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ナルト, Naruto Episode 171

Naruto Episode 171

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ はみだし た 風 を 集め て み たい な

♪ 波 の 先 つ たって 彼方 へ 駆け て く

♪ 覚悟 は 決まって る 道 は 遠く て も

♪ 描 い た 未来 へ 続 い てる

♪ 時 が 僕ら を 急か し て

♪ 鼓動 が スピード 上げ てった

♪ 夢 の 中 で 目覚め て も

♪ 同じ 光 を 探し た

♪ 輝く 星空 の 下

♪ 数え 切れ ない 星座 と 影

♪ その 先 に 君 は 何 を

♪ 何 を 見つめ て いる だ ろ う

♪ 何 を 見つめ て いる だ ろ う

♪ ~

( シノ ) 具合 は どう だ ?

( いの ) よく 分か ん ない 。

なぜ 急に 倒れ た の か 。 ( シノ ) そう か 。

朝 に は 御用 金 船 が 出港 する 。

俺 たち は 宿 に 戻る べき だ 。

( ナルト ) でも … でも それ じゃ 姉ちゃん は どう なる ん だ ?

知る もん です か 相手 は 海 魔 な の よ 。

だけど … 。

( いの ) ナルト ! あの 子 と 一体 何 が あった の ?

だから さ ぁ さっき も 言った よう に

姉ちゃん が 俺 を 助け て くれ た ん だって ば よ 。

♪ ~

♪ ~

( アンコ ) < あっ >

♪ ~

( 大 蛇 丸 ) < どう し た の ? > ( アンコ ) < あっ … 。

すみません 手 を 滑ら せ て しまって … >

( 大 蛇 丸 ) < そう >

♪ ~

< これ すぐ に 片づけ ます から >

( 大 蛇 丸 ) < アンコ > ( アンコ ) < はい >

( 大 蛇 丸 ) < ここ で の 研究 は 火影 様 も ご 承知 の こと よ >

< 分かり まし た >

♪ ~

ん … 。

( いの ) じゃあ あの 漁火 って 子 は あんた を 助け た って いう の ?

ああ 姉ちゃん は 俺 の 命 の 恩人 な ん だ 。

( シノ ) だが たとえ そう で あった と し て も

あの 漁火 と いう 娘 が

俺 たち を 襲った 仲間 で ある こと に 間違い は ない 。

われわれ の 任務 は 御用 金 を 守る こと と

海 魔 を 捕らえる こと だ 。

( いの ) そう ね それ に あの 見た目

どう 見 た って 海 魔 に 間違い ない じゃ ない 。

でも 何 か 事 情 が あん の かも しん ねえ って ば よ 。

俺 今 から 追っかけ て 何とか … 。 むちゃ 言わ ない で よ 。

大体 追っかける った って 心当たり なんて ない じゃ ない 。

( シノ ) いや 一 つ だけ ある 。 それ ホント か ? シノ 。

( シノ ) ああ 聞い た 話 だ が

この 国 に は 一 連 の 神 隠し の 中心 に なって いる 島 が ある らしい 。

それ って ば どこ だ ?

( アンコ ) 海 魔 が すむ と いわ れる 無人 島 鬼 界 島 よ 。

鬼 界 島 ? 先生 大丈夫 な ん です か ?

ええ それ より

あの 海 魔 に つい て 話し て おき たい こと が ある の 。

海 魔 と 呼ば れる 者 の 正体 は

肉体 を 改造 さ れ た 人間 な の よ 。

えっ ? 何 だって ?

♪ ~

( ヨロイ ) 二 度 と こう いう ヘマ は する な 。

( 漁火 ) はい 。

♪ ~

( 漁火 ) う っ ! う ぅ … 。

♪ ~

( 子ども 1 ) < 出 た な 化け物 ! > < 何 だ ? >

( 子ども 1 ) < ど っか 行け ! > ( 子ども 2 ) < この 疫病 神 ! >

( 子ども 3 ) < これ でも 食らえ ! > ( 漁火 ) < あっ ! >

( 男性 1 ) < おい あの 子 だ >

( 男性 2 ) < 神 隠し に 遭った ん だ と >

( 男性 3 ) < あの 子 だけ 戻って くる なんて … >

♪ ~

それ って どう いう こと な ん だって ば よ ! ?

でも それ は 魔物 の 仕業 なんか じゃ ない 。

当時 進め て い た 研究 用 の 生体 と し て

大 蛇 丸 が 人間 を さらって い た の よ 。

大 蛇 丸 … 。

今回 の 件 に 大 蛇 丸 が 絡 ん で ん の か ?

ちょっと 待って ください 大 蛇 丸 と か 実験 と か

何で 急に そんな こと … 。

( アンコ ) あんた たち に は 大 蛇 丸 の 里 抜け の 理由 から

話さ なけ れ ば いけ ない わ ね 。

十 数 年 前 大 蛇 丸 は 己 の 探究 心 を 満たし

さらなる 力 を 求める あまり

次第に 忍 と し て の 領分 を 超え

ついに は 禁 術 と 呼ば れる 術 の 開発 に まで

手 を 染め て いった 。

< 残念 です >

( アンコ ) 無論 それ は やがて 里 に 知ら れる こと と なった 。

( 暗部 ) < 大 蛇 丸 を 追え ! ヤツ を 止める ん だ ! >

( アンコ ) だけど 任務 で 国 外 を 行き来 し て い た 大 蛇 丸 は

木 ノ 葉 以外 に も 自分 の 施設 を いく つ か 持って て ね 。

( シノ ) で は その 一 つ が あの 鬼 界 島 に ある と いう わけ か 。

じゃあ 消え た 人 たち は ?

( シノ ) 人体 実験 に 使わ れ た 。 ( いの ) えっ ?

大 蛇 丸 の 野郎 … 人 を 何 だ と 思って る ん だ !

( シノ ) で どう する ? 決まって ん だ ろ !

アジト に 乗り込む ん だ !

ん でも って 姉ちゃん を 取り戻す ん だって ば よ !

