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ナルト, Naruto Episode 211

Naruto Episode 211

♪ ユラユラ と 歪 ん だ 空 へ

♪ 君 の 元 へ 飛 ん で ゆけ

♪ ~

♪ ずっと 側 に い た から

♪ 空 い た 隙間 大き すぎ て

♪ 生意気 な 君 の 素直 な 返事

♪ 「 また ね … 」 が 淋しい

♪ 見慣れ ない 街 で 泣 い てる なら

♪ 側 に い なく て も

♪ 笑顔 は 届け たい

♪ ユラユラ と 歪 ん だ 空 へ

♪ 君 の 元 へ 飛 ん で ゆけ

♪ こんなに も 近く に 感じ てる

♪ ふた つ の 想い

( サクラ ) 何 な の よ ? あんた たち 。

( リー ) やろ う って いう ん です ね ?

♪ ~

( トドロキ ) 《 俺 は だまさ れ ん ぞ 。

お前 は … お前 は … 》

♪ ~

( トドロキ ) お ~ !

( ナルト ) トド ロキ !

( トドロキ ) う っ !

( 丸 鉄 ) う わ ~ ! う ぅ … 。

やめろ トド ロキ !

お前 丸 鉄 を 都 へ 送り届ける ん じゃ なかった の か よ ! ?

こいつ は … 。

こいつ だけ は 許 せ ない !

どう いう こと だって ば よ ! ?

( トドロキ ) こいつ に …

こいつ に 俺 の 家族 は

弟 は

殺さ れ た ん だ !

な … 何 だって ! ?

お前 の 家族 を 丸 鉄 が ?

( トドロキ ) ああ 。

5 年 前 だ 。

俺 は 確か に こいつ を 見 た 。

♪ ~

( 半鐘 の 音 )

( 男性 1 ) < 火事 だ ~ ! >

( 半鐘 の 音 )

< あっ ! >

( 男性 2 ) < こりゃ すげ ぇ ! >

( 男性 3 ) < 中 に まだ 誰 か いる の か ? >

< あっ ! >

( トドロキ ) < く そ ~ ! >

( トドロキ ) < 父さん ! 母 さん !

あっ ! >

( アキオ ) < ん ~ ん ~ !

ん ~ !

ん ! > ( トドロキ ) < アキオ ! >

< アキオ ! あ ~ ! >

♪ ~

< ハァ ハァ ハァ … 。

ハァ ハァ ハァ … >

♪ ~

( トドロキ ) < アキオ … >

♪ ~

♪ ~

( 教官 ) < トド ロキ 君 の 家 を 襲った 者 の 正体 が 分かった >

( トドロキ ) < 本当 です か ! ? >

( 教官 ) < 不 忍 と いう 強盗 団 だ >

( トドロキ ) < 不 忍 ? >

( 教官 ) < 血 も 涙 も ない 極悪 人 たち だ よ 。

ヤツ ら は 金品 を 強奪 する 際 に

その 家 の 者 を 皆殺し に する >

( トドロキ ) < なぜ です ? >

( 教官 ) < 目撃 者 を 一切 残さ ぬ ため だ >

♪ ~

( 教官 ) < ご 両親 の 遺体 は 発見 でき た が

火 の 回り も 早かった し

アキオ 君 は まだ 小さかった から な 。

骨 も 残ら なかった ん だ ろ う 。

残念 だ が 弟 さん の こと は 諦める ん だ >

( トドロキ ) < 無理 です 。

自分 に は でき ませ ん >

< ヤァ ~ ! >

< ハァ ハァ ハァ … >

( トドロキ ) < チキ ショ ~ !

あ ~ ! >

♪ ~

皮肉 な もの だ 。

ようやく 見つけ た 弟 の

そして 父母 の 敵 を

任務 と は いえ 都 まで 護衛 し なけ れ ば なら ない と は な 。

トド ロキ … 。

俺 は もう 一 人 前 の 警務 員 だ 。

ひよっこ じゃ ない 。

個人 的 な 恨み を 任務 に 持ち込む つもり は なかった 。

いずれ こいつ は 死刑 に なる と

そう 思って 何とか 耐え て き た 。

だが 今 目 の 前 に

あの 炎 の 中 に い た

弟 を 殺し た 同じ 顔 が !

お前 の … 弟 ! ?

死ね 丸 鉄 !

う わ ~ !

あっ !

邪魔 する な ! やめろ !

( トドロキ ) あんな ヤツ 大勢 の 罪 の ない 人 たち を

殺し て き た 悪党 な ん だ ぞ !

あいつ を 丸 鉄 を 都 に 連れ て く の が

お前 の 任務 だ ろ う 。 関係ない だ ろ う !

弟 を 殺し た ん だ ぞ !

確か に 丸 鉄 は 悪党 かも しん ねえ 。

けど ダメ だ 。

誰 も 見 ちゃ い ない 。

そう だ こんな 森 の 中 じゃ 。

お … おい トド ロキ ?

( トドロキ ) 誰 も 見 ちゃ い ない ん だ 。

バレ っこ ない 。

トド ロキ だ から 落ち着け って 俺 が 見 てる って ば よ !

いい や … 誰 も 見 ちゃ い ない 。

トド ロキ ?

( トドロキ ) お前 さえ 黙って い れ ば 。

いや いっそ の こと い なけ れ ば 。

待て って ば よ 何 考え てん だ ! 頭 を 冷やせ !

( トドロキ ) 俺 は 至って 冷静 だ 。

貴 様 もろとも 。

しょうが ねえ 。

もう こう なったら 受けて立つ しか ねえ よう だ な !

どう し まし た ? さっさと かかって き たら どう です ?

あんた たち も そんな 所 に 隠れ て ない で

出 て き たら どう な の ! ?

