っす
( アラタ ) また その ノリ か よ
でも し たい んでしょ ?
愚問 だ な
アラタ !
これ は 当 機 ビックリ です
まさか 聖 の 魔 王 が 当 機 まで 妾 ( め かけ ) に しよう と する と は
まあ アラタ さん は 本当に ラッキースケベ の 達人 でした から
( 一同 ) じ 〜 っ !
( せきばらい )
( アラタ ) ともあれ よし 始めよう 聖 !
魔力 は ほとんど 回復 して い ない ようです が
容赦 し ませ ん から ね
ああ こっち も 全員 で 頑張ら せて もらう
頼む ぜ みんな !
( 一同 ) はい !
スペルビア の アーカイブ に 接続 テーマ を 実行 する !
イラ の アーカイブ に 再 接続
テーマ を 実行 し ます !
( アリン ) イラ の アーカイブ に 接続
テーマ を 実行 する わ
ルクスリア の アーカイブ に 接続
テーマ を 実行 し ます
インウィディア の アーカイブ に 接続
テーマ を 実行 する っす
( ミラ ) スペルビア の アーカイブ に 接続
テーマ を 実行 いたし ます
( アキオ ) グラ の アーカイブ に 接続 テーマ を 実行 する ぜ !
( ユイ ) アワリティア の アーカイブ に 接続
テーマ を 実行 する よ !
アケディア の アーカイブ に 接続
テーマ を 実行 する わ !
( 学園 長 ) どうやら 始まった みたいだ よ
( マスター ・ リベル ) その よう じゃ の
( マスター ・ リベル ) 我ら は どう する ?
いや 〜 リベル 学園 の 学園 長 パラディン の マスター ・ リベル と
同じく パラディン の 僕 が 戦ったら それ こそ 世界 崩壊 の 危機 でしょ
ハッハッハ ! 違いない のう
したら ば ここ で 静観 する んじゃ の
( 学園 長 ) ま あね 勝負 は 見えて いる こと だろう し
さすが の 異端 児 なる お 主 も 今回 ばかり は 自信 が ない か
いやいや マスター ・ リベル ちゃん
君 は アラタ 君 の 面白 さ を まだ 理解 して ない な
( マスター ・ リベル ) ほう
( マスター ・ リベル ) じゃあ どちら の 魔 王 候補 が 勝つ の か
勝負 と いく ぞ 若 造
( 学園 長 ) ヘッ お手柔らかに マスター ・ リベル ちゃん
いき ます よ
ヴェグタムル !
ホワイト ・ ユニバース !
既に あなた の ルイーナ パルタム アナリシス の
テーマ は 解析 済み です
さすが です ね
確かに 私 と アリン さん の カオシック ・ ルーン は
ゲヘナ ・ スコープ と は 相性 が 悪い もの です
あっ
余裕 の 時間 は やら ない ぜ
あっ
それ は 当 機 が さ せ ませ ん
あっ 当 機 が 押し 負けて …
( アキオ ) せい やっ !
悪い な
私 の マントラ ・ エンチャント で 強化 した 蹴り に
アーク ・ シンフォニー を 重ねる って いう —
ずる っこ い 技 さ
ユイ の アーク ・ シンフォニー は
アキオ ちゃん の マントラ ・ エンチャント と
相性 が いい から ね
う …
最後 の 武装 まで 破ら れ ました か
と いう わけで …
チャンス は 逃 ( の が ) さ ない わ よ
ああ っ !
実は さっき の ヴェグタムル は
別名 バルドル の 祝福 と いう 攻防 一体 の 技 だった んです
バルドル の 祝福
知って る っす か ? アリン さん
ちょっと どういう こと よ ?
あの 魔法 陣 まるで 解析 でき ない んだ けど
バルドル と いう 神様 の 伝説 よ
あの 技 の 防御 は 私 じゃ ない と 崩壊 さ せ られ ない
そういう こと なら サポート は 任せる っす よ
そう ね 頼り に して る わ よ
ウフッ 2 人 が 陽動 して アリン さん が 私 の 魔法 陣 を 砕く
そんな の は …
あっ !
名付けて ワープ 版 変わり 身 の 術 っす
せめて 転移 版 って 言わ ない ?
レヴィ さん と リーゼ さん
アリン さん と 居場所 を 入れ替わった んです か ?
( アリン ) そう よ ( 聖 ) あっ
秘術 ミストルティン !
今 よ ! 旦那 様 リリス 先生 !
( アラタ ) オーケー だ ! 感謝 する ぜ みんな
俺 の 残り の 魔力 を 全部 乗せ っ から いく ぜ リリス !
はい ! 皆さん が 作って くれた この 時 決して 逃し ませ ん
解き放て
メテオドラグナー !
あっ !
これ は …
そう だった んです ね
だから 魔 王 は 必ず 世界 を …
聖 起きろ 聖 ! アラタ さん …
意外な 伏兵 でした
アラタ さん の 魔力 は とうに 枯渇 して いた ので
侮って い ました
けど …
浅見 ( あさみ ) リリス 彼女 は …
アラタ さん 聞いて ください
世界 の 真実 を
真実 ?
