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エルフェンリート, Elfen Lied Episode 3

Elfen Lied Episode 3

Os iusti meditabitur sapientiam ,

Et lingua eius loquetur indicium .

Beatus vir qui suffert tentationem ,

Quoniqm cum probates fuerit accipient coronam vitae .

Kyrie , ignis divine , eleison .

O quam sancta , quam serena ,

Quam benigma , quam amoena , NO castitatis lilium .

ち 。 。 。 違う だ よ

服 が 濡れ て て に ゅ う が 自分 が 出来 なく て

それ で 。 。 。

これ 家 の カギ

ここ 置 い とく から

に ゅ うちゃ ん 元気 そう で 良かった

ユカ あの 。 。 。 これ は さ

あたし 邪魔 し ちゃ った 見 たい だ から

帰る

な に 言って ん だ よ

待って よ おい

俺 の 話 を 聞け で わ

だから 誤解 だって

ねえ コウタ

ん ?

小さい 頃 さ 一緒 に 行って お祭り の 事

覚え てる ?

お祭り ?

なん だ よ 急に

いま そんな 事 どうでも いい だ ろ

バカ

ユカ

あたし ずっと 。 。 。

ずっと 。 。 。

ユカ

コウタ の バカ

待って よ ユカ

なん だ で 言う だ

なんか 背中 が ぞくぞく する

風邪 かな

に ゅ う ~

パパ だ パパ だ

ナナ

おまえ に 頼み が ある

あっ 割れ た

ああ 下手 だ な

じゃあ コウタ やって 見 て よ

いい よ

はい 出来 た

凄い

凄い

別に

この くらい 普通 だ よ

あっ また 割れ た

無理 無理

出来 たら なんでも 言う こと 聞い て やる よ

偉 そう 偉 そう

見 て なさい よ

次ぎ 合う 時 は 絶対 綺麗 に 繰り 抜ける よう に なでる だ から

まっ セイザイ 頑張って 練習 し とき な よ

出来 たら ホント に なんでも 言う こと 聞い て もらう だ から

約束 だ よ

よ っく 覚え とく よ

バカ だ

わたし

お 願い って なに ?

パパ の お 願い なら 何でも 聞く よ

パパ って どういう こと ?

ホント に 蔵 馬 室長 の 娘 の 訳 じゃ 。 。 。

当ったり 前 だ

彼女 は 生まれ た 時 から ここ に 隔離 さ れる

ずっと 拷問 に 近い 実験 を 受け て き た

その 状況 で 生き て 為 に は

ラン ラカ の 支え が 必要 だ たん だ ろ

その 支え が 蔵 馬 室長 だって こと

室長 を 父親 と 思い込み

その 父親 の 期待 に 答えよ と する こと で

彼女 は 今 まで 耐え て き た

で なけ れ は

と お に 彼女 精神 崩壊 し て い だ だ ろ

七 番 は 性格 も 柔 順 で いま まで 「 手 」 を 人 に 向け で 事 も ない

まっ 特殊 な ケース だ よ

人 を 一 人 殺し て 欲しい

ナナ

人 な ん で 殺せ ない よ

相手 は ナナ と 同じ ディクロニウス だ

ディクロニウス が 一 人 逃げ出し た

ディクロニウス に は お互い 感じ て 力 が ある

おまえ なら 探し出せ る はず だ

出来る と 想う けど

でも 殺せ ない よ

なら 足止め だけ で いい でも 殺せ ない よ

なら 足止め だけ で いい

発見 し たら 連絡 出来る よう に し て おく

パパ

その 人 パパ を 困ら せる ひと な の

ああ もう ナナ に 頼り しか ない だ

ホント ホント に

じゃ ナナ 頑張る

明日 まで に 七 番 の 外出 準備 を 頼む

39 度 まいった な

に ゅ う ~

平気 平気

寝 てれ は 治る から

それ より パンツ を 穿 い て くれよ

に ゅ う ~

もう 朝 今 何 時 だ ろ ?

に ゅ う ~ に ゅ う ~

水 に ゅ う ~ 水 待って 来 て くれ ない か ?

に ゅ う ~

水 だ よ ミズ

やっぱり 駄目 が

ミズ ?

そ っ そう

水 ここ に 待って 来 て くれる ?

に ゅ う ~

に ゅ う ~

ありがとう

気持ち だけ 受け と 得よ

に ゅ う ~

別に コウタ に あえ に き た じゃ ない だ よ

に ゅ うちゃ ん の 服 を 持って 来 た

水 水

どう し た の ?