えっ ! ? き … 君 たち は … 。

( 少年 1 ) 丸 鉄 を いじめる な ! ( 少年 2 ) 丸 鉄 を 返せ !

どう いう こと ? さ ぁ ?

彼ら は 一体 … 。

( 少年 3 ) みんな !

( リー ) ちょ … ちょっと 待って ください !

あなた たち は 丸 鉄 と どう いう … ?

( 少年 4 ) ヤァ ~ !

う ~ !

う わ ~ !

やめ て ! 逃げ ま しょ う !

落ち着 い て ください 。

話し合え ば 分かり 合 える はず です 。

あなた たち 忍 じゃ ない わ ね ?

素人 が 刃物 を 持っちゃ 危ない わ 。

リー さん どう しよ う ? 困り まし た 。

素人 相手 に 本気 は 出 せ ませ ん から ね 。

( トドロキ ) う わ ~~ !

影 分身 の 術 !

あっ ! あ ~ !

( トドロキ ) く そ ~ 放せ !

俺 は 家族 の …

弟 の 敵 を 討た なきゃ なら ない ん だ !

落ち着け って !

落ち着 い て もう 一 度 考えろ って ば よ !

お前 の … 弟 。

えっ ? ばか ! 丸 鉄 今 は こっち に 来 ん な !

お ~ !

丸 鉄 !

う っ 。

う わ !

♪ ~

何 だ ? これ は !

う ~ く っそ ~ !

動 け ねえ って ば よ 。

≪ ( 文殊 ) むだ だ よ 。 あっ 。

( 文殊 ) その 糸 は 鋼 より も 強い 。

人 の 力 で は 絶対 に 切れ は し ない 。

誰 だって ば よ ? お前 !

不 忍 の 文殊 。

不 忍 だ と ! ?

( 文殊 ) 丸 鉄 は この 文殊 が 頂く 。

こいつ さえ 手 に 入れ ば

お前 たち に 用 は ない 。

その 網 は 気温 の 上昇 と ともに 縮 ん で いく 。

最後 まで 苦しむ ん だ な 。

あと 半時 も すりゃ お前 たち バラバラ だ ぜ 。

♪ ~

あば よ 。

( 丸 鉄 ) トド ロキ ~ !

丸 鉄 !

く っそ ~ ! こんな 所 で 死ね ねえ って ば よ 。

くっ … 。

任務 は …

丸 鉄 を 都 へ 送り届け ねえ と … 。

ばか が ! この 状況 を 見ろ 。

その 前 に 2 人 と も お だぶつ だ ぞ !

不 忍 の ヤツ ら 丸 鉄 を 仲間 だ なんて 思っちゃ い ねえ 。

丸 鉄 の 言って た こと は 本当 だった ん だ !

ヤツ ら 丸 鉄 を 殺し ち まう かも しん ねえ ん だって ば よ 。

だから 俺 が この 手 で 殺し て おけ ば !

あいつ って ば 最後 お前 の 名前 を 叫 ん で い た ぜ !

それ が どう し た ! ?

たぶん お前 に 何 か 言い たい こと が あった ん だ よ 。

( トドロキ ) 悪党 の 言い訳 など 一切 聞き たく も ない !

俺 に は 丸 鉄 が そんなに 悪い ヤツ と は

何 か 思え ねえ ん だ 。 ( トドロキ ) 何 だ と ! ?

だから 丸 鉄 が 何 を 言い たかった の か

それ を 聞く まで は 絶対 くたばら ねえ って ば よ !

ドンリャ ~ !

もう やめ て ! あっ 。

君 たち 話し合い ま しょ う !

必ず 道 は 開け ます !

( 少年 1 ) 黙れ ! ( 少年 2 ) 待て !

もう いい やめる ん だ 。

忍者 だ から てっきり 不 忍 だ と 思った 。

私 たち は 木 ノ 葉 の 忍 よ 。

丸 鉄 を 森 の 都 へ 護送 警備 する ため に 呼ば れ た の 。

丸 鉄 を 見逃し て くれ ない か ?

そう は いか ない わ 。

丸 鉄 は 僕ら を 不 忍 から 救って くれ た ん だ 。

救った ? あなた たち は 一体 ?

( 少年 2 ) ここ に いる 連中 は

家族 を 不 忍 に 殺さ れ た 者 たち だ 。

でも 丸 鉄 は せめて 子ども だけ は と

ヤツ ら の 目 を 盗 ん で は 助け て くれ て いた ん だ 。

何で すって ! ?

( 少年 2 ) みなしご に なった 僕 たち を 丸 鉄 は … 。

♪ ~

( 戸 が 開く 音 )

< 丸 鉄 >

♪ ~

< また 不 忍 が ? >

< すま ない >

( 少女 ) < あ … あぁ … 。

ここ どこ ? > ( 少年 1 ) < あっ 起き た ね >

< お 母 さん ? お 父さん ?