( アンコ ) 決まり ね このまま 海 魔 の アジト を たたく わ よ 。

先生 は いつ から 鬼 界 島 の こと に 気付 い て た ん です か ?

あたし の 担当 上 忍 は 大 蛇 丸 だった から さ 。

えっ ! ? ( シノ ・ いの ) えっ ?

島 に 近づ い たら 声 かけ て 。

( アンコ ) 《 う っ … だんだん 痛み が 強く なる … 》

( 大 蛇 丸 ) 誰 か 来る よう ね 。

( アマチ ) いかが いたし ま しょ う ?

( 大 蛇 丸 ) 好き に すれ ば 。 ( アマチ ) はい 。

( アマチ ) 《 フン 偉 そう に いつか 見返し て やる 》

あぁ … 。 ( アンコ ) こっち よ 。

( いの ) 早く !

どう だ ? シノ 。 ( シノ ) 大丈夫 だ 。

よし !

御用 金 船 が 動く か ちょうど いい 頃 だ な 。

ご 苦労 お前 を ハハ ジマ に 帰し た の は 正解 だった 。

どう し た ? 顔色 が よく ない ぞ 。

私 は いつ …

元 に 戻 れる の ?

言わ れ た とおり ずっと 市場 や 村 から 船 の 情報 を 集め て き た わ 。

襲撃 だって … だ から … 。

何 を 言いだす の か と 思え ば 漁火 お前 まさか

試作 品 と し て の 自分 の 役目 を 忘れ た ん じゃ ない だ ろ う な ?

改造 体 と し て 俺 の データ 作り に 協力 する こと 。

それ が 例 の 約束 の 条件 だった はず だ 。

安心 しろ お前 の データ は もう すぐ 取り 終わる 。

約束 は 守る さ 。

ただし 俺 の 気 が 変わら ない かぎり だ 。

分かる だ ろ う ? ( 漁火 ) ええ 。

さ ぁ 分かったら お 客 様 の お 相手 を し て おいで 。

( 漁火 ) 分かり まし た 。

( ミスミ ) あんた も 人 が 悪い 。

フッ 。

何 の 気配 も ねえ って ば よ 。

シ ~ !

何 な ん だ ? これ は 。

( シノ ) 鳥 ? いや 魚 か ?

あっ ! ( いの ) キャ ~ !

♪ ~

( 漁火 ) はっ 。 ( アンコ ) 動く な 。

残念 だった わ ね 木 ノ 葉 の 忍 を ナメ る ん じゃ ない よ 。

( 漁火 ) う っ !

( アンコ ) この !

チッ 。 ( 物音 )

( 咆哮 )

これ は これ は かわいい 猫 ちゃん 。

あ ~ ~ !

( シノ ) みんな 無事 か ? おう !

( ヨロイ ) フッフ フフ … 。

相変わらず 平和 ボケ し てる な お前 ら は 。

お前 ゆうべ の !

( シノ ) お前 の 顔 に は 見 覚え が ある 。

( シノ ) 確か 中 忍 試験 の 時 … 。

♪ ~

そう だ わ 確か サスケ 君 の 対戦 相手 !

カブト の 野郎 と 一緒 だった … 。

ご 名答 もっとも あれ っきり ヤツ に は 会って ない が な 。

( シノ ) チャクラ を 吸い取る 奇妙 な 術 を 使って い た 。

あの サスケ が 力 を 吸い取ら れ た やつ だ な 。

フッ さ ぁ まとめ て かかって こい 俺 は あの 時 と は 違う 。

よ ~ し とっとと 片づけ て やる って ば よ !

( シノ ) 待て ナルト 。 あっ シノ ?

( シノ ) 先 に 行け どうやら ヤツ の 相手 は 俺 の よう だ 。

ん ?

( シノ ) あいつ の 術 は 接近 戦 タイプ の お前 に は 不向き だ 。

3 人 で 足止め を 食う わけ に は いか ない 。

分かった 頼 ん だ ぜ シノ ! ( いの ) 気 を 付け て ね 。

待て ! あっ !

( ヨロイ ) 寄 壊 蟲 か 。

ハァ … 。

ハァ ハァ … 。

う っ ! あぁ … 。

あっ ?

♪ ~

( アンコ ) 《 見つけ た 》

♪ ~

誰 ?

♪ ~

ようこそ いや 久しぶり と 言う べき か なぁ 。

お前 は アマチ !

( アマチ ) 驚 い た な !

あんな こと が あった の に まさか お前 が 戻って こよ う と は 。

( アンコ ) 何 の こと ? ( アマチ ) フッ 覚え て ない の か 。

悪い けど あんた に 用 は ない わ 。

大 蛇 丸 は どこ に いる の ?

大 蛇 丸 ?

とぼけ ない で ここ に いる でしょ ?

う っ … 。

術 者 が い ない のに 呪 印 が 反応 する 。

そんな こと が ある ん だ なぁ 。

ああ 確か に 大 蛇 丸 は ここ に い た 。

だが それ は な 半月 ほど 前 の 話 だ 。

そんな … 。

ま ぁ 信じ なく て も かまわ ない 。

じゃ 今 まで の この うずき は

半月 も 前 に い た 大 蛇 丸 の 影響 だって いう の ?

≪ ( ドア が 開く 音 ) ちょっと 待つ って ば よ !

( いの ) 先生 ! ( アンコ ) あんた たち !

おや 下 忍 を 引き連れ て 。

アンコ お前 も ずいぶん 立派 に なって 。

誰 だ よ ? こいつ 。 アマチ 。

大 蛇 丸 と 組 ん で ここ で 実験 を 繰り返し て い た 医療 忍者 よ 。

ここ に 大 蛇 丸 は い ない 。

今回 の 騒動 は すべて こいつ の 仕業 だった の よ 。

こいつ が … 。

やい やい て め ぇ ! くだら ねえ 実験 なんか し や が って !

( アマチ ) くだらない ? 冗談 じゃ ない 。

これ は 俺 の 人生 を 懸け た 研究 な の さ 。

何 だ と ! ?