大丈夫

病院 に 行か なく て

いい 病院 に は 行か ない

コウタ

それ に し て

なに これ なに か の 呪い

ユカ

ん ?

昨日 お祭り の こと 言って だ ろ

別に いい よ もう

俺 さ

あの 祭 り の 日

最後 に ユカ と 別れ の 日 の こと

よく 覚え て なく で さ

ちょうど その 頃 父さん が 交通 事故 で 死 ん で

カナエ も 病気 に なって

ショーク の こと が 経 て つづけ に あった から その せい な の か な

お っ どう し た

だって

叔父さん も カナエ ちゃん も

あの 日 帰る 電車 の なか で

えっ よく 聞こえ ない

なんでもない

なんでもない から

ユカ

に ゅ う ~ ?

水 替え て くる ね

そ っか

あの 日 の こと コウタ は みんな 。 。 。

だから 。 。 。

う ざ けん な

誰 かき ょ せ ん 手術 なんか 受ける か

この ボッケ

おれ 盛り の 付い た 猫 が

気の毒 だ と 想う が

それ が いや なら ここ で 死 ん で 貰う しか ない

ん だ どう て え め

命 から 帰って 見 リャ この 処置 か よ

そう し ない と 人類 が 滅ぶ

アホガ おまえ

俺 の たま と 人類 の 滅亡 に どんな 関係 が ある つ ん だ

大体 あの 角 の 女 な に もの だ ?

あの 手 な ん な ん だ ?

教えろ 俺 一体 何 負け た ん だ

我々 は ディクロニウス と 呼 ん で いる

ディク

人 の 突然 変異 体 ミュウ テント だ

人 あれ が ?

特徴 は 知って の 通り

側 脳 部 に 生え た 一 対 の 突起

そして 決定 的 な の は

手 は 二 本 で は ない こと だ

マジ か よ

あの や べ 武器 は 生れ付き 仕込ま れ てる って の か よ

あれ は 「 手 」 受容 体 ど 平 ばれる 物 だ

まだ 詳しい 解析 は なされ て い ない

高速 移動 と 高 週 麦 皮 振動 に よる 切断 能力 など

常軌 を い し た 力 を 見せる が

本題 は 武器 で は なく 別 な 目的 を 持つ もの だ

は ?

通常 こんな 異常 運 伝 子 持つ 個体 は

生まれて すぐに 死 ん で しまう 或 は 一 代 限り って ある の が 普通 だ が

彼女 環境 へ の 適 よ 能力 生殖 能力

何一つ 問題 が な ない

そして 通常 の 人間 と は 違った 方法 で 繁殖 する こと も 可能 だ

どういう 意味 だ ?

彼女 の 遺伝子 は あの 「 手 」 に よって 人 に 感染 する

ああ じゃあ あれ は 。 。 ?

彼女 は 人類 進化 さ せる ため に いま いる 人類 を 全て 滅ぶ す 彼女 は 人類 進化 さ せる ため に いま いる 人類 を 全て 滅ぶ す ああ じゃあ あれ は 。 。 。 ?

彼女 は 人類 進化 さ せる ため に いま いる 人類 を 全て 滅ぶ す

具合 と う ?

っ ん ん まあ 大丈夫 見 たい

熱 は 下がった 見 たい だ ね

に ゅ に ゅ う は ?

に ゅ う ~

あたし の 服 を 着せ た の

それ で に ゅ うちゃ ん どう する の ?

やっぱり 警察 に 。 。 。

それ は だめ だ よ

コウタ ?

いや まあ 取り 合え ず

に ゅ う が ここ に 居 たい で 言う なら 無理 に 追い出さ なく でも

なんで 想って

そう

でも 言 とく けど 変な 気 な ん が 。 。 。

あの ね 色々 考え だ けど ね

やっぱり に ゅ う と コウタ が 二 人きり で 住む の は 良く ない と 思う の

まあ それ は 。 。 。

だから わたし も 住む こと に し た よ

ここ に

ええ ~

部屋 は いっぱい ある し ね

あ は こんな 服 初めて だ

パパ 似合う 似合う

ナナ 頼 ん だ ぞ

ナナ パパ の 為 に 頑張る から

ちゃんと 仕事 出来 たら 頭 な で な で し て ね

あ 無理 だ ど 思う だ ら すぐに 逃げ でも 構わ ない

だ がら 必ず 戻って こい

ん ~

ん ねえ パパ

ナナ お 願い が ある の

ん ルーシー が まだ 鎌倉 に いれ は 七 番 なら 探し てる はず でしょ う でも ルーシー 相手 で は 。 。 。 七 番 に 勝ち目 は 。 。 。

これ 以上 当て なく 動 い てる 死人 を 増やす 訳 に は 行か ない

あっ そ っ だ

ユカ で 人使い 荒い よ な

こっち は やみ や かり な のに

でも 女の子 と 同居 が 少し 楽しい そう かも

コウタ

なん が 変 な 期待 し て ない

いいえ そんな こと 全然

に ゅ う ~ に ゅ う ~

に ゅ うちゃ ん も 掃除 手伝って くれる の ?