お 母 さん どこ ? >

( 少年 2 ) < かわいそう に でも 僕ら も 同じ な ん だ よ 。

君 は 独りぼっち じゃ ない 僕ら が いる 。

僕 たち が 新しい 家族 な ん だ >

♪ ~

( 丸 鉄 ) < 不 忍 を 抜ける 。

これ 以上 我慢 でき ない 。

ヤツ ら と 一緒に なって

強盗 する の は もう 御免 だ >

( 少年 2 ) < でも それ じゃ 丸 鉄 が ヤツ ら に 殺さ れ ち まう >

< ヤツ ら の 金 を 盗む > ( 少年 2 ) < えっ ? >

< その うえ で 警務 省 に 捕まる > ( 少年 2 ) < そんな … >

< そう すれ ば ヤツ ら は 俺 を 取り返 そ う と

警務 省 の 前 に 現れる 。

そこ を 捕まえ て もらう しか ない >

< おとり に なる って いう の ? >

< 新た な 犠牲 者 を 出さ ない ため だ 。

方法 は これ しか ない >

( 少年 2 ) 丸 鉄 は 本当 に ヤツ ら の 金 を 盗 ん で

警務 省 に 捕まった 。

俺 たち は 丸 鉄 が 無事 か 心配 で

この 森 まで やって 来 た ん だ 。

不 忍 が 捕まって くれる こと を 願って 。

なのに … 。

丸 鉄 って 人 は

改心 し て 不 忍 を 裏切った 人 な の ね 。

本当 の 悪人 の 不 忍 たち を

何とか し なけ れ ば なり ませ ん ね 。

不 忍 の こと は もう どう だって いい 。

それ より 丸 鉄 を 助け なく ちゃ 。

恐らく 丸 鉄 さん は

ナルト 君 と 一緒に いる はず です 。

安心 し て ください 不 忍 に は 捕まって い ませ ん よ 。

ああ そう 信じよ う 。

う っ !

く っそ ~ 。

このまま じゃ 干 物 に な っち まう って ば よ 。

あれ ? あっ おい !

汗 で 湿ら す と 少し 緩む って ば よ 。

何 ! ? ホント か ?

くっ … う ~ !

あっ 確か に 。

な っ ! だ ろ う ?

♪ ~

< 何 だ ! ? >

< こいつ の 毒 に は 慣れ て いる へっちゃら さ >

( 土岐 ) < フッ ! >

< ん ? あっ ! >

俺 に は あいつ が

丸 鉄 が そんな 悪人 に は 見え ねえ ん だって ば よ 。

何と して も もう 一 度 丸 鉄 に 会って

確かめる って ば よく ~ !

そう だ な !

俺 も 丸 鉄 に 会わ なきゃ なら ない 。

会って 家族 の

弟 の 敵 を 討つ 。

くっ ! く ~ !

く ~ !

う ~ !

う ~ !

やった って ば よ !

間一髪 だった 。

よ ~ し 早く 丸 鉄 を 救い出す って ば よ !

ああ 必ず 見つけ出し て ヤツ を 斬る !

ん ?

ん … 。

あっ !

( 少年 1 ) 丸 鉄 。 えっ ! ?

確か に 丸 鉄 さん です 。

あいつ ら … 。

う ~ !

う わ ! ば … ばか !

あぁ … 。

丸 鉄 ! ( 少年 2 ) 丸 鉄 !

( 少年 3 ) 丸 鉄 !

そこ まで だ 小僧 。 ( 少年 1 ) はっ !

あいつ は ! まさか 不 忍 ! ?

フフ フフ … ご 名答 。

不 忍 の 文殊 。

丸 鉄 を 返せ ! ( 少年 2 ) 許さ ない ぞ !

チッ おいおい 何 な ん だ ? この ガキ ども は 。

世間知らず も いい とこ だ 。

丸 鉄 お前 を 返せ と き や がった 。

返し て ほしい の は 俺 たち の セリフ だ よ な ? おい !

お前 ら 一体 何者 だ ?

不 忍 め 家族 の 敵 だ !

何 ! ? ( 少年 1 ) フッ !

おっと 。 ( 少年 1 ) あぁ … 。

う わ ! あぁ … 。

ガキ は おとなしく し て ろ 。

チクショ ~ !

やめろ ! 文殊 その 子 を 放せ !

( 文殊 ) て め ぇ も 立場 が 分かって ねえ よう だ な 。

それ に 敵 と は 一体 どう いう こと だ ! ?

え ぇ ! ? 丸 鉄 !

う ~ 。

やめ なさい ! う っ !

忍法 かご の め 。

僕 の 番 です ! ハッ !

テ ~ ヤ !

あっ !

びくとも し ませ ん ね 。

むだ だ この 網 は 破れ ない ぜ 。

さ ぁ 答えろ よ 丸 鉄 。

断る 。

フン そう か 。

これ なら どう だ ? ん ?

う っ … あ ~ !

( 丸 鉄 ) アキオ ~ !

やめろ 分かった 言う から もう やめ て くれ !

( 文殊 ) 初 め っ から そう すりゃ い い ん だ よ 。

この 子 たち は 俺 たち が … 。

不 忍 が 襲った 家 の 子 ども たち だ 。

俺 が 助け て かくまって い た 。

何 ! ? 裏切り や がった の か 。

あっ そう か 貴 様

俺 たち の お 宝 を こいつ らん 所 に !

あれ は もともと この 子 たち の 家 の もの だ 。

く ~ ナメ る な よ 。

この 裏切り者 !

やめろ って ば よ !

待た せ ち まった な 。

うずまき ナルト ただいま 見 参 !

ナルト ! ナルト 君 無事 で し た か !

当ったり 前 だって ば よ !

チッ !

丸 鉄 は 絶対 に 渡さ ねえ !

( 足音 ) ( トドロキ ) ハァ ハァ ハァ … 。

ハァ … 丸 鉄 。

ん ?

♪ ~

あっ … 。

あれ は … まさか ! ?

♪ サビ た 心 の 扉 の 鍵 は

♪ いつも 近く で

♪ 笑って いる から

♪ ~

♪ 形 の 無い 喜び を 見つけ たい から

♪ かけぬけ て 行く 槍 の 雨 が 降って も

♪ 言葉 に なら ない この 大きな 夢 を

♪ 叶え て み せる 傷 が 深く なって も

♪ 信じ 続け て 今 の 僕等 は ある から

♪ 目 を そらさ ず 走り 続け て やる

♪ もしも 未来 に 光 が 無い と 言わ れ て も

♪ 変え て み せる 全て の 思い で

♪ 照らす よ 今 すぐ

♪ きっと 風 は 僕ら の 心 を 試し て いる ん だ ろ う

♪ そっと 心 の 中 で 手のひら を 握りしめ た

♪ きっと 君 は 涙 の 答え を

♪ 探し て いる ん だ ろ う

♪ ずっと 夢 は 近く で 答え を つか ん で 待って る

♪ サビ た 心 の 扉 の 鍵 は

♪ いつも 近く で 笑って いる から

♪ ~

〈 あれ が 不 忍 の アジト か 〉 ( リー ) 〈 はい アキオ 君 は 恐らく

あの 屋敷 の 中 〉 〈 く そ ~ !

