フルメタル ・ パニック ？ ふ もっふ ＃１１ |ぱにっく||

優し さ は 時々 　 残酷だ から やさし|||ときどき|ざんこくだ|

求める 程 　 こたえ を 見失う もとめる|ほど|||みうしなう

雨上がり の 街 　 虹 が 見える なら あめあがり||がい|にじ||みえる|

今 　 歩き 出そう 　 何 か が 始まる いま|あるき|だそう|なん|||はじまる

君 が いる から 　 明日 が ある から きみ||||あした|||

一 人きり じゃ 生きて ゆけ ない から ひと|ひときり||いきて|||

こんなに 近く に 感じる 　 それ が 愛 でしょう |ちかく||かんじる|||あい|

涙 の 数 の 痛 み を 　 君 は 知って る から なみだ||すう||つう|||きみ||しって||

透き通る その 目 の 中 に 　 確かな 意味 を 探して すきとおる||め||なか||たしかな|いみ||さがして

笑顔 見つけ たい えがお|みつけ|

走りだす 瞬間 はしりだす|しゅんかん

坂道 で 風 に なる さかみち||かぜ||

焼きつけた 陽射 しが やきつけた|ひざし|

胸 の 奥 熱く した むね||おく|あつく|

Ah ー 　 君 に 近づいて |-|きみ||ちかづいて

行く たび 早く なる いく||はやく|

時 を 駈 ける じ||く|

始まり の 予感 さ せる 眼差し が 好き はじまり||よかん|||まなざし||すき

小さな 愛で いい ちいさな|めで|

いつも 側 で 　 あたり 前 の 時間 |がわ|||ぜん||じかん

また 一 つ 増える 笑い声 |ひと||ふえる|わらいごえ

空 に 響いて いく から||ひびいて|

問題 が ある の は 　 この 体育 用具 室 か もんだい||||||たいいく|ようぐ|しつ|

なんか 中 から 鍵 が かかって る みたいで 開か ない の |なか||かぎ|||||あか||

物音 と 声 も 聞こえて きて 気味 が 悪い の ものおと||こえ||きこえて||きみ||わるい|

それ で みんな で 「 相良 君 に 調べて もらおう 」 って ||||さがら|きみ||しらべて||

賢明な 選択 だ 　 今後 も そう しろ けんめいな|せんたく||こんご|||

まだ か よ 　 早く しろ よ |||はやく||

よし 　 いい よ

たまら ん ぜ 　 これ は

いい 感じ だ なぁ 　 まったく 危険 を 冒した だけ の こと は ある |かんじ||||きけん||おかした|||||

俺 たち だけ で 楽しむ なんて 悪い よ な おれ||||たのしむ||わるい||

他の 連中 に も こっそり 売りさばこう か たの|れんちゅう||||うりさばこう|

ダメだ よ 　 僕ら が まずい よ だめだ||ぼくら|||

麻薬 だ 　 間違い ない まやく||まちがい|

麻薬 ？ まやく

安全 保障 問題 担当 ・ 生徒 会長 補佐 官 と して 看過 でき ん あんぜん|ほしょう|もんだい|たんとう|せいと|かいちょう|ほさ|かん|||かんか||