見ろ ! こいつ は 水 に 適応 する 身体 能力 を 持って いる 。

水中 呼吸 は もちろん

自在 に 動 ける スピード も 筋力 も 併せ持つ 。

俺 の 長年 の 夢

水中 戦 用 の 忍者 部隊 を 作る 第 一 歩 と し て な !

水中 戦 用 の 忍者 部隊 ?

そう だ 常 人 に は 決して まね の でき ない

水中 を 自在 に 動 ける 部隊 だ 。

実現 すれ ば 陸 と 陸 と を 分断 し

海上 の 輸送 ルート を 完全 に 押さえ られる 。

すばらしい だ ろ う ?

俺 は この 力 で 世界 の 頂点 に 立つ ん だ !

そして この 研究 を 放棄 し た こと を

大 蛇 丸 に 必ず 後悔 さ せ て やる !

人 は お前 の 道具 じゃ ねえ って ば よ !

お やおや 若い の に この 研究 の すばらし さ を

理解 でき ない と は … 。

ま ぁ モルモット 並み の 頭 しか ない お前 たち に

理解 し て ほしい と も 思 わん が ね 。

野郎 !

フッフ フフ … いい ぞ 漁火 。

どけよ 姉ちゃん !

嫌 よ !

どう し た ? 逃げ回って ばかり じゃ 勝負 は つか ん ぞ 。

ハァ ~ !

( シノ ) う っ … 。

( シノ ) 《 しまった ! 》

何で そんな ヤツ かばう ん だって ば よ ! ?

いい か ? そい つ は 姉ちゃん を … 。

( 漁火 ) だって !

だって しかたない じゃ ない 。

あたし の 体 を 元 に 戻 せる の は この 人 だけ な の !

約束 し た ん だ もん !

見 て 。

姉ちゃん … 。

( 漁火 ) 人 は …

見た目 で 他人 を 判断 する 。

包帯 を 巻 い た 姿 だけ で 人 は 近づ こ う と も し ない 。

こんな うろこ の ある 化け物 じゃ よけい ダメ じゃ ない 。

あたし は 元 の 体 に 戻り たい ! 人間 で いたい !

その ため に は 何でも する って 決め た の よ !

今 だって 姉ちゃん は 立派 に 人間 だ ろ !

えっ ? なのに そい つ ら と 一緒に なって

船 襲って 沈め て そっち の ほう が よっぽど

化け物 の する こと み て ぇ じゃ ねえ か よ !

うるさい ! 黙れ !

俺 は … 。

聞き たく ない ! 黙れ 黙れ !

やめ て よ … あんた も あたし を いじめる の … 。

違う って ば … 俺 は …

俺 も 姉ちゃん と 同じ だ から !

うそ だ ! 何 言って ん の よ ?

あんた 普通 の 人 間 じゃ ない !

あたし は あんた みたい に なり たい の !

( 泣き声 )

泣く な 漁火 。

俺 が ちゃんと 元 に 戻し て やる さ 。

あっ … 危ない !

起爆 札 の 大当たり 。

漁火 が うまく 気 を 引 い て くれ た から な 。

う っ … 。

せ … 先生 ! ?

( アマチ ) 後 を 頼む 。 ( ミスミ ) ああ 。

( アマチ ) 行く ぞ 漁火 。

待て って ば よ … 。

行く な 姉ちゃん !

く っそ ~ … 。

( ミスミ ) さっさと 片 つけ ない と な 。

( ヨロイ ) 諦めろ 終わり だ 。

お前 も アマチ の モルモット に でも して やる よ 。

蟲 分身 ! ?

同じ チャクラ 食い どう し やはり 簡単 に 勝負 は つか ん か 。

( シノ ) 《 消え た … 。

何 を 考え て いる ? 》

くっ … う っ !

オラ ~ ! あっ !

ナルト !

あっ … が っ ! このまま 絞め 殺し て やる 。

う わ っ ぐ わ ~ !

あぁ あっ !

ハッ ハハハハ … 。

あっ !

何 ! ?

あ … あぁ … あっ … 。

心 乱 身 の 術 成功 !

あ ~ !

あ ~ !

よっ しゃ ~ やった ぜ いの !

く っそ ~ ! 放せ ! 放し や がれ !

ひきょう だ ぞ て め ぇ !

な ~ に 言って ん だ よ 忍 に ひきょう も くそ も ねえ って ば よ 。

( いの ) あんた それ でも 忍者 な の ?

やかましい ! ( 衝撃 音 )

何 だ ?

ちょっと ここ 崩れる わ よ !

あいつ ら 建物 ごと 片づける 気 だ わ 。

そんな ん 冗談 じゃ ねえ って ば よ !

( シノ ) 急げ ! 入り口 は もう ダメ だ !

そろそろ 足 が つく と 思って い た ところ だ 。

古い 建物 だ が あいつ ら の 墓 に し ちゃ 上出来 だ ろ う 。

( ヨロイ ) 1 人 間に合わ なかった か 。 ( アマチ ) ま ぁ いい 。

御用 金 を 奪う の に さして 影響 は ない だ ろ う 。

く っそ ~ ! 出口 は どこ だ ! ?

ハァ ハァ ハァ … 。

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ ~

♪ 風 が 吹 い て 痛い

♪ 消え ない 想い

♪ 何 を 持って行 こ う か

♪ 集め て ひと つ

♪ 二 度 と ない 二 度 と ない

♪ 捨てる なんて 馬鹿 みたい

♪ 無邪気 に なって イメージ

♪ ~

♪ きっと それ は 終わら ない

♪ ~

♪ きっと それ は 終わら ない

♪ ~

♪ 愛 の 胸 焦がせ

♪ 千 の 夢 渡れ

♪ 縦横無尽 駆け て

♪ 手 に 掴む 世界

♪ 雲 が ちぎれ て

♪ 日 が また 落ち て

♪ ひと り の パレ ー ド が 動きだす

♪ 冒険 吉日 心拍 上昇

♪ 明暗 遭遇 生命 相愛

〈 なぁ 出口 は どっち だ ! ? シノ ! 〉

( シノ ) 〈 俺 が 知る か 〉 〈 じゃ どう す ん だ よ ! ? いの ! 〉

( いの ) 〈 つべこべ 言わ ず に 走る っき ゃ ない でしょ ! 〉

〈 だって 全然 出口 なんか ��� え ねえ って ば よ ! 〉

( アンコ ) 〈 どうやら 出口 は 崩れ た みたい ね 〉

( ナルト ・ いの ) 〈 え ~ ! ? 〉 ( いの ) 〈 あたし たち 生き埋め ! ?