不 忍 の ヤツ ら 許 せ ねえ って ば よ 〉

( リー ) 〈 兄弟 の 感動 の 再会 に 水 を 差す と は 言語道断 です ! 〉

〈 おし 行く ぜ ゲジ マユ ! 〉

( リー ) 〈 いつ でも OK です ! たとえ 敵 が 元 忍 だ ろ う と 〉

〈 片っ端から ぶ っ 飛ばし て

トド ロキ の 弟 を 絶対 取り戻す ! 〉

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Naruto Episode 211 Naruto Episode 211 Naruto avsnitt 211

♪ ユラユラ と 歪 ん だ 空 へ ゆらゆら||ひずみ|||から|

♪ 君 の 元 へ 飛 ん で ゆけ きみ||もと||と|||

♪ ~

♪ ずっと 側 に い た から |がわ||||

♪ 空 い た 隙間 大き すぎ て から|||すきま|おおき||

♪ 生意気 な 君 の 素直 な 返事 なまいき||きみ||すなお||へんじ

♪ 「 また ね … 」 が 淋しい |||さびしい

♪ 見慣れ ない 街 で 泣 い てる なら みなれ||がい||なき|||

♪ 側 に い なく て も がわ|||||

♪ 笑顔 は 届け たい えがお||とどけ|

♪ ユラユラ と 歪 ん だ 空 へ ゆらゆら||ひずみ|||から|

♪ 君 の 元 へ 飛 ん で ゆけ きみ||もと||と|||

♪ こんなに も 近く に 感じ てる ||ちかく||かんじ|

♪ ふた つ の 想い |||おもい

( サクラ ) 何 な の よ ? あんた たち 。 |なん|||||

( リー ) やろ う って いう ん です ね ?

♪ ~

( トドロキ ) 《 俺 は だまさ れ ん ぞ 。 |おれ|||||

お前 は … お前 は … 》 おまえ||おまえ|

♪ ~

( トドロキ ) お ~ !

( ナルト ) トド ロキ ! |とど|

( トドロキ ) う っ !

( 丸 鉄 ) う わ ~ ! う ぅ … 。 まる|くろがね||||

やめろ トド ロキ ! |とど|

お前 丸 鉄 を 都 へ 送り届ける ん じゃ なかった の か よ ! ? おまえ|まる|くろがね||と||おくりとどける||||||

こいつ は … 。

こいつ だけ は 許 せ ない ! |||ゆる||

どう いう こと だって ば よ ! ?

( トドロキ ) こいつ に …

こいつ に 俺 の 家族 は ||おれ||かぞく|

弟 は おとうと|

殺さ れ た ん だ ! ころさ||||

な … 何 だって ! ? |なん|

お前 の 家族 を 丸 鉄 が ? おまえ||かぞく||まる|くろがね|

( トドロキ ) ああ 。

5 年 前 だ 。 とし|ぜん|

俺 は 確か に こいつ を 見 た 。 おれ||たしか||||み|

♪ ~

( 半鐘 の 音 ) はんしょう||おと

( 男性 1 ) < 火事 だ ~ ! > だんせい|かじ|

( 半鐘 の 音 ) はんしょう||おと

< あっ ! >

( 男性 2 ) < こりゃ すげ ぇ ! > だんせい|||

( 男性 3 ) < 中 に まだ 誰 か いる の か ? > だんせい|なか|||だれ||||

< あっ ! >

( トドロキ ) < く そ ~ ! >

( トドロキ ) < 父さん ! 母 さん ! |とうさん|はは|

あっ ! >

( アキオ ) < ん ~ ん ~ !

ん ~ !

ん ! > ( トドロキ ) < アキオ ! >

< アキオ ! あ ~ ! >

♪ ~

< ハァ ハァ ハァ … 。

ハァ ハァ ハァ … >

♪ ~

( トドロキ ) < アキオ … >

♪ ~

♪ ~

( 教官 ) < トド ロキ 君 の 家 を 襲った 者 の 正体 が 分かった > きょうかん|とど||きみ||いえ||おそった|もの||しょうたい||わかった

( トドロキ ) < 本当 です か ! ? > |ほんとう||

( 教官 ) < 不 忍 と いう 強盗 団 だ > きょうかん|ふ|おし|||ごうとう|だん|

( トドロキ ) < 不 忍 ? > |ふ|おし

( 教官 ) < 血 も 涙 も ない 極悪 人 たち だ よ 。 きょうかん|ち||なみだ|||ごくあく|じん|||

ヤツ ら は 金品 を 強奪 する 際 に やつ|||きんぴん||ごうだつ||さい|

その 家 の 者 を 皆殺し に する > |いえ||もの||みなごろし||

( トドロキ ) < なぜ です ? >

( 教官 ) < 目撃 者 を 一切 残さ ぬ ため だ > きょうかん|もくげき|もの||いっさい|のこさ|||

♪ ~

( 教官 ) < ご 両親 の 遺体 は 発見 でき た が きょうかん||りょうしん||いたい||はっけん|||

火 の 回り も 早かった し ひ||まわり||はやかった|

アキオ 君 は まだ 小さかった から な 。 |きみ|||ちいさかった||

骨 も 残ら なかった ん だ ろ う 。 こつ||のこら|||||

残念 だ が 弟 さん の こと は 諦める ん だ > ざんねん|||おとうと|||||あきらめる||

( トドロキ ) < 無理 です 。 |むり|

自分 に は でき ませ ん > じぶん|||||

< ヤァ ~ ! >

< ハァ ハァ ハァ … >

( トドロキ ) < チキ ショ ~ !