下がって いろ さがって|

あの 　 相良 君 　 なに を … |さがら|きみ||

そこ まで だ

無駄な 抵抗 は やめて 　 おとなしく … むだな|ていこう|||

さ … 相良 君 ？　 一体 なに が … |さがら|きみ|いったい||

なんて こと を 　 全滅 だ |||ぜんめつ|

なん だって

げ っ 　 本当だ ||ほんとうだ

風間 　 なに を して いた かざま||||

決まって る だ ろ 　 現像 だ よ きまって||||げんぞう||

せっかく 苦労 して 撮り 集めた のに |くろう||とり|あつめた|

ひどい よ 　 相良 君 ||さがら|きみ

なんの 恨み が あって こんな マネ を する んだ |うらみ||||まね|||

こんな 作業 を して いる と は 思わ なかった |さぎょう||||||おもわ|

だから って スタングレネード を 放り込む なんて あんまりだ よ ||||ほうりこむ|||

なぜ こんな ところ で 現像 を ||||げんぞう|

常盤 たち が 迷惑 して いた ぞ ときわ|||めいわく|||

それ は すまない と 思う けど ||||おもう|

僕ら 写真 部 に は 部室 が ない んだ よ ぼくら|しゃしん|ぶ|||ぶしつ||||

な に すんだ よ

地学 室 を 勝手に 使う の は 禁止 ちがく|しつ||かってに|つかう|||きんし

何度 言えば 分かる の よ なんど|いえば|わかる||

んな こと 言った って さ ぁ ||いった|||

俺 ら 練習 する 場所 ねえ んだ もん おれ||れんしゅう||ばしょ|||

千鳥 さん ちどり|

なに

家庭 科 室 で 生物 部 の 人 たち が かてい|か|しつ||せいぶつ|ぶ||じん||

ラザニア 作って る 横 で ゴキブリ の 実験 して る の |つくって||よこ||ごきぶり||じっけん|||

なんか 言って やって |いって|

な に やって ん の

生物 室 が ある でしょ 　 生物 室 が せいぶつ|しつ||||せいぶつ|しつ|

いや 　 それ が ね

空手 同好 会 の 人 たち が 占領 して る もん だ から からて|どうこう|かい||じん|||せんりょう|||||

椿 君 つばき|きみ

ち ど …

部長 ぶちょう

椿 君 つばき|きみ

平気 か へいき|

千鳥 じゃ ない か 　 どうした ちどり||||

ダメ よ 　 こんな ところ で 遊んで ちゃ だめ|||||あそんで|

遊んで た わけじゃ ない あそんで|||

障害 物 の 多い 場所 で の 格闘 術 を しょうがい|ぶつ||おおい|ばしょ|||かくとう|じゅつ|

こうして 部員 と 研究 して いた ところ だ |ぶいん||けんきゅう||||

やめ なさい 　 みんな が 迷惑 して る でしょ ||||めいわく|||

練習 なら 　 他の ところ で … れんしゅう||たの||

なに を 抜かす か 　 女 め ||ぬかす||おんな|

そもそも お 主 が 我ら を 道場 から 追い出した のだろう が ||おも||われら||どうじょう||おいだした||

我ら は 被害 者 よ 　 いわば 哀れな 迷 える 子 羊 われら||ひがい|もの|||あわれな|まよ||こ|ひつじ

さよう 　 我ら は かわいそうな のじゃ |われら|||

なに を する 　 椿 君 |||つばき|きみ

やかましい

堂々と 胸 を 張って 　 情けない セリフ を ほ ざ く な っ どうどうと|むね||はって|なさけない|せりふ||||||

とにかく ここ は ダメだ から ね 　 気の毒だ と は 思う けど |||だめだ|||きのどくだ|||おもう|

分かった わかった

すまない 　 千鳥 |ちどり

あり が と 　 分かって くれれば いい の よ |||わかって||||

椿 君 は 聞き分け いい しね つばき|きみ||きき わけ||

そ … そう か

それ じゃ 　 よろしく

なに を ニヤニヤ して いる

あー もう 　 今日 は 次 から 次 へ と ||きょう||つぎ||つぎ||

しかし 写真 部 も 難儀だ な |しゃしん|ぶ||なんぎだ|

部室 が ない ので 　 用具 室 を 勝手に 使用 して いた ぞ ぶしつ||||ようぐ|しつ||かってに|しよう|||

うち の 高校 は 慢性 的な 部室 不足 だ から ね ー ||こうこう||まんせい|てきな|ぶしつ|ふそく||||-

新しく 屋上 に 部室 を 建てる と いう の は どう だ ろか あたらしく|おくじょう||ぶしつ||たてる|||||||

中古 の 米軍 の 仮設 兵舎 なら 　 捨て値 同然 で 入手 できる ぞ ちゅうこ||べいぐん||かせつ|へいしゃ||すてね|どうぜん||にゅうしゅ||

ホント ？　 いい アイディア じゃ ない ほんと||あいでぃあ||

ただし 　 窓 が ない うえ 通 気 が 悪い ので |まど||||つう|き||わるい|

夏 は スチームサウナ 同然 の 状態 に なる だ ろ が なつ|||どうぜん||じょうたい|||||

却下 よ 　 却下 きゃっか||きゃっか

ご 苦労 だった な 　 千鳥 君 |くろう|||ちどり|きみ

どこ に 行って た んです ||おこなって||ん です

少々 相談 事 が あって ね しょうしょう|そうだん|こと|||

あー そう です か

こっち は 部室 不足 の 件 で 右往左往 して たって いう のに ||ぶしつ|ふそく||けん||うおうさおう||||

まさに その 件 だ よ ||けん||

部屋 と 納屋 が 1 つ 空いた んです へや||なや|||あいた|ん です

部員 が 2 名 だけ の 社会 研究 部 さん が 立ち退き を 承諾 して くださって ぶいん||な|||しゃかい|けんきゅう|ぶ|||たちのき||しょうだく||