い ~ や ~ ! 〉 〈 こう なったら 俺 の 螺旋 丸 で ! 〉

( シノ ) 〈 それ は 危険 だ 〉 〈 何 落ち着 い てん だって ば よ ! 〉

( アンコ ) 〈 あ ~ うるさい ! あんた たち ちょっと 後ろ に 下がって なさい 〉

Naruto Episode 171 Naruto Episode 171

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ はみだし た 風 を 集め て み たい な ||かぜ||あつめ||||

♪ 波 の 先 つ たって 彼方 へ 駆け て く なみ||さき|||かなた||かけ||

♪ 覚悟 は 決まって る 道 は 遠く て も かくご||きまって||どう||とおく||

♪ 描 い た 未来 へ 続 い てる えが|||みらい||つづ||

♪ 時 が 僕ら を 急か し て じ||ぼくら||せか||

♪ 鼓動 が スピード 上げ てった こどう||すぴーど|あげ|

♪ 夢 の 中 で 目覚め て も ゆめ||なか||めざめ||

♪ 同じ 光 を 探し た おなじ|ひかり||さがし|

♪ 輝く 星空 の 下 かがやく|ほしぞら||した

♪ 数え 切れ ない 星座 と 影 かぞえ|きれ||せいざ||かげ

♪ その 先 に 君 は 何 を |さき||きみ||なん|

♪ 何 を 見つめ て いる だ ろ う なん||みつめ|||||

♪ 何 を 見つめ て いる だ ろ う なん||みつめ|||||

♪ ~

( シノ ) 具合 は どう だ ? しの|ぐあい|||

( いの ) よく 分か ん ない 。 ||わか||

なぜ 急に 倒れ た の か 。 ( シノ ) そう か 。 |きゅうに|たおれ||||しの||

朝 に は 御用 金 船 が 出港 する 。 あさ|||ごよう|きむ|せん||しゅっこう|

俺 たち は 宿 に 戻る べき だ 。 おれ|||やど||もどる||

( ナルト ) でも … でも それ じゃ 姉ちゃん は どう なる ん だ ? |||||ねえちゃん|||||

知る もん です か 相手 は 海 魔 な の よ 。 しる||||あいて||うみ|ま|||

だけど … 。

( いの ) ナルト ! あの 子 と 一体 何 が あった の ? |||こ||いったい|なん|||

だから さ ぁ さっき も 言った よう に |||||いった||

姉ちゃん が 俺 を 助け て くれ た ん だって ば よ 。 ねえちゃん||おれ||たすけ|||||||

♪ ~

♪ ~

( アンコ ) < あっ >

♪ ~

( 大 蛇 丸 ) < どう し た の ? > ( アンコ ) < あっ … 。 だい|へび|まる||||||

すみません 手 を 滑ら せ て しまって … > |て||すべら|||

( 大 蛇 丸 ) < そう > だい|へび|まる|

♪ ~

< これ すぐ に 片づけ ます から > |||かたづけ||

( 大 蛇 丸 ) < アンコ > ( アンコ ) < はい > だい|へび|まる|||

( 大 蛇 丸 ) < ここ で の 研究 は 火影 様 も ご 承知 の こと よ > だい|へび|まる||||けんきゅう||ほかげ|さま|||しょうち|||

< 分かり まし た > わかり||

♪ ~

ん … 。

( いの ) じゃあ あの 漁火 って 子 は あんた を 助け た って いう の ? |||いさりび||こ||||たすけ||||

ああ 姉ちゃん は 俺 の 命 の 恩人 な ん だ 。 |ねえちゃん||おれ||いのち||おんじん|||

( シノ ) だが たとえ そう で あった と し て も しの|||||||||

あの 漁火 と いう 娘 が |いさりび|||むすめ|

俺 たち を 襲った 仲間 で ある こと に 間違い は ない 。 おれ|||おそった|なかま|||||まちがい||

われわれ の 任務 は 御用 金 を 守る こと と ||にんむ||ごよう|きむ||まもる||

海 魔 を 捕らえる こと だ 。 うみ|ま||とらえる||

( いの ) そう ね それ に あの 見た目 ||||||みため

どう 見 た って 海 魔 に 間違い ない じゃ ない 。 |み|||うみ|ま||まちがい|||

でも 何 か 事 情 が あん の かも しん ねえ って ば よ 。 |なん||こと|じょう|||||||||

俺 今 から 追っかけ て 何とか … 。 むちゃ 言わ ない で よ 。 おれ|いま||おっかけ||なんとか||いわ|||

大体 追っかける った って 心当たり なんて ない じゃ ない 。 だいたい|おっかける|||こころあたり||||

( シノ ) いや 一 つ だけ ある 。 それ ホント か ? シノ 。 しの||ひと|||||ほんと||しの

( シノ ) ああ 聞い た 話 だ が しの||ききい||はなし||

この 国 に は 一 連 の 神 隠し の 中心 に なって いる 島 が ある らしい 。 |くに|||ひと|れん||かみ|かくし||ちゅうしん||||しま|||

それ って ば どこ だ ?