に ゅ う ~

じゃあ ちょっと 待て て

雑巾 取って 来る ね

ん いま ユカ が 雑巾 持って 来る から さ

に ゅ う ~ !

ご ごめん

に ゅ う ~

な な なに ?

に ゅ う ~

に ゅ う ~

に ゅ う ~ に ゅ う ~ に ゅ う ~

動かせ て 事 ?

に ゅ う ~ に ゅ う ~

なん が 変な こと 覚え させ ちゃ った かな

あら あら

こら は 一体 な ん に 情事 な の かしら

あお さ

これ は に ゅ う が 。 。 。

買い物 に 行って くる

ああ パー っ で 良かった

に ゅ うちゃ ん に 変な こと し ちゃ だめ よ

し ない で

たしか 。 。 。 この 辺 だって

あれ かな

あの 。 。 。

に ゅ う ~

あの すみません

えっ と

なに 忘れ物 ?

お う ~

あの 傘 を 拾って

ここ の 店 の 名前 を 書 い て あった ので

ああ わざわざ ありがとう

あと とい の 夜 由比 浜 に 落ち って で

あと とい の 夜 ?

は はい

その 時 誰 が 居 なかった ?

あの 兵隊 さん 見 たい な 人 が 。 。 。

もう 少し 詳しい 話 聞か せ て くれ ない ?

あれ ?

だれ ?

増え てる し

ユカ

あの 夜 の こと 見て い た ん だ 子 が 居 た が

あの 夜 で ?

に ゅ う ~ に ゅ う ~ に ゅ う ~

に ゅ う ~ に ゅ う ~ に ゅ う ~

に ゅ う ~ !

思った 通り だ

病気 に 来 た 刑事 さん も 兵隊 の こと 知って て

兵隊 さん に 襲わ れ った な んで

そんな こと わたし ちっとも

に ゅ う ~ !

あ なん だ ?

ああ 水浸し じゃ ない か

に ゅ う どう し た どこ が 撃つ けった の か

なに ?

嚇 かす な よ

この 曲

あ 忘れ て た

もう やめ て よ

コウタ

おい に ゅ う

どう し た ん だ アイツ

コウタ これ

覚え てる ?

ん えっ と

綺麗 な 曲 です ね

ずっと 渡 そ う と 思って た の

俺 に ?

コウタ が 家 に 忘れ た ちゃ った よ

そう だ っけ ?

覚え て ない の ?

ん いや 何と 無く は

あの 犬 あなた の ?

は はい 私 の 友 たち です

友 たち ?

あ 買って る 訳 じゃ ない です けど

いつも 一緒 に いる んで 友 たち な ん です

に ゅ うちゃ ん 出 て だ 見 たい だ けど

この 間 も 浜辺 から 戻って 来 た し 大丈夫 だ ろ

角 は 隠し て ある し

角 ?

うん ん 何でもない の

じゃ じゃあ 失礼 し ます

ちょっと まって

君 の 名前 は

あの マユ です

良かったら

住所 と か 連絡 先 を 教え て くれ ない か な

まだ 聞き たい 事 が 有る かも しれ ない し

あの その わたし 。 。 。

失礼 し ます

嫌 だ 嫌 だ よ ワン 犬 。 。

ワン 犬 ワン 犬

ワン 犬 ワン 犬

ワン 犬 ワン 犬 良かった

ワン 犬 に まで 捨て られ た と 思った よ

ワン 犬 は 私 の こと 捨て た り しな いよ ね

に ゅ う 遅い な

ちょっと 様子 見 てこ いよ う か

どう し た ん だ よ

ずっと

ん ?

これ ずっと 今度 来 た 時 に 返 そ う って

あ ああ そうだ たん だ

それ より に ゅ う が ?

みんな 忘れ ちゃ った ん だ ね

あ ?

ねえ コウタ

な なに ?

わたし の 胸 飲 ん で 見 たい と 思う

は ああ ?