はい
( 聖 ) それ は あの 日
私 は アラタ さん の 作り出した 崩壊 現象 に のみ 込ま れて
この 世界 から 外 に 飛ばさ れ ました
そこ は 本当に 何もかも 無 の 世界 で
今 まで の 世界 が 作り 物 に 見える くらい に
いかに 幸せな まどろみ に 生きて いた か が 分かり ました
でも どこ か で 満足だった んです
両親 が 行方 不明に なって いた —
アラタ さん の お 世話 を する いとこ の フリ を して …
最後 まで 一緒に い られ ませ ん でした けど
でも 本当に 幸せな 時間 を ありがとう と そう 思った んです
そして …
時間 の 感覚 も 失って 自我 も 消えよう と して いた とき
ふいに 世界 を 外側 から 見る こと が できた んです
その とき 見えた の は
アラタ さん と あなた たち トリニティセブン が
世界 を 崩壊 さ せた 未来 でした
( 一同 ) えっ
見て ください
世界 は 魔 王 と 化した 者 と トリニティセブン が 崩壊 さ せ
ゼロ と なり その後 別 の 世界 が 生まれ ました
ですが それ でも 魔 王 と トリニティセブン は 出会い
世界 を 再び 滅ぼした のです
私 は それ から 何度 も 何度 も
魔 王 が トリニティセブン と 共に 世界 を 滅ぼす の を 見 ました
( 聖 ) そこ は つまり この 世界 の 未来
ここ は 全て が 繰り返す 世界
完全に 閉じ られた 輪 だった のです
この 世界 も いずれ そう なり ます
魔 王 候補 が 魔 王 と なり
あなた たち と 共に 世界 を 滅ぼす のです
だから 私 は そんな アラタ さん を …
アラタ さん の こと を
世界 を 生まれ変わら せる ため の 道具 と しか 思って ない 世界 なんて
絶対 に 許し ませ ん !
こんな 世界 なんて 私 たち が 滅ぼして 作り 直し ます
それ が 我々 イシュ ・ カリオテ の 目的 な んです
やっぱり 俺 の ため だった んだ な
気付いて いた んです か ?
聖 が 自分 の こと で 憤怒 なんて する わけ ないだ ろ ?
魔 道 の テーマ は そい つ の 逆の 性質 な んだ から
フッ そうです ね
私 は アラタ さん を
インペル の 魔 王 に なんて さ せ たく ない
だから この 世界 を 崩壊 さ せて
あなた が 笑って 過ごせる 世界 を …
( アラタ ) 安心 しろ 聖 俺 の テーマ は 支配 だ
俺 は 魔 王 すら 支配 して みせる
そして そんな 決まり を 作った の が 世界 な んだ と したら
俺 は 世界 すら 支配 して やる さ
とっても アラタ さん らしい すてきな 目的 だ と 思い ます
あっ 聖 ?
実は …
私 は この 世界 に は あまり 長く い られ なかった んです
本当 は この 体 も 全て 消滅 して
時空 の はざま で たゆ たう だけ の 存在 でした から
待てよ ! やっと 会えた のに
あっ
何 を !
我々 イシュ ・ カリオテ は
このまま 魔 王 の 対抗 存在 たる この 娘 を
失う わけに は いか ない ので な
聖 は まだ 死な ない って こと だ な ?
そういう こと じゃ
お 主 を しとめる 我ら の 切り札 じゃ から な
なら 聖 を よろしく 頼んだ ぜ
俺 が 必ず 助け に 行く から な !
( マスター ・ リベル ) フッ フフフ …
アハハハハ !
自ら を 殺す かも しれ ん 女 を 助け に 行く と は …
よい じゃ ろう
対 魔 王 兵器 と して きちんと 完成 さ せて おいて やる
( アラタ ) 聖 …
( リリス ) アラタ ( アリン ) 旦那 様
やる こと が 増え ち まった な
手伝って くれ みんな
( リリス ・ アリン ) あっ
あ … あれ ?
ア … アラタ 〜!
聖 ん ? お 昼寝 中 です か ? アラタ
リリス どうした ? 何 か あった の か ?
よかったら ちょっと つきあって くれ ませ ん か ?
ん ?
そう いや 転入 して から 町 に 来る の は 初めて だ な
ええ そう 思って 誘った んです
さっ どんな 所 に 行き たい です か ? アラタ
ん 〜 って 言わ れて も な …
リリス こそ 何 か 欲しい もの と か 行き たい と ことか ない の か ?
え ?
いや リリス に は こっち 来て から ずっと 世話に なり っぱなし だ ろ ?
だから 何 か お 礼 でも でき ない か と 思って さ
う っ ! ああ … いえ
私 が アラタ の お 世話 を する の は 教師 と して 当然な ので
目 の 保養 も いっぱい さ せて もらって る しな
( リリス ) もう アラタ !
アラタ を 連れ出した の は 私 です
それ で お 礼 を もらう なんて 何だか 変です よ
( アラタ ) ふむ そ っか
あっ ! でしたら おいしい もの を
おごって くれる と いう の は どう でしょう ?