それ は なにより

ついては 空いた 部室 に 入る クラブ を 決める に あたり |あいた|ぶしつ||はいる|くらぶ||きめる||

社会 研究 部 が 妙な 条件 を 出した んだ しゃかい|けんきゅう|ぶ||みょうな|じょうけん||だした|

と 言い ます と ？ |いい||

街 で 引っかけた 異性 の 数 を 競って もらう がい||ひっかけた|いせい||すう||きそって|

一 番 多い 者 が 勝者 だ ひと|ばん|おおい|もの||しょうしゃ|

それ って つまり …

ナンパ です

今日 は 絶好 の ナンパ 日和 です ね きょう||ぜっこう|||ひより||

本日 は 我々 社会 研究 部 の 企画 に ご 賛同 いただき ほんじつ||われわれ|しゃかい|けんきゅう|ぶ||きかく|||さんどう|

ありがとう ございます

は ー い |-|

申し 遅れ ました が もうし|おくれ||

わたくし 　 社会 研究 部 の 部長 　 難波 志郎 と 申し ます |しゃかい|けんきゅう|ぶ||ぶちょう|なにわ|しろう||もうし|

ルール を もう 一 度 確認 し ます るーる|||ひと|たび|かくにん||

ナンパ の 実行 者 は 各 クラブ から 3 名 ||じっこう|もの||かく|くらぶ||な

街 の 異性 に 声 を かけて 　 引っかけた 人数 を 競って もらい ます がい||いせい||こえ|||ひっかけた|にんずう||きそって||

夕方 4 時 の 時点 で 　 この 場所 に いる 異性 を カウント し ます ゆうがた|じ||じてん|||ばしょ|||いせい||かうんと||

連れて くる なり 　 呼び出す なり つれて|||よびだす|

あれこれ 工夫 して ください |くふう||

それでは 　 受付 を 始め ます |うけつけ||はじめ|

ホントに 始めちゃ った ほんとに|はじめちゃ|

みんな 部室 が ほしい んだ ね |ぶしつ||||

私 たち も 参加 する んです か わたくし|||さんか||ん です|

あたし たち は 生徒 会 の オブザーバー |||せいと|かい||おぶざーばー

あたし は やじ 馬 |||うま

あれ ？

ちょっと 　 ちょっと

あんた な に やって ん の よ

相良 君 も 参加 する の さがら|きみ||さんか||

肯定 だ こうてい|

だって あんた 　 クラブ なんか 入って ない じゃ ない ||くらぶ||はいって|||

それ は 違う ||ちがう

俺 は 昨 日付け で 写真 部 に 編入 さ れた おれ||さく|ひづけ||しゃしん|ぶ||へんにゅう||

すでに 書類 も 受理 さ れて いる |しょるい||じゅり|||

相良 君 に 助っ人 を 頼んだ んだ さがら|きみ||すけっと||たのんだ|

ルックス も いい し 　 度胸 も ある し るっくす||||どきょう|||

こない だの フィルム の 件 も あって 　 快諾 して くれた よ ||ふぃるむ||けん|||かいだく|||

ね ？

肯定 だ こうてい|

助っ人 すけっと

くそ っ 　 その 手 が あった か |||て|||

気づく の が 遅かった ようだ な 　 椿 きづく|||おそかった|||つばき

俺 が 名乗り を 上げた 以上 　 お前たち に 勝ち目 は ない おれ||なのり||あげた|いじょう|おまえたち||かちめ||

新しい 部室 は 写真 部 の もの だ あたらしい|ぶしつ||しゃしん|ぶ|||

なに を

相良 　 貴 様 一体 どこ まで 俺 の 邪魔 を すれば … さがら|とうと|さま|いったい|||おれ||じゃま||

いや …

邪魔に は なら ん か じゃまに||||

どういう 意味 だ |いみ|

まあ 　 せいぜい 頑張り な ||がんばり|

なぜ 笑う |わらう

だって 　 なあ ？

相良 　 お前 その 格好で 女 引っかける つもり か よ さがら|おまえ||かっこうで|おんな|ひっかける|||

機能 優先 だ 　 むしろ 君 たち の 格好 こそ 愚かだ と 思う ぞ きのう|ゆうせん|||きみ|||かっこう||おろかだ||おもう|

へえ 　 言って くれ ん じゃ ねえ か |いって|||||

だったら 賭け ねえ か |かけ||

お前 が 1 人 でも 女 を もの に できたら 　2 週間 昼 飯 おごって やる よ おまえ||じん||おんな|||||しゅうかん|ひる|めし|||

だけど もし 1 人 も 引っかけ られ なかったら … ||じん||ひっかけ||

そう だ な

あの 池 で 全裸 に なって 泳ぐ と か どう だ |いけ||ぜんら|||およぐ||||

構わ ん が かまわ||

いい ぞ 　 軽 音 部 ||けい|おと|ぶ

盛り上がる もりあがる

その 言葉 忘れ ん な よ |ことば|わすれ|||

ちょ … ちょっと 　 宗 介 ||はじめ|かい

変に 余裕 綽々 だ けど 　 大丈夫な の へんに|よゆう|しゃくしゃく|||だいじょうぶな|

問題 ない もんだい|

相良 君 　 ナンパ の 意味 分 って る の さがら|きみ|||いみ|ぶん|||