パパ に お 願い が ある の

パパ この 紐 頂 戴

ナナ ね ずっと これ 欲し い ちゃ った ん だ

わ い い ありがとう

ナナ 頑張る よ

あの

や ぱっ り 私 が 来る の 分かて た です よ ね

あなた を 連れ て お家 に 帰り ます

そこ に は

理由 も 意味 も 必要 も なかった

ある の は 噛み合い 食らい や 種 の 必然

静 詔 なる 魂 の 安息 の 士 地 で 模様 さ れる

ち っと 涙 で 映さ れ た 鮮烈 の 唄 め

次回 エルフェンリート ” 第 四 話 ”

触 撃


Elfen Lied Episode 3

Os iusti meditabitur sapientiam ,

Et lingua eius loquetur indicium .

Beatus vir qui suffert tentationem ,

Quoniqm cum probates fuerit accipient coronam vitae .

Kyrie , ignis divine , eleison .

O quam sancta , quam serena ,

Quam benigma , quam amoena , \ NO castitatis lilium .

ち 。 。 。 違う だ よ |ちがう||

服 が 濡れ て て に ゅ う が 自分 が 出来 なく て ふく||ぬれ|||||||じぶん||でき||

それ で 。 。 。

これ 家 の カギ |いえ||かぎ

ここ 置 い とく から |お|||

に ゅ うちゃ ん 元気 そう で 良かった ||||げんき|||よかった

ユカ あの 。 。 。 これ は さ ゆか||||

あたし 邪魔 し ちゃ った 見 たい だ から |じゃま||||み|||

帰る かえる

な に 言って ん だ よ ||いって|||

待って よ おい まって||

俺 の 話 を 聞け で わ おれ||はなし||きけ||

だから 誤解 だって |ごかい|

ねえ コウタ

ん ?

小さい 頃 さ 一緒 に 行って お祭り の 事 ちいさい|ころ||いっしょ||おこなって|おまつり||こと

覚え てる ? おぼえ|

お祭り ? おまつり

なん だ よ 急に |||きゅうに

いま そんな 事 どうでも いい だ ろ ||こと||||

バカ ばか

ユカ ゆか

あたし ずっと 。 。 。

ずっと 。 。 。

ユカ ゆか

コウタ の バカ ||ばか

待って よ ユカ まって||ゆか

なん だ で 言う だ |||いう|

なんか 背中 が ぞくぞく する |せなか|||

風邪 かな かぜ|

に ゅ う ~

パパ だ パパ だ ぱぱ||ぱぱ|

ナナ なな

おまえ に 頼み が ある ||たのみ||

あっ 割れ た |われ|

ああ 下手 だ な |へた||

じゃあ コウタ やって 見 て よ |||み||

いい よ

はい 出来 た |でき|

凄い すごい

凄い すごい

別に べつに

この くらい 普通 だ よ ||ふつう||

あっ また 割れ た ||われ|

無理 無理 むり|むり

出来 たら なんでも 言う こと 聞い て やる よ でき|||いう||ききい|||

偉 そう 偉 そう えら||えら|

見 て なさい よ み|||

次ぎ 合う 時 は 絶対 綺麗 に 繰り 抜ける よう に なでる だ から つぎ|あう|じ||ぜったい|きれい||くり|ぬける|||||

まっ セイザイ 頑張って 練習 し とき な よ ||がんばって|れんしゅう||||

出来 たら ホント に なんでも 言う こと 聞い て もらう だ から でき||ほんと|||いう||ききい||||

約束 だ よ やくそく||

よ っく 覚え とく よ ||おぼえ||

バカ だ ばか|

わたし

お 願い って なに ? |ねがい||

パパ の お 願い なら 何でも 聞く よ ぱぱ|||ねがい||なんでも|きく|

パパ って どういう こと ? ぱぱ|||

ホント に 蔵 馬 室長 の 娘 の 訳 じゃ 。 。 。 ほんと||くら|うま|しつちょう||むすめ||やく|

当ったり 前 だ あたったり|ぜん|

彼女 は 生まれ た 時 から ここ に 隔離 さ れる かのじょ||うまれ||じ||||かくり||

ずっと 拷問 に 近い 実験 を 受け て き た |ごうもん||ちかい|じっけん||うけ|||

その 状況 で 生き て 為 に は |じょうきょう||いき||ため||

ラン ラカ の 支え が 必要 だ たん だ ろ らん|||ささえ||ひつよう||||

その 支え が 蔵 馬 室長 だって こと |ささえ||くら|うま|しつちょう||

室長 を 父親 と 思い込み しつちょう||ちちおや||おもいこみ

その 父親 の 期待 に 答えよ と する こと で |ちちおや||きたい||こたえよ||||

彼女 は 今 まで 耐え て き た かのじょ||いま||たえ|||

で なけ れ は

と お に 彼女 精神 崩壊 し て い だ だ ろ |||かのじょ|せいしん|ほうかい||||||

七 番 は 性格 も 柔 順 で いま まで 「 手 」 を 人 に 向け で 事 も ない なな|ばん||せいかく||じゅう|じゅん||||て||じん||むけ||こと||