あ ~ ! >

♪ ~

皮肉 な もの だ 。 ひにく|||

ようやく 見つけ た 弟 の |みつけ||おとうと|

そして 父母 の 敵 を |ふぼ||てき|

任務 と は いえ 都 まで 護衛 し なけ れ ば なら ない と は な 。 にんむ||||と||ごえい|||||||||

トド ロキ … 。 とど|

俺 は もう 一 人 前 の 警務 員 だ 。 おれ|||ひと|じん|ぜん||けいむ|いん|

ひよっこ じゃ ない 。

個人 的 な 恨み を 任務 に 持ち込む つもり は なかった 。 こじん|てき||うらみ||にんむ||もちこむ|||

いずれ こいつ は 死刑 に なる と |||しけい|||

そう 思って 何とか 耐え て き た 。 |おもって|なんとか|たえ|||

だが 今 目 の 前 に |いま|め||ぜん|

あの 炎 の 中 に い た |えん||なか|||

弟 を 殺し た 同じ 顔 が ! おとうと||ころし||おなじ|かお|

お前 の … 弟 ! ? おまえ||おとうと

死ね 丸 鉄 ! しね|まる|くろがね

う わ ~ !

あっ !

邪魔 する な ! やめろ ! じゃま|||

( トドロキ ) あんな ヤツ 大勢 の 罪 の ない 人 たち を ||やつ|おおぜい||ざい|||じん||

殺し て き た 悪党 な ん だ ぞ ! ころし||||あくとう||||

あいつ を 丸 鉄 を 都 に 連れ て く の が ||まる|くろがね||と||つれ||||

お前 の 任務 だ ろ う 。 関係ない だ ろ う ! おまえ||にんむ||||かんけいない|||

弟 を 殺し た ん だ ぞ ! おとうと||ころし||||

確か に 丸 鉄 は 悪党 かも しん ねえ 。 たしか||まる|くろがね||あくとう|||

けど ダメ だ 。 |だめ|

誰 も 見 ちゃ い ない 。 だれ||み|||

そう だ こんな 森 の 中 じゃ 。 |||しげる||なか|

お … おい トド ロキ ? ||とど|

( トドロキ ) 誰 も 見 ちゃ い ない ん だ 。 |だれ||み|||||

バレ っこ ない 。

トド ロキ だ から 落ち着け って 俺 が 見 てる って ば よ ! とど||||おちつけ||おれ||み||||

いい や … 誰 も 見 ちゃ い ない 。 ||だれ||み|||

トド ロキ ? とど|

( トドロキ ) お前 さえ 黙って い れ ば 。 |おまえ||だまって|||

いや いっそ の こと い なけ れ ば 。

待て って ば よ 何 考え てん だ ! 頭 を 冷やせ ! まて||||なん|かんがえ|||あたま||ひやせ

( トドロキ ) 俺 は 至って 冷静 だ 。 |おれ||いたって|れいせい|

貴 様 もろとも 。 とうと|さま|

しょうが ねえ 。

もう こう なったら 受けて立つ しか ねえ よう だ な ! |||うけてたつ|||||

どう し まし た ? さっさと かかって き たら どう です ?

あんた たち も そんな 所 に 隠れ て ない で ||||しょ||かくれ|||

出 て き たら どう な の ! ? だ||||||

えっ ! ? き … 君 たち は … 。 ||きみ||

( 少年 1 ) 丸 鉄 を いじめる な ! ( 少年 2 ) 丸 鉄 を 返せ ! しょうねん|まる|くろがね||||しょうねん|まる|くろがね||かえせ

どう いう こと ? さ ぁ ?

彼ら は 一体 … 。 かれら||いったい

( 少年 3 ) みんな ! しょうねん|

( リー ) ちょ … ちょっと 待って ください ! |||まって|

あなた たち は 丸 鉄 と どう いう … ? |||まる|くろがね|||

( 少年 4 ) ヤァ ~ ! しょうねん|

う ~ !

う わ ~ !

やめ て ! 逃げ ま しょ う ! ||にげ|||

落ち着 い て ください 。 おちつ|||

話し合え ば 分かり 合 える はず です 。 はなしあえ||わかり|ごう|||

あなた たち 忍 じゃ ない わ ね ? ||おし||||

素人 が 刃物 を 持っちゃ 危ない わ 。 しろうと||はもの||もっちゃ|あぶない|

リー さん どう しよ う ? 困り まし た 。 |||||こまり||

素人 相手 に 本気 は 出 せ ませ ん から ね 。 しろうと|あいて||ほんき||だ|||||

( トドロキ ) う わ ~~ !

影 分身 の 術 ! かげ|ぶんしん||じゅつ

あっ ! あ ~ !

( トドロキ ) く そ ~ 放せ ! |||はなせ

俺 は 家族 の … おれ||かぞく|

弟 の 敵 を 討た なきゃ なら ない ん だ ! おとうと||てき||うた|||||

落ち着け って ! おちつけ|

落ち着 い て もう 一 度 考えろ って ば よ ! おちつ||||ひと|たび|かんがえろ|||

お前 の … 弟 。 おまえ||おとうと

えっ ? ばか ! 丸 鉄 今 は こっち に 来 ん な ! ||まる|くろがね|いま||||らい||

お ~ !

丸 鉄 ! まる|くろがね

う っ 。

う わ !

♪ ~

何 だ ? これ は ! なん|||

う ~ く っそ ~ !