ちゃんと 説明 して ある よ |せつめい|||

ガール ・ ハント の こと だ ろ 　 造作 も ない がーる||||||ぞうさく||

造作 も ない ？ ぞうさく||

そう だ

俺 の 力 を 持って すれば 　 女 など イチコロ だ おれ||ちから||もって||おんな|||

それでは 　 競技 を 開始 し ます |きょうぎ||かいし||

社会 研究 の 一環 です よ しゃかい|けんきゅう||いっかん||

社会 研究 ？ しゃかい|けんきゅう

そう 　 どういう 種類 の 人間 が 異性 から 信用 さ れ やすい の か ||しゅるい||にんげん||いせい||しんよう|||||

正直 者 か 　 嘘つき か 　 お 調子 者 か しょうじき|もの||うそつき|||ちょうし|もの|

あるいは もっと 別の 法則 な の か ||べつの|ほうそく|||

それ ら の サンプル を 取って みよう と 思い まして ね |||さんぷる||とって|||おもい||

ハイ 　 彼女 　 よかったら お 茶 … はい|かのじょ|||ちゃ

大丈夫 か だいじょうぶ|

無残 ね むざん|

あれ ？

生徒 会 備品 係 の 佐々木 君 じゃ ない 　1 年 の せいと|かい|びひん|かかり||ささき|きみ|||とし|

佐々木 さん は 模型 同好 会 の 会員 で も ある んです よ ささき|||もけい|どうこう|かい||かいいん||||ん です|

あの 　 お嬢さん |おじょうさん

なんだ よ

あの 　 一緒に お茶 でも …　 どう です |いっしょに|おちゃ|||

宗教 ？ しゅうきょう

それとも ひょっとして ナンパ ？

バカに して ん の ばかに|||

じゃ … じゃあ 　 カラオケ と か ？　 その … ||からおけ|||

なに 　 こいつ ら 　 アニソン 縛り と か ？ ||||しばり||

あり え ん

痛々しい いたいたしい

頑張れ 　 佐々木 君 がんばれ|ささき|きみ

あんだ よ 　 イカ くせ え 目 で 見て んじゃ ねえ よ ||いか|||め||みて|||

キモ いんだ よ 　 お め えら

す … すいません

3 遍 回って ワン って 言えよ へん|まわって|わん||いえよ

そ したら 　 メシ ぐらい おごら れて やる よ ||めし|||||

こい つら め …

ふざける な

誰 が 好き このんで お前 ら なんか と 話し た がる もんか だれ||すき||おまえ||||はなし|||

僕 は じっくり プラモ を 作れる 部屋 が ほしい だけ だ ぼく|||||つくれる|へや||||

未完成の キット たち が 毎晩 僕ら に みかんせいの||||まいばん|ぼくら|

「 早く 作って 僕 を 完成 さ せて 」 と 語りかけて くる んだ よ はやく|つくって|ぼく||かんせい||||かたりかけて|||

けなげな あいつ ら の 悲し み が お前 みたいな ||||かなし|||おまえ|

1 分 の 1 パーフェクト ・ グレード 不細工 肉 人形 なんか に 分かる か ぶん||ぱーふぇくと||ぶさいく|にく|にんぎょう|||わかる|

やめろ 　 やめる んだ 　 佐々木 |||ささき

どう な んだ 　 言って みろ さ ー |||いって|||-

お前 の 気持ち は よく 分かった 　 なあ おまえ||きもち|||わかった|

放して ください 　 先輩 はなして||せんぱい

逃げろ にげろ

あいつ ら の 腐った 性根 を 修正 して やる んだ |||くさった|しょうね||しゅうせい|||

あれ じゃ 0 点 ね ||てん|

模型 同好 会 は ほぼ 絶望 的 っと もけい|どうこう|かい|||ぜつぼう|てき|

じゃ 4 時 に 公園 の 広場 で 待ち合わせ っつ ー こと で |じ||こうえん||ひろば||まちあわせ||-||

オッケー

でも なんで 今 すぐじゃ ダメな の ||いま||だめな|

いや 　 色々 事情 が あって さ |いろいろ|じじょう|||

へえ 　 さすが って 感じ だ ね |||かんじ||

あれ は 80 点 って とこ ？ ||てん||

軽 音楽 部 の 皆さん も 甘い で すね けい|おんがく|ぶ||みなさん||あまい||

ナンパ の 極意 は 「 数 打ちゃ 当たる 」 に あり ます ||ごくい||すう|うちゃ|あたる|||

そういう もの です か

例え どんな 男 でも たとえ||おとこ|

身なり を きれいに して 　10 人 に 声 を かければ みなり||||じん||こえ||

最低 でも 1 人 は 話 を 聞いて くれる もん です さいてい||じん||はなし||きいて|||

そして 　 話 を 聞いて くれた 10 人 の うち 1 人 は |はなし||きいて||じん|||じん|

たいてい 最後 まで 付き合って くれる もの です |さいご||つきあって|||

一 日 歩き回れば 　 必ず 1 人 は 本物 の 電話 番号 を 教えて くれ ます ひと|ひ|あるきまわれば|かならず|じん||ほんもの||でんわ|ばんごう||おしえて||