まっ 特殊 な ケース だ よ |とくしゅ||けーす||

人 を 一 人 殺し て 欲しい じん||ひと|じん|ころし||ほしい

ナナ なな

人 な ん で 殺せ ない よ じん||||ころせ||

相手 は ナナ と 同じ ディクロニウス だ あいて||なな||おなじ||

ディクロニウス が 一 人 逃げ出し た ||ひと|じん|にげだし|

ディクロニウス に は お互い 感じ て 力 が ある |||おたがい|かんじ||ちから||

おまえ なら 探し出せ る はず だ ||さがしだせ|||

出来る と 想う けど できる||おもう|

でも 殺せ ない よ |ころせ||

なら 足止め だけ で いい でも 殺せ ない よ |あしどめ|||||ころせ||

なら 足止め だけ で いい |あしどめ|||

発見 し たら 連絡 出来る よう に し て おく はっけん|||れんらく|できる|||||

パパ ぱぱ

その 人 パパ を 困ら せる ひと な の |じん|ぱぱ||こまら||||

ああ もう ナナ に 頼り しか ない だ ||なな||たより|||

ホント ホント に ほんと|ほんと|

じゃ ナナ 頑張る |なな|がんばる

明日 まで に 七 番 の 外出 準備 を 頼む あした|||なな|ばん||がいしゅつ|じゅんび||たのむ

39 度 まいった な たび||

に ゅ う ~

平気 平気 へいき|へいき

寝 てれ は 治る から ね|||なおる|

それ より パンツ を 穿 い て くれよ ||ぱんつ||うが|||

に ゅ う ~

もう 朝 今 何 時 だ ろ ? |あさ|いま|なん|じ||

に ゅ う ~ に ゅ う ~

水 に ゅ う ~ すい||| 水 待って 来 て くれ ない か ? すい|まって|らい||||

に ゅ う ~

水 だ よ ミズ すい|||

やっぱり 駄目 が |だめ|

ミズ ?

そ っ そう

水 ここ に 待って 来 て くれる ? すい|||まって|らい||

に ゅ う ~

に ゅ う ~

ありがとう

気持ち だけ 受け と 得よ きもち||うけ||えよ

に ゅ う ~

別に コウタ に あえ に き た じゃ ない だ よ べつに||||||||||

に ゅ うちゃ ん の 服 を 持って 来 た |||||ふく||もって|らい|

水 水 すい|すい

どう し た の ?

大丈夫 だいじょうぶ

病院 に 行か なく て びょういん||いか||

いい 病院 に は 行か ない |びょういん|||いか|

コウタ

それ に し て

なに これ なに か の 呪い |||||まじない

ユカ ゆか

ん ?

昨日 お祭り の こと 言って だ ろ きのう|おまつり|||いって||

別に いい よ もう べつに|||

俺 さ おれ|

あの 祭 り の 日 |さい|||ひ

最後 に ユカ と 別れ の 日 の こと さいご||ゆか||わかれ||ひ||

よく 覚え て なく で さ |おぼえ||||

ちょうど その 頃 父さん が 交通 事故 で 死 ん で ||ころ|とうさん||こうつう|じこ||し||

カナエ も 病気 に なって ||びょうき||

ショーク の こと が 経 て つづけ に あった から その せい な の か な ||||へ|||||||||||

お っ どう し た

だって

叔父さん も カナエ ちゃん も おじさん||||

あの 日 帰る 電車 の なか で |ひ|かえる|でんしゃ|||

えっ よく 聞こえ ない ||きこえ|

なんでもない

なんでもない から

ユカ ゆか

に ゅ う ~ ?