( アンコ ) 海 魔 が すむ と いわ れる 無人 島 鬼 界 島 よ 。 |うみ|ま||||||むじん|しま|おに|かい|しま|

鬼 界 島 ? 先生 大丈夫 な ん です か ? おに|かい|しま|せんせい|だいじょうぶ||||

ええ それ より

あの 海 魔 に つい て 話し て おき たい こと が ある の 。 |うみ|ま||||はなし|||||||

海 魔 と 呼ば れる 者 の 正体 は うみ|ま||よば||もの||しょうたい|

肉体 を 改造 さ れ た 人間 な の よ 。 にくたい||かいぞう||||にんげん|||

えっ ? 何 だって ? |なん|

♪ ~

( ヨロイ ) 二 度 と こう いう ヘマ は する な 。 |ふた|たび|||||||

( 漁火 ) はい 。 いさりび|

♪ ~

( 漁火 ) う っ ! う ぅ … 。 いさりび||||

♪ ~

( 子ども 1 ) < 出 た な 化け物 ! > < 何 だ ? > こども|だ|||ばけもの|なん|

( 子ども 1 ) < ど っか 行け ! > ( 子ども 2 ) < この 疫病 神 ! > こども|||いけ|こども||えきびょう|かみ

( 子ども 3 ) < これ でも 食らえ ! > ( 漁火 ) < あっ ! > こども|||くらえ|いさりび|

( 男性 1 ) < おい あの 子 だ > だんせい|||こ|

( 男性 2 ) < 神 隠し に 遭った ん だ と > だんせい|かみ|かくし||あった|||

( 男性 3 ) < あの 子 だけ 戻って くる なんて … > だんせい||こ||もどって||

♪ ~

それ って どう いう こと な ん だって ば よ ! ?

でも それ は 魔物 の 仕業 なんか じゃ ない 。 |||まもの||しわざ|||

当時 進め て い た 研究 用 の 生体 と し て とうじ|すすめ||||けんきゅう|よう||せいたい|||

大 蛇 丸 が 人間 を さらって い た の よ 。 だい|へび|まる||にんげん||||||

大 蛇 丸 … 。 だい|へび|まる

今回 の 件 に 大 蛇 丸 が 絡 ん で ん の か ? こんかい||けん||だい|へび|まる||から|||||

ちょっと 待って ください 大 蛇 丸 と か 実験 と か |まって||だい|へび|まる|||じっけん||

何で 急に そんな こと … 。 なんで|きゅうに||

( アンコ ) あんた たち に は 大 蛇 丸 の 里 抜け の 理由 から |||||だい|へび|まる||さと|ぬけ||りゆう|

話さ なけ れ ば いけ ない わ ね 。 はなさ|||||||

十 数 年 前 大 蛇 丸 は 己 の 探究 心 を 満たし じゅう|すう|とし|ぜん|だい|へび|まる||おのれ||たんきゅう|こころ||みたし

さらなる 力 を 求める あまり |ちから||もとめる|

次第に 忍 と し て の 領分 を 超え しだいに|おし|||||りょうぶん||こえ

ついに は 禁 術 と 呼ば れる 術 の 開発 に まで ||きん|じゅつ||よば||じゅつ||かいはつ||

手 を 染め て いった 。 て||しめ||

< 残念 です > ざんねん|

( アンコ ) 無論 それ は やがて 里 に 知ら れる こと と なった 。 |むろん||||さと||しら||||

( 暗部 ) < 大 蛇 丸 を 追え ! ヤツ を 止める ん だ ! > あんぶ|だい|へび|まる||おえ|やつ||とどめる||

( アンコ ) だけど 任務 で 国 外 を 行き来 し て い た 大 蛇 丸 は ||にんむ||くに|がい||ゆきき|||||だい|へび|まる|

木 ノ 葉 以外 に も 自分 の 施設 を いく つ か 持って て ね 。 き||は|いがい|||じぶん||しせつ|||||もって||

( シノ ) で は その 一 つ が あの 鬼 界 島 に ある と いう わけ か 。 しの||||ひと||||おに|かい|しま||||||

じゃあ 消え た 人 たち は ? |きえ||じん||

( シノ ) 人体 実験 に 使わ れ た 。 ( いの ) えっ ? しの|じんたい|じっけん||つかわ||||

大 蛇 丸 の 野郎 … 人 を 何 だ と 思って る ん だ ! だい|へび|まる||やろう|じん||なん|||おもって|||

( シノ ) で どう する ? 決まって ん だ ろ ! しの||||きまって|||

アジト に 乗り込む ん だ ! ||のりこむ||

ん でも って 姉ちゃん を 取り戻す ん だって ば よ ! |||ねえちゃん||とりもどす||||

( アンコ ) 決まり ね このまま 海 魔 の アジト を たたく わ よ 。 |きまり|||うみ|ま||||||

先生 は いつ から 鬼 界 島 の こと に 気付 い て た ん です か ? せんせい||||おに|かい|しま||||きづ||||||

あたし の 担当 上 忍 は 大 蛇 丸 だった から さ 。 ||たんとう|うえ|おし||だい|へび|まる|||

えっ ! ? ( シノ ・ いの ) えっ ? |しの||

島 に 近づ い たら 声 かけ て 。 しま||ちかづ|||こえ||

( アンコ ) 《 う っ … だんだん 痛み が 強く なる … 》 ||||いたみ||つよく|

( 大 蛇 丸 ) 誰 か 来る よう ね 。 だい|へび|まる|だれ||くる||

( アマチ ) いかが いたし ま しょ う ?

( 大 蛇 丸 ) 好き に すれ ば 。 ( アマチ ) はい 。 だい|へび|まる|すき|||||

( アマチ ) 《 フン 偉 そう に いつか 見返し て やる 》 |ふん|えら||||みかえし||

あぁ … 。 ( アンコ ) こっち よ 。

( いの ) 早く ! |はやく

どう だ ? シノ 。 ( シノ ) 大丈夫 だ 。 ||しの|しの|だいじょうぶ|

よし !