要は 忍耐 力 です よ ようは|にんたい|ちから||

そういう もの です か

って いう か 　 いつも ナンパ して る わけ ？

あれ 　 空手 同好 会 の |からて|どうこう|かい|

なに 　 コスプレ ？

めん こい お嬢さん たち じゃ の ぅ ||おじょうさん||||

そんな 怯え きった 子 ウサギ の ような 顔 さ れる と |おびえ||こ|うさぎ|||かお|||

ますます 萌 える わ い |ほう|||

ナンパ って いう より 人さらい みたい ||||ひとさらい|

待ち な まち|

い … 嫌がって る じゃ ねえ か |いやがって||||

手 を 放して やり な て||はなして||

なん じゃ 　 お 主 は |||おも|

小僧 め 　 ひねり 潰して くれる わ こぞう|||つぶして||

なに

正義 は 勝つ せいぎ||かつ

ダメじゃ 　 とても 敵 わん だめじゃ||てき|

覚えて いろ おぼえて|

な ー る ほど 　 正義 の 味方 作戦 か |-|||せいぎ||みかた|さくせん|

ケ … ケガ は ねえ か |けが|||

はい 　 おかげ で 助かり ました |||たすかり|

そう か

それ じゃあ 　 その

感謝 して くれる なら 　 頼み が ある んだ が かんしゃ||||たのみ||||

夕方 4 時 に そこ の 公園 の ステージ 前 まで 来て くれ ねえ か ゆうがた|じ||||こうえん||すてーじ|ぜん||きて|||

みんな で

ど … どうして です

わ … 訳 は その 時 話す |やく|||じ|はなす

とにかく 　 来て くれ |きて|

じゃ っ

60 点 って とこ かしら てん|||

どうせ なら 　 もっと 確実に 約束 を 取り付け なきゃ ね |||かくじつに|やくそく||とりつけ||

あら 　 風間 さん |かざま|

うわ っ 　 キッツー

風間 君 って ああいう 子 が 好み な の か な かざま|きみ|||こ||よしみ||||

ひたすら 平身低頭 作戦 ？ |へいしんていとう|さくせん

この 奥 |おく

すぐだ から

ゲドル から アシュケロス へ

コード 6　 デルタ 　 ブラボー 　 シエラ ・ オーバー こーど|でるた|||おーばー

アシュケロス 了解 　 慎重に いけ |りょうかい|しんちょうに|

な に やって んだ 　 おい

ごめん ね 　 ちょっと 友達 から 電話 入っちゃ って |||ともだち||でんわ|はいっちゃ|

どんな 友達 だ よ 　 外人 か よ |ともだち|||がいじん||

そ … そんな とこ かな

っと 　 この 辺 に しよう か ||ほとり|||

どこ でも いい よ

さっさと 撮り な よ 　 変態 君 |とり|||へんたい|きみ

こちら ゲドル 　 誘導 完了 　 ゴー ||ゆうどう|かんりょう|

待た せる と 　 追加 料金 もらう よ また|||ついか|りょうきん||

パンツ の 撮影 なら 　3万 じゃ 安い よ ぱんつ||さつえい||よろず||やすい|

アシュケロス 了解 |りょうかい

な … なんだ よ 　 これ

アシュケロス 成功 |せいこう

これ で 6 人 目 か ||じん|め|

て め え 　 どういう つもり だ

出せ 　 この だせ|

おとなしく しろ

騒げば 寿命 を 縮める だけ だ さわげば|じゅみょう||ちぢめる||

相良 君 　 なんか これ 　 やっぱり 違う ような 気 が … さがら|きみ||||ちがう||き|

餌 で 釣って 　 罠 に はめる えさ||つって|わな||

これ が 最も 確実な 手段 だ ||もっとも|かくじつな|しゅだん|

そりゃ 部室 は ほしい けど 　 さすが に これ は … |ぶしつ|||||||

なに を 言う ||いう

ナンパ と いう の は つまり 　 ガール ・ ハント だ と 説明 した の は 君 だ ろ ||||||がーる||||せつめい||||きみ||

ホントに ハント して る んだ もん な ほんとに||||||