水 替え て くる ね すい|かえ|||

そ っか

あの 日 の こと コウタ は みんな 。 。 。 |ひ|||||

だから 。 。 。

う ざ けん な

誰 かき ょ せ ん 手術 なんか 受ける か だれ|||||しゅじゅつ||うける|

この ボッケ

おれ 盛り の 付い た 猫 が |さかり||つけい||ねこ|

気の毒 だ と 想う が きのどく|||おもう|

それ が いや なら ここ で 死 ん で 貰う しか ない ||||||し|||もらう||

ん だ どう て え め

命 から 帰って 見 リャ この 処置 か よ いのち||かえって|み|||しょち||

そう し ない と 人類 が 滅ぶ ||||じんるい||ほろぶ

アホガ おまえ

俺 の たま と 人類 の 滅亡 に どんな 関係 が ある つ ん だ おれ||||じんるい||めつぼう|||かんけい|||||

大体 あの 角 の 女 な に もの だ ? だいたい||かど||おんな||||

あの 手 な ん な ん だ ? |て|||||

教えろ 俺 一体 何 負け た ん だ おしえろ|おれ|いったい|なん|まけ|||

我々 は ディクロニウス と 呼 ん で いる われわれ||||よ|||

ディク

人 の 突然 変異 体 ミュウ テント だ じん||とつぜん|へんい|からだ||てんと|

人 あれ が ? じん||

特徴 は 知って の 通り とくちょう||しって||とおり

側 脳 部 に 生え た 一 対 の 突起 がわ|のう|ぶ||はえ||ひと|たい||とっき

そして 決定 的 な の は |けってい|てき|||

手 は 二 本 で は ない こと だ て||ふた|ほん|||||

マジ か よ

あの や べ 武器 は 生れ付き 仕込ま れ てる って の か よ |||ぶき||うまれつき|しこま||||||

あれ は 「 手 」 受容 体 ど 平 ばれる 物 だ ||て|じゅよう|からだ||ひら||ぶつ|

まだ 詳しい 解析 は なされ て い ない |くわしい|かいせき|||||

高速 移動 と 高 週 麦 皮 振動 に よる 切断 能力 など こうそく|いどう||たか|しゅう|むぎ|かわ|しんどう|||せつだん|のうりょく|

常軌 を い し た 力 を 見せる が じょうき|||||ちから||みせる|

本題 は 武器 で は なく 別 な 目的 を 持つ もの だ ほんだい||ぶき||||べつ||もくてき||もつ||

は ?

通常 こんな 異常 運 伝 子 持つ 個体 は つうじょう||いじょう|うん|つたい|こ|もつ|こたい|

生まれて すぐに 死 ん で しまう 或 は 一 代 限り って ある の が 普通 だ が うまれて||し||||ある||ひと|だい|かぎり|||||ふつう||

彼女 環境 へ の 適 よ 能力 生殖 能力 かのじょ|かんきょう|||てき||のうりょく|せいしょく|のうりょく

何一つ 問題 が な ない なにひとつ|もんだい|||

そして 通常 の 人間 と は 違った 方法 で 繁殖 する こと も 可能 だ |つうじょう||にんげん|||ちがった|ほうほう||はんしょく||||かのう|

どういう 意味 だ ? |いみ|

彼女 の 遺伝子 は あの 「 手 」 に よって 人 に 感染 する かのじょ||いでんし|||て|||じん||かんせん|

ああ じゃあ あれ は 。 。 ?

彼女 は 人類 進化 さ せる ため に いま いる 人類 を 全て 滅ぶ す 彼女 は 人類 進化 さ せる ため に いま いる 人類 を 全て 滅ぶ す ああ じゃあ あれ は 。 。 。 ? かのじょ||じんるい|しんか|||||||じんるい||すべて|ほろぶ||かのじょ||じんるい|しんか|||||||じんるい||すべて|ほろぶ|||||

彼女 は 人類 進化 さ せる ため に いま いる 人類 を 全て 滅ぶ す かのじょ||じんるい|しんか|||||||じんるい||すべて|ほろぶ|

具合 と う ? ぐあい||

っ ん ん まあ 大丈夫 見 たい ||||だいじょうぶ|み|

熱 は 下がった 見 たい だ ね ねつ||さがった|み|||

に ゅ に ゅ う は ?

に ゅ う ~

あたし の 服 を 着せ た の ||ふく||ちゃくせ||

それ で に ゅ うちゃ ん どう する の ?

やっぱり 警察 に 。 。 。 |けいさつ|

それ は だめ だ よ

コウタ ?

