Naruto Episode 47
♪ ( オ ー プニングテ ー マ )
♪ 踏み込む ぜ アクセル
♪ 駆け引き は 無い さ 、 そう だ よ
♪ 夜 を ぬける
♪ ねじ込む さ 最後 に
♪ 差し引き ゼロ さ 、 そう だ よ
♪ 日々 を 削る
♪ 心 を そっと
♪ 開 い て ギュ っと
♪ 引き寄せ たら
♪ ~
♪ 届く よ きっと
♪ 伝う よ もっと さあ
♪ ~
♪ 生き 急 い で
♪ 搾り 取って
♪ 縺 れる 足 だ けど 前 より
♪ ずっと そう 、 遠く へ
♪ 奪い取って
♪ 掴 ん だ って
♪ 君 じゃ ない なら 意味 は 無い の さ
♪ だ から 、 嗚呼 、
♪ 遥か 彼方
♪ ~
( ネジ ) 棄権 しろ あなた に 忍 は 向 い て い ない 。
( ナルト ) 人 の こと 勝手 に 決めつけ ん な ばか !
ん な ヤツ やって やれ ! ヒナタ !
( ヒナタ ) 《 ナルト 君 》
ちょっと は 言い返せ って ば よ !
見 てる こっち が 腹 立つ ぞ !
( ヒナタ ) 《 ナルト 君 … 。
ありがとう 》
( ネジ ) 《 目つき が 変 わった 》
棄権 し ない ん だ な ? どう なって も 知ら ん ぞ 。
( ヒナタ ) 《 逃げ たく ない ! 》
( ヒナタ ) 白 眼 !
ネジ 兄さん 勝負 です !
( ヒナタ ) ハッ !
♪ ~
( ヒナタ ) 《 ここ ! 》
( 鼓動 )
♪ ~
( 鼓動 )
う っ 。
( ネジ ) やはり この 程度 か 宗 家 の 力 は 。
( サクラ ) あっ 。 何 で だって ば よ !
ヒナタ の 攻撃 だって 完璧 に 入った のに 。
ハァ ハァ ハァ … 。
( ヒナタ ) 《 ま … まだ … 》
ハッ !
♪ ~
( カカシ ) 《 何て ヤツ だ 》
( 紅 ) 《 まさか … 》
( 猿 飛 ) 《 ほほ う さすが 日向 家 始まって 以来 の
天才 と 呼ば れる だけ の こと は ある 》
( ヒナタ ) ハァ ハァ ハァ … 。
♪ ~
あっ ま … まさか … 。
それ じゃ 最初 から … 。 ( ネジ ) そう だ 。
俺 の 眼 は もはや 点 穴 を 見切る 。
どう いう こと だって ば よ ?
( カカシ ) 経 絡 系 上 に は
チャクラ 穴 と いわ れる
針 の 穴 ほど の 大き さ だ けど な 。
点 穴 と いって な
理論 上 その ツボ を 正確 に 突く と
相手 の チャクラ の 流れ を 止め た り 増幅 さ せ たり
思い の まま に コントロール できる と さ れ て いる 。
説明 ついでに 教え とい て やる 点 穴 は な
はっきり 言って 俺 の 写 輪 眼 でも 見切 れ ない 。
いくら 洞察 眼 が 使える と いって も
戦闘 中 に あそこ まで 的確 に と は 。
( ヒナタ ) う わ ~ !
ヒナタ 様 これ が 変えよ う の ない 力 の 差 だ 。
エリート と 落ちこぼれ を 分ける 差 だ 。
ハァ ハァ ハァ … 。
( ネジ ) これ が 変えよ う の ない 現実 。
「 逃げ たく ない 」 と 言った 時点 で
あなた は 後悔 する こと に なって いた ん だ 。
今 あなた は 絶望 し て いる はず だ 。
ハァ ハァ ハァ … 。
これ が 最後 通告 だ 。
棄権 しろ 。
( ヒナタ ) わ … 私 は … 。
ん ?
( ヒナタ ) まっすぐ …
じ … 自分 の …
こ … ことば は … 。
《 ヒナタ ! 》
( ヒナタ ) 曲げ ない 。
< 俺 は 逃げ ねえ ぞ ! >
私 も … それ が 忍 道 だ から 。
ハァ ハァ ハァ … 。
( ネジ ) くっ 。
ハァ ハァ ハァ … 。
♪ ~
ヒナタ って ば あんな に すごい ヤツ だった なんて 。
( リー ) 君 に よく 似 て ます 。 うん そう いえ ば あの 子
いつも あんた を 見 て た もん ね 。 え ?
《 ヒナタ … 》
来い !