動 け ねえ って ば よ 。 どう|||||

≪ ( 文殊 ) むだ だ よ 。 あっ 。 もんじゅ||||

( 文殊 ) その 糸 は 鋼 より も 強い 。 もんじゅ||いと||はがね|||つよい

人 の 力 で は 絶対 に 切れ は し ない 。 じん||ちから|||ぜったい||きれ|||

誰 だって ば よ ? お前 ! だれ||||おまえ

不 忍 の 文殊 。 ふ|おし||もんじゅ

不 忍 だ と ! ? ふ|おし||

( 文殊 ) 丸 鉄 は この 文殊 が 頂く 。 もんじゅ|まる|くろがね|||もんじゅ||いただく

こいつ さえ 手 に 入れ ば ||て||いれ|

お前 たち に 用 は ない 。 おまえ|||よう||

その 網 は 気温 の 上昇 と ともに 縮 ん で いく 。 |あみ||きおん||じょうしょう|||ちぢ|||

最後 まで 苦しむ ん だ な 。 さいご||くるしむ|||

あと 半時 も すりゃ お前 たち バラバラ だ ぜ 。 |はんとき|||おまえ||ばらばら||

♪ ~

あば よ 。

( 丸 鉄 ) トド ロキ ~ ! まる|くろがね|とど|

丸 鉄 ! まる|くろがね

く っそ ~ ! こんな 所 で 死ね ねえ って ば よ 。 |||しょ||しね||||

くっ … 。

任務 は … にんむ|

丸 鉄 を 都 へ 送り届け ねえ と … 。 まる|くろがね||と||おくりとどけ||

ばか が ! この 状況 を 見ろ 。 |||じょうきょう||みろ

その 前 に 2 人 と も お だぶつ だ ぞ ! |ぜん||じん||||||

不 忍 の ヤツ ら 丸 鉄 を 仲間 だ なんて 思っちゃ い ねえ 。 ふ|おし||やつ||まる|くろがね||なかま|||おもっちゃ||

丸 鉄 の 言って た こと は 本当 だった ん だ ! まる|くろがね||いって||||ほんとう|||

ヤツ ら 丸 鉄 を 殺し ち まう かも しん ねえ ん だって ば よ 。 やつ||まる|くろがね||ころし|||||||||

だから 俺 が この 手 で 殺し て おけ ば ! |おれ|||て||ころし|||

あいつ って ば 最後 お前 の 名前 を 叫 ん で い た ぜ ! |||さいご|おまえ||なまえ||さけ|||||

それ が どう し た ! ?

たぶん お前 に 何 か 言い たい こと が あった ん だ よ 。 |おまえ||なん||いい|||||||

( トドロキ ) 悪党 の 言い訳 など 一切 聞き たく も ない ! |あくとう||いい わけ||いっさい|きき|||

俺 に は 丸 鉄 が そんなに 悪い ヤツ と は おれ|||まる|くろがね|||わるい|やつ||

何 か 思え ねえ ん だ 。 ( トドロキ ) 何 だ と ! ? なん||おもえ|||||なん||

だから 丸 鉄 が 何 を 言い たかった の か |まる|くろがね||なん||いい|||

それ を 聞く まで は 絶対 くたばら ねえ って ば よ ! ||きく|||ぜったい|||||

ドンリャ ~ !