いや まあ 取り 合え ず ||とり|あえ|

に ゅ う が ここ に 居 たい で 言う なら 無理 に 追い出さ なく でも ||||||い|||いう||むり||おいださ||

なんで 想って |おもって

そう

でも 言 とく けど 変な 気 な ん が 。 。 。 |げん|||へんな|き|||

あの ね 色々 考え だ けど ね ||いろいろ|かんがえ|||

やっぱり に ゅ う と コウタ が 二 人きり で 住む の は 良く ない と 思う の |||||||ふた|ひときり||すむ|||よく|||おもう|

まあ それ は 。 。 。

だから わたし も 住む こと に し た よ |||すむ|||||

ここ に

ええ ~

部屋 は いっぱい ある し ね へや|||||

あ は こんな 服 初めて だ |||ふく|はじめて|

パパ 似合う 似合う ぱぱ|にあう|にあう

ナナ 頼 ん だ ぞ なな|たの|||

ナナ パパ の 為 に 頑張る から なな|ぱぱ||ため||がんばる|

ちゃんと 仕事 出来 たら 頭 な で な で し て ね |しごと|でき||あたま|||||||

あ 無理 だ ど 思う だ ら すぐに 逃げ でも 構わ ない |むり|||おもう||||にげ||かまわ|

だ がら 必ず 戻って こい ||かならず|もどって|

ん ~

ん ねえ パパ ||ぱぱ

ナナ お 願い が ある の なな||ねがい|||

ん ルーシー が まだ 鎌倉 に いれ は 七 番 なら 探し てる はず でしょ う ||||かまくら||||なな|ばん||さがし|||| でも ルーシー 相手 で は 。 。 。 七 番 に 勝ち目 は 。 。 。 ||あいて|||なな|ばん||かちめ|

これ 以上 当て なく 動 い てる 死人 を 増やす 訳 に は 行か ない |いじょう|あて||どう|||しにん||ふやす|やく|||いか|

あっ そ っ だ

ユカ で 人使い 荒い よ な ゆか||ひとづかい|あらい||

こっち は やみ や かり な のに

でも 女の子 と 同居 が 少し 楽しい そう かも |おんなのこ||どうきょ||すこし|たのしい||

コウタ

なん が 変 な 期待 し て ない ||へん||きたい|||

いいえ そんな こと 全然 |||ぜんぜん

に ゅ う ~ に ゅ う ~

に ゅ うちゃ ん も 掃除 手伝って くれる の ? |||||そうじ|てつだって||

に ゅ う ~

じゃあ ちょっと 待て て ||まて|

雑巾 取って 来る ね ぞうきん|とって|くる|

ん いま ユカ が 雑巾 持って 来る から さ ||ゆか||ぞうきん|もって|くる||

に ゅ う ~ !

ご ごめん

に ゅ う ~

な な なに ?

に ゅ う ~

に ゅ う ~

に ゅ う ~ に ゅ う ~ に ゅ う ~

動かせ て 事 ? うごかせ||こと

に ゅ う ~ に ゅ う ~

なん が 変な こと 覚え させ ちゃ った かな ||へんな||おぼえ|さ せ|||

あら あら

こら は 一体 な ん に 情事 な の かしら ||いったい||||じょうじ|||

あお さ

これ は に ゅ う が 。 。 。

買い物 に 行って くる かいもの||おこなって|

ああ パー っ で 良かった ||||よかった

に ゅ うちゃ ん に 変な こと し ちゃ だめ よ |||||へんな|||||

し ない で

たしか 。 。 。 この 辺 だって ||ほとり|

あれ かな

あの 。 。 。

に ゅ う ~

あの すみません

えっ と

なに 忘れ物 ? |わすれもの

お う ~

あの 傘 を 拾って |かさ||ひろって

ここ の 店 の 名前 を 書 い て あった ので ||てん||なまえ||しょ||||

ああ わざわざ ありがとう

あと とい の 夜 由比 浜 に 落ち って で |||よ|ゆひ|はま||おち||

あと とい の 夜 ? |||よ

は はい

その 時 誰 が 居 なかった ? |じ|だれ||い|

あの 兵隊 さん 見 たい な 人 が 。 。 。 |へいたい||み|||じん|

もう 少し 詳しい 話 聞か せ て くれ ない ? |すこし|くわしい|はなし|きか||||

あれ ?

だれ ?

増え てる し ふえ||

ユカ ゆか

あの 夜 の こと 見て い た ん だ 子 が 居 た が |よ|||みて|||||こ||い||

あの 夜 で ? |よ|

に ゅ う ~ に ゅ う ~ に ゅ う ~

に ゅ う ~ に ゅ う ~ に ゅ う ~

に ゅ う ~ !