御用 金 船 が 動く か ちょうど いい 頃 だ な 。 ごよう|きむ|せん||うごく||||ころ||

ご 苦労 お前 を ハハ ジマ に 帰し た の は 正解 だった 。 |くろう|おまえ|||||かえし||||せいかい|

どう し た ? 顔色 が よく ない ぞ 。 |||かおいろ||||

私 は いつ … わたくし||

元 に 戻 れる の ? もと||もど||

言わ れ た とおり ずっと 市場 や 村 から 船 の 情報 を 集め て き た わ 。 いわ|||||いちば||むら||せん||じょうほう||あつめ||||

襲撃 だって … だ から … 。 しゅうげき|||

何 を 言いだす の か と 思え ば 漁火 お前 まさか なん||いいだす||||おもえ||いさりび|おまえ|

試作 品 と し て の 自分 の 役目 を 忘れ た ん じゃ ない だ ろ う な ? しさく|しな|||||じぶん||やくめ||わすれ||||||||

改造 体 と し て 俺 の データ 作り に 協力 する こと 。 かいぞう|からだ||||おれ||でーた|つくり||きょうりょく||

それ が 例 の 約束 の 条件 だった はず だ 。 ||れい||やくそく||じょうけん|||

安心 しろ お前 の データ は もう すぐ 取り 終わる 。 あんしん||おまえ||でーた||||とり|おわる

約束 は 守る さ 。 やくそく||まもる|

ただし 俺 の 気 が 変わら ない かぎり だ 。 |おれ||き||かわら|||

分かる だ ろ う ? ( 漁火 ) ええ 。 わかる||||いさりび|

さ ぁ 分かったら お 客 様 の お 相手 を し て おいで 。 ||わかったら||きゃく|さま|||あいて||||

( 漁火 ) 分かり まし た 。 いさりび|わかり||

( ミスミ ) あんた も 人 が 悪い 。 |||じん||わるい

フッ 。

何 の 気配 も ねえ って ば よ 。 なん||けはい|||||

シ ~ !

何 な ん だ ? これ は 。 なん|||||

( シノ ) 鳥 ? いや 魚 か ? しの|ちょう||ぎょ|

あっ ! ( いの ) キャ ~ !

♪ ~

( 漁火 ) はっ 。 ( アンコ ) 動く な 。 いさりび|||うごく|

残念 だった わ ね 木 ノ 葉 の 忍 を ナメ る ん じゃ ない よ 。 ざんねん||||き||は||おし|||||||

( 漁火 ) う っ ! いさりび||

( アンコ ) この !

チッ 。 ( 物音 ) |ものおと

( 咆哮 ) ほうこう

これ は これ は かわいい 猫 ちゃん 。 |||||ねこ|

あ ~ ~ !

( シノ ) みんな 無事 か ? おう ! しの||ぶじ||

( ヨロイ ) フッフ フフ … 。

相変わらず 平和 ボケ し てる な お前 ら は 。 あいかわらず|へいわ|||||おまえ||

お前 ゆうべ の ! おまえ||

( シノ ) お前 の 顔 に は 見 覚え が ある 。 しの|おまえ||かお|||み|おぼえ||

( シノ ) 確か 中 忍 試験 の 時 … 。 しの|たしか|なか|おし|しけん||じ

♪ ~

そう だ わ 確か サスケ 君 の 対戦 相手 ! |||たしか|さすけ|きみ||たいせん|あいて

カブト の 野郎 と 一緒 だった … 。 ||やろう||いっしょ|

ご 名答 もっとも あれ っきり ヤツ に は 会って ない が な 。 |めいとう||||やつ|||あって|||

( シノ ) チャクラ を 吸い取る 奇妙 な 術 を 使って い た 。 しの|||すいとる|きみょう||じゅつ||つかって||

あの サスケ が 力 を 吸い取ら れ た やつ だ な 。 |さすけ||ちから||すいとら|||||

フッ さ ぁ まとめ て かかって こい 俺 は あの 時 と は 違う 。 |||||||おれ|||じ|||ちがう

よ ~ し とっとと 片づけ て やる って ば よ ! |||かたづけ|||||

( シノ ) 待て ナルト 。 あっ シノ ? しの|まて|||しの

( シノ ) 先 に 行け どうやら ヤツ の 相手 は 俺 の よう だ 。 しの|さき||いけ||やつ||あいて||おれ|||

ん ?

( シノ ) あいつ の 術 は 接近 戦 タイプ の お前 に は 不向き だ 。 しの|||じゅつ||せっきん|いくさ|||おまえ|||ふむき|

3 人 で 足止め を 食う わけ に は いか ない 。 じん||あしどめ||くう|||||

分かった 頼 ん だ ぜ シノ ! ( いの ) 気 を 付け て ね 。 わかった|たの||||しの||き||つけ||

待て ! あっ ! まて|

( ヨロイ ) 寄 壊 蟲 か 。 |よ|こわ|むし|

ハァ … 。

ハァ ハァ … 。

う っ ! あぁ … 。

あっ ?

♪ ~

( アンコ ) 《 見つけ た 》 |みつけ|

♪ ~

誰 ? だれ

♪ ~

ようこそ いや 久しぶり と 言う べき か なぁ 。 ||ひさしぶり||いう|||

お前 は アマチ ! おまえ||

( アマチ ) 驚 い た な ! |おどろ|||

あんな こと が あった の に まさか お前 が 戻って こよ う と は 。 |||||||おまえ||もどって||||

( アンコ ) 何 の こと ? ( アマチ ) フッ 覚え て ない の か 。 |なん|||||おぼえ||||

悪い けど あんた に 用 は ない わ 。 わるい||||よう|||

大 蛇 丸 は どこ に いる の ? だい|へび|まる|||||

大 蛇 丸 ? だい|へび|まる

とぼけ ない で ここ に いる でしょ ?