もう やめ て ! あっ 。

君 たち 話し合い ま しょ う ! きみ||はなしあい|||

必ず 道 は 開け ます ! かならず|どう||あけ|

( 少年 1 ) 黙れ ! ( 少年 2 ) 待て ! しょうねん|だまれ|しょうねん|まて

もう いい やめる ん だ 。

忍者 だ から てっきり 不 忍 だ と 思った 。 にんじゃ||||ふ|おし|||おもった

私 たち は 木 ノ 葉 の 忍 よ 。 わたくし|||き||は||おし|

丸 鉄 を 森 の 都 へ 護送 警備 する ため に 呼ば れ た の 。 まる|くろがね||しげる||と||ごそう|けいび||||よば|||

丸 鉄 を 見逃し て くれ ない か ? まる|くろがね||みのがし||||

そう は いか ない わ 。

丸 鉄 は 僕ら を 不 忍 から 救って くれ た ん だ 。 まる|くろがね||ぼくら||ふ|おし||すくって||||

救った ? あなた たち は 一体 ? すくった||||いったい

( 少年 2 ) ここ に いる 連中 は しょうねん||||れんちゅう|

家族 を 不 忍 に 殺さ れ た 者 たち だ 。 かぞく||ふ|おし||ころさ|||もの||

でも 丸 鉄 は せめて 子ども だけ は と |まる|くろがね|||こども|||

ヤツ ら の 目 を 盗 ん で は 助け て くれ て いた ん だ 。 やつ|||め||ぬす||||たすけ||||||

何で すって ! ? なんで|

( 少年 2 ) みなしご に なった 僕 たち を 丸 鉄 は … 。 しょうねん||||ぼく|||まる|くろがね|

♪ ~

( 戸 が 開く 音 ) と||あく|おと

< 丸 鉄 > まる|くろがね

♪ ~

< また 不 忍 が ? > |ふ|おし|

< すま ない >

( 少女 ) < あ … あぁ … 。 しょうじょ||

ここ どこ ? > ( 少年 1 ) < あっ 起き た ね > ||しょうねん||おき||

< お 母 さん ? お 父さん ? |はは|||とうさん

お 母 さん どこ ? > |はは||

( 少年 2 ) < かわいそう に でも 僕ら も 同じ な ん だ よ 。 しょうねん||||ぼくら||おなじ||||

君 は 独りぼっち じゃ ない 僕ら が いる 。 きみ||ひとりぼっち|||ぼくら||

僕 たち が 新しい 家族 な ん だ > ぼく|||あたらしい|かぞく|||

♪ ~

( 丸 鉄 ) < 不 忍 を 抜ける 。 まる|くろがね|ふ|おし||ぬける

これ 以上 我慢 でき ない 。 |いじょう|がまん||

ヤツ ら と 一緒に なって やつ|||いっしょに|

強盗 する の は もう 御免 だ > ごうとう|||||ごめん|

( 少年 2 ) < でも それ じゃ 丸 鉄 が ヤツ ら に 殺さ れ ち まう > しょうねん||||まる|くろがね||やつ|||ころさ|||

< ヤツ ら の 金 を 盗む > ( 少年 2 ) < えっ ? > やつ|||きむ||ぬすむ|しょうねん|

< その うえ で 警務 省 に 捕まる > ( 少年 2 ) < そんな … > |||けいむ|しょう||つかまる|しょうねん|

< そう すれ ば ヤツ ら は 俺 を 取り返 そ う と |||やつ|||おれ||とりかえ|||

警務 省 の 前 に 現れる 。 けいむ|しょう||ぜん||あらわれる

そこ を 捕まえ て もらう しか ない > ||つかまえ||||

< おとり に なる って いう の ? >

< 新た な 犠牲 者 を 出さ ない ため だ 。 あらた||ぎせい|もの||ださ|||

方法 は これ しか ない > ほうほう||||

( 少年 2 ) 丸 鉄 は 本当 に ヤツ ら の 金 を 盗 ん で しょうねん|まる|くろがね||ほんとう||やつ|||きむ||ぬす||

警務 省 に 捕まった 。 けいむ|しょう||つかまった

俺 たち は 丸 鉄 が 無事 か 心配 で おれ|||まる|くろがね||ぶじ||しんぱい|

この 森 まで やって 来 た ん だ 。 |しげる|||らい|||

不 忍 が 捕まって くれる こと を 願って 。 ふ|おし||つかまって||||ねがって

なのに … 。

丸 鉄 って 人 は まる|くろがね||じん|

改心 し て 不 忍 を 裏切った 人 な の ね 。 かいしん|||ふ|おし||うらぎった|じん|||

本当 の 悪人 の 不 忍 たち を ほんとう||あくにん||ふ|おし||

何とか し なけ れ ば なり ませ ん ね 。 なんとか||||||||

不 忍 の こと は もう どう だって いい 。 ふ|おし|||||||

それ より 丸 鉄 を 助け なく ちゃ 。 ||まる|くろがね||たすけ||

恐らく 丸 鉄 さん は おそらく|まる|くろがね||

ナルト 君 と 一緒に いる はず です 。 |きみ||いっしょに|||

安心 し て ください 不 忍 に は 捕まって い ませ ん よ 。 あんしん||||ふ|おし|||つかまって||||

ああ そう 信じよ う 。 ||しんじよ|

う っ !

く っそ ~ 。

このまま じゃ 干 物 に な っち まう って ば よ 。 ||ひ|ぶつ|||||||

あれ ? あっ おい !

汗 で 湿ら す と 少し 緩む って ば よ 。 あせ||しめら|||すこし|ゆるむ|||

何 ! ? ホント か ? なん|ほんと|

くっ … う ~ !

あっ 確か に 。 |たしか|

な っ ! だ ろ う ?

♪ ~

< 何 だ ! ? > なん|

< こいつ の 毒 に は 慣れ て いる へっちゃら さ > ||どく|||なれ||||

( 土岐 ) < フッ ! > とき|

< ん ? あっ ! >

俺 に は あいつ が おれ||||

丸 鉄 が そんな 悪人 に は 見え ねえ ん だって ば よ 。 まる|くろがね|||あくにん|||みえ|||||

何と して も もう 一 度 丸 鉄 に 会って なんと||||ひと|たび|まる|くろがね||あって

確かめる って ば よく ~ ! たしかめる|||

そう だ な !

俺 も 丸 鉄 に 会わ なきゃ なら ない 。 おれ||まる|くろがね||あわ|||

会って 家族 の あって|かぞく|

弟 の 敵 を 討つ 。 おとうと||てき||うつ

くっ ! く ~ !

く ~ !

う ~ !

う ~ !

やった って ば よ !

間一髪 だった 。 かんいっぱつ|

よ ~ し 早く 丸 鉄 を 救い出す って ば よ ! ||はやく|まる|くろがね||すくいだす|||

ああ 必ず 見つけ出し て ヤツ を 斬る ! |かならず|みつけだし||やつ||きる

ん ?

ん … 。

あっ !

( 少年 1 ) 丸 鉄 。 えっ ! ? しょうねん|まる|くろがね|

確か に 丸 鉄 さん です 。 たしか||まる|くろがね||

あいつ ら … 。

う ~ !

う わ ! ば … ばか !

あぁ … 。

丸 鉄 ! ( 少年 2 ) 丸 鉄 ! まる|くろがね|しょうねん|まる|くろがね

( 少年 3 ) 丸 鉄 ! しょうねん|まる|くろがね

そこ まで だ 小僧 。 ( 少年 1 ) はっ ! |||こぞう|しょうねん|

あいつ は ! まさか 不 忍 ! ? |||ふ|おし

フフ フフ … ご 名答 。 |||めいとう

不 忍 の 文殊 。 ふ|おし||もんじゅ

丸 鉄 を 返せ ! ( 少年 2 ) 許さ ない ぞ ! まる|くろがね||かえせ|しょうねん|ゆるさ||

チッ おいおい 何 な ん だ ? この ガキ ども は 。 ||なん|||||がき||

世間知らず も いい とこ だ 。 せけんしらず||||

丸 鉄 お前 を 返せ と き や がった 。 まる|くろがね|おまえ||かえせ||||

返し て ほしい の は 俺 たち の セリフ だ よ な ? おい ! かえし|||||おれ|||せりふ||||

お前 ら 一体 何者 だ ? おまえ||いったい|なにもの|

不 忍 め 家族 の 敵 だ ! ふ|おし||かぞく||てき|

何 ! ? ( 少年 1 ) フッ ! なん|しょうねん|

おっと 。 ( 少年 1 ) あぁ … 。 |しょうねん|

う わ ! あぁ … 。

ガキ は おとなしく し て ろ 。 がき|||||

チクショ ~ !