ここ まで やって 言う の も な んだ けど |||いう|||||

僕ら 立派な 犯罪 者 な んじゃ … ぼくら|りっぱな|はんざい|もの||

いや 　 夕方 に は 解放 する |ゆうがた|||かいほう|

キャッチアンドリリース だ 　 問題 ない ||もんだい|

大 あり よ だい||

ち … 千鳥 さん ？ |ちどり|

千鳥 か 　 どうした ちどり||

あんた って 　 あんた って

解放 し なさい 　 今 すぐ かいほう|||いま|

はい

待ち なさい 　 この 野郎 まち|||やろう

コラ ぁ

逃げて んじゃ ねえ よ にげて|||

この 　 待ち や がれ |まち||

痛い じゃ ない か いたい|||

やかましい

自分 の 行動 が 少し は 変だ と 思わ ない の 　 あんた は じぶん||こうどう||すこし||へんだ||おもわ||||

そう 言わ れて も 　 ナンパ など よく 知ら ん |いわ||||||しら|

いい ？　 ナンパ って の はね

街 中 と か お 店 と か で 男 が 知ら ない 女の子 に 声 を かけて がい|なか||||てん||||おとこ||しら||おんなのこ||こえ||

遊び ましょう って 誘う こと な の あそび|||さそう|||

コツ は とにかく 笑顔 で 明るい キャラクター を アピール する こと こつ|||えがお||あかるい|きゃらくたー||あぴーる||

で 　 相手 が 乗って くれたら |あいて||のって|

お茶 でも なんでも 　 相手 の 好きな ところ へ 連れて って あげる わけ おちゃ|||あいて||すきな|||つれて|||

サービス を 欠かさ ない 　 笑い を 絶やさ ない さーびす||かかさ||わらい||たやさ|

今時 の 女の子 が 喜び そうな 話題 を 振って 振って 振りまく って いまどき||おんなのこ||よろこび|そう な|わだい||ふって|ふって|ふりまく|

さらに 適度な お世辞 も 連発 する こと |てきどな|おせじ||れんぱつ||

もちろん 勘定 は 全部 おごり |かんじょう||ぜんぶ|

要は クルツ 君 の マネ すれば いい わけ よ ようは||きみ||まね||||

分かった ？　 これ が ナンパ な の わかった|||||

俺 に は 無理だ おれ|||むりだ

すがる ような 目 を する な ||め|||

ホントに 知ら なかった の 　 救い よう が ない わ ね ほんとに|しら|||すくい|||||

まずい 　 まずい ぞ 　 まったく の 予想外だ |||||よそうがいだ

ど … どう する んだ よ 　 相良 君 |||||さがら|きみ

あんな 約束 しちゃ って |やくそく||

ねえ 　 千鳥 さん |ちどり|

さっき の 方法 で せめて 1 人 だけ でも … ||ほうほう|||じん||

な に 言って ん の 　 ダメに 決まって る でしょ ||いって|||だめに|きまって||

だって 　 僕 の クラブ は ともかく 　 相良 君 が ピンチ な んだ よ |ぼく||くらぶ|||さがら|きみ||ぴんち|||

そんな の 知った こっちゃ ない わ よ ||しった||||

面倒 見きれ ない わ めんどう|みきれ||

でも 　 千鳥 さん |ちどり|

いい 機会 よ 　 少し 反省 すれば いい んだ わ |きかい||すこし|はんせい||||

いつも いつも ひどい 暴走 ばっかり して 　 あたし に 後始末 さ せて |||ぼうそう|||||あとしまつ||

さっき の なんて 下手 したら マジ で 大 問題 よ |||へた||||だい|もんだい|

宗 介 だけ じゃ なくて 　 学校 の みんな も 迷惑 する んだ から はじめ|かい||||がっこう||||めいわく|||

すまない 　 君 の 言う 通り だ |きみ||いう|とおり|

相良 君 … さがら|きみ

正攻法 で 行こう 　 普通に 女性 に 声 を かける せいこうほう||いこう|ふつうに|じょせい||こえ||

もしかしたら 中 に は |なか||