う っ … 。

術 者 が い ない のに 呪 印 が 反応 する 。 じゅつ|もの|||||まじない|いん||はんのう|

そんな こと が ある ん だ なぁ 。

ああ 確か に 大 蛇 丸 は ここ に い た 。 |たしか||だい|へび|まる|||||

だが それ は な 半月 ほど 前 の 話 だ 。 ||||はんつき||ぜん||はなし|

そんな … 。

ま ぁ 信じ なく て も かまわ ない 。 ||しんじ|||||

じゃ 今 まで の この うずき は |いま|||||

半月 も 前 に い た 大 蛇 丸 の 影響 だって いう の ? はんつき||ぜん||||だい|へび|まる||えいきょう|||

≪ ( ドア が 開く 音 ) ちょっと 待つ って ば よ ! ||あく|おと||まつ|||

( いの ) 先生 ! ( アンコ ) あんた たち ! |せんせい|||

おや 下 忍 を 引き連れ て 。 |した|おし||ひきつれ|

アンコ お前 も ずいぶん 立派 に なって 。 |おまえ|||りっぱ||

誰 だ よ ? こいつ 。 アマチ 。 だれ||||

大 蛇 丸 と 組 ん で ここ で 実験 を 繰り返し て い た 医療 忍者 よ 。 だい|へび|まる||くみ|||||じっけん||くりかえし||||いりょう|にんじゃ|

ここ に 大 蛇 丸 は い ない 。 ||だい|へび|まる|||

今回 の 騒動 は すべて こいつ の 仕業 だった の よ 。 こんかい||そうどう|||||しわざ|||

こいつ が … 。

やい やい て め ぇ ! くだら ねえ 実験 なんか し や が って ! |||||||じっけん|||||

( アマチ ) くだらない ? 冗談 じゃ ない 。 ||じょうだん||

これ は 俺 の 人生 を 懸け た 研究 な の さ 。 ||おれ||じんせい||かけ||けんきゅう|||

何 だ と ! ? なん||

見ろ ! こいつ は 水 に 適応 する 身体 能力 を 持って いる 。 みろ|||すい||てきおう||からだ|のうりょく||もって|

水中 呼吸 は もちろん すいちゅう|こきゅう||

自在 に 動 ける スピード も 筋力 も 併せ持つ 。 じざい||どう||すぴーど||きんりょく||あわせもつ

俺 の 長年 の 夢 おれ||ながねん||ゆめ

水中 戦 用 の 忍者 部隊 を 作る 第 一 歩 と し て な ! すいちゅう|いくさ|よう||にんじゃ|ぶたい||つくる|だい|ひと|ふ||||

水中 戦 用 の 忍者 部隊 ? すいちゅう|いくさ|よう||にんじゃ|ぶたい

そう だ 常 人 に は 決して まね の でき ない ||とわ|じん|||けっして||||

水中 を 自在 に 動 ける 部隊 だ 。 すいちゅう||じざい||どう||ぶたい|

実現 すれ ば 陸 と 陸 と を 分断 し じつげん|||りく||りく|||ぶんだん|

海上 の 輸送 ルート を 完全 に 押さえ られる 。 かいじょう||ゆそう|るーと||かんぜん||おさえ|

すばらしい だ ろ う ?

俺 は この 力 で 世界 の 頂点 に 立つ ん だ ! おれ|||ちから||せかい||ちょうてん||たつ||

そして この 研究 を 放棄 し た こと を ||けんきゅう||ほうき||||

大 蛇 丸 に 必ず 後悔 さ せ て やる ! だい|へび|まる||かならず|こうかい||||

人 は お前 の 道具 じゃ ねえ って ば よ ! じん||おまえ||どうぐ|||||

お やおや 若い の に この 研究 の すばらし さ を ||わかい||||けんきゅう||||

理解 でき ない と は … 。 りかい||||

ま ぁ モルモット 並み の 頭 しか ない お前 たち に ||もるもっと|なみ||あたま|||おまえ||

理解 し て ほしい と も 思 わん が ね 。 りかい||||||おも|||

野郎 ! やろう

フッフ フフ … いい ぞ 漁火 。 ||||いさりび

どけよ 姉ちゃん ! |ねえちゃん

嫌 よ ! いや|

どう し た ? 逃げ回って ばかり じゃ 勝負 は つか ん ぞ 。 |||にげまわって|||しょうぶ||||

ハァ ~ !

( シノ ) う っ … 。 しの||

( シノ ) 《 しまった ! 》 しの|

何で そんな ヤツ かばう ん だって ば よ ! ? なんで||やつ|||||

いい か ? そい つ は 姉ちゃん を … 。 |||||ねえちゃん|

( 漁火 ) だって ! いさりび|

だって しかたない じゃ ない 。

あたし の 体 を 元 に 戻 せる の は この 人 だけ な の ! ||からだ||もと||もど|||||じん|||

約束 し た ん だ もん ! やくそく|||||

見 て 。 み|

姉ちゃん … 。 ねえちゃん

( 漁火 ) 人 は … いさりび|じん|

見た目 で 他人 を 判断 する 。 みため||たにん||はんだん|

包帯 を 巻 い た 姿 だけ で 人 は 近づ こ う と も し ない 。 ほうたい||かん|||すがた|||じん||ちかづ||||||

こんな うろこ の ある 化け物 じゃ よけい ダメ じゃ ない 。 ||||ばけもの|||だめ||

あたし は 元 の 体 に 戻り たい ! 人間 で いたい ! ||もと||からだ||もどり||にんげん||

その ため に は 何でも する って 決め た の よ ! ||||なんでも|||きめ|||

今 だって 姉ちゃん は 立派 に 人間 だ ろ ! いま||ねえちゃん||りっぱ||にんげん||

えっ ? なのに そい つ ら と 一緒に なって ||||||いっしょに|

船 襲って 沈め て そっち の ほう が よっぽど せん|おそって|しずめ||||||

化け物 の する こと み て ぇ じゃ ねえ か よ ! ばけもの||||||||||

うるさい ! 黙れ ! |だまれ

俺 は … 。 おれ|

聞き たく ない ! 黙れ 黙れ ! きき|||だまれ|だまれ

やめ て よ … あんた も あたし を いじめる の … 。

違う って ば … 俺 は … ちがう|||おれ|

俺 も 姉ちゃん と 同じ だ から ! おれ||ねえちゃん||おなじ||

うそ だ ! 何 言って ん の よ ? ||なん|いって|||

あんた 普通 の 人 間 じゃ ない ! |ふつう||じん|あいだ||

あたし は あんた みたい に なり たい の !