やめろ ! 文殊 その 子 を 放せ ! |もんじゅ||こ||はなせ

( 文殊 ) て め ぇ も 立場 が 分かって ねえ よう だ な 。 もんじゅ|||||たちば||わかって||||

それ に 敵 と は 一体 どう いう こと だ ! ? ||てき|||いったい||||

え ぇ ! ? 丸 鉄 ! ||まる|くろがね

う ~ 。

やめ なさい ! う っ !

忍法 かご の め 。 にんぽう|||

僕 の 番 です ! ハッ ! ぼく||ばん||

テ ~ ヤ !

あっ !

びくとも し ませ ん ね 。

むだ だ この 網 は 破れ ない ぜ 。 |||あみ||やぶれ||

さ ぁ 答えろ よ 丸 鉄 。 ||こたえろ||まる|くろがね

断る 。 ことわる

フン そう か 。 ふん||

これ なら どう だ ? ん ?

う っ … あ ~ !

( 丸 鉄 ) アキオ ~ ! まる|くろがね|

やめろ 分かった 言う から もう やめ て くれ ! |わかった|いう|||||

( 文殊 ) 初 め っ から そう すりゃ い い ん だ よ 。 もんじゅ|はつ||||||||||

この 子 たち は 俺 たち が … 。 |こ|||おれ||

不 忍 が 襲った 家 の 子 ども たち だ 。 ふ|おし||おそった|いえ||こ|||

俺 が 助け て かくまって い た 。 おれ||たすけ||||

何 ! ? 裏切り や がった の か 。 なん|うらぎり||||

あっ そう か 貴 様 |||とうと|さま

俺 たち の お 宝 を こいつ らん 所 に ! おれ||||たから||||しょ|

あれ は もともと この 子 たち の 家 の もの だ 。 ||||こ|||いえ|||

く ~ ナメ る な よ 。

この 裏切り者 ! |うらぎりもの

やめろ って ば よ !

待た せ ち まった な 。 また||||

うずまき ナルト ただいま 見 参 ! |||み|さん

ナルト ! ナルト 君 無事 で し た か ! ||きみ|ぶじ||||

当ったり 前 だって ば よ ! あたったり|ぜん|||

チッ !

丸 鉄 は 絶対 に 渡さ ねえ ! まる|くろがね||ぜったい||わたさ|

( 足音 ) ( トドロキ ) ハァ ハァ ハァ … 。 あしおと||||

ハァ … 丸 鉄 。 |まる|くろがね

ん ?

♪ ~

あっ … 。

あれ は … まさか ! ?

♪ サビ た 心 の 扉 の 鍵 は さび||こころ||とびら||かぎ|

♪ いつも 近く で |ちかく|

♪ 笑って いる から わらって||

♪ ~

♪ 形 の 無い 喜び を 見つけ たい から かた||ない|よろこび||みつけ||

♪ かけぬけ て 行く 槍 の 雨 が 降って も ||いく|やり||あめ||ふって|

♪ 言葉 に なら ない この 大きな 夢 を ことば|||||おおきな|ゆめ|

♪ 叶え て み せる 傷 が 深く なって も かなえ||||きず||ふかく||

♪ 信じ 続け て 今 の 僕等 は ある から しんじ|つづけ||いま||ぼくら|||

♪ 目 を そらさ ず 走り 続け て やる め||||はしり|つづけ||

♪ もしも 未来 に 光 が 無い と 言わ れ て も |みらい||ひかり||ない||いわ|||

♪ 変え て み せる 全て の 思い で かえ||||すべて||おもい|

♪ 照らす よ 今 すぐ てらす||いま|

♪ きっと 風 は 僕ら の 心 を 試し て いる ん だ ろ う |かぜ||ぼくら||こころ||ためし||||||

♪ そっと 心 の 中 で 手のひら を 握りしめ た |こころ||なか||てのひら||にぎりしめ|

♪ きっと 君 は 涙 の 答え を |きみ||なみだ||こたえ|

♪ 探し て いる ん だ ろ う さがし||||||

♪ ずっと 夢 は 近く で 答え を つか ん で 待って る |ゆめ||ちかく||こたえ|||||まって|

♪ サビ た 心 の 扉 の 鍵 は さび||こころ||とびら||かぎ|

♪ いつも 近く で 笑って いる から |ちかく||わらって||

♪ ~

〈 あれ が 不 忍 の アジト か 〉 ( リー ) 〈 はい アキオ 君 は 恐らく ||ふ|おし|||||||きみ||おそらく

あの 屋敷 の 中 〉 〈 く そ ~ ! |やしき||なか||

不 忍 の ヤツ ら 許 せ ねえ って ば よ 〉 ふ|おし||やつ||ゆる|||||

( リー ) 〈 兄弟 の 感動 の 再会 に 水 を 差す と は 言語道断 です ! 〉 |きょうだい||かんどう||さいかい||すい||さす|||ごんごどうだん|

〈 おし 行く ぜ ゲジ マユ ! 〉 |いく|||

( リー ) 〈 いつ でも OK です ! たとえ 敵 が 元 忍 だ ろ う と 〉 ||||||てき||もと|おし||||

〈 片っ端から ぶ っ 飛ばし て かたっぱしから|||とばし|

トド ロキ の 弟 を 絶対 取り戻す ! 〉 とど|||おとうと||ぜったい|とりもどす