軍事 に ついて 並々 なら ぬ 関心 を 持った 女 も いる かも しれ ん ぐんじ|||なみなみ|||かんしん||もった|おんな|||||

失礼 　 新型 ミサイル 「 ジャベリン 」 の こと を … しつれい|しんがた|みさいる||||

防衛 庁 に 浸透 して いる スパイ の 名前 を お … ぼうえい|ちょう||しんとう|||すぱい||なまえ||

嫌 効率 よく 標的 を 射殺 する 方法 … いや|こうりつ||ひょうてき||しゃさつ||ほうほう いい の よ 　 あれ で

今 の 調子 じゃ 　 いつまで たって も 日本 の 生活 に 馴染め ない もの いま||ちょうし|||||にっぽん||せいかつ||なじめ||

ソ連 海軍 の 極秘 情報 を 知り たく あり ませ ん か それん|かいぐん||ごくひ|じょうほう||しり|||||

ええ 　 おかげ さま で 今年 米寿 を 迎え ました ||||ことし|べいじゅ||むかえ|

いえ 　 自分 が 言い たい の は … |じぶん||いい|||

今日 は 孫 の 誕生日 祝い を 買い に 来 まして ね きょう||まご||たんじょうび|いわい||かい||らい||

あなた に ちょっと 似て る んです よ |||にて||ん です|

そう です か

ホン に 優しい 真面目な いい 子 で ほん||やさしい|まじめな||こ|

なに を あげたら 喜ぶ の か ね |||よろこぶ|||

これ は どう です

こちら は フランス 陸軍 の 戦車 で 　「 ルクレール 」 と いい ます ||ふらんす|りくぐん||せんしゃ|||||

モジュラー 装甲 を 採用 した 画期的な 設計 … |そうこう||さいよう||かっきてきな|せっけい

今日 は どうも 　 色々 お 世話に なり ました きょう|||いろいろ||せわに||

いえ 　 礼 に は 及び ませ ん |れい|||および||

では 　 お 気 を つけて お 帰り ください ||き||||かえり|

難波 さん です か 　 千鳥 です なにわ||||ちどり|

あたし ちょっと 気分 が 悪くて ||きぶん||わるくて

ええ 　 もう 家 に 帰り ます 　 すみません ||いえ||かえり||

それ じゃ

じゃあ ね 　 せいぜい 頑張って み なさい |||がんばって||

ありがとう

集計 が 終了 し ました しゅうけい||しゅうりょう||

まず 　3 位 |くらい

獲得 数 3 名 　 フィッシング 同好 会 かくとく|すう|な||どうこう|かい

次 　2 位 つぎ|くらい

獲得 数 5 名 　 軽 音楽 部 さん です かくとく|すう|な|けい|おんがく|ぶ||

正直 　 もう 少し 行く か と 思った のです が しょうじき||すこし|いく|||おもった|の です|

そして 1 位 は 　 獲得 数 ダントツ の 11 名 |くらい||かくとく|すう|だんとつ||な

なんと 　 空手 同好 会 さん です |からて|どうこう|かい||

よっ しゃ ー ||-

結構 美 形 だ から ついてきた のに けっこう|び|かた||||

なん な の よ 　 この 有 象 無 象 の おまけ は |||||ゆう|ぞう|む|ぞう|||

椿 さん 　 これ が あなた の 言う 事情 な んです か つばき||||||いう|じじょう||ん です|

と いう わけで 部室 は 　 空手 同好 会 さん の もの です |||ぶしつ||からて|どうこう|かい||||

相良 君 　 どう だった 　 写真 部 は さがら|きみ|||しゃしん|ぶ|

ゼロ だ

ゼロ

つまり 　1 人 も ナンパ でき なかった って こと だ |じん|||||||

肯定 だ こうてい|

じゃあ 約束 だ 　 全裸 水泳 やって くれる ？ |やくそく||ぜんら|すいえい||

相良 君 さがら|きみ

いい ぞ

それ 見た こと か |みた||

いい だ ろ 　 約束 は 約束 だ から な |||やくそく||やくそく|||

脱げ 　 脱げ 　 脱げ … ぬげ|ぬげ|ぬげ

あの 　 失礼 |しつれい

お 待た せ して すみません でした 　 相良 さん |また|||||さがら|