( 泣き声 ) なきごえ

泣く な 漁火 。 なく||いさりび

俺 が ちゃんと 元 に 戻し て やる さ 。 おれ|||もと||もどし|||

あっ … 危ない ! |あぶない

起爆 札 の 大当たり 。 きばく|さつ||おおあたり

漁火 が うまく 気 を 引 い て くれ た から な 。 いさりび|||き||ひ||||||

う っ … 。

せ … 先生 ! ? |せんせい

( アマチ ) 後 を 頼む 。 ( ミスミ ) ああ 。 |あと||たのむ||

( アマチ ) 行く ぞ 漁火 。 |いく||いさりび

待て って ば よ … 。 まて|||

行く な 姉ちゃん ! いく||ねえちゃん

く っそ ~ … 。

( ミスミ ) さっさと 片 つけ ない と な 。 ||かた||||

( ヨロイ ) 諦めろ 終わり だ 。 |あきらめろ|おわり|

お前 も アマチ の モルモット に でも して やる よ 。 おまえ||||もるもっと|||||

蟲 分身 ! ? むし|ぶんしん

同じ チャクラ 食い どう し やはり 簡単 に 勝負 は つか ん か 。 おなじ||くい||||かんたん||しょうぶ||||

( シノ ) 《 消え た … 。 しの|きえ|

何 を 考え て いる ? 》 なん||かんがえ||

くっ … う っ !

オラ ~ ! あっ !

ナルト !

あっ … が っ ! このまま 絞め 殺し て やる 。 ||||しめ|ころし||

う わ っ ぐ わ ~ !

あぁ あっ !

ハッ ハハハハ … 。

あっ !

何 ! ? なん

あ … あぁ … あっ … 。

心 乱 身 の 術 成功 ! こころ|らん|み||じゅつ|せいこう

あ ~ !

あ ~ !

よっ しゃ ~ やった ぜ いの !

く っそ ~ ! 放せ ! 放し や がれ ! ||はなせ|はなし||

ひきょう だ ぞ て め ぇ !

な ~ に 言って ん だ よ 忍 に ひきょう も くそ も ねえ って ば よ 。 ||いって||||おし|||||||||

( いの ) あんた それ でも 忍者 な の ? ||||にんじゃ||

やかましい ! ( 衝撃 音 ) |しょうげき|おと

何 だ ? なん|

ちょっと ここ 崩れる わ よ ! ||くずれる||

あいつ ら 建物 ごと 片づける 気 だ わ 。 ||たてもの||かたづける|き||

そんな ん 冗談 じゃ ねえ って ば よ ! ||じょうだん|||||

( シノ ) 急げ ! 入り口 は もう ダメ だ ! しの|いそげ|いりぐち|||だめ|

そろそろ 足 が つく と 思って い た ところ だ 。 |あし||||おもって||||

古い 建物 だ が あいつ ら の 墓 に し ちゃ 上出来 だ ろ う 。 ふるい|たてもの||||||はか||||じょうでき|||

( ヨロイ ) 1 人 間に合わ なかった か 。 ( アマチ ) ま ぁ いい 。 |じん|まにあわ||||||

御用 金 を 奪う の に さして 影響 は ない だ ろ う 。 ごよう|きむ||うばう||||えいきょう|||||

く っそ ~ ! 出口 は どこ だ ! ? ||でぐち|||

ハァ ハァ ハァ … 。

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ ~

♪ 風 が 吹 い て 痛い かぜ||ふ|||いたい

♪ 消え ない 想い きえ||おもい

♪ 何 を 持って行 こ う か なん||もってい|||

♪ 集め て ひと つ あつめ|||

♪ 二 度 と ない 二 度 と ない ふた|たび|||ふた|たび||

♪ 捨てる なんて 馬鹿 みたい すてる||ばか|

♪ 無邪気 に なって イメージ むじゃき|||いめーじ

♪ ~

♪ きっと それ は 終わら ない |||おわら|

♪ ~

♪ きっと それ は 終わら ない |||おわら|

♪ ~

♪ 愛 の 胸 焦がせ あい||むね|こがせ

♪ 千 の 夢 渡れ せん||ゆめ|わたれ

♪ 縦横無尽 駆け て じゅうおうむじん|かけ|

♪ 手 に 掴む 世界 て||つかむ|せかい

♪ 雲 が ちぎれ て くも|||

♪ 日 が また 落ち て ひ|||おち|

♪ ひと り の パレ ー ド が 動きだす |||||||うごきだす

♪ 冒険 吉日 心拍 上昇 ぼうけん|きちじつ|しんぱく|じょうしょう

♪ 明暗 遭遇 生命 相愛 めいあん|そうぐう|せいめい|そうあい

〈 なぁ 出口 は どっち だ ! ? シノ ! 〉 |でぐち||||しの

( シノ ) 〈 俺 が 知る か 〉 〈 じゃ どう す ん だ よ ! ? いの ! 〉 しの|おれ||しる||||||||

( いの ) 〈 つべこべ 言わ ず に 走る っき ゃ ない でしょ ! 〉 ||いわ|||はしる||||

〈 だって 全然 出口 なんか ��� え ねえ って ば よ ! 〉 |ぜんぜん|でぐち||||||

( アンコ ) 〈 どうやら 出口 は 崩れ た みたい ね 〉 ||でぐち||くずれ|||

( ナルト ・ いの ) 〈 え ~ ! ? 〉 ( いの ) 〈 あたし たち 生き埋め ! ? ||||||いきうめ

い ~ や ~ ! 〉 〈 こう なったら 俺 の 螺旋 丸 で ! 〉 ||||おれ||らせん|まる|

( シノ ) 〈 それ は 危険 だ 〉 〈 何 落ち着 い てん だって ば よ ! 〉 しの|||きけん||なん|おちつ|||||

( アンコ ) 〈 あ ~ うるさい ! あんた たち ちょっと 後ろ に 下がって なさい 〉 ||||||うしろ||さがって|