おお ! そんな 手 が あった か
( リリス ) ウフッ じゃあ 行き ましょう か
( 一同 ) う 〜
( ドア が 開く 音 )
いらっしゃい ませ
あっ うわ ! あっ な …
なんだ ミラ か バイト か ?
こ っ こんにち は ミラ さん
2 人 と も なぜ こんな 所 に ?
( アラタ ) いや リリス と 飯 を 食い に 来た だけ なんだ が
あっ う 〜 ん
( ミラ ) う う …
う う う …
うん ! 大変 すばらしい ごちそうさま です !
な っ ! “ ごちそうさま ” って 何 です か ?
お 〜 いらっしゃい にいちゃん 先生 !
なんだ アキオ も いた の か
( アキオ ) フフン 私 の アーカイブ は 何せ グラ だ から な
うまい もん 食わせちゃ る ぞ !
お 〜 っ !
( アキオ ) て な わけで 今回 は 私 の おごり だ
( アラタ ) マジ で か !
( アキオ ) リベル 学園 の とき は 何も でき なかった から な
いい な 〜
( アリン ) し 〜 っ ! バレ る わ よ
う う 〜 ん
なんか いろいろ 案内 さ せた うえ に 歩か せ まくって すまない な
ウフフッ そう で も あり ませ ん よ
私 こそ とって も 穏やかで 楽しい 時間 を もらい ました から
あっ
サ … サンキュー な
( リリス ) えっ ? 何 が です か ?
( アラタ ) 俺 が 聖 の こと で 落ち込んで る かも … と か
気 を 遣って くれた んだ ろ ?
バレ て しまって いた んです ね
そういう の も 含めて
ずっと 俺 に 味方 して くれて る リリス に
俺 は 何 が できる んだろう な
あっ
アラタ は 確かに 危険な 魔 王 候補 で
その 力 は 大変 強大です
ですが アラタ は 私 たち 魔 道 士 を
ごく 普通の 友達 と して 当たり前に 受け入れて くれて い ます
リリス
( リリス ) です から 私 は
う うん きっと 私 たち トリニティセブン は
そんな アラタ の こと を …
俺 の こと を ?
ちょっと エッチ な の は アウト です が
アウト な の か よ
( リリス ) フフッ は い エッチ な の は アウト です
それ でも …
皆さん アラタ の こと が とても 大好きな のだ と 思い ます
わ っ えっ えっ と …
ああ っ クソ ! 何て 言 や いい んだ 俺
ん 〜 私 たち は 何 を して いる んでしょう か ?
ユイ そろそろ 眠い に ゃ
眠って しまったら おんぶ して 送る っす よ
旦那 様 …
あ 〜 もう こう なったら 恥ずかしい ついでに 言 っち まう が
( リリス ) はい ?
リリス に 受け取って もらい たい もの が ある んだ
目 を 閉じて くれ ない か ?
え えっ ?
ア … アラタ ! あの !
“ 大好き ” って いう の は そういう 意味 じゃ なくて
こ っ こういう こと は
お互いに ちゃんと 気持ち を 確かめ 合って から です ね
えっ ええ っと …
ア … アラタ ?
あっ これ
さっき 店 で 買 っと いたんだ よ 悪い 魔術 から の 防御 用 って
はい 対 魔術 用 の アミュレット
リリス くらい の スゲ え 魔 道 士 なら 必要 ない かも しれ ない な と か
ちらっと 思った んだ けど
あ 〜 でも なんか こう …
リリス に は 敵 の 魔術 と か で
傷ついて ほしく ねえ って 思った んだ よ
だっ だ から だ な
いつも 元気な まま 俺 に ツッコミ を 入れ まくる —
そんな 魔 道 士 先生 で いて くれ
あ …
ウフフ !
な っ 何 だ よ ?
いえ … はい
うれしい で すよ アラタ
ありがとう ございます アラタ ずっと 大事に し ます ね
あっ ああ 喜んで くれたら 何より だ
( 物音 ) ( アラタ ) あ ?
あ 〜! お にいさん もう ユイ 我慢 限界 だ よ !
( アラタ ) お っ !
私 も 見て いた わ
浮気 さ れる 正 妻 ごっこ は 難しい の ね
( リリス ) そういう 関係 で は あり ませ ん から !
ちなみに セリナ さん と 自分 は
周り に 敵 が い ない か 探る … と いう 名目 で のぞいて たっす
( アラタ ) 結局 のぞいて た んだ な
ユイ おなか すいた よ 〜
私 も です
( レヴィ ) 自分 も グーグー いって る っす よ
そんじゃ みんな で 飯 食い に 行く か
やった 〜!
お すすめ は や っぱ ミラ さん の とこ っす よ
では ミラ さん たち も ご 一緒に パ 〜 ッ と で すね
( アラタ ) なあ 聖
俺 は 今 きっと 幸せな んだ と 思う
だから 心配 する な
お前 も こい つら も 絶対 に 不幸に なんか させ ない
待って て くれ
いつか お前 も 一緒に みんな が 笑い 合える 日 を
俺 は 必ず 手 に 入れて み せる から
♪〜
〜♪