( ヒナタ の せきこみ )
( 紅 ) 《 あの 子 は もう 限界 。
もし これ 以上 攻撃 を 食らえ ば … 》
( カカシ ) ネジ の 点 穴 を 突く 攻撃 は
ヒナタ の チャクラ の 流れ を 完全 に 止め て しまった 。
つまり 相手 の 体 に チャクラ を 流し込む
柔 拳 の 攻撃 は もう でき ない と いう こと だ 。
この 勝負 見え た な 。
( カカシ ) 《 しかし ま ぁ これほど の ヤツ が い た と は … 。
はっきり 言って うち の サスケ でも
まるで 相手 に なら ない ぞ こりゃ 》
( ガイ ) 《 恐らく この 試験 ネジ が 勝ち残る 。
あの 子 程度 で は 無理 か 》
♪ ~
( いの ) す … すごい 眼 ね 。
ヒナタ 殺さ れ ない よ ね ? まさか … 。
何 か さ あの 人 の 強 さ って 反則 って 感じよ ね 。
強 すぎ マジ で 。
う ~ 。
ヒナタ ~ ! 頑張れ ~ !
ハァ ハァ ハァ … 。
( ヒナタ ) 《 ナルト 君 … 》
( ネジ ) 《 また 目 に 力 が 戻った 》
( ヒナタ ) 《 私 は ずっと 見 て き た 》
( ヒナタ ) 《 何 年間 も ずっと あなた を 見 て き た 》
( ヒナタ ) 《 何で かな ? 》
( イルカ ) < 次 うずまき ナルト >
( シカマル ) < った く し ち めん どくせ ぇ >
< みんな あんた の せい よ > < 知る か よ >
《 よ ~ し 》
( ヒナタ ) 《 ナルト 君 が … 頑張って 》
< 変化 ! >
( ヒナタ ) 《 何で か 分から ない けど … 》
< ド ~ リャ ~ ! >
< 俺 の 名 は うずまき ナルト だ !
て め ぇ ら に は 負け ねえ ぞ ! 分かった か ~ ? >
( キバ ) < 「 て め ぇ ら に は 負け ねえ ぞ 」 って か 言う ねぇ >
< あの ばか 一瞬 に し て 周り 敵 だらけ に し や が って >
( ヒナタ ) 《 ナルト 君 を 見 てる と … 》
< 立て ナルト ! >
< 俺 と 火影 の 名 を 取り 合ったら
お前 負け 犬 に なん ぞ >
( ヒナタ ) 《 だんだん 勇気 が 湧 い て くる 。
私 でも 頑張れ ば でき そう な 気 が し て くる 。
自分 に も 価値 が ある ん だ と そう 思 え て くる 》
( ヒナタ ) ハァ ~ !
あっ ! ( カカシ ) あっ 。
あっ ! ヒナタ !
う … 。
( ヒナタ の せきこみ )
( 紅 ) 《 ヒナタ … 。
諦め 癖 が つい て い た あなた が
いつ から か 変わ ろ う と し 始め て い た 》
( ヒナタ ) < ハッ ! ハッ ! ハッ ! ハッ ! >
( キバ ) < おい ヒナタ もう 帰 ろ う ぜ ! >
< ハッ ! ハッ ! フッ ! >
( 紅 ) 《 死に物狂い で 修業 し て き た の は
あたし が いちばん よく 知って る 》
< ハッ ! ハッ ! ハッ ! ハッ !
ハッ ! ハッ ! ハッ ! ハッ !
ハッ ! ハッ ! ハッ ! ハッ ! >
( 紅 ) 《 でも いつも 任務 で 失敗 ばかり 。
本番 に 弱く て 落ち込み やすく て … 》
( 紅 ) 《 けど きょう の ヒナタ は 違う 。
あの 子 の あんな … あんな 目 は
初めて 見る 》
( ヒナタ ) 《 ナルト 君
今 まで は ずっと 私 が 見 てる だけ だった 。
でも 今 やっと
やっと 私 は … 。
ナルト 君 ! 》
( ヒナタ ) う っ !
♪ ~
あなた も 分から ない 人 だ 。
最初 から あなた の 攻撃 など 効 い て い ない 。
終わり だ 。
( 紅 ) 《 ヒナタ もう いい 。
試合 は 負け た けど あなた は 昔 と は 違う 。
よく やった よ 》
< そんな 自分 を 変え たく て 自分 から … >
( ガイ ) 心臓 を 狙った ネジ の 決定 打 だ 。
かわいそう だ が もう 立て まい 。
くっ … 。
( ハヤテ ) これ 以上 の 試合 は 不可能 と 見 なし … 。
止める な !
止める なって ば よ ! ちょっと ナルト 。
何 言って ん の よ ! ばか もう 限界 よ 。
気絶 し てん の よ … 。
え ?
( 紅 ) あっ 。
( チョウジ ・ い の ・ シカマル ) あっ ! ( リー ) あっ !
( ハヤテ ) ハッ 。 ( ネジ ) あっ 。
( ヒナタ ) ハァ ハァ ハァ … 。
ハァ ハァ ハァ … 。
ハァ ハァ ハァ … 。
ハァ ハァ ハァ … 。
ハァ ハァ ハァ … 。
ハァ ハァ ハァ … 。
ハァ ハァ ハァ … 。
なぜ 立って くる ?
