イタズラ な Kiss 〜 Love in TOKYO #11 (3)
お 父さん は お 店 が ある から
クリスマス は いつも 夜中 まで 仕事 で 大忙し だった し
まあ 友達 と パーティー と か は あった んだ けど …
家族 で 過ごす クリスマス らしい クリスマス って
実は 縁 が なかった んだ よ ね
( 琴子 ) 偶然 と は いえ ―
初めて の クリスマス らしい クリスマス を ―
入江 君 と 二人きり で 過ごせる なんて ―
夢み たい ―
何か 今 まで の 人生 で ―
一番 うれしい クリスマス プレゼント かも
♪ 愛 愛
♪ ラブ ラブ ラブ
理美
理美
ん ?
( 良 ) メリークリスマス
えっ えっ うそ ?
( 良 ) 本当 だ よ
( 店員 ) いらっしゃいませ ! いかが でしょう か ―
いらっしゃいませ !
サンタ ! サンタ の !
ああ ! こちら で ございます ―
ここ でーす―
はい こちら に なり ます
( 金之助 ) あった ー !
( 店員 ) これ 最後 の 1 着 だった んです よ ―
よかった です ね 間に合って ー !
おおきに ~
よっしゃ ー !
私 やっぱ ケーキ 買って くる !―
だって さ ―
こんなに クリスマス 気分 満喫 って 感じ な のに
ケーキ が ない なんて もったいな さ すぎる
多分 今 なら コンビニ でも 売って る と 思う から
だから 私 …
ある よ
へっ ?
ケーキ
( 金之助 ) シャンシャララーン シャンシャララーン ―
シャンシャン シャーンシャシャーン
メリークリスマース !
フフッ
わあ !―
えっ わっ
おっ うそ !
えっ すごい ! どうして 何で 何で 何で ?
サンタ さん から の プレゼント ?
んな わけ ねえ だろ
あっ じゃあ 入江 君 が ?
他 に 誰 が いる
あっ もしかして 入江 君 私 が 家 に いる と 思って
私 の ため に この ケーキ を ? ああっ !
お前 本当 自意識過剰 だ よ な
バイト の 子 に 泣きつかれた んだ
最後 の 1 個 が 売れ ない と バイト 上がれ ない って
アハハ …
フフ …
( 金之助 の 鼻歌 )
琴子 待 っとれ よ ー
ごちそう 持って った る で な ー !
メリークリスマース !
じゃあ お 願い 事 を して
それ って 誕生日 だろ
えっ ? そう だ っけ ?
ウフフ ん ~
サプライズ や
入江 君 ありがとう
別に お前 の ため じゃない し
でも この ケーキ 2 人用 の サイズ だ よ
偶然
アハハ … ハハッ
ねえ ねえ この サンタ 入江 君 に あげる ね
どうでも いい よ
ん ~
何 や 暗い な
ねえ やっぱり お 願い 事 しよう よ
はぁ
いい から
じゃあ お前 が やれ よ
いい の ?
はあ
ふーっ !
♪~
( じんこ ) 入江 家 に 嫁入り ?
まさか ー
( 重樹 ) 大学 2 年生 進級 本当に おめでと ー !
( 紀子 ) また 新た な ライバル が 入学 して きた じゃない の ―
そろそろ 勝負 を かけ ない と ね
( 金之助 ) 琴子 は ええ おかみさん に なれる と 思う けど な
( 紀子 ) 理想 の お 嫁 さん だ と 思う の よ ー
( 直樹 ) いいかげん に しろ よ ―
だから こんな 家 に い たく ない んだ よ
入江 君 !
( 琴子 ) どうして その こと を おじ 様 に 言わ なかった の ?
( 直樹 ) この こと まだ 誰 に も 言う な よ
( 琴子 ) 本当に 好き な 人 と ―
幸せ に …