思った 通り だ おもった|とおり|

病気 に 来 た 刑事 さん も 兵隊 の こと 知って て びょうき||らい||けいじ|||へいたい|||しって|

兵隊 さん に 襲わ れ った な んで へいたい|||おそわ||||

そんな こと わたし ちっとも

に ゅ う ~ !

あ なん だ ?

ああ 水浸し じゃ ない か |みずびたし|||

に ゅ う どう し た どこ が 撃つ けった の か ||||||||うつ|||

なに ?

嚇 かす な よ かく|||

この 曲 |きょく

あ 忘れ て た |わすれ||

もう やめ て よ

コウタ

おい に ゅ う

どう し た ん だ アイツ

コウタ これ

覚え てる ? おぼえ|

ん えっ と

綺麗 な 曲 です ね きれい||きょく||

ずっと 渡 そ う と 思って た の |と||||おもって||

俺 に ? おれ|

コウタ が 家 に 忘れ た ちゃ った よ ||いえ||わすれ||||

そう だ っけ ?

覚え て ない の ? おぼえ|||

ん いや 何と 無く は ||なんと|なく|

あの 犬 あなた の ? |いぬ||

は はい 私 の 友 たち です ||わたくし||とも||

友 たち ? とも|

あ 買って る 訳 じゃ ない です けど |かって||やく||||

いつも 一緒 に いる んで 友 たち な ん です |いっしょ||||とも||||

に ゅ うちゃ ん 出 て だ 見 たい だ けど ||||だ|||み|||

この 間 も 浜辺 から 戻って 来 た し 大丈夫 だ ろ |あいだ||はまべ||もどって|らい|||だいじょうぶ||

角 は 隠し て ある し かど||かくし|||

角 ? かど

うん ん 何でもない の ||なんでもない|

じゃ じゃあ 失礼 し ます ||しつれい||

ちょっと まって

君 の 名前 は きみ||なまえ|

あの マユ です

良かったら よかったら

住所 と か 連絡 先 を 教え て くれ ない か な じゅうしょ|||れんらく|さき||おしえ|||||

まだ 聞き たい 事 が 有る かも しれ ない し |きき||こと||ある||||

あの その わたし 。 。 。

失礼 し ます しつれい||

嫌 だ 嫌 だ よ ワン 犬 。 。 いや||いや|||わん|いぬ

ワン 犬 ワン 犬 わん|いぬ|わん|いぬ

ワン 犬 ワン 犬 わん|いぬ|わん|いぬ

ワン 犬 ワン 犬 良かった わん|いぬ|わん|いぬ|よかった

ワン 犬 に まで 捨て られ た と 思った よ わん|いぬ|||すて||||おもった|

ワン 犬 は 私 の こと 捨て た り しな いよ ね わん|いぬ||わたくし|||すて|||||

に ゅ う 遅い な |||おそい|

ちょっと 様子 見 てこ いよ う か |ようす|み||||

どう し た ん だ よ

ずっと

ん ?

これ ずっと 今度 来 た 時 に 返 そ う って ||こんど|らい||じ||かえ|||

あ ああ そうだ たん だ ||そう だ||

それ より に ゅ う が ?

みんな 忘れ ちゃ った ん だ ね |わすれ|||||

あ ?

ねえ コウタ

な なに ?

わたし の 胸 飲 ん で 見 たい と 思う ||むね|いん|||み|||おもう

は ああ ?

パパ に お 願い が ある の ぱぱ|||ねがい|||

パパ この 紐 頂 戴 ぱぱ||ひも|いただ|たい

ナナ ね ずっと これ 欲し い ちゃ った ん だ なな||||ほし|||||

わ い い ありがとう

ナナ 頑張る よ なな|がんばる|

あの

や ぱっ り 私 が 来る の 分かて た です よ ね |||わたくし||くる||わかて||||

あなた を 連れ て お家 に 帰り ます ||つれ||おいえ||かえり|

そこ に は

理由 も 意味 も 必要 も なかった りゆう||いみ||ひつよう||

ある の は 噛み合い 食らい や 種 の 必然 |||かみあい|くらい||しゅ||ひつぜん

静 詔 なる 魂 の 安息 の 士 地 で 模様 さ れる せい|みことのり||たましい||あんそく||し|ち||もよう||

ち っと 涙 で 映さ れ た 鮮烈 の 唄 め ||なみだ||うつさ|||せんれつ||うた|

次回 エルフェンリート ” 第 四 話 ” じかい||だい|よっ|はなし

触 撃 さわ|う