あ … あなた は …

もう 言わ ないで |いわ|

昼間 は あんなに 激しく わたくし を 誘って くださった じゃ あり ませ ん か ひるま|||はげしく|||さそって||||||

主人 の 目 を 盗む の は これ でも 大変でした の よ あるじ||め||ぬすむ|||||たいへんでした||

主人 ？ あるじ

人妻 です か ひとづま||

約束 し ました よ ね 　 お 食事 を ご 一緒 して くださる と やくそく||||||しょくじ|||いっしょ|||

とても …　 楽しみに して い ました |たのしみに|||

さ 　 参り ましょう |まいり|

あの …

いや 　 ちょ …

では 皆さん 　 ご機嫌よう |みなさん|ごきげんよう

負けた まけた

奥様 って やつ です か おくさま||||

やられた

だ … 誰 だ |だれ|

こんな 女性 に 声 を かけた 記憶 は … |じょせい||こえ|||きおく|

命拾い し ました ね 　 相良 さん いのちびろい||||さがら|

はっ

その 　 あなた …

まあ 　 覚えて いらっしゃら ない の |おぼえて|||

毎日 の ように 会って る のに 　 わたくし 悲しい です まいにち||よう に|あって||||かなしい|

も … 申し訳 あり ませ ん |もうし わけ|||

しかし 　 どうも 記憶 が … ||きおく|

ホントに 分から ない の ほんとに|わから||

はっ

その 　 恐縮 です |きょうしゅく|

も … もう ダメ ||だめ

やった わ 　 あたし って すごい 　 最高 |||||さいこう

って いう か 大 成功 |||だい|せいこう

ち … 千鳥 ？ |ちどり

気づか なかった ？ きづか|

マジ で 気づか なかった ？ ||きづか|

完璧 かんぺき

感謝 して よ ね かんしゃ|||

わざわざ 家 まで 帰って 　 母さん の 着物 着つけて きた んだ から |いえ||かえって|かあさん||きもの|きつけて|||

そう だった の か

まったく 　 君 に は いつも 驚か さ れる |きみ||||おどろか||

でしょ

ついでに 　 もう 一 つ 言って ほしい こと が ある んだ けど ||ひと||いって||||||

その 　 ありがとう

外れ はずれ

すまなかった

バーカ

この 礼 は 必ず する |れい||かならず|

違う ちがう

今度 から 気 を つける こんど||き||

きれい …　 だ

初めて 言って くれた ね はじめて|いって||

色々 あった けど 　 もう お 終い ね いろいろ|||||しまい|

って 　 最後 が 細菌 兵器 ？ |さいご||さいきん|へいき

肯定 だ こうてい|

平和な 学校 を 突然 襲った 惨劇 　 次々 に 散って いく 若い 命 へいわな|がっこう||とつぜん|おそった|さんげき|つぎつぎ||ちって||わかい|いのち

待って よ 　 これ ギャグアニメ でしょう まって||||

甘い あまい

最終 回 の 皆殺し で 問題 作 と して 称賛 を 浴びる さいしゅう|かい||みなごろし||もんだい|さく|||しょうさん||あびる

これ が 勝利 の 方程式 だ ||しょうり||ほうていしき|

嫌 　 死ぬ の は 嫌 ー いや|しぬ|||いや|-

次回 　「 五 時間 目 の ホット ・ スポット 」 じかい|いつ|じかん|め||ほっと|すぽっと

日本 アニメ 史 に 残る 衝撃 の 結末 にっぽん|あにめ|し||のこる|しょうげき||けつまつ

最後 の 瞬間 まで 目 を 離す な さいご||しゅんかん||め||はなす|

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日 听 yang ひ|きん|

日 校 戚风 ひ|こう|せき风

翻 译 夏目 青 叶 ひるがえ||なつめ|あお|かのう

校 对 zwx こう||

时间 轴 Foyzi

压制 紺野 木綿 季 压せい|こんの|もめん|き

字幕 诸神 字幕 组 じまく|诸かみ|じまく|