無理 を すれ ば 本当 に 死ぬ ぞ 。
( ヒナタ ) 《 やっと 私 を 見 て くれる 。
憧れ の 人 の 目 の 前 で … 》
( ネジ ) 《 くっ … なぜ ! ? 》
( ヒナタ ) 《 カッコ悪い ところ は
見せ られ ない もの 》
♪ ~
ま … まだまだ 。
( ネジ ) 強 がって も むだ だ 立って いる の が やっと だ ろ ?
この 眼 で 分かる 。
あなた は 生まれながら に 日向 宗 家 と いう 宿命 を 背負った 。
力 の ない 自分 を 呪い 責め 続け た 。
けれど 人 は 変わる こと など でき ない 。
これ が 運命 だ 。
もう 苦しむ 必要 は ない 楽 に なれ !
それ は 違う わ ネジ 兄さん 。
だって 私 に は 見える もの 。
私 なんか より ずっと
あなた は 苦し ん で いる 。 ( ネジ ) 何 ! ?
( ヒナタ ) 宗 家 と 分家 と いう 運命 の 中 で
迷い 苦し ん で いる の は あなた の ほう 。
( ネジ ) う っ !
( ネジ ) う ~ あ ~ ! ( ハヤテ ) ネジ 君 もう 試合 は 終了 です 。
( ネジ ) う お ~ ! ( ハヤテ ) 《 マズ い ! 》
う ~ !
( ガイ ) ネジ いいかげん に しろ 。
宗 家 と の こと で もめる な と 私 と 熱い 約束 を し た はず だ 。
何で ほか の 上 忍 たち まで 出しゃ ば る ?
宗 家 は 特別 扱い か ?
( ヒナタ ) う っ ! ( ヒナタ の せきこみ )
( 紅 ) ヒナタ ? ヒナタ !
ヒナタ ! ヒナタ さん !
ヒナタ 大丈夫 か ? おい !
あ … ナルト 君 。
うん !
わ … 私 … 。
( ヒナタ ) 《 私 …
少し は …
変わ れ た の か な ? 》
( ネジ ) おい そこ の 落ちこぼれ 。
お前 に 2 つ ほど 忠告 し て おく 。
忍 なら 見苦しい 他人 の 応援 など やめろ 。
そして もう 一 つ 。
しょせん 落ちこぼれ は 落ちこぼれ だ 。
変われ など し ない 。
試し て みる か ?
フッ 。
あっ !
あっ !
お前 … 。 ( リー ) ナルト 君 の 気持ち は
痛い ほど 分かり ます 。
しかし 勝負 は ちゃんと し た 試合 で 行う べき です 。
( リー ) 落ちこぼれ が 天才 を 努力 の 力 で 打ち 負かす 。
本選 が 楽しみ じゃ ない です か 。
もっとも 彼 の 相手 は 僕 かも しれ ませ ん が ね 。
もし ナルト 君 の ほう だった と し て も
恨み っこ なし です 。
分かった って ば よ 。
( リー ) 《 これ で いい です ね ? ガイ 先生 》
( ガイ ) 《 リー お前 って ヤツ は … 。
ナイス だ ぞ ! 》
( せきこみ )
( 紅 ) 《 マズ い 心 室 細 動 を 起こし て いる 。
殺す つもり だった の か ? 》
俺 を にらむ 暇 が あったら
彼女 を 見 た ほう が いい です よ 。
医療 班 何 し てる ? 早く !
( 男性 1 ) す … すいません !
担架 に 乗せ て よし せ ~ の … 。
( 男性 2 ) いかん このまま で は
緊急 治療 室 に 運ぶ ん だ 急げ !
( 男性 3 ) OK !
♪ ~
ヒナタ … 。
♪ ~
< 私 も … それ が 忍 道 だ から >
( ネジ ) ん ?
《 約束 する って ば よ 》
♪ ~
絶対 勝つ !
♪ ねぇ 聞こえ ます か ?
♪ 空 は 果てしなく
♪ 青く 澄 ん で い て
♪ 海 は 限りなく
♪ 広大 で い て
♪ 君 は いつ まで も
♪ 笑顔 で い て
♪ じゃ ない と
♪ 泣 い ちゃ う から
♪ 周り を 見まわさ なく て も
♪ もう いい ん だ よ
♪ この 手 の 中 に は
♪ みんな が いる から
♪ 泣き たく なって
♪ 逃げ たく なって
♪ 幸せ を 忘れ て しまったら
♪ みな 歌え
♪ 光 が 生まれ
♪ 闇 が 生まれ た
♪ 二 つ は 一 つ
♪ ハルモニア 感じ て
♪ テレパシー
♪ ねぇ 聞こえ ます か ?
〈 砂 の 絶対 防御 ?
今 まで 我 愛 羅 を 傷つけ た ヤツ が 一 人 も い ない って
めちゃくちゃ 強 ぇ し 弱点 まで ねえ 。
これ じゃ ゲジ マユ の ヤツ … あっ 全然 負け て ねえ ぞ 。
何 か 前 より すげ ぇ 速 ぇ これ が あの 修業 の 成果 か 。
何 か ワクワク し て き た って ば よ ! 〉
〈 でも あの 修業
ちょっと 憧れ ちゃ う って ば よ 〉